JPH08116568A - 移動ユニットによって集められた移動度及び通信トラヒック統計に基づくセルラ通信システムの動作 - Google Patents

移動ユニットによって集められた移動度及び通信トラヒック統計に基づくセルラ通信システムの動作

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JPH08116568A
JPH08116568A JP7230831A JP23083195A JPH08116568A JP H08116568 A JPH08116568 A JP H08116568A JP 7230831 A JP7230831 A JP 7230831A JP 23083195 A JP23083195 A JP 23083195A JP H08116568 A JPH08116568 A JP H08116568A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 網資源の効率的使用が可能なセルシステムの
動作制御。 【構成】 移動ユニット108,110がセルラ通信シ
ステム内での動作を表わす移動度或は通信トラヒックの
統計量を累積する。移動ユニットは、移動ユニットへの
着呼或は発呼時に、或は呼のハンドオフ要求時に、或は
登録プロセスの際に、総和された統計量をミクロセル1
12或はマクロセル104のベースステーション106
或は112に送信する。移動ユニットによってモニタさ
れる特性には、セル滞留時間、エリア滞留時間、呼保持
時間、発信呼の着信呼に対する比などが含まれる。モニ
タされ、累積されたデータがこれを受信したベースステ
ーションによって、新たな呼及びハンドオフ呼をミクロ
セル或はマクロセルのいずれに割り当てるか、セルラ通
信システム内での呼処理の優先順位などを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の分野】本発明は、一般的には、セルラ通信或は
電話システム、より詳細には、このようなシステムの動
作をシステム内で動作する移動ユニットの移動度及び通
信トラヒックの統計量に基づいて制御する方法に関す
る。この発明においては、移動ユニットは、それら自身
の移動度及び通信統計量を集めて、総和された統計量を
セルラシステムの制御のためにベースステーションに送
信する。 【0002】現在の技術水準によるセルラ通信或は電話
システムにおいては、あるシステム内で動作する移動ユ
ニットは、無線チャネルをモニタする。移動ユニットは
無線チャネルを検出し、その無線チャネルと関連するデ
ータ、例えば、信号の強度、S/N比、その他を累積す
る。この情報がセルラシステムを通じて分散ベースステ
ーションに提供され、こうして、移動ユニットが、移動
ユニットのおのおのが最も満足ができる受信を確保でき
るように、セルラシステム内の適当なチャネル及びセル
の選択を助ける。 【0003】無線通信システムの人気が増しているため
に、任意の与えられたセルラシステム内の移動ユニット
の数も増加しており、セルラシステムによってより多く
の移動ユニットを扱わなければならなくなって来てい
る。より高い移動ユニット密度を扱うために容量を増加
するための一つのアプローチは、階層アーキテクチュア
の使用である。階層アーキテクチュアにおいては、ミク
ロセルの格子の上に重複するカバーエリアを持つより大
きなマクロセルの格子が横たわる。各ミクロセルは、そ
のミクロセル内の移動ユニットの制御及び調整を行うベ
ースステーションを含み、各マクロセルは、その制御下
にある移動ユニットを監督し、そのマクロセル内の複数
のミクロセルベースステーションを調整するベースステ
ーションを含む。ある移動ユニットがあるミクロセルを
出て、別のミクロセルに入るとき、これは、第一のミク
ロセルのベースステーションから第二のミクロセルのベ
ースステーションにハンドオフされる。ミクロセルから
もマクロセルからもカバーが可能なエリアにおいては、
セルラシステムは、各呼を発呼或はハンドオフにおい
て、ミクロセルに割り当てるべきか、或はマクロセルに
割り当てるべきかを決定しなければならない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】網資源の効率的な使用
が可能なセルラシステムの動作を制御するための改善さ
れた構成に対する必要性が存在する。好ましくは、この
改善された構成は、発呼或はハンドオフの際に、呼が階
層アーキテクチュア内のミクロセルに割り当てられるべ
きか、或はマクロセルに割り当てられるべきかの決定を
助け、また、ミクロセル及びマクロセルベースステーシ
ョン、並びにセルラシステムと関連する網に課せられる
処理負担を実質的に追加しないことを要望される。 【0005】 【課題を解決するための手段】この必要性が、本発明の
複数の方法によって満たされる。本発明の方法において
は、セルラ通信システム内の各移動ユニットが、セルラ
通信システム内の移動ユニットの“典型的な”動作を表
わす少なくとも一つの移動度或は通信トラヒック(テレ
トラヒック)の統計量をモニタ及び処理する。これら統
計量が移動ユニットによって処理され、総和された統計
量が、例えば、移動ユニットへの或はこれからの呼の発
呼時、移動ユニットによるハンドオフのリクエスト時、
移動ユニットの登録或は位置の更新時に、ミクロセル或
はマクロセルのベースステーションに送信される。 【0006】現存のセルラ通信システムにおいては、固
定網設備が、システム内で動作する個々の全ての移動ユ
ニットに対する移動度及び通信トラヒックの統計量を集
めて処理することは不可能である。これは、これらデー
タが、移動ユニットが今掛かっている呼に対して使用さ
れている場合、及び移動ユニットがアイドルの状態にあ
る場合に、特に、言えることである。従って、現存のセ
ルラ通信システムは、網資源を制御するためにこれらの
情報を活用することができない。本発明においては、複
数の統計量が知能移動ユニットによって、セルラ通信シ
ステムの網資源に不当な追加の負担を課さないような方
法で収集処理され、資源管理の効率を著しく向上させる
ような方法にて使用される。 【0007】本発明に従って移動ユニットによってモニ
タすることが可能なこれら統計量としては:セル滞留時
間、つまり、ある移動ユニットがあるミクロセル内で費
やす時間の量;エリア滞留時間、つまり、移動ユニット
が網サービスエリアと称されるある事前に定義された地
理的エリア内で費やす時間の量;呼保持時間、つまり、
異なるタイプ、例えば、音声、データ、マルチメディア
等の呼に対する継続時間;セルスループット、つまり、
単位時間当りにある移動ユニットから発信される或はあ
る移動ユニットが受信する呼の平均数;進行中の呼の以
前のハンドオフの数;移動ユニットに対する二つの連続
した失敗したハンドオフ間の時間期間;及び、ある移動
ユニットから発信される呼のある移動ユニットに着信す
る呼の数に対する比が含まれる。 【0008】これら総和された統計量は、ミクロセル或
はマクロセルのベースステーションによって、新たな呼
及びハンドオフ呼をミクロセル或はマクロセルのどちら
に割り当てるか決定するため、セルラ通信システム内の
呼処理に優先順位を付けるため、及び移動ユニットに対
してカスタマイズされた(個々の顧客に適合された)顧
客サービスエリアを割り当てるために使用される。 【0009】本発明の一面によると、分散ベースステー
ションが複数の移動ユニットを固定交換網に結合し、セ
ルラ通信システムが、層構造のセルラ移動網から構成さ
れ、セルラ移動網が複数のマクロセルを持ち、個々のマ
クロセルが複数のミクロセル上に横たわタイプのセルラ
通信システムを動作するための一つの方法が開示され
る。この方法は、複数の移動ユニットの分散ベースステ
ーションから複数の移動ユニットのおのおのへの接続を
測定可能な統計量に基づいて制御するステップ;複数の
移動ユニットのおのおのの所でミクロセル滞留時間を前
記の測定可能な統計量の一つとして測定するステップ;
複数の移動ユニットのおのおのの所で移動ユニットの移
動度を表わす測定されたミクロセル滞留時間を総和する
ステップ;及び総和されたミクロセル滞留時間を複数の
移動ユニットから分散ベースステーションに送信するス
テップを含む。例えば、ミクロセル滞留時間を表わす総
和された統計量が移動ユニットからの呼をミクロセルチ
ャネルに割り当てるか、或はマクロセルチャネルに割り
当てるかを決定するために使用される。前記のミクロセ
ル滞留時間を総和するステップは、好ましくは、ai
αai-1 +(1−α)ti を反復して計算することによ
って移動度指数ai を決定することによって遂行され
る。ここで、ai は移動度指数を表わし、αは0から1
の間のレンジの重み係数を表わし、ti はミクロセルク
ロシングi−1とiとの間でミクロセル内で費やされた
移動ユニットの時間を表わす。 【0010】前記の方法はさらに:各ti をai-1 に対
して比較するステップ;ti がai- 1 よりかなり大きな
場合、ai =αai-1 +(1−α)ti を反復的に計算
するステップをti+1 が決定されるまで遅延するステッ
プ;ti+1 もまたai-1 よりかなり大きな場合、ai
αai-1 +(1−α)ti を反復的に計算するステッ
プ;及びti+1 がai-1 よりかなり大きくない場合、a
i-1 よりかなり大きなti をai =αai-1 +(1−
α)ti を反復的に計算する前に削除するステップを含
むことも考えられる。これらステップは、大きな側の異
常値(アウトライア)と考えられる個々のti が移動度
指数ai の決定に含まれることを排除する。前記のt
i+1 もai-1 よりもかなり大きな場合は、ai =αa
i-1 +(1−α)ti を反復的に計算するステップは、
i 及びti+1 の両方を使用して遂行される。この方法
は、さらに:各ti をai-1 に対して比較するステッ
プ;ti がai-1 よりかなり小さな場合、ai =αa
i-1 +(1−α)ti を反復的に計算するステップをt
i+1 が決定されるまで遅延するステップ;ti+1 もまた
i-1 よりかなり小さな場合、ai =αai-1 +(1−
α)ti を反復的に計算するステップ;及びti+1 がa
