JPH08108997A - 多段入れ子式ブーム構造の独立および／または同期操作用キャリヤトラック・システム - Google Patents

多段入れ子式ブーム構造の独立および／または同期操作用キャリヤトラック・システム

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JPH08108997A
JPH08108997A JP7249867A JP24986795A JPH08108997A JP H08108997 A JPH08108997 A JP H08108997A JP 7249867 A JP7249867 A JP 7249867A JP 24986795 A JP24986795 A JP 24986795A JP H08108997 A JPH08108997 A JP H08108997A
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carrier
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 三段入れ子式ブーム押し上げ装置あるいは下
段、中段、および上段を有しキャリヤトラック・システ
ムが基本的に一対のケーブル・キャリヤトラックを有す
る三段入れ子式ブームなどの多段入れ子式ブーム構造用
キャリヤトラック・システム。 【解決手段】 可橈性の油圧ホースおよび電気ケーブル
を支持する一対の可橈性トラックは、下段１ａおよび上
段１ｃ内部に配置され、それぞれ中段の内端と下段１ａ
の下端壁の間および中段の内端と上段１ｃの下端壁の間
に接続される。一対の隔てられて縦方向に伸びるチャン
ネルは、下段１ａおよび上段１ｃの内部に配置され、可
橈性のトラックを案内し、固定された油圧および電気用
導管のためのハウジングを構成し、中段の内端上で耐磨
耗パッドのための支持を構成する。入れ子式部の各段の
間には２ロッド式油圧シリンダーが接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明が属する技術分野】 クレーンや架空作業台など
引き伸ばしおよび引き込み可能な入れ子式ブーム構造に
は該入れ子式ブームの遠端に取り付けられた作業ユニッ
トに動力を伝達するために必要な可橈性のホースやケー
ブルを支持するための各種のトラック・システムや案内
部材が提案されている。
【０００２】
【従来の技術】前記のトラック・システムの例として
は、米国特許１９８５年３月２５日付け第４５０６４６
８号、１９８８年１２月６日付け第４７８９１２０号、
および１９８９年３月７日付け第４８０９４７２号に開
示されているものを挙げることができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 前記の特許に開示さ
れているトラック・システムおよび案内部材は、その意
図した目的を達成するためには満足すべきものである
が、その構造および構成から、多段入れ子式ブーム構造
の用途は、ブームの各段が独立に操作されるかあるいは
ブームの各段の操作中にトラックが損傷を受けないよう
に同期して操作される場合に限定されている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 本発明の発明者は、鋭
意研究実験の結果、三段入れ子式ブーム押し上げ装置あ
るいは下段、中段、および上段を有しキャリヤトラック
・システムが基本的に一対のケーブル・キャリヤトラッ
クを有する三段入れ子式ブームなどの多段入れ子式ブー
ム構造用キャリヤトラック・システムを考案した。
【０００５】第一のキャリヤトラックの一端は中段の内
