JPH0798289B2 - 放電加工における加工履歴の記録表示方法 - Google Patents

放電加工における加工履歴の記録表示方法

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JPH0798289B2
JPH0798289B2 JP63145192A JP14519288A JPH0798289B2 JP H0798289 B2 JPH0798289 B2 JP H0798289B2 JP 63145192 A JP63145192 A JP 63145192A JP 14519288 A JP14519288 A JP 14519288A JP H0798289 B2 JPH0798289 B2 JP H0798289B2
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享嘉 元矢
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、NCプログラム実行中に生じた放電加工に於け
る異常やNC装置の異常に関する、ないしはNC装置の対応
情報を示す文字や記号、座標、数値等のデータを一時記
憶装置中の上記NCプログラム中に記録し、これを該NCプ
ログラムに対応させて表示するようにしたNC放電加工機
における加工履歴の記録表示方法に関する。
〔従来の技術〕
NC装置を備えた放電加工機によって放電加工する場合、
従来からNCプログラムを予め作成し、このNCプログラム
に基づいて放電加工を行なうようになされている。
そして、無人加工を行なった場合、その加工の途中で、
ワイヤ電極が断線した場合、アークが発生した場合、NC
が異常状態に達した場合等には、予め定められた手順に
従って、ワイヤを結線したり、設定加工条件を切換変更
したり、アーク後に自動復帰したり、プログラムをスキ
ップしたりして各異常状態に対応している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来装置に於て、無人加工した場合、その加工で発
生した加工異常に関する情報やNC装置の対応処置に関す
る情報及びNC装置に発生した異常状態に関する情報につ
いて、そしてどのように加工が中断又は終了したのかに
ついては、その加工後に把握することが困難である。
従って、上記加工に於ける加工条件や加工方法などのNC
プログラムの設定の適否や正誤を容易に見極めることが
できないという問題がある。
本発明は、加工内容を示す情報とNC装置が行なった対応
処置に関する情報とNC装置に発生した異常状態を示す情
報を容易に知ることができ、そのときの加工条件や加工
方法などのNCプログラムの設定の適否や正誤を容易に見
極めることができる放電加工における加工履歴の記録表
示方法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決する手段〕
本発明は、予め作成されたNCプログラムを一時記憶装置
に記憶させ、上記NCプログラムに基づいて上記放電加工
機本体を駆動し、該放電加工機を上記NCプログラムに基
づき稼働させた際に発生するNCプログラム実行に対する
異常状態の発生情報及び該発生異常状態に対する対応処
置情報と、上記異常状態発生時のNCプログラムの稼働実
行中の位置の座標データとを上記一時記憶装置に記憶さ
せ、該一時記憶装置から稼働実行済みの部分の上記NCプ
ログラムを読み出して表示装置に表示させた際に、上記
NCプログラムの実行中に上記一時記憶装置に記憶させた
上記情報及びデータが上記NCプログラム上の対応する箇
所に記録されて上記NCプログラムとともに表示装置に表
示されるようにすることからなるものである。
〔作用〕
本発明は、放電加工機の稼働中に生じた放電加工に於け
る加工の異常内容を示す情報とNC装置が行なった対応に
関する情報とNC装置に発生した異常状態を示す情報を座
標データとともに記憶させ、NCプログラムに対応した箇
所に記録された状態でNCプログラムとともに表示するの
で、NCプログラムによって無人加工した後に、その加工
の加工条件や加工方法などのNCプログラム設定の適否や
正誤についての見極めを適切に行なうことができる。
〔実施例〕
第2図は、本発明を実施するための装置の一例を示すブ
ロック図である。
この実施例は、放電加工機本体10と、CPU20と、ROM30
と、RAM40と、CRT50と、入力スイチ60と、バス70とを有
する。
