JPH0811415A - 孔版印刷装置 - Google Patents
孔版印刷装置Info
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- JPH0811415A JPH0811415A JP6152353A JP15235394A JPH0811415A JP H0811415 A JPH0811415 A JP H0811415A JP 6152353 A JP6152353 A JP 6152353A JP 15235394 A JP15235394 A JP 15235394A JP H0811415 A JPH0811415 A JP H0811415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stencil
- base paper
- paper
- shaft body
- stencil paper
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41L—APPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
- B41L13/00—Stencilling apparatus for office or other commercial use
- B41L13/04—Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers
- B41L13/06—Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers with a single cylinder carrying the stencil
Landscapes
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】製版済みの原紙を損傷なく貯留し、貯留した原
紙を支障なく搬送する。 【構成】孔版印刷装置の製版装置17の隣部には、原紙ス
トック手段30がある。原紙ストック手段の原紙ストック
部32内には、軸体34がある。軸体34の両端部に設けられ
た歯車46は、原紙ストック部32内に設置された一対のラ
ック板52に係合している。不図示の駆動手段が軸体をラ
ック板に沿って駆動すると、軸体は原紙Ｓの幅方向と平
行に斜め方向に昇降する。原紙がS1の位置、又はS1より
弛んだ位置にきた時に、下限位置にある軸体を製版速度
に合わせて上昇させる。軸体は反時計回りに回転しなが
ら上昇する。軸体の上部に接する原紙は原紙送り出し手
段40側に押し出される。軸体34が上限位置にきた時、原
紙はS2のように略Ｗ字状となって原紙ストック部32内に
貯留される。原紙を送り出す場合には、軸体を上限位置
に固定するか、原紙送り出しと同時に軸体34を上限位置
から下降させる。
紙を支障なく搬送する。 【構成】孔版印刷装置の製版装置17の隣部には、原紙ス
トック手段30がある。原紙ストック手段の原紙ストック
部32内には、軸体34がある。軸体34の両端部に設けられ
た歯車46は、原紙ストック部32内に設置された一対のラ
ック板52に係合している。不図示の駆動手段が軸体をラ
ック板に沿って駆動すると、軸体は原紙Ｓの幅方向と平
行に斜め方向に昇降する。原紙がS1の位置、又はS1より
弛んだ位置にきた時に、下限位置にある軸体を製版速度
に合わせて上昇させる。軸体は反時計回りに回転しなが
ら上昇する。軸体の上部に接する原紙は原紙送り出し手
段40側に押し出される。軸体34が上限位置にきた時、原
紙はS2のように略Ｗ字状となって原紙ストック部32内に
貯留される。原紙を送り出す場合には、軸体を上限位置
に固定するか、原紙送り出しと同時に軸体34を上限位置
から下降させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は製版と印刷とを連続的に
行うことのできる孔版印刷装置に関する。
行うことのできる孔版印刷装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】製版と印刷を並行して行うことができ、
最初の原稿による印刷中にそれ以降の原稿による製版を
予め行ってこれを貯留（ストック）しておき、各原稿毎
の印刷が終了する毎にこの貯留されている製版済の孔版
印刷用原紙（以下「原紙」という。）を版胴に順次供給
する孔版印刷装置は既に知られており、例えば特願昭６
０−１２９６００号公報に示されている。
最初の原稿による印刷中にそれ以降の原稿による製版を
予め行ってこれを貯留（ストック）しておき、各原稿毎
の印刷が終了する毎にこの貯留されている製版済の孔版
