JP2023006383A - 壁体 - Google Patents

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智明 安沢
Tomoaki Yasuzawa
加代子 堀江
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Abstract

【課題】壁体に貼り付けた養生材を剥がし易く施工作業性を良好とすることができる技術を提供する。【解決手段】壁体は、養生材3が壁板1の表面に貼られており、壁板1の側辺部に養生材3を剥がすための起点部4が設けられている。これにより、壁体は、起点部4を用いて養生材3を容易に剥がすことができ、施工作業性を良好とすることができる。【選択図】図3

Description

本開示は、壁体に関する。
例えば浴室設備等では、四方および天井を囲むために壁体を有している。壁体は、工場で生産された後、施工現場まで輸送される過程において、汚れの付着や損傷を防止するためにシート等でなる養生材が貼り付けられている。
特許文献1に記載の従来の養生材は、タイル壁パネルの表面を養生するものであって、タイル壁パネルの縁を若干露呈させてタイル壁パネルの表面を被覆する樹脂シートと、この樹脂シートに上方より積層されてタイル壁パネルの縁を被覆する樹脂テープとを有し、樹脂テープが樹脂シートから剥離可能とされている。
特開平6-341231号公報
本願発明者は、詳細を後述するように、損傷等防止のために貼り付けられた養生材の壁体からの剥がし易さを考慮し、施工現場での作業性を改善するうえで、特許文献1の開示技術に改良の余地があるとの認識を得た。
本開示の目的の1つは、壁体に貼り付けた養生材を剥がし易く施工作業性を良好とすることができる技術を提供することにある。
本開示の壁体は、養生材が壁板の表面に貼られた壁体であって、前記壁板の側辺部に前記養生材を剥がすための起点部が設けられている。
第1実施形態の壁体の外観斜視図である。 壁板の一部の断面図である。 起点部の外観斜視図である。 養生材の剥離について説明するための模式図である。 第2実施形態の起点部の外観斜視図である。 図5に示すA矢視図である。 第3実施形態の起点部の外観斜視図である。 第4実施形態の壁体の外観斜視図である。
以下、実施形態を説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素の一部を省略、拡大、縮小する。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。本明細書で言及する構造及び形状には、言及している形状に厳密に一致する構造及び形状のみでなく、寸法誤差及び製造誤差等の誤差の分だけずれた構造及び形状も含まれる。本明細書での「接続」、「固定」、「取り付け」、「支持」とは、特に明示がない限り、言及している条件を二者が直接的に満たす場合の他に、他の部材を介して満たす場合も含む。
(第1実施形態)図1、図2を参照する。壁体100は、浴室設備等の四方および天井を囲むために用いられる。壁体100は、壁板1、養生材3、および壁板1の側辺部1aに設けられた起点部4を備える。壁体100は、起点部4によって養生材3を剥がすためのきっかけが形成されており、施工現場において壁体100から養生材3を剥がし易くなっている。
壁板1は、基材10と基材10の裏側に貼り付けられた断熱材2等を備える。断熱材2は、補強材であってもよい。基材10の表面は意匠面となっている。基材10は、例えば鋼板製である。基材10の表面10aに設けられる意匠面は、表面10aに印刷等によって直接的に意匠を施して形成しても良いし、意匠を施したシートを基材10の表面10a側に貼り付けて形成しても良い。
断熱材2は、所定の厚みで形成されていることによって、壁板1によって区画される浴室内部空間の保温性を保つ。断熱材2が補強材である場合には、壁体100に浴室壁体、天井体として適度な剛性が付与される。壁板1の基材10の表面には、養生材3が貼り付けられており、施工現場への輸送時等での意匠面への損傷等を防止している。
養生材3は、例えば薄いシート状であり、PE(Polyethylene)、PP(Polypropylene)、PET(Polyethylene Terephthalate)等の樹脂などが用いられる。養生材3の貼り付けには、合成ゴム系等の粘着剤を用いることができ、養生材3を基材10から剥がした後に、基材10に粘着剤が残留し難いものとすれば良い。
養生材3は、基材10が平板状態である時点で基材10に貼り付けられており、基材10の採寸時に基材10とともに切断される。養生材3は、基材10の側辺部(壁板1の側辺部1aに相当)を曲げ加工する際にも、基材10とともに折り曲げられる。
図3を参照する。基材10は、側辺部において後方に90度に曲げられて、壁板1の側面部11が形成されており、さらに側面部11を90度に折り返して背面部12が形成されている。側面部11および背面部12で形成される頂部分に、側面部11の端部側から切り込みを入れて切欠部13が形成されている。
切欠部13を形成することによって、壁板1の側辺部1aにおいて、背面部12の端部に舌片状の起点部4が形成されている。図3に示す起点部4は、細長い矩形で形成されている。起点部4は、多角形状、円形状、楕円形状等で形成されていても良い。
次に壁体100における養生材3の剥離時の動作について説明する。図4を参照する。作業者は、施工現場において、図4に示す矢印のように起点部4の前後への折り曲げを繰り返すことによって、養生材3を切断することなく、起点部4における基材10の部分を切断することができる。