端に接続され、第一のキャリヤトラックの他端は下段の
両端の間で下段の下端壁に接続される。該第一のキャリ
ヤトラックは、自身の上で後ろに曲げられ、反った湾曲
部が前方に向かって該上段に面している。第二のキャリ
ヤトラックの一端は縦方向に伸びて中段の内端に固定さ
れるケーブル支持管の外端に接続されさらに中段の外端
に向かう方向に伸びる。第二のキャリヤトラックの他端
は、上段の内端で下端壁に固定される。第二のキャリヤ
トラックは、自身の上で後ろに曲げられ、反った湾曲部
が後方に向かって下段に面している。入れ子式ブームの
段の間には２ロッド式油圧シリンダーが接続され、それ
によってブームの各段は選択的に独立に操作することも
あるいは互いに同期させて操作することもできる。
【０００６】キャリヤトラックは、ブームのそれぞれの
段の内部に配置され、その中で、下段および上段の下端
隅に配置され互いに隔てられて縦方向に伸びるチャンネ
ルによって案内される。該チャンネルは、一方の縁がブ
ームのそれぞれの段の側壁の内表面に熔接されまた他方
の縁がブームのそれぞれの段の下端壁の内表面に熔接さ
れた直角のアングル部材によって形成される。この構造
によって、チャンネルは四重の機能を果たす。すなわ
ち、下段および上段の側壁を過度の応力による座屈に対
して補強する機能、装置に用いられる油圧ホースおよび
電気ケーブル用のハウジングとなる機能、チャンネルの
間の空間がブームの段の内部でキャリヤトラックを案内
するための槽となる機能、および下段内のチャンネルの
上表面が中段上の下端後部の耐磨耗パッドを支える機能
である。
【０００７】
【発明の実施の形態】 図を詳細に参照しながら、まず
とくに図１および図２を参照して、本発明のキャリヤト
ラック・システムは、米国特許１９９３年１０月５日付
け第５２４９６４３号に開示されている種類の移動架空
作業台に用いられる構成のものであり、下段１ａ、中段
１ｂ、および下段１ｃを有する三段入れ子式ブーム押し
上げ装置１は、下段基部で車両のシャーシ３に枢動自在
に接続される。その一端に取り付けられた作業台５を有
する入れ子式ブーム装置４は、６で押し上げ装置１に枢
動自在に取り付けられる。適当な油圧リフト・シリンダ
ー７、８、および８′は、押し上げ装置１、ブーム装置
４を上下させるためにそれぞれ装置１および４に接続さ
れている。
【０００８】図３および図４からわかるように、ブーム
の段１ａ、１ｂ、および１ｃの間には２ロッド式油圧式
シリンダー９が接続されて作動し、それによって、ブー
ムの各段は、互いに独立にまたは同期した状態で引き伸
ばしあるいは引き込める可能となる。システムに用いら
れる各種油圧ホースおよび電気ケーブルを収納するた
め、またとくにブームの各段の入れ子式移動時にホース
およびケーブルが損傷を受けるのを防ぎスプリング式基
部巻取リールを用いる必要をなくすために、一対の公知
の可橈性キャリヤトラック１０および１１がその内部で
ホースおよびケーブルを支持するために用いられる。第
一のキャリヤトラック１０の一端は１０ａで中段１ｂの
内端に接続され、他端は１０ｂで下段１ａの両端の間で
該下段の下端壁に接続される。該キャリヤトラック１０
は、自身の上で後ろに曲げられ、反った湾曲部１０ｃが
前方に向かって該上段１ｃに面している。
【０００９】第二のキャリヤトラック１１の一端は１１
ａで縦方向に伸びて１２ａで中段１ｂの内端に固定され
るホースおよびケーブル支持管の外端に接続される。該
キャリヤトラック１１の他端は、１１ｂで上段の下端壁
に接続される。該キャリヤトラック１１は、自身の上で
後ろに曲げられ、反った湾曲部１１ｃが後方に向かって
下段１ａに面している。
