JPH08125541A - デルタシグマ変調器 - Google Patents

デルタシグマ変調器

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JPH08125541A
JPH08125541A JP6265147A JP26514794A JPH08125541A JP H08125541 A JPH08125541 A JP H08125541A JP 6265147 A JP6265147 A JP 6265147A JP 26514794 A JP26514794 A JP 26514794A JP H08125541 A JPH08125541 A JP H08125541A
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淳 十倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路規模の増加や消費電流を増大させること
なく、絶対値が等しくなるように高度に調整された正負
のリファレンス電源の不要なデルタシグマ変調器を提供
する。 【構成】 入力信号と帰還信号とを加算する加算回路8
1と、加算回路81の出力を積分する積分回路82と、
積分回路82の出力をA/D変換するアナログ・デジタ
ル変換回路28と、アナログ・デジタル変換回路28の
出力信号を遅延させるフリップ・フロップ29と、フリ
ップ・フロップ29の出力に応じた電荷を出力するキャ
パシタ36、37と、キャパシタ36、37に電源電位
とグランド電位を加えるスイッチ32、33と、帰還デ
ジタル信号及びその反転信号によってキャパシタ36、
37に加える電圧を切り替えるスイッチ30、31、及
びこれらのスイッチによって切り替えられた電圧とキャ
パシタ35、36とを接続するスイッチ34、35を有
するデジタル・アナログ変換回路83とが配設されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デルタシグマ変調器
及びオーバーサンプリングデルタシグマ方式アナログ・
デジタル変換器に関し、特にスイッチドキャパシタを利
用したデルタシグマ変調器に関する。
【0002】
【従来の技術】サンプリング周波数を高くして、量子化
歪や折り返し歪を、信号帯域外にシフトさせるデルタシ
グマ変調器を用いたオーバーサンプリング方式のアナロ
グ・デジタルコンバータ回路が知られている。
【0003】従来のスイッチドキャパシタを用いたデル
タシグマ変調器は、図6に示すように、入力信号により
充電されるキャパシタ5と、図7で示す充電期間中にH
となるクロックphi1でONになり、キャパシタ5を
入力信号電圧で充電させるスイッチ1、2と、その逆相
の演算期間中にHとなるクロックphi2でONにな
り、キャパシタ5に蓄積された電荷を出力させるスイッ
チ3、4と、入力信号の積分を行う積分回路のキャパシ
タ6と演算増幅器7と、前記積分回路の出力電圧とグラ
ンド電位とを比較し、その大小から値を1ビットのデジ
タル値で出力する1ビットアナログ・デジタル変換器8
と、前記アナログ・デジタル変換器8の出力を1クロッ
ク周期の期間だけ遅延させる遅延回路として動作するフ
リップフロップ9と、遅延後のデジタルデータによって
リファレンス電圧源+Vref,−Vrefを切り替え
て出力するスイッチ10、11と、前記正負のリファレ
ンス電圧で充電されるキャパシタ16と、クロックph
i1でONになり、キャパシタ16を、スイッチ10、
11で切り替えられた前記リファレンス電圧源の電位で
充電させるスイッチ12、13と、クロックphi2で
ONになり、キャパシタ16に充電されていた電荷を前
記積分器に出力させるスイッチ14、15とから横成さ
れている。スイッチ10、11と、キャパシタ16と、
スイッチ12、13と、スイッチ14、15とから1ビ
ットデジタル・アナログ変換回路が構成されている。
【0004】次に、本従来例の動作について説明する。
【0005】図7に示すように、充電期間になり、ph
i1がHレベルとなると、スイッチ1、2がONとな
り、キャパシタ5は、入力信号の電位Vinで充電され
る。また、1ビットデジタル・アナログ変換回路からの
出力により、遅延が行われた後のデジタルデータが0か
1かによって、スイッチ10、11のいずれかがONと
なる。このとき、phi1によりスイッチ12、13も
ONになっている。このため、キャパシタ16は、前記
デジタルデータが0か1かによって、リファレンス電源
