JPH0798365A - テストパターンの故障検出率算出方法および装置 - Google Patents

テストパターンの故障検出率算出方法および装置

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JPH0798365A
JPH0798365A JP5242362A JP24236293A JPH0798365A JP H0798365 A JPH0798365 A JP H0798365A JP 5242362 A JP5242362 A JP 5242362A JP 24236293 A JP24236293 A JP 24236293A JP H0798365 A JPH0798365 A JP H0798365A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テストパターンのBridging Fau
ltに対する故障検出率を算出できるテストパターンの
故障検出率算出方法及び装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 ネットリスト内の二つのノードA1,B1を
選択し、この選択された二つのノードA1,B1からの
信号を入力とするexORゲートDをネットリストに仮
想的に挿入するとともに上記exORゲートDからの出
力信号を仮想外部出力端子Tとし、この新しいネットリ
ストを論理シミュレーションし、この論理シミュレーシ
ョン中に仮想外部出力端子Tから“1”が十分に長い時
間出力されるかどうかをチェックし、このチェックを他
の二つのノードの組み合わせについて繰り返し行い、全
ての組み合わせの個数と上記“1”の検出回数の比率か
らテストパターンの故障検出率を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テストパターンがどれ
だけの故障検出率を有するかを算出することができるテ
ストパターンの故障検出率算出方法およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】製造されたディジタル回路チップは、出
荷前に正常に動作するか否かのテストを受けることにな
る。このテストでは、ディジタル回路チップにテストパ
ターンと呼ばれるディジタル信号を入力し、その出力結
果からチップの良否を判断することになる。
【0003】このテストの信頼性は、上記テストパター
ンの故障検出率に依存する。即ち、テストパターンの故
障検出率が100%でないならば、このテストで良品で
あると判断されても、実際は或る確率で不良品が混在す
ることになる。
【0004】従って、上記テストパターンは、ディジタ
ル回路において想定されるあらゆる故障を検出できるも
の(故障検出率100%)であることが理想であり、で
きるだけ高い故障検出率を有するテストパターンを採用
して上記テスト自体の質を向上させることが望まれる。
【0005】テストパターンの故障検出率を算出する装
置として、「故障シミュレータ」と呼ばれる装置が知ら
れている。この装置は、ネットリスト内に故障を想定
し、この故障が用意されたテストパターンによって検出
されるかどうかをシミュレーションにより調べる装置で
ある。説明の簡単のため、例えば、テストされるディジ
タル回路が図5のインバーター20であるとし、出力部
が常に“1”となる故障を想定した場合において、ディ
ジタル信号“1”からなるテストパターンが入力されれ
ば、本来なら出力部からは“0”が出力されるはずだか
ら、上記のように出力部が“1”となればこれを故障と
判断することができる。即ち、上記のテストパターンは
上記想定した故障に対しては有効であると判断できる。
一方、出力部が常に“0”になる故障を想定したときに
は、上記ディジタル信号“1”からなるテストパターン
ではその故障が発見できないことになる。
【0006】上記のインバーター20については、入力
部が常に“1”又は“0”となる故障と、出力部が常に
“1”又は“0”となる故障が考えられ、前記ディジタ
ル信号“1”からなるテストパターンは、入力部が常に
“0”となる故障と出力部が常に“1”となる故障とに
有効であり、考えられる四つの故障のうち二つ故障を発
見できるから、上記テストパターンの故障検出率は50
%であると算出されることになる。また、ディジタル信
号“1”からなるテストパターンも同様に故障検出率は