i-1 よりかなり小さくない場合、ai-1 よりかなり小さ
なti をai =αai-1 +(1−α)ti を反復的に計
算する前に削除するステップを含むことが考えられる。
これらステップは、小さな側の異常値(アウトライア)
と考えられる個々のti が移動度指数ai の決定に含ま
れることを排除する。前記のti+1 もai-1 よりもかな
り小さな場合は、ai =αai-1 +(1−α)ti を反
復的に計算するステップは、ti 及びti+1 の両方を使
用して遂行される。 【0011】呼をミクロセル或はマクロセルのどちらに
割り当てるか決定するために、この方法は、さらに:総
和されたミクロセル滞留時間をしきい値に対して比較す
るステップ;総和されたミクロセル滞留時間がしきい値
よりも大きな場合、呼を適当なミクロセルを通じてルー
ティングするステップ;及び総和されたミクロセル滞留
時間がしきい値よりも小さな場合、呼を適当なマクロセ
ルを通じてルーティングするステップを含む。 【0012】この方法は、さらに:複数の移動ユニット
のおのおのの所で移動ユニットがパワーアップされる度
に、ミクロセル滞留時間を測定するステップ、及びミク
ロセル滞留時間を総和するステップを遂行するステッ
プ;呼設定時に移動ユニットの総和されたミクロセル滞
留時間を複数の移動ユニットから分散ベースステーショ
ンに送信するステップを遂行するステップ;及び総和さ
れたミクロセル滞留時間をしきい値に対して比較するス
テップを含むことも考えられる。こうして、発呼の設定
が総和されたミクロセル滞留時間によって決定される。
つまり、その移動ユニットに対する総和されたミクロセ
ル滞留時間がしきい値よりも大きな場合は、呼が適当な
ミクロセルを使用して設定され、その移動ユニットに対
する総和されたミクロセル滞留時間がしきい値よりも小
さな場合は、呼が適当なマクロセルを使用して設定され
る。 【0013】この方法は、さらに:前記のセルラ通信シ
ステムを通じて接続される確立された呼の進行を通じて
複数の移動ユニットのおのおのの所でミクロセル滞留時
間を測定するステップ、及びミクロセル滞留時間を総和
するステップを継続して遂行するステップ;前記のミク
ロセル境界クロシング時に移動ユニットの総和されたミ
クロセル滞留時間を複数の移動ユニットから分散ベース
ステーションに送信するステップを遂行するステップ;
前記の総和されたミクロセル滞留時間をしきい値に対し
て比較するステップを遂行するステップ;及び前記の総
和されたミクロセル滞留時間に基づいて確立された呼を
ハンドオフするステップを含むことが考えられる。好ま
しくは、前記の総和された滞留時間に基づいて確立され
た呼をハンドオフするステップは、さらに:移動ユニッ
トに対する総和されたミクロセル滞留時間がしきい値よ
りも大きな場合、呼をあるミクロセルから別のミクロセ
ルにハンドオフするステップ;移動ユニットに対する総
和されたミクロセル滞留時間がしきい値よりも小さな場
合、呼をあるミクロセルからマクロセルにハンドアップ
するステップ;移動ユニットに対する総和されたミクロ
セル滞留時間がしきい値よりも小さな場合、呼をあるマ
クロセルから別のマクロセルにハンドオフするステッ
プ;及び移動ユニットに対する総和されたミクロセル滞
留時間がしきい値よりも大きな場合、呼をマクロセルか
らミクロセルにハンドダウンするステップを含むことが
考えられる。 【0014】代替として、この方法は、複数の移動ユニ
ットのおのおのの所で移動ユニットがパワーアップされ
る度に、前記のミクロセル滞留時間を測定するステッ
プ、及びミクロセル滞留時間を総和するステップを遂行
するステップ;呼設定時に移動ユニットの総和されたミ
クロセル滞留時間を複数の移動ユニットから分散ベース
ステーションに送信する前記のステップを遂行するステ
ップ;総和されたミクロセル滞留時間を低しきい値と高
しきい値との間に設定された発呼しきい値に対して比較
するステップ;総和されたミクロセル滞留時間が発呼し
きい値よりも大きな場合、呼を適当なミクロセルを通じ
てルーティングするステップ;及び総和されたミクロセ
ル滞留時間が発呼しきい値よりも小さな場合、呼を適当
なマクロセルを通じてルーティングするステップを含む
ことも考えられる。この代替に対しては、この方法は、
さらに:前記のセルラ通信システムを通じて接続される
確立された呼の進行を通じて複数の移動ユニットのおの
おのの所で前記のミクロセル滞留時間を測定するステッ
プ、及びミクロセル滞留時間を総和するステップを継続
して遂行するステップ;前記のミクロセル境界クロシン
グ時に移動ユニットの総和されたミクロセル滞留時間を
複数の移動ユニットから分散ベースステーションに送信
するステップを遂行するステップ;及び前記の総和され
たミクロセル滞留時間に基づいて確立された呼をハンド
オフするステップを含む。 【0015】好ましくは、前記の総和されたミクロセル
滞留時間に基づいて確立された呼をハンドオフするステ
ップは、さらに:総和されたミクロセル滞留時間を低し
きい値に対して比較するステップ;総和されたミクロセ
ル滞留時間を高しきい値に対して比較するステップ;移
動ユニットに対する総和されたミクロセル滞留時間が低
しきい値よりも大きな場合、あるミクロセルから別のミ
クロセルにハンドオフするステップ;移動ユニットに対
する総和されたミクロセル滞留時間が低しきい値よりも
小さな場合、呼をあるミクロセルからマクロセルにハン
ドアップするステップ;移動ユニットに対する総和され
たミクロセル滞留時間が高しきい値よりも小さな場合、
呼をあるマクロセルから別のマクロセルにハンドオフす
るステップ;及び移動ユニットに対する総和されたミク
ロセル滞留時間が高しきい値よりも大きな場合、呼をあ
るマクロセルからミクロセルにハンドダウンするステッ
プを含む。 【0016】この方法は、さらに:複数の移動ユニット
のおのおのの所で呼保持時間を前記の測定可能な統計量
の一つとして累積するステップ;複数の移動ユニットの
おのおのの所で呼保持時間を総和するステップ;及び総
和された呼保持時間を分散ベースステーションに送信す
るステップを含むことが考えられる。前記の複数の移動
ユニットのおのおのの所で呼保持時間を総和するステッ
プは、bi =βbi-1+(1−β)hi を反復的に計算
することによって加重平均を決定するステップを含む。
ここで、bi-1 は、呼保持時間の加重平均を表わし、b
i-1 は、呼保持時間の先行する加重平均を表わし、β
は、0と1との間の重み係数を表わし、そしてhi は、
i番目の呼の保持時間を表わす。 【0017】伝送を容易にし、統計量をより効率的に使
用し、また交換コストを削減するために、この方法は、
さらに:各呼に対して期待されるハンドオフの数を表わ
す比を決定するためにbi をai にて割るステップを含
むことが考えられる。この方法では、前記の移動ユニッ
トの移動度を表わす総和されたミクロセル滞留時間を複
数の移動ユニットから分散ベースステーションに送信す
るステップ及び総和された呼保持時間を分散ベースステ
ーションに送信するステップが、前記のbi /ai の比
を送信することによって結合簡素化される。本発明のこ
の点との関連で、この方法はさらに:前記のbi /ai
の比を選択されたハンドオフしきい値に対して比較する
ステップ;bi /ai がハンドオフしきい値を越える場
合、呼をマクロセルチャネルに割り当てるステップ;及
びbi /ai がハンドオフしきい値を越えない場合、呼
をミクロセルチャネルに割り当てるステップを含む。 【0018】本発明のもう一面によると、分散ベースス
テーションが複数の移動ユニットを固定交換網に結合
し、セルラ通信システムが層構造のセルラ移動網から構
成され、このセルラ移動網が複数のマクロセルを持ち、
個々のマクロセルが複数のミクロセル上に横たわるタイ
プのセルラ通信システムを動作するためのもう一つの方
法が開示される。この方法は:複数の移動ユニットの分
散ベースステーションから複数の移動ユニットのおのお
のに対して確立された呼の接続を測定可能な統計量に基
づいて制御するステップ;複数の移動ユニットのおのお
のの所で各呼に対する以前のハンドオフの数を前記の測
定可能な統計量の一つとして累積するステップ;ハンド
オフに対する各リクエストに対して以前のハンドオフの
数を送信するステップ;各呼に対して以前のハンドオフ
の数をある定義されたしきい値に対して比較するステッ
プ;及び以前のハンドオフの数がある定義されたハンド
オフしきい値を越える場合マクロセルチャネルを呼に割
り当てるステップを含む。 【0019】本発明のもう一面によると、分散ベースス
テーションが複数の移動ユニットを交換網に結合するタ
イプのセルラ通信システムを動作するさらにもう一つの
方法が開示される。この方法は:分散ベースステーショ
ンから複数の移動ユニットのおのおのへのシステム資源
の割り当てを複数の移動ユニットのおのおのを表わす測
定可能な統計量に基づいて制御するステップ;複数の移
動ユニットのおのおのの所で複数の移動ユニットのおの
おのを表わす測定可能な通信統計量を集めるステップ;
及び複数の移動ユニットを表わす測定可能な通信統計量
を複数の移動ユニットから分散ベースステーションに送
信するステップを含む。 【0020】この方法は、さらに、測定可能な通信統計
量に基づいて顧客サービスエリアを設定するステップを
含む。前記の複数の移動ユニットのおのおのの所で複数
の移動ユニットのおのおのを表わす測定可能な通信統計
量を集めるステップは、複数の移動ユニットのおのおの
に対して呼保持時間を集めるステップから成ることも考
えられる。別の方法として、前記の複数の移動ユニット
のおのおのの所で複数の移動ユニットのおのおのを表わ
す測定可能な通信統計量を集めるステップが、複数の移
動ユニットのおのおのに対して呼のタイプを集めるステ
ップから成ることも考えられる。この場合、前記の顧客
サービスエリアを設定するステップは、集められた呼タ
イプに基づいて行なわれる。 【0021】前記の複数の移動ユニットのおのおのの所
で複数の移動ユニットのおのおのを表わす測定可能な通
信統計量を集めるステップは、また、複数の移動ユニッ
トのおのおのによって発信された呼の数、及び複数の移