【００１０】図５および図６からわかるように、各種の
油圧ホースおよび電気ケーブル１３を支持するキャリヤ
トラック１０および１１は、それぞれのブームの段１ａ
および１ｃの段の内部に配置され、その中で下段１ａと
上段１ｃそれぞれの下端隅部に配置され互いに隔てられ
た縦方向に伸びるチャンネル１４および１５によって案
内される。該チャンネルは、一方の縁部が１４ａおよび
１５ａでそれぞれのブームの段の側壁の内表面に熔接さ
れまた他方の縁部が１４ｃおよび１５ｃでそれぞれのブ
ームの段の下端壁の内表面に熔接された直角のアングル
部材によって形成される。
【００１１】チャンネル１４および１５の構造および構
成によって、該チャンネルは四重の機能を果たす。すな
わち、図５に示すように下段１ａおよび上段１ｃの側壁
を過度の応力による座屈に対して補強する機能、図１５
に示すようにキャリヤトラック１０および１１に支持さ
れる油圧ホースおよび電気ケーブル１３に接続される構
成の固定導管１３ａ用のハウジングとなる機能、図５に
示すように該チャンネルの間のそれぞれの空間がブーム
の段１ａおよび１ｃの内部でキャリヤトラック１０およ
び１１を案内するための案内槽１６となる機能、および
図１０に示すようにチャンネル１４の上表面が下段１ａ
の内外で中段１ｂが滑動するのに応じてその上で滑動す
るように中段１ｂ上で下端後部の耐磨耗パッドを支える
機能である。
【００１２】図３および図４は、三段入れ子式ブーム押
し上げ装置１の引き込まれた状態を示すのに対して、図
７および図１８は、該押し上げ装置１および関連するキ
ャリヤトラック１０および１１が引き伸ばされた状態を
示す図である。
【００１３】図１８を参照して、ブームの段１ａ、１
ｂ、１ｃを引き伸ばし引き込めるための２ロッド式油圧
シリンダー９は、その閉じた端部がブラケット１９によ
って上段１ｃ内部に取り付け固定されたシリンダー９ａ
を有する。該シリンダー９ａの対向する端部は、上段１
ｃの後端内部に取り付けられた図１２に示す支持部２１
に枢動自在に接続されたカラー２０を通って伸びる。第
一の管状ロッド９ｂの一端は、シリンダー９ａ内部に滑
動自在に取り付けられ、対向する端部は、中段１ｂの後
端内部の図１０および図１１に示す支持部２３に固定さ
れたカラー２２を通って伸びる。第二の管状ロッド９ｃ
の一端は、管状ロッド９ｂ内部に滑動自在に取り付けら
れ、その他端は、閉じられて２４で下段の内端に枢動自
在に接続される。油圧シリンダー９ａおよび管状ロッド
９ｂおよび９ｃには、油圧用流体を油圧シリンダーまで
供給しそこから排出するための適当な導管２５および取
付け具２６が配設され、それによって、両ロッド９ｂお
よび９ｃは、個々に選択的に独立して引き伸ばすことも
できるし、あるいはブームの各段をそれぞれのぞむだけ
引き伸ばすために同期してまたは比例的に引き伸ばすこ
ともできる。
【００１４】図１３、図１６、および図１７からわかる
ように、チャンネル１５を通って伸びる固定導管の他
に、上段の側壁に添って配置される追加の固定導管１５
ｄがブームの該段内に配設される。
【００１５】以上、本発明のキャリヤトラック・システ
ムを図１ないし図１８に示す三段入れ子式ブーム押し上
げ装置１内で使用するものとして説明したが、該システ
ムは、また、クレーンで用いられる三段入れ子式ブーム
に使用したりあるいは作業台を支持するために使用する
ことも可能である。
【００１６】図１９ないし図３０から明らかなように、
三段入れ子式ブーム２７は、下段２７ａ、中段２７ｂ、
および上段２７ｃからなる。２ロッド式油圧シリンダー
２８は、ブームの各段２７ａ、２７ｂ、および２７ｃの
間に接続されて作動し、それによってブームの各段は、