50%となる。そして、これら二つのディジタル信号
“1”と“0”からなるテストパターンとすることによ
り、故障検出率は100%になる。このように、回路の
特定部分を“1”又は“0”に固定する手法は、STU
CK−AT−1、STUCK−AT−0と呼ばれてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
STUCK−AT−1、STUCK−AT−0は、縮退
故障のみが考慮の対象とされており、微細化CMOSに
おいて発生しやすい2つのノード間のショート故障(B
ridging Fault)は考慮されていない。こ
のため、テストパターンの故障検出率が十分に高くて
も、Bridging Faultに対してそのテスト
パターンが有効かどうかは分からないという問題点を有
している。
【0008】例えば、図6に示すように、二つのインバ
ータ21,22を備えた回路において、図中の点線で示
すようなBridging Faultが存在する場
合、インバータ21,22に“0”,“0”と“1”,
“1”からなるテストパターンを入力しても、Brid
ging Faultを検出することができない。しか
し、上記従来の故障シミュレータでは、上記の“0”,
“0”と“1”,“1”からなるテストパターンであっ
ても、前述したうよに、故障検出率は100%というよ
うに極めて高いものになってしまう。即ち、テストパタ
ーンの故障検出率が十分に高くても、Bridging
Faultに対しては有効でない場合がある。
【0009】ところで、上記のBridging Fa
ultをも故障の対象とする技術としては、「クロスチ
ェック」がある。これは、実際の回路に格子状にemb
eded−arrayと呼ばれるテストポイントを埋め
込み、各ノードの電位を外部端子からチェックすること
によりBridging Faultも検出できるとい
うものである(米国特許第4,749,947号参
照)。
【0010】しかし、この従来技術は、格子状のテスト
ポイントが予め埋め込まれているセルを規則正しく並べ
るという設計手法でしか回路を構成できないため、汎用
性に欠けるという欠点がある。
【0011】本発明は、上記の事情に鑑み、テストパタ
ーンのBridging Faultに対する故障検出
率を算出できるテストパターンの故障検出率算出方法及
び装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のテストパターン
の故障検出率算出方法は、上記の課題を解決するため
に、ディジタル回路のネットリスト内の二つのノードを
選択する第1ステップと、この選択された二つのノード
からの信号を入力とし両入力が互いに異なる値である場
合にはそれを示す信号を出力する排他的論理回路をネッ
トリストに挿入する第2ステップと、上記排他的論理回
路からの出力信号を仮想外部出力端子としてネットリス
トに付加する第3ステップと、上記排他的論理回路と仮
想外部出力端子を含む新しいネットリストを論理シミュ
レーションする第4ステップと、論理シミュレーション
中に仮想外部出力端子から前記の両入力が互いに異なる
値であることを示す信号が十分に長い時間出力されるか
どうかをチェックする第5ステップとを有し、前記第1
ステップで選ばれる他の二つのノードの組み合わせにつ
いて上記第2ステップから第5ステップの処理を繰り返
すことを特徴としている。
【0013】また、本発明のテストパターンの故障検出
率算出装置は、ディジタル回路のネットリスト内の二つ
のノードを選択する第1の手段と、この選択された二つ
のノードからの信号を入力とし両入力が互いに異なる値
である場合にはそれを示す信号を出力する排他的論理回
路をネットリストに挿入する第2の手段と、上記排他的
論理回路からの出力信号を仮想外部出力端子としてネッ
トリストに付加する第3の手段と、上記排他的論理回路
と仮想外部出力端子を含む新しいネットリストを論理シ
ミュレーションする第4の手段と、論理シミュレーショ
ン中に仮想外部出力端子から前記の両入力が互いに異な
る値であることを示す信号が十分に長い時間出力される
かどうかをチェックする第5の手段とを有し、前記第1
の手段で選ばれる他の二つのノードの組み合わせについ
て上記第2の手段から第5の手段における処理を繰り返
すように構成されていることを特徴としている。
【0014】また、上記第1の構成において、第1ステ
ップは、ディジタル回路のマスクレイアウトデータから
