JPH0812984B2 - Pll選局装置 - Google Patents

Pll選局装置

Info

Publication number
JPH0812984B2
JPH0812984B2 JP61145293A JP14529386A JPH0812984B2 JP H0812984 B2 JPH0812984 B2 JP H0812984B2 JP 61145293 A JP61145293 A JP 61145293A JP 14529386 A JP14529386 A JP 14529386A JP H0812984 B2 JPH0812984 B2 JP H0812984B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
tuning
frequency divider
divider
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61145293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS632417A (ja
Inventor
寛 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61145293A priority Critical patent/JPH0812984B2/ja
Publication of JPS632417A publication Critical patent/JPS632417A/ja
Publication of JPH0812984B2 publication Critical patent/JPH0812984B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビ受像機,AM・FMラジオ受信機等に用
いられるPLL選局装置に関するものである。
従来の技術 近年、テレビ受像機やラジオ受信機にPLL選局装置が
盛んに使用される様になってきた。
以下、図面を参照しながら従来のプリスケーラを備え
たPLLの選局装置の一例について説明する。第3図は従
来の選局装置のブロック図を示すものである。図におい
て1は受信機の局部発振として用いられる電圧制御発振
器、2は電圧制御発振器1の出力を1/Nに分周するプリ
スケーラ、5は選局用操作部であり選局制御部4に接続
されている。4は選局制御部であり、マイクロコンピュ
ータで構成され、選局操作部5より新しい周波数の選局
指示が入力されると、その局部発振周波数を得る為の分
周データMを計算しそれを選局分周器3へ転送する機能
を持っている。3は選局分周器で、転送された分周デー
タをラッチし、プリスケーラ2からの信号を1/Mに分周
し位相比較器6の一方へ供給する。一方、7は基準周波
数発振器であり、ここで発振された信号は基準周波数分
周器8で1/Lに分周され基準比較信号として位相比較器
6のもう一方の入力として供給される。位相比較器6の
出力は能動型ローパスフィルター9に入力され、更にそ
の出力は電圧制御発振器1に制御電圧として接続されて
いる。
以上の様に構成されたPLL選局装置において、第4図
は既に選局されている周波数′に切換えられ
る様子を示したものである。T1は選局操作部5が操作さ
れ選局制御部4が分周率M′を計算し選局分周器3へ転
送し分周率がMよりM′に切換わった時を示している。
分周率がM′に変わると選局分周器3よりの出力位相が
変わり、この位相差によって生ずる位相比較器6の電圧
は能動型ローパスフィルター9で平滑され、電圧制御発
振器1の制御電圧として働きプリスケーラ2,選局分周器
3で分周された周波数を基準周波数分周器8の出力周波
数に一致させる。すなわち制御電圧υよりυ′に時
間T3で収束する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の装置では、以下の様
な問題点があった。
周波数が切換えられるときの制御電圧の収束時間Tを
短縮するには位相比較周波数REFを高くすれば可能な
事が知られている。プリスケーラの分周率をN,選局し得
る最小周波数単位すなわち周波数分解能をRESとする
と(1)の関係式が成り立つ。REFRES/N ……(1) (1)式は、REFを高くする為にはプリスケーラの
分周率Nを小さくするか、周波数分解能RESを大きく
すればよい事を示しているが、プリスケーラの分周率N
を小さくするとプリスケーラの出力周波数が高くなり、
選局分周器に高速なものが必要になったり、高調波が希
望信号に与える妨害レベルが増す等の問題が発生する。
また周波数分解能RESは自動・手動の周波数の微調整
の分解能を決定し適度な細かさが要求され大きくする事
は難しい。
すなわちプリスケーラの分周率Nと周波数分解能
RESを変えずに制御電圧収束時間T短縮の為の位相比較
周波数REFの増加は不可能という問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、プリスケーラの分周率N
と周波数分解能RESを変える事なく制御電圧の収束時
間を短縮できるPLL選局装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題を解決するために、本発明のPLL選局装置
