JPH08146789A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH08146789A
JPH08146789A JP6283339A JP28333994A JPH08146789A JP H08146789 A JPH08146789 A JP H08146789A JP 6283339 A JP6283339 A JP 6283339A JP 28333994 A JP28333994 A JP 28333994A JP H08146789 A JPH08146789 A JP H08146789A
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JP
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transfer
speed
transfer sheet
roll
image
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Pending
Application number
JP6283339A
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English (en)
Inventor
Masao Okubo
雅夫 大久保
Katsuhiko Adachi
克彦 安達
Tsukasa Inao
司 稲生
Norichika Hirohashi
範親 広橋
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】単純で安価な構成であり、小型化が容易で、転
写シートのしわや、画像のにじみ、ずれなどの欠陥を防
止することができる画像形成装置を提供する。 【構成】 トナー像が付着された感光体ドラム1が周速
度V0で回転し、これに向けて押圧された転写ロール5
が周速度V4で回転している。レジストレーションロー
ル11,12により速度V1で搬送されている転写用紙
4が、両者の間に導入され、速度定着V2で搬送される
ようになる。転写ロール5と転写用紙4との間の摩擦係
数を1.2ないし2.0とし、転写ロール5を感光体ドラム1
に0.9ないし3.4gf/cm2の圧力で押圧すると共に、V0
1<V4とすることにより、V2=V1にすることができ
る。またこの後、転写用紙4は定着ロール14,15に
到達し速度V3で搬送されるが、レジストレーションロ
ール11,12を抜け出すが、転写用紙4が急激に移動
することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリなどの電子写真方式を使用した画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の画像形成装置の一例を示
す。この画像形成装置はプリンターであり、給紙トレー
102に収納されている転写用紙103を1枚ずつ一対
の給紙ロール101によって導き、その後この転写用紙
103を一対のレジストレーションロール105によっ
て感光体ドラム106と転写装置107の間に導く。一
方、感光体ドラム106は矢印Aの方向に回転させられ
ており、この回転に伴って、感光体ドラム106の表面
はまず帯電装置110によって帯電され、次に露光装置
111によって露光されて潜像が形成される。さらに、
この潜像に現像装置112によってトナーが付着させら
れることによって、この潜像が顕像化される。
【0003】そして、このトナー像が転写装置107に
よって転写用紙103に転写され、トナー像が転写され
た転写用紙103は一対の定着ロール108に向けて搬
送され、ここでトナー像が転写用紙103上に定着され
るようになっている。なお、符号114は、用紙ガイド
を指している。
【0004】ここで、レジストレーションロール105
から定着ロール108までの距離は大きくはなく、A3
サイズの転写用紙103の先端が定着ロール108に到
達していても、後端はまだレジストレーションロール1
05に挟まれて搬送されている状態にある。転写装置1
07によって感光体ドラム106上のトナー像を転写用
紙103に転写する際、転写用紙103の速度が不規則
になって画像が乱れないように、レジストレーションロ
ール105による転写用紙103の搬送速度V1と、定
着ロール108による転写用紙103の搬送速度V3
