JPH08107406A - クロック信号切替回路 - Google Patents

クロック信号切替回路

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JPH08107406A
JPH08107406A JP24280494A JP24280494A JPH08107406A JP H08107406 A JPH08107406 A JP H08107406A JP 24280494 A JP24280494 A JP 24280494A JP 24280494 A JP24280494 A JP 24280494A JP H08107406 A JPH08107406 A JP H08107406A
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signal
clock
clock signal
flip
selector
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JP24280494A
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Eigo Kawahara
英剛 河原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals

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  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のクロック信号を選択的に切替えて出力
するクロック信号切替回路に関し、クロック信号の切替
時点のハザードの発生を防止する。 【構成】 セレクタ1とセレクタ制御部2とからなり、
クロック信号発生部からのクロック信号CK1〜CKn
をインバータ4−1〜4−nを介してクロック端子C
に、選択信号SL1〜SLnをデータ端子Dにそれぞれ
加える第1のフリップフロップF11〜Fn1と、各第
1のフリップフロップF11〜Fn1の出力信号をデー
タ端子Dに、クロック信号CK1〜CKnをインバータ
4−1〜4−nを介してクロック端子Cにそれぞれ加え
る第2のフリップフロップF12〜Fn2と、第1,第
2のフリップフロップF11〜Fn1,F12〜Fn2
のQ端子出力信号をアンド回路3−1〜3−nに加え、
その出力信号をセレクタ1に加える選択信号S1〜Sn
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のクロック信号発
生部からのクロック信号を選択して出力するクロック切
替回路に関する。各種の装置の信頼性を向上させる為に
二重化構成が採用されている。又一重化構成或いは二重
化構成に於いて、各部の動作を同期的に行わせる為のク
ロック信号が必要であり、クロック信号断により動作が
停止することになる。そこで、一方のクロック信号が断
となると、他方のクロック信号に切替えて、動作を継続
できるようにした構成が知られている。クロック信号発
生部の保守,点検時にクロック信号を切替える場合もあ
る。このようなクロック信号の切替えを安定に行わせる
ことが要望されている。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例の説明図であり、31はセ
レクタ、32−1〜32−nはクロック信号発生部、3
3−1〜33−nはアンド回路、34はオア回路、CK
1〜CKnはクロック信号、SL1〜SLnは選択信
号、CLKは選択出力されたクロック信号である。
【0003】複数のクロック信号発生部32−1〜32
−nからのクロック信号CK1〜CKnがセレクタ31
に加えられ、その中の一つが、図示を省略した選択処理
部等からの選択信号SL1〜SLnによって選択され
て、図示を省略した装置にクロック信号CLKとして供
給され、この装置はデューティ50%のクロック信号C
LKに従ってデータ処理を行うものである。又複数のク
ロック信号発生部32−1〜32−nは、それぞれ独立
的に設けられる場合や、図示を省略した上位装置に於け
るクロック信号の発生源とする場合がある。
【0004】選択信号SL1〜SLnは、何れか一つが
“1”で、他は“0”となるように制御される。例え