動ユニットのおのおのによって受信された呼の数を集め
るステップから成ることも考えられる。この場合は、前
記の顧客サービスエリアを設定するステップは、複数の
移動ユニットのおのおのによって発信された呼、及び複
数の移動ユニットのおのおのによって受信された呼につ
いて集められた数値に基づいて遂行される。 【0022】加えて、前記の複数の移動ユニットのおの
おのの所で複数の移動ユニットのおのおのを表わす測定
可能な通信統計量を集めるステップが、複数の移動ユニ
ットのおのおのに対して呼スループットを集めるステッ
プから成ることも考えられる。この場合、前記の顧客サ
ービスエリアを設定するステップは、複数の移動ユニッ
トのおのおのに対して集められた呼スループットに基づ
いて遂行される。 【0023】前記の複数の移動ユニットのおのおのの所
で複数の移動ユニットのおのおのを表わす測定可能な通
信統計量を集めるステップは、また、網サービスエリア
滞留時間を集めるステップから成ることも考えられ、こ
の場合、前記の顧客サービスエリアの設定は、移動ユニ
ットのおのおのに対して集められた網サービスエリア滞
留時間に基づいて遂行される。 【0024】この方法は、さらに:分散ベースステーシ
ョンから複数の移動ユニットへの接続を複数の移動ユニ
ットのおのおのの測定可能な統計量に基づいて制御する
ステップ;複数の移動ユニットのおのおのの所で複数の
移動ユニットのおのおのの測定可能な統計量を表わすデ
ータを集めるステップ;及び複数の移動ユニットのおの
おのの測定可能な統計量を表わすデータを複数の移動ユ
ニットから分散ベースステーションに送信するステップ
を含むことが考えられる。セルラ通信システムが階層化
されたセルラ移動網から構成され、これが複数のマクロ
セルを含み、おのおののマクロセルが少なくとも二つの
ミクロセル上に横たわる場合、前記の複数の移動ユニッ
トのおのおのの所で複数の移動ユニットのおのおのの測
定可能な統計量を表わすデータを集めるステップは、移
動度データを集めるステップから成ることが考えられ
る。この方法は、さらに、移動度データをあるしきい値
に対して比較するステップ;移動ユニットに対する移動
度データがしきい値よりも大きな場合、呼を適当なミク
ロセルを通じてルーティングするステップ;及び移動ユ
ニットに対する移動度データがしきい値より小さな場
合、呼を適当なマクロセルを通じてルーティングするス
テップを含むことが考えられる。 【0025】この方法は、さらに:移動ユニットがパワ
ーアップされる度に複数の移動ユニットのおのおのの所
で複数の移動ユニットのおのおのの測定可能な統計量を
表わすデータを集める前記のステップを遂行するステッ
プ;前記の呼設定時に各移動ユニットの測定可能な統計
量を表わすデータを伝送するステップを遂行するステッ
プ;及び移動度データをあるしきい値に対して比較する
ステップを遂行するステップを含むことが考えられる。
こうして、初期呼の設定が移動度データに基づいて決定
される。つまり、移動ユニットに対する移動度データが
しきい値より大きな場合は、適当なミクロセルを使用し
て呼が設定され、移動ユニットに対する移動度データが
しきい値よりも小さな場合は、呼が適当なマクロセルを
使用して設定される。 【0026】好ましくは、この方法は、さらに:呼の設
定を通じて複数の移動ユニットのおのおのの所で複数の
移動ユニットの測定可能な統計量を表わすデータを集め
る前記のステップを継続して遂行するステップ;ミクロ
セル境界クロシング時に各移動ユニットの測定可能な統
計量を表わすデータを送信する前記のステップを遂行す
るステップ;移動度データをあるしきい値に対して比較
するステップを遂行するステップ;及び移動度データに
基づいて確立された呼をハンドオフするステップを含む
ことが考えられる。前記の移動度データに基づいて確立
された呼をハンドオフするステップは、さらに:移動ユ
ニットに対する移動データがしきい値よりも大きな場
合、呼をあるマイクロセルから別のマイクロセルにハン
ドオフするステップ;移動ユニットに対する移動度デー
タがしきい値よりも小さな場合、呼をマイクロセルから
マクロセルにハンドアップするステップ;移動ユニット
に対する移動度データがしきい値より小さな場合、呼を
あるマクロセルから別のマクロセルにハンドオフするス
テップ;及び移動ユニットに対する移動データがしきい
値よりも大きな場合、呼をマクロセルからミクロセルに
ハンドダウンするステップを含むことが考えられる。 【0027】本発明のさらにもう一面によると、分散ベ
ースステーションが複数の移動ユニットを固定交換網に
結合するタイプのセルラ通信システムを動作するもう一
つの方法が開示される。この方法は:分散ベースステー
ションから複数の移動ユニットへの接続を複数の移動ユ
ニットのおのおのの測定可能な統計量に基づいて制御す
るステップ;複数の移動ユニットのおのおのの所でミク
ロセル滞留時間を前記の測定可能な統計量の一つとして
累積するステップ;複数の移動ユニットのおのおのの所
で移動ユニットの移動度を表わすミクロセル滞留時間の
加重平均を取るステップ;移動ユニットの移動度を表わ
すミクロセル滞留時間の加重平均を複数の移動ユニット
から分散ベースステーションに送信するステップ;及び
複数の移動ユニットの接続の遂行の順番にミクロセル滞
留時間の加重平均に基づいて優先順位を与えるステップ
を含む。 【0028】本発明のさらにもう一面によると、分散ベ
ースステーションが複数の移動ユニットを固定交換網に
結合するタイプのセルラ通信システムを動作するさらに
もう一つの方法が開示される。この方法は:分散ベース
ステーションから複数の移動ユニットへの接続を複数の
移動ユニットのおのおのの測定可能な統計量に基づいて
制御するステップ;複数の移動ユニットのおのおのの所
で二つの連続する呼の間の時間間隔を前記の測定可能な
統計量の一つとして累積するステップ;複数の移動ユニ
ットのおのおのの所で二つの連続する呼の間の累積され
た時間間隔の加重平均を取るステップ;複数の移動ユニ
ットのおのおのの所でハンドオフにおいて失敗した二つ
の連続する呼の間の時間間隔を累積するステップ;複数
の移動ユニットのおのおのの所でハンドオフにおいて失
敗した二つの連続する呼の間の時間間隔の加重平均を取
るステップ;前記のハンドオフにおいて失敗した二つの
連続する呼の間の累積された時間間隔の加重平均の二つ
の連続する呼の間の時間間隔の加重平均に対する比を複
数の移動ユニットから分散ベースステーションに送信す
るステップ;及び前記のハンドオフにおいて失敗した二
つの連続する呼の間の累積された時間間隔の加重平均の
二つの連続する呼の間の時間間隔の加重平均に対する比
に基づいて複数の移動ユニットの接続を遂行する順番に
優先順位を与えるステップを含む。 【0029】本発明の追加の一面によると、分散ベース
ステーションが複数の移動ユニットを固定交換網に結合
するタイプのセルラ通信システムを動作するさらにもう
一つの方法が開示される。この方法は:分散ベースステ
ーションから複数の移動ユニットへの接続を複数の移動
ユニットのおのおのの測定可能な統計量に基づいて制御
するステップ;複数の移動ユニットのおのおのの所で移
動度データを前記の測定可能な統計量の一つとして累積
するステップ;複数の移動ユニットのおのおのの所で累
積された移動度データの加重平均を取るステップ;累積
された移動度データの加重平均を複数の移動ユニットか
ら分散ベースステーションに送信するステップ;及び複
数の移動ユニットの接続を遂行する順番に累積された移
動度データの加重平均に基づいて優先順位を与えるステ
ップを含む。 【0030】従って、本発明の一つの目的は、ハンドオ
フの数を低減し、ハンドオフ手続きを簡素化し、また、
サービス品質に対する顧客の知覚を向上させるための、
セルラ通信システムの動作を制御するための向上された
方法を提供すること;新たな呼及び/或はハンドオフ呼
の設定時に、セルラ通信システム内の移動ユニットの
“典型的な”動作を表わす少なくとも一つの移動度或は
通信トラヒックの統計量をモニタ及び処理し、ミクロセ
ル或はマクロセルベースステーションに送信するステッ
プを含むセルラ通信システムの動作を制御するための向
上された方法を提供すること;カスタマイズされた顧客
サービスエリアを定義するためのステップを含むセルラ
通信システムの動作を制御するための向上された方法を
提供すること;及び、セルラ通信システム内の動作に優
先順位を与えるための、セルラ通信システム内の移動ユ
ニットの“典型的な”動作を表わす少なくとも一つの移
動度或は通信トラヒックの統計量をモニタ及び処理し、
ミクロベースステーション或はマクロベースステーショ
ンに送信するステップを含むセルラ通信システムの動作
を制御するための向上された方法を提供することにあ
る。本発明のその他の目的及び長所は、以下の詳細な説
明、付録の図面、及び特許請求の範囲から明らかになる
ものである。 【0031】 【実施例】図1は階層アーキテクチュアを持つセルラ通
信システム100の略図である。ここでは、ミクロセル
102の格子上により大きなマクロセル104の格子が
横たわり、カバーエリアの重複が存在する。図1の略図
は、ミクロセル102が六角形として示され、その上に
横たわるマクロセル104がミクロセル102のアウト
ラインと一致し、ミクロセル102とマクロセル104
が理想化された中心位置にベースステーションを持つと
いう意味で理想化して示されている。勿論、現実の世
界、特に、階層アーキテクチュアが使用される可能性の
高い都市エリアにおいては、ミクロセル及びマクロセル
は、理想的に形成されるものではなく、また、これらの
ベースステーションもこのような理想化された位置に設
置されるものではない。 【0032】いずれにしても、図1に図解されるよう
に、マクロセル104は、太線によって囲まれている。
ミクロセル102のおのおのは、そのミクロセル内に位
置する移動ユニット、例えば、自動車に搭載された移動
ユニット108、及び、歩行者によって携帯される或は
そのセルラ通信システム100内に位置する建物の中で
使用される移動ユニット110を制御及び調整する。マ
クロセル104のおのおのは、その制御下の移動ユニッ
トを監視し、そのマクロセル内に位置する複数のミクロ
