JPH0815758A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JPH0815758A
JPH0815758A JP14481694A JP14481694A JPH0815758A JP H0815758 A JPH0815758 A JP H0815758A JP 14481694 A JP14481694 A JP 14481694A JP 14481694 A JP14481694 A JP 14481694A JP H0815758 A JPH0815758 A JP H0815758A
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JP
Japan
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body cover
main body
release button
photographing
camera
Prior art date
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Application number
JP14481694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kimura
凱昭 木村
Masami Fujita
雅己 藤田
Koichi Matsumoto
▲昂▼一 松本
Kiyoaki Hazama
清昭 硲
Kazuhiro Nakanishi
和裕 中西
Takashi Kamata
隆史 鎌田
Shigeki Yanaka
茂樹 谷中
Ken Murayama
謙 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片手でも確実に保持することができる上に片
手撮影時の操作性にも優れ、更に、被撮影者の自然な生
の表情を捕らえることも容易に達成し得るカメラを提供
することを目的としている。 【構成】 本体カバーと、前記本体カバーの前面側に設
けられ、被写体像を記録媒体上に結像するための撮影レ
ンズと、前記撮影レンズを介して前記記録媒体上へ結像
される前記被写体像の露光を制御する露光制御手段と、
前記露光制御手段を作動させるためのレリーズボタン
と、を有する撮影装置において、前記本体カバーに、撮
影範囲を撮影者に識別させるためのファインダーを設け
ないことを特徴とする撮影装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩フィルム、フロッ
ピーディスク、磁気テープ等の記録媒体に対して被写体
像の撮影記録を行う撮影装置(以下、単にカメラと称す
る)に関わり、更に詳しくは、片手でカメラを保持した
ような場合でも、確実にカメラ本体を保持することがで
き、手ブレ等の生じ難い構成を備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラにおいては、撮影時に、両
手でカメラ本体を保持し、通常、右手の人指し指で撮影
を開始するレリーズボタンを操作して撮影することを前
提として、レリーズボタンの配置、グリップの形状、等
々の設計が行われている。しかしながら、近年、カメラ
の小型化が進むにつれ、両手によるカメラ本体の保持が
困難に成ってきている。それ故、例えば右手の中指、薬
指、小指、親指とでカメラ本体を保持(以下、片手保
持)し、人指し指でレリーズボタンを操作する撮影(以
下、片手撮影)を行うユーザが増えつつある。この片手
撮影は言うまでもなく、カメラ本体の保持が充分でない
ために手ブレ等の問題が起こりやすく、好ましくない。
【0003】一方、従来のカメラにおいては、撮影構図
や撮影範囲を決めるためのファインダが設けられてい
る。撮影者であるユーザは、両手でカメラ本体を保持し
た状態で、このファインダを通して被写体の位置や大き
さ等を確認し、レリーズボタンを操作することによっ
て、その時々に応じて変化する所望の写真(山岳写真、
風景写真、天体写真、人物写真、家族写真、旅行写真、
スナップ写真、等々)を自在に得ることができる。
【0004】しかしながら、従来のカメラにおいて特に
一般ユーザ向けのカメラにあっては、次のような問題が
あることが分かった。
【0005】1)人物を被写体とする撮影の場合、被写
体である被撮影者が、撮影者のファインダを除く動作を
見て構えてしまい、その結果、被撮影者の自然な生の表
情を捕らえることが困難である。
【0006】2)ファインダは特に小型カメラでは、一
般に倍率が1以下で実際に見えるよりも小さく見える。
また片目でファインダを覗くのに不慣れなユーザもい
る。その他、目の視度が合わないと見にくかったり、フ
ァインダを右目で覗くか左目で覗くかといった迷いも生
じる。
【0007】3)撮影準備として両手が使えるようにし
てファインダを覗く必要があるため、片手に何かを持っ
たままでは撮影することができない。(仮に、カメラ本
体を片手保持してファインダを覗く場合には、前述した
ように手ブレの問題が生じる。)更に、視力の弱い撮影
者はメガネの準備等も必要になる上に、ファインダを覗
くためにカメラを顔の近くまで移動させなければなら
ず、それ故、所謂シャッタチャンスが訪れた時に、撮影
が間に合わないことが多い。
【0008】4)撮影操作としては両手を目の近くで保
持し、ファインダを見ながら構図を決めながらシャッタ
チャンスを待ち、さらにその状態でレリーズ操作をしな
ければならず、操作がなれないユーザにとってはカメラ
操作は面倒であると感じる場合が多い。
【0009】5)レリーズボタンが、ファインダを覗い
たときにカメラの右側にある場合は、右利きの撮影者に
とっては操作し易いが、左利きの撮影者にとっては非常
に操作し難い。左利き撮影者用のカメラも考えられては
いるが、この場合には右利きの撮影者にとっては操作し
難くなるため、右利き、左利きの撮影者の間でカメラを
互いに回し合って撮影するような場合に、不便さが生じ
る。
【0010】なお、特殊なカメラとしてスパイ用カメラ
と称される類の超小型カメラがあるが、特殊フィルムの
使用を前提とするため一般的なサイズのフィルムの装填
は全く不可能なものである上に、被撮影者に気付かれな
いように撮影を行うことを課題として構成されたもので
あるために、操作性が極めて悪い上に、カメラの保持を
充分に行うことができず手ブレを起こしやすいものであ
った。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題の少
なくとも一つを解決するためになれたもので、片手でも
確実に保持することができる上に片手撮影時の操作性に
も優れ、更に、被撮影者の自然な生の表情を捕らえるこ
とも容易に達成し得るカメラを提供することを目的とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記の手
段によって達成される。即ち、 (1).本体カバーと、前記本体カバーの前面側に設け
られ、被写体像を記録媒体上に結像するための撮影レン
ズと、前記撮影レンズを介して前記記録媒体上へ結像さ
れる前記被写体像の露光を制御する露光制御手段と、前
記露光制御手段を作動させるためのレリーズボタンと、
を有する撮影装置において、前記本体カバーに、撮影範