の電位+Vref,−Vrefのいずれかの電位で充電
される。
【0006】また、演算期間になり、phi2がHレべ
ルとなると、スィッチ3、4及び14、15がONにな
る。よって、キャパシタ5、キャパシタ16が並列接続
され、それぞれのキャパシタに充電されていた電荷が、
演算増幅器7を通じ、キャパシタ6に保持されてあった
電荷に加算される。このことにより、入力された電圧V
inに比例した電荷とリファレンス電源Vrefに比例
した正負のいずれかの電荷との和の信号が積分される。
積分結果は、1ビットアナログ・デジタル変換器8によ
ってグランド電位と比較され、その信号の正負によって
変調出力の1ビットのデジタルデータが出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデルタ
シグマ変調回路では、演算増幅器7と1ビットアナログ
・デジタル変換器8を横成するコンパレータの動作用の
正負の動作電源、1ビットデジタル・アナログ変換回路
のための正負のリファレンス電源を合わせて4種類の電
源が必要である。また、デジタル・アナログ変換回路の
正負のリファレンス電源の電圧の絶対値にずれがある
と、帰還や正負のステップ出力電荷が異なり、出力信号
のスぺクトラムに大きな影響を与える。図4に正負のス
テップ電圧の絶対値に差がない理想的条件のシミュレー
ショシ結果の出力信号のスぺクトラムと、図5に図4と
同条件でステップ電圧の絶対値が10%ずれた場合のシ
ミュレーションの出力信号のスペクトラムを示す。この
図より、デルタシグマ変調器の特徴である、信号帯域付
近のノイズの抑圧の割合が減少していることが分かる。
このため、この正負のリファレンス電源は、正負の電源
電圧の絶対値が等しい、高精度のものが必要である。よ
って、電源回路が複雑となり、規模が大きくなってしま
う。
【0008】そこで、この欠点を解消するものとして、
特開平5−37383号公報に開示されているデルタシ
グマ型AD変換回路がある。
【0009】このデルタシグマ型AD変換回路は、図8
に示すように、1種類のリファレンス電源である−VR
の電位を基に、帰還用コンデンサ16によるGNDレベ
ルに対する突き上げもしくは突き下げを利用することに
より、絶対値の等しい正負のリファレンスレベルを得よ
うとするものである。しかし、図8に示すデルタシグマ
型AD変換回路においても、動作用電源と1種類のリフ
ァレンス電源とを合わせて3種類の電源が必要であり、
このリファレンス電源は容量負荷の充放電に対するノイ
ズ耐性等を確保するため充分にインピーダンスの低い高
精度のものが必要であるため、電源回路が複雑かつ規模
が大きくなり、この回路部分で消費される電流により装
置全体での消費電流も増加するという欠点がある。ま
た、図8(a)において帰還用コンデンサ16を制御す
るタイミング信号(φ1A〜φ2B)を生成するため8
0のような論理回路が必要となり、これによりさらに回
路規模や消費電流が増大してしまう。
【0010】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、回路規模の増加や消費電流を増大
させることなく、絶対値が等しくなるように高度に調整
された正負のリファレンス電源を不要とするデルタシグ
マ変調器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
目的は、入力信号と帰還信号とを加算する加算手段と、
前記加算手段の出力を積分する積分手段と、前記積分手
段の出力を量子化してデジタル信号に変換するアナログ
・デジタル変換手段と、前記アナログ・デジタル変換手
段の出力を遅延する遅延手段と、前記遅延手段の出力を
復号化して前記帰還信号を出力するデジタル・アナログ
変換手段からなるデルタシグマ変調器であって、前記加
算手段は第1の期間において入力電圧により充電される
第1のキャパシタを有しており、第2の期間に前記第1
の期間に第1のキャパシタに充電された電荷と前記デジ
タル・アナログ変換手段からの帰還信号の電荷とを加算
し、前記積分手段は演算増幅手段と演算増幅手段の出力
と負入力を接続する第2のキャパシタとを有しており、
前記デジタル・アナログ変換手段は第3のキャパシタ
と、前記第3のキャパシタと等しい容量を有する第4の
キャパシタと、前記第1の期間において、第3のキャパ
シタを第1の電圧源で充電し、第4のキャパシタを第2
の電圧源で充電し、第2の期間において、前記遅延手段
の出力が0である場合は、第3のキャパシタに加える電
