JPH08101213A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH08101213A
JPH08101213A JP26178794A JP26178794A JPH08101213A JP H08101213 A JPH08101213 A JP H08101213A JP 26178794 A JP26178794 A JP 26178794A JP 26178794 A JP26178794 A JP 26178794A JP H08101213 A JPH08101213 A JP H08101213A
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JP
Japan
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sample
sample container
reaction
cleaning
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP26178794A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroharu Tanimizu
弘治 谷水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分析終了後の検体容器の廃棄作業を容易にす
る。 【構成】 検体分注機構のターンテーブル6の近くに分
析終了後の検体容器8に残った検体を吸引して廃棄する
洗浄機構20が設けられている。洗浄機構20は検体容
器8に残っている検体を吸引して廃棄した後、さらに検
体容器8を水洗できるように、アーム22の先端にポン
プユニットにつながる吸引ノズル26と洗浄用の水を供
給するノズル28が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は臨床検査の分野におい
て、血液や尿などの検体を自動的に分析する生化学自動
分析装置や、血液凝固反応を自動的に分析する血液凝固
分析装置など、検体容器に収容した検体をキュベットに
分注、試薬と反応させてその反応を測定する自動分析装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動分析装置は、複数のキュベットを支
持し、そのキュベット内の反応液の反応を測定する測定
手段を有する反応部と、複数の検体容器を支持し、検体
採取位置の検体容器の検体を検体分注機構のプローブで
吸引して反応部の検体分注位置のキュベットに分注する
検体分注機構と、反応部の試薬分注位置のキュベットに
試薬を分注する試薬分注機構とを少なくとも備えてい
る。検体分注機構には検体容器を保持するためにターン
テーブル式やラック式の検体保持装置が設けられてい
る。ターンテーブルやラックに検体容器を設置し、その
検体の測定項目を指定すると、検体が検体採取位置へ位
置決めされ、検体採取位置の検体が検体分注機構のプロ
ーブによって吸引されて反応部のキュベットに分注され
る。
【0003】検体分注機構でのターンテーブルやラック
は、検体容器を検体採取位置へ位置決めするときの位置
決め精度や、ターンテーブルやラック自体の加工精度、
組立ての際の調整のばらつきなどによって、検体容器に
入れられた検体を全て分注することはできない。このよ
うな機械的精度によって分注できずに残る検体量はデッ
ドボリュームと呼ばれており、通常のターンテーブル式
又はラック式の検体分注機構ではこのデッドボリューム
は一定量以下に抑えることはできず、80μl程度にな
っている。
【0004】このように、検体容器にはデッドボリュー
ムが存在し、検体を使い切ったとしてもデッドボリュー
ム分は残る。通常は検体容器には分析に必要な量以上の
検体が収容されているので、分析終了後はデッドボリュ
ーム以上の検体が残った状態になっている。そして、分
析終了後の検体は検体容器とともに廃棄される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】分析終了後に検体容器
を廃棄するとき、残った検体が流れ出したり、検体容器
に付着した検体による汚れによって環境を汚染しないよ
うに注意をはらわなければならず、そのためにわずらわ
しい作業が必要となっている。本発明は分析終了後の検
体容器の廃棄作業を容易にすることを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、検体分注機
構に分析終了後の検体容器に残った検体を吸引して廃棄
する機構を設ける。
【0007】
【実施例】図1に一実施例を示す。2は反応部の反応テ
ーブルであり、その円周上にキュベット4が配列されて
おり、回転してキュベット4を移動させる。反応部には
キュベット4内の反応液に測定光を照射し、その吸光度
を検出して反応を測定する分光光度計(図示略)が測定
手段として設けられている。
【0008】反応テーブル2の近くには検体分注機構の
ターンテーブル6が配置されており、ターンテーブル6
の円周に沿って検体容器8が配列されて支持されてい
る。8aは検体採取位置を表わしている。ターンテーブ
ル6は回転して分析しようとする検体を検体採取位置8
aに位置決めする。検体を分注するためにサンプルディ
スペンサ10が配置され、ディスペンサ10はその基端
部が回転軸に取りつけられて回転され、かつ垂直方向に
も移動できるように支持されている。ディスペンサ10
の先端部には検体を吸引しキュベット4に吐出するプロ
ーブ12が設けられている。プローブ12の移動軌跡上
には、プローブ12を洗浄する洗浄ポット18と、図に
は示されていないが緊急検体を設置する緊急検体ポジシ
ョンも設置されている。図1では図示は省略されている
が、試薬を分注する試薬分注機構や、キュベットの反応
液を撹拌する撹拌機構や、測定ずみの反応液を排出し、
洗浄する洗浄機構も設けられている。
【0009】検体分注機構のターンテーブル6の近くに
は分析終了後の検体容器8に残った検体を吸引して廃棄
するために、洗浄機構20が設けられている。洗浄機構
20は最低限の機能として検体容器8に残っている検体
を吸引して廃棄する機能を備えたものであり、そのため