互いに独立にまたは同期した状態で引き伸ばしあるいは
引き込める可能となる。ブームの各段の入れ子式移動時
に各種の可橈性ホースおよびケーブルが損傷を受けるの
を防ぐため（図２１、図２２、図２４および図２７）、
一対の公知の可橈性キャリヤトラック３０および３１が
ホースおよびケーブルを支持するために用いられる。第
一のキャリヤトラック３０の一端は１０ａで中段２７ｂ
の内端に接続され、他端は３０ｂで下段２７ａの下端壁
に接続される。該キャリヤトラック３０は、自身の上で
後ろに曲げられ、反った湾曲部３０ｃが前方に向かって
該上段２７ｃに面している。
【００１７】第二のキャリヤトラック３１の一端は３１
ａで中段２７ｂの内端に接続され、他端は、３１ｂで上
段２７ｃの下端壁に接続される。該キャリヤトラック３
１は、自身の上で後ろに曲げられ、反った湾曲部３１ｃ
が後方に向かって下段２７ａに面している。図２２は、
キャリヤトラック３０、３１の中段２７ｂの内端への接
続部３０ａ、３１ａを示すが、図から明らかなようにブ
ラケット３２が配設されてキャリヤトラック３０、３１
のそれぞれの端部が該ブラケットに固定されている。該
ブラケット３２は、中段２７ｂ内部に取り付けられるカ
ラー３３と一体でまた該カラーから懸架されており、２
ロッド式油圧シリンダー２８は、該カラーを通って伸び
ている。
【００１８】図１ないし図１８に図示して説明した実施
形態のキャリヤトラック・システムと同様に、このキャ
リヤトラックもそれぞれブームの段２７ａおよび２７ｃ
の内部に配置され、その中で、それぞれ下段２７ａおよ
び上段２７ｃの下端隅部に配置されてほぼその長さだけ
伸びている互いに隔てられて縦方向に伸びるチャンネル
３４および３５によって案内される。該チャンネル３４
および３５は、下段２７ａおよび上段２７ｃの側壁を補
強し、キャリヤトラック３０および３１に支持される可
橈性の油圧ホースおよび電気ケーブル２９に接続される
構成の固定導管２９ａ用のハウジングとなり、該チャン
ネルの間のそれぞれの空間がブームの段２７ａおよび２
７ｃの内部でキャリヤトラック３０および３１を案内す
るための槽３６となり、さらに、図２２に示すようにチ
ャンネル３４の上表面が下段２７ａの上で滑動する下端
後部の耐磨耗パッドを支えている。
【００１９】入れ子式ブームの各段を作動させるための
２ロッド式油圧シリンダー２８は、図１ないし図１８に
図示の実施形態に関連して説明した２ロッド式油圧シリ
ンダー９と同様であり、その閉じた端部が図１９の２８
ｂで上段２７ｃ接続されたシリンダー部２８ａを有す
る。該シリンダー部２８ａは、図１９および図２４に示
すように上段２７ｃの内端に枢動自在に取り付けられた
カラー３８を通って伸びる。第一の管状ロッド２８ｃの
一端は、シリンダー２８ａ内部に滑動自在に取り付けら
れ、対向する端部は、中段２７ｂの後端に枢動自在に接
続された図２２に示すカラー２２を通って伸びる。第二
の管状ロッド２８ｄの一端は、管状ロッド２８ｃ内部に
滑動自在に取り付けられ、その他端は、閉じられて２８
ｅで下段２８ａの内端に接続される。
【００２０】以上の説明から、当業者には、本発明のキ
ャリヤトラック・システムが従来から用いられているキ
ャリヤトラック・システムに比して多段入れ子式ブーム
構造に用いられる可橈性の油圧ホースおよび電気ケーブ
ルを収納でき、ブームの各段を互いに独立にまたは同期
させて引き伸ばしまた引き込めることができる点で改良
されていることが理解されよう。下段および上段に縦方
向に伸びるチャンネルを配設することで固定導管および
ケーブル用のハウジングが得られるばかりでなく、キャ
リヤトラック用の案内槽が補強され、中段上の耐磨耗パ
