JPH0817179A - 電子機器に内蔵される電池 - Google Patents

電子機器に内蔵される電池

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JPH0817179A
JPH0817179A JP6146738A JP14673894A JPH0817179A JP H0817179 A JPH0817179 A JP H0817179A JP 6146738 A JP6146738 A JP 6146738A JP 14673894 A JP14673894 A JP 14673894A JP H0817179 A JPH0817179 A JP H0817179A
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film battery
film
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武夫 蓑宮
Naoki Kamaya
直樹 釜谷
Katsutoshi Amano
勝利 天野
Katsuji Ashida
勝二 芦田
Hiroshi Kagawa
博 香川
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Yuasa Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカメラ等の電子機器において、メモリ
ーバックアップ用の電池を電子機器内の狭いスペースに
効率よく組込む。 【構成】 メモリーバックアップ用の電池として超薄型
のフィルム電池30を用い、このフィルム電池30を電
子機器内のプリント基板12に積層して一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器においてメモ
リーバックアップ用電源として内蔵される電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に電子機器には、メモリーバックア
ップ用のために一次電池や二次電池、高容量コンデンサ
ー等が組込まれている。例えばビデオデッキには、年月
日、時刻や放送局チャンネル、切換スイッチのメモリー
のために電池やコンデンサーが内部に組込まれている。
【0003】これらは以前は短時間の停電や販売店店頭
での夜間あるいは定休日の電源オフに備えるための比較
的短時間用のものであったが、現在では工場出荷時に時
刻などをセットし、ユーザーが購入したときにプリセッ
トが不要となるよう、かなり長時間(少なくとも3箇月
位)バックアップできるものが望まれている。
【0004】従来のこの種の電子機器の一例を図1のビ
デオカメラ(VTR一体型)で示す。このビデオカメラ
1は、ビデオカメラ本体2、撮像レンズ3、ビューファ
インダー4、バッテリー5からなる。ビデオカメラ本体
2にはビデオテープの駆動機構を有するVTRブロック
6のほか、カウンターや日付時刻、各種モード(例えば
オート、マニュアルフォーカス、ホワイトバランス等)
を表示する液晶パネル7と、この日付や時刻を設定した
り、その表示の切換えやモードの切換えを行なうための
切換釦スイッチ8があり、さらにメモリーバックアップ
用の釦電池10を装着するための電池ホルダー11が着
脱可能に備えられている。
【0005】図2は上記図1のビデオカメラ1の外筐
(キャビネット)を取外した状態を示し、ここにおいて
12は上記液晶パネル7及び切換釦スイッチ8がマウン
トされるプリント基板(以下単に基板という)で、この
基板12上には、図3で拡大して示す如く上記液晶パネ
ル7と切換釦スイッチ8に加えて、電池10の接点とな
る電池接片13a,13bがマウントされており、即ち
釦電池10を電池ホルダー11にセットしてこれをビデ
オカメラ本体に挿着すると、釦電池10の+極、−極が
夫々この電池接片13a,13bに接触して電圧が印加
されるようになっている。14は基板12の電子回路と
他の基板の電子回路とを接続するフレキシブルプリント
基板である。
【0006】図4は基板12を裏側から見た図である。
この図において15はフレキシブルプリント基板14を
受けるコネクター、16は金属板によりなるシールドケ
ースで、このシールドケース16は、その複数箇所に突
出される脚17において基板12にハンダ付け等によっ
て固定され、かつ基板12の回路パターン(アース)に
接続されており、これによってシールドケース16はそ
の下の基板12上の電子回路から出る不要輻射(電波)
をシールドする働きをしている。
【0007】またシールドケース16の一部には貫通穴
18が形成されており、この貫通穴18に螺子回し(ド
ライバー)等の調整具を挿入し、その下の基板12上に
