JPH0814461A - 高圧燃料多岐管における分岐接続体の接続構造 - Google Patents
高圧燃料多岐管における分岐接続体の接続構造Info
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- JPH0814461A JPH0814461A JP6168790A JP16879094A JPH0814461A JP H0814461 A JPH0814461 A JP H0814461A JP 6168790 A JP6168790 A JP 6168790A JP 16879094 A JP16879094 A JP 16879094A JP H0814461 A JPH0814461 A JP H0814461A
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- pipe
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- fuel
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L39/00—Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分岐接続体を本管に容易に接続可能で、燃料
の飛散等の洩れが完全に防止できる高圧燃料多岐管にお
ける分岐接続体の接続構造を提供することである。 【構成】 隣接する継手金具間には、本管の外側に略同
心的に位置する補助本管が配され、この補助本管の両端
が隣接する継手金具にそれぞれ固定されている。
の飛散等の洩れが完全に防止できる高圧燃料多岐管にお
ける分岐接続体の接続構造を提供することである。 【構成】 隣接する継手金具間には、本管の外側に略同
心的に位置する補助本管が配され、この補助本管の両端
が隣接する継手金具にそれぞれ固定されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は高圧燃料多岐管における
分岐枝管や分岐金具のような分岐接続体の接続構造に係
り、特にディーゼル内燃機関への燃料供給路となる１０
００ｋｇｆ／ｃｍ２以上の高圧燃料多岐管における分岐
接続体の燃料洩れに対する接続構造に関する。
分岐枝管や分岐金具のような分岐接続体の接続構造に係
り、特にディーゼル内燃機関への燃料供給路となる１０
００ｋｇｆ／ｃｍ２以上の高圧燃料多岐管における分岐
接続体の燃料洩れに対する接続構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来の高圧燃料多岐管における分
岐接続体の接続構造を示す断面部分を含む正面図であ
り、本管１１に高圧燃料を流通する流通路１０が形成さ
れ、この流通路１０に対して軸心方向に貫孔１３が複数
個形成されている（図６では１つの貫孔１３のみが示さ
れている）。
岐接続体の接続構造を示す断面部分を含む正面図であ
り、本管１１に高圧燃料を流通する流通路１０が形成さ
れ、この流通路１０に対して軸心方向に貫孔１３が複数
個形成されている（図６では１つの貫孔１３のみが示さ
れている）。
【０００３】それぞれの貫孔１３には分岐接続体として
の分岐枝管１４が嵌挿され、分岐枝管１４と本管１１と
は接続部分ｗで鑞付け又は溶接の手段で固定され、本管
１１の流通路１０と分岐枝管１４の流路１２とが連通さ
れている。
の分岐枝管１４が嵌挿され、分岐枝管１４と本管１１と
は接続部分ｗで鑞付け又は溶接の手段で固定され、本管
１１の流通路１０と分岐枝管１４の流路１２とが連通さ
れている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の高圧燃
料多岐管における分岐接続体の接続構造では、１０００
ｋｇｆ／ｃｍ２以上に及ぶ超高圧流が繰り返し供給さ
れ、さらにディーゼル内燃機関から振動が加えられるた
めに、接続部分ｗに亀裂が生じたり、燃料の飛散等によ
る洩れが生じたり分岐枝管１４が離脱したりすることが
あった。
料多岐管における分岐接続体の接続構造では、１０００
ｋｇｆ／ｃｍ２以上に及ぶ超高圧流が繰り返し供給さ
れ、さらにディーゼル内燃機関から振動が加えられるた
めに、接続部分ｗに亀裂が生じたり、燃料の飛散等によ