ッドのための滑動支持面が提供される。
【００２１】本発明明細書に用いた用語および表現は、
あくまで本発明を説明するためのものであって、本発明
を限定するためのものではない。また、それらの用語お
よび表現が図示し説明した特徴またはその一部と等価の
ものを除外することを意図したものではなく、特許請求
した本発明の範囲内でさまざまな修正が可能であること
は理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図１】 三段入れ子式ブーム押し上げ装置を有する連
接ブーム式移動架空作業台の引き込められた位置の側立
面図であり、本発明にもとづくキャリヤトラック・シス
テムを破線で示す。
【図２】 異なる立ち上げ作業位置での移動架空作業台
と引き伸ばした位置での三段入れ子式ブームを示す側立
面図である。
【図３】 引き込められた位置での三段入れ子式ブーム
押し上げ装置の拡大側立面図である。
【図４】 図３の引き込められた三段入れ子式ブーム押
し上げ装置拡大縦断面図で、図の二つの部分はＸ−Ｘ線
で縦方向に突き合わされるもので、入れ子式構造が引き
込められた状態でのキャリヤトラック・システムを示
し、また縦方向に伸びる導管およびキャリヤトラック案
内部材の立面図を示す図である。
【図５】 図３のほぼ３−３線に添って切った拡大断面
図で、とくにキャリヤトラック部材およびキャリヤトラ
ックおよび油圧ならびに電気導管用の内部の縦方向に伸
びる案内部材を示す図である。
【図６】 図３のほぼ６−６線に添って切った拡大断面
図である。
【図７】 三段入れ子式ブーム押し上げ装置の側立面図
で、引き伸ばされた状態のキャリヤトラック・システム
を破線で示し、また図の二つの部分はＹ−Ｙ線で縦方向
に突き合わされるものである。
【図８】 図７のほぼ８−８線に添って切った拡大断面
図である。
【図９】 図７のほぼ９−９線に添って切った拡大断面
図である。
【図１０】 図７のほぼ１０−１０線に添って切った拡
大断面図で、とくに縦方向に伸びる導管およびキャリヤ
トラック案内部材の上表面と滑動接触するブームの中段
の下端後部の耐磨耗パッドを示す図である。
【図１１】 図７のほぼ１１−１１線に添って切った拡
大断面図である。
【図１２】 図７のほぼ１２−１２線に添って切った拡
大断面図である。
【図１３】 図７のほぼ１３−１３線に添って切った拡
大断面図である。
【図１４】 図７のほぼ１４−１４線に添って切った拡
大断面図である。
【図１５】 図４のほぼ１５−１５線に添って切った拡
大断面図で、図の二つの部分はＺ−Ｚ線で縦方向に突き
合わされるもので、入れ子式構造の下段の内部下端部内
に互いに間隔を置いて配置された縦方向に伸びる導管と
キャリヤトラック案内部材を示し、また該案内部材を通
り接続のためにキャリヤトラック部材を通って伸びる可
橈性の導管近くまで伸びる導管を示す図である。ただ
し、可橈性の導管は、図を単純で分かりやすくするため
に省略してある。
【図１６】 図１３のほぼ１６−１６線に添って切った
縮小縦断面図で、上段の導管案内部材を通って伸びまた
該上段の内部側壁上に取り付けられた油圧および電気導
管を示す図である。
【図１７】 図１６と同様な縦断面図であるが、図１３
のほぼ１７−１７線に添って切った図であり、上段の反
対側の内部側壁を示す図である。
【図１８】 引き伸ばされた状態の三段入れ子式ブーム
押し上げ構造の縦断面図であり、図は図７より拡大して
示されており、また図の三つの部分はそれぞれＢ−Ｂ線
およびＷ−Ｗ線で縦方向に突き合わされるものである。
【図１９】 本発明の第一の実施形態のように入れ子式
押し上げ装置として用いられるのではなく架空作業台を
支持するために用いられる三段入れ子式ブームの側立面
