JPH08112336A - 空気清浄脱臭器 - Google Patents

空気清浄脱臭器

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Publication number
JPH08112336A
JPH08112336A JP6274378A JP27437894A JPH08112336A JP H08112336 A JPH08112336 A JP H08112336A JP 6274378 A JP6274378 A JP 6274378A JP 27437894 A JP27437894 A JP 27437894A JP H08112336 A JPH08112336 A JP H08112336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
cartridge
deodorizing
deodorant
casing
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Pending
Application number
JP6274378A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuteru Azuma
一輝 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
East Berii Kk
Original Assignee
East Berii Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by East Berii Kk filed Critical East Berii Kk
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた除塵殺菌効果を有し、メンテナンス作
業も容易で、かつ、酸性・中性・塩基性の臭気を完全に
除去することができると共に、安全で信頼性に優れた低
原価で量産性に適した空気清浄脱臭器の提供。 【構成】 空気脱臭清浄器は、ケーシングと、ケーシン
グに形成された外気吸込用開口部と、外気吸込用開口部
に連通された外気混合室と、外気混合室に連通された除
塵・殺菌室と、除塵・殺菌室に配設された除塵・殺菌カ
ートリッジと、除塵・殺菌室に連通された除塵・殺菌空
気混合室と、除塵・殺菌空気混合室に連通された脱臭室
と、脱臭室に配設された脱臭カートリッジと、脱臭室に
連通された清浄脱臭空気混合室と、清浄脱臭空気混合室
に連通された清浄脱臭空気吐出用開口部と、除塵・殺菌
室及び脱臭室に連通されたカートリッジ交換用開口部
と、カートリッジ交換用開口部に配設された扉部と、を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルターや脱臭剤を
利用して室内の浮遊粉塵や悪臭等の除去を行う空気清浄
脱臭器に関する。更に詳しくは、病院,養護施設,老人
ホーム,診療所等の医療関係施設や、ホテル,美容室,
その他、催し物会場,飲食業店舗,生鮮食品販売店,カ
ラオケ室及び一般家庭等において発生する,たばこの煙
や臭い,ペット,生ゴミ,トイレの臭い等の異臭・悪臭
の除去、及び前記空間内に浮遊する粉塵や細菌等の除
去,殺菌等を行う空気清浄脱臭器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、悪臭・異臭は、それを嗅いだ人に
不快感を与えるだけでなく、特に、たばこの煙や臭い,
トイレの臭い等は、壁や天井に浸透してその臭いが染み
ついたり壁や天井を変色させたりするなど、不潔感や嫌
悪感を与えていた。そのため、悪臭・異臭を消臭し、常
時室内を清浄に保つための、臭気処理装置が注目されて
いる。また、最近、病院等では、メチシリン耐性黄色ぶ
どう球菌(以下MRSAと略す)等による院内感染が問
題になっており、室内の空気を殺菌する殺菌装置への関
心が高まっている。そこで、実開昭58−54844号
公報(以下イ号公報という)には、動力ファンをもった
ケーシングに除塵フィルターと、脱臭剤と、芳香剤と
が、内蔵された空気清浄芳香装置が開示されている。ま
た、本出願人は、特願平2−213310号に、ケーシ
ングの周囲の一側面に開閉自在に形成された扉部と、送
吸気部の上側に設けられた空気流混合室と、前記空気流
混合室に挿脱自在に配設された除塵フィルターと、前記
空気流混合室の上側に設けられた脱臭部に仕切り板等で
係止された脱臭剤カートリッジと、前記脱臭剤カートリ
ッジの上側に設けられた脱臭部緩衝室と、前記空気流混
合室に設けられた−イオン発生器及び/又はオゾン発生
器と、を有する構成からなる空気清浄脱臭器を特許出願
した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、以下のような問題点を有していた。すなわ
ち、 1)イ号公報に記載のものは、ケーシングの側面等に、
除塵フィルターや脱臭剤等のカートリッジの取り換え用