印刷用原紙（以下「原紙」という。）を版胴に順次供給
する孔版印刷装置は既に知られており、例えば特願昭６
０−１２９６００号公報に示されている。
【０００３】このような孔版印刷装置においては、貯留
された原紙のたるんだ部分同士がはり付いてしまうこと
があり、原紙を搬送する際に支障を生じるおそれがあ
る。このような搬送上の支障を防止するものとして、前
記特願昭６０−１２９６００号公報には、図６に示すよ
うな原紙ストック手段が開示されている。
された原紙のたるんだ部分同士がはり付いてしまうこと
があり、原紙を搬送する際に支障を生じるおそれがあ
る。このような搬送上の支障を防止するものとして、前
記特願昭６０−１２９６００号公報には、図６に示すよ
うな原紙ストック手段が開示されている。
【０００４】同図において１００は原紙貯留部、１０１
はサーマルヘッド１０２とプラテンローラ１０３とから
なる製版手段、１０４は固定刃１０５と移動刃１０６と
からなる原紙切断手段である。また、１０７は原紙スト
ック手段であり、原紙Ｓを貯納し得る箱状の原紙ストッ
ク部１０８と、原紙送り込みローラ１０９及び原紙送り
出しローラ１１０と、アイドルローラ１１１と、テンシ
ョンバー１１２，１１３とを備えて構成されている。ア
イドルローラ１１１は回転可能であり、図示の位置に固
定して配置されている。所定の重量を持つテンションバ
ー１１２，１１３は、原紙Ｓが原紙ストック部１０８に
送り込まれるにしたがって降下し、原紙送り出しローラ
１１０によって原紙切断装置１０４へ送り出されるした
がって上昇する構造とされている。
はサーマルヘッド１０２とプラテンローラ１０３とから
なる製版手段、１０４は固定刃１０５と移動刃１０６と
からなる原紙切断手段である。また、１０７は原紙スト
ック手段であり、原紙Ｓを貯納し得る箱状の原紙ストッ
ク部１０８と、原紙送り込みローラ１０９及び原紙送り
出しローラ１１０と、アイドルローラ１１１と、テンシ
ョンバー１１２，１１３とを備えて構成されている。ア
イドルローラ１１１は回転可能であり、図示の位置に固
定して配置されている。所定の重量を持つテンションバ
ー１１２，１１３は、原紙Ｓが原紙ストック部１０８に
送り込まれるにしたがって降下し、原紙送り出しローラ
１１０によって原紙切断装置１０４へ送り出されるした
がって上昇する構造とされている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図６に示した上記原紙
ストック手段を備えた孔版印刷装置においては、製版さ
れた原紙を略Ｗ字型に貯留することができ、原紙のたる
んだ部分同士の付着を有効に防止することができる。し
かしながら、このような孔版印刷装置にあっては、構造
的にテンションバー１１２，１１３によって原紙に過大
な張力がかかり、原紙を損傷させるおそれがあった。
ストック手段を備えた孔版印刷装置においては、製版さ
れた原紙を略Ｗ字型に貯留することができ、原紙のたる
んだ部分同士の付着を有効に防止することができる。し
かしながら、このような孔版印刷装置にあっては、構造
的にテンションバー１１２，１１３によって原紙に過大
な張力がかかり、原紙を損傷させるおそれがあった。
【０００６】本発明は、製版済みの原紙を損傷すること
なく貯留でき、貯留した原紙を支障なく搬送できる原紙
ストック手段を備えた孔版印刷装置を提供することを目
的としている。
なく貯留でき、貯留した原紙を支障なく搬送できる原紙
ストック手段を備えた孔版印刷装置を提供することを目
的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載された孔
版印刷装置は、孔版印刷用原紙の一端を係止するクラン
プ手段を外周面に備えた円筒状の版胴と、孔版印刷用原
紙を貯容する原紙貯容部と、前記原紙貯容部から供給さ
れた孔版印刷用原紙の製版を行う製版手段と、前記製版
手段と前記版胴との間に設けられて孔版印刷用原紙の切
断を行う原紙切断手段と、前記製版手段と前記原紙切断
手段との間に設けられて孔版印刷用原紙を貯留する原紙
ストック手段とを有する孔版印刷装置において、前記原
紙ストック手段が、孔版印刷用原紙を収容する原紙スト
ック部と、原紙ストック部内に設けられ、搬送される孔
版印刷用原紙の幅方向と平行な状態で昇降する長体と、
原紙ストック部から孔版印刷用原紙を前記原紙切断手段
へ送り出す原紙送り出し手段とを備えていることを特徴
とする。
版印刷装置は、孔版印刷用原紙の一端を係止するクラン
プ手段を外周面に備えた円筒状の版胴と、孔版印刷用原
紙を貯容する原紙貯容部と、前記原紙貯容部から供給さ
れた孔版印刷用原紙の製版を行う製版手段と、前記製版
手段と前記版胴との間に設けられて孔版印刷用原紙の切
断を行う原紙切断手段と、前記製版手段と前記原紙切断
