JPH08163223A - リダイヤル機能付通信装置 - Google Patents

リダイヤル機能付通信装置

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Publication number
JPH08163223A
JPH08163223A JP32349294A JP32349294A JPH08163223A JP H08163223 A JPH08163223 A JP H08163223A JP 32349294 A JP32349294 A JP 32349294A JP 32349294 A JP32349294 A JP 32349294A JP H08163223 A JPH08163223 A JP H08163223A
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JP
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call
time
storage unit
redial
calling
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Application number
JP32349294A
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Inventor
Yuji Maeda
裕司 前田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より短時間で相手先ダイヤル番号を指示でき
るリダイヤル機能付通信装置を提供する。 【構成】 複数の相手先のダイヤル番号毎に上記各々の
相手先への最新発呼時刻を記憶する発呼時刻記憶部12
と、複数の相手先のダイヤル番号毎に上記相手先からの
最新着呼時刻を記憶する着呼時刻記憶部13と、上記最新
発呼時刻および最新着呼時刻からリダイヤル番号表示順
位を決定する表示順位決定部14と、上記表示順位基づい
てリダイヤル番号を表示する表示部15と、上記表示され
たリダイヤル番号のなかから選択したリダイヤル番号で
発呼を行う発呼部16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置や電話
機などにおける発呼時に、複数の相手先ダイヤル番号を
所定順序で表示するリダイヤル機能を備えた通信装置に
関し、特に発呼の確率の高い相手先ダイヤル番号の表示
順位を自動的に上位になるように制御したリダイヤル機
能付通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の進歩により半導体メ
モリなどが安価に入手できるようになったことから、情
報装置や通信装置においても、半導体メモリを多用して
高機能化が図られるようになった。上記高機能化の一つ
としてファクシミリ装置や電話機におけるリダイヤル機
能が知られている。リダイヤル機能とは、以前に発呼し
た相手先ダイヤル番号を記憶しておき、再び、同一相手
先へ発呼するに際して相手先ダイヤル番号の繰り返し入
力を不要にする機能であって、複数の相手先ダイヤル番
号の記憶と表示が可能な場合、それぞれの相手先への最
新発呼時刻を記憶しておき、発呼時にはそれぞれの相手
先ダイヤル番号をより最新の最新発呼時刻のダイヤル番
号から順次過去に遡って表示するのが一般的である。
【0003】この表示の際、表示画面の大きさや、表示
容量の大小によって目的とする相手番号を捜す方法が異
なる。即ち、一度に一つの相手先しか表示できないよう
な小型の表示手段の場合は、最初に最も新しい最新発呼
時刻の相手先ダイヤル番号が表示され、操作部の対応す
るキーを押す毎に、順次時間的に遡って発呼時刻のダイ
ヤル番号が表示され、目的とする相手先ダイヤル番号が
表示されたとき、そのダイヤル番号による発呼を指示す
る。したがって目的とする相手先ダイヤル番号の最新発
呼時刻が、他の番号より時間的に古い程、表示される順
番が遅れ、発呼にするのに多くの時間を要することにな
る。
【0004】また、一度に複数の相手先ダイヤル番号を
表示可能な大型の表示手段の場合は、複数相手先ダイヤ
ル番号が上記のような順位で1画面に表示されるから、
カ−ソルを移動させて所望のダイヤル番号を指示すれば
よい。しかし、初期状態のカーソルは、一般に第一位の
番号位置に設定され、希望する番号までカ−ソルを移動
キーにより移動させて所望のダイヤル番号を選択するこ
