JPH081605B2 - 車両用電子制御装置 - Google Patents

車両用電子制御装置

Info

Publication number
JPH081605B2
JPH081605B2 JP61088897A JP8889786A JPH081605B2 JP H081605 B2 JPH081605 B2 JP H081605B2 JP 61088897 A JP61088897 A JP 61088897A JP 8889786 A JP8889786 A JP 8889786A JP H081605 B2 JPH081605 B2 JP H081605B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
program
electronic control
diagnosis
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61088897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62245341A (ja
Inventor
邦宏 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP61088897A priority Critical patent/JPH081605B2/ja
Publication of JPS62245341A publication Critical patent/JPS62245341A/ja
Publication of JPH081605B2 publication Critical patent/JPH081605B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、外部装置から自己診断プログラムをロード
し、この自己診断プログラムを実行して故障診断を行う
車両用電子制御装置に関する。
【従来の技術】
最近、車両用エンジンなどを制御する制御装置にマイ
クロコンピュータが広く用いられるようになってきた
が、このマイクロコンピュータを用いた車両用電子制御
装置には、システム故障時に装置自身が故障部位を診断
する自己診断プログラムが装置内部のプログラムに格納
されている。 例えば、特開昭57−13520号公報には、マイクロコン
ピュータからなる電子制御装置の外部にテストスイッチ
を設け、そのスイッチ信号で通常のプログラムとは別に
内蔵する自己診断プログラムをランさせることにより、
短時間でしかも正確に各負荷の動作及び入力信号のチェ
ックを行えるようにすることが開示されている。 また、カーエレクトロニクス(株・大河出版、昭59.
7)に紹介されているように、自己診断機能として、エ
ンジン作動中に発生した異常をメモリに記憶保持させ、
エンジン内に設置されたサービス用コネクタにO2センサ
チェッカを流用して接続し、短絡端子をショートすると
診断結果プログラムが作動し、チェッカ電圧がO2センサ
チェッカのインジケータに表示され、継続的でなく間欠
的に発生するトラブルも検知できるようにしたものであ
る。 このように、従来の自己診断プログラムは、マイクロ
コンピュータからなる電子制御装置の内部メモリに内蔵
されているが、多岐の診断内容を盛り込むため、個々の
故障診断が不十分なことがあり、細かい診断を必要とす
る故障が発見できないことがあった。 また、この自己診断プログラムは、電子制御装置の生
産時にROM化されて内蔵されるため、生産された後は、
診断技術の進歩の恩恵を受けることができない。 これに対処するため、外部装置から電子制御装置のメ
モリに自己診断プログラムをロード可能にすることが考
えられる。 これに関連するものとして、特開昭61−62880号公報
には、溶接用ロボット等を制御する基板の動作が正常に
行われるかどうかを試験するプリント基板の動作試験方
法に係わり、テストプログラムを、プリント基板試験装
置のCPUの指示によりI/Oポートを介して試験装置から被
試験基板上のメモリ装置に記憶させ、試験装置のCPUに
よってテストプログラムが被試験基板のメモリ装置に格
納されたことを判断し、被試験基板のCPU′に指示を与
え、CPU′によりメモリ装置内のテストプログラムを実
行し、被試験基板の動作チェックを行うことが開示され
ている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記先行例では、試験装置側で被試験
基板のメモリにテストプログラムがロードされたことを
判断し、且つ、試験装置のCPUによって被試験基板のメ
モリにロードされたテストプログラムの開始を指示する
ようにしているため、この先行例の試験装置、被試験基
板、及びテストプログラムを、それぞれ上述の外部装
置、車両用電子制御装置及び自己診断プログラムとした
場合、外部装置により車両用電子制御装置のメモリに自
己診断プログラムがロードされたことを判断し、外部装
置からの指示によって車両用電子制御装置において自己
診断プログラムの実行を開始させることになる。 このため、外部装置によって車両診断装置が支配さ
れ、診断を行う際に、常に車両用電子制御装置に外部装
置を接続しておかなければならず、汎用性に欠け、車両
走行等、通常の車両使用状態に適用できない。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、車両用電
子制御装置においての自己診断実行に際し、外部装置か
ら車両用電子制御装置への自己診断プログラムのロード
後は、外部装置と車両用電子制御装置とを開放すること
ができ、汎用性に優れ、通常の車両使用状態にも常にロ
ードされた自己診断プログラムが実行されて適正な故障
診断を行い得る車両用電子制御装置を提供することを目
的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明による車両用電子制
御装置は、外部装置から自己診断プログラムをロードす
るローダと、上記自己診断プログラムがロードされたこ
とを判断するため、及び、該自己診断プログラムを起動
するための制御プログラムが予め書き込まれている第1
の記憶手段と、上記ローダを介しての自己診断プログラ
ムがロードされる第2の記憶手段と、上記第1の記憶手
段に書き込まれている制御プログラムに基づき作動し、
上記第2の記憶手段に自己診断プログラムがロードされ
たことを判断し、ロードされた自己診断プログラムを実
行して故障診断を行う演算処理手段とを備えている。 また、相互通信可能なシリアルコミュニケーション・
インターフェイス、パラレルハンドシェイクターミナ
ル、あるいはダイレクトメモリアクセス(DMA)を上記
ローダとして装備する。 さらに、上記ローダを双方向通信可能なインターフェ
イスで構成してもよい。
【作用】
上記構成により、車両用電子制御装置の演算処理手段
が、第1の記憶手段に予め書き込まれている制御プログ
ラムに基づき作動して、外部装置からローダを介して第