囲を撮影者に識別させるためのファインダーを設けない
ことを特徴とする撮影装置。
【0013】(2).前記露光制御手段の作動に伴いス
トロボ発光を行う発光手段を具備し、前記発光手段によ
る発光光を放出する発光用窓が、前記撮影レンズと前記
レリーズボタンとの間に配置されていることを特徴とす
る(1)項記載の撮影装置。
【0014】(3).本体カバーと、前記本体カバーの
前面側に設けられ、被写体像を記録媒体上に結像するた
めの撮影レンズと、前記撮影レンズを介して前記記録媒
体上へ結像される前記被写体像の露光を制御する露光制
御手段と、前記露光制御手段を作動させるためのレリー
ズボタンと、前記露光制御手段の作動に伴いストロボ発
光を行う発光手段と、を有する撮影装置において、前記
発光手段による発光光を放出する発光用窓が、前記撮影
レンズと前記レリーズボタンとの間に配置されているこ
とを特徴とする撮影装置。
【0015】(4).少なくとも、前記本体カバーの前
面、背面のうちの一つの、撮影レンズの光軸方向から見
たときの輪郭を、略円形状としたことを特徴とする
(1)〜(3)のいずれか1項に記載の撮影装置。
【0016】(5).前記記録媒体上へ投影される画面
枠の略中心を通り且つ前記画面枠を形成する長辺又は短
辺と平行な線上の近傍に、前記レリーズボタンを配置し
たことを特徴とする(4)項に記載の撮影装置。
【0017】(6).前記本体カバーの前面の略中央
に、前記撮影レンズを配置したことを特徴とする(4)
または(5)のいずれか1項に記載の撮影装置。
【0018】(7).前記記録媒体上へ投影される画面
枠の略中心を通り且つ前記画面枠を形成する長辺又は短
辺と平行な線上の近傍に、前記発光手段による発光光を
放出する発光用窓を配置したことを特徴とする(2)〜
(6)のいずれか1項に記載の撮影装置。
【0019】(8).前記本体カバーの前面及び/又は
背面上に、前記記録媒体上へ投影される画面枠の向き
を、操作者に知らしめるための表示が記されていること
を特徴とする(4)〜(7)のいずれか1項に記載の撮
影装置。
【0020】(9).前記本体カバーの前面及び/又は
背面の光軸方向から見たときの輪郭が、曲線の少なくと
も一部を切り欠いた略円形状であることを特徴とする
(4)〜(8)のいずれか1項に記載の撮影装置。
【0021】(10).(9)記載の撮影装置における切
欠きが、前記記録媒体上へ投影される画面枠を形成する
長辺又は短辺と平行な方向へ伸びた直線によるものであ
ることを特徴とする撮影装置。
【0022】(11).前記レリーズボタンの、前記本体
カバーの前面と背面との間に位置する側面に対して占め
る面積の比が、2%乃至25%であることを特徴とする
(1)〜(10)のいずれか1項に記載の撮影装置。
【0023】(12).前記レリーズボタンの押圧方向
が、光軸方向と略平行であることを特徴とする(1)〜
(11)のいずれか1項に記載の撮影装置。
【0024】(13).前記レリーズボタンの押圧方向
が、光軸方向と略垂直であることを特徴とする(1)〜
(11)のいずれか1項に記載の撮影装置。
【0025】(14).前記レリーズボタンの表面を、前
記本体カバーの表面とは色、光沢、弾性率、表面粗さの
内の少なくとも何れか1つの点で異なっていることを特
徴とする(1)〜(13)のいずれか1項に記載の撮影装
置。
【0026】(15).前記レリーズボタンが、前記本体
カバーの表面より突出していることを特徴とする(1)
〜(13)のいずれか1項に記載の撮影装置。
【0027】(16).前記本体カバーの前面と背面との
間に位置する側面の少なくとも一部を、前記本体カバー
の前面及び/又は背面の弾性率よりは低く構成すること
を特徴とする(1)〜(15)のいずれか1項に記載の撮
影装置。
【0028】(17).少なくとも前記本体カバーの前面
と背面との間に位置する側面上に、操作者の指をあてが
う凹部が形成されていることを特徴とする(1)〜(1
6)のいずれか1項に記載の撮影装置。
【0029】(18).前記凹部の、位置及び/又は形状
が可変であることを特徴とする(17)項に記載の撮影装
置。
【0030】(19).前記本体カバーの背面に、操作者
の手の平の***を形取った形状加工を施したことを特徴
とする(1)〜(18)のいずれか1項に記載の撮影装
置。
【0031】(20).前記本体カバーの背面と、前記本
体カバーの前面と背面との間に位置する側面とに囲まれ
た稜線に対し、少なくとも一部を面取りを設けたことを
特徴とする(1)〜(19)のいずれか1項に記載の撮影
装置。
【0032】(21).前記本体カバーの前面上、又は前
記本体カバーの前面と背面との間に位置する側面上に、
電源スイッチを切り換える電源切換手段を設けたことを
特徴とする(1)〜(20)のいずれか1項に記載の撮影
装置。
【0033】(22).前記電源切換手段は、前記本体カ
バーの前面に対して略平行な方向にスライド移動するこ
とによって前記電源スイッチを切り換えるものであるこ
とを特徴とする(21)項に記載の撮影装置。
【0034】(23).前記記録媒体の残撮影可能駒数若
しくは被撮影済駒数の何れかを検出する検出手段を具備
し、前記本体カバー上に、前記検出手段が検出した駒数
を表示する駒数表示部を設けたことを特徴とする(1)
〜(22)のいずれか1項に記載の撮影装置。
【0035】(24).前記駒数表示部は、線状に配列し
たLED又はLCDの点灯・消灯によって表示するもの
であって、点灯または消灯される一つ当たりの前記LE
D又はLCDに対応する残撮影可能駒数若しくは被撮影
済駒数を、前記駒数の多い場合と少ない場合とで異なら
しめたことを特徴とする(23)項記載の撮影装置。
【0036】(25).前記記録媒体として銀塩フィルム
を使用することを特徴とする(1)〜(24)のいずれか
1項に記載の撮影装置である。
【0037】ここで、「本体カバー」とはプラスチック
や金属等の材料から構成され、カメラ内部を被覆して外
観を形成する外枠組みのことを言う。
【0038】「本体カバーの前面」とは、本体カバーの
撮影レンズが配置されて被写体側から見える側の面を言
い、「本体カバーの背面」とは「本体カバーの前面」の
反対側の面を言う。尚、後述するように、本体カバーが
球面状であったり、稜線の面取りが施されている場合の
ように「前面」「背面」「前面と背面との間の側面」の
各々の境界が明確でない場合が多々あり得るが、この場
合には、光軸を周回し、レリーズボタンを含んだ本体カ
バー上の帯状の面を側面とし、該側面より撮影レンズ側
の面を前面、残りの面を背面とする。
【0039】「撮影レンズ」とは、被写体像を記録媒体
上へ結像させるためのレンズを言い、固定焦点レンズ、
2焦点レンズ、可変焦点レンズ(ズームレンズ)の何れ
を問わないが、後に詳述するように本発明においては広
角の固定焦点レンズを使用することが好ましい。
【0040】「露光制御手段」とは、写真フィルム等の
記録媒体上への露光量を制御するための構成を言い、少
なくとも、シャッタと、シャッタを駆動させる駆動手段
とからなる。シャッタとしてはフォーカルプレーンシャ
ッタ、レンズシャッタ等々、何れも用いることが可能で
ある。
【0041】「略円形状」とは、円形状、長円形状、楕
円形状、円形状の一部を面取りした円弧状、等の形状を
言う。
【0042】
