JPH08185071A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08185071A
JPH08185071A JP34025694A JP34025694A JPH08185071A JP H08185071 A JPH08185071 A JP H08185071A JP 34025694 A JP34025694 A JP 34025694A JP 34025694 A JP34025694 A JP 34025694A JP H08185071 A JPH08185071 A JP H08185071A
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JP
Japan
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transfer material
fixing roller
image forming
forming apparatus
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP34025694A
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English (en)
Inventor
Kazuo Hamamura
一夫 浜村
Yoshinobu Maruyama
義信 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Katsuragawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Katsuragawa Electric Co Ltd
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Application filed by Katsuragawa Electric Co Ltd filed Critical Katsuragawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着ローラと、定着ローラに転写材を加圧す
る加圧手段とを有する定着装置によりトナー画像を転写
材上に定着してなる画像形成装置において、転写材の材
質、サイズにかかわりなく転写材にシワや画像にじみの
ない複写物を形成する。 【構成】 本発明は転写材の材質に従い定着ローラ13
の回転速度を変更する。例えば、転写材がフィルムおよ
びトレーシングペーパーである場合に、普通紙である場
合に対して前記定着ローラ13の速度を遅くすることに
より定着ローラ13に対する転写材の滑りを防止し、上
記のシワや画像のにじみを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機、プリンタ
等の画像形成装置に関し、特には未定着のトナー像を担
持した転写材を定着ローラと圧力手段との間に通過さ
せ、それによりトナー像を転写材上に加熱定着する定着
装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られる画像形成装置の一つとし
て、帯電、露光、現像プロセスにより感光体上に顕像化
したトナー像を形成し、このトナー像を感光体から転写
材上へと転写した後、トナー像を担持した転写材を互い
に圧接される定着ローラと加圧手段とのニップ間に通過
させて加熱定着する構成が知られる。
【0003】定着ローラはアルミニウムまたはスチール
等の中空の金属ローラまたはスリーブ上にフッ素樹脂等
のトナーに対して離型性を有するオフセット防止層を設
けた構成からなり、その内部空間に、および/または外
部表面に対向して、ハロゲンランプ、セラミックヒータ
等の適当な熱源を備えて、その表面温度をトナーを融解
するに適した温度となるように温度制御している。定着
ローラに対して圧接される加圧手段としては圧力ローラ
または圧力ベルトが知られており、これら圧力ローラま
たは圧力ベルトは定着ローラとの摩擦接触により駆動さ
れる形式のものがある。かかる形式の定着ローラと加圧
手段を用いる定着装置においては、定着ローラの回転速
度と転写材の搬送速度とのタイミングの一致が大きな課
題となる。即ち、搬送速度の設定の如何により、定着時
に転写材にシワが発生したり画像のにじみを生じたりす
るという問題がある。
【0004】この転写材のシワや画像のにじみを防止す
るために、感光ドラムによる転写材の搬送速度よりも定
着装置による転写材の搬送速度を小に、更に定着装置に
よる搬送速度よりも 感光ドラムと定着装置との間を連
絡する搬送装置による転写材の搬送速度を小に設定する
ことが、例えば特開昭52−70841号公報により提
案されている。この提案においては、感光ドラムと搬送
装置との間で転写材に僅かなたるみをもたせ、感光ドラ
ムの転写部において転写材に引っ張りを生じるのを防止
し、更に搬送装置と定着装置との間では引っ張りを生じ
ることにより転写材のしわを防止しようとするものであ
る。
【0005】ところで、定着装置が定着ローラと圧力ロ
ーラまたは圧力ベルト等の加圧手段よりなり、加圧手段
が定着ローラとの摩擦接触により駆動される装置である
場合、転写材が定着ローラと加圧手段との間に挿入され
たときに加圧手段は転写材を介して定着ローラに摩擦接
触することになる。このため、例えば、普通紙の転写材
を想定して定着ローラと加圧手段との圧接力を設定した
場合、フィルムやトレーシングペーパーといった、普通
紙に較べてかなりに滑りの良い表面を有する転写材を使
用する場合には、定着ローラと転写材との間に瞬時的な
滑りを生じることになる。
【0006】また更に、A0サイズやA1サイズといっ