2の記憶手段に自己診断プログラムがロードされたこと
を判断し、このロードされた自己診断プログラムを第1
の記憶手段に書き込まれている制御プログラムに基づき
起動して実行し、故障診断を行う。 従って、外部装置から自己診断プログラムが車両用電
子制御装置にロードされたことの判断、及び、自己診断
プログラムの開始が、全て車両用電子制御装置側で行わ
れ、これにより、外部装置からの自己診断プログラムの
ロード後は、外部装置と車両用電子制御装置を開放して
も、常にこのロードされた自己診断プログラムが実行さ
れ、車両の通常使用時にも適正な故障診断が行われる。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して具体的に
説明する。 第1図は本発明の一実施例による車両用電子制御装置
のブロック図を示し、図中、符号1はプログラムを実行
してデータ処理を行う演算処理手段としてのCPU、符号
2は各種センサなどからのデータを入力する入力インタ
ーフェイス、符号3はCPU1で実行された処理結果を出力
する出力インターフェイス、符号4はCPU1で実行される
プログラムを内蔵した第1の記憶手段(メモリ)として
のROM、符号5はデータの一時退避に使用されるRAMであ
る。 ここで符号6は基本システムとしてのROM4の他に余分
に1個設けられた第2の記憶手段(メモリ)であり、任
意にリード/ライトが可能なRAMやユーザが電気的に消
去可能なプログラムROMであるE2P・ROM(Electrical Er
asable Programmable ROM)などで構成される。 また、符号7は上記第2のメモリ6に外部装置11から
自己診断プログラムをロードするローダであり、相互通
信可能なシリアルコミュニケーション・インターフェイ
スやパラレルハンドシェイクターミナル、または磁気デ
イスク等のメモリにアクセスするダイレクトメモリアク
セス(DMA)、あるいは双方向通信可能なインターフェ
イスなどで構成される。 さらに、上記ROM4の一部4aには、第2のメモリ6に自
己診断プログラムがロードされたことを判断すると共
に、第2のメモリ6にロードされた自己診断プログラム
を起動するための制御プログラムが、予め書き込まれて
いる。そして、これらの各要素1〜7がデータバス8を
介して相互に有機的に結合されることで、マイクロコン
ピュータによる車両用電子制御装置10が構成され、車両
のエンジン制御等を行う。 次に、動作について説明する。 まず、車両用エンジンの制御システムの故障診断を行
うに当り、車両用電子制御装置10を構成するマイクロコ
ンピュータを起動すると、CPU1がROM4内に格納されてい
るプログラムを実行し、入力インターフェイス2より各
種入力を読み込んで所定の処理を行い、その処理結果を
出力インターフェイス3を介して出力する。同時に、CP
U1は外部装置11が接続されると、外部装置11から故障診
断の目的に合った最適な自己診断プログラムをローダ7
を介して第2のメモリ6にロードする。そして、この自
己診断プログラムのロードが終了すると、続いて第2の
メモリ6の所定の位置に対応する所定のデータをロード
する。 このロードをしているときに、所定時間毎に、ROM4の
一部4aに格納されている制御プログラムによって実行プ
ログラムが起動され、第2のメモリ6の所定アドレスに
格納されたデータが監視され、所定のデータを検出した
場合には、ローダ7を介しての第2のメモリ6に対する
自己診断プログラムのロードが完了したと判断し、以
後、第2のメモリ6内にロードされた自己診断プログラ
ムによって、CPU1は故障診断を実行する。 従って、外部装置11から自己診断プログラムが車両用
電子制御装置10の第2のメモリ6にロードされたことの
判断、及び、ロード後の自己診断プログラムの開始が全
て車両用電子制御装置10側で行われ、これによって、外
部装置11から車両用電子制御装置10への自己診断プログ
ラムのロード後は、車両用電子制御装置10と外部装置11
とを開放することが可能となる。 そして、この故障診断結果は、出力インターフェイス
3を介して、図示されていない表示装置に表示される。 ここで、前記ローダ7を双方向通信可能なインターフ
ェイスで構成すると、第2図に示すように上述の故障診
断結果やその他のデータを、外部装置11、車両側の電話
機12、既設の商用通信回線13、及びホストシステム側の
電話機14を介して、遠隔地にあるホストシステム15へ出
力することができる。 また、このように外部システムを既設通信線を介して
リンクさせると、生産後、ユーザの手に両手が移った後
でも、最新の故障診断を行う自己診断プログラムを提供
することができ、遠隔地にあるホストシステム15によっ
て、診断目的に合った複雑な故障診断を行うことが可能
となる。
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、外部装置から
自己診断プログラムが車両用電子制御装置にロードされ
たことの判断、及び、自己診断プログラムの開始が、全
て車両用電子制御装置側にて行われるので、外部装置か
らの自己診断プログラムのロード後は、外部装置と車両
用電子制御装置とを開放することが可能となり、汎用性
に優れる。 また、自己診断プログラムのロード後、外部装置と車
両用電子制御装置とを開放しても、ロードされた自己診
断プログラムを車両用電子制御装置で実行して故障診断
が行われ、車両走行等、車両の通常使用時にも適正な故
障診断を行い得る。 そして、何時でもその時点で最も進歩した故障診断を
行う自己診断プログラムを外部装置から導入でき、故障
診断の目的に合った最適な自己診断プログラムを実行す
ることが可能となる。 さらに、ローダを双方向通信可能なインターフェイス
で構成した場合には、車両用電子制御装置と遠隔地のホ
ストシステムとを通信回線等で接続して、車両用電子制
御装置における故障診断結果を遠隔地のホストシステム
にて詳細に解析することが可能となり、緻密且つ詳細な
故障診断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は車両用電子制
御装置のブロック図、第2図は本発明の応用例を示す構
成図である。 1……CPU(演算処理手段)、 4……ROM(第1の記憶手段)、 6……第2のメモリ(第2の記憶手段)、 7……ローダ、 10……車両用電子制御装置、 11……外部装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部装置から自己診断プログラムをロード
    するローダと、 上記自己診断プログラムがロードされたことを判断する
    ため、及び、該自己診断プログラムを起動するための制
    御プログラムが予め書き込まれている第1の記憶手段
    と、 上記ローダを介しての自己診断プログラムがロードされ
    る第2の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に書き込まれている制御プログラム