【作用】以上のように構成した各請求項の作用について
説明する。
【0043】請求項1の撮影装置においては、本体カバ
ーの背面にファインダが設けられていないため、撮影者
(操作者)は従来行っていたファインダを見ながらの撮
影を禁止されるから、その結果、撮影者は従来行ってい
たカメラの保持をする必要がなくなって、本体カバーの
背面を片手(右手・左手を問わない)で平に密着させる
ようにカメラを握って保持するという本発明が意図する
カメラの保持方法(以下、本保持方法)を、躊躇わずに
実行することができる。つまり、一般のユーザは、カメ
ラの撮影時にはファインダを覗かなければならないとい
った既成概念を持っているから、ファインダを覆い隠す
ことになる本保持方法に対しての心理的負担を軽減する
ことができる。従って、ファインダを設けないように構
成することにより、片手でも確実に保持をユーザに行わ
せることができ、片手撮影の際に問題となっていた手ブ
レを防止することができる他、被写体が人物である場合
に、撮影者はカメラを構えてファインダを覗く動作を行
わずに、ただ手の平を被写体に向けてレリーズボタンを
操作するだけで撮影することができるため、被撮影者の
自然な表情を撮影することも可能となる。
【0044】請求項2の撮影装置においては、ストロボ
発光光が放出されるストロボ発光窓が、本保持方法によ
るカメラの保持を行った場合に、ストロボ発光窓を指で
覆い隠すことによって生じる所謂“ケラレ”が生じ難
い。
【0045】請求項3の撮影装置においては、本保持方
法によるカメラの保持を行った場合に、ストロボ発光窓
を指で覆い隠すことによって生じる“ケラレ”が生じ難
いカメラを提供するものであるが、必要に応じてファイ
ンダを設けたものであっても良い。
【0046】請求項4の撮影装置においては、カメラ本
体カバーの輪郭が略円形状であるため、より本保持方法
を行い易くなる。
【0047】請求項5の撮影装置においては、本体カバ
ーの形状が略円形状であっても、撮影画面(最終的にプ
リントされる画面)の上下左右の少なくとも何れか一つ
の方向とレリーズボタンの位置とが一致するため、撮影
者は撮影画面の向きを容易に知ることが可能である。ま
た更に、撮影者が右利き,左利きの何れに因らず、レリ
ーズ操作がし易い。
【0048】請求項6の撮影装置においては、略円形状
の本体カバーを本保持方法により保持し、例えばレリー
ズボタンを人指し指で操作した後、親指で操作できるよ
うにカメラの向きを90°持ち替えるような場合でも、撮
影レンズの位置は手の平の略一定の位置から移動しない
ため、撮影者は撮影構図の中心を略一定としたままカメ
ラを保持する向きを途中で変更することができる。
【0049】請求項7の撮影装置においては、本体カバ
ーの形状が略円形状であっても、撮影画面の上下左右の
少なくとも何れか一つの方向とストロボ発光窓の位置と
が一致するため、撮影者は撮影画面の向きを容易に知る
ことが可能である。
【0050】請求項8の撮影装置においては、本体カバ
ーの形状が略円形状であっても、撮影画面の上下左右の
少なくとも何れか一つの方向が本体カバー上に記されて
いるため、撮影者は撮影画面の向きを容易に知ることが
可能である。
【0051】請求項9の撮影装置においては、本体カバ
ーの輪郭の一部に切欠きを有しているため、該切欠きの
位置によって撮影画面の上下左右の何れか一つの方向を
示すことが可能である他、切欠きの形状によってカメラ
の保持をより確実にすることもできる。
【0052】請求項10の撮影装置においては、切欠き形
状が直線であるあるため、該切欠きの位置によって撮影
画面の上下左右の何れか一つの方向を示すことが可能で
ある他、切欠きの形状によってカメラの保持をより確実
にすることもでき、更に該切欠きによってカメラを立て
て置くことができる。
【0053】請求項11の撮影装置においては、カメラを
保持した場合にレリーズボタンの位置を容易に探し出す
ことができ、しかもレリーズボタンの操作を行い易い。
【0054】請求項12の撮影装置においては、レリーズ
ボタンが光軸に対して略平行に押圧されるため、第2関
節乃至第3関節までの指でカメラ本体カバーの側面部を
保持する場合に、指先によるレリーズボタンの押圧が容
易であり、しかも手ブレの防止に有効である。
【0055】請求項13の撮影装置においては、レリーズ
ボタンが光軸に対して略垂直に押圧されるため、指先で
カメラ本体カバーの側面を保持する場合に、レリーズボ
タンの押圧が容易であり、しかも手ブレの防止に有効で
ある。
【0056】請求項14の撮影装置においては、レリーズ
ボタンの位置の視覚的確認が行い易い。
【0057】請求項15の撮影装置においては、レリーズ
ボタンの位置の視覚的確認を行わなくてもレリーズボタ
ンの位置を手探りで知ることができる。
【0058】請求項16の撮影装置においては、カメラ本
体カバーの側面の少なくとも一部が、他の部位の面に比
して弾性率が低いため、耐衝撃性が強くなる上に、本保
持方法を行った際に、変形して手に密着し易くなり、よ
り確実な保持を達成できる。
【0059】請求項17の撮影装置においては、本保持方
法を行う際に、手の指が掛かるカバー側面に凹部が設け
られているため、より確実な保持を達成できる。
【0060】請求項18の撮影装置においては、凹部の形
状及び/又は位置が可変になっているため、撮影者毎に
異なる手の大きさ・形状等に応じて変形させることによ
り、撮影者が誰であろうと保持し易くなる。
【0061】請求項19の撮影装置においては、本体カバ
ーの背面が、撮影者の手の平の***を形取ったものであ
るため保持し易くなるばかりでなく、撮影者毎に異なっ
ている、手の平の方向と被写体の方向とのズレを補正す
ることができる。
【0062】請求項20の撮影装置においては、本体カバ
ーの側面と背面との間の稜線が面取りされているため、
長時間保持するような場合や強く保持するような場合で
も、撮影者の手に余計な負担が掛からない。
【0063】請求項21の撮影装置においては、手の平が
密着する本体カバー背面以外の面に電源切換手段を設け
たため、カメラを片手で保持した状態で電源のON/O
FFの切り換えを行うことができる。
【0064】請求項22の撮影装置においては、電源切換
手段をスライドスイッチにしたために、カメラの上下左
右をどのような向きで保持したとしても誤って指で押圧
してしまう恐れがなくなり、しかも本体カバー前面と略
平行な方向にスライドさせるものであるため、本保持方
法による保持を行った場合、本体カバー前面と略平行な
方向には指は動かし難いため、仮に電源切換手段に指が
掛かっていたとしてもスライドし難く、誤動作の恐れは
より小さい。
【0065】請求項23の撮影装置においては、写真フィ
ルム等の記録媒体の撮影済駒数若しくは撮影可能な残り
駒数を検出して表示するようになっているため、撮影者
は撮影可能な残り駒数を知ることができ、フィルムを補
充すべきタイミングを誤ることが少なくなる。
【0066】請求項24の撮影装置においては、撮影可能
な残り駒数が多いときには、半分残っているとか、あと
1/3残っているとか感覚的に残り駒数を表示し、残り駒
数が少ないときには正確にあと何枚残っているといった
表示を行うため、LED又はLCDの個数を撮影駒数分
用意しなくても撮影者は残り駒数を充分把握することが
可能になる。