養生材3は、起点部4から背面部12および側面部11に繋がったままとなっているので、養生材3を背面部12から側面部11へと剥離していくことができる。養生材3は、背面部12から側面部11へと剥離した後、基材10の表面側でも容易に剥離していくことができ、施工作業性を良好とすることができる。
起点部4は、舌片状に形成されており、背面部12に連続する基端部分の幅が狭くなっているので、折り曲げによって容易に基材10部分の切断が可能となる。起点部4の背面部12に連続する基端部分の幅をより狭くするために、基端部分においてより狭幅のくびれ部分を設けるようにしても良い。
(第2実施形態)図5、図6を参照する。第2実施形態の壁体100は、背面部12に折り曲げによって波打った部分を形成し、この波打った部分を起点部4としている。背面部12の起点部4では、折り曲げによって部分的に基材10が塑性変形して波打った形状となっている。
起点部4の養生材3は、折り曲げによって一旦は基材10との間の接着力によって基材10と同等の形状になるものと考えられる。但し、養生材3が復元力によって平坦状に戻ろうとするため、基材10から剥がれて浮き上がった部分を形成する。
作業者は、施工現場において、起点部4の基材10から剥がれて浮き上がった養生材3の部分をきっかけにして、指先を掛けて養生材3を剥がすことができ、施工作業性を良好とすることができる。
(第3実施形態)図7を参照する。基材10の側面部11を折り曲げて背面部12を形成する曲げ加工において、基材10に押し当てる金型Kの表面に凹凸を付けて、鮫肌のようなざらついた面としておく。背面部12の曲げ加工において、金型Kの表面が養生材3に噛み込むことで、養生材3の寸法は維持される。
基材10は、曲げ加工による塑性変形によって寸法が延びるので、背面部12が形成された後、養生材3と基材10との間に生じるずれによる養生材3のたるみを起点部4とすることができる。起点部4は、背面部12の全幅に亘って形成されていても良いし、全幅のうち一部分に形成されていても良い。
作業者は、施工現場において、起点部4の基材10からずれた養生材3の部分をきっかけにして、指先を掛けて養生材3を剥がすことができ、施工作業性を良好とすることができる。
(第4実施形態)図8を参照する。第4実施形態の壁板1は、基材10と養生材3との間に剥離用部材5を介在させる。剥離用部材5は、例えば細長い紐状や帯状などとし、壁体100の中央部などにおいて、横方向に延びるように設ける。剥離用部材5は、縦方向に延びるように設けられていても良い。
剥離用部材5は、例えば養生材3とともに基材10の表面に貼り付けられる。剥離用部材5と基材10との間は接着されていない状態となっている。基材10が平板状にカットされた時点で、剥離用部材5を基材10の表面に横方向に延びるように配置され、その上から養生材3が基材10に貼り付けられた構成となっている。剥離用部材5は、基材10の採寸時に基材10とともに切断され、壁体100の横方向の全幅に亘って配置される。
壁体100の壁板1の側辺部1aにおいて、剥離用部材5が設けられている部分を起点部4とする。起点部4では、剥離用部材5と基材10とが接着されていないため、養生材3に指先が掛け易くなっており、施工作業性を良好とすることができる。
横方向に延びる剥離用部材5に沿って、養生材3にミシン目、切り込み、スリットなどを設けるようにしても良い。この場合、剥離用部材5を摘まんで、基材10から引き離すようにすれば、ミシン目等によって養生材3が切断されるので、より容易に養生材3を剥がすことができる。
(変形例)上述の各実施形態のほか、壁板1の側辺部1aにおいて養生材3の表面に部分的にテープを貼り付けて起点部4としても良い。起点部4となるテープは、背面部12側など基材10からはみ出すようにして摘み易くする。テープの粘着力は、養生材3を基材10に貼付ける粘着力よりも強力なものとする。作業者は、起点部4となるテープに指先を掛けて養生材3を剥がすことができ、施工作業性を良好とすることができる。
第1実施形態等において、起点部4が壁板1の側辺部1aにおける端部に形成されている例を示した。起点部4は、壁板1の側辺部1aにおける中央部等の任意の箇所に設けられていても良い。
以上、実施形態及び変形例を説明した。実施形態及び変形例を抽象化した技術的思想を理解するにあたり、その技術的思想は実施形態及び変形例の内容に限定的に解釈されるべきではない。前述した実施形態及び変形例は、いずれも具体例を示したものにすぎず、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態」との表記を付して強調している。しかしながら、そのような表記のない内容でも設計変更が許容される。図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。
以上の構成要素の任意の組み合わせも、実施形態及び変形例を抽象化した技術的思想の態様として有効である。たとえば、実施形態に対して他の実施形態の任意の説明事項を組み合わせてもよいし、変形例に対して実施形態及び他の変形例の任意の説明事項を組み合わせてもよい。
1…壁板、1a…側辺部、3…養生材、4…起点部、5…剥離用部材、100…壁体。

Claims (5)

  1. 養生材が壁板の表面に貼られた壁体であって、
    前記壁板の側辺部に前記養生材を剥がすための起点部が設けられている壁体。
  2. 前記起点部は、舌片状に形成されている請求項1に記載の壁体。
  3. 前記起点部は、前記側辺部を折り曲げて形成されている請求項1に記載の壁体。
  4. 前記起点部は、前記側辺部を曲げ加工する際の前記養生材と前記側辺部との間のずれによって形成されている請求項1に記載の壁体。
  5. 前記起点部は、前記養生材と前記壁板との間に設けられた剥離用部材によって形成されている請求項1に記載の壁体。
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