JPH0313398Y2 - - Google Patents

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JPH0313398Y2
JPH0313398Y2 JP1984137535U JP13753584U JPH0313398Y2 JP H0313398 Y2 JPH0313398 Y2 JP H0313398Y2 JP 1984137535 U JP1984137535 U JP 1984137535U JP 13753584 U JP13753584 U JP 13753584U JP H0313398 Y2 JPH0313398 Y2 JP H0313398Y2
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JP
Japan
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protective strip
decorative molding
strip
hole
attached
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JP1984137535U
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JPS6151249U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車のバンパーに装着又はバン
パーの一部として使用する装飾兼保護用ストリツ
プに関する。
(従来の技術) 近年自動車のバンパーはプラスチツク化が進ん
でいるが、プラスチツクは一般に耐候性が劣るた
め通常カーボンブラツクによつて着色されてい
る。しかし、黒一色のみでは単調に過ぎるためそ
の表面に装飾用モールが添着されるのが通常であ
る。
一方、プラスチツクは金属に比して剛性が劣る
ため緩衝機能を向上させる種々の手段、構造が提
案されており、その一として第5図に示す如くバ
ンパーの表面、特には両側の曲部に更に小型の保
護ストリツプ10′を添着することが行われてい
る。この保護ストリツプ10′は前述の通り、緩
衝機能の補助として使用されるものであるが、そ
れに加え更に装飾機能を付加する意味で用いられ
ることも多い。すなわち、第6図の如くこの保護
ストリツプ10′表面にプラスチツク製装飾モー
ル20′を貼着したものが多用されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、この保護ストリツプ10′は前述の
通りバンパーの曲部に取付けられるものであるか
ら、それ自体曲形状をなしており、その表面も三
次元に曲折変化したものが殆どである。
そのため、表面に貼着される装飾モールも三次
元に曲加工されて貼着されるが、被着体である保
護ストリツプは常に直射日光等に晒されるもので
あるから、装飾モール20′も熱履歴を受け、所
謂型戻り現象によつて被着体である保護ストリツ
プ10′から浮き上がる傾向を有している。また
保護ストリツプ10′自体も一般に汎用プラスチ
ツクであるポリプロピレン等接着性に劣るプラス
チツクから形成されることが多く、装飾モール1
0′を両面粘着テープ等で貼着するにしてもその
固着を完全ならしめることは難いきらいがあり、
前記の型戻り現象と相俟つて、特に装飾モールの
曲部が保護ストリツプから剥離しやすい欠点を有
している。
よつて、この考案は、前述の装飾モールが被着
体である保護ストリツプから剥離しやすい欠点を
防止した構造の保護ストリツプを提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) この考案を図に基いて説明するに、第3図は本
案実施例保護ストリツプ10の斜視図であり、そ
のA−A線、B−B線断面図を第1図、第2図に
示す。
保護ストリツプ本体10はポリプロピレン等の
プラスチツクからなる成形品であり、バンパーの
所定位置、第5図における両側部等に被着されて
緩衝片と構成する様所定の形状に成形されてい
る。そして、その可視部表面には保護ストリツプ
10の一端から他端に至る凹溝11が保護ストリ
ツプの形状に沿つて設けられており、かつ曲部の
略中心においてその凹溝11底面から保護ストリ
ツプ裏面に貫通する透孔12が設けられている。
この透孔12は第4図の拡大断面図に示すように
透孔内壁の途中に段差13を設ける等して保護ス
トリツプ裏面側を大径となしておく。
20は前記凹溝11に装入貼着される装飾モー
ルであり、通常軟質塩化ビニル等のプラスチツク
に金属箔または金属蒸着フイルムを埋入又は被履
した押出成形品21の裏面に両面粘着テープ22
を貼着したものからなる。なお、その断面形状は
任意に設計されるものである。
そして、この装飾モール20が凹溝11内に装
入貼着された後、前記透孔12に保護ストリツプ
10の裏面側からウレタンシーラント等の構造用
接着剤30が充填され、装飾モール20裏面に接
着剤30が固着される。
(作用) 従つて、透孔12内における接着剤30の硬化
によつて装飾モール20裏面に接着剤30の突起
が立設され、該部において装飾モール20が保護
ストリツプ本体に嵌着されるようにして固着され
ている。また、透孔12の裏面側が大径からなる
ため、その係止構造によつて更に装飾モール20
が保護ストリツプに係止固着した構造とされる。
なお、これらの装飾モール20の貼着、構造用
接着剤30の充填に際しては、予じめ保護ストリ
ツプ10の被貼着面である凹溝11底面、透孔1
2内壁等にプライマー処理を施しておくのが好ま
しい。また前記の構造用接着剤30が固着する装
飾モール20裏面も同様である。この場合におい
て、装飾モール20裏面側の両面粘着テープ22
を予じめ局部的に削除しておき、構造用接着剤3
0が直接装飾モール20のプラスチツク面に固着
するようにしてもよい。さすれば、構造用接着剤
30の装飾用モール20への固着がより強固なも
のとすることができる。
図中14は保護ストリツプ10をバンパー等に
被着するためのボルトである。
また前記においてはバンパーに被着する保護ス
トリツプ10として説明したが、この保護ストリ
ツプはバンパーの一部、例えばコーナーバンパー
としても使用できるものである。
(考案の効果) 本案は以上の如く、表面に装飾モールを貼着し
た装飾兼保護ストリツプにおいて、装飾モールの
剥離を生じ易いストリツプ本体曲部の装飾モール
貼着面に、裏面に貫通する透孔をストリツプ本体
裏面側で大径となるように設け、該透孔に構造用
接着剤を充填して装飾モールを固着してなるた
め、熱履歴による影響を阻止することができるも
のある。また前記透孔は保護ストリツプの成形時
に設ければよいものであり、更には該透孔に接着
剤を充填することによつて装飾モールの曲部に前
記接着剤の硬化からなる突起をストリツプ本体の
裏面側で大径となるように立設して、その接着剤
の接着作用及び突起の大径部における機械的な係
止作用により、確実に保護ストリツプに装飾モー
ルを固着するものであるから、装飾モールが押出
成形品であつても特別な加工を施す必要がない等
きわめて実用的な利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本案実施例に関し、第1
図、第2図は第3図のA−A線、B−B線断面
図、第3図は保護ストリツプの斜視図、第4図は
第1図の装飾モール取付部拡大図、第5図は通常
の保護ストリツプ装着斜視図、第6図は従来の保
護ストリツプ取付構造を示す断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に装飾モールを貼着してなる保護ストリツ
    プにおいて、ストリツプ本体曲部の装飾モール貼
    着面に透孔が、ストリツプ本体裏面側で大径とな
    るように設けられており、その透孔に充填された
    接着剤によつて装飾モールがストリツプに固着さ
    れていることを特徴とする保護ストリツプ。
JP1984137535U 1984-09-11 1984-09-11 Expired JPH0313398Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984137535U JPH0313398Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984137535U JPH0313398Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6151249U JPS6151249U (ja) 1986-04-07
JPH0313398Y2 true JPH0313398Y2 (ja) 1991-03-27

Family

ID=30695949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984137535U Expired JPH0313398Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

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JP (1) JPH0313398Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191653U (ja) * 1981-05-29 1982-12-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6151249U (ja) 1986-04-07

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