【0067】請求項25の撮影装置においては、一般的に
広く使用されている銀塩フィルムを使用することができ
る。
【0068】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明する。
尚、下記実施例は何れも銀塩の写真フィルムFを使用す
るものであるが、本発明はこれに限定されるものではな
く、その他、フロッピーディスクや磁気テープ等の記録
媒体を使用する例にも適用可能である。
【0069】(実施例1)図1は、カメラを右手で保持
した状態の斜視図であり、図6は、背面から見たときの
斜視図を示す。図1に示すように、カメラ本体ボディー
101を撮影レンズ201側から見た時の輪郭形状は、略長円
形状になっている。カメラ本体ボディー101は、金属,
プラスチック樹脂などの材料を成形して成る前面本体カ
バー141aと背面本体カバー141bとによって、その外観
の大部分が占められている。ここでは便宜上、カメラ本
体ボディー101を、前面部141c、背面部141d、側面部1
41eとに分割して説明を行う。
【0070】撮影レンズ201は前面部141cの略中央に配
置されており、図示しない機構によって、撮影時(又は
電源ON時)には撮影レンズ201の光軸方向前方に繰り
出され、撮影が行われない時(又は電源OFF時)には
光軸方向後方に沈胴するようになっている。尚、本発明
において、撮影レンズ201を光軸方向に繰り出し/沈胴
させる構成は、必ずしも必須ではない。
【0071】本発明の露光制御を行うための露出機構50
1は、撮影レンズ201と撮影画面枠との間に設けられてお
り、少なくともプログラム電子シャッタや単速度シャッ
タといったシャッタを備えるものであり、撮影画面枠へ
の露光量を調整するための絞り調整機構を備えているこ
とが好ましい。絞り調整機構を備えている場合には、公
知の自動露出制御機構(AE)によって自動的に絞り調
整が行われるように構成されていると、撮影者は絞り調
整を行う煩雑さが解消され、より好ましい。その他、露
出機構501は自動焦点制御機構(AF)が備えられてい
る場合に、撮影レンズ201の移動量を調整するように構
成されていても良い。
【0072】本発明の光学系としては、固定焦点レン
ズ、2焦点レンズ、可変焦点レンズ(ズームレンズ)の
何れも用いることができるが、広い範囲の撮影が行え、
且つ合焦を気にする必要のないことから、固定焦点の広
角レンズを使用することが好ましい。ファインダにより
被写体の位置(撮影の構図)を目視確認せずとも、被写
体が画面内に写っていないとか、ピンボケしているとい
った撮影ミスを、低減することができるからである。
【0073】レリーズボタン301は、本体カバーの側面
部141e上に配置されており、図の例では親指の先で操
作を行うことから、レンズの光軸方向に対して略直交す
る方向に押圧するようになっている(図中矢印方向)。
側面部141eは、背面部141dとの稜線が面取り151され
ており、本保持方法を行ったときに、操作者の指に余計
な負荷を掛けないように配慮されている。
【0074】レリーズボタン301は、前面本体カバー141
a、背面本体カバー141bを構成する部材とは、少なく
とも視覚的に区別し易いように、色、表面粗さ、表面硬
度、弾性率、光沢の内の少なくとも一つの点で異なるよ
うに加工されるか、若しくは該性質を持った材料の選択
が行われる。例えば本体カバーをプラスチック樹脂で構
成した場合に、レリーズボタン301は、少なくとも表面
をゴムで被覆して構成される。更に、本体カバーの表面
よりもレリーズボタン301の表面の摩擦を大きくしてお
けば、両者は、視角的区別を行わなくても、触覚だけで
容易に区別がつく。その他、レリーズボタン301が側面
部141eの表面から突出、若しくは陥没しているような
段差を有するものであっても良い。
【0075】レリーズボタン301は、側面部141eの総表
面積に比して2%〜25%程度の大きさであると、カメラ
を保持した場合に、自然と手の指がレリーズボタン301
に触れることになり好ましい。
【0076】レリーズボタン301は図示されている如
く、前面部141c、背面部141dの両方に渡って設けられ
ていても良いし、どちらか一方だけに渡っていても良
い。また、レリーズボタン301の位置は、人指し指(一
部図示)が位置する近傍に設けられていても良く、また
前面部141cに設けられていても良い。レリーズボタン3
01を前面部141cに設けた場合は、指の第2関節〜第3
関節で側面部141eを保持し、指先でレリーズ操作を行
うことになる。この場合、レリーズボタン301の押圧方
向をレンズの光軸方向に略平行にすると、操作性が良く
好ましい。
【0077】図6のように、フィルムFは、カメラ本体
ボディー101に内在される図示しない搬送機構によって
自動的に搬送される。レリーズボタン301は図示される
如く、撮影レンズ201から入光された被写体像が結像さ
れる撮影画面Iの中心Pを通り、画面枠の短辺に平行な
線(X)の線上に配設されている。従って、カメラの輪
郭が上下左右の対称な略円形状であっても、操作者は撮
影画面の上下方向を区別することができる。尚、レリー
ズボタン301は厳密に線(X)の上にある必要はなく、
その近傍に位置していれば事足りる。また勿論、レリー
ズボタン301は、撮影画面Iの中心を通り且つ画面枠の
長辺に平行である線Yの線上近傍に配設されていても良
い。
【0078】電源スイッチ511は前面部141cに設けられ
ており、図1の例では水平方向にスライドするようにな
っている。電源スイッチ511の位置、及びスライドさせ
る方向は、右手による保持状態を維持したまま、右手の
親指や人指し指等を延ばして容易に操作できるよう配慮
される。尚、図示されている通り、従来のカメラにおい
て設けられていた視野枠を覗き込むためのファインダ
は、存在しない。その他、必要に応じてタイマーやオー
トリワインド機構、日付写し込み機構等々、公知のカメ
ラ技術と組み合わせることが可能である。
【0079】ここで撮影操作について説明すると、本発
明のカメラは、背面部141dと、操作者の手の平と、の
接触面積が大きくなるように保持されるが、ファインダ
が設けられていないために、撮影者はファインダを覆い
隠すことに対して受ける心理的抵抗がない。そして、こ
の本保持方法を行うことによって、片手でも容易で確実
な保持が達成される。レリーズボタン301は適宜の大き
さの面積を有しているから、自然、レリーズボタン301
に指が掛かっており、例えば被写体との会話中に、電源
スイッチ511をONして、カメラを保持している側の手
の平の方向を被写体に向け、レリーズボタン301を押圧
するだけで撮影が行われる。即ち、シャッタチャンスを
逃すことがない。
【0080】従って、両手でカメラを保持したり、ファ
インダを覗くためにカメラを顔に近くまで移動させた
り、ファインダを覗きながら構図を決めるといった、従
来の撮影動作が行われないため、被写体である被撮影者
は、撮影されることを意識せずに済み、それ故、被写体
の自然な生の表情を取ることができる。しかも、従来の
撮影動作とは異なるアングルからの撮影を容易ならしめ
たので、撮影者の撮影意欲を増加させる効果が期待でき
る。また、レリーズボタン301が、左右対称形であるカ
メラ本体の略中央に設けられているので、操作者が右利
