JPH08164802A - 端部において両面テープの保持力を高めたモール - Google Patents

端部において両面テープの保持力を高めたモール

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JPH08164802A
JPH08164802A JP33223194A JP33223194A JPH08164802A JP H08164802 A JPH08164802 A JP H08164802A JP 33223194 A JP33223194 A JP 33223194A JP 33223194 A JP33223194 A JP 33223194A JP H08164802 A JPH08164802 A JP H08164802A
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JP33223194A
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Renji Maki
錬司 真木
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Tokai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モールを車体側面に装着するための両面テー
プを、強固に保持できるモールを提供すること。 【構成】 モール10は、装飾面部分12とリブ14を
有してなる。リブ14は、装飾面部分12の裏面から離
れる方向に突出している。リブ14は、その長手方向端
部(一端又は両端)において、装着面16同士を面一で
つなぐ平板20を一体的に有する。平板20の表面が両
面テープ30の保持接着面21として機能する。両面テ
ープ30とモール10の接着面積は、リブ14の端部で
増大する。剥がし用テープ36を摘んで剥離紙34を剥
がしても、両面テープ30のテープ母材32はモール1
0に保持され、両面テープ30自体が剥離紙34ととも
に剥がれることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車体側面に
取付けられるモールに関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示されるように、自動車側面に取
付けられるモールMは、塗装の保護及び自動車車体の装
飾等を目的として自動車Cの車体側面Bに取付けられる
ものである。モールMは、射出成形法により製造される
ことが多い。もっとも、ブロー成形法や押出成形法によ
ってもモールを製造できるが、三次元造形性及び経済性
を考慮すると、射出成形法が望ましい。このようなモー
ルMは、両面テープを利用して車体側面Bに固定され
る。射出成形法を採用する場合、モールMの表面に、ひ
け・皺・ソリが生じないようにその肉厚は一定でなけれ
ばならない。また、モールMは車体側面Bに対して強固
に固定されなければならないので、両面テープとの間の
接着面積をできるだけ大きくすることが必要である。
【0003】図8は、このような要求を満足するモール
Mを示している。このモールMは、裏面側縁に沿って複
数のリブ50が形成されたものである。リブ50の装着
面52には両面テープ54が貼られており、その両面テ
ープ54の剥離紙56を剥がし、両面テープ54の接着
力によりモールMを車体側面に装着するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
モールMは、車体側面Bへの装着時に、両面テープ54
がモールMのリブ50から剥がれやすいという欠点があ
る。すなわち、図8に示されるように、モールMを車体
側面へ装着しようとして剥離紙56を剥がすと、剥離紙
56だけでなく両面テープ54それ自体もリブ50から
剥がれてしまうことがある。すなわち、剥がし用テープ
60を引っ張って剥離紙56を剥がそうとすると、両面
テープ54それ自体がリブ50から剥がれてしまう。こ
のような不具合が生じると、粘着性のある両面テープ5
4の処理に困り、モール装着の作業効率が非常に悪くな
る。
【0005】そこで、この問題を解決するには、剥離紙
56を剥がす始点となるリブ50の端部に両面テープ5
4を強固に接着させておけばよく、そうすれば、作業現
場で剥離紙56を剥がすときにも、両面テープ54それ
自体がモールMから剥がれることを防止することができ
ることになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、長手
方向に延びる装飾面部分と、該装飾面部分の裏面に沿っ
