JPH08121859A - 室内機の仮掛フック - Google Patents

室内機の仮掛フック

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Publication number
JPH08121859A
JPH08121859A JP6262235A JP26223594A JPH08121859A JP H08121859 A JPH08121859 A JP H08121859A JP 6262235 A JP6262235 A JP 6262235A JP 26223594 A JP26223594 A JP 26223594A JP H08121859 A JPH08121859 A JP H08121859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indoor unit
hook
installation
temporary
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP6262235A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nakanishi
淳一 中西
Sakae Sugimoto
栄 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP6262235A priority Critical patent/JPH08121859A/ja
Publication of JPH08121859A publication Critical patent/JPH08121859A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 据付時の配管作業を容易にする。 【構成】 仮掛フック11は、1枚板の上下端を相反す
る方向に屈曲させて形成する。そして、一端の屈曲部1
2を壁面に固定された据付板15のフック部16に引っ
掛ける一方、他端の屈曲部13には室内機のフレーム2
1の係合爪25を係合させて、本来室内機を据え付ける
位置よりも下方の位置に室内機を仮掛けする。こうする
ことによって、仮掛けされた室内機の前面グリル24の
上端と天井との間に大きなクリアランスを確保すること
ができ、フレーム21の下部を引き出してフレーム21
の下端と壁面との間隔Bを大きく取ることができる。そ
の結果、配管作業が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機の室内機
を室内壁に据え付ける際に使用する室内機の仮掛フック
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の室内機をフック方式
によって壁面に据え付ける空気調和機の据付装置とし
て、図4に示すようなものが提案されている(実開平4
ー70917号公報)。
【0003】室内壁の壁面に取り付けられる据付板1の
上縁には保持縁3を突設し、その保持縁3の曲げ部の前
面には引掛け穴4を形成している。一方、室内機本体2
の上縁には、保持縁3に懸架するための引掛け縁5を形
成し、この引掛け縁5の先端には、据付板1側の保持縁
3の引掛け穴4に係合する突起6を形成している。
【0004】上記構成において、室内機の据付作業にお
ける配管に際しては、以下のようにする。すなわち、上
記据付板1の保持縁3に室内機本体2における引掛け縁
5を引掛けて室内機を据付板1に懸架する。そして、室
内機全体を壁面と反対側に引き出して室内機本体2の突
起6を据付板1の引掛け穴4に挿通した後、室内機の下
側をさらに引き出して上記引掛け穴4を中心として回転
させる。こうしてできた室内機下部と壁面との間隔Aを
利用して、配管7を熱交換器に接続するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空気調和機の据付装置には、以下のような問題があ
る。すなわち、上記室内機を回転するに連れて、室内機
本体2の前面上端が上方に移動する。したがって、配管
作業性を確保すために間隔Aを大きく取ると室内機を天
井近くに据え付けできず、室内機を天井近くに据え付け
ようとすると間隔Aが狭くなって配管作業性が悪くなる
という問題がある。
【0006】そこで、上述の問題点を解決するために、
配管作業時に室内機の懸架位置を下側にずらすために、
配管作業時にのみ使用する仮架け用のフックを据付板に
形成したものがある。しかしながら、その場合には、据
え付け終了後には一切使用されないフックを据付板に形
成するために無用のコストアップを招くという問題があ
る。
【0007】そこで、この発明の目的は、無用のコスト
アップを招くことなく据付時の配管作業を容易にする室
内機の仮掛フックを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の室内機の仮掛フックは、図1および図2
に例示するように、矩形状の板における両端の夫々が相
反する方向に屈曲されて成り、一端の屈曲部12は壁面
に取り付けられた据付板15における室内機据え付け用
のフック部16に引っ掛けられる一方、他端の屈曲部1
3には室内機のフレーム21における据え付け用の係合
手段25が回動可能に係合されるようになっていている
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】本仮掛フックの一端における屈曲部12が、壁
面に取り付けられた据付板15における室内機据え付け
用のフック部16に引っ掛けられて、本仮掛フックが上
記据付板に吊り下げられる。この状態で、他端の屈曲部
13には室内機のフレーム21における据え付け用の係
合手段25が回動可能に係合される。こうして、本来上
記据付板に係止される位置よりも低い位置に上記室内機
が仮掛けされて、天井との間に大きなクリアランスが確
保される。その結果、上記室内機を大きく回動させてフ
レーム後端と壁面との間の距離を大きく取って作業性良
く配管作業が行われる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。図1は本実施例の室内機の仮掛フックにおけ
る斜視図である。この仮掛フック11は1枚板の上下端
の夫々を相反する方向に屈曲させて形成され、その断面
はアルファベットの“S"を縦に延ばした形状を成して
いる。そして、一方の屈曲部12は据付板に引っ掛け可
能になっており、他方の屈曲部13には室内機のフレー
ムにおける係合手段が係合されるようになっている。
【0011】図2は上記仮掛フック11の使用方法の説
明図である。図2(a)に示すように、上記仮掛フック1
1(図においては2つの仮掛フック11,11'を用いて
いる)は、その一方の屈曲部12を壁面に取り付けられ
た据付板15の上端を折り曲げて成るフック部16(本
来は、このフック部16に室内機のフレームが懸架され
る)に引っ掛けて据付板15に吊り下げられる。そうし
た後、図2(b)に示すように、熱交換器22,ファン2
3,前面グリル24等が取り付けられたフレーム21の
上部前端に設けられた上記係合手段としての係合爪25