きであるか左利きであるかを問わず、操作し易い。
【0081】(実施例2)図2は、ストロボ発光部を有
するカメラを保持した斜視図を示す。カメラ本体ボディ
ー102、前面本体カバー142a、背面本体カバー142b、
撮影レンズ202は、先の実施例と同様に構成される。
【0082】ストロボ発光光を放出するためのストロボ
発光窓402は、図示のように、前面部142c上の、レリー
ズボタン302と撮影レンズ202との間に位置する、帯状の
面上に設けられ、必要に応じて、自動露出制御(AE)
を行うための測光窓702や自動焦点制御(AF)を行う
ための測距窓802が並設される。ストロボ発光を行うた
めの発光回路(図示せず)は、特にストロボ発光窓402
近傍に設けられている必要はなく、カメラ本体ボディー
102の適宜なスペースに配置される。電源スイッチ512は
側面部142eに設けられており、図中の上下方向にスラ
イドすることにより、電源のON/OFFが切り換えら
れる。尚、電源スイッチ512に並べて、ストロボ発光の
ON/OFFを切り換えるスイッチが設けられていても
良い。
【0083】図の保持の例では、主として中指を用いて
レリーズボタン302を押圧することになるため、図示さ
れるようにレリーズボタン302が前面部142c、背面部14
2dの両方に渡って設けられていると、レリーズボタン3
02への指の掛け方を気にせずレリーズボタン302を押圧
すれば良く、操作性が良好になる点で好ましい。しかし
ながら、レリーズボタン302を側面部142eの面にのみ存
在するようにした場合には、レリーズボタン302は前面
部142cと背面部142dとの面の間で陥没するように押圧
されることになるために操作性は低下するが、誤って押
圧してしまうといった誤動作を防止する効果を期待する
ことができる。よって、レリーズボタン302の形状は、
その目的に応じて適宜選択するようにすれば良い。
【0084】また、前面部142cには撮影画面枠の向き
を示す画面枠表示マーク602が記されており、撮影者は
画面枠表示マーク602を見ることによって、カメラ本体
ボディー102を何方の向きに回転させれば所望する写真
(例えば、横長の写真と縦長の写真)が得られるかを確
認することができる。尚、撮影レンズ202が繰り出し/
沈胴するようにした場合には、繰り出される鏡胴を正面
から見た時の輪郭が、画面枠表示マーク602の如き、縦
・横の辺の長さの異なる形、例えば楕円形状であれば、
該輪郭によって操作者は撮影画面Iが縦か横かを知るこ
とができるため、特に画面枠表示マーク602を設ける必
要はなくなる。
【0085】以上の如く構成された本発明のカメラは、
先ず右手の親指で電源スイッチ512をスライドさせて電
源をONにし、手の平の向きを被写体に向けて中指等で
レリーズボタン302を押圧するだけで撮影を行うことが
できる。そして、少なくともストロボ発光光を放出する
ストロボ発光窓402は、レリーズボタン302と撮影レンズ
202との間の前面部142cに設けられているため、本保持
方法の如き、カメラを握り込んで保持して撮影を行うよ
うな場合にも、操作者の手の指がストロボ発光窓402を
覆い隠すことがなく、ケラレが生じない。その他、測光
窓702や測距窓802が設けられている場合にも、同様、覆
い隠されることがなく都合が良い。尚、本実施例ではフ
ァインダが設けられていても良く、この場合、ファイン
ダ窓は例えば測距窓802の右側に並設される。
【0086】(実施例3)図3は、カメラを保持した斜
視図を示す。カメラ本体ボディー103、前面本体カバー1
43a、背面本体カバー143b、撮影レンズ203は、先の実
施例と同様に構成される。
【0087】本実施例においては、フィルムFは図中の
上下方向に搬送され、所謂ハーフサイズの撮影がなされ
る。画面枠表示マーク603は撮影画面の上下を示すため
ものであり、撮影画面Iの中心Pを通り、画面枠の短辺
に平行な線(X)の線上に記されている(図6参照)。
従って、カメラの輪郭が上下左右対称な略円形状である
にも関わらず、操作者は表示マーク603を見て撮影画面
の上下方向を区別することができる。尚、画面枠表示マ
ーク603は、背面部143dに記したり、前面部143c及び
背面部143dの両方に記したり、更には側面部143eに記
したりしても良いが、カメラを保持した状態における認
識のし易さから、少なくとも前面部143cには記されて
いることが好ましい。また、カメラ本体ボディー103の
カラーを、撮影画面枠の上下に基づいて、上半分と下半
分とで異ならしめることによっても画面枠の上下方向を
認識させることも可能である。
【0088】カメラ本体ボディー103上には、2つのレ
リーズボタン303a,303bが設けられている。2つのレ
リーズボタン303a,303bを同時に押圧することによっ
て初めて撮影できるように制御すれば誤ってレリーズ
(撮影)してしまうことを防止することができ、また、
少なくともどちらか1つを押圧することによって撮影で
きるように制御すれば、より操作性の良い撮影を可能に
することができる。また、レリーズボタン303a,303b
は、図中の矢印の向きのように、各々押圧する方向が異
なるように構成されていても良いし、または、共に、レ
ンズ光軸方向に対して垂直方向に押圧するように構成さ
れていても良い。また、レリーズボタン303a,303bの
大きさは、その側面部143eに面した面積が、レリーズ
ボタンを含む本体ボディーの側面部143eの面積に対し
て2〜25%の範囲にあることが好ましい。尚、レリーズ
ボタンは2つに限定されず、3つ以上設けられていても
良い。
【0089】側面部143eの少なくとも一部には弾性体1
63が被覆されており、好ましくは側面部143eの全面が
被覆されている。弾性体163は、前面本体カバー143a、
背面本体カバー143bを構成する材料の弾性率よりは低
い弾性率の材料で構成され、例えば前面本体カバー143
a、背面本体カバー143bがプラスチック樹脂である場
合に、弾性体163はウレタンゴムである。弾性体163はカ
メラ本体ボディー103へ加わる衝撃を吸収して耐衝撃性
を持たせることができる他に、カメラ本体ボディー103
を指で保持した時に指の位置,形に応じて変形するの
で、より確実な保持を行わせることができる。
【0090】更に、弾性体163は背面部143dに被覆され
ていても良い。この場合、弾性体163の表面に、個々の
撮影者の手の平の***を形取った加工を施しておくと、
手の平とカメラ本体ボディー103との密着性が向上し、
より確実な保持を行うことが可能となる。
【0091】更に、撮影者によっては、被写体に向けて
いるつもりの手の平の向きと、実際に撮影される撮影レ
ンズの光軸とが必ずしも一致せずに、所望の被写体が撮
影画面の中に入らない場合もある。この場合には、背面
部143dに設けられる弾性体163 の厚みを、例えば、く
さび状に変化させて、手の平の向きと撮影レンズの光軸
の向きとが一致するように補正することが有効である。
【0092】(実施例4)図4(a)のカメラは、実施例
3のカメラ本体ボディー104の一部に切欠き144fを設け
たものであり、この切欠き144fは、直線(平面)であ
っても曲線(曲面)であっても良く、更に複数箇所に設
けられていても良い。この切欠き144fに手の指を密着