同一であるのが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レジス
トレーションロール105や定着ロール108の表面が
摩滅するなどの理由から、両者による転写用紙103の
搬送速度を同一にするのは極めて困難である。さらに、
加熱により定着されるトナーを選択した機種において
は、定着ロール108が加熱源により加熱されるから、
温度の変動によりその直径が変動し、搬送速度V3もや
はり変動し、ますます搬送速度を同一にするのが困難に
なる。
【0006】従来、定着ロール108による搬送速度V
3をレジストレーションロール105による搬送速度V1
よりも大きくすると後述のような問題があることから、
搬送速度V3は搬送速度V1よりも小さく設定されてき
た。しかしこの場合、転写用紙103には定着ロール1
08に到達する直前でたるみが発生して、このたるみの
部分が上側の定着ロール108によって擦られてトナー
が欠落し定着画像ににじみなどの欠陥が生じることがあ
る。また、たるんでしまった転写用紙103の後続の部
分が静電気などにより上側の定着ロール108に付着し
てしまい、その状態で定着ロール108間に侵入し紙し
わが発生することもある。
【0007】そこで図1に示すような用紙ガイド114
を設けて、転写用紙103を下側にたるませながら搬送
するのが一般的である。これによれば、転写用紙103
は用紙ガイド114上を移動するようになって、定着ロ
ール108に接触するのが防止される。しかし、画像形
成装置の稼働中に、搬送速度V1,V3が変動して、V3
とV1との差が大きくなって来ると、転写用紙103が
仮想線で示すように持ち上がって他の部品に接触し、や
はりトナーが欠落して定着画像ににじみなどの欠陥が生
じることがある。また、このように転写用紙103をた
るませる場合、たるみが占める容積を想定して装置を大
型化する必要がある。
【0008】このような欠点を解決するために、特開平
2−277087号公報には、定着ロール108が転写
用紙103に侵入する直前の位置に転写用紙センサー1
13を設け、この転写用紙センサー113で監視させな
がら定着ロール108による搬送速度V3を自動制御
し、これによって転写用紙103に生じるたるみの量を
一定にするという技術が開示されている。これによれ
ば、画像のにじみや紙しわ、画像のずれの発生といった
問題は解決されるが、自動制御系統が複雑かつ高価にな
ってしまう。また、厚紙と薄紙ではたるみの大きさがそ
の厚みにより異なるため、転写用紙103の厚さに応じ
て制御するたるみの量を変える必要があり、実現するに
はさらに自動制御系統が複雑かつ高価になるという問題
がある。
【0009】一方、V3をV1よりも大きく設定すると、
たるみが発生しないので画像のにじみや紙しわの発生と
いった問題が解決されると考えられ、特開平3−216
689号公報にこのような技術が提案されている。しか
し、この場合転写用紙103の後端がレジストレーショ
ンロール105を通過し終えた瞬間に、それまで定着ロ
ール108とレジストレーションロール105との間に
働いていた張力がなくなり、転写用紙103に張力の消
滅による大きな加速度が加わる。そのため、転写用紙1
03が瞬間的に大きく動き、転写工程において画像がず
れてしまう。このため、V3をV1よりも大きく設定する
ことは前記の通り一般的には採用されて来なかった。
【0010】特開平3−216689号公報によると、
定着ロール108と転写用紙103との間の摩擦力、ま
たはレジストレーションロール105と転写用紙103
との間の摩擦力を小さくし、レジストレーションロール
105と定着ロール108との間の張力を低くすると、
前記の問題を解決することができるとあるが、それでは
転写用紙103を安定して搬送するのが困難である。ま
た、定着ロール108と転写用紙103との間の摩擦力
を低くすると、画像の定着が良好にならないと考えられ
る。
【0011】この発明は前記の課題を考慮してなされた
ものであり、単純かつ安価な構成を有しており、小型化
が容易で、転写シートのしわや、画像のにじみ、ずれな
どの欠陥を防止することができる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明にあっては、トナー像が付着されて速度V
0で移動する像担持体と、この像担持体に向けて転写シ
ートを像担持体の移動方向と同じ方向に速度V1で供給
する転写シート供給手段と、前記像担持体の付近に配置
され、前記像担持体の移動方向と同じ方向に速度V4