ば、選択信号SL2が“1”で、他の選択信号が“0”
であると、クロック信号発生部32−2からのクロック
信号CK2が、アンド回路33−2からオア回路34を
介して選択出力され、図示を省略した装置は、このクロ
ック信号CLKを基にデータ処理を行うことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】複数のクロック信号発
生部32−1〜32−nからのクロック信号CK1〜C
Knは、相互に位相同期化されていない場合が一般的で
あり、例えば、図6のCK1,CK2に示すように、位
相がずれているクロック信号CK1,CK2を、選択信
号SL1,SL2によって切替える場合、クロック信号
CK1がハイレベルの時点で選択信号SL1が“1”か
ら“0”となり、選択信号SL2が“0”から“1”と
なった時、セレクタ31のオア回路34から出力される
クロック信号CLKには、ハザードと称されるデューテ
ィ50%以下のパルス幅の狭いクロックパルスが含まれ
ることになる。
【0006】このようなハザードは、クロック信号CK
1,CK2が位相同期化されている場合でも、選択信号
SL1,SL2が非同期で加えられる場合に発生する可
能性が大きく、又選択信号SL1,SL2がクロック信
号CK1,CK2に同期して加えられる場合でも、アン
ド回路33−1〜33−nの動作遅延時間のばらつき等
によってハザードが発生する場合がある。
【0007】このようなクロック信号の切替えによるハ
ザードによって、クロック信号CLKが加えられる図示
を省略した装置のフリップフロップやラッチ回路の誤動
作を生じさせることになり、最悪の場合は、発振状態を
誘発して正常動作に復帰でないことがある。その為に、
クロック信号CLKを供給される装置に、ハザードの発
生を許容し、自己復帰機能を設けることも可能である
が、回路設計上の制約が生じると共に、回路規模が大き
くなる問題がある。本発明は、クロック信号切替時に於
けるハザードの発生を簡単な構成によって防止すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック信号切
替回路は、複数のクロック信号発生部からのクロック信
号CK1〜CKnを選択信号によって切替えて出力する
セレクタ1を含むクロック信号切替回路に於いて、クロ
ック信号CK1〜CKnの切替時点に於ける選択信号
に、2クロック信号分に相当するヒステリシスを与えて
セレクタ1に加えるセレクタ制御部2を設けたものであ
る。
【0009】又セレクタ制御部2は、クロック信号発生
部からのクロック信号CK1〜CKnをクロック端子C
に、選択信号SL1〜SLnをデータ端子Dにそれぞれ
加える第1のフリップフロップF11〜Fn1と、この
第1のフリップフロップF11〜Fn1の出力信号をデ
ータ端子Dに、クロック信号CK1〜CKnをクロック
端子Cにそれぞれ加える第2のフリップフロップF12
〜Fn2と、第1及び第2のフリップフロップの出力信
号の論理積出力をセレクタ1に加える選択信号とする構
成を備えることができる。
【0010】又複数のクロック信号発生部からのクロッ
ク信号CK1〜CKnをそれぞれクロック端子に、クロ
ック信号CK1〜CKnに比較して低速のタイミング信
号をリセット端子に、ハイレベル信号をデータ端子にそ
れぞれ加える第1のフリップフロップと、この第1のフ
リップフロップの出力信号をデータ端子に、タイミング
信号をクロック端子にそれぞれ加える第2のフリップフ
ロップと、第2のフリップフロップの出力信号がローレ
ベルの時に前記クロック信号発生部からのクロック信号
をそのまま出力し、ハイレベルの時にクロック信号をロ
ーレベルに固定して出力するクロック断時ローレベル固
定回路を、セレクタ制御部2の前段に設けることができ
る。
【0011】
【作用】選択信号SL1〜SLnをセレクタ制御部2を
介してセレクタ1に加える構成とし、セレクタ制御部2
に於いて、クロック信号CK1〜CKnの切替時点の選
択信号SL1〜SLnを、2クロック信号分に相当する
ヒステリシスを与える。即ち、クロック信号をオフとす
る為の選択信号に対して、オンとする為の選択信号を2
クロック信号分遅延させる状態のヒステリシスを与えて
セレクタ1に加える。従って、セレクタ1からは、或る
クロック信号をオフとした後、他のクロック信号を直ち
にオンとすることなく、2クロック信号分以下の時間を