手段との間に設けられて孔版印刷用原紙を貯留する原紙
ストック手段とを有する孔版印刷装置において、前記原
紙ストック手段が、孔版印刷用原紙を収容する原紙スト
ック部と、原紙ストック部内に設けられ、搬送される孔
版印刷用原紙の幅方向と平行な状態で昇降する長体と、
原紙ストック部から孔版印刷用原紙を前記原紙切断手段
へ送り出す原紙送り出し手段とを備えていることを特徴
とする。
【０００８】請求項２に記載された孔版印刷装置は、請
求項１記載の孔版印刷装置において、前記長体が、前記
原紙ストック部内での上昇に伴い、孔版印刷用原紙を前
記原紙切断手段側に送る方向に回転駆動される軸体であ
ることを特徴とする。
求項１記載の孔版印刷装置において、前記長体が、前記
原紙ストック部内での上昇に伴い、孔版印刷用原紙を前
記原紙切断手段側に送る方向に回転駆動される軸体であ
ることを特徴とする。
【０００９】請求項３に記載された孔版印刷装置は、請
求項２記載の孔版印刷装置において、前記軸体に、孔版
印刷用原紙との間に摩擦を生じさせるための表面処理が
施されていることを特徴とする。
求項２記載の孔版印刷装置において、前記軸体に、孔版
印刷用原紙との間に摩擦を生じさせるための表面処理が
施されていることを特徴とする。
【００１０】請求項４に記載された孔版印刷装置は、請
求項１，２又は３記載の孔版印刷装置において、前記原
紙ストック部の底部に、貯留される孔版印刷用原紙を吸
引する吸引手段が設けられていることを特徴とする。
求項１，２又は３記載の孔版印刷装置において、前記原
紙ストック部の底部に、貯留される孔版印刷用原紙を吸
引する吸引手段が設けられていることを特徴とする。
【００１１】
【作用】製版された原紙が原紙ストック部に貯留されて
ゆくにつれて長体を上昇させていくと、原紙は略Ｗ字型
に折り曲げられて原紙ストック部内に貯留されてゆく。
長体を軸体によって構成した場合において、軸体の上昇
時に原紙を原紙切断手段側に送る方向に軸体を回転駆動
すれば、原紙は軸体を挟んだ両側にほぼ均等に貯留され
る。軸体の表面に原紙との間に摩擦を生じさせるための
表面処理を施すことにより、原紙切断手段側への原紙の
送りは確実に行われる。また、原紙ストック部の底部に
吸引手段を設けることにより、原紙の下方への落ち込み
はより確実に行われ、原紙と軸体との接触も確実とな
り、原紙は略Ｗ字型に確実に折り曲げられる。原紙送り
出し手段を駆動し、あるいは原紙送り出し手段の駆動と
共に軸体を下降させれば、貯留された原紙は円滑に原紙
切断手段側に送り出されてゆく。
ゆくにつれて長体を上昇させていくと、原紙は略Ｗ字型
に折り曲げられて原紙ストック部内に貯留されてゆく。
長体を軸体によって構成した場合において、軸体の上昇
時に原紙を原紙切断手段側に送る方向に軸体を回転駆動
すれば、原紙は軸体を挟んだ両側にほぼ均等に貯留され
る。軸体の表面に原紙との間に摩擦を生じさせるための
表面処理を施すことにより、原紙切断手段側への原紙の
送りは確実に行われる。また、原紙ストック部の底部に
吸引手段を設けることにより、原紙の下方への落ち込み
はより確実に行われ、原紙と軸体との接触も確実とな
り、原紙は略Ｗ字型に確実に折り曲げられる。原紙送り
出し手段を駆動し、あるいは原紙送り出し手段の駆動と
共に軸体を下降させれば、貯留された原紙は円滑に原紙
切断手段側に送り出されてゆく。
【００１２】
【実施例】図１は、原紙ストック手段を備えた一実施例
の孔版印刷装置の概略構成図である。図において、１は
円筒状の版胴を示している。版胴１は、多孔構造の円筒
体である。版胴１の外周面には原紙の一端部を係止する
クランプ手段２が設けられている。図示はしないが、版
胴１の内部には、版胴１の内周面にインキを供給するイ
ンキ供給装置が設けられている。版胴１は、図示しない
駆動手段によって自身の中心軸線の周りに図中反時計周
り方向に回転駆動される。
の孔版印刷装置の概略構成図である。図において、１は
円筒状の版胴を示している。版胴１は、多孔構造の円筒
体である。版胴１の外周面には原紙の一端部を係止する
クランプ手段２が設けられている。図示はしないが、版
胴１の内部には、版胴１の内周面にインキを供給するイ
ンキ供給装置が設けられている。版胴１は、図示しない
駆動手段によって自身の中心軸線の周りに図中反時計周
り方向に回転駆動される。
【００１３】版胴１の下方にはプレスローラ３が設けら
れている。プレスローラ３はプレスソレノイド４の作動
によって版胴１の外周面に向けて選択的に付勢される。
れている。プレスローラ３はプレスソレノイド４の作動
によって版胴１の外周面に向けて選択的に付勢される。
【００１４】版胴１の一方の隣部（図１では左方）の下
側には、給紙装置５が設けられている。給紙装置５は、
複数枚の印刷用紙を積載できる給紙台６を有している。