の扉部等の取り換え部を有していないので、これらを取
り換える際、いちいち上方から1つずつ取り出して交換
しなければならず、非常に不便であるという問題点があ
った。特に、芳香剤のカートリッジは、動力ファンの下
部に配設されているので、これを取り換える際には、い
ちど動力ファンを取り外さねばならず、非常に不便であ
った。また、脱臭効果や芳香効果を十分に引き出すた
め、脱臭剤や芳香剤のカートリッジを天地返しすると、
細かい塵や脱臭剤等が粉化した粉等が空気流混合室に充
満し、清浄な空気を送風できないという欠点を有してい
た。更に、脱臭剤のカートリッジからこぼれた細かい塵
や脱臭剤の粉等が、動力ファンに巻き込まれて、故障し
易いという問題点を有していた。 2)そこで、本出願人は、特願平2−213310号に
空気清浄脱臭器を特許出願しているが、やはり脱臭剤カ
ートリッジを天地返しすると、細かい塵や脱臭剤の粉等
が空気流混合室に充満し、清浄な空気を送風できないと
いう問題点を有し、また、除塵フィルターが濾紙や不織
紙等1枚で形成されているので、微細な粉塵や脱臭剤が
粉化した粉塵等が、除塵フィルターを通過して下にこぼ
れてしまい、除塵効果が低下し、更に、脱臭剤カートリ
ッジからこぼれた細かい塵や脱臭剤の粉等が、送吸気部
に巻き込まれて、送吸気部が故障し易いという問題点を
有していた。更に、脱臭剤を取り替えるには、脱臭剤カ
ートリッジの蓋部を空け、内部に装填されている使用済
みの脱臭剤カートリッジを廃却した後、新しい脱臭剤を
装填するという方法をとらねばならず、脱臭剤の交換に
手間がかかるという問題点があった。 3)また、臭いの原因物質として、分子量30〜300
の、硫化水素,メルカプタン類,サルファイド類,アン
モニア,アミン類,有機酸,アルデヒド類,インドール
類,ケトン類,スカトール類,アルコール類,フェノー
ル類,鎖状・環状炭化水素類,塩素化合物,二硫化炭素
など、非常に多くのものが知られ、その組合わせと存在
割合で臭気の強度と質が著しく変わることが知られてい
る。しかしながら、これら原因物質を生理学的に影響し
ない程度まで除臭するには、従来のように活性炭のみで
は、例えば酸性物質は除去されるが塩基性物質は除去さ
れず異臭が室内に残存するという問題点があった。更
に、最近では、病院等におけるMRSA等の院内感染が
問題になっているが、MRSA等の細菌を殺菌する装置
等は開発されていないという現状であった。 4)カラオケ室やホテルの個室等や病院の集中治療室等
を脱臭等するには、各部屋毎に臭気処理装置等が必要と
なり、非常にコストが高くなり、また、前記空気清浄芳
香装置等では、これら密室等の室内を短時間に脱臭等行
うことができないという問題点があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な構造で、優れた除塵脱臭殺菌効果を実現でき
るとともに、メンテナンス作業も容易で、かつ、酸性・
中性・塩基性の臭気を完全に除去することができると共
に、MRSA等の浮遊細菌を完全に殺菌できる極めて安
全で信頼性に優れた低原価で量産性に優れた空気清浄脱
臭器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の空気清浄脱臭器は、以下の構成を有してい
る。すなわち、請求項1に記載の空気清浄脱臭器は、ケ
ーシングと、ケーシングの周囲の一側壁面に形成された
外気吸込用開口部と、外気吸込用開口部に脱着自在に嵌
着された吸込口嵌合体と、外気吸込用開口部に連通され
た外気混合室と、外気混合室の下流側に連通された除塵
・殺菌室と、除塵・殺菌室に挿脱自在に配設された除塵
・殺菌カートリッジと、除塵・殺菌室の下流側に連通さ
れた除塵・殺菌空気混合室と、除塵・殺菌空気混合室の
下流側に連通された脱臭室と、脱臭室に挿脱自在に配設
された脱臭カートリッジと、脱臭室の下流側に連通され
た清浄脱臭空気混合室と、清浄脱臭空気混合室に連通さ
れかつケーシングの周囲の一側壁面に形成された清浄脱
臭空気吐出用開口部と、清浄脱臭空気吐出用開口部に脱
着自在に嵌着された吐出口嵌合体と、清浄脱臭空気混合
室と清浄脱臭空気吐出用開口部との間に配設された送吸
気部と、ケーシングの周囲の一側壁面に形成されかつ少
なくとも除塵・殺菌室及び脱臭室に連通されたカートリ
ッジ交換用開口部と、カートリッジ交換用開口部に開閉
自在に配設された扉部と、ケーシングの周囲の一側壁面
に形成された送吸気部を制御操作する送吸気部制御操作
部と、を備えた構成を有している。請求項2に記載の空
気清浄脱臭器は、請求項1において、ケーシングが、各
室間に形成された合成樹脂等からなる網目状のサポート
フィルター部を備えた構成を有している。請求項3に記
載の空気清浄脱臭器は、請求項1又は2の内いずれか1
において、除塵・殺菌カートリッジが、紙製等の箱状枠
体と、箱状枠体の上面開口部及び下面開口部にそれぞれ
配設された濾過紙,織布,不織布,合繊紙等の内いずれ
か1からなる上層フィルター部及び下層フィルター部
と、箱状枠体内に配設された濾過紙,織布,不織布,合