おいてオンとするものである。
【0012】又セレクタ制御部2を第1,第2のフリッ
プフロップF11〜Fn1,F12〜Fn2とアンド回
路とにより構成し、クロック信号をオフとする選択信号
は、そのクロック信号の立下りに同期してオフとするよ
うにセレクタ1に加え、又クロック信号をオンとする選
択信号は、その2クロック信号分遅延させてオンとする
ようにセレクタ1に加える。従って、切替えるクロック
信号の位相がずれていても、ハザードが発生することな
く、セレクタ1によりクロック信号を切替えることがで
きる。
【0013】又第1,第2のフリップフロップFA1〜
FAn,FB1〜FBnを含むクロック断時ローレベル
固定回路は、第1のフリップフロップFA1〜FAnに
よりクロック信号CK1〜CKnの断を検出し、タイミ
ング信号Tによってリセットし、この第1のフリップフ
ロップFA1〜FAnのリセット出力信号を、タイミン
グ信号Tによって第2のフリップフロップFB1〜FB
nにラッチし、クロック信号CK1〜CKnがハイレベ
ル固定の断状態の場合でも、クロック信号CK1〜CK
nをローレベル固定として、セレクタ制御部2を介して
セレクタ1に入力する。又クロック信号CK1〜CKn
が正常ならばそのままセレクタ制御部2を介してセレク
タ1に入力する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の説明図であり、1
はセレクタ、2はセレクタ制御部、3−1〜3−nはア
ンド回路、4−1〜4−nはインバータ、5−1〜5−
nはアンド回路、6はオア回路、CK1〜CKnはクロ
ック信号、SL1〜SLnは選択信号、F11〜Fn1
は第1のフリップフロップ、F12〜Fn2は第2のフ
リップフロップ、CLKはクロック信号、S1〜Snは
セレクタ1に加えられる選択信号である。
【0015】図示を省略した複数のクロック信号発生部
からのクロック信号CK1〜CKnは、セレクタ1のア
ンド回路5−1〜5−nに加えられると共に、インバー
タ4−1〜4−nを介してフリップフロップF11〜F
n1,F12〜Fn2のクロック端子Cに加えられる。
又選択信号SL1〜SLnは、第1のフリップフロップ
F11〜Fn1のデータ端子Dに加えられる。
【0016】又第1のフリップフロップF11〜Fn1
のQ端子の出力信号は第2のフリップフロップF12〜
Fn2のデータ端子Dに加えられると共に、アンド回路
3−1〜3−nに第2のフリップフロップF12〜Fn
2のQ端子の出力信号と共に加えられ、アンド回路3−
1〜3−nの出力信号S1〜Snがセレクタ1のアンド
回路5−1〜5−nに選択信号として加えられる。又セ
レクタ1は、従来例と同様に、アンド回路5−1〜5−
nとオア回路6とによって構成されている。
【0017】従って、選択信号SL1〜SLnが“0”
となると、対応するクロック信号CK1〜CKnによっ
て第1のフリップフロップF11〜Fn1がリセットさ
れるから、セレクタ1に加えられる選択信号S1〜Sn
は“0”となる。又選択信号SL1〜SLnが“1”と
なると、対応するクロック信号CK1〜CKnによって
第1のフリップフロップF11〜Fn1がセットされ、
次のクロック信号CK1〜CKnによって第2のフリッ
プフロップF12〜Fn2がセットされ、その時点でセ
レクタ1に加えられる選択信号S1〜Snが“1”とな
る。
【0018】即ち、クロック信号をオフとする選択信号
は、そのクロック信号に同期した選択信号としてセレク
タ1に加えられ、又クロック信号をオンとする選択信号
は、そのクロック信号に同期し、2クロック信号分遅延
した選択信号としてセレクタ1に加えられる。この場
合、オフとするクロック信号とオンとするクロック信号
との位相が大きくずれていても、オンとするクロック信
号の2クロック信号分の遅延によって、セレクタ1に
は、ヒステリシスを与えた選択信号が入力され、クロッ
ク信号の切替時のハザードの発生を防止することができ
る。又クロック信号の切替時に、2クロック信号分以上
の休止期間を挿入することも考えられるが、後段の回路
装置に対しては、クロック信号の休止期間が短い程良い
ことになり、前述のように、2クロック信号以下の休止
期間とし、且つハザードの発生を防止することにより、
後段の回路装置に対して安定にクロック信号を切替えて
供給することができる。