給紙台６上に載置された印刷用紙は、紙捌きローラ７と
送り出しローラ８によって最上部のものから一枚ずつ取
り出され、タイミングローラ９とガイドローラ１０によ
って版胴１とプレスローラ３のあいだに送り込まれる。
側には、給紙装置５が設けられている。給紙装置５は、
複数枚の印刷用紙を積載できる給紙台６を有している。
給紙台６上に載置された印刷用紙は、紙捌きローラ７と
送り出しローラ８によって最上部のものから一枚ずつ取
り出され、タイミングローラ９とガイドローラ１０によ
って版胴１とプレスローラ３のあいだに送り込まれる。
【００１５】給紙装置５によって版胴１とプレスローラ
３のあいだに印刷用紙が送り込まれると、この給紙動作
に同期してプレスローラ３は版胴１に向けて付勢され、
版胴１との間に該印刷用紙を挟み、版胴１の回転に伴っ
て回転しながら該印刷用紙を搬送する。版胴１の内周面
から原紙の穿孔部を通過してきた印刷インキは印刷用紙
に転写され、これによって印刷用紙には原紙に穿孔され
た画像に忠実な孔版印刷が施される。
３のあいだに印刷用紙が送り込まれると、この給紙動作
に同期してプレスローラ３は版胴１に向けて付勢され、
版胴１との間に該印刷用紙を挟み、版胴１の回転に伴っ
て回転しながら該印刷用紙を搬送する。版胴１の内周面
から原紙の穿孔部を通過してきた印刷インキは印刷用紙
に転写され、これによって印刷用紙には原紙に穿孔され
た画像に忠実な孔版印刷が施される。
【００１６】版胴１の他方の隣部（図１では右方）の下
側には、ベルトコンベア式の排紙装置１１が設けられて
いる。排紙装置１１は、ベルトコンベア装置１２と吸引
ボックス装置１３と分離爪１４を有する。分離爪１４に
よって版胴１から剥ぎ取られた印刷済みの印刷用紙は、
吸引ボックス装置１３によって吸引され、ベルトコンベ
ア装置１２によって排紙台１５へ向けて確実に搬送され
る。
側には、ベルトコンベア式の排紙装置１１が設けられて
いる。排紙装置１１は、ベルトコンベア装置１２と吸引
ボックス装置１３と分離爪１４を有する。分離爪１４に
よって版胴１から剥ぎ取られた印刷済みの印刷用紙は、
吸引ボックス装置１３によって吸引され、ベルトコンベ
ア装置１２によって排紙台１５へ向けて確実に搬送され
る。
【００１７】版胴１の他方の隣部（図１では右方）の上
側には、原紙貯容部１６が設けられている。原紙貯容部
１６は略箱形の構成部材であり、円筒状に巻かれた連続
シート状の原紙Ｓを回転可能に保持している。原紙貯容
部１６の版胴１側には、開口１６ａが設けられ、円筒状
の原紙Ｓから繰り出されたシート状の原紙Ｓが外部に導
出されるようになっている。
側には、原紙貯容部１６が設けられている。原紙貯容部
１６は略箱形の構成部材であり、円筒状に巻かれた連続
シート状の原紙Ｓを回転可能に保持している。原紙貯容
部１６の版胴１側には、開口１６ａが設けられ、円筒状
の原紙Ｓから繰り出されたシート状の原紙Ｓが外部に導
出されるようになっている。
【００１８】原紙貯容部１６と版胴１の間には、製版手
段１７が設けられている。製版手段１７は、感熱式の製
版手段であるサーマルヘッド１８とプラテンローラ１９
を有し、原紙貯容部１６から供給される原紙Ｓの製版を
感熱式に行う。
段１７が設けられている。製版手段１７は、感熱式の製
版手段であるサーマルヘッド１８とプラテンローラ１９
を有し、原紙貯容部１６から供給される原紙Ｓの製版を
感熱式に行う。
【００１９】製版手段１７と版胴１の間には原紙切断手
段２０が設けられている。原紙切断手段２０は固定刃２
１と可動刃２２を有し、両２１，２２によって原紙Ｓを
切断するようになっている。
段２０が設けられている。原紙切断手段２０は固定刃２
１と可動刃２２を有し、両２１，２２によって原紙Ｓを
切断するようになっている。
【００２０】製版手段１７と原紙切断手段２０の間に
は、製版済みの原紙を一時的に収容・保持する原紙スト
ック手段３０が設けられている。原紙ストック手段３０
は、製版された原紙を収容する略箱形の原紙ストック部
３２と、原紙ストック部３２内に設けられた長体である
軸体３４と、該軸体３４を原紙ストック部３２内で昇降
させる駆動手段と、原紙ストック部３２から原紙を原紙
切断手段２０へ送り出す原紙送り出し手段４０を備えて
いる。
は、製版済みの原紙を一時的に収容・保持する原紙スト
ック手段３０が設けられている。原紙ストック手段３０
は、製版された原紙を収容する略箱形の原紙ストック部
３２と、原紙ストック部３２内に設けられた長体である
軸体３４と、該軸体３４を原紙ストック部３２内で昇降
させる駆動手段と、原紙ストック部３２から原紙を原紙
切断手段２０へ送り出す原紙送り出し手段４０を備えて
いる。
【００２１】略箱形の原紙ストック部３２は、その上面