圧を第2の電圧源に切り替えて第2の電圧源の電位から
第1の電圧源の電位を差し引いた電圧と第3のキャパシ
タの静電容量とを乗じた電荷を出力し、前記遅延手段の
出力が1である場合は、第4のキャパシタに加える電圧
を第1の電圧源に切り替えて第1の電圧源の電位から第
2の電圧源の電位を差し引いた電圧と第4のキャパシタ
の静電容量とを乗じた電荷を出力するよう電圧源を切り
替える切り替え手段とを有することを特徴とする請求項
1に記載のデルタシグマ変調器によって達成される。
【0012】本発明によれば、前述の目的は、前記切り
替え手段は、前記第1の期間において、第3及び第4の
キャパシタの第2端にグランドを接続し、第3のキャパ
シタの第1端に第1の電圧源を接続し、第4のキャパシ
タの第1端に第2の電圧源を接続し、前記第2の期間に
おいて、第3及び第4のキャパシタの第2端を出力に接
続し、前記遅延手段の出力が0である場合は、第3のキ
ャパシタの第1端に第2の電圧源を接続し、前記遅延手
段の出力が1である場合は、第4のキャパシタの第1端
に第1の電圧源を接続することを特徴とする請求項2に
記載のデルタシグマ変調器によって達成される。
【0013】本発明によれば、前述の目的は、前記デジ
タル・アナログ変換手段の出力する電荷の量は、第3及
び第4のキャパシタの静電容量の大きさによって設定す
ることを特徴とする請求項3に記載のデルタシグマ変調
器によって達成される。
【0014】本発明によれば、前述の目的は、前記デジ
タル・アナログ変換手段は、第1及び第2の電圧源を、
前記演算増幅手段、前記アナログ・デジタル変換手段及
び外部接続回路に共通な動作用電源の内の正の電源電
位、動作用電源の内の負の電源電位及び動作用電源の正
の電源と負の電源の中間電位のいずれかに接続すること
を特徴とする請求項4に記載のデルタシグマ変調器によ
って達成される。
【0015】本発明によれば、前述の目的は、前記加算
手段と、前記積分手段と、前記デジタル・アナログ変換
手段との組を2つ以上組み合わせて構成されることを特
徴とする請求項5に記載のデルタシグマ変調器によって
達成される。
【0016】本発明によれば、前述の目的は、請求項1
から5のいずれか一項に記載のデルタシグマ変調器を含
む請求項6に記載のオーバーサンプリングデルタシグマ
方式アナログ・デジタル変換器によって達成される。
【0017】
【作用】本発明のデルタシグマ変調器においては、加算
手段により第1の期間において入力電圧により第1のキ
ャパシタが充電され、第2の期間に第1の期間で第1の
キャパシタに充電された入力電圧に第1のキャパシタの
静電容量を乗じた値の電荷とデジタル・アナログ変換手
段からの帰還信号の電荷とが加算されて出力される。積
分手段により加算手段の出力が積分されて出力され、ア
ナログ・デジタル変換手段により積分手段の出力が量子
化されてデジタル信号に変換されて出力され、遅延手段
によりアナログ・デジタル変換手段の出力のデジタル信
号が所定時間だけ遅延されて出力される。デジタル・ア
ナログ変換手段により第1の期間において、第3のキャ
パシタが第1の電圧源で充電され、第3のキャパシタと
容量の等しい第4のキャパシタが、第2の電圧源で充電
され、第2の期間において、前記遅延手段の出力が0で
ある場合、第3のキャパシタに加える電圧が切り替え手
段にて第2の電圧源に切り替えられることで、第2の電
圧源の電位から第1の電圧源の電位を差し引いた電圧と
第3のキャパシタの静電容量を乗じた電荷が出力され、
前記遅延手段の出力が1である場合、第4のキャパシタ
に加える電圧が第1の電圧源に切り替えられることで、
第1の電圧源の電位から第2の電圧源の電位を差し引い
た電圧と第4のキャパシタの静電容量を乗じた電荷が出
力されることにより遅延手段の出力のデジタル信号が復
号化されて帰還信号が発生される。従って、デジタル・
アナログ変換回路から出力され積分器に移動する電荷
は、リファレンス電源によらず、キャパシタの容量によ
って決定されるため、デジタル・アナログ変換回路の出
力するステップ電荷量を設定するための、正負のリファ
レンス電源は不要となる。また、帰還信号にオフセット
があると、その成分が積分器で積分されるため、オフセ
ット誤差が蓄積され、誤った変調出力が特定の周波数で
出力されるが、この点について、上記電荷を供給するキ
ャパシタを充電するための電圧は、デジタル・アナログ
変換回路への入力がいずれであっても、電源電圧のみで
ある。よって、出力される電荷の量の絶対値は、その極