マウントされている可変抵抗器等の可変電子部品19を
回転操作して定数等を調整できるようになっている。
【0008】20は上記シールドケース16の下にマウ
ントされているICで、このIC20が釦電池10によ
りバックアップされている。このICのバックアップ回
路の一例を図6に示してあり、この回路図で明らかな如
くIC20は主電源がオフの状態でも電池10によって
バックアップされ、メモリーが保護されるようになって
いる。尚この回路において抵抗21は逆流防止ダイオー
ド22の導電破壊時に電池10に流入する充電電流を制
御するためのものである。
【0009】また、IC20のメモリーバックアップ用
の電源としては前述した如く釦電池10を電池ホルダー
11にセットしてビデオカメラ本体に挿着するものに限
ることなく、はじめからビデオカメラ本体内に組込んで
おく構造としてもよい。即ち、図4に表われているよう
に、釦電池23に電極片23aを溶接したものを基板1
2に直接的にマウントしてもよいし、あるいは図5に示
すように基板12に高容量コンデンサー24をマウント
してもよい。このコンデンサー24の場合、通常は充電
され、他から電圧が印加されないときに放電してICを
バックアップする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の如き従来の構成
において、釦電池10を電池ホルダー11にセットして
ビデオカメラ本体に挿入するようにしたものは、電池ホ
ルダー11を用いる分だけ部品点数が多く構造も複雑と
なり、さらに電池接点としての接片13a,13bを基
板12にマウントするために工数も多く要し、また釦電
池23やコンデンサー24を基板12に直接マウントす
るようにしたものは、メモリーバックアップ用として充
分な容量を得ようとすると釦電池23とコンデンサー2
4に大きなものを必要とし、これはビデオカメラ内のス
ペースの関係上問題があった。本発明は上記の如き点に
鑑みてなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、電子機器
に内蔵されるメモリーバックアップ用の電池としてフィ
ルム電池を用い、このフィルム電池を電子機器内のプリ
ント基板に密着させ層状に構成したものである。
【0012】
【作用】上記の如く構成される本発明によれば、プリン
ト基板の厚みを殆ど増やすことなく電子機器内の狭いス
ペースに電池を効率よく組込むことができると共に、従
来は必要であった電池ホルダーや電池接片等を廃止でき
るので、その分だけ部品点数や工数が削減される。
【0013】
【実施例】以下、図7以降を参照しながら本発明の実施
例について説明する。
【0014】図7は電子機器の一例として小型のビデオ
カメラを示し、このビデオカメラ1は、ビデオカメラ本
体2、撮像レンズ3、ビューファインダー4からなり、
ビデオカメラ本体2には、カウンターや日付、時刻、各
種モードを表示する液晶パネル7と、この日付や時刻を
設定したり、その表示の切換えやモードの切換えを行な
うための切換釦スイッチ8がある。
【0015】図8は上記図7の小型ビデオカメラ1の外
筐(キャビネット)を取外した状態を示し、ここにおい
て12は上記液晶パネル7及び切換釦スイッチ8がマウ
ントされる基板である。図9はこの基板12を拡大して
示しており、14は基板12の電子回路と他の基板の電
子回路とを接続するフレキシブルプリント基板、15は
基板12上にマウントされ上記フレキシブルプリント基
板14を受けるコネクター、20はICである。
【0016】そして本発明においては、IC20のメモ
リーバックアップ用電源としてフィルム電池30が用い
られ、このフィルム電池30を基板12に密着させて一
体化してある。
【0017】図10〜図13は第1の実施例を示し、図
10はフィルム電池を積層した基板の斜視図、図11は
同基板の断面図、図12及び図13は同基板の製造工程
の説明図である。
【0018】基板12は両面に回路パターンがプリント
された所謂両面基板であり、この基板12にガラスエポ
キシ板40を介してフィルム電池30が積層されてい
る。このフィルム電池30は、新規に開発された薄くて
高エネルギー密度の高性能電池で、その基本構成は、正
極(二酸化マンガン等)31と負極(リチウム等)32
との間に高分子固体電解質33を配置し、金属板(箔)
によりなる正極及び負極の集電体(兼外装体)34及び
35の周囲を封口材36で密封した構造である。尚、こ
のフィルム電池30は厚みtが0.2mm程度と極めて
薄いものであるが、図においては構造を明確に示すた
め、厚みを誇張して描いてある。
【0019】基板12において両面のパターン100と
101とはスルーホール41に導電体42がメッキされ
て導通されている。これと同様に、基板12とフィルム