(本来は、この係合爪25は据付板15のフック部16
に係合される)が、仮掛フック11の屈曲部13に係合
される。
【0012】ここで、上記屈曲部13は屈曲部12より
も下方に位置し、しかも、上方に位置する屈曲部12は
本来フレーム21の係合爪25が係合すべき据付板15
のフック部16に引っ掛けられている。つまり、フレー
ム21は、本来の据え付け位置より下に仮掛けされるの
である。したがって、上記フレーム21の係合爪25の
位置が本来の位置より下がった分だけ室内機の前面グリ
ル24の上方に、大きなクリアランスを確保できるので
ある。
【0013】すなわち、本実施例によれば、上記上方へ
のクリアランスの増加分だけフレーム21の下端を手前
に余分に引き出すことができ、フレーム21の下側後端
と壁面との間隔Bを図4に示す従来例における間隔Aよ
りも大きくでき、配管作業の作業性を向上できる。ま
た、上記仮掛フック11の両屈曲部12,13間の距離
を変えることによって、上方へのクリアランスの大きさ
を自由に変えることができる。したがって、据付板15
を壁面に取り付ける際のフック部16の位置には配管作
業に関しての特別な制限はなく、最終的に室内機を設置
したい高さに設定すればよい。さらに、上記仮掛フック
11は、1枚板を屈曲させて形成している。したがっ
て、棒を屈曲させて形成する場合よりも応力が集中せ
ず、破壊し難い。
【0014】こうして、作業性よく配管作業が行われた
後、仮掛フック11を据付板15から取り外し、この仮
掛フック11が取り外された後の据付板15のフック部
16にフレーム21の係合爪25を係合させることによ
って、室内機が据付板15の正規の位置に取り付けられ
るのである。
【0015】このように、本実施例によれば、据付作業
員に両屈曲部12,13間の長さが異なる複数組の仮掛
フック11を持たせるだけで、作業性良く据付/配管作
業を実施できる。したがって、据え付け後には不必要と
なる仮掛け用のフックを据付板に形成する必要がなく、
無用のコストアップを防止できる。
【0016】尚、上記据付フック11における両屈曲部
12,13の形状は特に限定されるものではなく、屈曲
部12の形状は用いる据付板のフック部に確実に引っ掛
かる形状であればよく、屈曲部13の形状は仮掛けする
室内機のフレームにおける係合手段が回動可能に且つ確
実に係合される形状であればよい。また、使用可能な据
付板の形状は図2(a)に示すような形状に限定されるも
のではなく、据え付け時に室内機のフレームが係止され
るフック部を備えたものであればよい。
【0017】ここで、上述のような仮掛フック11を用
いて室内機を据え付けることによって、以下のような効
果も生ずる。図3は、上記室内機に対する配管状態を室
内機の裏側から見た図である。ただし、図3(a)は本実
施例による際の図であり、図3(b)は従来例による図で
ある。図3(a)に示すように、本実施例の仮掛フック1
1を用いて室内機31を仮掛けした場合には、室内機3
1は、本来の据え付け位置(イ)よりも仮掛フック11の
両屈曲部12,13間距離に相当する距離Cだけ下方の
位置(ロ)に位置している。したがって、熱交換器に接続
されている補助配管32と室内配管の先端位置33とを
接続する連絡配管34は傾斜する。その結果、配管作業
が終了して室内機31を本来の据え付け位置(イ)に戻し
た場合には、上記傾斜している分だけ配管長に余裕がで
き、内寸法を拡大できるのである。
【0018】これに対して、従来例の場合には、図3
(b)に示すように、配管に際しては、室内機35は本来
の据え付け位置(イ)に仮掛けされる。したがって、室内
配管の先端位置37は熱交換器に接続されている補助配
管36と大略同じ高さとなるために連絡配管38は最短
長となる。その結果、配管長に余裕はなく、内寸法を取
ることができないのである。
【0019】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の室
内機の仮掛フックは、矩形状の板の一端には、据付板に
おける室内機据え付け用のフック部に引っ掛けられる屈
曲部を形成する一方、他端には、室内機のフレームにお
ける据え付け用の係合手段が回動可能に係合される屈曲
部を形成したので、本来上記据付板に係止される位置よ
りも低い位置に上記室内機を仮掛けできる。したがっ
て、上記仮掛けされた室内機の上端と天井との間のクリ
アランスを大きく取ることができ、上記室内機の下部を
反壁側に大きく回動させて室内機のフレーム後端と壁面
との間に大きな間隔を確保できる。すなわち、この発明
によれば、作業性良く配管作業を行うことができるので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の室内機の仮掛フックの斜視図であ
る。
【図2】図1に示す仮掛フックの使用方法の説明図であ
る。
【図3】室内機に対する配管状態の説明図である。
【図4】従来の空気調和機の据付装置を示す図である。
【符号の説明】
11…仮掛フック、 12,13…屈曲
部、15…据付板、 16…フック
部、21…フレーム、 24…前面グ
リル、25…係合爪。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の板における両端の夫々が相反す
    る方向に屈曲されて成り、一端の屈曲部(12)は壁面に
    取り付けられた据付板(15)における室内機据え付け用
    のフック部(16)に引っ掛けられる一方、他端の屈曲部
    (13)には室内機のフレーム(21)における据え付け用
    の係合手段(25)が回動可能に係合されるようになって
    いることを特徴とする室内機の仮掛フック。
JP6262235A 1994-10-26 1994-10-26 室内機の仮掛フック Pending JPH08121859A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6262235A JPH08121859A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 室内機の仮掛フック

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JP6262235A JPH08121859A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 室内機の仮掛フック

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0985890A1 (en) * 1998-02-27 2000-03-15 Daikin Industries, Ltd. Indoor unit for air-conditioners and structure for installing the same
CN109506356A (zh) * 2018-12-07 2019-03-22 青岛海尔空调器有限总公司 用于空调器的挂墙支架

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