JPH05114392A - 偏平型電源素子の回路基板への実装構造および実装方法 - Google Patents

偏平型電源素子の回路基板への実装構造および実装方法

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JPH05114392A
JPH05114392A JP3275422A JP27542291A JPH05114392A JP H05114392 A JPH05114392 A JP H05114392A JP 3275422 A JP3275422 A JP 3275422A JP 27542291 A JP27542291 A JP 27542291A JP H05114392 A JPH05114392 A JP H05114392A
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circuit board
power supply
supply element
type power
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JP3275422A
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Tatsuo Kunishi
多通夫 国司
Koichi Watanabe
浩一 渡辺
Masanori Endo
正則 遠藤
Masato Higuchi
真人 日口
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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    • H01M50/20Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1の外部端子となる第1のケース半体3と
第2の外部端子となる第2のケース半体4とを備える偏
平型電源素子1を、第1および第2の接続部23,24
が設けられた回路基板20へ実装する。回路基板20上
には、絶縁性の接着層26が形成され、接着層26に
は、第1および第2の貫通孔27,28が設けられる。
回路基板20には、電源素子1を挟むように屈曲部25
が形成され、接着層26によって電源素子1が回路基板
20に接着される。第1の導電部材31が貫通孔27を
通してケース半体3と接続部23とを電気的に接続し、
第2の導電部材が貫通孔28を通してケース半体4と接
続部24とを電気的に接続する。 【効果】 偏平型電源素子が、電源部の大幅な厚み増加
を招くことなく、高い信頼性をもって、回路基板へ実装
されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば電気二重層
コンデンサまたは電池のような電源素子の回路基板への
実装構造および実装方法に関するもので、特に、全体と
して偏平形状を有する偏平型電源素子の回路基板への実
装構造および実装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年開発が進められているICカード用
電源としては、リチウム電池または電気二重層コンデン
サが適しており、これら電源素子は、厚みの薄い形状す
なわち偏平型とされる。
【0003】たとえばICカード用電源に適した偏平型
電源素子の一例として、図8または図9に示した構造の
ものがある。これらの図面では、いわゆる「ペーパーリ
チウム電池」の構造またはそれに相当する構造が示され
ている。
【0004】図8に示した偏平型電源素子1は、ケース
2を備え、ケース2は、たとえばステンレス鋼などの金
属板または箔からなる第1および第2のケース半体3お
よび4を備える。これら第1および第2のケース半体3
および4の各周縁部は、たとえば熱接着性フィルムなど
の有機物からなる封口材5を介して接合され、それによ
って、密閉された構造を持つケース2が与えられる。ケ
ース2の内部には、第1および第2の機能物質6および
7が、電解液を含有するセパレータ8を間に挟んだ状態
で配置される。第1および第2の機能物質6および7
は、偏平型電源素子1が電池である場合には、正極活物
質および負極活物質であり、電気二重層コンデンサであ
る場合には、第1および第2の分極性電極である。
【0005】このような構造において、第1のケース半
体3と第2のケース半体4とは、封口材5によって互い
に電気的に絶縁されており、かつ、第1のケース半体3
は第1の機能物質6に電気的に接触するとともに、第2
のケース半体4は第2の機能物質7に電気的に接触す
る。したがって、第1および第2のケース半体3および
4は、それぞれ、第1および第2の外部端子として機能
する。
【0006】図9には、他の偏平型電源素子1aが示さ
れている。なお、図9において、図8に示した要素に相