電池30の電極との間もスルーホールを介して導通され
ている。
【0020】即ち、基板12とガラスエポキシ板40と
フィルム電池30とを連通してスルーホール43,44
が形成され、このスルーホール43,44に夫々導電体
45,46がメッキされており、この導電体45によっ
てフィルム電池30の正極集電体34と基板12のパタ
ーン102が導通されてこのパターン102に+の電圧
がかかり、またもう一方の導電体46によってフィルム
電池30の負極集電体35と基板12のパターン103
が導通されてこのパターン103は0Vになっている。
尚、フィルム電池30においてスルーホール43,44
が形成される部分は封口材37を配して絶縁してある。
【0021】次に以上の如き電池積層基板の製造工程を
図12及び図13で説明する。先ず、図12に示すよう
に、フィルム電池30、ガラスエポキシ板40、基板1
2を個別に用意し、この3枚を重ねて圧着して積層状態
とする。尚、基板12は予めパターンを両面にプリント
し、スルーホール41を貫設してここに導電体42をメ
ッキして両面のパターン100と101を導通させてお
く。
【0022】そして上記のようにフィルム電池30とガ
ラスエポキシ板40と基板12の3枚を積層した状態で
図13に示す如くドリルでスルーホール43,44を貫
設し、このスルーホール43,44の内周面に導電体の
メッキを施す。メッキが難しい場合は、銀ペーストや銅
ペーストを挿入したり、筒状あるいは丸棒状の導電体を
かしめてもよい。
【0023】フィルム電池30においてスルーホール4
3が形成される部分、即ち導電体45が通る部分は、負
極集電体35がなくて正極集電体34のみを有し、この
ため導電体45を介して正極集電体34が基板12のパ
ターン102と導通され、またスルーホール44が形成
される部分、即ち導電体46が通る部分には、正極集電
体34がなくて負極集電体35のみを有し、このため導
電体46を介して負極集電体35が基板12のパターン
103と導通される。
【0024】以上のようにして基板12に積層されるフ
ィルム電池30は、前述した如く厚みtが0.2mm程
度と極めて薄いものであるため、基板12の厚みを殆ど
増やすことなくビデオカメラ本体内の狭いスペースに容
易に組込むことができる。このフィルム電池30を基板
12に積層する技術は、現在の多層プリント基板の技術
を応用すればよいので無理がない。
【0025】またこのようにメモリーバックアップ用電
源としてフィルム電池30を基板12に一体的に組込ん
だことにより、従来に比して基板上の構成がシンプルと
なる。即ち、図9で明らかなように基板12上には、従
来例の図3に示されていたような釦電池10用の電池接
点13a,13bを設ける必要がなく、また釦電池10
用の電池ホルダー11も不要となる。従来例の図4及び
図5に示されていた釦電池23及びコンデンサー24も
勿論不要となる。このため基板12は従来よりも小さく
形成でき、特に図7に示すような小型のビデオカメラに
適用する上で効果が大きい。
【0026】尚、フィルム電池30としては、一次電池
と二次電池の何れを用いてもよいが、基板12に一体に
組込まれる構造上、二次電池が最適である。
【0027】図14〜図16は第2の実施例で、基板を
さらに多層に発展させたものである。図14はフィルム
電池を積層した基板の斜視図、図15及び図16は同基
板の製造工程の説明図である。
【0028】本実施例においては、基板12に加えてこ
の基板12と同様のもう1枚の基板52を有し、この2
枚の基板12と52の間にガラスエポキシ板40,50
を介してフィルム電池30を挟み込むように積層してあ
る。基板12のパターン104,105と基板52のパ
ターン106,107とは夫々スルーホール53,54
に挿入された導電体55,56によって導通されてい
る。
【0029】フィルム電池30の正極集電体34と基板
12のパターン108,109及び基板52のパターン
110,111とは夫々スルーホール57,58に挿入
された導電体59,60によって導通され、これによっ
てパターン108,109及び110,111には+の
電圧がかかっている。またフィルム電池30の負極集電
体35と基板12のパターン112,113及び基板5
2のパターン114,115とは夫々スルーホール6
1,62に挿入された導電体63,64によって導通さ
れ、これによってパターン112,113及び114,
115は0Vになっている。
【0030】この多積層基板の製造工程を説明すると、
先ず図15に示すように基板12と52、ガラスエポキ
シ板40と50、フィルム電池30を用意し、この5枚
を重ねて圧着し積層状態とする。そしてこの積層状態で
図16に示すように5枚を連通してドリルによってスル