図であり、またこの種ブームの中のキャリヤトラック・
システムのバリエーションを示すもので、本発明の多様
な適応性を示す図である。また図の三つの部分はそれぞ
れＴ−Ｔ線およびＵ−Ｕ線で縦方向に突き合わされるも
のである。
【図２０】 図１９のほぼ２０−２０線に添って切った
拡大断面図である。
【図２１】 図１９のほぼ２１−２１線に添って切った
拡大断面図である。
【図２２】 図１９のほぼ２２−２２線に添って切った
拡大断面図であり、とくにキャリヤトラックのブーム中
段への接続を示す図である。
【図２３】 図１９のほぼ２３−２３線に添って切った
拡大断面図である。
【図２４】 図１９のほぼ２４−２４線に添って切った
拡大断面図である。
【図２５】 図１９のほぼ２５−２５線に添って切った
拡大断面図である。
【図２６】 図１９の三段入れ子式ブームの引き込めら
れた位置での拡大側立面図であり、図の二つの部分はＳ
−Ｓ線で縦方向に突き合わされるものであり、またブー
ムが引き込められた状態でのキャリヤトラック・システ
ムを破線で示す図である。
【図２７】 図２６のほぼ２７−２７線に添って切った
拡大断面図である。
【図２８】 図２６のほぼ２８−２８線に添って切った
拡大断面図である。
【図２９】 図２６の入れ子式ブームの縦断面図であ
り、図の二つの部分はＲ−Ｒ線で縦方向に突き合わされ
るものである。
【図３０】 図１９の入れ子式ブームの引き伸ばされた
位置での縦断面図であり、図の三つの部分はそれぞれＰ
−Ｐ線およびＱ−Ｑ線で縦方向に突き合わされるもので
ある。
【符号の説明】
１ 押上げ装置 １ａ ブーム下段 １ｂ ブーム中段 １ｃ ブーム上段 ２ 部分 ３ シャーシ ４ 入れ子式ブーム装置 ５ 移動架空作業台 ６ 部分 ７ 油圧式リフトシリンダー ８ 油圧式リフトシリンダー ８′ 油圧式リフトシリンダー ９ ２ロッド式油圧シリンダー ９ａ シリンダー ９ｂ 第一の管状ロッド １０ 第一のキャリヤトラック １０ａ第一のキャリヤトラック端部 １０ｂ第一のキャリヤトラック端部 １０ｃ湾曲部 １１ 第二のキャリヤトラック １１ａ第二のキャリヤトラック端部 １１ｂ第二のキャリヤトラック端部 １１ｃ湾曲部 １２ ケーブル支持管 １２ａキャリヤトラック端部 １３ 電気ケーブル １３ａ固定電気導管 １４ チャンネル １４ａ部分 １４ｂ部分 １４ｃ部分 １５ チャンネル １５ａ部分 １５ｂ部分 １５ｃ部分 １５ｄ固定導管 １６ 空間 １７ 耐磨耗パッド １９ ブラケット ２０ カラー ２１ 支持部 ２２ 懸架式ブラケット ２３ 懸架式ブラケット ２４ 部分 ２５ 導管 ２６ 取付け具 ２７ 三段入れ式ブーム ２７ａブーム下段 ２７ｂブーム中段 ２７ｃブーム上段 ２８ ２ロッド式油圧シリンダー ２８ａシリンダー部 ２８ｂ２ロッド ２８ｃ第一の管状ロッド ２８ｄ第二の管状ロッド ２８ｅロッド端 ２９ 電気ケーブル ２９ａ固定導管 ３０ 第一のキャリヤトラック ３０ａ第一のキャリヤトラック端部 ３０ｂ第一のキャリヤトラック端部 ３０ｃ湾曲部 ３１ 第二のキャリヤトラック ３１ａ第二のキャリヤトラック端部 ３１ｂ第二のキャリヤトラック端部 ３１ｃ湾曲部 ３２ ブラケット ３３ カラー ３４ チャンネル ３５ チャンネル ３６ 空間／槽 ３７ 耐磨耗パッド ３８ カラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６６Ｆ 11/04 // Ｂ６６Ｃ 13/12 Ａ 23/687 23/697

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 下段（１ａ、２７ａ）、中段（１ｂ、２