繊紙等を複数枚積層させたコルゲート状の中層フィルタ
ー部と、上層フィルター部,又は下層フィルター部,若
しくは中層フィルター部の少なくとも一面に配設された
殺菌性を有する金属繊維又は付着された金属微粒子等の
殺菌部と、を備えた構成を有している。請求項4に記載
の空気清浄脱臭器は、請求項1乃至3の内いずれか1に
おいて、脱臭カートリッジが、紙製等の箱状枠体と、箱
状枠体の上面開口部及び下面開口部にそれぞれ配設され
た濾過紙,織布,不織布,合繊紙等の内いずれか1から
なる上面フィルター部及び下面フィルター部と、箱状枠
体内に配設された塩基性臭気用脱臭剤,中性臭気用脱臭
剤及び酸性臭気用脱臭剤のいずれか1以上が各々内包さ
れた脱臭剤部からなる中間フィルター部と、を備えた構
成を有している。請求項5に記載の空気清浄脱臭器は、
請求項1乃至4の内いずれか1において、中間フィルタ
ー部の各脱臭剤部が、それぞれ細帯袋状にキルティング
加工され、かつ長さ方向に互い違いに配設されている構
成を有している。請求項6に記載の空気清浄脱臭器は、
請求項1乃至5の内いずれか1において、ケーシング
が、ケーシングの底部に脱着自在又は収納自在に配設さ
れたキャスター等の移動部を備えた構成を有している。
請求項7に記載の空気清浄脱臭器は、請求項1乃至6の
内いずれか1において、ケーシングの周囲の一側壁面に
形成された運搬用ハンドル及び/又は取手部を備えた構
成を有している。
【0006】ここで、ケーシングの材質としては、金属
製,合成樹脂製等が挙げられる。ケーシングの大きさは
特に限定されるものではないが、室内の容積等に応じた
送吸気部等の出力や大きさ等により適宜選択形成され
る。ケーシングの大きさ等にもよるが、比較的小型のも
のである場合、ケーシングの上面に斜面部等を形成する
のが好ましい。この斜面部に送吸気部制御操作部等が配
設されると、操作性が向上できるからである。
【0007】外気吸込用開口部や清浄脱臭空気吐出用開
口部の大きさは、特に限定されるものではないが、やは
り室内の容積等に応じた送吸気部等の出力や大きさ等に
より適宜選択形成される。尚、外気吸込用開口部と清浄
脱臭空気吐出用開口部とは、それぞれ離隔して形成され
ると、清浄脱臭空気吐出用開口部から吐出された清浄脱
臭空気が、再び、外気吸込用開口部から取り込まれるこ
とを防止でき、室内の空気を効率よく清浄浄化できるの
で、好ましい。
【0008】カートリッジ交換用開口部は、除塵・殺菌
室や脱臭室に連通されるだけでなく外気混合室や、除塵
・殺菌空気混合室,清浄脱臭空気混合室に連通して形成
されてもよい。扉部は、カートリッジ交換用開口部の所
定部に蝶番等の係合部材等で開閉自在に嵌着されたり、
カートリッジ交換用開口部に脱着自在に嵌着されたりし
てもよい。すなわち、この扉部は、カートリッジ交換用
開口部に密着されるのが好ましい。室内の空気を清浄脱
臭する際、外気吸込用開口部以外から外気が進入して清
浄浄化効率の低下が防止できる。また、扉部は、カート
リッジ交換用開口部に密着させるために、マグネットや
爪部等のストッパ等を設けてもよい。また、扉部は、除
塵・殺菌室や除塵・殺菌空気混合室,脱臭室を覆う第1
の扉部と、清浄脱臭空気混合室を覆う第2の扉部と、い
うように複数分割して形成されていてもよい。
【0009】外気混合室や除塵・殺菌室,除塵・殺菌空
気混合室,脱臭室,清浄脱臭空気混合室は、各室間に形
成された合成樹脂等からなる網目状のサポートフィルタ
ー部を備えるのが好ましい。除塵・殺菌室や脱臭室に挿
脱自在に配設された除塵・殺菌カートリッジや脱臭カー
トリッジが撓んだり弛んだりして、これらカートリッジ
が落下したり、また、脱臭カートリッジの下層フィルタ
ー部等が破れて各脱臭剤が落下するのを防ぐことができ
る。
【0010】除塵・殺菌カートリッジは、紙製等で箱状
に形成された箱状枠体の上面開口部や下面開口部に濾過
紙,織布,不織布,合繊紙等の内いずれか1を貼着等さ
せ上層フィルター部や下層フィルター部を備えたもの等
が好適に用いられる。ここで、上面や下面とは空気流の
上流及び下流に相当するものである。また、上層フィル
ター部や下層フィルター部に、超極細繊維フィルターを
使用すると、微細な粉塵を採取することができるので好
ましい。除塵・殺菌カートリッジは、箱状枠体の内部に
濾過紙,織布,不織布,合繊紙等を複数枚積層させたコ
ルゲート状の中層フィルター部を備えていることが好ま
しい。外気吸込用開口部から取り入れられた外気との接
触面積を大とすることができ、除塵効果を上げることが
できる。また、除塵・殺菌カートリッジは、上層フィル
ター部,下層フィルター部又は中層フィルター部の内い
ずれか1面に殺菌性を有する金属繊維,金属微粉粒等の
殺菌部が形成されていることが好ましい。特に、中層フ
ィルター部に形成されていることが好ましい。外気吸込
用開口部から取り入れられた外気との接触面積を大とす
ることができ、殺菌効果を上げることができる。殺菌部
としては、フィルター材に付着された殺菌性金属微粒子
や織り込まれた金属繊維等が好適に用いられる。金属微