が開放されており、その内部に軸体３４と該軸体３４の
駆動機構が設けられている。図２〜図４は、軸体３４と
該軸体３４の駆動機構を示している。
が開放されており、その内部に軸体３４と該軸体３４の
駆動機構が設けられている。図２〜図４は、軸体３４と
該軸体３４の駆動機構を示している。
【００２２】原紙ストック部３２の底部３２ａには基台
４８が設けられている。基台４８は、略台形の一対の側
板４８ａ，４８ａと、側板４８ａ，４８ａの底辺を連結
する底板４８ｂとを有している。側板４８ａ，４８ａに
はそれぞれ溝５０，５０が形成されている。図１に示す
ように、略箱形の原紙ストック部３２内において、溝５
０の上端は前記原紙切断手段２０よりにあり、その下端
は原紙貯容部１６側に位置するような傾斜した形状に形
成されている。
４８が設けられている。基台４８は、略台形の一対の側
板４８ａ，４８ａと、側板４８ａ，４８ａの底辺を連結
する底板４８ｂとを有している。側板４８ａ，４８ａに
はそれぞれ溝５０，５０が形成されている。図１に示す
ように、略箱形の原紙ストック部３２内において、溝５
０の上端は前記原紙切断手段２０よりにあり、その下端
は原紙貯容部１６側に位置するような傾斜した形状に形
成されている。
【００２３】各側板４８ａの外面には、ラック板５２，
５２と支持板５４，５６がそれぞれ連結部材５８によっ
て固定されている。ラック板５２はラック５２ａを有し
ており、ラック５２ａが前記溝５０の下側に平行に並ぶ
ように側板４８ａに取り付けられている。支持板５４，
５６は、ラック板５２，５２の外側に位置するように側
板４８ａ，４８ａに固定されており、それぞれ前記溝５
０に対応する位置に溝５０よりも大きい溝５１，５１を
有している。
５２と支持板５４，５６がそれぞれ連結部材５８によっ
て固定されている。ラック板５２はラック５２ａを有し
ており、ラック５２ａが前記溝５０の下側に平行に並ぶ
ように側板４８ａに取り付けられている。支持板５４，
５６は、ラック板５２，５２の外側に位置するように側
板４８ａ，４８ａに固定されており、それぞれ前記溝５
０に対応する位置に溝５０よりも大きい溝５１，５１を
有している。
【００２４】側板４８ａ，４８ａの間には、軸体３４が
掛け渡されている。軸体３４は丸棒状の部材であり、そ
の表面３４ａには滑り止めのローレット加工が施されて
いる。軸体３４の両端部には、それぞれ同軸に円柱体４
４が固定されている。各円柱体４４は各側板４８ａの溝
５０に係合している。円柱体４４の直径と溝５０の幅は
略同一であり、円柱体４４が溝５０内を溝の長手方向に
沿って転動することにより、前記軸体３４は溝５０に沿
って移動することができる。
掛け渡されている。軸体３４は丸棒状の部材であり、そ
の表面３４ａには滑り止めのローレット加工が施されて
いる。軸体３４の両端部には、それぞれ同軸に円柱体４
４が固定されている。各円柱体４４は各側板４８ａの溝
５０に係合している。円柱体４４の直径と溝５０の幅は
略同一であり、円柱体４４が溝５０内を溝の長手方向に
沿って転動することにより、前記軸体３４は溝５０に沿
って移動することができる。
【００２５】各円柱体４４の外側端面には、それぞれ歯
車４６が同軸に固定されている。各歯車４６は各側板４
８ａの外側に位置しており、前記各ラック板５２の各ラ
ック５２ａにそれぞれかみ合っている。
車４６が同軸に固定されている。各歯車４６は各側板４
８ａの外側に位置しており、前記各ラック板５２の各ラ
ック５２ａにそれぞれかみ合っている。
【００２６】支持板５６の外面には一対の歯車７４，７
６が設けられている。歯車７４，７６の各ベルト係止部
７４ａ，７６ａにはベルト７３が掛け回されている。ベ
ルト７３は、前記溝５１の上方で溝と略平行に並んでい
る。
６が設けられている。歯車７４，７６の各ベルト係止部
７４ａ，７６ａにはベルト７３が掛け回されている。ベ
ルト７３は、前記溝５１の上方で溝と略平行に並んでい
る。
【００２７】支持板５６側の歯車４６の外側端面には、
該歯車４６の回転軸と同軸に軸６９が設けられている。
この軸６９には、駆動板７８の一端部が回動自在に設け
られている。駆動板７８の他端部には係止片８０が設け
られている。係止片８０は前記ベルト７３の一部にボル
ト８１を以て固定されている。従って、ベルト７３が駆
動されれば、ベルト７３の移動に伴って歯車４６がラッ
ク５２ａに沿って回転し、軸体３４は溝５０に沿って回
転しながら昇降する。例えば、図４中の矢印Ａ方向から
見た図２において、軸体３４は溝５０に沿って上昇する
につれて左周り（反時計回り）に回転する。
該歯車４６の回転軸と同軸に軸６９が設けられている。
この軸６９には、駆動板７８の一端部が回動自在に設け
られている。駆動板７８の他端部には係止片８０が設け
られている。係止片８０は前記ベルト７３の一部にボル