移動するようになされていると共に、前記像担持体に圧
接させられており、前記像担持体との間に前記転写シー
トが速度V2で通過させられて前記トナー像が転写され
るようになされた転写手段と、前記転写シート供給手段
による前記転写シートの搬送速度V1よりわずかに大き
い速度V3で前記転写シートの移動方向と同じ方向に移
動するようになされ、前記トナー像が転写された前記転
写シートを挟んで、前記転写シートに転写された前記ト
ナー像を定着する定着手段とを具備しており、前記転写
手段と前記転写シートとの間の摩擦係数を1.2ないし2.0
とし、前記転写手段を像担持体に0.9ないし3.4gf/cm2
圧力で押圧して、前記像担持体の移動速度V0を前記転
写シート供給手段による前記転写シートの搬送速度V1
より小さくし、前記転写手段の移動速度V4を前記搬送
速度V1より大きくすることによって、前記定着手段に
挟まれる以前に前記像担持体と前記転写手段との間を通
過する前記転写シートの速度V2を速度V1とほぼ等しく
すると共に、前記定着手段に前記転写シートが挟まれた
後の前記速度V2の変動を抑制したことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】この発明においては、速度V0で移動する像担
持体に向けて転写シート供給手段から速度V1で転写シ
ートが供給される。像担持体には、速度V4で移動する
転写手段が圧接させられており、転写シートは両者の間
を通過して、この通過の間に転写シートにトナー像が転
写させられる。
【0014】そして、転写手段と転写シートとの間の摩
擦係数を1.2ないし2.0とし、転写手段を像担持体に0.9
ないし3.4gf/cm2の圧力で押圧すると共に、像担持体の
移動速度V0を転写シート供給手段による転写シートの
搬送速度V1より小さくし、転写手段の移動速度V4を搬
送速度V1より大きくすることによって、像担持体と転
写手段との間を通過する転写シートの速度V2が初期の
速度V1とほぼ等しくされている。すなわち、像担持体
にはかなり強固に転写シートが保持されており、像担持
体の速度V0はV1より小さいが、転写手段と転写シート
との間の摩擦係数を1.2ないし2.0とし転写手段を像担持
体に0.9ないし3.4gf/cm2として転写手段による転写シー
トの搬送力を像担持体による転写シートの搬送力に比較
して小さくなりすぎないようにして、かつ転写手段の速
度V4をV1より大きくしたことにより、結果として転写
シートの速度V2が初期の速度V1とほぼ等しくなる。
【0015】これによって、像担持体および転写手段と
転写シート供給手段との間での、転写シートの搬送が円
滑になり、また転写も円滑に行える。ここで、転写手段
と転写シートとの間の摩擦係数を2.0未満としているの
は、転写シートが転写手段に対して滑り、転写手段の速
度V4より結果として小さい速度V2で進行しうるように
するためである。また、前記摩擦係数を1.2より大きく
するのは、転写手段が転写シートに対して滑り過ぎて、
搬送力を与えられなくなるのを避けるためである。
【0016】像担持体と転写手段との間を通過した後、
転写シートは速度V3で移動する定着手段に挟まれ、定
着手段によりトナー像が転写シートに定着されるように
なる。この発明においては、転写手段と転写シートとの
間の摩擦係数を1.2ないし2.0とし、転写手段を像担持体
に0.9ないし3.4gf/cm2の圧力で押圧している。この場
合、転写手段と像担持体とで転写シートを搬送する力
は、定着手段で転写シートを搬送する力よりも小さい。
また、定着手段の速度V3は転写シートの速度V2よりも
わずかに大きい。このために、転写シートが定着手段に
引っ張られて、速度V3で搬送されるようになる。
【0017】しかし、前記の摩擦係数と圧力に起因す
る、転写手段と像担持体とで転写シートを搬送する力
は、定着手段で転写シートを搬送する力よりも小さいと
はいっても、小さすぎるほどではない。したがって、転
写シートが定着手段に挟まれた後に転写シート供給手段
を抜け出したことによって転写シートと転写シート供給
手段との間に働いていた張力に起因する大きな加速度が
与えられても、転写シートを押さえておくことができ
る。このため、転写シートが急激に移動するのを防止で
き、画像のずれが発生することを回避することができ
る。
【0018】ここで、転写手段を像担持体に0.9gf/cm2
より大きな圧力で押圧しているのは、これ以下の圧力で