セルベースステーション106を調整するベースステー
ション112を含む。ミクロセルベースステーション1
06及びマクロセルベースステーション112のおのお
のは、終極的には、周知の方法により、固定交換網、例
えば、公衆交換電話網に、移動交換センタを通じて接続
される。 【0033】セルラ通信システムにおいては、移動ユニ
ットがシステムのセル間を移動した時、呼を維持するた
めに、移動ユニットがそれから退出しようとしている現
在のセルから移動ユニットが入ろうとしている新たなセ
ルへのハンドオーバ動作が遂行されなければならない。
呼が設定された後に、使用されている無線チャネルの品
質が移動ユニットとそれと関連するベースステーション
によってモニタされる。追加の検出可能な無線チャネル
もその呼のハンドオーバに対する潜在的な候補者として
モニタされる。設定されている基準に従って、呼がその
呼に対する伝送の高品質を維持するために別のベースス
テーションによって制御されるようにハンドオーバされ
る。 【0034】ミクロセル及びその上に横たわるマクロセ
ルを含む階層アーキテクチュアを持つセルラ通信システ
ム、例えば、図1のセルラ通信システム100において
は、呼をミクロセル102の一つによって扱うことも、
或は移動ユニットがその中に位置するミクロセルを包含
するマクロセル104の一つによって扱うこともできる
ために、もう一つの次元が考慮に加えられる。階層アー
キテクチュアを持つ通信システムを制御するための一つ
の構成が合衆国特許第5,265,263号に開示され
ている。合衆国特許第5,265,263号において
は、移動ユニットの移動は、確立された呼に割り当てら
れたミクロセルチャネルに対するビットエラー率或は低
電場強度によって検出される。移動が検出されると、複
数のミクロセルに対して共通の“アンブレラ(傘)”チ
ャネルにハンドオーバされ、ミクロセル間でのハンドオ
フが迅速に達成できるようにされる。 【0035】本発明によると、セルラ通信システム内の
各移動ユニットに対する複数の移動度及び通信トラヒッ
クの統計量が、移動ユニット自身によって、モニタ、累
積、処理される。この構成は、無線チャネルの新たな呼
及びハンドオフ呼への割り当てを含むシステム資源の効
率的な割り当てを可能にし、また、位置追跡管理のため
の位置更新の回数を低減する。 【0036】以下のパラメータの一つ或は複数が本発明
に対して使用するためにモニタされる。これらパラメー
タには:セル滞留時間、つまり、あるミクロセル内で移
動ユニットが費やす時間量;エリア滞留時間、つまり、
ある定義された網サービスエリア内で移動ユニットが費
やす時間量;呼保持時間、つまり、移動ユニットに接続
される全てのタイプの呼、例えば、音声、データ及びマ
ルチメディア呼の継続時間;呼スループット、つまり、
単位時間当りにある移動ユニットから発信される或はこ
れに着信する呼の平均数;進行中に呼に対して要求され
たそれ以前のハンドオフの数;呼当りのハンドオフの平
均数;進行中の呼をベースとした呼当りの保持時間;あ
る移動ユニットと関連する二つの失敗したハンドオフ間
の時間間隔;及び発信呼の着信呼に対する比、つまり、
ある移動ユニットから発信された呼のスループットのそ
の移動ユニットに着信された呼に対する比、が含まれ
る。 【0037】これらパラメータ或は総和された要約が、
移動ユニットから、それら移動ユニットを処理している
ミクロセル或はマクロセルベースステーションに、例え
ば、移動ユニットの登録及び新たな呼設定或はハンドオ
フ要求の処理のために供されるように送信される。次
に、セルラ通信システム内の各移動ユニットの移動度及
び通信トラヒックの統計量を表わすこれらパラメータの
使用方法、及びセルラ通信システム内でのこれらの伝送
について説明する。移動ユニットの累積された統計量を
利用する幾つかの方法が示されるが;ただし、資源の割
り当て、及びセルラ通信システムの動作をさらに最適化
するためにこれら累積された統計量を利用する追加の方
法が当業者においては理解できるものである。 【0038】図2は、本発明による個々の移動ユニット
の動作の概要を示す。より具体的には、ブロック120
に示されるように、移動度及び/或は通信トラヒック統
計量が各移動ユニットの所でモニタされる。これら統計
量が、ブロック122に示されるように、各移動ユニッ
トによって収集/処理され、モニタされる移動度及び/
或は通信トラヒックの統計量に対する収集された/或は
総和された統計量が生成される。各移動ユニットは、ブ
ロック124に示されるように、移動ユニット内の活動
をトリガしたモニタされた統計量が、統計量転送事象、
例えば、呼の発信、ハンドオフ或は登録動作であるか否
か決定する。統計量の転送が要求されない場合は、モニ
タ動作が再開され;そうでない場合は、ブロック126
に示されるように、総和された収集統計量がミクロセル
或はマクロセルベースステーションのどちらか適当な方
に提供される。次に、本発明に従う特定の統計量のモニ
タについて説明する。 【0039】ミクロセルクロシングi−1とiの間の移
動ユニットがあるミクロセル制御チャネルに固定されて
いる期間としてのセル滞留時間が各移動ユニットによっ
てモニタ及び総和され、{ti :i=1、2、
3、...}と称される。このセル或はミクロセル滞留
時間は移動ユニットの移動度を表わす。従って、総和さ
れたセル滞留時間は、各移動ユニットに対する移動度指
標であると称され、本発明の一つの実施例においては、
{ti }:ai =αai-1 +(1−α)ti の加重平均
として定義される(ここで、0≦α<1)。そして、図
3aに示されるように、新たなti が発生する度に、各
移動ユニットによって反復的に計算される。移動ユニッ
トが新たな呼を発信した場合、つまり、統計量転送事象
が発生した場合、図2に示されるように、移動度指標a
i の現在の値が、呼設定要求とともに、ミクロセルベー
スステーション或はマクロセルベースステーションのど
ちらかに送信される。 【0040】ミクロセルベースステーション或はマクロ
セルベースステーションのいずれかである受信ベースス
テーションは、ai をある定義されたしきい値τと比較
することによって、その呼に、ミクロチャネル、つま
り、ミクロセルチャネル(μch)を割り当てるべき
か、或はマクロチャネル、つまり、マクロセルチャネル
(Mch)を割り当てるべきかを決定する。ai がτよ
りも大きな場合は、ミクロセルチャネルが割り当てら
れ、そうでない場合は、その呼は、その上に横たわるマ
クロセルのチャネルを使用して設定される。この移動度
指標ai は、呼の進行中にも移動ユニットによって監視
される。つまり、移動ユニットは、それがマクロセルチ
ャネルを使用して呼を設定している場合でも、ミクロセ
ル境界クロシングを追跡する。こうして、ある呼の最中
にai の変化があると、結果として、これが、呼のマク
ロセルからミクロセルへの指定替え、つまり、呼のハン
ドダウン、或はミクロセルからマクロセルへの指定替
え、つまり、呼のハンドアップとして反映される。こう
して、本発明のこの特徴によって、呼の進行中に、マク
ロセル或はミクロセルへの誤った割り当てを修正するこ
とが可能になる。 【0041】しきい値τ付近の小さな変動に起因する頻
繁なシフトを簡単に収容でき、これがシステム性能を劣
化させる傾向を持たない幾らかのセルラ通信システムに
対しては、単一の定義されたτで充分である。ただし、
このような頻繁なシフトを回避することが要求される多
くのシステムにおいては、この目的のために、ハンドダ
ウン或はハンドアップをいつ遂行するかを決定するため
に、ある定義された高しきい値τh 及び低しきい値l
提供される。確立された呼の高しきい値τh と低しきい
値τl による扱いは、以下のように行なわれる。つま
り、図4に示されるように、移動ユニットに対する移動
度指標ai が低しきい値τl よりも大きな場合は、呼は
あるミクロセルから別のミクロセルにハンドオフされ;
移動ユニットに対する移動度指標ai が低しきい値τl
より小さな場合は、呼はミクロセルからマクロセルにハ
ンドアップされ;移動ユニットに対する移動度指標ai
が高しきい値τh よりも小さな場合は、呼はあるマクロ
セルから別のマクロセルにハンドオフされ;そして、移
動ユニットに対する移動度指標ai が高しきい値τh
りも大きな場合は、呼はマクロセルからミクロセルにハ
ンドダウンされる。 【0042】説明されるように確立された呼を扱うため
に高しきい値τh 及び低しきい値τl が使用される場
合、発呼しきい値τo が、高しきい値τh と低しきい値
τl との間に選択される。現時点においては、発呼しき
い値τo は、高しきい値τh と低しきい値τl との間の
中点付近に選択するのが好ましいと考えられるが、用途
によっては他の点の方が好ましいことも考えられる。こ
の動作に対しては、新たな呼は、その移動ユニットに対
する移動度指標ai 、つまり、総和されたミクロセル滞
留時間が発呼しきい値τo より大きな場合は、適当なミ
クロセルを通じてルートされ、一方、その移動ユニット
に対する移動度指標ai が発呼しきい値τo よりも小さ
な場合は、適当なマクロセルを通じてルートされる。こ
うして、発呼に対しては、ミクロセルとマクロセル間の
選択が上に説明され、また、図4に示される単一のしき
い値を使用する場合と同一に扱われる。但し、発呼しき
い値τo を単一のしきい値τのかわりに使用することも
可能である。 【0043】移動ユニットの移動度は、例えば、車から
降て移動電話を携帯して歩行する場合のように、変化す
る可能性があるために、移動度指標ai が移動度のこの
ような変動に対する比較的速い応答時間を持つことが望
ましい。これを達成するために、現時点においては、τ
の値を小さく、例えば、おおむね0.25から0.3の
間に選択すべきであると考えられている。移動度の幾つ
かの変動は、誤った結論を導きかねない。例えば、交通
信号の所で停止した車は、一時的に、低い移動度を持
つ。このような問題を回避するために、あるオーダの規
模以上に外れる個々のti が、以下のように、総和セル
滞留時間或は移動度指標ai の計算から脱落される。つ
まり、ti が、現在の加重平均よりもBの係数より大き
い或はCの係数より小さい(ここで、B及びCは、おお