粉粒の種類としては、Ag,Zn,Cu等が用いられ
る。MRSA等の殺菌効果に優れるからである。超極細
繊維フィルターからなる除塵フィルターは多層で形成さ
れ、かつ内層がコルゲート状に形成されている。濾過面
が多くなり除塵効果を高めるためである。送吸気部に負
担を掛け過ぎないため2乃至4層が適当である。頻繁に
取り替え可能なように低原価な濾過紙で形成されると特
に好ましい。
【0011】脱臭カートリッジは、紙製やポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリスチレン等の汎用合成樹脂等
で箱状に形成された箱状枠体の上面開口部や下面開口部
に濾過紙,織布,不織布,合繊紙等の内いずれか1を貼
着等させた上面フィルター部や下面フィルター部を備え
たもの等が好適に用いられる。ここで、上面や下面とは
空気流の上流及び下流に相当するものである。また、上
面フィルター部や下面フィルター部に、超極細繊維フィ
ルターを使用すると、微細な粉塵を採取することができ
るので好ましい。脱臭カートリッジは、箱状枠体の内部
に塩基性臭気用脱臭剤,中性臭気用脱臭剤及び酸性臭気
用脱臭剤が各々内包されかつ細帯袋状にキルティング加
工された脱臭剤部が長さ方向に互い違いに配設された中
間フィルター部を備えるのが好ましい。脱臭カートリッ
ジとしては、臭いの種類によって好適な脱臭剤が選択さ
れる。アセトアルデヒド,ホルムアルデヒド等の塩基性
ガスに対しては、塩基性脱臭剤であるクラレコール4T
−F(クラレケミカル(株)製)等が好適に用いられ
る。アンモニア,トリメチルアミン等の中性ガスに対し
ては、中性脱臭剤であるクラレコール4T−B(クラレ
ケミカル(株)製)等が好適に用いられる。硫化水素,
メチルメルカプタン等の酸性ガスに対しては、酸性脱臭
剤であるクラレコール4G−H(クラレケミカル(株)
製)等が好適に用いられる。脱臭剤の種類に応じてその
他いろいろな脱臭剤を適宜選択するとよい。脱臭剤の粒
径としては、4φのペレット状カーボンが空気に触れる
面を考慮して好適に用いられる。
【0012】ケーシングの下部に移動自在なキャスター
等の移動部が取り付けられているので比較的重量の重い
素材でもよい。ケーシングの周囲の一側壁面に形成され
た運搬用ハンドル及び/又は取手部を備えることが好ま
しい。
【0013】
【作用】この構成によって、ケーシング内に除塵・殺菌
カートリッジを備えたことにより、このケーシング内に
室内の空気を通過させるだけで室内に浮遊する浮遊粉塵
や細菌等を捕集することができる。また、脱臭カートリ
ッジを備えたことにより、悪臭や異臭を除去することが
できる。また、ケーシングに扉部が形成されていること
により、これら除塵・殺菌カートリッジや脱臭カートリ
ッジの交換等のメンテナンス作業を容易に行うことがで
きる。また、除塵・殺菌カートリッジや脱臭カートリッ
ジが除塵・殺菌室や脱臭室に挿脱自在なカートリッジタ
イプとされていることにより、これら除塵・殺菌カート
リッジや脱臭カートリッジを掃除したり脱臭剤の交換等
の手間のかかる作業等を行う必要なく、また使用したカ
ートリッジは廃棄するだけでよく、メンテナンスを容易
に行うことができる。特に、除塵・殺菌カートリッジを
毎日でも交換できるので、この除塵・殺菌カートリッジ
に捕集された細菌が繁殖して増殖作用等を抑制すること
ができる。また、脱臭カートリッジは1年に一度程度交
換するようにすると、コスト面において好都合である。
また、送吸気部を備えたことにより、外気吸込用開口部
から室内の空気を迅速に取り込むことができ、また、取
り込んだ外気を除塵・殺菌カートリッジや脱臭カートリ
ッジで迅速に清浄浄化させ、清浄浄化させた空気を清浄
脱臭空気吐出用開口部から吐出させることができ、室内
の空気を迅速に清浄浄化させることができる。また、外
気吸込用開口部と清浄脱臭空気吐出用開口部とがある程
度離隔して形成されていることにより、清浄脱臭空気吐
出用開口部から吐出された清浄浄化空気が、再度外気吸
込用開口部から取り込まれることがなく効率よく外気を
清浄浄化させることができる。また、外気吸込用開口部
に連通された外気混合室を備えたことにより、外気吸込
用開口部から取り込まれた外気を十分に混合分散させて
除塵・殺菌カートリッジに送気させることができ、除塵
・殺菌カートリッジ全体を使用して除塵・殺菌させるこ
とができ、除塵・殺菌カートリッジのチャネリング現象
等の発生を抑制することができる。また、除塵・殺菌空
気混合室を備えたことにより、除塵・殺菌カートリッジ
で除塵・殺菌された除塵・殺菌空気を十分に混合分散さ
せて脱臭カートリッジに送気させることができ、脱臭カ
ートリッジ全体を使用して脱臭させることができ、脱臭
カートリッジのチャネリング現象等の発生を抑制するこ
とができる。ケーシングが、各室間に形成された合成樹
脂等からなる網目状のサポートフィルター部を備えた場
合、すなわち除塵・殺菌カートリッジや脱臭カートリッ
ジがサポートフィルター部上に載置されているので、脱
臭剤が内包されている袋が弛むのを防止することができ