は、電圧制御発振器の出力を固定分周するプリスケーラ
と、プリスケーラの出力を任意の分周率で分周する選局
分周器と、基準周波数発振信号を任意の分周率で分周す
る基準周波数分周器と、選局時にこれらの選局分周器と
基準周波数分周器の双方の分周率を一時的に同率に減少
せしめるように制御する選局制御部から成るものであ
る。
作 用 本発明は上記した構成によって、選局時に選局制御部
が選局分周器と基準周波数分周器の双方の分周率を定常
時より一時的に同率に減少させる。その結果位相比較周
波数が上がり、制御電圧収束時間が短縮される事とな
る。
実施例 以下本発明の一実施例のPLL選局装置について、図面
を参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例に
おけるPLL選局装置を示すものである。
第1図において、5は選局操作部であり選局制御部4
に接続されている。選局制御部4はマイクロコンピュー
タで構成され、選局操作部5より新しい周波数′の
選局指示が入力されると、その局部発信周波数を得る為
の分周データM′と1/2倍のM′とを計算し、時間T1
t<T2には1/2倍のM′を、時間t>T2にはM′を選局
分周器3へ転送すると同時に基準周波数分周器8の分周
データLと1/2倍のLを持ち時間T1<t<T2には1/2倍の
Lを、時間t>T2にはLを基準周波数分周器8へ転送す
る機能を持っている。8は基準周波数分周器であり基準
周波数発振器7の信号を選局制御部より転送された分周
率で分周する機能を持っている。他は従来例と同様の為
省略する。
以上の様に構成されたPLL選局装置について、以下そ
の動作を説明する。第2図は既に選局されている局部発
振周波数′に切換えられる様子を示したもの
である。t=T1で、選局操作部5が操作され選局制御部
4が分周率1/2倍のM′と1/2倍のLをそれぞれ選局分周
器3と基準周波数分周器8へ転送し、選局分周器3の分
周率はMより1/2M′に、基準周波数分周器8の分周率は
Lより1/2Lにそれぞれ変わる。このとき基準周波数分周
器8から位相比較器に送られる周波数は2倍となり、選
局分周器3からの周波数は2M′/M倍となる。この位相差
(周波数差)は位相比較器6に電圧を生じさせ、これが
能動型ローパスフィルター9で平滑され制御電圧が第2
図の如くυよりυ′に向かって変動を始める。t=
T1のとき位相比較器に加わる位相比較周波数は従来では
L/NM′であったのに対し、ここでは2L/NMと従来の
2倍となっている。
従ってこのときの制御電圧の変化速度は従来より高速
となり、第4図の従来例のT1からT2までの時間が第2図
のT1からT2の如く短縮される。
次に制御電圧がυ′に近づいた適度な時間t=T2
おいて選局制御部4は選局分周器の分周率を1/2M′より
M′に、基本周波数分周器8の分周率を1/2LよりLに変
更する。その結果、制御電圧はt=T3の完全収束まで従
来と同様な動作となる。
以上の様にして、周波数より′が選局された
時の制御電圧の総収束時間T1よりT3までの間は短縮でき
る。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、固定分周のプリスケ
ーラを備えたPLL選局装置において、プリスケーラの出
力を任意の分周率で分周する選局分周器と基準周波数を
任意の分周率で分周する基準周波数分周器と、選局分周
器と基準周波数分周器の双方の分周率を制御する選局制
御を設け、選局時に選局制御部が選局分周器と基準周波
数分周器の双方の分周率を定常時より一時的に同率に減
少させるようにした事により、プリスケーラの分周率と
周波数分解能を変えずに制御電圧収束時間を短縮する事
ができる。
更に、本発明において制御電圧収束時間を固定にして
おけば、位相比較周波数を低く選べる為、プリスケーラ
の分周率を増したり周波数分解能を細かくできる事もで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるPLL選局装置のブロ
ック図、第2図はその制御電圧と分周率の時間関係を示
すタイムチャート、第3図は従来例のPLL選局装置のブ
ロック図、第4図はその制御電圧と分周率の時間関係を
示すタイムチャートである。 1……電圧制御発振器、2……プリスケーラ、3……選
局分周器、4……選局制御部、7……基準周波数発振
器、8……基準周波数分周器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧制御発振器の出力信号の周波数fi
    (t)を分周率Nで固定分周するプリスケーラーと、こ
    のプリスケーラーの出力を任意の分周率Mで分周する選
    局分周器と、基準周波数発振器の発振出力信号の周波数
    frを任意の分周率Lで分周する基準周波数分周器と、前
    記選局分周器と基準周波数分周器の分周率を制御する選
    局制御部と、前記選局制御部に選局指示を与える選局操
    作部と、前記選局分周器出力信号と基準周波数分周器出
    力信号との位相を比較して位相差に応じて検出電圧Vd
    (t)を出力する位相比較器を備え、 前記選局操作部からの選局指示入力信号により前記選局
    制御部は選局指示信号に対応する局部発振周波数を得る