    ７ｂ）、および上段（１ｃ、２７ｃ）を含む多段ブーム
    構造用キャリヤトラック・システムにおいて、ブームの
    各段は、互いに独立にまたは同期して選択的に作動可能
    であり、前記キャリヤトラック・システムは、第一のキ
    ャリヤトラック（１０、３０）および第二のキャリヤト
    ラック（１１、３１）を有し、前記第一のキャリヤトラ
    ック（１０、３０）の一端は（１０ａ、３０ａ）で中段
    （１ｂ、２７ｂ）の内端に接続され、前記第一のキャリ
    ヤトラック（１０、３０）の他端（１０ｂ、３０ｂ）は
    下段（１ａ、２７ａ）の下端壁に接続され、前記第一の
    キャリヤトラック（１０、３０）は、自身の上で後ろに
    曲げられ、前方に向かって該上段（１ｃ、２７ｃ）に面
    した湾曲部（１０ｃ、３０ｃ）が形成され、前記第二の
    キャリヤトラック（１１、３１）の一端は（１１ａ、１
    ２ａ、３１ａ）は中段（１ｂ、２７ｂ）の内端に接続さ
    れ、前記第二のキャリヤトラック（１１、３１）の他端
    （１１ｂ、３１ｂ）はその内端で上段（１ｃ、２７ｃ）
    の下端壁に接続され、該第二のキャリヤトラック（１
    １、３１）は、自身の上で後ろに曲げられ、後方に向か
    って下段（１ａ、２７ａ）に面した湾曲部（１１ｃ、３
    １ｃ）が形成され、可橈性の油圧ホースおよび電気ケー
    ブル（１３、２９）が前記第一の（１０、３０）および
    第二の（１１、３１）キャリヤトラック上に支持され、
    また、油圧シリンダー（９、２８）がブームの各段を互
    いに独立にまたは同期させて選択的に引き伸ばし引き込
    めるために下段（１ａ、２７ａ）、中段（１ｂ、２７
    ｂ）、および上段（１ｃ、２７ｃ）の間に接続され、そ
    れによって第一（１０、３０）および第二（１１、３
    １）のキャリヤトラックは、ブームの各段の入れ子式移
    動の間該可橈性の油圧ホースおよび電気ケーブル（１
    ３、２９）の動きを調整し、それによって該ホースおよ
    びケーブルの損傷を防ぐ構成のキャリヤトラック・シス
    テム。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載のキャリヤトラック・シ
    ステムにおいて、下段（１ａ、２７ａ）の断面が多角形
    であり、一対の隔てられたチャンネル（１４、３４）が
    下段（１ａ、２７ａ）の下端隅部に取り付けられ、固定
    油圧ホースおよび固定電気導管（１３ａ、２９ａ）が前
    記チャンネル（１４、３４）内に配置され、該第一のキ
    ャリヤトラック（１０、３０）は前記チャンネル（１
    ４、３４）の間の空間（１６、３６）内に配置され、そ
    れによって該チャンネルが第一のキャリヤトラック（１
    ０、３０）のための案内となるキャリヤトラック・シス
    テム。
  3. 【請求項３】 請求項２に記載のキャリヤトラック・シ
    ステムにおいて、該チャンネル（１４、３４）は前記下
    段（１ａ、２７ａ）の下端壁および側壁に接続固定さ
    れ、それによって該下段の側壁が過度の応力による座屈
    に対して補強されるキャリヤトラック・システム。
  4. 【請求項４】 請求項２に記載のキャリヤトラック・シ
    ステムにおいて、中段（１ｂ、２７ｂ）の内端でその下
    端壁上に耐磨耗パッド（１７、３７）が取り付けられ、
    前記チャンネル（１４、３４）は上表面を有し、また前
    記耐磨耗パッド（１７、３７）は前記チャンネル（１