放電加工機本体10は、ここではワイヤカット放電加工機
の本体を示す。CPU20は、加工機本体10を制御すると共
に、第2図に示す実施例全体を制御するものである。RO
M30は、後述する動作を実現する各種のプログラムを記
憶するメモリであり、RAM40は、ワークメモリとして使
用すると共に、第1図に示すNCプログラムを含む加工履
歴ファイルを記憶するものである。
CRT50は、放電加工機の状態を表示すると共に、第1図
に示す加工履歴を記録したNCプログラムを表示するもの
の例である。入力スイッチ60は、放電加工機本体10を制
御する情報やデータを指定入力ないしは設定入力するも
のである。
尚、RAM40には、加工異常の情報やNC装置に発生した異
常状態に関する情報及びNC装置の行なった対応処置に関
する情報と、それら情報の発生した位置を示す座標デー
タが記憶される。
次に、上記装置の一例を用いて本発明の実施例を説明す
る。
第3図は、従来から使用されているNCプログラムの一例
を示す図である。
このプログラムに於て、G29は、ワイヤが断線した場合
に戻る位置を示すコードである。G92は、座標の基準点
を定めるコードであり、その後に続くX、Y、Zに数値
データを記入する。
G00は、位置決めを行なうコードであり、その後のX10
は、加工しないでX方向にワークを進めるときに10mm進
めることを示すものである。
G41はオフセットを行なうことを示すコードであり、そ
の後に続くH180はオフセット量が180μmであることを
示している。G01は直線移動を示すコードであり、この
場合、X方向に20mm加工することを示している。その後
に、Y10、X10とあるので、Y方向に10mm加工し、次いで
X方向に10mm加工することを示している。
又、G40は、オフセットをキャンセルするコードであ
り、上記の場合、Y軸を0まで戻すことを示している。
そしてMO2はNCプログラムを終了するコードである。
第1図は、本発明の一実施例である加工履歴ファイルを
記録したNCプログラムの一例を示す図であり、これは第
3図に示すNCプログラムに従って無人で放電加工を行な
い、これを基にして作成されたものである。そしてこの
加工履歴ファイルはRAM40に記憶される。この加工履歴
ファイルの基本となる形態は第3図に示すNCプログラム
であり、このNCプログラムに基づき実際に加工を行なっ
た際に生じたアーク等の加工に於ける異常状態、断線復
帰や加工条件変更といったNC装置が行なった処置、NC装
置に発生した異常などがNCプログラム上の対応箇所に座
標位置データと共に記録されている。
つまり、NCプログラムに従って放電加工機が稼働し、そ
の最中に異常等が発生しなければ、表示される加工履歴
ファイルは初期に作成されたNCプログラムと同じであ
る。しかし、加工の途中で異常等が生じた場合には、そ
の異常状態等がNCプログラムに対応した箇所に加工履歴
ファイルとして記憶されることになる。
上記実施例に於ては、GO1のコードでX方向20mmを加工
している途中で、ワイヤ断線があり、断線復帰の対応処
置がされた情報とその断線復帰が行われた位置データと
が記録されている。つまり、断線復帰したX、Y、Z、
U、Vの各軸の座標位置が記録され、この断線復帰の後
に、再度断線することを防止するなどのために、NC装置
の制御により加工条件変更という対応処置がなされてい
る。そして加工条件の変更に於ては、「加工条件変更OF
F」のコメントは加工条件のToffを変更したことを意味
し、それに続く数値「05」はToffの設定段階を5段目の
値に切換えたことを意味しており、更に「X=…」が加
工条件を変更したときの加工中の座標位置データを示し
ている。そしてその後、「ARC」で示された箇所ではア
ークが発生した旨の情報と、そのアーク発生位置データ
も「X=…」として同様に記録されていることを表して
いる。
そして、Y方向に10mm加工した後に、X方向に10mm加工
する途中で、「加工条件変更ON01」のコメント情報で示
される箇所で、加工条件のTonを変更し、1段階目の値
に切換えたことが認知でき、「X=…」がそのときの座
標位置データを示している。その後「ショート」のコメ
ントで示される箇所では、コメントに続いて示された座
標位置「X=…」に於て極間ショートが生じたことが示
され、それに伴って、「加工条件変更ON 02X=…」の
コメント情報で示される箇所で、加工条件のTonが2段
階目の値にNC装置により変更されたことが認知できる。
続いて示される「SKIP=OFF」では、スキップのモード