    為の選局分周器の分周データM′とその分周データM′
    の1/mの分周データM′*(1/m)を計算するとともに、
    基準周波数分周器の分周データLの1/mの分周データL
    *(1/m)を計算し、前記選局操作部からの選局指示信
    号入力時T1には、前記選局制御部から選局分周器と基準
    周波数分周器にそれぞれ所定分周データの1/mの分周デ
    ータを供給し、前記電圧制御発振器の出力周波数fi
    (t)が所定の周波数(M′×N/L)frに等しくなったf
    i(T2)=(M′×N/L)frの時T2に達した後は、所定分
    周データをそれぞれに供給するようにして、選局指示信
    号入力時T1から前記T2の間のT1≦t≦T2において、前記
    検出電圧Vd(t)の時間変化率が、T2≦tにおける時間
    変化率のm倍になるように前記選局制御部により選局操
    作毎に分周比を切換制御するようにしたことを特徴とす
    るPLL選局装置。
JP61145293A 1986-06-20 1986-06-20 Pll選局装置 Expired - Lifetime JPH0812984B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61145293A JPH0812984B2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20 Pll選局装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61145293A JPH0812984B2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20 Pll選局装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS632417A JPS632417A (ja) 1988-01-07
JPH0812984B2 true JPH0812984B2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=15381790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61145293A Expired - Lifetime JPH0812984B2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20 Pll選局装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0812984B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5054347B2 (ja) * 2006-09-15 2012-10-24 株式会社クボタ 田植機の予備苗収容構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60158714A (ja) * 1984-01-30 1985-08-20 Yaesu Musen Co Ltd 周波数スキヤニング早送り方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS632417A (ja) 1988-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4271531A (en) Frequency synthesizer
US6914489B2 (en) Voltage-controlled oscillator presetting circuit
JPS6363137B2 (ja)
EP0766404A2 (en) Clock generator utilizing phase locked loop circuit
JPH0812984B2 (ja) Pll選局装置
JP2758443B2 (ja) Pll周波数シンセサイザー
JP3077151B2 (ja) 周波数合成方式と周波数合成器
JP3102149B2 (ja) クロック同期装置
JPS6182536A (ja) 周波数変換装置
JPS5818354Y2 (ja) シンセサイザ−受信機
JPS5883446A (ja) 受信機
JPS5846586Y2 (ja) 位相同期ル−プを有する回路
JPS6178225A (ja) 自動周波数制御装置
JPH0529933A (ja) 位相同期発振装置
JPH0638116A (ja) 位相同期ループ回路
JPH0311960Y2 (ja)
JPH0115177B2 (ja)
JPH06101691B2 (ja) Pllシンセサイザ方式選局回路
JP2940220B2 (ja) Fsk変調器
JPH0728256B2 (ja) 信号発生装置
JPS6363136B2 (ja)
JPH03171822A (ja) 周波数シンセサイザ
JPS6126732B2 (ja)
JPS62198222A (ja) 周波数シンセサイザ
JPH042217A (ja) Pll周波数シンセサイザ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term