させることによって、カメラ本体ボディー104の保持が
より確実なものとなる。更に、切欠き144fの面を下に
向けてカメラを立てて置くことも可能である。また、切
欠き144fの面を、撮影画面Iの枠の長辺/短辺の何れ
かに並行に形成すれば、切欠き144fの位置によって撮
影者は撮影画面の向きを知ることが可能である。なお、
カメラ本体ボディー104は前面本体カバー144aと背面本
体カバー144bとによって、その外観の大部分が占めら
れている。ここでは便宜上、カメラ本体ボディー104
を、前面部144c、背面部144d、側面部144eとに分割
している。また、レリーズボタン304は指にかかりよく
なったレリーズボタンで、撮影レンズ204は正面略中央
に設けられた撮影レンズである。
【0093】線状に配列された複数個のLED714a〜7
14fから構成されるフィルム量表示部704は、フィルム
Fの撮影可能な残り駒数を表示するためのものである。
係る方法は従来知られており図示されていないが、カメ
ラに装填されたフィルムFの枚数を検出する手段、撮影
した駒数をカウントする手段、装填されたフィルムFの
枚数と撮影した駒数とから残り駒数を演算して求める手
段、演算結果を記憶する手段、及び記録した演算結果を
フィルム量表示部704に表示させるための手段等々から
構成されているものである。なお、弾性体164は図3で
説明した弾性体と同じである。
【0094】複数個のLED714a〜714fの配列は、直
線状であっても曲線状であっても良い。以下、このフィ
ルム量表示部704の表示方法について詳述する。
【0095】例えば、今、フィルム量表示部704が6個
のLED714a〜714fから構成され、カメラ本体内に2
4枚撮りのフィルムFが装填されているとする。図示し
ない電源スイッチをONすると、LED714a〜714fの
全てが点灯して装填されているフィルムFが未撮影のも
のであることを表示する。数枚撮影を行って残り駒数が
12〜23枚になると、LED714aは消灯するがLED714
b〜714fは点灯し続ける。それ故、撮影者は、まだ半
分以上撮影可能な駒が残っていることを知ることができ
る。更に撮影を行って残り駒数が6〜11枚になるとLE
D714bが消灯し、撮影者に残り駒数が1/4近くになった
ことを知らせる。更に撮影を重ねて残り駒数が3〜5枚
になるとLED714cが消灯し、残り駒数が殆ど無くな
っていることを知らせる。その後、残り駒数が2枚にな
るとLED714dが消灯し、残り駒数が1枚になるとL
ED714eが消灯し、全て使い終わるとLED714fが消
灯する。つまり、残り駒数が残り少なくなった時のみ、
1枚の駒数に対して1個のLEDが対応することによっ
て正確な残り駒数を表示する。
【0096】残り駒数と1個当たりのLEDが表示する
駒数とは上述した関係に限定されず、例えば、 残り駒数が20〜23枚の時LED714aが消灯 残り駒数が16〜19枚の時LED714bが消灯 残り駒数が12〜15枚の時LED714cが消灯 残り駒数が6〜11枚の時LED714dが消灯 残り駒数が2〜5枚の時LED714eが消灯 残り駒数が0枚の時LED714fが消灯 といった関係にしても良く、適宜に設定することが可能
である。
【0097】また、装填されるフィルムFが36枚撮りに
なった場合には、各々のLED714a〜714fの表示と駒
数との対応は、24枚撮りの時とは異なる設定になる。つ
まり、装填されたフィルムFが36枚撮りであると検出さ
れた時に、残り駒数が18〜35枚の時にLED714aが消
灯するといったように、LED表示と駒数との対応の設
定変更を行っている。
【0098】また、図4(b)の如く、フィルム量表示部7
05として液晶を使用し、液晶領域715a〜715fにより表
示するようにしても良い。
【0099】上述の例では撮影可能な残り駒数を表示し
ているが、撮影した駒数を表示するようにしても良い。
また、電源ON時にLED714a〜714fが点灯せず、残
り駒数が少なくなるにつれてLEDを点灯させるように
することもできる。フィルム量表示部705は、前面部144
c、側面部144e、背面部144dの何れにも配設すること
が可能であるが、カメラを保持したまま表示を見ること
ができることから、前面部144cに配設することが好ま
しい。更にまた、LED714a〜714fの各々の近傍に、
残量2/3、残量1/2、残量1/4、残量2枚・・・といった
数値を記しておくと、より操作者にとって見易い表示と
なり好ましい。
【0100】上記表示方法によれば、装填されたフィル
ムの撮影枚数に対応してLEDを増やす必要がないか
ら、LEDの配置に掛かるスペースを節約することがで
き、カメラの小型化に寄与することができる。更に、撮
影者は、撮影可能駒数の残量が多いときには一目で感覚
的なフィルム残量を知ることができる一方、少なくなっ
たときには正確な残り駒数を知ることができるためフィ
ルム補充のタイミングを逸することがない。
【0101】(実施例5)図5は、カメラを保持した斜
視図を示す。図示される通り、カメラ本体ボディー105
は前面本体カバー145aと背面本体カバー145bとによっ
て、その外観の大部分が占められている。ここでは便宜
上、カメラ本体ボディー105を、前面部145c、背面部14
5d、側面部145eとに分割している。カメラ本体ボディ
ー105の少なくとも側面部145eに、撮影者の指をあてが
うための凹部135が設けられており、撮影者にとっては
更にカメラ本体ボディー105を保持し易くなり、しかも
凹部135 によって撮影者の指が掛かるカメラ本体ボディ
ー105上の位置を規制することができるため、撮影レン
ズ205を指が覆うような保持の仕方を禁止する役割を担
わせることができる。
【0102】凹部135は、前面本体カバー145a、背面本
体カバー145b、レリーズボタン305等を、凹部135を備
えた型で成形することにより、形成されたものであって
も良いし、その他の方法によって形成されるものであっ
ても良い。例えば、前面本体カバー145a、背面本体カ
バー145b、レリーズボタン305等を、紫外線硬化樹脂
(例えば、出光PPZ;出光石油化学(株)製)によって
概ね成形した後、操作者の指を樹脂に押しあてて凹部13
5を形成して紫外線を照射し硬化させる方法、更には、
前面本体カバー145a、背面本体カバー145b、レリーズ
ボタン305等を、溶剤、ポリウレタン、塩化ビニール、
イソシアネート(硬化剤)、カーボンブラック等の混合
物によって概ね成形した後、操作者の指を樹脂に押しあ
てて凹部135を形成して100℃前後の熱を加え硬化させる
方法、等々が考えられる。
【0103】
【発明の効果】以上のように構成したので、下記のよう
な効果を奏する。
【0104】請求項1の撮影装置によれば、撮影者は撮
影装置を片手で容易且つ確実に保持し易くなっており、
それ故、両手では充分な保持ができないほど撮影装置の
大きさを小型にしても、手ブレ無く撮影することが可能
となるため、撮影の失敗を低減させることができる一
方、撮影装置の小型化に寄与することもできる。しかも
撮影者の視力の強弱や利き目等を考慮する必要がない。
その上、撮影までの手順が簡素化されるため、撮影者
は、撮影準備に戸惑うこともなくなり、シャッタチャン
スを逃さずに撮影できる。更に、従来とは異なった撮影