た広幅の転写材を使用する装置においては、定着ローラ
と加圧手段との圧接力は軸方向中央が軸方向外側に較べ
て幾分か小さいために、中央揃えでサイズの異なる転写
材を搬送する装置においては、比較的幅の広い転写材の
場合には所定の速度で転写材の搬送を行うことができる
が、定着ローラの幅に対してかなり幅の狭い転写材の場
合には定着ローラと加圧手段の圧接力の弱い部分におい
て搬送されるために幅広の転写材の場合に較べて瞬時的
な滑りを生じる。このような滑りは、定着ローラを軸線
方向中央に向けて縮径したクラウン形状とした場合に特
に顕著に生じ易い。
【0007】このような滑りを生じると、転写材は定着
ローラと加圧手段により所定の速度で搬送されず、定着
ローラの入口でたるみを生じる。たるみを生じた転写材
は未定着のトナー像が定着ローラにより擦られることに
なり、コピー像ににじみが発生する。また転写材がたる
みを生じると、シワになりやすくなる。更に感光ドラム
と搬送装置間の転写材のたるみの度合や搬送装置と定着
装置間の引っ張りの度合いは搬送する転写材の長さに比
例して累積して大きくなるため、A0サイズのような長
尺の転写材には不適であり、搬送装置として、転写材を
しっかり保持するための吸引装置等の付加的装置を必要
とする問題があった。つまり上記の提案でも完全に問題
点は解決されることができないものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の上記
の問題点を解消し、転写材のシワや画像のにじみを生ず
ることのない画像形成装置を提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、定着ローラと、定着ローラに転写
材を加圧する加圧手段とを有する定着装置によりトナー
画像を転写材上に定着してなる画像形成装置において、
前記転写材の材質および/またはサイズに従い定着ロー
ラの回転速度を変更することを特徴とする。
【0010】特には、転写材がフィルムおよびトレーシ
ングペーパーである場合に、普通紙である場合に対して
前記定着ローラの速度を遅くしたことを特徴とし、また
更に、複数の異なる材質のロール紙を装填し、該ロール
紙をいずれを使用するかを選択するロール紙切り替えス
イッチに基づき前記定着ローラの速度を変更することを
特徴とする。
【0011】また更には、転写材サイズ信号に従い前記
定着ローラの速度を変更することを特徴とする。
【0012】
【作用】上記の手段により、転写材は定着ローラと加圧
手段とにより送りを与えられ、その間に定着が行われ
る。その際、転写材の材質およびサイズに従い定着ロー
ラの回転速度、即ち転写材の搬送速度を変更する。即
ち、例えば、転写材がトレーシングペーパーやフィルム
である場合には普通紙である場合に対して回転速度を遅
くし、定着ローラとフィルムとの間に生じる動摩擦を高
め滑りを解消する。これにより転写材は定着ローラの入
口においてたるみを生じることなく送られ、しわやにじ
みの発生が防止される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照と
して説明する。図1に一例として示す画像形成装置にお
いて、表面に感光体を有する感光ドラム1は作動時に矢
印Aで示す方向に回転し、この回転中にコロナ放電器2
により全面帯電され、露光光学系3により原稿画像を露
光されて静電潜像が形成され、この潜像が現像器4によ
り現像されて顕像化されトナー像が形成される。感光体
1上に形成されたトナー像は搬送ローラ5により給紙さ
れる転写材6に、転写コロナ放電器7の作用下で転写さ
れる。転写後の転写材6は分離コロナ放電器8により感
光体1から分離され、搬送ベルト装置9により定着装置
10に送られて定着される。転写後の感光体1はクリー
ニング装置11により残留トナーをクリーニングされ、
除電ランプ12により除電されて再びコロナ放電器2に
よる帯電からの次の画像形成工程を繰り返す。
【0014】転写材6は搬送ローラ5により紙ガイド1
6にガイドされて転写位置に送られ、転写後、搬送ベル
ト装置9により搬送され、定着装置10の定着ローラ1
3と加圧手段としての圧力ローラ14との間で加熱及び
加圧されて定着され、排出ローラ15により送りを与え
られて排出される。
【0015】搬送ベルト19は転写材6の送り方向にお
ける下流に次第に下がるように傾斜し、搬送ベルト19
により搬送される転写材6の先端がガイド板20により
定着ローラ13に案内され、定着ローラ13と圧力ロー
ラ14にくわえられる。
【0016】例えば、転写材として普通紙、トレーシン
グペーパー、フィルムといった材質を使用でき、A4〜
A0サイズまでの範囲の転写材を使用する画像形成装置
において、基本モードでは、定着ローラ13の回転速度
は使用最大サイズであるA0サイズの普通紙の転写材を
想定して設定されている。かかる基本モードにおいて、
転写材は定着ローラ13の入口においてほぼ「たるみ」
の生じることの無いような速度で送られている。この基
本モードにおけると同じ定着ローラの回転速度において
転写材としてトレーシングペーパーやフィルムを使用し
た場合、定着ローラ13と転写材との滑りにより定着ロ
ーラ13の入口においてたるみが生じ、前記したように
シワやにじみの発生原因となる。このため、トレーシン
グペーパーを使用した場合においては、定着ローラ13
の回転速度を基本モードに対して例えば0.2〜0.4%
遅くなるように転写材の材質に従って定着ローラ13の
回転速度を変更する。かかる回転速度の変更率は定着ロ
ーラに対するそれぞれの材質の転写材の滑りを補償する
にほぼ一致した値が設定される。かかる定着装置の回転
速度の変更は、例えば、複数の異なる材質のロール紙を
装填し、いずれの材料のロール紙を使用するかを装置の
オペレーティングパネルに設けたロール紙切り替えスイ