むね10であると考えられる)場合は、移動ユニット
は、その値ti を、aiを更新することなしに、格納す
る。ti+1 が検出される次のミクロセル境界クロシング
の所で、移動ユニットは、ti を外れた(異常)値であ
ると宣言すべきか否かを決定する。これが外れた(異
常)値であると宣言された場合は、それは破棄され、そ
うでない場合は、ti とti+1 の両方を使用して、加重
平均ai+1 が更新される。外れた値を処理する方法が図
3a−3cの流れ図に図解される。図3bは、大きな方
に外れる値の処理を示し,図3cは、小さな方に外れる
値の処理を示す。 【0044】この異常値を処理する手続きは、移動度指
標が移動ユニットの移動度の通常の変化は反映するが、
但し、ある異常値によって表わされる異常な変化は無視
できるようにする。この異常値を処理する手順は、加重
平均或は移動度指標の更新を時間ti+1 だけ、つまり、
移動ユニットによってそのセル内で次の移動度の変化が
起こるまでの間に費やされた時間だけ遅延させる。但
し、この遅延は許容できるものであり、その移動度の変
化が異常なものでなく実際の変化であることが発見され
た場合、ti は、破棄されることなく、その遅延の後
に、移動度指標に組み入れられ、従って、値ai+1 、a
i+2 等はこれを反映こととなる。潜在的に誤った移動度
指標ai が使用される可能性は、唯一、呼がミクロセル
境界クロシングiとi+1の間の時間ti+1 において処
理される場合に限られる。 【0045】同一の動作が、ハンドオフ呼に対しても、
呼が階層アーキテクチュアシステム内の同一セルレベル
の隣りのセルにハンドオフされるべきか、或は呼がマク
ロセルにハンドアップされるべきか、或はミクロセルに
ハンドダウンされるべきかを決定するために遂行され
る。移動指標ai の使用は、将来のマルチメディア呼に
対して許容でき得るチャネル品質を提供することが要求
される将来のセルラ通信システムに対して重要である。
これを達成するために、高移動度のユーザには、ハンド
オフに起因する頻繁な通信路再構成を回避するためにマ
クロセルが割り当てられるべきである。一方、低移動度
のユーザには、高いシステム容量を達成するためにミク
ロセルを割り当てるべきである。移動度指標は、ミクロ
セルを割り当てるべきか或はマクロセル割り当てるべき
かの決定と関連して重要な意味を持ち、ミクロセルとマ
クロセルの間の適当な割り当てを許すことが明らかであ
る。 【0046】チャネル割り当ては、セル滞留時間及び呼
保持時間の両方を使用して遂行することもできる。この
方法においては、ある移動ユニットに対するある与えら
れたタイプの呼、例えば、音声呼のi番目の呼保持時間
が、{hi :i=1、2、3、...}によって表わさ
れる。そして、呼保持時間の加重平均が、bi =βb
i-1 +(1−β)hi として表わされる。ここで、0≦
β<1である。移動ユニットが新たな呼を発呼したり、
或は、呼のハンドオフを要求する場合、これは、各呼に
対するハンドオフの期待される数と解釈することができ
るbi /ai の比を計算し、ミクロセルベースステーシ
ョン或はマクロセルベースステーションに送信する。こ
の比は、セルラ通信システム100内の呼のハンドオフ
の全体としての数を最少にするために、及び、その呼に
対する適当なセルレベル階層のチャネルを割り当てるた
に、第二の定義されたしきい値、つまり、ハンドオフし
きい値τH に対して比較される。このチャネル割り当て
方法においては、図5に示されるように、ある呼に対し
て期待されるハンドオフの数がある選択された数を越え
る場合は、呼はマクロセルチャネルに割り当てられ;あ
る呼に対して期待されるハンドオフの数が選択された数
を越えない場合は、呼はミクロチャネルに割り当てられ
る。 【0047】もう一つのハンドオフの方法は、以前のハ
ンドオフの数に基づいて行なわれる。こ方法において
は、進行中の呼のハンドオフを要求する移動ユニット
が、ミクロベースステーションにその呼によって要求さ
れた以前のハンドオフの数を提供する。以前のハンドオ
フの数がハンドオフしきい値よりも大きな場合は、ベー
スステーションは、ハンドオフ呼に対してマクロセルチ
ャネルを割り当てる。このハンドオフ方法の目標は、あ
る定義された数のハンドオフの要求が既に行なわれた場
合、その後、将来その呼に対して必要となるハンドオフ
の数を低減し、これによって、移動ユニットのユーザに
対して提供されるサービスの品質の公正を図ることにあ
る。このハンドオフ方法も図5によって表わされるが、
この方法においては、bi /ai のかわりに、以前のハ
ンドオフの数が使用される。 【0048】各呼の継続時間、つまり、呼保持時間をモ
ニタし、この呼保持時間を呼に対する以前のハンドオフ
の数と組合わせて使用することもできる。つまり、ある
呼に対する以前のハンドオフの数をその呼の保持時間に
て割ることによって単位時間当りのハンドオフの以前の
数が計算され、これがその呼をミクロセルのチャネルに
割り当てるか、或はマクロセルのチャネルに割り当てる
かを決定するために使用される。 【0049】さらに、呼当りのハンドオフの平均数を各
移動ユニットの所でモニタすることもできる。上と類似
する方法で、呼当りのハンドオフの平均数をその呼の保
持時間にて割ることによってある与えられた移動ユニッ
トに対する単位時間当りのハンドオフの平均数が決定さ
れる。次に、この統計量が、呼をミクロセルチャネルに
割り当てるか、或はマクロセルチャネルに割り当てるか
を決定するために使用される。これら統計量は、他の統
計量との関連で上に説明されたのと同様に、加重平均値
として集めることができ、割り当て動作は、一般的に図
5のように表わすことができる。但し、この場合は、b
i /ai のかわりに、単位時間当りのハンドオフの以前
の数、或は単位時間当りのハンドオフの平均数が使用さ
れる。 【0050】上に説明されたように、ある移動ユニット
に対して新たな呼或は進行中の呼を処理する場合、その
移動ユニットの移動指標ai がミクロベースステーショ
ン或はマクロベースステーションに提供される。そし
て、ベースステーションは、多数の新たな呼或はハンド
オフ呼を扱わなければならないために、ai の値に基づ
いて呼の処理に優先順位を与えることが考えられる。例
えば、小さな移動度指標ai を持つ移動ユニット、つま
り、高速度で移動している移動ユニットからのハンドオ
フ呼は、呼が失われないようにするために、他の移動ユ
ニットからの呼より前に処理されることが要望される。 【0051】ハンドオフ呼に優先順位を付ける動作は、
さらに、以下に述べられるように、移動ユニットによっ
て経験された呼スループット及び失敗したハンドオフの
数を組み込むこともできる。この方法においては、各移
動ユニットは、そのユニットと関連する二つの連続する
呼の間の時間間隔を追跡し、この時間間隔のシーケンス
が{ui :i=1、2、3、...}にて表わされる。
移動ユニットは、次に、呼スループットの逆数を表わす
加重総和:vi =γvi-1 +(1−γ)ui を追跡する
(ここで、0≦γ<1である)。さらに、i番目の呼と
i+1番目の呼の間の時間における移動ユニットに対す
る呼スループットが1/vi によって近似される。同様
にして、移動ユニットは、ハンドオフにおいて失われた
或は失敗した二つの連続する呼の間の時間間隔を追跡
し、二つの失敗したハンドオフ間の時間間隔が{wi
i=1,2、3、...}によって表わされ、二つの失
敗したハンドオフ間の時間間隔の加重平均がxi =θx
i-1 +(1−θ)wi によって定義されるものとする
(ここで、0≦θ<1である)。すると、その移動ユニ
ットに対する失敗したハンドオフの推定率は、1/xi
にて表わすことができる。 【0052】移動ユニットが進行中の呼のハンドオフを
要求する場合、これは、その移動ユニットによって経験
されたハンドオフ失敗の確率であると解釈することがで
きるvi /xi の比をミクロベースステーション或はマ
クロベースステーションに送信する。すると、適当なベ
ースステーションが、高い値のvi /xi を持つハンド
オフ呼により高い処理上の優先順位を与える。これは、
過去に高い確率のハンドオフ失敗を経験した顧客に対し
て、現在のハンドオフ要求に対して迅速な応答を与える
ことによって、様々な顧客の間で、サービスの品質に不
平等が感じられるのを回避する。呼の処理の優先付けの
ための方法が図6の流れ図に示される。図面中、xi
びvi は、上に説明の1/xi 、1/vi 及びvi /v
i の計算及び伝送を包括するものと理解されるべきであ
る。 【0053】典型的には、あるセルラ通信システムの全
サービスエリアが複数の固定された網サービスエリアに
分割され、各分割されたサービスエリアが複数のミクロ
セル及び/或はマクロセルをカバーし、移動ユニット
は、それらがある網サービスエリアから別のエリアへと
横断するとき、網サービスエリアのエリア境界を検出す
ることができる。ある移動ユニットがある与えられた網
サービスエリア内に留まるエリア滞留時間が{yi :i
=1、2、3、...}として表わされる。ここで、y
i は、ある移動ユニットがエリアクロシングi−1とi
との間である網サービスエリア内で費やす時間である。
エリア滞留時間の加重平均がzi =ξzi- 1 +(1−
ξ)yi によって定義される(ここで、0≦<1であ
る)。 【0054】登録プロセス、例えば、パワーアップ、登
録及び位置の更新において、各移動ユニットは、zi
現在値を関連するミクロベースステーション或はマクロ
ベースステーションに送信する。zi の値に基づいて、
移動ユニットに対するカスタマイズされた(特定の顧客
に対して適合された)顧客サービスエリアが定義され
る。例えば、ある特定の移動ユニットに対して、その網
の全サービスエリアが、n個の網サービスエリアから成
る複数の顧客サービスエリアに分割される。ここで、n
はzi が大きい場合は小さくされ、一方、zi が小さい
場合は大きくされる。ある移動ユニットに対する現在の
顧客サービスエリアは、その移動ユニットの現在の位置
を包囲する複数の網サービスエリアを持つ顧客サービス
エリアであると定義される。結果として、高い移動度を