判断して互いに近接・隣接する二つのノードを選択する
ように構成してもよい。
【0015】また、上記第2の構成において、第1の手
段は、ディジタル回路のマスクレイアウトデータから判
断して互いに近接・隣接する二つのノードを選択するよ
うに構成してもよい。
【0016】
【作用】上記第1,第2の構成においては、排他的論理
回路と仮想外部出力端子を含む新たなネットリストにテ
ストパターンを入力して論理シミュレーションを行い、
このシミュレーションにおいて、選択した二つのノード
から互いに異なる値の信号が出力されるか否かがチェッ
クされることになる。
【0017】このチェックにおいて二つのノードから互
いに異なる値の信号が出力されているなら、このときに
入力したテストパターンは上記二つのノード間のBri
dging Faultを検出できるパターンであると
いうことができる。
【0018】そして、上記チェックを、第1ステップ或
いは第1の手段で選ばれる他の二つのノードの組み合わ
せについて繰り返すことにより、上記テストパターンの
Bridging Faultに対する故障検出率が算
出される。
【0019】また、第3,第4の構成においては、ネッ
トリスト内の二つのノードの組み合わせの全てについて
上記チェックを行うのではなく、ディジタル回路のマス
クレイアウトデータから判断して互いに近接・隣接する
として選択された二つのノードの組み合わせについて行
われることになる。これは、マスクレイアウト上で互い
に遠く離れた位置にある二つのノードの間ではBrid
ging Faultは起こりにくいことに着目したも
のであり、テストパターンの故障検出率算出の迅速化と
この算出された故障検出率の信頼性維持を両立させるこ
とができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。
【0021】図1に本実施例のテストパターンの故障検
出率算出装置の基本構成を示す。この故障検出率算出装
置は、ディジタル回路設計において用いる論理シュミュ
レータと基本的構成を同じくするものであり、外部記憶
装置1と、コンピュータ本体部2と、表示装置3とによ
り構成される。
【0022】外部記憶装置1には、検査対象となるテス
トパターンデータ、及びネットリストデータなどが格納
されている。また、この外部記憶装置1には、コンピュ
ータ本体部2による演算結果が格納できるようになって
いる。
【0023】コンピュータ本体部2は、演算装置や主記
憶装置などを備えて成る。演算装置は後述するテストパ
ターンの故障検出率算出処理を実行するものであり、主
記憶装置には上記処理のためのプログラムが格納され
る。また、この主記憶装置には、前記の外部記憶装置1
からネットリストデータがロードされるようになってい
る。
【0024】表示装置3は、上記コンピュータ本体部2
がネットリストデータに基づくネットリストを画面表示
する他、上記処理の結果を表示できるようになってい
る。
【0025】次に、コンピュータ本体部2により行われ
るテストパターンの故障検出率算出処理を図2のフロー
チャートに基づいて説明する。
【0026】まず、初期設定として、X1=0,Y=0
の処理を行う(ステップ1)。上記X1は後述の処理の
繰り返しの残り回数を示すものであり、Yはテストパタ
ーンが有効である場合にインクリメントされるものであ
る。次に、ロードされたネットリストデータに基づき、
ネットリスト内のあらゆる二つのノードの組み合わせを
判断し、その組み合わせ個数Xおよび個々の組み合わせ
の回路接続データを格納するとともに、X1=Xの処理
を行う(ステップ2)。
【0027】次に、上記判断された組み合わせの中から
一つの組み合わせを選択するとともに、X1←X1−1
の処理を行う(ステップ3)。そして、上記の選択され
た二つのノードからの信号を入力とする排他的ORゲー
ト(以下、exORゲートと略記する)を仮想的にネッ
トリストに挿入するとともに、exORゲートの出力を
外部出力端子として仮想的にネットリストに付加する
(ステップ4)。
【0028】上記のステップ3およびステップ4の処理
を視覚的に示せば、例えば、図3に示すように、部分回
路A,B,Cから成り、入力端子I1 〜I3 および出力
端子O1 〜O3 を有するディジタル回路において、図4
に示すように、前記二つのノードとして部分回路A,B
の線A1,B1(図では太く示している)を選択し、こ