ーホール53,54,57,58,61,62を貫設
し、このスルーホール53,54,57,58,61,
62に夫々銀ペースト等の導電体を挿入する。
【0031】フィルム電池30においてスルーホール5
3,54が形成される部分、即ち導電体55,56が通
る部分は、正極集電体34と負極集電体35の何れも有
していない部分であり、このため基板12のパターン1
04,105と基板52のパターン106,107とは
夫々フィルム電池30に関係なく導電体55,56を介
して導通される。
【0032】またフィルム電池30においてスルーホー
ル57,58が形成される部分、即ち導電体59,60
が通る部分は、負極集電体35がなくて正極集電体34
のみを有し、このため導電体59,60を介して正極集
電体34が基板12のパターン108,109及び基板
52のパターン110,111と導通される。さらにフ
ィルム電池30においてスルーホール61,62が形成
される部分、即ち導電体63,64が通る部分は、正極
集電体34がなくて負極集電体35のみを有し、このた
め導電体63,64を介して負極集電体35が基板12
のパターン112,113及び基板52のパターン11
4,115と導通される。
【0033】図17〜図19は第3の実施例で、基板に
面積的余裕がある場合、そのスペースにフィルム電池を
貼着するようにしたものである。図17はフィルム電池
が貼着された基板の斜視図、図18はフィルム電池の斜
視図、図19は同フィルム電池の裏返した状態の斜視図
である。
【0034】本実施例におけるフィルム電池30は、図
19により明らかな如く裏面側に粘着面65を有し、フ
ィルム電池30を基板12に貼付けるときには、この粘
着面65を覆っている保護紙66を剥がして粘着面65
を基板12に密着させる。またこれと共に、フィルム電
池30の外装体から突出している電極端子34a,35
aを基板12のパターン116,117に夫々ハンダ付
け等によって固定し接続する。本実施例では、以上の如
くして比較的簡単にフィルム電池30を基板12に一体
化できる。
【0035】図20〜図23は第4の実施例を示し、フ
ィルム電池をフレキシブルプリント基板に取付けた場合
である。図20はフィルム電池が取付けられたフレキシ
ブルプリント基板の斜視図、図21は同、分解斜視図、
図22はフィルム電池の一部分の斜視図、図23は同、
断面図である。
【0036】ここでフィルム電池30は図には表われて
いないが裏面側に粘着面を有し、この粘着面においてフ
レキシブルプリント基板14の一部に貼付けられる。フ
ィルム電池30はそれ自身可撓性を有しているため、フ
レキシブルプリント基板14と一体に柔軟に曲げられる
ものである。
【0037】フィルム電池30にはフレキシブルプリン
ト基板14と連通するスルーホール67,68が形成さ
れており、このスルーホール67,68にピン状の導電
体69,70を通してかしめることにより、フィルム電
池30の正極集電体34とフレキシブルプリント基板1
4のパターン118、及びフィルム電池30の負極集電
体35とフレキシブルプリント基板14のパターン11
9が夫々導通される。
【0038】フィルム電池30においてスルーホール6
7が形成される部分、即ち導電体69が通る部分は、負
極集電体35がなくて正極集電体34のみを有し、この
ため導電体69を介して正極集電体34がフレキシブル
プリント基板14のパターン118と導通され、またス
ルーホール68が形成される部分、即ち導電体70が通
る部分には、正極集電体34がなくて負極集電体35の
みを有し、このため導電体70を介して負極集電体35
がフレキシブルプリント基板14のパターン119と導
通される。
【0039】以上の如き本実施例は、フレキシブルプリ
ント基板14と一体にフィルム電池30も撓むので、曲
率を有する箇所にも配置することが可能である。尚、本
実施例においてフレキシブルプリント基板14とフィル
ム電池30との間の導通手段としては、上記の如きピン
状の導電体をかしめる方法に限ることなく、ハンダ付け
としてもよい。
【0040】以上、本発明の実施例を数例説明したが、
本発明はこれらの実施例の構成に限定されることなく他
にも種々の実施形態を採り得るものであることは言うま
でもない。
【0041】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明は、電子機器
に内蔵される電池としてフィルム電池を用い、このフィ
ルム電池をプリント基板に密着させて一体化したことに
より、電子機器内の狭いスペースに電池を効率よく組込
むことができると共に、従来は必要であった電池ホルダ
ーや電池接点等を廃止できるので、その分だけ部品点数