は十分に転写シートを押さえておくことができずに、結
局転写シートが急加速され、画像がずれてしまうからで
ある。また、転写手段の像担持体に対する圧力を3.4gf/
cm2より小さくしているのは、これ以上では、転写シー
トが加熱ロールと転写手段および像担持体との間で強く
引っ張られ過ぎて、剛的になり、加熱ロールの振動がそ
のまま転写手段および像担持体に伝達されて、転写され
る画像が転写シートの転写されるべき位置からずれてし
まうからである。さらに、転写手段と転写シートとの間
の摩擦係数を2.0未満としているのは、このような転写
シートが加熱ロールと転写手段および像担持体との間で
強く引っ張られることにより、剛的になるのを防止する
ためでもある。
【0019】また、転写シートが定着手段に引っ張られ
るため、定着手段と像担持体および転写手段との間にお
いて、転写シートに張力が発生し、転写シートが平面状
になる。これにより、従来のように転写シートのたるみ
により、定着されていないトナー像が定着手段またはそ
の他の部品に擦られて欠落し、結果として形成されるト
ナー像ににじみが発生するような不具合、および転写シ
ートの定着手段にまだ挟まれていない部分が定着手段に
付着してそのまま定着手段内に侵入し、転写シートにし
わが発生するような不具合が回避される。
【0020】さらに、定着手段と像担持体および転写手
段との間において、転写シートが平面状になるから、従
来のようにたるみが占める容積を想定して装置を大型化
する必要がなくなり、装置の小型化を達成することがで
きる。さらにまた、たるみを抑制するための自動制御装
置を設ける必要もなくなり、単純かつ安価な構成にする
ことが可能である。
【0021】
【実施例】A.実施例の構成 以下、図2を参照してこの発明の一実施例について説明
する。この実施例の画像形成装置はプリンターである。
ただし、電子写真方式を使用する他の画像形成装置、例
えば複写機やファクシミリに適用することはもちろん可
能である。図において、符号1は感光体ドラム(像担持
体)を示しており、感光体ドラム1は金属製のドラムの
外周面に有機感光層が被覆されることによって形成され
ている。感光体ドラム1の周囲には帯電ロール2、露光
装置9、現像装置3、転写ロール5およびクリーニング
装置7が配置されている。
【0022】感光体ドラム1は矢印Aの方向に速度V0
で回転させられ、この回転に伴って、感光体ドラム1の
表面はまず帯電ロール2によって一様に−600Vに帯
電される。次に感光体ドラム1の表面は露光装置9によ
って露光されて、ここに静電潜像が形成される。露光装
置9は例えばレーザであり、形成しようとする画像信号
を受信して、この画像信号に応じたレーザ光を感光体ド
ラム1に走査しながら照射する。
【0023】さらに、感光体ドラム1の表面は現像装置
3に到達すると、現像装置3の現像スリーブ3aによ
り、ピーク間電圧1600V、周波数2400Hzの交流に
−400Vの直流を重畳した現像バイアス電圧が印加さ
れる。また、現像装置3からはトナーが供給され、バイ
アス電圧による反転現象のために静電潜像にトナーが付
着し、顕像(トナー像)が形成される。感光体ドラム1
はさらに回転して、その表面が転写ロール5に面した転
写部位20に到達する。
【0024】転写部位20において、感光体ドラム1に
は転写ロール(転写手段)5が圧接させられており、両
者の間を転写用紙(転写シート)4が通過させられる。
転写ロール5には転写ロール用電源8によって+8ない
し+14μAの直流電流が供給されており、この電界の
作用により、感光体ドラム1と転写ロール5の間を転写
用紙4が通過する間にトナー像が転写用紙4に転写され
る。
【0025】転写ロール用電源8は、一定電流制御され
ているとよく、これにより転写シートとして通常使用さ
れている薄紙だけでなく、厚紙やOHPシートを使用し
たり、環境が変化したりしても、安定した転写を行うこ
とが可能である。この結果、転写ロール5への印加電圧
は、転写しようとする転写シートや環境変動により、+
500ないし+6000Vまで変化させられる。この転
写ロール5は、転写用紙4と接触する領域で転写用紙4
の搬送方向と同一方向に速度V4で回転させられてい
る。
【0026】転写用紙4に転写されずに感光体ドラム1
の表面に残留したトナーはクリーニング装置7の例えば
クリーニングブレード7aによって掻き落とされ、同時
に感光体ドラム1の表面が除電され、次の画像形成に備
えるようになっている。
【0027】一方、転写用紙4は、給紙トレー13に重