とになるが、この場合も表示順が低いとカーソル移動量
が大きいので、発呼に要する時間が長くなる。更に、大
容量の表示装置であっても、登録した番号の全てを一度
に表示することは不可能で、上記小容量表示と同様に、
表示画面を順次スクロ−ルして次の番号群を表示しなが
ら、目的とする番号を選択することになるので、順位が
低い番号については、同様に多くの時間を必要とする欠
点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
リダイヤル機能付通信装置においては、最近発呼した相
手先に再び発呼する確率が高いという、一面的な仮定の
下にリダイヤル番号を示順するようにしていたので、必
ずしも実情に即した設定方法ではなく、希望する番号を
見つけ出すための手間が面倒であった。特に、多くの人
が共有する装置のように、登録すべきリダイヤル番号が
多い場合は、より一層希望する番号の選択には多くの時
間を必要としていた。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来のリダイヤ
ル機能付き通信装置における問題を解決するためになさ
れたものであって、リダイヤルのための相手先ダイヤル
番号表示順を多面的に決定し、より短時間で相手先ダイ
ヤル番号を指示できるリダイヤル機能付通信装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では、第1の手段として、以前に入力したダ
イヤル番号を呼び出して発呼可能なリダイヤル機能付通
信装置において、複数の相手先のダイヤル番号毎に上記
各々の相手先への最新発呼時刻を記憶する発呼時刻記憶
部と、複数の相手先のダイヤル番号毎に上記各々の相手
先からの最新着呼時刻を記憶する着呼時刻記憶部と、上
記発呼時刻記憶部に記憶された最新発呼時刻と上記着呼
時刻記憶部に記憶された最新着呼時刻とに基づいてリダ
イヤル番号表示順位を決定する表示順位決定部と、上記
表示順位決定部によって決定された表示順にリダイヤル
番号を表示する表示部と、上記表示部に表示されたリダ
イヤル番号のなかから所望のリダイヤル番号を選択し上
記選択したリダイヤル番号で発呼を行う発呼部とを備え
たことを特徴とする。
【0008】また、第二の手段では、上記第一の手段に
示すリダイヤル機能付通信装置において、複数の相手先
のダイヤル番号毎に上記各々の相手先への発呼頻度を記
憶する発呼頻度記憶部と、複数の相手先のダイヤル番号
毎に上記各々の相手先からの着呼頻度を記憶する着呼頻
度記憶部とを備え、表示順位決定部を、最新発呼時刻
と、最新着呼時刻と、上記発呼頻度記憶部に記憶された
発呼頻度と、上記着呼頻度記憶部に記憶された着呼頻度
とに基づいて決定するように構成にしたことを特徴とす
る。
【0009】更に第三の手段では、上記第一及び第二の
手段に示したリダイヤル機能付通信装置において、複数
の相手先のダイヤル番号毎に上記各々の相手先との交信
情報量を記憶する交信情報量記憶部を備え、上記表示順
位決定部を、交信情報量記憶部に記憶された交信情報量
を加味して決定するように構成にしたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】第1の手段では、複数の相手先のダイヤル番号
毎に上記相手先への最新発呼時刻を記憶する発呼時刻記
憶部と、複数の相手先のダイヤル番号毎に上記相手先か
らの最新着呼時刻を記憶する着呼時刻記憶部と、上記発
呼時刻記憶部に記憶された最新発呼時刻および上記着呼
時刻記憶部に記憶された最新着呼時刻からリダイヤル番
号表示順位を決定する表示順位決定部と、上記表示順位
決定部によって決定された表示順にリダイヤル番号を表
示する表示部と、上記表示部に決定された表示順で表示
されたリダイヤル番号のなかから所望のリダイヤル番号
を選択し上記選択したリダイヤル番号で発呼を行う発呼
部とを備えた構成にしたので、希望する相手先ダイヤル
番号を先に表示する確率が高くなるなるので、選択して
発呼するまでの時間を短縮することができる。
【0011】第2の手段では、上記において、複数の相
手先のダイヤル番号毎に上記相手先への発呼頻度を記憶
する発呼頻度記憶部と、複数の相手先のダイヤル番号毎
に上記相手先からの着呼頻度を記憶する着呼頻度記憶部
とを備え、表示順位決定部を、最新発呼時刻と、最新着
呼時刻と、上記発呼頻度記憶部に記憶された発呼頻度
と、上記着呼頻度記憶部に記憶された着呼頻度とから決
定する構成にしたので、これから発呼しようとする相手