る洩れが生じたり分岐枝管１４が離脱したりすることが
あった。
【０００５】本発明は、前述したようなこの種の分岐接
続体の接続構造の現状に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は溶接や鑞付けによらず簡単に分岐接続体を本管
に対して接続することが可能で、燃料の飛散等による洩
れが完全に防止され、且つ超高圧流の繰り返し供給やデ
ィーゼル内燃機関からの振動により接続が不完全となる
ことのない高圧燃料多岐管における分岐接続体の接続構
造を提供することにある。
続体の接続構造の現状に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は溶接や鑞付けによらず簡単に分岐接続体を本管
に対して接続することが可能で、燃料の飛散等による洩
れが完全に防止され、且つ超高圧流の繰り返し供給やデ
ィーゼル内燃機関からの振動により接続が不完全となる
ことのない高圧燃料多岐管における分岐接続体の接続構
造を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は本管内に軸方向に形成された高圧燃料が流
通する流通路の周壁に軸方向の複数位置において貫孔が
形成され、該貫孔にそれぞれ前記流通孔に通じる流路を
有する複数の分岐接続体が連設されるよう前記本管の周
面方向に拡大開口した受圧座面がそれぞれ形成され、前
記本管に対して前記受圧座面を囲繞して設けられた複数
の継手金具の内周又は外周には螺子が形成され、前記受
圧座面に前記分岐接続体の端部に形成された押圧頭部の
押圧座面を当接係合させて前記分岐接続体側に組込んだ
ナットを前記螺子に締着することにより、前記複数の分
岐接続体を前記本管に固定する高圧燃料多岐管における
分岐接続体の接続構造において、隣接する継手金具間に
は、前記本管の外側に略同心的に位置する補助本管が配
され、該補助本管の両端が前記隣接する継手金具にそれ
ぞれ固定された構成となっている。
に、本発明は本管内に軸方向に形成された高圧燃料が流
通する流通路の周壁に軸方向の複数位置において貫孔が
形成され、該貫孔にそれぞれ前記流通孔に通じる流路を
有する複数の分岐接続体が連設されるよう前記本管の周
面方向に拡大開口した受圧座面がそれぞれ形成され、前
記本管に対して前記受圧座面を囲繞して設けられた複数
の継手金具の内周又は外周には螺子が形成され、前記受
圧座面に前記分岐接続体の端部に形成された押圧頭部の
押圧座面を当接係合させて前記分岐接続体側に組込んだ
ナットを前記螺子に締着することにより、前記複数の分
岐接続体を前記本管に固定する高圧燃料多岐管における
分岐接続体の接続構造において、隣接する継手金具間に
は、前記本管の外側に略同心的に位置する補助本管が配
され、該補助本管の両端が前記隣接する継手金具にそれ
ぞれ固定された構成となっている。
【０００７】
【作用】本発明では、本管に対して複数の分岐接続体が
それぞれ連設される受圧座面を囲繞して、それぞれ取り
付けられている継手金具間において、本管の外側に略同
心的に補助本管が配されている。このため、仮に継手金
具位置で僅かな燃料洩れが生じても、補助本管の内部か
らドレーン管を介して外部へ排出できるため接続部から
の燃料の飛散等による洩れは完全に防止される。
それぞれ連設される受圧座面を囲繞して、それぞれ取り
付けられている継手金具間において、本管の外側に略同
心的に補助本管が配されている。このため、仮に継手金
具位置で僅かな燃料洩れが生じても、補助本管の内部か
らドレーン管を介して外部へ排出できるため接続部から
の燃料の飛散等による洩れは完全に防止される。
【０００８】さらに、本発明では継手金具に補助本管を
固定する際に、予め分岐接続体の接続方向やピッチを充
分考慮して固定すると、作業現場やエンジン取付現場に
おける組み付けは受圧座面に分岐接続体の押圧頭部を当
接係合してナットによる螺合によって、分岐接続体を本
管に固定するだけで簡単に行われる。
固定する際に、予め分岐接続体の接続方向やピッチを充
分考慮して固定すると、作業現場やエンジン取付現場に
おける組み付けは受圧座面に分岐接続体の押圧頭部を当
接係合してナットによる螺合によって、分岐接続体を本