なって収納されており、ここから回転する一対の送りロ
ール16,17に送られて、搬送路10を通過し、さら
に周速度V1で回転する一対のレジストレーションロー
ル(転写シート供給手段)11,12によって速度V1
で搬送されて、感光体ドラム1と転写ロール5との間に
導かれるようになっている。転写用紙4と感光体ドラム
1とが接触する部分において、転写用紙4は感光体ドラ
ム1の回転方向と同一方向に速度V2で搬送される。
【0028】また、転写用紙4の搬送方向側には、転写
用紙4の搬送方向と同一な方向に回転する一対の定着ロ
ール(定着手段)14,15が配置されている。感光体
ドラム1と転写ロール5との間で転写用紙4に転写され
たトナー像は、この定着ロール14、15の間で押圧さ
れて転写用紙4に定着するようになっている。これらの
定着ロール14,15のうち、一方が加熱源を内蔵し、
これによってトナー像を加熱して定着させるものであっ
てもよい。
【0029】レジストレーションロール11,12から
定着ロール14,15までの距離は大きくはなく、A3
サイズの転写用紙4の先端が定着ロール14,15に到
達していても、後端はまだレジストレーションロール1
1,12に挟まれて搬送されている状態にある。定着ロ
ール14,15は周速度V3で回転させられており、こ
れにより転写用紙4の定着ロール14,15に挟まれた
部分は速度V3で搬送されるようになる。
【0030】転写ロール5は、スポンジ状の発泡ウレタ
ン、例えばイノアックコーポレーション社製のポリウレ
タンフォーム(商品名「ENDULE」)によって形成されて
おり、これにより転写シートとして薄紙だけでなく厚紙
やOHPシートを使用しても、転写ロール5と転写用紙
4との間の静摩擦係数が1.2ないし2.0の範囲内になって
いる。一方、感光体ドラム1は、静電吸着によって、転
写用紙4を強固に保持している。
【0031】転写ロール5の硬度は、高分子科学社製の
アスカーCタイプのスポンジゴム硬度計により、荷重1
000gfを付加して計測した結果により、20ないし
50°であるとよい。これは、ポリウレタンフォームの
性質上、硬度が低すぎると転写ロール5と転写用紙4と
の間の摩擦係数が小さくなり、転写ロール5によって転
写用紙4を搬送する能力が低下し、高すぎると転写ロー
ル5と転写用紙4の摩擦係数が大きくなり、転写ロール
5が転写用紙4の上を滑らなくなってしまうからであ
る。また、後述するように、転写ロール5は感光体ドラ
ム1に対して0.9ないし3.4kgf/cm2の圧力で圧接させら
れているとよい。
【0032】さらに好ましくは、転写ロール5の硬度は
30ないし40゜であり、転写ロール5は感光体ドラム
1に対して1.7ないし2.6kgf/cm2の圧力で圧接させられ
ているとよい。
【0033】ここで、感光体ドラム1の周速度V0は130
mm/secに設定されており、レジストレーションロール1
1,12の周速度V1は131.3mm/sec、定着ロール14,
15の周速度V3は132.6mm/secに設定されている。すな
わち、感光体ドラム1の周速度V0に対してレジストレ
ーションロール11,12の周速度V1は1.0%大きくな
されており、定着ロール14,15の周速度V3は2.0%
大きくなされている。また、転写ロール5の周速度V4
は、さらにこれらよりも大きく139.1mm/secに設定され
ている。
【0034】B.実施例の動作 次に、この実施例の画像形成装置の動作について説明す
る。前記の通り、感光体ドラム1は矢印Aの方向に回転
させられ、この回転中に感光体ドラム1の表面に対し
て、帯電ロール2による帯電、露光装置9による露光、
現像装置3によるトナーの現像が行われる。現像された
感光体ドラム1の表面は転写ロール5に到達する。
【0035】一方、転写ロール5の回転に同期して、給
紙トレー13に収納されていた転写用紙4は、送りロー
ル16,17に送られて搬送路10に導かれた後、レジ
ストレーションロール11,12によって搬送されて、
転写部位20に導かれる。転写部位20において、転写
用紙4は感光体ドラム1と転写ロール5との間に導か
れ、ここでトナー像が定着される。感光体ドラム1と転
写ロール5とで搬送されて転写用紙4は、定着ロール1
4,15の間に導かれ、ここで転写用紙4に転写された
トナー像が押圧されて転写用紙4に定着させられる。こ
の後、転写用紙4は定着ロール14,15により搬送さ
れて、外部の排出トレー(図示せず)に受け止められ
る。