当する要素には、同様の参照符号を付し、重複する説明
は省略する。図9に示した偏平型電源素子1aは、第1
および第2のケース半体3および4ならびに封口材5の
形状が異なるものの、図8に示した偏平型電源素子1と
実質的に同様の構造を有している。
【0007】これらの偏平型電源素子1または1aを、
回路基板に実装する場合、最も典型的には、図10に示
すような構成が採用されていいた。なお、図10には、
図8に示した偏平型電源素子1が示されている。
【0008】図10を参照して、回路基板9には、接触
片10および11が設けられ、これら接触片10および
11の間に電源素子1を弾性的に挟みながら接触片10
および11の各々が電源素子1の第1および第2のケー
ス半体3および4に接触するようにされている。
【0009】しかしながら、図10に示した構造では、
接触片10および11の存在のため、電源素子1を含む
電源部の薄型化が困難であるとともに、接触片10およ
び11の電源素子1に対する加圧力を十分に強くできな
いこともあるため、電気的接続の信頼性が低いという問
題があった。
【0010】上述した問題を解決し得るものとして、図
11に示すような偏平型電源素子12も提案されている
(実開昭61−162948号公報)。図11に示す偏
平型電源素子12においては、溶接部13が図示されて
いるように、封口材14を介して接合された第1および
第2のケース半体15および16にリード端子17およ
び18がスポット溶接などの方法でそれぞれ取付けられ
ている。このような電源素子12を電子機器に内蔵する
とき、リード端子17および18の各先端を回路基板に
はんだ付けすることが行なわれる。このような偏平型電
源素子12によれば、図10に示した構造に比べて、電
源部の一層の薄型化が可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示した構造にも、解決すべき問題がある。
【0012】すなわち、リード端子17および18が比
較的幅広のフィルム状であるため、はんだ付けが容易で
なく、はんだ付け工程を機械化することが困難である。
加えて、はんだ付け後において洗浄という煩雑な工程が
必要になるという問題もある。
【0013】さらに、電源素子12と回路基板との接続
は、リード端子17および18の各先端部におけるはん
だ付けのみによって達成されるため、電子機器が振動を
受けた際に、応力がはんだ付け部に集中して、リード端
子17および18の各先端部が回路基板から剥離するこ
ともしばしばある。
【0014】そこで、この発明の目的は、たとえば図8
または図9に示すようなリード端子のない偏平型電源素
子の回路基板への実装構造に改良を加え、電源部の大幅
な厚み増加を招くことなく、信頼性の高い電気的接続を
行なえるようにしようとすることである。
【0015】この発明の他の目的は、上述したような要
望を満たし得る実装構造を得るための偏平型電源素子の
回路基板への実装方法を提供しようとすることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、図8または
図9に示した偏平型電源素子1または1aと同様、相対
向する第1および第2の主面上に第1および第2の外部
端子がそれぞれ位置された偏平型電源素子を、第1およ
び第2の接続部が設けられた回路基板へ実装する構造ま
たは方法に向けられる。
【0017】この発明に係る実装構造は、上述した技術
的課題を解決するため、前記回路基板には、前記第1お
よび第2の接続部がそれぞれ設けられた部分を互いに対
向させるように屈曲部が形成され、前記屈曲部に挟まれ
る位置において、前記偏平型電源素子が絶縁性の接着層
を介して前記回路基板に対して接合され、前記接着層に
は、前記第1および第2の接続部の各々と前記第1およ
び第2の外部端子の各々とをそれぞれ結ぶように欠損部
が設けられ、前記欠損部を介して、前記第1の接続部と
前記第1の外部端子との間および前記第2の接続部と前
記第2の外部端子との間が、それぞれ、第1および第2
の導電部材によって電気的に接続されたことを特徴とし
ている。
【0018】また、この発明に係る実装方法は、前記回
路基板上に、前記第1および第2の接続部を露出させる
欠損部を有する絶縁性の接着層を付与するステップと、
前記接着層が付与される面を内側に位置させかつ前記第
1および第2の接続部がそれぞれ設けられた部分を互い
に対向させるように前記回路基板を屈曲させるステップ
と、前記第1および第2の外部端子が前記欠損部を介し
て前記第1および第2の接続部にそれぞれ対向するよう
に、前記偏平型電源素子を前記回路基板の屈曲部に挟ま
れる位置に置くステップと、前記欠損部を通して、前記
第1の接続部と前記第1の外部端子との間および前記第
2の接続部と前記第2の外部端子との間を電気的に導通
させるように、第1および第2の導電部材をそれぞれ付