管に固定するだけで簡単に行われる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１乃至図５を参照
して説明する。
して説明する。
【００１０】図１に示すように、本管１の軸心方向に直
角に分岐接続体としての流路５ａを有する分岐枝管５
が、継手金具４部分において、ナット７によって締着さ
れている。図２に示すように、例えば外径２０ｍｍ、肉
厚６ｍｍの比較的厚肉の金属管からなる本管１には流通
路２が形成され、この流通路２には複数の貫孔３が形成
され、これらの貫孔３の端部には本管１の外周面方向に
拡大開口しかつ貫孔３の軸心を中心とする回転面をなす
球面状の受圧座面３′がそれぞれ形成されている。
角に分岐接続体としての流路５ａを有する分岐枝管５
が、継手金具４部分において、ナット７によって締着さ
れている。図２に示すように、例えば外径２０ｍｍ、肉
厚６ｍｍの比較的厚肉の金属管からなる本管１には流通
路２が形成され、この流通路２には複数の貫孔３が形成
され、これらの貫孔３の端部には本管１の外周面方向に
拡大開口しかつ貫孔３の軸心を中心とする回転面をなす
球面状の受圧座面３′がそれぞれ形成されている。
【００１１】本管１に対して受圧座面３′を囲繞してそ
れぞれ継手金具４が設けられ、これらの継手金具４の内
周には螺子溝１６が形成されている。
れぞれ継手金具４が設けられ、これらの継手金具４の内
周には螺子溝１６が形成されている。
【００１２】分岐枝管５の端部には押圧頭部６が形成さ
れ、この押圧頭部６には、先端に流路５ａの軸心を中心
とした回転面をなす球面状の押圧座面１８が形成されて
いる。そして、押圧頭部６の後端部には円環状の環状突
出部２０ａが形成されている。
れ、この押圧頭部６には、先端に流路５ａの軸心を中心
とした回転面をなす球面状の押圧座面１８が形成されて
いる。そして、押圧頭部６の後端部には円環状の環状突
出部２０ａが形成されている。
【００１３】なお、受圧座面３′及び押圧座面１８が球
面状に形成されている例について説明するが、この明細
書ではこれに限らず、円錐状面、回転放物線面、回転双
曲線面、回転楕円面等も全て「回転面」に含まれるもの
である。
面状に形成されている例について説明するが、この明細
書ではこれに限らず、円錐状面、回転放物線面、回転双
曲線面、回転楕円面等も全て「回転面」に含まれるもの
である。
【００１４】この実施例では分岐枝管５の押圧頭部６の
押圧座面１８を受圧座面３′に対接させた状態で、ナッ
ト７が螺子溝１６に締着され、ナット７によって環状突
出部２０ａが押し込まれ、分岐枝管５が本管１に組み付
けられ、押圧座面１８と受圧座面３′とが互いに圧接さ
れて、本管１の流通路２が分岐枝管５の流路５ａと気密
的に連通して分岐されている。
押圧座面１８を受圧座面３′に対接させた状態で、ナッ
ト７が螺子溝１６に締着され、ナット７によって環状突
出部２０ａが押し込まれ、分岐枝管５が本管１に組み付
けられ、押圧座面１８と受圧座面３′とが互いに圧接さ
れて、本管１の流通路２が分岐枝管５の流路５ａと気密
的に連通して分岐されている。
【００１５】この場合、押圧頭部６の押圧座面１８と受
圧座面３′との間に銅パッキン材等のシール材を介在さ
せてもよい。
圧座面３′との間に銅パッキン材等のシール材を介在さ
せてもよい。
【００１６】この実施例において、何らかの原因で分岐
枝管５が軸心ｘ方向から僅かに傾いたとすると、締付け
ナット７の螺合による締付けトルクによって押圧頭部６
の球面状押圧座面１８が受圧座面３′を滑動し、このた
め分岐枝管５の傾きが所定位置に修正される（自動芯出
し作用）ので、本管１に対して分岐枝管５は常に安定位
置を保持して、燃料の飛散等による洩れを起すことなく
完全な超高圧燃料の供給が行われる。
枝管５が軸心ｘ方向から僅かに傾いたとすると、締付け
ナット７の螺合による締付けトルクによって押圧頭部６
の球面状押圧座面１８が受圧座面３′を滑動し、このた
め分岐枝管５の傾きが所定位置に修正される（自動芯出
し作用）ので、本管１に対して分岐枝管５は常に安定位
置を保持して、燃料の飛散等による洩れを起すことなく
完全な超高圧燃料の供給が行われる。
【００１７】また、実施例では隣接する継手金具４間で
本管１の外側に同心的に補助本管２５が配され、この補
助本管２５の両端がそれぞれ継手金具４に例えば溶接等