性によって変化しない。従って、帰還信号のオフセット
に当たる成分がなくなり、雑音が減少し、変調出力のシ
グナル/ノイズ比が向上する。
【0018】また、加算手段と、積分手段と、デジタル
・アナログ変換手段との組を複数に並列、直列もしくは
その組み合わせで接続し、高次のデルタシグマ変調器と
した場合、上述の作用が複数回繰り返されることにより
ノイズ特性が一層向上する。
【0019】更に、本発明のデルタシグマ変調器を用い
てオーバーサンプリングデルタシグマ方式アナログ・デ
ジタル変換器を構成した場合、上述の作用と同様の作用
により回路構成の簡略化が可能となると共にノイズ特性
を向上することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明のデルタシグマ変調器の第1の
実施例を図を参照しながら説明する。
【0021】本実施例のデルタシグマ変調器は、図1に
示すように、入力電圧に帰還信号を加算する加算手段と
しての加算回路81と、加算回路81の出力を積分する
積分手段としての積分回路82、積分回路82の出力を
量子化してデジタル信号に変換するアナログ・デジタル
変換手段としての1ビットアナログ・デジタル変換器2
8と、アナログ・デジタル変換器28の出力のデジタル
信号を1周期だけ遅らせる遅延手段としてのフリップ・
フロップ29と、フリップ・フロップ29の出力のデジ
タル信号を復号化して帰還信号を発生するデジタル・ア
ナログ変換手段としてのデジタル・アナログ変換回路8
3とを具備している。
【0022】加算回路81は、入力信号により充電され
る容量Ciの第1のキャパシタ25と、充電期間中にH
となるクロックphi1でONになり、キャパシタ25
を入力信号電圧で充電させるスイッチ21、22と、そ
の逆相の演算期間中にHとなるクロックphi2でON
になり、キャパシタ25に蓄積された電荷を出力させる
スイッチ23、24とから構成されている。積分回路8
2は、演算増幅手段としての演算増幅器27及び演算増
幅器27の出力と負入力を接続する容量Csの第2のキ
ャパシタ26から構成されている。デジタル・アナログ
変換回路83は、帰還されたデジタルデータに応じた電
荷を出力する容量Crの第3のキャパシタ36と、同じ
容量Crを有する第4のキャパシタ37と、クロックp
hi1でONになり、キャパシタ36、37に電源電位
とグランド電位を加える切り替え手段の一構成要素とし
てのスイッチ32、33と、帰還デジタル信号Dz-1
びその反転信号Dz-1_bによってキャパシタ36、3
7に加える電圧を切り替える切り替え手段の一構成要素
としてのスイッチ30、31と、これらのスイッチによ
って切り替えられた電圧とキャパシタ35、36とをク
ロックphi2によって接続するスイッチ34、35と
から構成されている。
【0023】次に、本実施例の作用を図2のタイミング
チャートに沿って説明する。
【0024】充電期間になり、クロックphi1がHに
なると、スイッチ21、22がONとなり、キャパシタ
25は入力電圧Vinによって充電される。また、スイ
ッチ32、33もONになり、キャパシタ36はグラン
ド電位に接続され、蓄積されていた電荷は放電される。
更に、キャパシタ37はマイナスの電源電圧であるVc
cで充電される。演算増幅回路27の入力は、スイッチ
22によってグランドに接続されているので、出力は変
化しない。
【0025】演算期間になり、phi1がLに、phi
2がHになると、スイッチ21、22がOFF、スイッ
チ23、24がONになる。このとき、演算増幅器27
の入力端子は、キャパシタ26によるフィードバックに
より、グランド電位に非常に近い値となる。このため、
キャパシタ25に蓄積された電荷Qi=CiVinは、
キャパシタ26に移動される。
【0026】クロックによってスイッチ32、33がO
FF、スイッチ34、35がONになったとき、前周期
の演算結果から、遅延素子のフリップフロップ29の出
力Dz-1_bがHであった場合、スイッチ31がONに
なるため、図2に示すように、キャパシタ36のスイッ
チ34側の電極の電位がグランド電位からマイナス電源
電圧の電位Vssに切り替えられる。よって、キャパシ
タ36が負の電源電圧で充電される。このため、キャパ
シタ26からキャパシタ36へQr=CrVssの電荷
が移動される。
【0027】一方、フリップフロップ29の出力Dz-1
がHであった場合、スイッチ30がONになるため、ク
ロックによってスイッチ32、33がOFF、スイッチ