先ダイヤル番号を更に早く選択して発呼できる確率がよ
り一層高くなる。
【0012】第3の手段では、上記において、複数の相
手先のダイヤル番号毎に上記相手先との交信情報量を記
憶する交信情報量記憶部を備え、表示順位決定部を、交
信情報量記憶部に記憶された交信情報量を加味して決定
する構成にしたので、目的とする相手先ダイヤル番号を
更に早く選択して発呼できる確率が高くなる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本発
明を詳細に説明する。以下に示す実施例では、リダイヤ
ル機能付き通信装置として、ファクシミリ装置を例にし
て説明するが、本発明はこの例に限らず、通信装置一般
に広く採用可能である。図1は本発明によるファクシミ
リ装置の一実施例を示す構成図であり、図において、1
は内蔵されたプログラムに従って装置全体を管理、制御
する制御部、2は操作者がファクシミリ装置に指示を与
えるためのキーボード及びファクシミリ装置から操作者
にメッセージ等を与えるための表示手段などから成る操
作表示部、3はRAMであってスキャナ4から読み取っ
た画像情報やそれを符号化復号化部(DCR)8によっ
て圧縮した画情報データ、あるいは受信した圧縮画情報
データや、それをDCR8によって伸長した画像情報な
どを一時的に格納しておく記録媒体である。また、5は
DCR8によって伸長された受信画像情報をRAM3を
介して出力するプロッタ、6は公衆電話網を介して遠隔
のファクシミリ装置との間に呼を設定するための網制御
装置(NCU)、7はG3プロトコルに従ってファクシ
ミリ送受信を行う通信制御部、9は低速モデム及び高速
モデムから成るモデム、10は画像メモリである。
【0014】このようなファクシミリ装置でファクシミ
リを送信する場合は、まず制御部1の制御に従ってスキ
ャナ4により画像情報をRAM3に読み込み、その画像
情報をDCR8によって圧縮し、再びRAM3に格納す
る。また、操作表示部2により指定された宛先などの発
呼時指定情報が制御部1によって取得され、宛先情報を
渡されたNCU6は指定の宛先との間に呼を設定する。
続いて、通信制御部7により低速モデムを介してフェー
ズBが実行された後、フェーズCに移り、RAM3内の
上記圧縮された画情報データがモデム9内の高速モデム
により変調され、NCU6を介して送出される。
【0015】受信時は、NCU6により呼が設定された
後、フェーズBに入り、低速モデムを介して所定の交信
が行われた後、フェーズCに移行し、圧縮された画情報
データを受信する。その画情報データはNCU6、通信
制御部7を介してRAM3に格納され、更にDCR8に
より伸長され、RAM3を介してプロッタ5に出力され
る。
【0016】また、図1に示す装置では、上記従来のフ
ァクシミリ装置の機能の他に次の機能を備えている。即
ち、11は現在の時刻を出力する時計回路、12は複数の相
手先各々についてダイヤル番号と上記相手先への最新発
呼時刻を記憶する発呼時刻記憶部、13は複数の相手先各
々についてダイヤル番号と上記相手先からの最新着呼時
刻を記憶する着呼時刻記憶部である。図に示すように、
この実施例では上記発呼時刻記憶部12および着呼時刻記
憶部13はRAM3の一部の領域に設定されている。
【0017】更に、14は上記発呼時刻記憶部12に記憶さ
れた最新発呼時刻、および上記着呼時刻記憶部13に記憶
された最新着呼時刻からリダイヤル番号表示順位を決定
する表示順位決定部、15は表示部、16は表示されたリダ
イヤル番号のなかから所望のリダイヤル番号を選択する
と共に、選択した番号で発呼を行う発呼部である。
【0018】本実施例では、上記のように構成すること
により、発呼時に、操作表示部2のキーから入力された
相手先ダイヤル番号と、発呼時に時計回路11から取得し
た発呼時刻が制御部1を介して発呼時刻記憶部12に記憶
される。なお、上記相手先ダイヤル番号が既に発呼時刻
記憶部12に登録(設定)されている場合は、発呼時刻の
みが更新される。
【0019】また、着呼時には、制御部1は通信制御部
7を介して相手先ダイヤル番号を取得する。通信制御部
7は、図2に示すようなITU−T T.30手順で相手
先(発呼端末)と交信し、このなかのTSI信号などで
転送されてくる相手先ダイヤル番号を取得することがで
きる。また、制御部1はこのときの時刻を時計回路11か
ら取得し、上記相手先ダイヤル番号と対応付け、着呼時
刻として着呼時刻記憶部13に設定・記憶する。なお、ダ