るとともに、除塵・殺菌カートリッジで濾過されなかっ
た微細な塵や脱臭剤を内包する袋から洩れた脱臭剤の粉
で送吸気部が故障するのを防止することができる。脱臭
カートリッジが、塩基性・中性・酸性の脱臭剤がそれぞ
れ内包された脱臭剤部を有する中間フィルター部を備え
たことにより、室内に滞留された悪臭や異臭の性質、す
なわち酸性,中性,塩基性によらず、脱臭することがで
きる。また、この脱臭カートリッジが、濾過紙,織布,
不織布,合繊紙等の上面フィルター部及び下面フィルタ
ー部と、前記中間フィルター部を備えたことにより、カ
ートリッジの交換に際してこのカートリッジから脱臭剤
の粉等が送吸気部にあたりこの送吸気部が故障するのを
防止することができる。中間フィルター部の各脱臭剤部
がそれぞれ細帯袋状にキルティング加工され、かつ長さ
方向に互い違いに配設されている場合、ケーシング内に
起こる乱気流がまんべんなく脱臭剤に触れさせ高い脱臭
効果を実現できる。また、細帯袋状に脱臭剤が充填され
ているので、脱臭面積を広げ脱臭効率を高めることがで
きる。細帯袋状にキルティング加工された脱臭剤が長さ
方向に互い違いに配設されているので層と層の間に空気
室ができより確実に脱臭できる。脱臭剤が酸性,中性,
アルカリ性等多層構成されているので塵や臭いの種類に
よって好適な脱臭剤に吸着され脱臭される。また、多量
の脱臭剤を用いることができるので、強力な送吸気部と
相まって短時間で室内全体の脱臭を一気に行うことがで
きる。除塵・殺菌カートリッジが、上面開口部及び下面
開口部を有する紙製等の箱状枠体と、箱状枠体の上面開
口部及び下面開口部にそれぞれ配設された濾過紙,織
布,不織布,合繊紙等の内いずれか1から選択された上
層フィルター部及び下層フィルター部と、箱状枠体内に
配設された濾過紙,織布,不織布,合繊紙等を複数積層
させたコルゲート状の中層フィルター部と、上層フィル
ター部,中層フィルター部又は下層フィルター部の少な
くとも一面に配設された殺菌性金属微粉粒とを備えた場
合、MRSA等の殺菌ができる。また、除塵フィルター
が多層からなり内層がコルゲート状になっているので濾
過面が多くなり除塵効果をより高めることができる。更
に、脱臭剤を交換する際は脱臭剤を収納した袋体を取り
代えるだけでよく、交換作業を極めて簡単に行うことが
できるとともに管理を容易に行うことができる。除塵・
殺菌カートリッジや脱臭カートリッジが、紙製等の箱状
枠体内に殺菌性金属微粉粒や殺菌性金属繊維等を吹きつ
けたコルゲート状の中層フィルター部や塩基性・中性・
酸性の脱臭剤を有する中間フィルター部を備えた場合、
この除塵・殺菌カートリッジや脱臭カートリッジを交換
するとき等、容易に交換でき、また、販売ツールにも乗
せやすい。更に、これら除塵・殺菌カートリッジや脱臭
カートリッジの一側面に取手が形成された場合、この取
手に手を掛けて挿脱操作を行いやすく、利便性を向上さ
せることができる。脱臭カートリッジの中間フィルター
部の各脱臭剤部が、それぞれ細帯袋状にキルティング加
工され、かつ長さ方向に互い違いに配設されていること
により、除塵・殺菌空気混合室を通過した除塵・殺菌空
気と、各脱臭剤との接触面積を大きくすることができ
る。ケーシングの底部にキャスター等の移動部を備えた
場合、本発明の空気清浄脱臭器を容易に移動させること
ができ、カラオケ室やホテルの個室等,病院の集中治療
室等の各部屋毎に臭気処理装置等を必要とすることな
く、カラオケ室やホテルの個室等に本発明の空気清浄脱
臭器を移動させて、送吸気部制御操作部の電源スイッチ
をオンするだけで、短時間にこれら室内の空気を清浄脱
臭することができる。運搬用ハンドルや取手部を備えた
場合、本発明の空気清浄脱臭器を移動させたり、運搬さ
せたりするとき等、これら運搬用ハンドルや取手部に手
を掛けて容易に移動や運搬等を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例における空気清浄脱臭
器について、図面を参照しながら説明する。図1は本発
明の一実施例における空気清浄脱臭器を示す正面斜視図
であり、図2はその扉部を開けた状態を示す背面斜視図
であり、図3は本発明の一実施例における空気清浄脱臭
器を示す側断面図であり、図4はその除塵・殺菌カート
リッジを示す要部破断正面斜視図であり、図5はその脱
臭カートリッジを示す要部破断正面斜視図である。
【0015】図1及び図3において、1は本発明の一実
施例における空気清浄脱臭器、2は上方斜面部を有する
ケーシング、3はケーシング2の上方斜面部に形成され
た外気吸込用開口部、4は外気吸込用開口部3に脱着自
在に嵌設された格子状体等の吸込口嵌合体、5はケーシ
ング2の下方側面部に形成された清浄脱臭空気吐出用開
口部、6は清浄脱臭空気吐出用開口部5に脱着自在に嵌
設された格子状体等の吐出口嵌合体、7はケーシング2
の上方斜面部に配設された後述する送吸気部20を制御
する操作制御部、8はケーシング2の下面の4隅部に脱
着自在に配設されたキャスター等の移動部、9はケーシ
ング2の上面右端部に配設された運搬用ハンドルであ