持つ移動ユニットは、より大きな顧客サービスエリアを
持つこととなる。図1に示されるように、例えば、移動
ユニット110に対してカスタム化された顧客サービス
エリアは、マクロエリア104であって、これは、移動
ユニット110を包囲する全てのミクロセル102を含
む。一方、移動ユニット108に対してカスタム化され
る顧客サービスエリアは、その中で移動ユニット108
が現在動作しているミクロセルを包囲するマクロセルで
ある。 【0055】ある移動ユニットに向けられた呼は、現在
の顧客サービスエリアを通じてページングすることがで
きるために、移動ユニットは、ある顧客サービスエリア
内を位置の更新の必要性を生じることなしに自由に動き
回ることができる。移動ユニットが新たなサービスエリ
ア内に入った場合、位置の更新が必要となるために、移
動度の高い移動ユニットに対して大きな顧客サービスエ
リアを定義することは、位置の更新回数の低減を意味す
る。加えて、顧客サービスエリアの定義は、移動ユニッ
トに対する呼スループットに基づいて行なうこともでき
る。この方法においては、例えば、登録プロセスの際
に、移動ユニットの呼スループット1/vi がミクロベ
ースステーション或はマクロベースステーションに送ら
れる。すると、ベースステーションは、顧客サービスエ
リアのサイズnを選択するが、ここで、nは、高い呼ス
ループットを持つ場合は、高く、そうでない場合は、低
く、選択される。ここでの発想は、低い呼スループット
を持つ顧客に対して大きな顧客サービスエリアを定義す
るという考えである。この構成の潜在的な長所は、低い
スループットを持つ移動ユニットからはあまり多くの呼
の売上が期待できず、これら顧客に対して大きな顧客サ
ービスエリアを定義することにより、それらの位置更新
に費やされる網資源の量が低減できることである。 【0056】ある移動ユニットと関連する発信呼の着信
呼に対する比もまた顧客サービスエリアのサイズを定義
するために使用することができる。例えば、顧客サービ
スエリアのサイズをこの比に比例するようにすることも
できる。理由は、呼の殆どが移動ユニットからの発信で
ある場合、セルラ通信システムは、その移動ユニットに
向けてたまたま着信呼が掛かって来た場合、広いエリア
をページングできるために、移動ユニットの正確な位置
を追跡する必要がないためである。着信呼に対する発信
呼の比が高い場合は、より大きな顧客サービスエリアが
定義され、結果として、位置更新のためのシステム資源
が節約される。 【0057】勿論、呼スループットパラメータ1/vi
及び発信呼の着信呼に対する比、並びにエリア滞留時間
i を、顧客サービスエリアのサイズの決定に、組合わ
せて使用することも可能である。本発明がこうして詳細
に、本発明の好ましい実施例に言及しながら説明された
が、当業者においては、特許請求の範囲によって定義さ
れる本発明の範囲から逸脱することなく、様々な修正及
びバリエーションが可能であることが理解できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に従って動作することができるセルラ通
信システムの一部分を図解する。 【図2】セルラ通信システム内で本発明に従って動作し
ている移動ユニットの一般化された流れ図を示す。 【図3a】移動ユニット内で遂行される移動度統計量を
総和するステップの流れ図の1を示す。異常値を総和さ
れる統計量から排除するステップも含む。 【図3b】移動ユニット内で遂行される移動度統計量を
総和するステップの流れ図の2を示す。異常値を総和さ
れる統計量から排除するステップも含む。 【図3c】移動ユニット内で遂行される移動度統計量を
総和するステップの流れ図の3を示す。異常値を総和さ
れる統計量から排除するステップも含む。 【図4】本発明に従がう移動ユニットによって集められ
た移動度指標に基づいてミクロチャネル/或はマクロチ
ャネルの割り当てを決定するプロセスの流れ図である。 【図5】ある呼に対して期待されるハンドオフの数に基
づいてミクロチャネル/或はマクロチャネルの割り当て
を決定するプロセスの流れ図である。 【図6】呼処理に対して優先順位を与えるステップの流
れ図を示す。 【符号の説明】 102 ミクロセル 104 マクロセル 106 ミクロセルベースステーション 108 移動ユニット 110 移動ユニット 112 マクロセルベースステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンジヴ ナンダ アメリカ合衆国 08536 ニュージャーシ ィ,プレインズボロー,ハミルトン レー ン 15 (72)発明者 ワン ローレンス イウン 香港,クーロン,ナウ チ ワン,キング ライ コート,ブロック ビー,11/エ フ,フラット 7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 分散ベースステーションが複数の移動ユ
    ニットを固定交換網に結合し、セルラ通信システムが層
    構造のセルラ移動網から構成され、セルラ移動網が複数
    のマクロセルを持ち、個々のマクロセルが複数のミクロ
    セル上に横たわるタイプのセルラ通信システムを動作す
    る方法であって、この方法が:前記の複数の移動ユニッ
    トの前記の分散ベースステーションから前記の複数の移
    動ユニットのおのおのへの接続を測定可能な統計量に基
    づいて制御するステップ;前記の複数の移動ユニットの
    おのおのの所でミクロセル滞留時間を前記の測定可能な
    統計量の一つとして測定するステップ;前記の複数の移
    動ユニットのおのおのの所で移動ユニットの移動度を表
    わす測定されたミクロセル滞留時間を総和するステッ
    プ;及び総和されたミクロセル滞留時間を前記の複数の
    移動ユニットから前記の分散ベースステーションに送信
    するステップを含むことを特徴とする方法。 【請求項2】 前記のミクロセル滞留時間を総和するス
    テップが ai =αai-1 +(1−α)ti を反復して計算することによって移動度指数ai を決定
    するステップを含み、ここで、ai が移動度指数を表わ
    し、αが0から1の間のレンジの重み係数を表わし、t
    i がミクロセルクロシングi−1とiとの間でミクロセ
    ル内で費やされた移動ユニットの時間を表わすことを特
    徴とする請求項1の方法。 【請求項3】 前記の方法がさらに:各ti をai-1
    対して比較するステップ;ti がai-1 よりかなり大き
    な場合、ai =αai-1 +(1−α)ti を反復的に計
    算するステップをti+1 が決定されるまで遅延するステ
    ップ;ti+1 もまたai-1 よりかなり大きな場合、ai
    =αai-1 +(1−α)tiを反復的に計算するステッ
    プ;及びti+1 がai-1 よりかなり大きくない場合、a
    i-1 よりかなり大きなti をai =αai-1 +(1−
    α)ti を反復的に計算する前に削除するステップを含
    むことを特徴とする請求項2の方法。 【請求項4】 前記のti+1 もai-1 よりもかなり大き
    なとき、ai =αai-1 +(1−α)ti を反復的に計
    算するステップが、ti 及びti+1 の両方を使用して遂
    行されることを特徴とする請求項3の方法。 【請求項5】 前記の方法がさらに:各ti をai-1
    対して比較するステップ;ti がai-1 よりかなり小さ
    な場合、ai =αai-1 +(1−α)ti を反復的に計
    算するステップをti+1 が決定されるまで遅延するステ
    ップ;ti+1 もまたai-1 よりかなり小さな場合、ai
    =αai-1 +(1−α)tiを反復的に計算するステッ
    プ;及びti+1 がai-1 よりかなり小さくない場合、a
    i-1 よりかなり小さなti をai =αai-1 +(1−
    α)ti を反復的に計算する前に削除するステップを含
    むことを特徴とする請求項2の方法。 【請求項6】 前記のti+1 もai-1 よりもかなり小さ
    なとき、ai =αai-1 +(1−α)ti を反復的に計
    算するステップが、ti 及びti+1 の両方を使用して遂
    行されることを特徴とする請求項5の方法。 【請求項7】 前記の方法がさらに:総和されたミクロ
    セル滞留時間をしきい値に対して比較するステップ;総
    和されたミクロセル滞留時間が前記のしきい値よりも大
    きな場合、呼を適当なミクロセルを通じてルーティング
    するステップ;及び総和されたミクロセル滞留時間が前
    記のしきい値よりも小さな場合、呼を適当なマクロセル
    を通じてルーティングするステップを含むことを特徴と
    する請求項1の方法。 【請求項8】 前記の複数の移動ユニットのおのおのの
    所で移動ユニットがパワーアップされる度に、前記のミ
    クロセル滞留時間を測定するステップ、及びミクロセル
    滞留時間を総和するステップを遂行するステップ;呼設
    定時に前記の移動ユニットの総和されたミクロセル滞留
    時間を前記の複数の移動ユニットから前記の分散ベース
    ステーションに送信する前記のステップを遂行するステ
    ップ;及び総和されたミクロセル滞留時間をしきい値に
    対して比較する前記のステップがさらに含まれ、こうし
    て、呼の初期設定が前記の総和されたミクロセル滞留時
    間によって決定される、つまり、その移動ユニットに対
    する総和されたミクロセル滞留時間が前記のしきい値よ
    りも大きな場合は、呼が適当なミクロセルを使用して設
    定され、その移動ユニットに対する総和されたミクロセ
    ル滞留時間が前記のしきい値よりも小さな場合は、呼が
    適当なマクロセルを使用して設定されることを特徴とす
    る請求項7の方法。 【請求項9】 前記のセルラ通信システムを通じて接続
    される確立された呼の進行を通じて前記の複数の移動ユ
    ニットのおのおのの所で前記のミクロセル滞留時間を測