イヤル番号が既に登録されている場合は、着呼時刻の更
新を行うことは、発呼の場合と同様である。このように
して、RAM3内の発呼時刻記憶部12に、例えば図3
(a)に示すような発呼時刻テーブルが、また、着呼時
刻記憶部13に図3(b)に示すような着呼時刻テーブル
が、夫々完成する。図3(a)(b)では、各時刻は日
時分で示されている。なお、(b)図のN1は着呼が発
生していないことを示している。
【0020】制御部1内の表示順位決定部14は共有CP
Uと、ROMに内蔵された対応するプログラムとから構
成され、発呼直後および着呼直後に表示順位を計算し、
更新する。図4は、各相手先の発着呼時刻が図3に示す
例に対応して求めた表示順位であり、この例では、ダイ
ヤル番号は図3に示すN1〜N5の5件としている。こ
の表示順位は、発呼時刻の順位(最も新しいN5が1
位)と着呼時刻の順位(最も新しいN3が1位、着呼の
ないN1は5位にしている)の和が小さいものを優先し
た順番に設定しているが、和が同じ場合は発呼時刻の順
位が上位のダイヤル番号を上位にしている。
【0021】図4に示すような表示順位が表示順位決定
部14によってRAM3の所定領域に設定され、発呼時
に、操作表示部2により発呼が選択されると、例えば図
のように制御部1と網制御装置6から構成される発呼部
16は、RAM3の上記所定領域から表示順位1位のダイ
ヤル番号を表示部15(小型の表示部とする)に表示す
る。利用者は、表示されたダイヤル番号が発呼しようと
するダイヤル番号でない場合は、操作表示部2の所定の
キーを押す。発呼部16はこのキーからの信号に応じて次
の表示順位のダイヤル番号を表示する。
【0022】上記操作を繰り返して行い、所望するのダ
イヤル番号が表示されると、利用者がそのダイヤル番号
を発呼する相手先ダイヤル番号とする指示を与える。発
呼部16を構成する制御部1はそれに応じて、表示された
ダイヤル番号を、発呼部16を構成する網制御装置6に与
え、網制御装置6によって、指示された相手先ダイヤル
番号による発呼が行われる。
【0023】ファクシミリ受信に応答する形でファクシ
ミリ送信を行うことがしばしばあるので、上記実施例の
ように最新発呼時刻に最新着呼時刻も加味して発呼時の
相手先ダイヤル表示順位を決定すれば、発呼しようとす
る相手先ダイヤル番号が早い順位で表示される確率が高
くなる。なお、大型表示装置で、多数の番号を表示する
場合においては、初期状態のカーソルに近い位置に、希
望する番号が表示される確率が高くなり、いづれの場合
においても、発呼に要する時間が短縮される。
【0024】図5は本発明の他の実施例を示すリダイヤ
ル機能付通信装置要部の構成ブロック図である。図に示
すように、本実施例では、RAM3内に更に相手先ダイ
ヤル毎に発呼頻度を記憶する発呼頻度記憶部17と、相手
先ダイヤル毎に着呼頻度を記憶する着呼頻度記憶部18と
を備えると共に、制御部1aの表示順位決定部14aに
おいては、発呼頻度および着呼頻度をも加味して表示順
位を決定するように構成したものである。
【0025】図6(a)は上記発呼頻度記憶部17に設定
された発呼頻度テーブルの例を、また図6(b)に上記
着呼頻度記憶部18に設定された着呼頻度テーブルの例を
示し、図7には本実施例の表示順位決定部14aによって
決定された表示順位の例(図3および図6に対応)を示
す。この表示順位は、発呼時刻、着呼時刻、発呼頻度、
着呼頻度のそれぞれの順位の和が小さい順にしている
が、和が同じ場合は発呼時刻の順位が上位のダイヤル番
号を上位にしている。なお、図6において、発呼頻度お
よび着呼頻度はそれぞれ所定期間中の発呼回数および着
呼回数に基づいている。本実施例によれば、上記のよう
に表示順位の決定に際し、発呼頻度と着呼頻度を加味し
たので、リダイヤルする確率の高い相手先番号が、より
高い順位にて表示されるようになるので、その分、発呼
しようとするダイヤル番号を早く取得できることにな
り、発呼に要する時間が短縮される。
【0026】図8は本発明の更に他の実施例を示す要部
の構成ブロック図である。図に示すように、本実施例で
は、RAM3に更に、相手先ダイヤル毎に相手先との交
信情報量を記憶する交信情報量記憶部19を備え、制御部
1bの表示順位決定部14bにおいては、交信情報量を
も加味して表示順位を決定するように構成している。な
お、発呼時刻記憶部12、着呼時刻記憶部13、発呼頻度記
憶部17、着呼頻度記憶部18、交信情報量記憶部19は、夫
々個別の記憶手段であってもよいが、例えば図9に示す