て形成されたリブを有してなる長尺状のモールにおい
て、リブの端部形状を工夫することにより前記課題を解
決した。
【0007】すなわち、本発明は、前記リブの長手方向
端部に、該リブの幅全体に延びる両面テープ保持接着面
を形成したこと、又は、前記リブの長手方向端部の高さ
が、前記装飾面部分の裏面と同一高さになるまで長手方
向に沿って次第に減少しているという構成により、前記
課題を解決した。
【0008】
【作用】モールの射出成形完了後に、両面テープがリブ
の装着面に予め接着される。リブの長手方向端部に、リ
ブの幅全体に延びる両面テープ保持接着面を形成したも
のでは、リブの装着面に加えて両面テープ保持接着面に
両面テープが強固に接着される。また、リブの長手方向
端部の高さが、前記装飾面部分の裏面と同一高さになる
まで長手方向に沿って次第に減少しているものでは、装
飾面部分の裏面の一部に両面テープが強固に接着され
る。
【0009】従って、剥離紙を剥がそうとするとき、両
面テープとモールとの間に大きな接着力が作用し、剥離
紙に伴って両面テープ自体がリブから剥がれにくくな
り、両面テープをリブに確実に保持させておくことがで
きる。
【0010】
【実施例】図1乃至図3は、本発明によるモールの第1
実施例を示している。
【0011】モール10は、装飾面部分12とリブ14
を有してなる。装飾面部分12は長尺状であり、その断
面が略々C字状である。リブ14は、装飾面部分12の
裏面から離れる方向に突出している。また、リブ14
は、長手方向に延びているが、その全長は装飾面部分1
2より短い。リブ14の数は、装飾面部分12の両側縁
でそれぞれ2つずつであるが、それぞれ1又は3以上で
あってよい。
【0012】リブ14は、その長手方向端部(一端又は
両端)において、装着面16同士を面一でつなぐ平板2
0を一体的に有する。平板20の厚みは、リブ14の厚
みと略々同じある。この平板20の表面が両面テープ3
0の保持接着面21として機能する。
【0013】両面テープ30は、両面に接着剤が塗布さ
れたテープ母材32と、その一方又は両方の面に貼着さ
れた剥離紙34を有してなる。リブ14の装着面16に
は、予め両面テープ30が貼着されている。図2に示さ
れるように、本実施例のモール10では、リブ14の端
部において、両面テープ30が装着面16に加えて保持
接着面21にも貼着される。両面テープ30の幅と保持
接着面21の幅は同じになっている。従って、両面テー
プ30とモール10の接着面積は、従来のものと比べて
格段に増大する。図2のように、剥がし用テープ36を
摘んで剥離紙34を剥がしても、両面テープ30のテー
プ母材32はモール10に保持され、両面テープ30自
体が剥離紙34とともに剥がれることを防止できる。一
般的にテープ母材32と剥離紙34との間の接着力は小
さくされているから、異常な剥がし方をしない限り、両
面テープ30がモール10から剥がれるようなことはな
い。
【0014】剥離紙34が剥がされたモール10は、図
3のように、車体側面38に装着される。同図のモール
10は、両面テープ30の他にクリップ40を併用した
ものである。両面テープ30の接着力及びクリップ40
の保持力により、モール10は車体側面38に固定され
る。
【0015】次に、図4は、本発明によるモールの第2
実施例を示している。本実施例のモール10aは、第1
実施例のものと基本的構造において同じである。異なる
構成は、リブ端部における両面テープ接着面の確保の手
段にある。なお、本実施例のように、リブが3つ形成さ
れる場合もある。
【0016】リブ14aは、その長手方向端部(一端又
は両端)において、装飾面部分12aの裏面から離れる
方向に突出する起立壁22を有する。起立壁22は、3
つのリブ14a,14a,14aと同じ高さであり、3
つのリブ14a,14a,14aと連続している。起立
壁22の厚みは、装飾面部分12a及びリブ14aの厚
みと略々同じある。この起立壁22の起立面24が両面
テープ30aの保持接着面として機能する。もっとも、
起立壁22の先端面26も補助的に両面テープ30aの
保持接着面として機能する。
【0017】本実施例のモールでは、リブ14aの端部
において、両面テープ30aが起立面24、すなわち、
保持接着面に貼着される。両面テープ30aの幅と保持
接着面24,26の幅は同じになっており、両面テープ
30aとモール10aの接着面積は、従来のものと比べ
て格段に増大する。
【0018】次に、図5は本発明によるモールの第3実
施例を示している。本実施例のモール10bは、第2実
施例と類似の構成である。
【0019】リブ14bは、その長手方向端部(一端又
は両端)において、装飾面部分12bの裏面から離れる