与するステップと、前記偏平型電源素子を前記接着層に
より前記回路基板に接着するステップとを備えることを
特徴としている。
【0019】なお、前記接着層は、好ましくは、熱接着
性フィルムまたは両面粘着シートによって与えられる。
また、前記第1および第2の導電部材には、好ましく
は、導電ペーストが用いられる。
【0020】また、この発明において用いられる回路基
板は、特に限定されるものではないが、フレキシブル基
板が特に適している。
【0021】
【作用】この発明において、絶縁性の接着層は、偏平型
電源素子の回路基板への取付けおよび回路基板の屈曲部
の形状保持を達成するとともに、偏平型電源素子と回路
基板との間での不所望な電気的接触を防止する機能を果
たす。
【0022】また、接着層に設けられた欠損部は、第1
および第2の導電部材による第1および第2の接続部の
各々と第1および第2の外部端子の各々との間での電気
的接続を許容する。
【0023】
【発明の効果】このように、この発明によれば、偏平型
電源素子が絶縁性の接着層を介して回路基板上に直接固
定されるので、回路基板および接着層を薄くすることに
より、電源部の大幅な薄型化を図ることができる。
【0024】また、電源素子と回路基板との間の電気的
接続は、接着層に設けられた欠損部内に位置する第1お
よび第2の導電部材により達成されるため、電気的接続
の信頼性が高い。
【0025】また、電源素子と回路基板との間は、接着
層により電気的に隔離されるため、回路基板上の導体を
気にすることなく、電源素子を回路基板の任意の場所に
配置することができる。これに関連して、回路基板に形
成される屈曲部は、回路基板の端部に位置させることが
最も容易であるが、回路基板の中央部に位置させる場合
には、回路基板に屈曲部を形成するための切込みを形成
すればよい。
【0026】なお、接着層の欠損部の位置および第1お
よび第2の接続部の位置に対応して、回路基板にも欠損
部が設けられていると、電源素子を回路基板に固定した
後で、回路基板に設けられた欠損部を介して第1および
第2の導電部材を付与することができる。
【0027】
【実施例】図1および図2には、この発明の一実施例に
よる、偏平型電源素子1の回路基板20への実装構造が
示されている。ここに示した偏平型電源素子1は、図8
を参照して説明したものであり、たとえば、電気二重層
コンデンサまたは電池である。
【0028】回路基板20の上面には、第1および第2
の導体21および22が設けられ、これら第1および第
2の導体21および22の端部に、それぞれ、第1およ
び第2の接続部23および24が形成される。
【0029】このような回路基板20の端部は、第1お
よび第2の接続部23および24がそれぞれ設けられた
部分を互いに対向させるように屈曲され、それによって
回路基板20に屈曲部25が形成される。この屈曲部2
5に挟まれる位置において、偏平型電源素子1が絶縁性
の接着層26を介して回路基板20に対して接合され
る。
【0030】接着層26には、第1および第2の接続部
23および24の各々と外部端子となる第1および第2
のケース半体3および4の各々とをそれぞれ結ぶように
第1および第2の貫通孔27および28が設けられる。
この実施例では、さらに、回路基板20にも、貫通孔2
9および30が設けられ、これら貫通孔29および30
は、それぞれ、前述した第1および第2の貫通孔27お
よび28と整列している。また、貫通孔29および30
は、それぞれ、第1および第2の接続部23および24
をも貫通している。
【0031】これら第1の貫通孔27および29ならび
に第2の貫通孔28および30には、それぞれ、たとえ
ば導電ペーストからなる第1および第2の導電部材31
および32が装填される。これによって、第1の導電部
材31は、第1のケース半体3と第1の接続部23とを
電気的に接続し、第2の導電部材32は、第2のケース
半体4と第2の接続部24とを電気的に接続する。
【0032】前述した接着層26は、厚みが薄く、平坦
で、なおかつピンホールがないことが好ましく、たとえ
ば、熱接着性フィルムまたは両面粘着シートによって構
成される。より具体的には、厚さ0.040mmのエチ
レン−酢酸ビニルコポリマー樹脂からなるホットメルト
タイプの熱接着性フィルムを有利に用いることができ
る。
【0033】導電部材31および32としては、作業性
の点から、銀、ニッケル、銅、カーボンなどの粉末が添
加された導電性樹脂ペーストまたは導電性樹脂フィルム
などが用いられる。
【0034】図3には、図1および図2に示した実装構
造を得るための方法、すなわち偏平型電源素子1の回路
基板20への実装方法の一実施例が示されている。
【0035】図3(1)に示すように、まず、第1およ
び第2の接続部23および24を与える第1および第2
の導体21および22を備える回路基板20が用意され
る。この回路基板20には、第1および第2の接続部2