    定するステップ、及びミクロセル滞留時間を総和するス
    テップを継続して遂行するステップ;ミクロセル境界ク
    ロシング時に前記の移動ユニットの総和されたミクロセ
    ル滞留時間を前記の複数の移動ユニットから前記の分散
    ベースステーションに送信するステップを遂行するステ
    ップ;前記の総和されたミクロセル滞留時間をしきい値
    に対して比較するステップを遂行するステップ;及び前
    記の総和されたミクロセル滞留時間に基づいて確立され
    た呼をハンドオフするステップがさらに含まれることを
    特徴とする請求項8の方法。 【請求項10】 前記の総和された滞留時間に基づいて
    確立された呼をハンドオフするステップがさらに:移動
    ユニットに対する総和されたミクロセル滞留時間が前記
    のしきい値よりも大きな場合、呼をあるミクロセルから
    別のミクロセルにハンドオフするステップ;移動ユニッ
    トに対する総和されたミクロセル滞留時間が前記のしき
    い値よりも小さな場合、呼をあるミクロセルからマクロ
    セルにハンドアップするステップ;移動ユニットに対す
    る総和されたミクロセル滞留時間が前記のしきい値より
    も小さな場合、呼をあるマクロセルから別のマクロセル
    にハンドオフするステップ;及び移動ユニットに対する
    総和されたミクロセル滞留時間が前記のしきい値よりも
    大きな場合、呼をマクロセルからミクロセルにハンドダ
    ウンするステップを含むことを特徴とする請求項9の方
    法。 【請求項11】 前記の複数の移動ユニットのおのおの
    の所で移動ユニットがパワーアップされる度に、前記の
    ミクロセル滞留時間を測定するステップ、及びミクロセ
    ル滞留時間を総和するステップを遂行するステップ;呼
    設定時に前記の移動ユニットの総和されたミクロセル滞
    留時間を前記の複数の移動ユニットから前記の分散ベー
    スステーションに送信する前記のステップを遂行するス
    テップ;総和されたミクロセル滞留時間を低しきい値と
    高しきい値との間に設定される発呼しきい値に対して比
    較するステップ;総和されたミクロセル滞留時間が前記
    の発呼しきい値よりも大きな場合、呼を適当なミクロセ
    ルを通じてルーティングするステップ;及び総和された
    ミクロセル滞留時間が前記の発呼しきい値よりも小さな
    場合、呼を適当なマクロセルを通じてルーティングする
    ステップがさらに含まれることを特徴とする請求項1の
    方法。 【請求項12】 前記のセルラ通信システムを通じて接
    続される確立された呼の進行を通じて前記の複数の移動
    ユニットのおのおのの所で前記のミクロセル滞留時間を
    測定するステップ、及びミクロセル滞留時間を総和する
    ステップを継続して遂行するステップ;ミクロセル境界
    クロシング時に前記の移動ユニットの総和されたミクロ
    セル滞留時間を前記の複数の移動ユニットから前記の分
    散ベースステーションに送信するステップを遂行するス
    テップ;及び前記の総和されたミクロセル滞留時間に基
    づいて確立された呼をハンドオフするステップがさらに
    含まれることを特徴とする請求項11の方法。 【請求項13】 前記の総和されたミクロセル滞留時間
    に基づいて確立された呼をハンドオフするステップがさ
    らに:総和されたミクロセル滞留時間を前記の低しきい
    値に対して比較するステップ;総和されたミクロセル滞
    留時間を前記の高しきい値に対して比較するステップ;
    移動ユニットに対する総和されたミクロセル滞留時間が
    前記の低しきい値よりも大きな場合、あるミクロセルか
    ら別のミクロセルにハンドオフするステップ;移動ユニ
    ットに対する総和されたミクロセル滞留時間が前記の低
    しきい値よりも小さな場合、呼をあるミクロセルからマ
    クロセルにハンドアップするステップ;移動ユニットに
    対する総和されたミクロセル滞留時間が前記の高しきい
    値よりも小さな場合、呼をあるマクロセルから別のマク
    ロセルにハンドオフするステップ;及び移動ユニットに
    対する総和されたミクロセル滞留時間が前記の高しきい
    値よりも大きな場合、呼をあるマクロセルからミクロセ
    ルにハンドダウンするステップを含むことを特徴とする
    請求項9の方法。 【請求項14】 前記の複数の移動ユニットのおのおの
    の所で呼保持時間を前記の測定可能な統計量の一つとし
    て累積するステップ;前記の複数の移動ユニットのおの
    おのの所で呼保持時間を総和するステップ;及び総和さ
    れた呼保持時間を前記の分散ベースステーションに送信
    するステップがさらに含まれることを特徴とする請求項
    2の方法。 【請求項15】 前記の複数の移動ユニットのおのおの
    の所で呼保持時間を総和するステップがbi =βbi-1
    +(1−β)hi を反復的に計算することによって加重
    平均を決定するステップを含み、ここで、bi-1 が呼保
    持時間の加重平均を表わし、bi- 1 が呼保持時間の先行
    する加重平均を表わし、βが0と1との間の重み係数を
    表わし、そしてhi がi番目の呼の保持時間を表わすこ
    とを特徴とする請求項14の方法。 【請求項16】 各呼に対して期待されるハンドオフの
    数を表わす比を決定するためにbi をai にて割るステ
    ップがさらに含まれ、結果として、前記の移動ユニット
    の移動度を表わす総和されたミクロセル滞留時間を前記
    の複数の移動ユニットから前記の分散ベースステーショ
    ンに送信するステップ及び総和された呼保持時間を前記
    の分散ベースステーションに送信するステップが、前記
    のbi/ai の比を送信することによって結合簡素化さ
    れることを特徴とする請求項15の方法。 【請求項17】 前記のbi /ai の比を選択されたハ
    ンドオフしきい値に対して比較するステップ;bi /a
    i が前記のハンドオフしきい値を越える場合、呼をマク
    ロセルチャネルに割り当てるステップ;及びbi /ai
    が前記のハンドオフしきい値を越えない場合、呼をミク
    ロセルチャネルに割り当てるステップがさらに含まれる
    ことを特徴とする請求項16の方法。 【請求項18】 分散ベースステーションが複数の移動
    ユニットを固定交換網に結合し、セルラ通信システムが
    層構造のセルラ移動網から構成され、このセルラ移動網
    が複数のマクロセルを持ち、個々のマクロセルが複数の
    ミクロセル上に横たわるタイプのセルラ通信システムを
    動作する方法であって、この方法が:前記の複数の移動
    ユニットの前記の分散ベースステーションから前記の複
    数の移動ユニットのおのおのに対して確立された呼の接
    続を測定可能な統計量に基づいて制御するステップ;前
    記の複数の移動ユニットのおのおのの所で各呼に対する
    以前のハンドオフの数を前記の測定可能な統計量の一つ
    として累積するステップ;ハンドオフに対する各リクエ
    ストに対して以前のハンドオフの数を送信するステッ
    プ;各呼に対して以前のハンドオフの数をある定義され
    たしきい値に対して比較するステップ;及び以前のハン
    ドオフの数がある定義されたハンドオフしきい値を越え
    る場合マクロセルチャネルを呼に割り当てるステップを
    含むことを特徴とする方法。 【請求項19】 各呼に対して呼保持時間を累積するス
    テップ;以前の呼ハンドオフの数を呼保持時間にて割る
    ことによって呼当りの単位時間当りの以前のハンドオフ
    の数を決定するステップ;及び呼当りの単位時間当りの
    以前のハンドオフの数を利用してマクロチャネルの割り
    当てを行なうステップがさらに含まれることを特徴とす
    る請求項18の方法。 【請求項20】 呼当りのハンドオフ数を平均するステ
    ップ;各呼に対して呼保持時間を累積するステップ;呼
    ハンドオフの平均数を呼保持時間によって割ることによ
    って呼当りの単位時間当りのハンドオフ平均数を決定す
    るステップ;及び呼当りの単位時間当りのハンドオフ平
    均数を利用してマクロチャネルの割り当てを行なうステ
    ップがさらに含まれることを特徴とする請求項18の方
    法。 【請求項21】 分散ベースステーションが複数の移動
    ユニットを固定交換網に結合するタイプのセルラ通信シ
    ステムを動作する方法であって、この方法が:前記の分
    散ベースステーションから前記の複数の移動ユニットの
    おのおのへのシステム資源の割り当てを前記の複数の移
    動ユニットのおのおのを表わす測定可能な統計量に基づ
    いて制御するステップ;前記の複数の移動ユニットのお
    のおのの所で前記の複数の移動ユニットのおのおのを表
    わす測定可能な通信統計量を集めるステップ;及び前記
    の複数の移動ユニットを表わす前記の測定可能な通信統
    計量を前記の複数の移動ユニットから前記の分散ベース
    ステーションに送信するステップを含むことを特徴とす
    る方法。 【請求項22】 前記の測定可能な通信統計量に基づい
    て顧客サービスエリアを設定するステップがさらに含ま
    れることを特徴とする請求項21の方法。 【請求項23】 前記の複数の移動ユニットのおのおの
    の所で前記の複数の移動ユニットのおのおのを表わす前
    記の測定可能な通信統計量を集めるステップが前記の複
    数の移動ユニットのおのおのに対して呼保持時間を集め
    るステップから成ることを特徴とする請求項23の方
    法。 【請求項25】 前記の複数の移動ユニットのおのおの
    の所で前記の複数の移動ユニットのおのおのを表わす前
    記の測定可能な通信統計量を集めるステップが前記の複
    数の移動ユニットのおのおのに対して呼のタイプを集め
