JPH08123502A - 待機冗長化方式二重化システムの切り換え装置 - Google Patents

待機冗長化方式二重化システムの切り換え装置

Info

Publication number
JPH08123502A
JPH08123502A JP6282523A JP28252394A JPH08123502A JP H08123502 A JPH08123502 A JP H08123502A JP 6282523 A JP6282523 A JP 6282523A JP 28252394 A JP28252394 A JP 28252394A JP H08123502 A JPH08123502 A JP H08123502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching
board
equalization
boards
standby
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6282523A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Tokuma
英人 徳間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP6282523A priority Critical patent/JPH08123502A/ja
Publication of JPH08123502A publication Critical patent/JPH08123502A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 等値化ボードを用いて切り換え処理の高速化
をはかる。 【構成】 シェルフ5A、5Bに実装されている各ボー
ドのRAS情報をそれぞれ等値化ボード3A、3Bに収
集し、そのRAS情報に基づき、故障のある切り換え要
因の重要度に応じて切り換えの必要度を表す切り換えレ
ベルファイルを作成する。作成した切り換えレベルファ
イルを、等値化伝送路6を介し両方の等値化ボード3
A、3B間で互いに交換する。次に、稼働系シェルフ5
Aの等値化ボード3Aが、両方の切り換えレベルファイ
ルを比較し、稼働系の切り換えレベルが待機系よりも高
い場合は、等値化伝送路6を介して稼働権を稼働系から
待機系へ渡して切り換えを実行する。それにより、切り
換え処理に関するLAN回線4および制御演算ボード1
A、1Bの負担が軽くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、稼働系と待機系を備え
た待機冗長化方式による二重化システムにおいて、稼働
系に故障が発生した場合に、待機系に切り換える切り換
え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、待機冗長化方式による二重化シス
テムとして、図3に示す構成のものがある。これはシェ
ルフ5A、5Bに、それぞれ制御演算ボード1A、1
B、LANボード2A、2Bおよび等値化ボード3A、
3B等を実装した稼働系の制御演算装置と待機系の制御
演算装置を、LAN回線4により接続して二重化したも
のであり、図中の破線内がその二重化部分となる。ま
た、等値化ボード3A、3Bの間は、専用の等値化伝送
路6により接続されており、この伝送路6を介して稼働
系の入力データおよび演算データが待機系へ送られて等
値化される。なお、図中の7は他の制御演算装置であ
る。
【0003】図4はこの装置における切り換え動作を示
し、具体的に次の手順で切り換えられる。 (1)シェルフ5A、5Bの制御演算ボード1A、1B
がそれぞれのシェルフ5A、5Bに実装されている個々
のボードのRAS(信頼性、可用性、保守性)情報を収
集する。このRAS情報は各ボードが自己判断して得た
もである。 (2)稼働系の制御演算ボード1AがLANボード2
A、LAN回線4およびLANボード2Bを介して、待
機系の制御演算ボード1Bに収集されているRAS情報
を読み込む。 (3)稼働系の制御演算ボード1Aが、稼働系について
収集されたRAS情報に切り換えの必要な故障要因がな
いかどうかをチェックする。
【0004】(4)ここで、自己のシェルフ5A内に故
障要因が存在していた場合は、相手の待機系のRAS情
報に故障要因がないかどうかをチェックして、故障要因
がなかった場合は、切り換え条件成立とする。 (5)切り換え条件が成立すると、制御演算ボード1A
は切り換え指示をLANボード2Aへ送る。 (6)LANボード2Aは、LAN回線4を介して待機
系のLANボード2Bに切り換えを要求し、切り換えを
実行する。 (7)制御演算ボード1A、1Bは、それぞれLANボ
ード2A、2Bの稼働/待機の状態に従って切り換わ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の切り換え処理は制御演算ボード1A、1Bにおいて実
行されるため、制御演算ボード1A、1Bの処理能力の
制限から、頻繁にRAS情報を収集して切り換えの判断
を行うことが困難である。また、LAN回線4は汎用的
な伝送を行っているために待機系の情報のリフレッシュ
速度が遅くなることがある。その結果、故障発生から切
り換えが完了して復旧するまでの時間が長くなるという
問題があった。本発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、故障発生時の
切り換え処理を高速で行うことのできる待機冗長システ
ムの切り換え装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、それぞれのシェルフ内に制御演算ボー