ッチの操作により選択するタイプの装置においては、か
かるロール紙切り替えスイッチの切り替えに基づき、R
OMなどの記憶装置に予め記憶された当該材質に従った
回転速度値を読み出し、定着ローラの回転速度を変更す
る。
【0017】また、転写材のサイズに応じて定着ローラ
13の回転速度を変更する場合には、原稿サイズと複写
倍率の掛け合わせ等により決定される転写材サイズ信号
や、あるいはオペレーティングパネルに設けた転写材サ
イズ設定スイッチからの転写材サイズ信号に基づき定着
ローラ13の回転速度を変更する。
【0018】これら定着ローラ13の回転速度の変更
は、転写材の材質または転写材のサイズのいずれかのみ
を変数として行っても適宜な効果を有し、本発明の意図
するところの一つであるが、これら両者を掛け合わせる
ことにより更にその効果を高めることができる。以下
は、転写材の材質と転写材のサイズとを掛け合わせたと
きの定着ローラ13の回転速度の変更値の一例を示す
が、勿論これに限定されるものではない。なお、かかる
値はA0サイズ普通紙を基準とするものである。 A0普通紙 :1 A0トレーシンク゛,フィルム :0.2〜0.4% down A1普通紙 :0.5〜0.6% up A1トレーシンク゛,フィルム :0.4〜0.7% up A2以下,普通紙,トレーシンク゛,フィルム :0.8〜1.0% up
【0019】また、定着装置10の加圧手段としては、
図1に示す圧力ローラ14の例に対し、離間して配置し
たローラ間に巻き掛けた圧力ベルトを使用することもで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上、本発明によれば、転写材の材質、
サイズにかかわりなく転写材にシワや画像にじみを生じ
ることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像形成装置の一例を示す図。
【符号の説明】
1 感光体 9 搬送ベルト装置 10 定着装置 13 定着ローラ 14 加圧手段(加圧ローラ) 15 排出ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラと、定着ローラに転写材を加
    圧する加圧手段とを有する定着装置によりトナー画像を
    転写材上に定着してなる画像形成装置において、前記転
    写材の材質に従い定着ローラの回転速度を変更すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 転写材がフィルムおよびトレーシングペ
    ーパーである場合に、普通紙である場合に対して前記定
    着ローラの速度を遅くしたことを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数の異なる材質のロール紙を装填し、
    該ロール紙をいずれを使用するかを選択するロール紙切
    り替えスイッチに基づき前記定着ローラの速度を変更す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 定着ローラと、定着ローラに転写材を加
    圧する加圧手段とを有する定着装置によりトナー画像を
    転写材上に定着してなる画像形成装置において、前記転
    写材のサイズに従い定着ローラの回転速度を変更するこ
    とを特徴とする画像形成装置。 【請求項4】 転写材サイズ信号に従い前記定着ローラ
    の速度を変更することを特徴とする請求項4記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 定着ローラと、定着ローラに転写材を加
    圧する加圧手段とを有する定着装置によりトナー画像を
    転写材上に定着してなる画像形成装置において、前記転
    写材の材質およびサイズに従い定着ローラの回転速度を
    変更することを特徴とする画像形成装置。
JP34025694A 1994-12-28 1994-12-28 画像形成装置 Pending JPH08185071A (ja)

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JP34025694A JPH08185071A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 画像形成装置

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JP34025694A JPH08185071A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 画像形成装置

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JPH08185071A true JPH08185071A (ja) 1996-07-16

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ID=18335199

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266528A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置、画像形成装置
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JP2009175460A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20031218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02