る。尚、操作制御部7には、送吸気部20の各ファンを
オン/オフ制御する電源スイッチや前記各ファンの回転
速度を調節する速度調節部等が配設されている。
【0016】10はケーシング2の背面に上下2段に開
閉自在に形成された扉部、11は外気吸込用開口部3に
連通された外気混合室、12は外気混合室11の下流側
に連通された除塵・殺菌室、13は除塵・殺菌室12に
挿脱自在に配設された外気を除塵・殺菌する除塵・殺菌
カートリッジ、14は除塵・殺菌室12の下部に配設さ
れた除塵・殺菌カートリッジ13を支持等するための除
塵・殺菌カートリッジサポートフィルター部、15は除
塵・殺菌室12の下流側に連通された除塵・殺菌空気混
合室、16は除塵・殺菌空気混合室15の下流側に連通
された脱臭室、17は脱臭室16に挿脱自在に配設され
た酸性・中性・塩基性の脱臭剤が内包された脱臭カート
リッジ、18は脱臭室16の下部に配設された脱臭カー
トリッジ17を支持等するための脱臭カートリッジサポ
ートフィルター部、19は脱臭室16の下流側に連通さ
れた清浄浄化空気混合室、20は清浄浄化空気混合室1
9の下部に配設された動力ファン等の送吸気部である。
尚、図示しないが、清浄脱臭空気吐出用開口部5と清浄
浄化空気混合室19とは、通風路等で連通されており、
送吸気部20を駆動させることにより、清浄浄化空気混
合室19内に送気された清浄浄化空気が、清浄脱臭空気
吐出用開口部5から外部に吐出される。また、除塵・殺
菌カートリッジサポートフィルター部14や脱臭カート
リッジサポートフィルター部18により、除塵・殺菌カ
ートリッジ13や脱臭カートリッジ17が弛むのを防ぐ
ことができ、更に脱臭カートリッジ17の微細な粉塵を
除去することができる。
【0017】図3において、13は本発明の一実施例で
ある除塵・殺菌カートリッジ、13aは紙製等からなり
上下面に各々開口部が形成された箱状枠体、13bは箱
状枠体13aの上面開口部に貼着された不織紙等からな
る上層フィルター部、13cは箱状枠体13a内に配設
されたコルゲート状の中層フィルター部、13dは箱状
枠体13aの下面開口部に貼着された不織紙等からなる
下層フィルター部である。尚、中層フィルター部13c
は、不織紙等を複数重ねた重層状からなり、その上層部
上面には、Agゼオライト等の金属微粉粒が吹きつけら
れている。
【0018】図4において、17は本発明の一実施例に
おける脱臭カートリッジ、17aは紙製等からなり上下
面に各々開口部が形成された箱状枠体、17bは箱状枠
体17aの上面開口部に貼着された不織紙等からなる上
面フィルター部、17cは塩基性臭気用の脱臭剤が内包
された塩基性臭気用脱臭剤包袋部、17dは中性臭気用
の脱臭剤が内包された中性臭気用脱臭剤包袋部、17e
は酸性臭気用の脱臭剤が内包された酸性臭気用脱臭剤包
袋部、17fは箱状枠体17aの下面開口部に貼付され
た不織布等からなる下面フィルター部である。尚、塩基
性臭気用脱臭剤包袋部17cや中性臭気用脱臭剤包袋部
17d,酸性臭気用脱臭剤包袋部17eは、それぞれ網
状物内に内包された各脱臭剤を細帯袋状にキルティング
加工して形成され、かつ長さ方向に互い違いに配設され
ている。また、各脱臭剤包袋部が密着されて脱臭効果が
低下することを防ぐために、各脱臭剤包袋部間に連続発
砲樹脂等の緩衝材を配設してもよい。また、除塵・殺菌
カートリッジ13や脱臭カートリッジ17は紙製の箱で
形成されると、そのまま交換し易く、また、使い捨てで
きるので、好適である。
【0019】以上のように構成された本発明の一実施例
における空気清浄脱臭器について、以下その動作を説明
する。操作制御部7に設けられた電源スイッチをONに
して、送吸気部20を起動させる。すると、外気吸込用
開口部3から清浄脱臭空気吐出用開口部5までの空気流
が発生し、外気吸込用開口部3より外気が空気流混合室
11内に吸気される。空気流混合室内に溜められた空気
はまず多層からなる除塵フィルターで濾過される。内層
がコルゲート状になっておりAgゼオライトでコーティ
ングされているので空気が通過する時に濾過されると同
時に殺菌される。これにより、室内の浮遊粉塵や細菌を
除去することができ、優れた除塵殺菌効果を実現でき
た。除塵フィルターで濾過された空気流は、次に細帯袋
状にキルティング加工された脱臭剤カートリッジの中を
通り、それぞれ好適な脱臭剤により、脱臭される。これ
により、容器内に起こる乱気流がまんべんなく脱臭剤に
触れ、層と層の間にできた空気室により脱臭剤に触れる
面積が多くなるので、より高い脱臭効率が実現できた。
【0020】次に、本発明の空気清浄脱臭器について、
そのメンテナンス動作について説明する。除塵・殺菌カ
ートリッジ13を取り換える際は、ケーシング2の一側
面に形成された開閉自在な扉部10を開け上段に配置さ
れている除塵フィルターを引き出し、新しいものと交換
する。更に、酸性・中性・塩基性脱臭剤が内包された脱
臭カートリッジ17も取り出し新しいものと交換する。
除塵・殺菌カートリッジ13は数日おきに交換し、脱臭