アングルを取ることができ、被撮影者の自然な表情を撮
影することも可能となる。
【0105】請求項2の撮影装置によれば、露出が足り
ない被写体でも撮影が可能である他、ストロボ発光窓を
指で覆い隠すことによって生じるケラレが生じ難くな
る。
【0106】請求項3の撮影装置によれば、露出が足り
ない被写体でも撮影が可能である他、ストロボ発光窓を
指で覆い隠すことによって生じるケラレが生じ難くな
る。
【0107】請求項4の撮影装置によれば、撮影者によ
る撮影装置の保持をより確実になる。
【0108】請求項5の撮影装置によれば、撮影者はレ
リーズボタンの位置によって撮影画面の向きを容易に知
ることができる上に、撮影者が右利き,左利きのどちら
であっても、レリーズ操作がし易い。
【0109】請求項6の撮影装置によれば、撮影レンズ
の光軸方向が被写体に向いている限り、撮影者が例え撮
影装置を天地逆に保持しても、被写体像を略一定の撮影
範囲内に収めることができる。
【0110】請求項7の撮影装置によれば、撮影者はス
トロボ発光窓の位置によって撮影画面の向きを容易に知
ることができる。
【0111】請求項8の撮影装置によれば、撮影者は表
示の位置や向きによって撮影画面の向きを容易に知るこ
とができる。
【0112】請求項9の撮影装置によれば、撮影者は切
欠きの位置によって撮影画面の向きを容易に知ることが
できる他、切欠きに指を掛けることによって撮影装置の
保持をより確実にすることもできる。
【0113】請求項10の撮影装置によれば、撮影者は切
欠きの位置によって撮影画面の向きを容易に知ることが
できる他、切欠きに指を掛けることによって撮影装置の
保持をより確実にすることもでき、しかも切欠きを下方
向に向けて立てて置くことができる。
【0114】請求項11の撮影装置によれば、撮影者はレ
リーズボタンの位置を容易に探し出すことができ、しか
もレリーズボタンの操作を行い易い。
【0115】請求項12の撮影装置によれば、第2関節乃
至第3関節までの指でカメラ本体カバーの側面部を保持
する場合に、指先によるレリーズボタンの押圧が容易で
あり、しかも手ブレの防止に有効である。
【0116】請求項13の撮影装置によれば、指先でカメ
ラ本体カバーの側面部を保持する場合に、指先によるレ
リーズボタンの押圧が容易であり、しかも手ブレの防止
に有効である。
【0117】請求項14の撮影装置によれば、撮影者はレ
リーズボタンの位置の視覚的確認が行い易い。
【0118】請求項15の撮影装置によれば、撮影者はレ
リーズボタンの位置を手探りでも確認することができ、
暗闇でも容易に操作することができる。
【0119】請求項16の撮影装置によれば、耐衝撃性が
向上する上に、手の密着度が高まり、撮影者による撮影
装置の保持をより確実なものにすることができる。
【0120】請求項17の撮影装置によれば、撮影者によ
る撮影装置の保持をより確実なものにすることができ
る。
【0121】請求項18の撮影装置によれば、撮影者の指
の大きさ等の個人差に関わらず、撮影者による撮影装置
の保持をより確実なものにすることができる。
【0122】請求項19の撮影装置によれば、撮影者によ
る撮影装置の保持をより確実なものにすることができる
上に、手の平の向きと被写体のある方向とのズレを補正
することができる。
【0123】請求項20の撮影装置によれば、長時間、撮
影装置を保持しても、撮影者の手に余計な負担が掛から
ない。
【0124】請求項21の撮影装置によれば、撮影装置を
片手で保持した状態でも、電源のON/OFFの切り換
えを、片手で容易に行うことができる。
【0125】請求項22の撮影装置によれば、電源切換に
係る誤動作を低減することができる。
【0126】請求項23の撮影装置によれば、撮影者は撮
影可能な残り駒数を知ることができ、記録媒体を補充す
べきタイミングを逸することが低減される。
【0127】請求項24の撮影装置によれば、LEDやL
CDを撮影駒数分用意する必要がないためスペースセー
ビング及びローコストに寄与する上に、残り駒数は一目
で感覚的に知ることができ、しかも記録媒体を補充すべ
きタイミングを逸することも低減される。
【0128】請求項25の撮影装置によれば、一般的に広
く使用されている銀塩フィルムを使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラを右手で保持した状態の斜視図である。
【図2】ストロボ発光部を有するカメラを保持した斜視
図である。
【図3】カメラを保持した斜視図である。
【図4】実施例3のカメラ本体ボディー104の一部に切
欠き144fを設けたものである。
【図5】カメラを保持した斜視図である。
【図6】カメラを保持した斜視図である。
【符号の説明】
101,102,103,104,105 カメラ本体ボディー 135 凹部 141a 前面本体カバー 141b 背面本体カバー 141c 前面部 141d 背面部 141e 側面部 142a 前面本体カバー 142b 背面本体カバー 142c 前面部 142d 背面部 142e 側面部 143a 前面本体カバー 143b 背面本体カバー 143c 前面部 143d 背面部 143e 側面部 144a 前面本体カバー 144b 背面本体カバー 144c 前面部 144d 背面部 144e 側面部 144f 切欠き 145a 前面本体カバー 145b 背面本体カバー 145c 前面部 145d 背面部 145e 側面部 151 面取り 163 弾性体 164 弾性体 201,202,203,204,205 撮影レンズ 301,302,303a,303b,304,305 レリーズボタン 402 ストロボ発光窓 501 露出機構 511,512 電源スイッチ 602,603 画面枠表示マーク 702 測光窓 704,705 フィルム量表示部 714a,714b,714c,714d,714e,714f LED 715a,715b,715c,715d,715e,715f 液晶領域 802 測距窓 P 中心 I 撮影画面 F フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 硲 清昭 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 (72)発明者 中西 和裕 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 鎌田 隆史 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 (72)発明者 谷中 茂樹 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 (72)発明者 村山 謙 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体カバーと、前記本体カバーの前面側
    に設けられ、被写体像を記録媒体上に結像するための撮
    影レンズと、前記撮影レンズを介して前記記録媒体上へ
    結像される前記被写体像の露光を制御する露光制御手段
    と、前記露光制御手段を作動させるためのレリーズボタ
    ンと、を有する撮影装置において、 前記本体カバーに、撮影範囲を撮影者に識別させるため