には吸引用のノズルを備えていればよい。
【0010】実施例に示されているのは、検体を吸引除
去した後、さらに検体容器8を水洗できるようにした洗
浄機構の例である。その洗浄機構20はアーム22を備
え、アーム22はその基端部の軸24によって上下動可
能に支持されており、アーム22の先端にはポンプユニ
ットにつながる吸引ノズル26と洗浄用の水を供給する
ノズル28が設けられている。ノズル26,28の先端
は吸引ノズル26の方がやや長くなっており、検体容器
8の底の検体又は水を吸引できるようになっている。洗
浄の際、水に代えて洗剤も供給できるようにしてもよ
い。洗浄機構20は、洗浄した検体容器8を乾燥させ、
別の検体のために再利用できるようにする機能まで備え
ていてもよい。
【0011】次に、図1の実施例の検体容器の洗浄動作
について説明する。各検体について分析が終了し、その
検体が必要でなくなった時点で洗浄機構20のノズル2
6と28がその検体容器中に降ろされ、まず残っている
検体がノズル26で吸引して廃棄される。その後、ノズ
ル28から洗浄水が供給され、その洗浄水もノズル26
で吸引して廃棄されることによって、その検体容器が洗
浄される。洗浄水は水だけでもよく、又は先に洗剤を供
給し、その後続いて水を供給するようにしてもよい。
【0012】検体容器を洗浄する時期は次のように幾つ
か設定しておくことができる。 (a)分析中に残りの検体がなくなった場合。これは装
置の吸引可能なデッドボリューム以下となった場合に、
その検体容器について検体の吸引廃棄、又はさらに洗
浄、又はさらに乾燥まで行なう。 (b)分析結果で正常検体と判断されたもの、すなわち
再検査の必要なしと判断された検体について、その検体
容器の検体の吸引廃棄、又はさらに洗浄、又はさらに乾
燥まで行なう。 (c)ターンテーブル6に配置されている全ての検体に
ついて分析が終了した時点で、全ての検体容器に残って
いる検体を吸引廃棄し、又はさらに洗浄まで、又はさら
に乾燥まで行なう。
【0013】本発明では次のような態様がある。 (1)残った検体が吸引されて廃棄された後、さらに空
になった検体容器を水洗いする一次洗浄機構を備えてい
る。 (2)空になった検体容器を洗浄後乾燥させ、その検体
容器を再使用可能な状態までする二次洗浄機構を備えて
いる。 (3)検体容器に残った検体の吸引廃棄、一次洗浄又は
二次洗浄を行なう時期、又は残り検体を廃棄するだけで
あるのか、一次洗浄まで行なうのか、又は二次洗浄まで
行なうのかを検体の種類に応じて選択的に行なう制御装
置を備えている。
【0014】
【発明の効果】本発明では分析終了後に検体容器に残っ
た検体を吸引して廃棄するので、その検体容器を廃棄す
る際に環境を汚染することがなくなり、検体容器の廃棄
作業にわずらわしい操作が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
2 反応テーブル 4 キュベット 6 ターンテーブル 8 検体容器 10 サンプルディスペンサ 12 プローブ 20 洗浄機構 26 吸引ノズル 28 洗浄水供給ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキュベットを支持し、そのキュベ
    ット内の反応液の反応を測定する測定手段を有する反応
    部と、複数の検体容器を支持し、検体採取位置の検体容
    器の検体を検体分注機構のプローブで吸引して前記反応
    部の検体分注位置のキュベットに分注する検体分注機構
    と、前記反応部の試薬分注位置のキュベットに試薬を分
    注する試薬分注機構とを少なくとも備えた自動分析装置
    において、 前記検体分注機構には分析終了後の検体容器に残った検
    体を吸引して廃棄する機構を備えたことを特徴とする自
    動分析装置。
JP26178794A 1994-09-30 1994-09-30 自動分析装置 Pending JPH08101213A (ja)

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JP26178794A JPH08101213A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 自動分析装置

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JP26178794A JPH08101213A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 自動分析装置

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ID=17366709

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JP26178794A Pending JPH08101213A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 自動分析装置

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JP (1) JPH08101213A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10142236A (ja) * 1996-11-08 1998-05-29 Techno Medica:Kk 使用済みハルンカップ処理装置付き尿自動分注装置
JP2011133390A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Kyoto Electron Mfg Co Ltd 液体試料測定装置及び液体試料自動連続測定装置
CN104483499A (zh) * 2014-12-30 2015-04-01 深圳市汇松科技发展有限公司 全自动特定蛋白分析仪
CN109443854A (zh) * 2018-12-24 2019-03-08 常州市环境科学研究院 一种不同水深浮游生物样品自动采集装置

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