【0036】なお、転写用紙4に転写されずに感光体ド
ラム1の表面に残留したトナーはクリーニング装置7の
クリーニングブレード7aによって掻き落とされる。こ
れと同時に感光体ドラム1の表面が除電され、感光体ド
ラム1を次の画像定着に使用することができるようにな
る。
【0037】さて、このようにして転写用紙4を搬送す
る過程における感光体ドラム1の周速度V0、転写ロー
ル5の周速度V4、レジストレーションロール11,1
2の周速度、定着ロール14,15の周速度V3、およ
び転写用紙4が搬送される速度をまとめて表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】ここで、表1のようになる理由について説
明する。転写用紙4はレジストレーションロール11,
12に挟まれた後は、これに従動して進行するから、レ
ジストレーションロール11,12での転写用紙4の搬
送速度はレジストレーションロール11,12の周速度
1と同一になる。
【0040】転写部位20においては、感光体ドラム1
の周速度が転写用紙4の搬送速度V1より1%小さく、
転写ロール5の周速度V4がV1よりも5.9%大きくなっ
ている。このように感光体ドラム1の周速度が転写用紙
4の搬送速度V1より1%小さくされているのは、中抜
け転写不良(hollow character)を防止するためであ
る。すなわち、感光体ドラム1の周速度と転写用紙4の
搬送速度とが同一である場合に、転写ロール5によって
転写用紙4を感光体ドラム1に対して押圧していると、
転写用紙4にトナー像が部分的に転写されないことがあ
る(この現象を中抜け転写不良という)。
【0041】これに対して、転写用紙4の搬送速度V2
を感光体ドラム1の周速度より1%程度大きくすると、
転写用紙4と感光体ドラム1との間に剪断力が発生し、
この剪断力がトナーを感光体ドラム1の表面から剥離さ
せるように作用するので、前記の電界の作用とあいまっ
て、トナーが転写用紙4に確実に転写されるようにな
る。したがって、中抜け転写不良を防止することが可能
である。このような1%の速度差では、形成される画像
のずれは極めてわずかであり、経験上問題にならないこ
とがわかっている。
【0042】感光体ドラム1の周速度を小さくするだけ
では、転写用紙4の搬送速度も感光体ドラム1の周速度
と一致してしまい、感光体ドラム1の周速度を転写用紙
4の搬送速度V2よりも小さくすることが不可能にな
る。そこで、この実施例では、転写ロール5の周速度V
4を転写用紙4の搬送速度V2よりも5.9%(感光体ドラ
ム1の周速度に対しては7%)大きくしている。そし
て、転写ロール5を前記の通りスポンジ状の発泡ウレタ
ンによって形成して、その硬度を20ないし50゜に設
定し、転写ロール5と転写用紙4との間の静摩擦係数を
1.2ないし2.0の小さい値にすると共に、転写ロール5と
感光体ドラム1とを0.9ないし3.4kgf/cm2の圧力で圧接
する。一方、感光体ドラム1の表面は、静電吸着により
かなり強固に転写用紙4を保持している。
【0043】このような設定により、転写ロール5は転
写用紙4よりも大きな速度(V4=139.1mm/sec)のまま
転写用紙4に対して滑るようになり、結果として転写用
紙4は感光体ドラム1の周速度(130.0mm/sec)より1
%大きく、V4よりも5.9%小さい131.3mm/secで搬送さ
れるようになる。これにより転写部位20においても、
転写用紙4がレジストレーションロール11,12によ
って搬送される速度と同一の131.3mm/secの速度V2で搬
送されるようになっているのである。
【0044】ここで、転写ロール5と転写用紙4との間
の摩擦係数を2.0未満としているのは、転写用紙4が転
写ロール5に対して滑り、転写ロール5の速度V4より
結果として小さい速度V2で進行しうるようにするため
である。また、前記摩擦係数を1.2より大きくするの
は、転写ロール5が転写用紙4に対して滑り過ぎて、搬
送力を与えられなくなるのを避けるためである。
【0045】そして、レジストレーションロール11,
12を通過後の転写用紙4も131.3mm/secの速度V2で搬
送される。なお、稼働中の条件によって、レジストレー
ションロール11,12の周速度V1より転写部位20
での転写用紙4の搬送速度V2が大きくなった場合は、
転写部位20での転写用紙4の速度V2により転写用紙
4とレジストレーションロール11,12の間で滑りが
生じるように、レジストレーションロール11,12と