【0019】図2は本発明の一実施例の動作説明図であ
り、クロック信号CK1,CK2の切替えについて示
し、図1と同一符号は同一の信号の一例を示す。クロッ
ク信号CK1,CK2と非同期の選択信号SL1が
“1”から“0”となり、同時に選択信号SL2が
“0”から“1”となって、クロック信号CK1からク
ロック信号CK2に切替える場合、クロック信号CK1
の立下り(インバータ4−1により反転されたクロック
信号の立上り)のタイミングで第1のフリップフロップ
F11のQ端子の出力信号は“0”となる。従って、ア
ンド回路3−1からセレクタ1のアンド回路5−1に加
えられる選択信号S1は“0”となる。それによって、
クロック信号CK1はオフとなる。
【0020】又クロック信号CK2の立下り(インバー
タ4−2により反転されたクロック信号の立上り)のタ
イミングで第1のフリップフロップF21のQ端子の出
力信号は“1”となり、この“1”の出力信号が第2の
フリップフロップF22のデータ端子Dに加えられるか
ら、次のクロック信号CK2の立下り(インバータ4−
2により反転されたクロック信号の立上り)のタイミン
グで第2のフリップフロップF22のQ端子の出力信号
は“1”となる。従って、アンド回路3−2からセレク
タ1のアンド回路5−2に加えられる選択信号S2は
“1”となる。それによって、クロック信号CK2はオ
ンとなる。
【0021】即ち、選択信号SL1,SL2に対して、
セレクタ制御部2は、クロック信号をオフとする選択信
号SL1に対してはクロック信号CK1に同期した選択
信号S1としてセレクタ1に加え、クロック信号をオン
とする選択信号SL2に対してクロック信号CK2に同
期し且つ2クロック信号分に相当するヒステリシスを与
えた選択信号S2としてセレクタ1に加えるものであ
る。それによって、クロック信号CK1,CK2の位相
が360°近くずれている場合でも、クロック信号CK
1,CK2の切替えによるハザードの発生を確実に防止
できる。又他のクロック信号CK3〜CKnの切替えに
ついても前述と同様な動作によって、ハザードの発生を
防止することができる。
【0022】図3は本発明の他の実施例の説明図であ
り、1,2は前述のセレクタ及びセレクタ制御部であ
る。又11−1〜11−nはインヒビット回路、12−
1〜12−nはバッファ、13−1〜13−nはインバ
ータ、FA1〜FAnは第1のフリップフロップ、FB
1〜FBnは第2のフリップフロップ、Tはタイミング
信号、CK1〜CKnは図示を省略したクロック信号発
生部からのクロック信号、SL1〜SLnは選択信号、
CLKはセレクタ1からのクロック信号である。
【0023】クロック信号発生部の障害によってクロッ
ク信号が断となる場合は、通常はローレベル(“0”)
連続の状態となるものであるが、クロック信号発生部の
出力側の素子の障害によっては、ハイレベル(“1”)
固定となる場合がある。このように、クロック信号CK
1〜CKnがハイレベル固定で断状態となると、セレク
タ制御部2の第1,第2のフリップフロップF11〜F
n1,F12〜Fn2は、選択信号SL1〜SLnの
“1”,“0”に拘らず前の状態を維持することにな
る。従って、クロック信号CLKとして選択出力中のク
ロック信号がハイレベル固定で断状態となると、セレク
タ1からのハイレベル固定のクロック信号CLKが出力
されることになる。クロック断時ローレベル固定回路
は、このような問題を解決する為のもので、クロック信
号がハイレベル固定の断状態を検出した時に、ローレベ
ル固定とするものである。
【0024】クロック信号CK1〜CKnは、インヒビ
ット回路11−1〜11−nからセレクタ制御部2を介
してセレクタ1に加えられる。又タイミング信号Tはバ
ッファ12−1〜12−nを介して第1のフリップフロ
ップFA1〜FAnのリセット端子Rに加えられ、イン
バータ13−1〜13−nを介して第2のフリップフロ
ップFB1〜FBnのクロック端子Cに加えられる。こ
のタイミング信号Tは、クロック信号CK1〜CKnに
比較して低速度のものである。又第1のフリップフロッ
プFA1〜FAnのデータ端子DにハイレベルH
(“1”)が加えられ、クロック端子Cにクロック信号
CK1〜CKnが加えられる。
【0025】第1のフリップフロップFA1〜FAnの
*Q端子(リセット出力端子)出力信号が第2のフリッ
プフロップFB1〜FBnのデータ端子Dに加えられ、