ド、LANボードおよび等値化ボードを実装して構成さ
れた稼働系制御演算装置と待機系制御演算装置とをLA
Nを介して接続するとともに両方の等値化ボードの間を
等値化伝送路で接続した待機冗長化方式二重化システム
の切り換え装置において、シェルフごとに各ボードのR
AS情報を等値化ボードに収集する手段と、等値化ボー
ドに収集されたRAS情報から故障のある切り換え要因
の重要度に応じて切り換えの必要度を表す切り換えレベ
ルファイルを作成する手段と、両等値化ボード間で等値
化伝送路を介して互いの切り換えレベルファイルを交換
する手段と、稼働系シェルフの等値化ボードにおいて両
方の切り換えレベルファイルを比較し、稼働系の切り換
えレベルが待機系よりも高い場合に、等値化伝送路を介
して稼働権を稼働系から待機系へ渡して切り換えを実行
する手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、シェルフごとに各ボードの
RAS情報がそれぞれの等値化ボードに収集され、その
RAS情報に基づき、故障のある切り換え要因の重要度
に応じて切り換えの必要度を表す切り換えレベルファイ
ルが作成される。作成された切り換えレベルファイルは
等値化伝送路を介して両方の等値化ボードの間で互いに
交換される。さらに、稼働系シェルフの等値化ボードで
両方の切り換えレベルファイルが比較され、稼働系の切
り換えレベルが待機系よりも高い場合に、等値化伝送路
を介して稼働権が稼働系から待機系へ渡されて切り換え
が実行される。それにより、切り換え処理に関するLA
Nおよび制御演算ボードの負担が軽くなる。
【0008】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明に係る待機冗長システムの切り換え装
置の切り換え処理手順を示す説明図である。なお、シス
テムのハード構成は図3と共通であるので説明を省略
し、以下、動作について順に説明する。 (1)先ず、システムのイニシャル時に、両系統の制御
演算ボードが等値化ボードに対し、RAS収集定義とし
て、RAS情報を収集すべき対象ボードおよび各ボード
の切り換え要因に関する情報を渡す。
【0009】(2)次に、両系統の等値化ボードは渡さ
れた情報に従い、それぞれのシェルフに実装されている
各ボードのRAS情報を収集する。このRAS情報は各
ボードが自己判断して得たものである。 (3)さらに、両系統は、収集したRAS情報に切り換
えが必要な故障要因がないかどうかをチェックするとと
もに、故障のある切り換え要因の重要度に応じて切り換
えの必要度を表す切り換えレベルファイルを作成する。 (4)次いで、両系統の等値化ボードは等値化伝送路を
介して互いの切り換えレベルファイルを交換する。
【0010】(5)ここで、稼働系の等値化ボードは、
両方の切り換えレベルファイルを比較して、稼働系側の
切り換えレベルが待機系よりも高い場合に、切り換え条
件成立とする。 (6)さらに、切り換え条件の成立を判定した稼働系の
等値化ボードは、等値化伝送路を介して稼働権を稼働系
から待機系へ渡す。すなわち、稼働系の等値化ボードが
稼働権を放棄したことで、RAS情報交換の際に待機系
の等値化ボードに切り換えが要求されて切り換えが実行
される。 (7)その結果、両系統の制御演算ボードは、それぞれ
等値化ボードの稼働/待機の状態に従って切り換わる。
【0011】図2は、両系統の等値化ボード間で交換さ
れる切り換えレベルファイルの構成を示す説明図であ
る。このファイルは、切り換えの判断を容易にするため
に、相手の故障状態および自己の故障状態の程度を、系
統切り換えの必要度に応じて数値化して示したもであ
り、最下位ビットに軽故障の構成異常の有無を、その上
位にRAS収集による異常の有無を、その上位に切り換
えスイッチONか否かを、さらにその上位に制御演算ボ
ードの電源断またはリセットまたは重故障の有無を割り
当てている。ここでは、上位ビットの故障要因ほど重要
度が大きい。
【0012】その結果、系統ごとに作成されたこれらフ
ァイルの数値の大小を比較することで、いずれの側の系
統がより正常な状態であるかが客観的に判断できる。こ
のように、本発明では、従来、LANを介して制御演算
ボードにより処理されていたRAS情報の収集および切
り換え判断を、等値化ボードで処理するようにしたこと
で、制御演算ボードの負荷がその分、軽減され、切り換
え処理に要する時間が大幅に短縮される。しかも、これ
ら処理は、従来のハード構成を変えることなく、ソフト
ウェアを変更するだけで実現される。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、両系
統のシェルフに実装された各ボードから収集したRAS
情報に基づく、切り換えの判断および切り換え処理を、
等値化ボードにおいて実行することにより、制御演算ボ
ードへの負荷が軽減され、切り換え処理に要する時間が
短縮される。その結果、本発明を高速制御を行う電気制
御プラント等に適用すると、故障発生時の制御停止時間
を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切り換え装置の実施例の切り換え
処理手順を示す説明図である。
【図2】実施例で用いられる切り換えレベルファイルの
構成を示す説明図である。
【図3】本発明が適用される待機冗長化方式二重化シス
テムの構成を示す図である。
【図4】従来例における切り換え処理手順を示す説明図
である。
【符号の説明】
1A、1B 制御演算ボード 2A、2B LANボード 3A、3B 等値化ボード 4 LAN回線 5A、5B シェルフ 6 等値化伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/28