の手段で固定されている。
本管１の外側に同心的に補助本管２５が配され、この補
助本管２５の両端がそれぞれ継手金具４に例えば溶接等
の手段で固定されている。
【００１８】万一、何らかの原因で仮に継手金具４部分
で燃料洩れが生じても、継手金具４間には補助本管25が
設けられているので、補助本管２５の内部に流出した燃
料は各補助本管２５毎に又は各継手金具４に流通貫孔２
０を設けて一方端部の補助本管２５に１ケ所に接続され
たドレーン管１９を介してセンサーにより検知してタン
ク２２に溜めることができるため燃料の飛散等による外
部への洩れは完全に防止される。
で燃料洩れが生じても、継手金具４間には補助本管25が
設けられているので、補助本管２５の内部に流出した燃
料は各補助本管２５毎に又は各継手金具４に流通貫孔２
０を設けて一方端部の補助本管２５に１ケ所に接続され
たドレーン管１９を介してセンサーにより検知してタン
ク２２に溜めることができるため燃料の飛散等による外
部への洩れは完全に防止される。
【００１９】この実施例では本管１に対する分岐枝管５
の取り付けは、ナット７の締着で容易に行われ、本管１
に対する分岐枝管５の気密固定もナット７の螺子溝１６
への締着により簡単且つ確実に行われる。
の取り付けは、ナット７の締着で容易に行われ、本管１
に対する分岐枝管５の気密固定もナット７の螺子溝１６
への締着により簡単且つ確実に行われる。
【００２０】上記実施例では、本管１と補助本管２５は
図３（ａ）のように略同心的に配設されているが、本発
明では図３（ｂ）のように両管１、２５をやや偏心して
配設することができ、また図３（ｃ）のように両管１、
２５は重合しているが本管１の底部に軸方向に延びる溝
１ａを形成してもよい。いずれにしても本管１の外周面
と補助本管２５の内周面の間に万一洩れた燃料が溜りド
レーン管１９を介してタンク２２に流出できるような空
間があれば充分である。
図３（ａ）のように略同心的に配設されているが、本発
明では図３（ｂ）のように両管１、２５をやや偏心して
配設することができ、また図３（ｃ）のように両管１、
２５は重合しているが本管１の底部に軸方向に延びる溝
１ａを形成してもよい。いずれにしても本管１の外周面
と補助本管２５の内周面の間に万一洩れた燃料が溜りド
レーン管１９を介してタンク２２に流出できるような空
間があれば充分である。
【００２１】次に、図４は他の実施例の要部の縦断正面
図であり、この実施例は分岐接続体が分岐金具５′で構
成されており、分岐枝管を曲げ加工するに際し、大きな
曲率に伴って生じる他の部品との干渉を避けるために、
エルボ等の分岐金具を用いる場合や等圧弁、減衰弁、送
出し弁及び吐出弁等の機構を内設する分岐金具を使用す
る場合等を考慮してなされたものである。
図であり、この実施例は分岐接続体が分岐金具５′で構
成されており、分岐枝管を曲げ加工するに際し、大きな
曲率に伴って生じる他の部品との干渉を避けるために、
エルボ等の分岐金具を用いる場合や等圧弁、減衰弁、送
出し弁及び吐出弁等の機構を内設する分岐金具を使用す
る場合等を考慮してなされたものである。
【００２２】この実施例では本管１に接続される分岐接
続体が分岐金具５′で構成され、分岐金具５′の一端に
は前記実施例同様に押圧頭部６に球面状の押圧座面１８
を有し、ナット７の外周に設けた螺子を継手金具４の螺
子溝１６に螺合することにより環状突出部２０ａを介し
て本管１の受圧座面３′に分岐金具５′を当接係合させ
ている。一方分岐金具５′の他端にはスリーブ２６を介
して袋ナット２７を螺合することにより固定される分岐
枝管５″が接続される構成となっている。そして、この
実施例によると、本管１の長手方向に平行に分岐枝管
５″を導出することができる。
続体が分岐金具５′で構成され、分岐金具５′の一端に
は前記実施例同様に押圧頭部６に球面状の押圧座面１８
を有し、ナット７の外周に設けた螺子を継手金具４の螺
子溝１６に螺合することにより環状突出部２０ａを介し
て本管１の受圧座面３′に分岐金具５′を当接係合させ
ている。一方分岐金具５′の他端にはスリーブ２６を介
して袋ナット２７を螺合することにより固定される分岐
枝管５″が接続される構成となっている。そして、この
実施例によると、本管１の長手方向に平行に分岐枝管