この*Q端子出力信号が“1”の時に、インバータ13
−1〜13−nを介したタイミング信号TによってQ端
子(セット出力端子)出力信号が“1”となり、インヒ
ビット回路11−1〜11−nへの禁止入力となり、ク
ロック信号CK1〜CKnをローレベル(“0”)固定
として出力する。即ち、クロック信号CK1〜CKnが
ハイレベル固定の断状態の時に、ローレベル固定として
出力することができる。
【0026】又クロック信号CK1〜CKnが正常であ
ると、第1のフリップフロップFA1〜FAnはタイミ
ング信号Tによってリセットされるが、次のクロック信
号CK1〜CKnによってセットされ、第2のフリップ
フロップFB1〜FBnはリセット状態を継続し、その
Q端子出力信号は“0”となる。従って、インヒビット
回路11−1〜11−nを介してクロック信号CK1〜
CKnがそのまま出力される。インヒビット回路11−
1〜11−nの出力のクロック信号は、セレクタ制御部
2を介してセレクタ1に加えられる。
【0027】図4は本発明の他の実施例の動作説明図で
あり、図3に於けるクロック信号CK1,CK2につい
て、クロック信号CK2がハイレベル固定の断状態とな
った場合を示す。タイミング信号Tは、クロック信号C
K1,CK2に比較して低速度のものであり、クロック
信号CK1,CK2の周期の数10倍乃至数千倍の周期
とすることができる。即ち、クロック信号CK1,CK
2の断検出に要する時間を基にタイミング信号Tの周期
を設定することができる。
【0028】正常なクロック信号CK1の場合、第1の
フリップフロップFA1はタイミング信号Tによってリ
セットされるが、次のクロック信号CK1によってセッ
トされ、*Q端子出力信号は“0”となる。そして、イ
ンバータ13−1を介した次のタイミング信号Tがクロ
ック端子Cに加えられる第2のフリップフロップFB1
のQ端子出力信号は“0”となり、この状態が継続され
る。従って、インヒビット回路11−1の出力信号b
は、図4のbに示すように、クロック信号CK1がその
まま出力されることになり、このクロック信号CK1が
セレクタ制御部2を介してセレクタ1に加えられる。
【0029】又クロック信号CK2が正常な場合は、前
述のクロック信号CK1と同様に、インヒビット回路1
1−2からそのまま出力され、セレクタ制御部2を介し
てセレクタ1に加えられるが、例えば、ハイレベル
(“1”)固定の断状態となった場合、第1のフリップ
フロップFA2がタイミング信号Tによってリセットさ
れた後、そのクロック端子Cにはクロック信号CK1が
加えられないことになり、*Q端子出力信号は“1”を
継続することになる。
【0030】従って、次のタイミング信号Tがインバー
タ13−2を介して第2のフリップフロップFB2のク
ロック端子Cに加えられると、第2のフリップフロップ
FB2のQ端子出力信号aは、図4のaに示すように
“1”となる。それによって、インヒビット回路11−
2の出力信号cは、図4のcに示すように、正常なクロ
ック信号CK2を示す状態から、ハイレベル固定の断状
態となり、次にローレベル固定となる。即ち、ハイレベ
ル固定の断状態となっても、タイミング信号Tの1周期
後にはローレベル固定の信号として出力される。それに
よって、セレクタ制御部2からセレクタ1に加える選択
信号S2を“0”として、ハイレベル固定のクロック信
号が連続して出力されることを阻止できる。
【0031】本発明は、前述の実施例にのみ限定される
ものではなく、種々付加変更することができるものであ
り、例えば、アンド回路やオア回路は、論理レベルに対
応して他のゲート回路構成とすることも可能である。又
必要に応じて、クロック信号のレベル補正回路等を付加
することも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクロック
信号切替回路は、クロック信号CK1〜CKnを選択信
号SL1〜SLnによって切替えて出力するセレクタ1
と、クロック信号の切替時点に於ける選択信号に、2ク
ロック信号分に相当するヒステリシスを与えるセレクタ
制御部2とを備えたものであり、クロック信号CK1〜
CKnに非同期で選択信号SL1〜SLnが加えられて
も、クロック信号をオフする為の選択信号に対してオン
する為の選択信号を2クロック信号分遅延させた状態の