34、35がONになると、図2に示すように、キャパ
シタ37のスイッチ35側の電極の電位がマイナス電源
電圧の電位Vssからグランド電位に切り替わる。よっ
て、キャパシタ37に蓄積された電荷は放電され、Dz
-1_b がHの時とは逆に、キャパシタ37ヘ蓄積されて
いた電荷Qr=CrVssがキャパシタ26に移動され
る。
【0028】ここで、電荷の移動によるキャパシタ26
にかかる電圧の変化は、 ΔVcs=k1・(Vin±k2Vss) となる。ここで、 k1=Ci/Cs, k2=Cr/Ci であるので、キャパシタ26にかかる電圧の変化は、 ΔVcs=Ci/CsVin±Cr/CsVss となる。これによって、キャパシタ26の電圧は、以前
の値から、キャパシタ25の容量Ciとキャパシタ26
の容量Csの比Ci/Csを乗じた入力信号電圧が加算
され、遅延回路出力に応じてキャパシタ36、37の容
量Crとキャパシタ26の容量Csの比Cr/Csを乗
じた電源電圧が加算もしくは減算された値±Cr/Cs
Vssと同じになる。ここで、Ci/Csは積分器の係
数に相当し、入力電圧や回路のグイナミックレンジ等に
より決定される定救である。従って、帰還されるステッ
プ電圧は±Cr/CsVssとなる。
【0029】これらのことから、リファレンス電源を使
用しなくても、キャパシタ36、37の容量Crを変え
ることによって、リファレンスとして任意の絶対値の等
しい正負の電圧を使用した従来の回路の場合と同じ積分
結果が得られる。よって、その出力信号のスペクトラム
は、図4に示した理論値と等しくなり、ステップ電圧の
誤差によるノイズの発生がなくなる。
【0030】また、図1の実旅例では、帰還回路である
1ビットデジタル・アナログ変換回路の電圧源として、
グランドと負の電源電圧を使用したが、正の電源電圧と
グランド、正の電源電圧と負の電源電圧を使用した構成
も考えられる。
【0031】次に、本発明の第2の実施例を図2に沿っ
て説明する。なお、図1と同一構成部分には同一符号を
付して説明を省略する。
【0032】本実施例のデルタシグマ変調器は、加算回
路81、積分回路82及び1ビットデジタル・アナログ
変換回路83からなるブロックを2段直列に接続して、
系の中で2回積分を行う2次のデルタシグマ変調器を構
成している。それぞれの部分の動作は第1の実施例の各
部分と同じである。この実施例のように、加算回路8
1、1ビットデジタル・アナログ変換回路83、積分回
路82からなるブロックを複数段並列、直列もしくはそ
の組み合わせで接続し、2次以上のデルタシグマ変調器
を構成してもよい。段数を増やしてより高次のデルタシ
グマ変調器とした場合、ノイズ特性が一層向上するの
で、コストを考えなければ、1次よりは2次、2次より
は3次を用いることが好ましい。
【0033】また、上述したデルタシグマ変調器を用い
てオーバーサンプリングデルタシグマ方式アナログ・デ
ジタル変換器を構成すると、ノイズ特性を向上すること
ができる。
【0034】
【発明の効果】本発明のデルタシグマ変調器によれば、
デジタル・アナログ変換回路の出力するステップ電荷量
を設定するための、正負のリファレンス電源は不要とな
り、電源回路を簡素化して回路規模を小さくすることが
できる。また、上記電荷の量の絶対値は、その極性によ
って変化せず、帰還信号のオフセットに当たる成分がな
くなり、雑音が減少し、変調出力のシグナル/ノイズ比
が向上する。
【0035】また、加算手段と、積分手段と、デジタル
・アナログ変換手段との組を複数に並列、直列もしくは
その組み合わせで接続し、高次のデルタシグマ変調器と
した場合、ノイズ特性が一層向上する。
【0036】更に、本発明のデルタシグマ変調器を用い
てオーバーサンプリングデルタシグマ方式アナログ・デ
ジタル変換器を構成すると、回路構成の簡略化が可能と
なると共にノイズ特性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデルタシグマ変調器の第1の実施例を
示す回路図である。
【図2】図1の実施例の各部分の信号の出力を示すタイ
ミシグチャートである。
【図3】本発明のデルタシグマ変調器の第2の実施例を
示す回路図である。
【図4】デルタシグマ変調器の理想的な出力信号のスペ
クトラムを示す図である。
【図5】デルタシグマ変調器の正負のリファレンス電圧
の絶対値に10%のずれがある場合の出力信号のスペク
トラムを示す図である。
【図6】従来のデルタシグマ変調器の例を示す回路図で
ある。
【図7】図6の従来例の各部分の信号の出力のタイミシ