を解除したことを意味し、そのときの座標位置を示して
いる。
その後、オフセットキャンセルとしてから(G40)、ワ
イヤ切れが発生し、その発生位置が示されている。ここ
で、NC制御状態に異常が発生し、そのエラー状態及び位
置が記録され、プログラムがストップしたアドレス(エ
ラーNo.)が同時に示されて、同様に上記エラーに関す
るコメントが記録されている。尚、NC制御状態の異常
は、放電加工機本体側の異常ではなく、NC装置側の異常
であり、瞬停、電源電圧異常低下、暴走等が考えられる
ものである。
上記のように作成された加工履歴ファイルがRAM40に保
存され、無人加工後に、ユーザが上記ファイルの内容を
CRT50によりNCプログラムと共にみることができるの
で、無人加工時にどのように加工したかをチェックする
ことができる。つまり、上記加工に於ける加工条件や加
工方法などのNCプログラムの設定の適否や正誤の見極め
を容易に行なうことができ、次の加工に於けるNCプログ
ラムの修正や加工条件の再設定等に反映させることがで
きる。
尚、放電加工機本体10は、型彫りの放電加工機本体であ
っても良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、予め作成されたNCプログラムを一時記
憶させ、放電加工機を上記NCプログラムに基づき稼働さ
せた際に発生するNCプログラムの実行に対する異常状態
の発生情報及び該発生異常状態に対する対応処置情報
と、上記異常状態発生時のNCプログラムの実行中の位置
の座標データとを上記一時記憶装置に記憶させ、該一時
記憶装置から稼働実行済み部分のNCプログラムを読み出
して表示装置に表示させた際に、上記NCプログラムの稼
働実行中に上記一時記憶装置に記憶させた上記情報及び
データが上記NCプログラム上の対応する箇所に記録され
た状態で上記NCプログラムとともに表示装置に表示され
るようにしたので、NCプログラムによって無人加工した
後に、その加工の加工条件や加工方法などのNCプログラ
ムの制定の適否や正誤についての見極めを容易に行なう
ことができ、次の加工におけるNCプログラムの修正や加
工条件の再設定に反映させることができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である加工履歴ファイルが
記録されたNCプログラムの一例を示す図である。 第2図は、本発明を実施するための装置の一例を示すブ
ロック図である。 第3図は、従来から使用されているNCプログラムの一例
を示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/4062 19/4065

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め作成されたNCプログラムに基づくNC装
    置の指令により放電加工機を稼働させて行なう放電加工
    の加工履歴の記録表示方法に於て、上記NCプログラムを
    上記NC装置の一時記憶装置に記憶させ、上記放電加工機
    を上記NCプログラムに基づき稼働させた際に発生するNC
    プログラムの実行に対する異常状態の発生情報及び該発
    生異常状態に対する対応処置情報と、上記異常状態発生
    時のNCプログラムの実行中の位置の座標データとを上記
    一時記憶装置に記憶させ、該一時記憶装置から実行済み
    部分の上記NCプログラムを読み出して表示装置に表示さ
    せた際に、上記NCプログラムの実行中に上記一時記憶装
    置に記憶させた上記発生情報、対応処置情報、及び座標
    データが上記NCプログラム上の対応する箇所に記録され
    た状態で上記NCプログラムとともに表示装置に表示され
    るようにしたことを特徴とする放電加工の加工履歴の記
    録表示方法。
JP63145192A 1988-06-13 1988-06-13 放電加工における加工履歴の記録表示方法 Expired - Fee Related JPH0798289B2 (ja)

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JPS6316303A (ja) * 1986-07-09 1988-01-23 Mitsubishi Electric Corp 数値制御装置
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