3および24の各位置を貫通する貫通孔29および30
が設けられる。
【0036】次に、図3(2)に示すように、回路基板
20上に、たとえば熱接着性フィルムからなる接着層2
6が置かれる。この接着層26には、貫通孔29および
30を塞がないように第1および第2の欠損部、ここで
は貫通孔27および28が設けられている。熱接着性フ
ィルムからなる接着層26は、上方より短時間のホット
プレスをかけることにより、回路基板20に仮接着され
る。
【0037】次に、図3(3)に示すように、電源素子
1が、接着層26上の所定の位置に置かれる。
【0038】次いで、図3(4)に示すように、第1の
接続部23が設けられた回路基板20の端部が、接着層
26を内側にして折り返され、それによって形成された
屈曲部25によって電源素子1が挟まれる状態とされ
る。この状態で、ホットプレスがかけられ、電源素子1
が接着層26により回路基板20に接着される。この接
着は、屈曲部25における屈曲状態を維持するようにも
働く。
【0039】上述の図3(4)の状態では、第1および
第2のケース半体3および4の各一部が、第1および第
2の貫通孔27および28を介して第1および第2の接
続部23および24にそれぞれ対向している。この状態
において、図3(5)に示すように、回路基板20に設
けられた貫通孔29および30から、たとえば銀ペース
トからなる第1および第2の導電部材31および32が
装填される。これによって、第1の導電部材30は、接
着層26に設けられた第1の貫通孔27を通して第1の
ケース半体3と第1の接続部23とを電気的に導通さ
せ、他方、第2の導電部材32は、接着層26に設けら
れた第2の貫通孔28を通して第2のケース半体4と第
2の接続部24とを電気的に導通させる。
【0040】このようにして、図1および図2に示すよ
うな電源素子1の回路基板20への実装構造が得られ
る。
【0041】図4および図5には、この発明の他の実施
例による、電源素子1の回路基板20aへの実装構造が
示されている。なお、図4および図5において、図1お
よび図2に示した要素に相当する要素には、同様の参照
符号を付し、重複する説明は省略する。
【0042】図4および図5を参照して、回路基板20
aの中央部には、スリットを形成し、切起こし加工を施
すことにより、屈曲部25aが設けられる。この屈曲部
25aの端部に第1の接続部23が位置され、ここにお
いて、第1の導電部材31を介して第1のケース半体3
と第1の接続部23とが電気的に接続される。その他の
構成は、図1および図2に示した構造と実質的に同様で
ある。
【0043】図4および図5に示した実施例によれば、
電源素子1を、回路基板の端部に限らず、回路基板の中
央部にも実装できるようになる。
【0044】図6および図7には、この発明のさらに他
の実施例による、電源素子1の回路基板16bへの実装
構造が示されている。なお、図6および図7において、
図1および図2ならびに図4および図5に示した要素に
相当する要素には、同様の参照符号を付し、重複する説
明は省略する。
【0045】図6および図7を参照して、ここで用いる
回路基板20bは、前述した図4および図5の実施例で
用いた回路基板20aと実質的に同様の構造を有してい
るが、その用い方が異なっている。すなわち、回路基板
20bの第1および第2の導体21および22が形成さ
れていない面上に接着層26が形成され、この接着層2
6によって電源素子1が回路基板20bに対して接着さ
れる。回路基板20bにスリットを形成し、切起し加工
により、接着層26を内側にして屈曲部25bが形成さ
れたとき、第1の導体21は、屈曲部25bの外側に位
置する。また、第2の導体22も、回路基板20bの下
面側に位置する。
【0046】この実施例においては、第1のケース半体
3と第1の接続部23との間での電気的接続は、回路基
板20bに設けられた貫通孔29および接着層26に設
けられた第1の貫通孔27を通して第1の導電部材31
によって達成される。また、第2のケース半体4と第2
の接続部24との間での電気的接続は、回路基板20b
に設けられた貫通孔30および接着層26に設けられた
第2の貫通孔28を通して第2の導電部材32によって
達成される。したがって、回路基板20bに設けられた
貫通孔29および30内に位置する第1および第2の導
電部材31および32の各一部が、第1および第2の接
続部の各一部を構成していると見ることができる。
【0047】なお、図6および図7に示した実施例で
は、回路基板20bに設けられる貫通孔29および30
は必須であるが、図1および図2ならびに図4および図
5に示した各実施例では、このような貫通孔29および
30が設けられていなくてもよい。確かに、貫通孔29
および30が設けられていると、電源素子1を接着層2
6によって回路基板20または20aに接着した後で、