の部分回路A,Bの信号を入力とするようにexORゲ
ートDを仮想的に接続し、その出力を仮想外部出力端子
Tとしてネットリストに付加することになる。
【0029】次に、上記exORゲートDと仮想外部出
力端子Tを含む新しいネットリストを論理シミュレーシ
ョンする(ステップ5)。即ち、検査対象であるテスト
パターンを上記新しいネットリストに入力してみる。
【0030】そして、上記の論理シミュレーション中
に、仮想外部出力端子Tから“1”が十分に長い時間出
力されるかどうかをチェックする(ステップ6)。仮想
外部出力端子Tから“1”が出力されるということは、
exORゲートDの入力が同じでない、即ち、“1”,
“0”又は“0”,“1”であることを示す。
【0031】上記のチェックにより“1”が検出された
なら、Y←Y+1の処理を行う(ステップ7)。一方、
“1”が検出されないなら、そのままステップ8に進
む。
【0032】ステップ8では、ネットリスト上の全ての
二つのノードの組み合わせについて上記チェックが完了
したか否かを判断する。すなわち、X1=0か否かを判
断する。
【0033】X1=0でなければ、未チェックの組み合
わせが存在するので、ステップ3に進み、上記の処理を
繰り返す。なお、既に選択された組み合わせは重ねて選
択しないようにしている。
【0034】一方、X1=0であれば、全ての組み合わ
せについて上記チェックが完了してので、Y/Xの演算
を行い、テストパターンの故障検出率を算出する(ステ
ップ9)。算出結果は、本実施例では、表示装置3に表
示するとともに、外部記憶装置1に格納するようにして
いる。
【0035】上記の構成によれば、exORゲートDと
仮想外部出力端子Tを含む新たなネットリストにテスト
パターンを入力して論理シミュレーションを行い、この
シミュレーションにおいて任意に選択した二つのノード
から互いに異なる値の信号が出力されるか否かがチェッ
クされる。そして、このチェックにおいて二つのノード
から互いに異なる値の信号が出力されているなら、この
ときに入力したテストパターンは上記二つのノード間の
Bridging Faultを検出できるパターンで
あるということができる。
【0036】そして、上記チェックを、ネットリストの
あらゆる二つのノードの組み合わせの全てについて行う
ことにより、上記テストパターンのBridging
Faultに対する故障検出率が算出される。
【0037】なお、上記の実施例のように、ネットリス
ト内のあらゆる二つのノードの組み合わせについて上記
のチェックを行うのが正確な故障検出率を算出する上で
最良といえるが、必ずしもこのようにしなくてもよいも
のである。
【0038】例えば、前記ステップ2の処理、即ち、ロ
ードされたネットリストデータに基づき、ネットリスト
内のあらゆる二つのノードの組み合わせを判断する代わ
りに、ディジタル回路のマスクレイアウトデータから判
断して互いに近接・隣接する二つのノードの組み合わせ
を判断する。そして、このように近接・隣接すると判断
された一群の組み合わせの中から一つの組み合わせを順
に選んで前記チェックを繰り返し行うようにすればよ
い。
【0039】マスクレイアウト上で互いに遠く離れた位
置にある二つのノードの間ではBridging Fa
ultは起こりにくいことから、このような二つのノー
ド間でのBridging Faultを故障検出率の
算定において考慮から外しても、算定された故障検出率
の信頼性を低下させることはない。むしろ、このように
Bridging Faultが生じる可能性の高い組
み合わせのみを考慮することにより、算出されたBri
dging Faultに対する故障検出率はより正確
になるということもできる。そして、このように限定し
た組み合わせを用いるから、チェックの繰り返し回数が
少なくなり、その分テストパターンの故障検出率算出の
迅速化が図れることになる。
【0040】また、上記実施例のステップ3における組
み合わせの選択を、優先順位を考慮して行うようにして
もよいものである。例えば、マスクレイアト上で互いに
隣接・近接する二つのノードの組み合わせほど優先順位
の高いものとし、このような優先順位の高い組み合わせ
から先に処理を行い、この優先順位の高い組み合わせの
チェック(ステップ6)で“0”が検出されたなら、そ
の段階でそのテストパターンはBridging Fa
ultに対して有効性なきものとして処理を終了するよ
うにしてもよいものである。