グチャートである。
【図8】従来のデルタシグマ変調器の他の例を示す回路
図である。
【符号の説明】
21,22,23,24,30,31,32,33,34,35 スイッチ 25,26,36,37 キャパシタ 27 演算増幅器 28 1ビットアナログ・デジタル変換器 29 フリップフロップ 81 加算回路 82 積分回路 83 デジタル・アナログ変換回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号と帰還信号とを加算する加算手
    段と、前記加算手段の出力を積分する積分手段と、前記
    積分手段の出力を量子化してデジタル信号に変換するア
    ナログ・デジタル変換手段と、前記アナログ・デジタル
    変換手段の出力を遅延する遅延手段と、前記遅延手段の
    出力を復号化して前記帰還信号を出力するデジタル・ア
    ナログ変換手段からなるデルタシグマ変調器であって、 前記加算手段は第1の期間において入力電圧により充電
    される第1のキャパシタを有しており、第2の期間に前
    記第1の期間に第1のキャパシタに充電された電荷と前
    記デジタル・アナログ変換手段からの帰還信号の電荷と
    を加算し、 前記積分手段は演算増幅手段と演算増幅手段の出力と負
    入力を接続する第2のキャパシタとを有しており、 前記デジタル・アナログ変換手段は第3のキャパシタ
    と、前記第3のキャパシタと等しい容量を有する第4の
    キャパシタと、前記第1の期間において、第3のキャパ
    シタを第1の電圧源で充電し、第4のキャパシタを第2
    の電圧源で充電し、第2の期間において、前記遅延手段
    の出力が0である場合は、第3のキャパシタに加える電
    圧を第2の電圧源に切り替えて第2の電圧源の電位から
    第1の電圧源の電位を差し引いた電圧と第3のキャパシ
    タの静電容量とを乗じた電荷を出力し、前記遅延手段の
    出力が1である場合は、第4のキャパシタに加える電圧
    を第1の電圧源に切り替えて第1の電圧源の電位から第
    2の電圧源の電位を差し引いた電圧と第4のキャパシタ
    の静電容量とを乗じた電荷を出力するよう電圧源を切り
    替える切り替え手段とを有することを特徴とするデルタ
    シグマ変調器。
  2. 【請求項2】 前記切り替え手段は、前記第1の期間に
    おいて、第3及び第4のキャパシタの第2端にグランド
    を接続し、第3のキャパシタの第1端に第1の電圧源を
    接続し、第4のキャパシタの第1端に第2の電圧源を接
    続し、前記第2の期間において、第3及び第4のキャパ
    シタの第2端を出力に接続し、前記遅延手段の出力が0
    である場合は、第3のキャパシタの第1端に第2の電圧
    源を接続し、前記遅延手段の出力が1である場合は、第
    4のキャパシタの第1端に第1の電圧源を接続すること
    を特徴とする請求項1に記載のデルタシグマ変調器。
  3. 【請求項3】 前記デジタル・アナログ変換手段の出力
    する電荷の量は、第3及び第4のキャパシタの静電容量
    の大きさによって設定することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のデルタシグマ変調器。
  4. 【請求項4】 前記デジタル・アナログ変換手段は、第
    1及び第2の電圧源を、前記演算増幅手段、前記アナロ
    グ・デジタル変換手段及び外部接続回路に共通な動作用
    電源の内の正の電源電位、動作用電源の内の負の電源電
    位及び動作用電源の正の電源と負の電源の中間電位のい
    ずれかに接続することを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか一項に記載のデルタシグマ変調器。
  5. 【請求項5】 前記加算手段と、前記積分手段と、前記
    デジタル・アナログ変換手段との組を2つ以上組み合わ
    せて構成されることを特徴とする請求項1から4のいず
    れか一項に記載のデルタシグマ変調器。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載の
    デルタシグマ変調器を含むオーバーサンプリングデルタ
    シグマ方式アナログ・デジタル変換器。
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