第1および第2の導電部材31および32を所望のごと
く付与することが可能になるが、このような利点を望ま
ないならば、たとえば、電源素子1を接着層26上に置
く前に、接着層26に設けらたれ第1および第2の貫通
孔27および28に第1および第2の導電部材31およ
び32となる導電ペーストを付与しておき、その後で、
電源素子1を接着層26上に置くようにしてもよい。
【0048】また、接着層26には、前述した各実施例
では、第1および第2の貫通孔27および28が互いに
独立して設けられたが、これら貫通孔27および28
は、1つの共通な貫通孔により置換えられてもよい。
【0049】また、図6および図7に示した実施例にお
ける回路基板20bの用い方は、図1および図2に示し
た実施例にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による偏平型電源素子1の
回路基板20への実装構造を示す図2の線I−Iに沿う
断面図である。
【図2】図1に示した実装構造を示す斜視図である。
【図3】図1に示した実装構造を得るための方法に含ま
れる各ステップを示す斜視図である。
【図4】この発明の他の実施例による電源素子1の回路
基板20aへの実装構造を示す斜視図である。
【図5】図4の線V−Vに沿う断面図である。
【図6】この発明のさらに他の実施例による電源素子1
の回路基板20bへの実装構造を示す斜視図である。
【図7】図6の線VII−VIIに沿う断面図である。
【図8】この発明が適用される偏平型電源素子1を示す
断面図である。
【図9】偏平型電源素子の他の例を示す断面図である。
【図10】偏平型電源素子1の従来の実装構造を示す断
面図である。
【図11】実装構造を改善し得る従来の偏平型電源素子
12を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 偏平型電源素子 3 第1のケース半体(第1の外部端子) 4 第2のケース半体(第2の外部端子) 20,20a,20b 回路基板 23 第1の接続部 24 第2の接続部 25,25a,25b 屈曲部 26 接着層 27,28 貫通孔 31 第1の導電部材 32 第2の導電部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日口 真人 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する第1および第2の主面上に第
    1および第2の外部端子がそれぞれ位置された偏平型電
    源素子を、第1および第2の接続部が設けられた回路基
    板へ実装する構造であって、 前記回路基板には、前記第1および第2の接続部がそれ
    ぞれ設けられた部分を互いに対向させるように屈曲部が
    形成され、 前記屈曲部に挟まれる位置において、前記偏平型電源素
    子が絶縁性の接着層を介して前記回路基板に対して接合
    され、 前記接着層には、前記第1および第2の接続部の各々と
    前記第1および第2の外部端子の各々とをそれぞれ結ぶ
    ように欠損部が設けられ、 前記欠損部を介して、前記第1の接続部と前記第1の外
    部端子との間および前記第2の接続部と前記第2の外部
    端子との間が、それぞれ、第1および第2の導電部材に
    よって電気的に接続された、偏平型電源素子の回路基板
    への実装構造。
  2. 【請求項2】 相対向する第1および第2の主面上に第
    1および第2の外部端子がそれぞれ位置された偏平型電
    源素子を、第1および第2の接続部が設けられた回路基
    板へ実装する方法であって、 前記回路基板上に、前記第1および第2の接続部を露出
    させる欠損部を有する絶縁性の接着層を付与し、 前記接着層が付与される面を内側に位置させかつ前記第
    1および第2の接続部がそれぞれ設けられた部分を互い
    に対向させるように、前記回路基板を屈曲させ、 前記第1および第2の外部端子が前記欠損部を介して前
    記第1および第2の接続部にそれぞれ対向するように、
    前記偏平型電源素子を前記回路基板の屈曲部に挟まれる
    位置に置き、 前記欠損部を通して、前記第1の接続部と前記第1の外
    部端子との間および前記第2の接続部と前記第2の外部
    端子との間を電気的に導通させるように、第1および第
    2の導電部材をそれぞれ付与し、 前記偏平型電源素子を前記接着層により前記回路基板に
    接着する、各ステップを備える、偏平型電源素子の回路
    基板への実装方法。
JP3275422A 1991-10-23 1991-10-23 偏平型電源素子の回路基板への実装構造および実装方法 Withdrawn JPH05114392A (ja)

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