５″を導出することができる。
【００２３】またこの実施例では継手金具４の側面より
軸方向に突出する筒壁４ａを設けて、この筒壁４ａの外
周面と補助本管２５の端部の内周面の間にＯリング４ｂ
を配置して継手金具４と補助本管２５を固定することに
よりシール性は一層向上する。
軸方向に突出する筒壁４ａを設けて、この筒壁４ａの外
周面と補助本管２５の端部の内周面の間にＯリング４ｂ
を配置して継手金具４と補助本管２５を固定することに
よりシール性は一層向上する。
【００２４】図５は更に他の実施例の要部の縦断正面図
であり、この実施例は袋ナット２８により分岐接続体で
ある分岐枝管５が、本管１に接続されている。この袋ナ
ット２８には中央に貫孔２９′を有する円柱状の突出部
２９が形成されており、また貫孔２９′の内周に環状凹
溝２８ａを設け該凹溝に環状シールリング２８ｂを嵌合
させることにより分岐枝管５の外周面よりの燃料洩れ、
飛散を防止したもので、袋ナット２８の内周螺子２８′
を継手金具４の外周の螺子１６′に螺合するに伴いこの
突出部２９により環状突出部２０ａを下方に押圧して押
圧座面１８を受圧座面３′に当接係合せしめるものであ
り、また、この実施例では図４の実施例とは対称的に筒
壁４ａの外周面と補助本管２５の内周面との間にＯリン
グ４ｂを配置して構成したものであるが、その効果は同
様に発揮できる。
であり、この実施例は袋ナット２８により分岐接続体で
ある分岐枝管５が、本管１に接続されている。この袋ナ
ット２８には中央に貫孔２９′を有する円柱状の突出部
２９が形成されており、また貫孔２９′の内周に環状凹
溝２８ａを設け該凹溝に環状シールリング２８ｂを嵌合
させることにより分岐枝管５の外周面よりの燃料洩れ、
飛散を防止したもので、袋ナット２８の内周螺子２８′
を継手金具４の外周の螺子１６′に螺合するに伴いこの
突出部２９により環状突出部２０ａを下方に押圧して押
圧座面１８を受圧座面３′に当接係合せしめるものであ
り、また、この実施例では図４の実施例とは対称的に筒
壁４ａの外周面と補助本管２５の内周面との間にＯリン
グ４ｂを配置して構成したものであるが、その効果は同
様に発揮できる。
【００２５】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ると、本管に対して分岐接続体を簡単な操作で気密的に
固定することができ、超高圧燃料流の繰り返し加圧やデ
ィーゼル内燃機関の振動に対して燃料洩れや接続部の離
脱を生じることない高圧燃料多岐管における分岐接続体
の接続構造を提供することが出来る。
ると、本管に対して分岐接続体を簡単な操作で気密的に
固定することができ、超高圧燃料流の繰り返し加圧やデ
ィーゼル内燃機関の振動に対して燃料洩れや接続部の離
脱を生じることない高圧燃料多岐管における分岐接続体
の接続構造を提供することが出来る。
【００２６】さらに、継手金具に補助本管を固定する際
に、予め分岐接続体の接続方向やピッチを充分に考慮し
て固定しておくことにより、作業現場やエンジン取付現
場における組み付けは受圧座面に分岐接続体の頭部を当
接係合してナットを螺合することによって簡単に行うこ
とができる。
に、予め分岐接続体の接続方向やピッチを充分に考慮し
て固定しておくことにより、作業現場やエンジン取付現
場における組み付けは受圧座面に分岐接続体の頭部を当
接係合してナットを螺合することによって簡単に行うこ
とができる。
【図１】本発明の実施例の各継手金具部分の断面を含む
側面図である。
側面図である。
【図２】本発明の一実施例の構成を示す一部破断された
側面図である。
側面図である。
【図３】本管と補助本管の関係を示す正面断面図であっ
て、（ａ）は図２の III−III線上の断面図、（ｂ）は
他の実施例の（ａ）相当図、（ｃ）は更に他の実施例の
（ａ）相当図である。
て、（ａ）は図２の III−III線上の断面図、（ｂ）は
他の実施例の（ａ）相当図、（ｃ）は更に他の実施例の
（ａ）相当図である。
【図４】本発明の他の実施例を示す部分断面側面図であ
る。
る。
【図５】本発明の更に他の実施例を示す部分断面側面図
である。
である。
【図６】従来例の接続構造を示す一部破断された側面図
である。
である。