ト８１を以て固定されている。従って、ベルト７３が駆
動されれば、ベルト７３の移動に伴って歯車４６がラッ
ク５２ａに沿って回転し、軸体３４は溝５０に沿って回
転しながら昇降する。例えば、図４中の矢印Ａ方向から
見た図２において、軸体３４は溝５０に沿って上昇する
につれて左周り（反時計回り）に回転する。
【００２８】支持板５４側の歯車４６の外側端面には、
該歯車４６の回転軸と同軸に軸６８が設けられている。
この軸６８には、移動板６４の略中央部が回動自在に取
り付けられている。移動板６４の一端部には案内部６６
が設けられている。案内部６６は、支持板５４の外面に
形成された案内条６０に摺動自在に係合している。
該歯車４６の回転軸と同軸に軸６８が設けられている。
この軸６８には、移動板６４の略中央部が回動自在に取
り付けられている。移動板６４の一端部には案内部６６
が設けられている。案内部６６は、支持板５４の外面に
形成された案内条６０に摺動自在に係合している。
【００２９】支持板５４の外側には、溝５０の上端と下
端に対応する両位置に光学式の位置センサ７０，７２が
設けられている。位置センサ７０，７２は、その光路の
断続に伴って信号を出力する。移動板６４の他端部に
は、位置センサ７０，７２の各光路を断続させる検出板
６３が設けられている。
端に対応する両位置に光学式の位置センサ７０，７２が
設けられている。位置センサ７０，７２は、その光路の
断続に伴って信号を出力する。移動板６４の他端部に
は、位置センサ７０，７２の各光路を断続させる検出板
６３が設けられている。
【００３０】従って、前記ベルト７３が正逆両方向に駆
動されて軸体３４が昇降すると、案内部６６が案内条６
０に係合している移動板６４は回転することなく軸体３
４と共に昇降する。また、移動板６４の検出板６３は、
軸体３４の上限位置と下限位置においてそれぞれ位置セ
ンサ７０，７２を作動させ、位置検出信号を生成させ
る。
動されて軸体３４が昇降すると、案内部６６が案内条６
０に係合している移動板６４は回転することなく軸体３
４と共に昇降する。また、移動板６４の検出板６３は、
軸体３４の上限位置と下限位置においてそれぞれ位置セ
ンサ７０，７２を作動させ、位置検出信号を生成させ
る。
【００３１】基台４８の底板４８ｂの略中央部には貫通
孔８２が形成されている。貫通孔８２の下方には吸引フ
ァン８４が設けられ、原紙ストック部３２内の空気を下
方に吸引できるように構成されている。
孔８２が形成されている。貫通孔８２の下方には吸引フ
ァン８４が設けられ、原紙ストック部３２内の空気を下
方に吸引できるように構成されている。
【００３２】原紙ストック部３２から原紙を原紙切断手
段２０へ送り出す原紙送り出し手段４０は、原紙ストッ
ク部３２の版胴１側の縁部と、前記原紙切断手段２０と
の間に設けられている。本実施例の原紙送り出し手段４
０は、一対の原紙送り出しローラ３６，３８から構成さ
れる。
段２０へ送り出す原紙送り出し手段４０は、原紙ストッ
ク部３２の版胴１側の縁部と、前記原紙切断手段２０と
の間に設けられている。本実施例の原紙送り出し手段４
０は、一対の原紙送り出しローラ３６，３８から構成さ
れる。
【００３３】版胴１をはさんで前記原紙切断手段２０と
反対側には、排版装置９０が設けられている。排版装置
９０は、ソレノイドによって揺動して版胴１から使用済
みの原紙を剥ぎ取る原紙剥ぎ取り爪９１と、剥ぎ取った
原紙を搬送する排版ローラ９２と、排版ローラ９２に搬
送された原紙が収納される排版箱９３を有している。
反対側には、排版装置９０が設けられている。排版装置
９０は、ソレノイドによって揺動して版胴１から使用済
みの原紙を剥ぎ取る原紙剥ぎ取り爪９１と、剥ぎ取った
原紙を搬送する排版ローラ９２と、排版ローラ９２に搬
送された原紙が収納される排版箱９３を有している。
【００３４】図１及び図５を参照して本装置の要部の動
作を説明する。２枚目以降の製版が行われ、製版された
原紙を原紙ストック部３２に貯留してゆく場合には、原
紙がＳ１の位置にくるまでは、軸体３４を下限位置にお
いておく。原紙が図５のＳ１の位置、もしくはＳ１より
若干たるんだ位置にきた時に、軸体３４の駆動を開始
し、製版速度に合わせて軸体３４を徐々に上昇させてゆ
く。原紙のたるみ量はプラテンローラ１９の回転量等か
ら検出できる。
作を説明する。２枚目以降の製版が行われ、製版された
原紙を原紙ストック部３２に貯留してゆく場合には、原
紙がＳ１の位置にくるまでは、軸体３４を下限位置にお
いておく。原紙が図５のＳ１の位置、もしくはＳ１より
若干たるんだ位置にきた時に、軸体３４の駆動を開始
し、製版速度に合わせて軸体３４を徐々に上昇させてゆ
く。原紙のたるみ量はプラテンローラ１９の回転量等か
ら検出できる。