ように各ダイヤル毎に、最新発呼時刻、最新着呼時刻、
発呼頻度、着呼頻度、交信情報量を記憶する統合テーブ
ルを備えた統合記憶部であってもよい。
【0027】なお、前記図5に示した実施例における各
記憶部に関しても同様に、統合テーブル形式にしても良
いことは云うまでもない。また、説明した全ての情報に
基づいて表示順位を決定する他に、最新発呼時刻、最新
着呼時刻、および交信情報量の3情報から表示順位を決
定するようにしてもよい。
【0028】図9に示した実施例では、交信情報量は所
定期間中の総送信ページ数と総受信ページ数の和であ
り、それぞれは、発信時および受信時に制御部1によっ
て計数され、ダイヤル番号毎に、日毎に集計される。そ
して、図9に示すテーブルの交信情報量は、最近数日分
の総計として日毎に更新する。なお、図9に示した各情
報に基づいて決定した表示順位は、図5乃至図6に示し
た例と同様に、図7に示す表示順位となる。即ち、図9
に示す例は、説明を簡略化するために図7と同じになる
ような条件として例示しているが、一般に、多くの条件
に基づいて順位を決定すれば、次にリダイヤルされる確
率の高い番号が、優先的に高順位で表示されることは、
容易に理解できるであろう。
【0029】以上、リダイヤル機能付通信装置として、
ファクシミリ装置を例示したが、電話機の場合には、例
えば図10に示すように構成すれば、同様の効果が得られ
る。即ち、図10において、21はハンドセット、22は送信
音声信号や受信音声情報の増幅等を行う音声送受信部、
23はトーン信号を発生させ、あるいは受信したトーン信
号を検出する等により発呼時および着呼時の電話接続を
行う電話接続部、24は網制御装置である。このような構
成の電話機で発呼を行う場合は、前記のようにして発呼
部16aを構成する制御部1cが発呼しようとする相手先
ダイヤル番号を得ると、それを発呼部16aを構成する電
話接続部23に渡す。電話接続部23は与えられたダイヤル
番号に応じたトーン信号を発生させ、それを網制御装置
24を介して回線へ送出する。
【0030】なお、相手先別の着呼時刻や着呼頻度を得
るには、着呼時に相手側のダイヤル番号を取得する必要
があるが、相手側電話機が本実施例による電話機を使用
している場合は問題ない。つまり、この例に示す電話機
では、相手側は呼が設定されると相手側電話機の制御部
1cから電話接続部23へ自分のダイヤル番号を与え、電
話接続部23はそれをトーン信号化して回線へ送出する。
受信側の本実施例による電話機はこのトーン信号を電話
接続部23で検出し、制御部1cに渡すように構成する。
【0031】また、相手側電話機が本発明を採用したも
のでない場合であっても、近年、相手左記電話番号を受
信側で確認可能なものがあるので、その場合にも、同様
に本発明に準じた制御が可能である。なお、前記実施例
においては、最新発呼時刻の順位や着呼頻度の順位を単
純に加えて表示順位を求めたが、最新発呼時刻などそれ
ぞれの順位に重み付けをして表示順位を決定する等、使
用形態に応じて適宜工夫を凝らし、実際にリダイヤルの
確率の高い番号が優先的に表示されるように制御するこ
とが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、複数の相手先のダイヤル番号毎に相手先への最
新発呼時刻を記憶する発呼時刻記憶部と、複数の相手先
のダイヤル番号毎に相手先からの最新着呼時刻を記憶す
る着呼時刻記憶部と、発呼時刻記憶部に記憶された最新
発呼時刻および着呼時刻記憶部に記憶された最新着呼時
刻からリダイヤル番号表示順位を決定する表示順位決定
部と、表示順位決定部によって決定された表示順にリダ
イヤル番号を表示する表示部と、表示部に決定された表
示順で表示されたリダイヤル番号のなかから所望のリダ
イヤル番号を選択し上記選択したリダイヤル番号で発呼
を行う発呼部とを備えた構成にしたことにより、これか
ら発呼しようとする相手先ダイヤル番号を先に表示する
確率が高くなり、その分早く選択して発呼できるので、
発呼に要する時間が短縮される。
【0033】第2に、上記において、複数の相手先のダ
イヤル番号毎に上記相手先への発呼頻度を記憶する発呼
頻度記憶部と、複数の相手先のダイヤル番号毎に上記相
手先からの着呼頻度を記憶する着呼頻度記憶部とを備
え、表示順位決定部を、最新発呼時刻と、最新着呼時刻
と、発呼頻度記憶部に記憶された発呼頻度と、着呼頻度
記憶部に記憶された着呼頻度とから決定する構成では、
更に、希望するリダイヤル番号を先に表示する確率が高