    るステップから成ることを特徴とする請求項22の方
    法。 【請求項26】 前記の顧客サービスエリアを設定する
    ステップが集められた呼タイプに基づいて遂行されるこ
    とを特徴とする請求項25の方法。 【請求項27】 前記の複数の移動ユニットのおのおの
    の所で前記の複数の移動ユニットのおのおのを表わす前
    記の測定可能な通信統計量を集めるステップが前記の複
    数の移動ユニットのおのおのによって発信された呼の
    数、及び前記の複数の移動ユニットのおのおのによって
    受信された呼の数を集めるステップから成ることを特徴
    とする請求項22の方法。 【請求項28】 前記の顧客サービスエリアを設定する
    ステップが前記の複数の移動ユニットのおのおのによっ
    て発信された呼、及び前記の複数の移動ユニットのおの
    おのによって受信された呼について集められた数値に基
    づいて遂行されることを特徴とする請求項27の方法。 【請求項29】 前記の複数の移動ユニットのおのおの
    の所で前記の複数の移動ユニットのおのおのを表わす前
    記の測定可能な通信統計量を集めるステップが前記の複
    数の移動ユニットのおのおのに対して呼スループットを
    集めるステップから成ることを特徴とする請求項22の
    方法。 【請求項30】 前記の顧客サービスエリアを設定する
    ステップが前記の複数の移動ユニットのおのおのに対し
    て集められた呼スループットに基づいて遂行されること
    を特徴とする請求項29の方法。 【請求項31】 前記の複数の移動ユニットのおのおの
    の所で前記の複数の移動ユニットのおのおのを表わす前
    記の測定可能な通信統計量を集めるステップが網サービ
    スエリア滞留時間を集めるステップから成ることを特徴
    とする請求項22の方法。 【請求項32】 前記の顧客サービスエリアの設定が前
    記の移動ユニットのおのおのに対して集められた網サー
    ビスエリア滞留時間に基づいて遂行されることを特徴と
    する請求項31の方法。 【請求項33】 前記の分散ベースステーションから前
    記の複数の移動ユニットへの接続を前記の複数の移動ユ
    ニットのおのおのの測定可能な統計量に基づいて制御す
    るステップ;前記の複数の移動ユニットのおのおのの所
    で前記の複数の移動ユニットのおのおのの前記の測定可
    能な統計量を表わすデータを集めるステップ;及び前記
    の複数の移動ユニットのおのおのの前記の測定可能な統
    計量を表わすデータを前記の複数の移動ユニットから前
    記の分散ベースステーションに送信するステップがさら
    に含まれることを特徴とする請求項21の方法。 【請求項34】 前記のセルラ通信システムが階層化さ
    れたセルラ移動網から構成され、これが複数のマクロセ
    ルを含み、おのおののマクロセルが少なくとも二つのミ
    クロセル上に横たわり、前記の複数の移動ユニットのお
    のおのの所で前記の複数の移動ユニットのおのおのの前
    記の測定可能な統計量を表わすデータを集めるステップ
    が移動度データを集めるステップから成ることを特徴と
    する請求項33の方法。 【請求項35】 前記の方法が:移動度データをあるし
    きい値に対して比較するステップ;移動ユニットに対す
    る移動度データが前記のしきい値よりも大きな場合、呼
    を適当なミクロセルを通じてルーティングするステッ
    プ;及び移動ユニットに対する移動度データが前記のし
    きい値より小さな場合、呼を適当なマクロセルを通じて
    ルーティングするステップをさらに含むことを特徴とす
    る請求項34の方法。 【請求項36】 移動ユニットがパワーアップされる度
    に前記の複数の移動ユニットのおのおのの所で前記の複
    数の移動ユニットのおのおのの前記の測定可能な統計量
    を表わすデータを集める前記のステップを遂行するステ
    ップ;前記の呼設定時に各移動ユニットの前記の測定可
    能な統計量を表わすデータを伝送するステップを遂行す
    るステップ;及び前記の移動度データをあるしきい値に
    対して比較するステップを遂行するステップがさらに含
    まれ、こうして、初期呼の設定が前記の移動度データに
    基づいて決定される、つまり、その移動ユニットに対す
    る移動度データが前記のしきい値より大きな場合は、適
    当なミクロセルを使用して呼が設定され、その移動ユニ
    ットに対する移動度データが前記のしきい値よりも小さ
    な場合は、呼が適当なマクロセルを使用して設定される
    ことを特徴とする請求項35の方法。 【請求項37】 呼の設定を通じて前記の複数の移動ユ
    ニットのおのおのの所で前記の複数の移動ユニットの前
    記の測定可能な統計量を表わすデータを集める前記のス
    テップを継続して遂行するステップ;ミクロセル境界ク
    ロシング時に各移動ユニットの前記の測定可能な統計量
    を表わすデータを送信する前記のステップを遂行するス
    テップ;前記の移動度データをあるしきい値に対して比
    較するステップを遂行するステップ;及び前記の移動度
    データに基づいて確立された呼をハンドオフするステッ
    プがさらに含まれることを特徴とする請求項35の方
    法。 【請求項38】 前記の移動度データに基づいて確立さ
    れた呼をハンドオフするステップがさらに:移動ユニッ
    トに対する移動データが前記のしきい値よりも大きな場
    合、呼をあるマイクロセルから別のマイクロセルにハン
    ドオフするステップ;移動ユニットに対する移動度デー
    タが前記のしきい値よりも小さな場合、呼をマイクロセ
    ルからマクロセルにハンドアップするステップ;移動ユ
    ニットに対する移動度データが前記のしきい値より小さ
    な場合、呼をあるマクロセルから別のマクロセルにハン
    ドオフするステップ;及び移動ユニットに対する移動デ
    ータが前記のしきい値よりも大きな場合、呼をマクロセ
    ルからミクロセルにハンドダウンするステップを含むこ
    とを特徴とする請求項37の方法。 【請求項39】 分散ベースステーションが複数の移動
    ユニットを固定交換網に結合するタイプのセルラ通信シ
    ステムを動作する方法であって、この方法が:前記の分
    散ベースステーションから前記の複数の移動ユニットへ
    の接続を前記の複数の移動ユニットのおのおのの測定可
    能な統計量に基づいて制御するステップ;前記の複数の
    移動ユニットのおのおのの所でミクロセル滞留時間を前
    記の測定可能な統計量の一つとして累積するステップ;
    前記の複数の移動ユニットのおのおのの所で移動ユニッ
    トの移動度を表わすミクロセル滞留時間の加重平均を取
    るステップ;前記の移動ユニットの移動度を表わすミク
    ロセル滞留時間の加重平均を前記の複数の移動ユニット
    から前記の分散ベースステーションに送信するステッ
    プ;及び前記の複数の移動ユニットの接続の遂行の順番
    に前記のミクロセル滞留時間の加重平均に基づいて優先
    順位を与えるステップを含むことを特徴とする方法。 【請求項40】 分散ベースステーションが複数の移動
    ユニットを固定交換網に結合するタイプのセルラ通信シ
    ステムを動作する方法であって、この方法が:前記の分
    散ベースステーションから前記の複数の移動ユニットへ
    の接続を前記の複数の移動ユニットのおのおのの測定可
    能な統計量に基づいて制御するステップ;前記の複数の
    移動ユニットのおのおのの所で二つの連続する呼の間の
    時間間隔を前記の測定可能な統計量の一つとして累積す
    るステップ;前記の複数の移動ユニットのおのおのの所
    で二つの連続する呼の間の累積された時間間隔の加重平
    均を取るステップ;前記の複数の移動ユニットのおのお
    のの所でハンドオフにおいて失敗した二つの連続する呼
    の間の時間間隔を累積するステップ;前記の複数の移動
    ユニットのおのおのの所でハンドオフにおいて失敗した
    二つの連続する呼の間の時間間隔の加重平均を取るステ
    ップ;前記のハンドオフにおいて失敗した二つの連続す
    る呼の間の累積された時間間隔の加重平均の二つの連続
    する呼の間の時間間隔の加重平均に対する比を前記の複
    数の移動ユニットから前記の分散ベースステーションに
    送信するステップ;及び前記のハンドオフにおいて失敗
    した二つの連続する呼の間の累積された時間間隔の加重
    平均の二つの連続する呼の間の時間間隔の加重平均に対
    する比に基づいて前記の複数の移動ユニットの接続を遂
    行する順番に優先順位を与えるステップを含むことを特
    徴とする方法。 【請求項41】 分散ベースステーションが複数の移動
    ユニットを固定交換網に結合するタイプのセルラ通信シ
    ステムを動作する方法であって、この方法が:前記の分
    散ベースステーションから前記の複数の移動ユニットへ
    の接続を前記の複数の移動ユニットのおのおのの測定可
    能な統計量に基づいて制御するステップ;前記の複数の
    移動ユニットのおのおのの所で移動度データを前記の測
    定可能な統計量の一つとして累積するステップ;前記の
    複数の移動ユニットのおのおのの所で累積された移動度
    データの加重平均を取るステップ;前記の累積された移
    動度データの加重平均を前記の複数の移動ユニットから
    前記の分散ベースステーションに送信するステップ;及
    び前記の複数の移動ユニットの接続を遂行する順番に前
    記の累積された移動度データの加重平均に基づいて優先
    順位を与えるステップを含むことを特徴とする方法。
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