【0041】また、上記の実施例では、ネットリストに
仮想的に付加する排他論理回路として排他的ORゲート
を用いたが、これの代わりに排他的NORゲートを用い
てもよいものである。この場合には、ステップ6では、
仮想外部出力端子Tから“0”が十分に長い時間出力さ
れるかどうかをチェックすることになる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、用意さ
れたテストパターンのBridging Faultに
対する故障検出率を算出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテストパターンの故障検出率算出装置
を示す概略構成図である。
【図2】図1の装置により実行されるテストパターンの
故障検出率算出方法を示すフローチャートである。
【図3】ネットリストの一例を視覚的に示す説明図であ
る。
【図4】ネットリストにexORゲートを仮想的に接続
し、その出力を仮想外部出力端子とした状態を視覚的に
示す説明図である。
【図5】ディジタル回路の一例を示す回路図である。
【図6】Bridging Faultを説明する回路
図である。
【符号の説明】
1 外部記憶装置 2 コンピュータ本体部 3 表示装置 D 排他的ORゲート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル回路のネットリスト内の二つ
    のノードを選択する第1ステップと、この選択された二
    つのノードからの信号を入力とし両入力が互いに異なる
    値である場合にはそれを示す信号を出力する排他的論理
    回路をネットリストに挿入する第2ステップと、上記排
    他的論理回路からの出力信号を仮想外部出力端子として
    ネットリストに付加する第3ステップと、上記排他的論
    理回路と仮想外部出力端子を含む新しいネットリストを
    論理シミュレーションする第4ステップと、論理シミュ
    レーション中に仮想外部出力端子から前記の両入力が互
    いに異なる値であることを示す信号が十分に長い時間出
    力されるかどうかをチェックする第5ステップとを有
    し、前記第1ステップで選ばれる他の二つのノードの組
    み合わせについて上記第2ステップから第5ステップの
    処理を繰り返すことを特徴とするテストパターンの故障
    検出率算出方法。
  2. 【請求項2】 ディジタル回路のネットリスト内の二つ
    のノードを選択する第1の手段と、この選択された二つ
    のノードからの信号を入力とし両入力が互いに異なる値
    である場合にはそれを示す信号を出力する排他的論理回
    路をネットリストに挿入する第2の手段と、上記排他的
    論理回路からの出力信号を仮想外部出力端子としてネッ
    トリストに付加する第3の手段と、上記排他的論理回路
    と仮想外部出力端子を含む新しいネットリストを論理シ
    ミュレーションする第4の手段と、論理シミュレーショ
    ン中に仮想外部出力端子から前記の両入力が互いに異な
    る値であることを示す信号が十分に長い時間出力される
    かどうかをチェックする第5の手段とを有し、前記第1
    の手段で選ばれる他の二つのノードの組み合わせについ
    て上記第2の手段から第5の手段における処理を繰り返
    すように構成されていることを特徴とするテストパター
    ンの故障検出率算出装置。
  3. 【請求項3】 ディジタル回路のネットリスト内の二つ
    のノードを選択する第1ステップは、ディジタル回路の
    マスクレイアウトデータから判断して互いに近接・隣接
    する二つのノードを選択するようになっていることを特
    徴とする請求項1に記載のテストパターンの故障検出率
    算出方法。
  4. 【請求項4】 ディジタル回路のネットリスト内の二つ
    のノードを選択する第1の手段は、ディジタル回路のマ
    スクレイアウトデータから判断して互いに近接・隣接す
    る二つのノードを選択するようになっていることを特徴
    とする請求項2に記載のテストパターンの故障検出率算
    出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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