くなるから、より一層、早く選択して発呼できるので、
発呼に要する時間が更に短縮される。
【0034】第3に、上記において、複数の相手先のダ
イヤル番号毎に相手先との交信情報量を記憶する交信情
報量記憶部を備え、表示順位決定部を、交信情報量記憶
部に記憶された交信情報量を加味して決定する構成で
も、確率的に、これから発呼しようとする相手先ダイヤ
ル番号を更に早く選択して発呼できるので、発呼に要す
る時間が更に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すリダイヤル機能付通信
装置の構成ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すリダイヤル機能付通信
装置要部の制御例を示す説明図である。
【図3】図(a)及び(b)は本発明の一実施例を示す
リダイヤル機能付通信装置記憶部のデータ構成図であ
る。
【図4】本発明の一実施例を示すリダイヤル機能付通信
装置の処理結果の説明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すリダイヤル機能付通
信装置要部の構成ブロック図である。
【図6】図(a)及び(b)は本発明の他の実施例を示
すリダイヤル機能付通信装置記憶部のデータ構成図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例を示すリダイヤル機能付通
信装置の処理結果の説明図である。
【図8】本発明の他の実施例を示すリダイヤル機能付通
信装置要部の構成ブロック図である。
【図9】本発明の他の実施例を示すリダイヤル機能付通
信装置記憶部のデータ構成図である。
【図10】本発明の他の実施例を示すリダイヤル機能付通
信装置の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1…制御部、2…操作表示部、3…RAM、4…スキャ
ナ、5…プロッタ、6…網制御装置、7…通信制御部、
8…符号化復合化部、9…モデム、10…画像メモリ、11
…時計回路、12…発呼時刻記憶部、13…着呼時刻記憶
部、14…表示順位決定部、15…表示部、16…発呼部、17
…発呼頻度記憶部、18…着呼頻度記憶部、19…交信情報
量記憶部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以前に入力したダイヤル番号を呼び出し
    て発呼可能なリダイヤル機能付通信装置において、複数
    の相手先のダイヤル番号毎に上記各々の相手先への最新
    発呼時刻を記憶する発呼時刻記憶部と、複数の相手先の
    ダイヤル番号毎に上記各々の相手先からの最新着呼時刻
    を記憶する着呼時刻記憶部と、上記発呼時刻記憶部に記
    憶された最新発呼時刻と上記着呼時刻記憶部に記憶され
    た最新着呼時刻とに基づいてリダイヤル番号表示順位を
    決定する表示順位決定部と、上記表示順位決定部によっ
    て決定された表示順にリダイヤル番号を表示する表示部
    と、上記表示部に表示されたリダイヤル番号のなかから
    所望のリダイヤル番号を選択し上記選択したリダイヤル
    番号で発呼を行う発呼部とを備えたことを特徴とするリ
    ダイヤル機能付通信装置。
  2. 【請求項2】 上記複数の相手先のダイヤル番号毎に上
    記各々の相手先への発呼頻度を記憶する発呼頻度記憶部
    と、複数の相手先のダイヤル番号毎に上記各々の相手先
    からの着呼頻度を記憶する着呼頻度記憶部とを備え、 上記表示順位決定部を、最新発呼時刻と、最新着呼時刻
    と、上記発呼頻度記憶部に記憶された発呼頻度と、上記
    着呼頻度記憶部に記憶された着呼頻度とに基づいて決定
    するように構成にしたことを特徴とする請求項1記載の
    リダイヤル機能付通信装置。
  3. 【請求項3】 複数の相手先のダイヤル番号毎に上記各
    々の相手先との交信情報量を記憶する交信情報量記憶部
    を備え、上記表示順位決定部を、交信情報量記憶部に記
    憶された交信情報量を加味して決定するように構成にし
    たことを特徴とする請求項1又は2記載のリダイヤル機
    能付通信装置。
JP32349294A 1994-12-01 1994-12-01 リダイヤル機能付通信装置 Pending JPH08163223A (ja)

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