転写用紙4との間の摩擦係数は小さくなっている。ただ
し、前記の設定においてはレジストレーションロール1
1,12の周速度V1と転写部位20における転写用紙
4の搬送速度V2の差が発生することは極めて少なく、
発生しても非常にわずかである。
【0046】転写部位20を通過した転写用紙4の先端
は定着ロール14,15の間に導入され、これらの定着
ロール14,15の周速度V3にしたがって搬送される
ようになる。ここで転写ロール5と転写用紙4との間の
摩擦係数を1.2ないし2.0とし、転写ロール5を感光体ド
ラム1に0.9ないし3.4gf/cm2の圧力で押圧している。こ
のような設定では、感光体ドラム1と転写ロール5とで
転写用紙4を搬送する力よりも定着ロール14,15で
転写用紙4を搬送する力が大きい。また前記の通り周速
度V3は、速度V2よりも大きい。このため、転写用紙4
の先端が定着ロール14,15に挟まれた後では、転写
用紙4全体が速度V3で搬送されるようになる。
【0047】しかし、前記の摩擦係数と圧力に起因す
る、転写ロール5と感光体ドラム1とで転写用紙4を搬
送する力は、定着ロール14,15で転写用紙4を搬送
する力よりも小さいとはいっても、小さすぎるほどでは
ない。したがって、転写用紙4が定着ロール14,15
に挟まれた後にレジストレーションロール11,12を
抜け出したことによって転写用紙4とレジストレーショ
ンロール11,12との間に働いていた張力に起因する
大きな加速度が与えられても、転写用紙4を押さえてお
くことができる。このため、転写用紙4が急激に移動す
るのを防止でき、画像のずれが発生することを回避する
ことができる。
【0048】なお、ここで転写ロール5を感光体ドラム
1に0.9gf/cm2より大きな圧力で押圧しているのは、こ
れ以下の圧力では十分に転写用紙4を押さえておくこと
ができずに、結局転写用紙4が急加速され、画像がずれ
てしまうからである。また、転写ロール5の感光体ドラ
ム1に対する圧力を3.4gf/cm2より小さくしているの
は、これ以上では、転写用紙4が加熱ロール14,15
と転写ロール5および感光体ドラム1との間で強く引っ
張られ過ぎて、剛的になり、加熱ロール14,15の振
動がそのまま転写ロール5および感光体ドラム1に伝達
されて、転写される画像が転写用紙4の転写されるべき
位置からずれてしまうからである。さらに、転写ロール
5と転写用紙4との間の摩擦係数を2.0未満としている
のは、このような転写用紙4が加熱ロール14,15と
転写ロール5および感光体ドラム1との間で強く引っ張
られることにより、剛的になるのを防止するためでもあ
る。
【0049】この実施例の場合、加熱ロール14,15
に挟まれた後の転写用紙4の速度V3(132.6mm/sec)
は、転写部位20での搬送速度V2(131.3mm/sec)より
も1%大きく、感光体ドラム1の周速度V0よりも2%
大きい。しかし、一般に2%程度の速度差では、形成さ
れる画像のずれは極めてわずかであり、経験上問題にな
らないことがわかっている。
【0050】なお、このような効果を達成するには前記
のように、転写ロール5の硬度が20ないし50°で、
転写ロール5が感光体ドラム1に対して0.9ないし3.4kg
f/cm2の圧力で圧接させられていればよいが、転写ロー
ル5の硬度が30ないし40゜で、転写ロール5が感光
体ドラム1に対して1.7ないし2.6kgf/cm2の圧力で圧接
させられると、前述のような効果がさらに確実になる。
【0051】さて、この定着ロール14,15に転写用
紙4が挟まれた後は、定着ロール14,15と転写部位
20との間で転写用紙4に張力が発生する。これによ
り、定着ロール14,15と転写部位20との間で転写
用紙4が平面になるので、転写用紙4は装置の壁面2
1、22に接触することがない。特に、転写用紙4のト
ナー像が付着された面に対向する壁面21に接触しない
ので、トナー像が擦られず定着後の画像ににじみなどの
欠陥は生じない。また、定着ロール14,15の間に一
部導入された転写用紙4の後続の部分が定着ロール14
で擦られることによる画像のにじみも防止され、後続部
分が静電気などにより定着ロール14に付着してそのま
ま定着ロール14,15に導入されることによるしわの
発生も防止される。
【0052】さらに、転写用紙4のたるみを想定して、
このたるみを受入れるためのスペースを装置に設けてお
く必要がないので、装置の小型化にも寄与することにな