    ４、３４）の上表面上に滑動自在に取り付けられるキャ
    リヤトラック・システム。
  5. 【請求項５】 請求項１に記載のキャリヤトラック・シ
    ステムにおいて、上段（１ｃ、２７ｃ）の断面が多角形
    であり、一対の隔てられたチャンネル（１５、３５）が
    上段（１ｃ、２７ｃ）の下端隅部に取り付けられ、固定
    油圧ホースおよび固定電気導管（１３ａ、２９ａ）が前
    記チャンネル（１５、３５）内に配置され、該第二のキ
    ャリヤトラック（１１、３１）は前記チャンネル（１
    ５、３５）の間の空間（１６、３６）内に配置され、そ
    れによって該チャンネルが第二のキャリヤトラック（１
    １、３１）のための案内となるキャリヤトラック・シス
    テム。
  6. 【請求項６】 請求項５に記載のキャリヤトラック・シ
    ステムにおいて、該チャンネル（１５、３５）は前記上
    段（１ｃ、２７ｃ）の下端壁および側壁に接続固定さ
    れ、それによって該上段の側壁が過度の応力による座屈
    に対して補強されるキャリヤトラック・システム。
  7. 【請求項７】 請求項１に記載のキャリヤトラック・シ
    ステムにおいて、中段（１ｂ）内部に縦方向に伸びるケ
    ーブル支持管（１２）が配置され、前記管（１２）の一
    端（１２ａ）は前記中段（１ｂ）の内端に接続固定さ
    れ、前記第二のキャリヤトラック（１１）の前記一端
    （１１ａ）は前記管（１２）の対向する端部に接続され
    るキャリヤトラック・システム。
  8. 【請求項８】 請求項１に記載のキャリヤトラック・シ
    ステムにおいて、該油圧シリンダー（９、２８）は、そ
    のシリンダー（９ａ、２８ａ）が前記上段（１ｃ、２７
    ｃ）内に取り付けられたに２ロッド式シリンダー、前記
    シリンダー（９ａ、２８ａ）内に滑動自在に取り付けら
    れて中段（１ｂ、２７ｂ）を通って伸びる第一の管状ロ
    ッド（９ｂ、２８ｃ）、および前記第一の管状ロッド
    （９ｂ、２８ｃ）内に滑動自在に取り付けられて前記下
    段（１ａ、２７ａ）内に伸びる第二の管状ロッド（９
    ｃ、２８ｄ）を有し、前記第二の管状ロッド（９ｃ、２
    ８ｄ）は該下段（１ａ、２７ａ）に接続されるキャリヤ
    トラック・システム。
  9. 【請求項９】 請求項８に記載のキャリヤトラック・シ
    ステムにおいて、前記中段（１ｂ、２７ｂ）内部にはカ
    ラー（２２、２３、３３）が取り付けられ、前記第一の
    管状ロッド（９ｂ、２８ｃ）は前記カラー（２２、２
    ３、３３）を通って伸び、前記カラー（２２、２３、３
    ３）には懸架式ブラケット（３２）が固定され、前記第
    一のキャリヤトラック（１０、３０）の前記一端（１０
    ａ、３０ａ）は前記ブラケット（３２）に接続され、前
    記第二のキャリヤトラック（１１、３１）の前記一端
    （１１ａ、３１ａ）は前記ブラケット（３２）に接続さ
    れるキャリヤトラック・システム。
  10. 【請求項１０】 請求項１に記載のキャリヤトラック・
    システムにおいて、該多段ブーム構造は移動架空作業台
    （５）を支持する押し上げ装置（１）を有するキャリヤ
    トラック・システム。
  11. 【請求項１１】 請求項１に記載のキャリヤトラック・
    システムにおいて、該多段ブーム構造はクレーンとして
    用いられる三段入れ子式ブームを有するキャリヤトラッ
    ク・システム。
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