【００３５】軸体３４は図５において左回り（反時計回
り）に回転しながら上昇するので、軸体３４の上部に接
する原紙は原紙切断手段２０側に徐々に押し出されてゆ
く。そして、軸体３４が上限位置にきたときには、原紙
は図５に示すＳ２のように略Ｗ字状となって原紙ストッ
ク部３２内に貯留される。
り）に回転しながら上昇するので、軸体３４の上部に接
する原紙は原紙切断手段２０側に徐々に押し出されてゆ
く。そして、軸体３４が上限位置にきたときには、原紙
は図５に示すＳ２のように略Ｗ字状となって原紙ストッ
ク部３２内に貯留される。
【００３６】原紙を送り出す場合には、軸体３４を上限
位置に固定しておくか、又は、原紙送り出しローラ３８
の駆動と同時、もしくはそれより所定時間遅らせて軸体
３４を上限位置から徐々に下降させ、原紙の取り出しと
同時もしくはそれ以降に軸体３４が最降下位置に到達す
るようにする。
位置に固定しておくか、又は、原紙送り出しローラ３８
の駆動と同時、もしくはそれより所定時間遅らせて軸体
３４を上限位置から徐々に下降させ、原紙の取り出しと
同時もしくはそれ以降に軸体３４が最降下位置に到達す
るようにする。
【００３７】本実施例の場合、ラック板の傾斜角度は６
０度〜７０度の範囲に設定されている。この傾斜によ
り、軸体が移動する際のがたつきを防止することができ
る。但し、傾斜を設けずに溝５０を鉛直に形成してもよ
い。
０度〜７０度の範囲に設定されている。この傾斜によ
り、軸体が移動する際のがたつきを防止することができ
る。但し、傾斜を設けずに溝５０を鉛直に形成してもよ
い。
【００３８】
【発明の効果】本発明に係る孔版印刷装置によれば、原
紙に過大なテンションをかけることなく、製版された原
紙を略Ｗ字型に貯留することができ、原紙の損傷を確実
に防止しつつ、原紙を搬送する際のトラブルを防止して
円滑な原紙の搬送を行うことができる。
紙に過大なテンションをかけることなく、製版された原
紙を略Ｗ字型に貯留することができ、原紙の損傷を確実
に防止しつつ、原紙を搬送する際のトラブルを防止して
円滑な原紙の搬送を行うことができる。
【図１】本発明に係る孔版印刷装置の一実施例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図２】図１の孔版印刷装置における原紙ストック手段
の要部正面図である。
の要部正面図である。
【図３】図１の孔版印刷装置における原紙ストック手段
の要部背面図である。
の要部背面図である。
【図４】図１の孔版印刷装置における原紙ストック手段
の要部平面図である。
の要部平面図である。
【図５】実施例における原紙の貯留動作を説明するため
の図である。
の図である。
【図６】従来の孔版印刷装置の原紙ストック手段を示す
断面図である。
断面図である。
１ 版胴 ２ クランプ手段 １６ 原紙貯容部 １７ 製版手段 ２０ 原紙切断手段 ３０ 原紙ストック手段 ３２ 原紙ストック部 ３４ 軸体 ４０ 原紙送り出し手段 Ｓ 孔版印刷用原紙（原紙）
Claims (4)
- 【請求項１】 孔版印刷用原紙の一端を係止するクラン
プ手段を外周面に備えた円筒状の版胴と、孔版印刷用原
紙を貯容する原紙貯容部と、前記原紙貯容部から供給さ
れた孔版印刷用原紙の製版を行う製版手段と、前記製版
手段と前記版胴との間に設けられて孔版印刷用原紙の切
断を行う原紙切断手段と、前記製版手段と前記原紙切断
手段との間に設けられて孔版印刷用原紙を貯留する原紙
ストック手段とを有する孔版印刷装置において、 前記原紙ストック手段は、孔版印刷用原紙を収容する原
紙ストック部と、原紙ストック部内に設けられ、搬送さ
れる孔版印刷用原紙の幅方向と平行な状態で昇降する長
体と、原紙ストック部から孔版印刷用原紙を前記原紙切
断手段へ送り出す原紙送り出し手段とを備えていること
を特徴とする孔版印刷装置。 - 【請求項２】 前記長体は、前記原紙ストック部内での
上昇に伴い、孔版印刷用原紙を前記原紙切断手段側に送
る方向に回転駆動される軸体であることを特徴とする請
求項１記載の孔版印刷装置。 - 【請求項３】 前記軸体は、孔版印刷用原紙との間に摩
擦を生じさせるための表面処理が施されていることを特
徴とする請求項２記載の孔版印刷装置。 - 【請求項４】 前記原紙ストック部の底部には、貯留さ
れる孔版印刷用原紙を吸引する吸引手段が設けられてい
ることを特徴とする請求項１，２又は３記載の孔版印刷
装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6152353A JPH0811415A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 孔版印刷装置 |