カートリッジ17は1年に一度程度交換するようにする
と、コスト面において好都合である。いちいち手間のか
かるフィルターの掃除をしなくてもよいし、頻繁に交換
することにより、脱臭剤の目詰まりを防止することがで
きる。また、フィルター部を合成樹脂製のものにする
と、洗浄するだけで何度でも使用でき、耐久性を増すこ
とができる。以上のように本実施例によれば、病院,養
護施設,老人ホーム,診療所等の医療関係施設や、一般
家庭等、あらゆる場所で発生するアンモニア,アミン,
アルデヒド,メルカプタン等の有機物を含む異臭・悪臭
を完全に中和分解するとともに、MRSA等の人体に危
険な細菌をも殺菌し、優れた殺菌消臭効果を達成でき
た。また、メンテナンス作業を著しく向上させることが
わかった。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は構成されているの
で、以下のような優れた効果を有する低原価で量産性に
優れた空気清浄脱臭器を実現できるものである。 (1)ケーシング内に多層の濾過紙からなる除塵・殺菌
カートリッジと脱臭カートリッジが設けられているの
で、除塵・殺菌カートリッジは数日おきに交換し、脱臭
カートリッジは1年に一度程度交換するようにすると、
コスト面において好都合である。いちいち手間のかかる
フィルターの掃除をしなくてもよいし、頻繁に交換する
ことにより、脱臭器の目詰まりを防止することができ
る。 (2)除塵・殺菌カートリッジが多層からなり内層がコ
ルゲート状になっているので濾過面が多くなり除塵効果
をより高めることができる。 (3)除塵・殺菌カートリッジにAgゼオライトが吹き
つけられたフィルターを用いたので、MRSA等の除菌
効果が得られ、従来の殺菌装置を用いたものに比べ極め
て簡単な構造で済み、部品点数を削減することができ
る。 (4)脱臭剤を交換する際は脱臭剤を収納した袋体を取
り代えるだけでよく、交換作業を極めて簡単に行うこと
ができるとともに管理を容易に行うことができる。 (5)脱臭剤が、不織布等に内包され、かつ細帯袋状に
キルティング加工されているので、ケーシング内に起こ
る乱気流がまんべんなく脱臭剤に触れ高い脱臭効果を実
現でき、また、多量の脱臭剤を用いることができるの
で、強力な送吸気部を用いることと相まって、短時間で
室内全体の脱臭一気に行うことができる。 (6)細帯袋状にキルティング加工された脱臭剤が長さ
方向に互い違いに配設されているので層と層の間に空気
室ができより確実に脱臭できる。 (7)脱臭剤が塩基性,中性,酸性等多層で構成されて
いるので塵や臭いの種類によって好適な脱臭剤に吸着さ
れ脱臭される。 (8)脱臭カートリッジがサポートフィルター上に載置
されているので脱臭剤が内包されている袋が弛むのを防
止することができるとともに、除塵・殺菌カートリッジ
で濾過されなかった微細な塵や脱臭剤が内包されている
袋から洩れた脱臭剤の粉でファンモータが故障するのを
防止することができる。 (9)ケーシングの背部に運搬用ハンドルが連通され、
かつケーシングの底部に移動可能なキャスターが取り付
けられているので、ホテルの個室やカラオケルーム等の
部屋毎に移動させて除塵脱臭殺菌ができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気清浄脱臭器を示
す正面斜視図
【図2】本発明の一実施例における空気清浄脱臭器の扉
部を開けた状態を示す背面斜視図
【図5】本発明の一実施例における空気清浄脱臭器を示
す側断面図
【図4】本発明の一実施例における空気清浄脱臭器の除
塵・殺菌カートリッジを示す要部破断正面斜視図
【図5】本発明の一実施例における空気清浄脱臭器の脱
臭カートリッジを示す要部破断正面斜視図
【符号の説明】
1 空気清浄脱臭器 2 ケーシング 3 外気吸込用開口部 4 吸込口嵌合体 5 清浄脱臭空気吐出用開口部 6 吐出口嵌合体 7 操作制御部 8 移動部 9 運搬用ハンドル 10 扉部 11 外気混合室 12 除塵・殺菌室 13 除塵・殺菌カートリッジ 13a 箱状枠体 13b 上層フィルター部 13c 中層フィルター部 13d 下層フィルター部 14 除塵・殺菌カートリッジサポートフィルター部 15 除塵・殺菌空気混合室 16 脱臭室 17 脱臭カートリッジ 17a 箱状枠体 17b 上面フィルター部 17c 塩基性臭気用脱臭剤包袋部 17d 中性臭気用脱臭剤包袋部 17e 酸性臭気用脱臭剤包袋部 17f 下面フィルター部 18 脱臭カートリッジサポートフィルター部 19 清浄浄化空気混合室 20 送吸気部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気清浄脱臭器を示
す正面斜視図
【図2】本発明の一実施例における空気清浄脱臭器の扉
部を開けた状態を示す背面斜視図
【図3】 本発明の一実施例における空気清浄脱臭器を示
す側断面図
【図4】本発明の一実施例における空気清浄脱臭器の除
塵・殺菌カートリッジを示す要部破断正面斜視図
【図5】本発明の一実施例における空気清浄脱臭器の脱