選択信号としてセレクタ1に加えることにより、セレク
タ1から切替出力されるクロック信号CLKにハザード
が含まれないようにできる利点がある。
【0033】又第1,第2のフリップフロップF11〜
Fn1,F12〜Fn2によりセレクタ制御部2を構成
したことにより、クロック信号をオフとする選択信号を
そのクロック信号に同期して直ちにオフとするようにセ
レクタ1に加え、又クロック信号をオンとする選択信号
をそのクロック信号に同期し且つ2クロック信号分遅延
させてセレクタ1に加えるから、セレクタ1によるクロ
ック信号の切替時点のハザードの発生を簡単な構成によ
り確実に防止できる利点がある。
【0034】又第1,第2のフリップフロップFA1〜
FAn,FB1〜FBnからなるクロック断時ローレベ
ル固定回路をセレクタ制御部2の前段に設けたことによ
り、クロック信号CK1〜CKnがハイレベル固定で断
状態となった場合に、所定期間後にローレベル固定とす
ることができるから、後段の回路装置への悪影響を除く
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明図である。
【図2】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の動作説明図である。
【図5】従来例の説明図である。
【図6】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】 1 セレクタ 2 セレクタ制御部 3−1〜3−n,5−1〜5−n アンド回路 4−1〜4−n インバータ 6 オア回路 F11〜Fn1 第1のフリップフロップ F12〜Fn2 第2のフリップフロップ CK1〜CKn クロック信号 SL1〜SLn 選択信号 CLK クロック信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクロック信号発生部からのクロッ
    ク信号を選択信号によって切替えて出力するセレクタを
    含むクロック信号切替回路に於いて、 前記クロック信号の切替時点に於ける前記選択信号に、
    2クロック信号分に相当するヒステリシスを与えて前記
    セレクタに加えるセレクタ制御部を設けたことを特徴と
    するクロック信号切替回路。
  2. 【請求項2】 前記セレクタ制御部は、前記クロック信
    号発生部からのクロック信号をクロック端子に、前記選
    択信号をデータ端子にそれぞれ加える第1のフリップフ
    ロップと、該第1のフリップフロップの出力信号をデー
    タ端子に、前記クロック信号をクロック端子にそれぞれ
    加える第2のフリップフロップと、前記第1のフリップ
    フロップと前記第2のフリップフロップとの出力信号の
    論理積出力を、前記セレクタに加える選択信号とする構
    成を備えたことを特徴とする請求項1記載のクロック信
    号切替回路。
  3. 【請求項3】 前記複数のクロック信号発生部からのク
    ロック信号をそれぞれクロック端子に、前記クロック信
    号に比較して低速のタイミング信号をリセット端子に、
    ハイレベルの信号をデータ端子にそれぞれ加える第1の
    フリップフロップと、該第1のフリップフロップのリセ
    ット出力信号をデータ端子に、前記タイミング信号をク
    ロック端子にそれぞれ加える第2のフリップフロップ
    と、該第2のフリップフロップの出力信号がローレベル
    の時に前記クロック信号発生部からのクロック信号をそ
    のまま出力し、ハイレベルの時に前記クロック信号をロ
    ーレベルに固定して出力するクロック断時ローレベル固
    定回路を、前記セレクタ制御部の前段に設けたことを特
    徴とする請求項1又は2記載のクロック信号切替回路。
JP24280494A 1994-10-06 1994-10-06 クロック信号切替回路 Withdrawn JPH08107406A (ja)

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JP24280494A JPH08107406A (ja) 1994-10-06 1994-10-06 クロック信号切替回路

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