    のファインダーを設けないことを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記露光制御手段の作動に伴いストロボ
    発光を行う発光手段を具備し、前記発光手段による発光
    光を放出する発光用窓が、前記撮影レンズと前記レリー
    ズボタンとの間に配置されていることを特徴とする請求
    項1記載の撮影装置。
  3. 【請求項3】 本体カバーと、前記本体カバーの前面側
    に設けられ、被写体像を記録媒体上に結像するための撮
    影レンズと、前記撮影レンズを介して前記記録媒体上へ
    結像される前記被写体像の露光を制御する露光制御手段
    と、前記露光制御手段を作動させるためのレリーズボタ
    ンと、前記露光制御手段の作動に伴いストロボ発光を行
    う発光手段と、を有する撮影装置において、 前記発光手段による発光光を放出する発光用窓が、前記
    撮影レンズと前記レリーズボタンとの間に配置されてい
    ることを特徴とする撮影装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも、前記本体カバーの前面、背
    面のうちの一つの、撮影レンズの光軸方向から見たとき
    の輪郭を、略円形状としたことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体上へ投影される画面枠の略
    中心を通り且つ前記画面枠を形成する長辺又は短辺と平
    行な線上の近傍に、前記レリーズボタンを配置したこと
    を特徴とする請求項4記載の撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記本体カバーの前面の略中央に、前記
    撮影レンズを配置したことを特徴とする請求項4または
    5記載の撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体上へ投影される画面枠の略
    中心を通り且つ前記画面枠を形成する長辺又は短辺と平
    行な線上の近傍に、前記発光手段による発光光を放出す
    る発光用窓を配置したことを特徴とする請求項2〜6の
    いずれか1項に記載の撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記本体カバーの前面及び/又は背面上
    に、前記記録媒体上へ投影される画面枠の向きを、操作
    者に知らしめるための表示が記されていることを特徴と
    する請求項4〜7のいずれか1項に記載の撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記本体カバーの前面及び/又は背面の
    光軸方向から見たときの輪郭が、曲線の少なくとも一部
    を切り欠いた略円形状であることを特徴とする請求項4
    〜8のいずれか1項に記載の撮影装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の撮影装置における切欠
    きが、前記記録媒体上へ投影される画面枠を形成する長
    辺又は短辺と平行な方向へ伸びた直線によるものである
    ことを特徴とする撮影装置。
  11. 【請求項11】 前記レリーズボタンの、前記本体カバ
    ーの前面と背面との間に位置する側面に対して占める面
    積の比が、2%乃至25%であることを特徴とする請求項
    1〜10のいずれか1項に記載の撮影装置。
  12. 【請求項12】 前記レリーズボタンの押圧方向が、光
    軸方向と略平行であることを特徴とする請求項1〜11の
    いずれか1項に記載の撮影装置。
  13. 【請求項13】 前記レリーズボタンの押圧方向が、光
    軸方向と略垂直であることを特徴とする請求項1〜11の
    いずれか1項に記載の撮影装置。
  14. 【請求項14】 前記レリーズボタンの表面を、前記本
    体カバーの表面とは色、光沢、弾性率、表面粗さの内の
    少なくとも何れか1つの点で異なっていることを特徴と
    する請求項1〜13のいずれか1項に記載の撮影装置。
  15. 【請求項15】 前記レリーズボタンが、前記本体カバ
    ーの表面より突出していることを特徴とする請求項1〜
    13のいずれか1項に記載の撮影装置。
  16. 【請求項16】 前記本体カバーの前面と背面との間に
    位置する側面の少なくとも一部を、前記本体カバーの前
    面及び/又は背面の弾性率よりは低く構成することを特
    徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の撮影装
    置。
  17. 【請求項17】 少なくとも前記本体カバーの前面と背
    面との間に位置する側面上に、操作者の指をあてがう凹
    部が形成されていることを特徴とする請求項1〜16のい
    ずれか1項に記載の撮影装置。
  18. 【請求項18】 前記凹部の、位置及び/又は形状が可
    変であることを特徴とする請求項17記載の撮影装置。
  19. 【請求項19】 前記本体カバーの背面に、操作者の手
    の平の***を形取った形状加工を施したことを特徴とす
    る請求項1〜18のいずれか1項に記載の撮影装置。
  20. 【請求項20】 前記本体カバーの背面と、前記本体カ
    バーの前面と背面との間に位置する側面とに囲まれた稜
    線に対し、少なくとも一部を面取りを設けたことを特徴
    とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の撮影装置。
  21. 【請求項21】 前記本体カバーの前面上、又は前記本
    体カバーの前面と背面との間に位置する側面上に、電源
    スイッチを切り換える電源切換手段を設けたことを特徴
    とする請求項1〜20のいずれか1項に記載の撮影装置。
  22. 【請求項22】 前記電源切換手段は、前記本体カバー
    の前面に対して略平行な方向にスライド移動することに
    よって前記電源スイッチを切り換えるものであることを
    特徴とする請求項21記載の撮影装置。
  23. 【請求項23】 前記記録媒体の残撮影可能駒数若しく
    は被撮影済駒数の何れかを検出する検出手段を具備し、
    前記本体カバー上に、前記検出手段が検出した駒数を表
    示する駒数表示部を設けたことを特徴とする請求項1〜
    22のいずれか1項に記載の撮影装置。
  24. 【請求項24】 前記駒数表示部は、線状に配列したL
    ED又はLCDの点灯・消灯によって表示するものであ
    って、点灯または消灯される一つ当たりの前記LED又
    はLCDに対応する残撮影可能駒数若しくは被撮影済駒
    数を、前記駒数の多い場合と少ない場合とで異ならしめ
    たことを特徴とする請求項23記載の撮影装置。
  25. 【請求項25】 前記記録媒体として銀塩フィルムを使
    用することを特徴とする請求項1〜24のいずれか1項に
    記載の撮影装置。
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