及び工数が削減され、コスト的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオカメラの斜視図である。
【図2】ビデオカメラの外筐を取外した状態である。
【図3】従来例の説明図で、ビデオカメラに内蔵される
プリント基板の斜視図である。
【図4】同、プリント基板の裏側から見た斜視図であ
る。
【図5】他の従来例の説明図である。
【図6】メモリーバックアップ回路の説明図である。
【図7】ビデオカメラの斜視図である。
【図8】ビデオカメラの外筐を取外した状態である。
【図9】本発明の説明図で、ビデオカメラに内蔵される
プリント基板の斜視図である。
【図10】第1の実施例を示す図で、フィルム電池を積
層したプリント基板の斜視図である。
【図11】同、同プリント基板の断面図である。
【図12】同、同プリント基板の製造工程の説明図であ
る。
【図13】同、同プリント基板の製造工程の説明図であ
る。
【図14】第2の実施例を示す図で、フィルム電池を積
層した多層プリント基板の斜視図である。
【図15】同、同プリント基板の製造工程の説明図であ
る。
【図16】同、同プリント基板の製造工程の説明図であ
る。
【図17】第3の実施例を示す図で、フィルム電池が貼
着されたプリント基板の斜視図である。
【図18】同、フィルム電池の斜視図である。
【図19】同、フィルム電池の裏返した状態の斜視図で
ある。
【図20】第4の実施例を示す図で、フィルム電池が取
付けられたフレキシブルプリント基板の斜視図である。
【図21】同、同フレキシブルプリント基板の分解斜視
図である。
【図22】同、フィルム電池の要部の斜視図である。
【図23】同、フィルム電池の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ(電子機器) 12,52 プリント基板 14 フレキシブルプリント基板 30 フィルム電池 31 正極 32 負極 33 高分子固体電解質 34 正極集電体 35 負極集電体 36 封口材 43,44,57,58,61,62,67,68 ス
ルーホール 45,46,59,60,63,64,69,70 導
電体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 勝利 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 芦田 勝二 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社ユ アサコーポレーション内 (72)発明者 香川 博 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社ユ アサコーポレーション内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器に内蔵される電池であって、こ
    の電池としてフィルム電池を用い、このフィルム電池を
    電子機器内のプリント基板に密着させ層状に構成したこ
    とを特徴とする、電子機器に内蔵される電池。
  2. 【請求項2】 請求項1において、プリント基板とフィ
    ルム電池の電極を、スルーホールを通しそこに導電体を
    挿入することにより通電するようにした、電子機器に内
    蔵される電池。
  3. 【請求項3】 請求項1において、フィルム電池をプリ
    ント基板に貼付け、その電極をプリント基板の回路パタ
    ーンにハンダ付け等によって接続して通電するようにし
    た、電子機器に内蔵される電池。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3において、フィルム電池を
    フレキシブルプリント基板に取付けてなる、電子機器に
    内蔵される電池。
  5. 【請求項5】 請求項2において、フィルム電池の一部
    に、少なくとも正極電極のみ、負極電極のみの部分を夫
    々設け、この部分にスルーホールを通しそこに導電体を
    挿入することによりプリント基板と通電するようにし
    た、電子機器に内蔵される電池。
JP14673894A 1994-06-28 1994-06-28 電子機器に内蔵される電池 Expired - Fee Related JP3279817B2 (ja)

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DE69518882T DE69518882T2 (de) 1994-06-28 1995-06-23 Elektronischer Apparat mit filmförmiger Batterie
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