１ 本管 ２ 流通路 ３ 貫孔 ３′ 受圧座面 ４ 継手金具 ５ 分岐枝管 ５′ 分岐金具 ６ 押圧頭部 ７ ナット １６ 螺子溝 １８ 押圧座面 ２０ａ 環状突出部 ２５ 補助本管 ２８ 袋ナット ２８ａ 環状凹溝 ２８ｂ 環状シールリング
Claims (4)
- 【請求項１】 本管内に軸方向に形成された高圧燃料が
流通する流路溝の周壁に軸方向の複数位置において貫孔
が形成され、該貫孔にそれぞれ前記流通路に通じる流路
を有する複数の分岐接続体が連設されるよう、前記本管
の周面方向に拡大開口した受圧座面がそれぞれ形成さ
れ、前記本管に対して前記受圧座面を囲繞して設けられ
た複数の継手金具の内周又は外周には螺子が形成され、
前記受圧座面に前記分岐接続体の端部に形成された押圧
頭部の押圧座面を当接係合させて、前記分岐接続体側に
組込んだナットを前記螺子に締着することにより、前記
複数の分岐接続体を前記本管に固定する高圧燃料多岐管
における分岐接続体の接続構造において、隣接する継手
金具間には、前記本管の外側に略同心的に位置する補助
本管が配され、該補助本管の両端が前記隣接する継手金
具にそれぞれ固定されていることを特徴とする高圧燃料
多岐管における分岐接続体の接続構造。 - 【請求項２】 各補助本管にドレーン管が接続されてい
ることを特徴とする請求項１記載の高圧燃料多岐管にお
ける分岐接続体の接続構造。 - 【請求項３】 各継手金具には流通貫孔が設けられ、且
つ補助本管に１カ所ドレーン管が接続されていることを
特徴とする請求項１記載の高圧燃料多岐管における分岐
接続体の接続構造。 - 【請求項４】 前記ナットの内周面に環状凹溝を設け、
該凹溝に嵌合した環状シールリングにより分岐接続体の
外周面をシールしてなることを特徴とする請求項１記載
の高圧燃料多岐管における分岐接続体の接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168790A JPH0814461A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 高圧燃料多岐管における分岐接続体の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168790A JPH0814461A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 高圧燃料多岐管における分岐接続体の接続構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814461A true JPH0814461A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15874527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6168790A Pending JPH0814461A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 高圧燃料多岐管における分岐接続体の接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814461A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111609238A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-09-01 | 中船动力研究院有限公司 | 一种用于燃气供气的双壁管结构及其装配方法 |
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1994
- 1994-06-28 JP JP6168790A patent/JPH0814461A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111609238A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-09-01 | 中船动力研究院有限公司 | 一种用于燃气供气的双壁管结构及其装配方法 |
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