    に基づき作動し、上記第2の記憶手段に自己診断プログ
    ラムがロードされたことを判断し、ロードされた自己診
    断プログラムを実行して故障診断を行う演算処理手段と
    を備えたことを特徴とする車両用電子制御装置。
  2. 【請求項2】相互通信可能なシリアルコミュニケーショ
    ン・インターフェイスを上記ローダとして装備したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用電子制
    御装置。
  3. 【請求項3】パラレルハンドシェイクターミナルを上記
    ローダとして装備したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の車両用電子制御装置。
  4. 【請求項4】ダイレクトメモリアクセス(DMA)を上記
    ローダとして装備したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の車両用電子制御装置。
  5. 【請求項5】上記ローダを双方向通信可能なインターフ
    ェイスで構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の車両用電子制御装置。
JP61088897A 1986-04-16 1986-04-16 車両用電子制御装置 Expired - Lifetime JPH081605B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61088897A JPH081605B2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16 車両用電子制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61088897A JPH081605B2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16 車両用電子制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62245341A JPS62245341A (ja) 1987-10-26
JPH081605B2 true JPH081605B2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=13955752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61088897A Expired - Lifetime JPH081605B2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16 車両用電子制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH081605B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0827220B2 (ja) * 1988-07-23 1996-03-21 富士重工業株式会社 車輌診断装置
US7068147B2 (en) 1999-12-07 2006-06-27 Denso Corporation Control information rewriting system
US6694235B2 (en) 2001-07-06 2004-02-17 Denso Corporation Vehicular relay device, in-vehicle communication system, failure diagnostic system, vehicle management device, server device and detection and diagnostic program
JP2011202619A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Keihin Corp 電子制御装置
CN116909496A (zh) * 2023-09-14 2023-10-20 山东索奇电子科技有限公司 基于嵌入式高速数据通讯技术的车辆故障数据溯源方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6162880A (ja) * 1984-09-05 1986-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリント基板の動作試験方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62245341A (ja) 1987-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10282926B2 (en) Calculator for a vehicle, such as a power steering calculator, provided with an integrated event recorder
JPH03290711A (ja) 車両用電子制御装置
JPH08320955A (ja) 車両故障診断装置の時間管理システム及び方法
JPH0319571B2 (ja)
JPH081605B2 (ja) 車両用電子制御装置
US6125456A (en) Microcomputer with self-diagnostic unit
JPH05172704A (ja) 車両用故障診断装置
JP3251038B2 (ja) 計測装置
JPH0715427B2 (ja) 自動車用故障診断装置
JP4398102B2 (ja) 車載用電子機器
JPH0635820Y2 (ja) 車両用故障診断装置
JPS62131343A (ja) 車載電子装置の診断表示方式
JP2639103B2 (ja) 自動車用電子制御装置の故障診断装置
JPH04166737A (ja) 車両用故障診断装置
JPS62188933A (ja) 自動車用制御装置の自己診断装置
JP2531139B2 (ja) リモ−ト診断装置
JPH0623930B2 (ja) 電子的制御ユニツトの異常検出装置
JPH0724034B2 (ja) 電子制御装置
JPH06227328A (ja) 自動車用電子制御装置
JPH0743299B2 (ja) 車両用故障診断装置
JP2826812B2 (ja) データ処理システム
JP2001117635A (ja) モニタ装置
JP3060376U (ja) メモリ装置
JPH0733985B2 (ja) 自動車の点検整備用診断装置
JPH0743298B2 (ja) 車両用故障診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term