臭カートリッジを示す要部破断正面斜視図
【符号の説明】 1 空気清浄脱臭器 2 ケーシング 3 外気吸込用開口部 4 吸込口嵌合体 5 清浄脱臭空気吐出用開口部 6 吐出口嵌合体 7 操作制御部 8 移動部 9 運搬用ハンドル 10 扉部 11 外気混合室 12 除塵・殺菌室 13 除塵・殺菌カートリッジ 13a 箱状枠体 13b 上層フィルター部 13c 中層フィルター部 13d 下層フィルター部 14 除塵・殺菌カートリッジサポートフィルター部 15 除塵・殺菌空気混合室 16 脱臭室 17 脱臭カートリッジ 17a 箱状枠体 17b 上面フィルター部 17c 塩基性臭気用脱臭剤包袋部 17d 中性臭気用脱臭剤包袋部 17e 酸性臭気用脱臭剤包袋部 17f 下面フィルター部 18 脱臭カートリッジサポートフィルター部 19 清浄浄化空気混合室 20 送吸気部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、前記ケーシングの周囲の
    一側壁面に形成された外気吸込用開口部と、前記外気吸
    込用開口部に連通された外気混合室と、前記外気混合室
    の下流側に連通された除塵・殺菌室と、前記除塵・殺菌
    室に挿脱自在に配設された除塵・殺菌カートリッジと、
    前記除塵・殺菌室の下流側に連通された除塵・殺菌空気
    混合室と、前記除塵・殺菌空気混合室の下流側に連通さ
    れた脱臭室と、前記脱臭室に挿脱自在に配設された脱臭
    カートリッジと、前記脱臭室の下流側に連通された清浄
    脱臭空気混合室と、前記清浄脱臭空気混合室に連通され
    かつ前記ケーシングの周囲の一側壁面に形成された清浄
    脱臭空気吐出用開口部と、前記清浄脱臭空気混合室と前
    記清浄脱臭空気吐出用開口部との間に配設された送吸気
    部と、前記ケーシングの周囲の一側壁面に形成されかつ
    少なくとも前記除塵・殺菌室及び前記脱臭室に連通され
    たカートリッジ交換用開口部と、前記カートリッジ交換
    用開口部に開閉自在に配設された扉部と、前記ケーシン
    グの周囲の一側壁面に形成された前記送吸気部を制御操
    作する送吸気部制御操作部と、を備えたことを特徴とす
    る空気清浄脱臭器。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングが、前記各室間に形成さ
    れた合成樹脂等からなる網目状のサポートフィルター部
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄脱
    臭器。
  3. 【請求項3】 前記除塵・殺菌カートリッジが、紙製等
    の箱状枠体と、前記箱状枠体の上面開口部及び下面開口
    部にそれぞれ配設された濾過紙,織布,不織布,合繊紙
    等の内いずれか1からなる上層フィルター部及び下層フ
    ィルター部と、前記箱状枠体内に配設された濾過紙,織
    布,不織布,合繊紙等を複数枚積層させたコルゲート状
    の中層フィルター部と、前記上層フィルター部,又は前
    記下層フィルター部,若しくは前記中層フィルター部の
    少なくとも一面に配設された殺菌性を有する金属繊維又
    は付着された金属微粒子等の殺菌部と、を備えたことを
    特徴とする請求項1又は2の内いずれか1に記載の空気
    清浄脱臭器。
  4. 【請求項4】 前記脱臭カートリッジが、紙製等の箱状
    枠体と、前記箱状枠体の上面開口部及び下面開口部にそ
    れぞれ配設された濾過紙,織布,不織布,合繊紙等の内
    いずれか1からなる上面フィルター部及び下面フィルタ
    ー部と、前記箱状枠体内に配設された塩基性臭気用脱臭
    剤,中性臭気用脱臭剤及び酸性臭気用脱臭剤のいずれか
    1以上が各々内包された脱臭剤部からなる中間フィルタ
    ー部と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の内
    いずれか1に記載の空気清浄脱臭器。
  5. 【請求項5】 前記中間フィルター部の前記各脱臭剤部
    が、それぞれ細帯袋状にキルティング加工され、かつ長
    さ方向に互い違いに配設されていることを特徴とする請
    求項1乃至4の内いずれか1に記載の空気清浄脱臭器。
  6. 【請求項6】 前記ケーシングが、前記ケーシングの底
    部に脱着自在又は収納自在に配設されたキャスター等の
    移動部を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の内い
    ずれか1に記載の空気清浄脱臭器。
  7. 【請求項7】 前記ケーシングの周囲の一側壁面に形成
    された運搬用ハンドル及び/又は取手部を備えたことを
    特徴とする請求項1乃至6の内いずれか1に記載の空気
    清浄脱臭器。
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