る。また、たるみを抑制するための自動制御装置を設け
る必要もなくなり、単純かつ安価な構成にすることが可
能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、転写シートが定着手段に挟まれて速度V3で搬送さ
れるようになった後に、転写シート供給手段を抜け出し
たことによって転写シートと転写シート供給手段との間
に働いていた張力に起因する大きな加速度が転写シート
に与えられても、転写シートを押さえておくことができ
る。このため、転写シートが急激に移動するのを防止で
き、画像のずれが発生することを回避することができ
る。またV2=V1にすることができるため、転写シート
供給手段と転写手段および像担持体との間の転写シート
の搬送を円滑にすることができ、また転写も円滑に行え
る。
【0054】また、定着手段と像担持体および転写手段
の間では、転写シートに張力が発生し、これにより転写
シートのたるみの発生が防止され、装置の大型化を避け
ることが可能になる。また、たるみによる転写シートの
しわや画像のにじみなどの欠陥を防止することができ
る。さらに、しわの抑制のための自動制御をする必要が
ないから、単純かつ安価な構成にすることが可能であ
る。
【0055】さらに、ここで像担持体と転写手段との間
を通過する転写シートの速度V2を像担持体の移動速度
0よりも大きくすることができ、これによって中抜け
転写不良を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の画像定着装置の一例の構成を示す概略
図である。
【図2】 この発明の一実施例に係る画像定着装置の構
成を示す概略図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(像担持体)、2 帯電ロール、3
現像装置、3a 現像スリーブ、3b 現像装置用電
源、4 転写用紙(転写シート)、5 転写ロール(転
写手段)、6 定着装置(定着手段)、7 クリーニン
グ装置、7a クリーニングブレード、8 転写ロール
用電源、9 露光装置、10 搬送路、11,12 レ
ジストレーションロール(転写シート供給手段)、13
給紙トレー、14,15 定着ロール、16,17
送りロール、20 転写部位。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広橋 範親 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像が付着されて速度V0で移動す
    る像担持体と、 この像担持体に向けて転写シートを像担持体の移動方向
    と同じ方向に速度V1で供給する転写シート供給手段
    と、 前記像担持体の付近に配置され、前記像担持体の移動方
    向と同じ方向に速度V4で移動するようになされている
    と共に、前記像担持体に圧接させられており、前記像担
    持体との間に前記転写シートが速度V2で通過させられ
    て前記トナー像が転写されるようになされた転写手段
    と、 前記転写シート供給手段による前記転写シートの搬送速
    度V1よりわずかに大きい速度V3で前記転写シートの移
    動方向と同じ方向に移動するようになされ、前記トナー
    像が転写された前記転写シートを挟んで、前記転写シー
    トに転写された前記トナー像を定着する定着手段とを具
    備しており、 前記転写手段と前記転写シートとの間の摩擦係数を1.2
    ないし2.0とし、 前記転写手段を像担持体に0.9ないし3.4gf/cm2の圧力で
    押圧して、 前記像担持体の移動速度V0を前記転写シート供給手段
    による前記転写シートの搬送速度V1より小さくし、前
    記転写手段の移動速度V4を前記搬送速度V1より大きく
    することによって、 前記定着手段に挟まれる以前に前記像担持体と前記転写
    手段との間を通過する前記転写シートの速度V2を速度
    1とほぼ等しくすると共に、前記定着手段に前記転写
    シートが挟まれた後の前記速度V2の変動を抑制したこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP6283339A 1994-11-17 1994-11-17 画像形成装置 Pending JPH08146789A (ja)

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