方向に突出する起立壁23を有する。起立壁23は、2
つのリブ14b,14bと同じ高さである。ただし、起
立壁23は、2つのリブ14b,14bと連続していな
い。起立壁23の厚みは、装飾面部分12b及びリブ1
4bの厚みと略々同じある。この起立壁23の起立面2
5が両面テープ30bの保持接着面として機能する。も
っとも、起立壁23の先端面27も補助的に両面テープ
30bの保持接着面として機能する。本実施例のモール
10bも、第2実施例のものと同様に、リブ14bの端
部において、両面テープ30bが起立面25、すなわ
ち、保持接着面に貼着される。両面テープ30bの幅と
保持接着面25,27の幅は同じになっており、両面テ
ープ30bとモール10bの接着面積は、従来のものと
比べて格段に増大する。
【0020】最後に、図6は本発明によるモールの第4
実施例を示している。本実施例のモール10cは、リブ
14c,14cの端部高さが徐々に低くなって、ついに
装飾面部分の裏面と同一高さになる構成を有する。
【0021】両面テープ30cをリブ14c,14cに
沿って貼着すると、その両面テープ30cはリブ14
c,14cの高さが装飾面部分の裏面と同一高さになっ
たところから装飾面部分12cの裏面に接着する。本実
施例のモール10cでは、両面テープ30cの端部がそ
の全面でモール10cに貼着されるので、両面テープ3
0cとモール10cの接着面積は、従来のものと比べて
格段に増大する。
【0022】なお、図6の実施例は、装着面16cと装
飾面部分12cの裏面が滑らかに連続するように、正弦
曲線又は余弦曲線を利用してリブ14c,14cを曲線
状に変化させているが、リブ14c,14cの端部が直
線状に傾斜したもの、或いは、円弧状に高さが減少する
ものであってもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、リブ端部において、両
面テープとモールとの接着力が増強され、モールを車体
側面に装着する時に、剥離紙を剥がしても、その剥離紙
に伴って両面テープ自体がリブから剥がれにくくなり、
両面テープをリブに確実に保持させておくことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるモールの第1実施例の斜視図。
【図2】 両面テープを貼着した図1のリブの拡大斜視
図。
【図3】 図1のモールの装着例を示す断面図。
【図4】 本発明によるモールの第2実施例の斜視図。
【図5】 本発明によるモールの第3実施例の斜視図。
【図6】 本発明によるモールの第4実施例の斜視図。
【図7】 モールの車体側面への取付例を示す斜視図。
【図8】 従来のモールの斜視図。
【符号の説明】 10,10a,10b,10c モール 12,12a,12b,12c 装飾面部分 14,14a,14b,14c リブ 16, 16c 装着面 20 平板 21 保持接着面 22, 23 起立壁 24, 25 起立面(保持接着面) 26, 27 先端面(保持接着面) 30,30a,30b,30c 両面テープ 34 剥離紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に延びる装飾面部分と、該装飾
    面部分の裏面に沿って形成されたリブを有してなる長尺
    状のモールにおいて、 前記リブの長手方向端部に、該リブの幅全体に延びる両
    面テープ保持接着面を形成したことを特徴とする、モー
    ル。
  2. 【請求項2】 長手方向に延びる装飾面部分と、該装飾
    面部分の裏面に沿って形成されたリブを有してなる長尺
    状のモールにおいて、 前記リブの長手方向端部の高さが、前記装飾面部分の裏
    面と同一高さになるまで長手方向に沿って次第に減少し
    ていることを特徴とする、モール。
JP6332231A 1994-12-13 1994-12-13 端部において両面テープの保持力を高めたモール Expired - Lifetime JP2989111B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62157655U (ja) * 1986-03-31 1987-10-06
JPS62194159U (ja) * 1986-06-02 1987-12-10

Patent Citations (2)

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JPS62157655U (ja) * 1986-03-31 1987-10-06
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