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれのシェルフ内に制御演算ボー
    ド、LANボードおよび等値化ボードを実装して構成さ
    れた稼働系制御演算装置と待機系制御演算装置とをLA
    Nを介して接続するとともに両方の等値化ボードの間を
    等値化伝送路で接続した待機冗長化方式二重化システム
    の切り換え装置において、 シェルフごとに各ボードのRAS情報を等値化ボードに
    収集する手段と、 等値化ボードに収集されたRAS情報から故障のある切
    り換え要因の重要度に応じて切り換えの必要度を表す切
    り換えレベルファイルを作成する手段と、 両等値化ボード間で等値化伝送路を介して互いの切り換
    えレベルファイルを交換する手段と、 稼働系シェルフの等値化ボードにおいて両方の切り換え
    レベルファイルを比較し、稼働系の切り換えレベルが待
    機系よりも高い場合に、等値化伝送路を介して稼働権を
    稼働系から待機系へ渡して切り換えを実行する手段と、 を備えたことを特徴とする待機冗長化方式二重化システ
    ムの切り換え装置。
JP6282523A 1994-10-21 1994-10-21 待機冗長化方式二重化システムの切り換え装置 Pending JPH08123502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6282523A JPH08123502A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 待機冗長化方式二重化システムの切り換え装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6282523A JPH08123502A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 待機冗長化方式二重化システムの切り換え装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08123502A true JPH08123502A (ja) 1996-05-17

Family

ID=17653568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6282523A Pending JPH08123502A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 待機冗長化方式二重化システムの切り換え装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08123502A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007172079A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Toshiba Corp 二重化制御システム、及びその制御装置の制御プログラムの更新方法
WO2012053403A1 (ja) * 2010-10-20 2012-04-26 株式会社日立製作所 データ伝送方法および制御システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007172079A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Toshiba Corp 二重化制御システム、及びその制御装置の制御プログラムの更新方法
WO2012053403A1 (ja) * 2010-10-20 2012-04-26 株式会社日立製作所 データ伝送方法および制御システム
JP2012088953A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Hitachi Ltd データ伝送方法および制御システム
CN103168279A (zh) * 2010-10-20 2013-06-19 株式会社日立制作所 数据传输方法及控制***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100470494C (zh) 集群可用性管理方法和***
JP5102901B2 (ja) データセンタにわたる複数データサーバ間のデータ完全性を保持する方法およびシステム
JPH08123502A (ja) 待機冗長化方式二重化システムの切り換え装置
JPH09274575A (ja) 統合システム管理方式
JPH09293001A (ja) 無停止保守システム
KR20000033935A (ko) 이중화된 교환시스템의 이더넷 통신 장애에대한 대처 방법
JP2815436B2 (ja) 協調分散制御システム
KR100388965B1 (ko) 교환기의 프로세서 보드별 크로스 이중화 장치
DE60201077T2 (de) Verfahren um einen Computer aus einem Cluster zu entfernen
JPH05165798A (ja) 2系列システムの系管理方式
JPS6290068A (ja) 予備系監視方式
KR100206472B1 (ko) 전전자교환기에서 시스템 장애관리 및 복구방법
JPS6113627B2 (ja)
JPH05151186A (ja) フオルトトレラント方式
KR100257041B1 (ko) 엠엠씨에 의한 기지국 장애처리 모드 전환 방법
JPH02224555A (ja) 通信制御システム
JPH03261336A (ja) 電力系統の監視制御方法及びその装置
JPH01209564A (ja) 情報処理装置
JPS58127263A (ja) 切替装置
KR930022767A (ko) 전후단 이중화(2×2) 구조에서 서비스 데이타 백업/복구 방법
JPS61264445A (ja) 二重化デ−タ取込み方式
JPH0385655A (ja) 情報処理システム
JPS61193548A (ja) 交換システム保守運用デ−タ収集方式
JPH0321935B2 (ja)
JPH031254A (ja) センス情報報告方式

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010801