| US08/494,025 US5586497A (en) | 1994-07-04 | 1995-06-23 | Stencil printing machine with stencil tensioning member |
| DE69502666T DE69502666T2 (de) | 1994-07-04 | 1995-07-03 | Schablonendruckmaschine |
| EP95304638A EP0691209B1 (en) | 1994-07-04 | 1995-07-03 | Stencil printing machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6152353A JPH0811415A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 孔版印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0811415A true JPH0811415A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15538693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6152353A Pending JPH0811415A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 孔版印刷装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5586497A (ja) |
| EP (1) | EP0691209B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0811415A (ja) |
| DE (1) | DE69502666T2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6113346A (en) | 1996-07-31 | 2000-09-05 | Agfa Corporation | Method for loading and unloading a supply of plates in an automated plate handler |
| JPH10202996A (ja) * | 1997-01-27 | 1998-08-04 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 製版装置および製版印刷装置 |
| US7401551B2 (en) * | 2004-02-25 | 2008-07-22 | Riso Kagaku Corporation | Stencil printing machine |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0780340B2 (ja) * | 1985-06-14 | 1995-08-30 | 理想科学工業株式会社 | 製版印刷装置 |
| JP2828473B2 (ja) * | 1989-12-04 | 1998-11-25 | 理想科学工業株式会社 | 製版印刷装置 |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP6152353A patent/JPH0811415A/ja active Pending
-
1995
- 1995-06-23 US US08/494,025 patent/US5586497A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-03 EP EP95304638A patent/EP0691209B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-03 DE DE69502666T patent/DE69502666T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0691209B1 (en) | 1998-05-27 |
| EP0691209A3 (en) | 1996-09-25 |
| EP0691209A2 (en) | 1996-01-10 |
| US5586497A (en) | 1996-12-24 |
| DE69502666T2 (de) | 1998-09-24 |
| DE69502666D1 (de) | 1998-07-02 |
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