JPH0798281B2 - ローディング装置 - Google Patents

ローディング装置

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JPH0798281B2
JPH0798281B2 JP61289320A JP28932086A JPH0798281B2 JP H0798281 B2 JPH0798281 B2 JP H0798281B2 JP 61289320 A JP61289320 A JP 61289320A JP 28932086 A JP28932086 A JP 28932086A JP H0798281 B2 JPH0798281 B2 JP H0798281B2
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健次郎 森
正好 石岡
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大隈豊和機械株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は2主軸旋盤におけるローデイング装置に関す
る。
従来技術 従来多軸旋盤例えば2主軸旋盤において、それぞれの主
軸で同一加工を行う場合、あるいは一方の主軸で第1工
程を加工し、他方の主軸で第2工程を反転して加工する
場合のローデイング装置は、構造が複雑であり多種ワー
クへの対応は困難であり、汎用性に欠けているのが通例
であった。例えば実公昭61−19847号のように供給位置,
2主軸位置,排出位置を同一円とする円の中心に旋回中
心をおき等角度放射状の3本のローダアームを配し中央
アームに反転機構とつかみ直し機構とを併設したものが
知られている。さらに旋回式のローダとして特開昭59−
102501号、実開昭61−75901号がある。これらのものは
4本の交換アームで2主軸のワークを同時に交換してい
る。
発明が解決しようとする問題点 実公昭61−19847号のものはローダアームの待機位置が
加工中の主軸チャックに近く刃物台の動作に制約が生じ
たり切粉や切削油剤が故障の原因となり、また中央アー
ムの反転用チャックを180゜旋回させる場合ワークの長
さにより正確にワークを反転できないため反転チャック
のワーク基準面を変更する必要があった。特開昭59−10
2501号、実開昭61−75901号のものは第1主軸,第2主
軸のワークの交換を同時に行うものであるので交換時に
両主軸の加工が完了している必要があり加工時間に差が
あるとその間待機しているので効率的ではない。またロ
ーダは交換用チャックが4個であるので慣性の関係でス
ピードアップができない。さらにZ軸(長手)方向の材
料基準位置を材料に合わせて調整する必要があるなどの
問題がある。
本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたもので、その目的とするところは1個のローダヘ
ッドで第1主軸,第2主軸のワークの交換をローダヘッ
ドを旋回することなく順に行うことができ、また異なる
長さのワークに対しても対応が容易となる反転チャック
を備えたローディング装置を提供しようとするものであ
る。
問題を解決するための手段 本発明は、2個の主軸を有しこの2主軸位置への素材供
給と成品搬出を行う搬送装置を本機上に設けた工作機械
において、第1主軸に嵌着される第1主軸チャックと、
第2主軸に嵌着される第2主軸チャックと、該第1主軸
チャック真上の素材渡し位置までチャックで素材を搬入
する素材搬送装置と、前記第2主軸チャック真上で前記
素材渡し位置と同じ高さの成品受取り位置よりチャック
で成品を搬出する成品搬送装置と、前記本機上に設けら
れ前記素材渡し位置真上の第1半加工材受取り位置にお
いて前記第2主軸チャック側の半加工材渡し方向に把持
軸心をZ軸(主軸)方向からX軸(左右)方向に90゜旋
回可能で且つX軸方向に移動可能な第1反転チャック及
び前記成品受取り位置真上の第2半加工材受取り位置で
Z軸方向とX軸方向に90゜旋回して該第1反転チャック
と対向する第2反転チャックとでなる半加工材反転装置
と、前記本機上に設けられ前記第1主軸チャック,素材
渡し位置の素材搬送装置のチャック,第1半加工材受取
り位置の第1反転チャック,第2主軸チャック,成品受
取り位置の成品搬送装置のチャック,第2半加工材受取
り位置の第2反転チャックと受渡しするためX軸,Y軸
(上下),Z軸の3軸方向に移動位置決め可能で第1半加
工材受取り位置と素材渡し位置との間隔と同じ間隔に2
個のローデイングチャックを有する1個のローダヘッド
とを含んでなり、第1主軸チャックの着脱,第2主軸チ
ャックの着脱,第1反転チャックへの渡し,第2反転チ
ャックからの受取り、及び素材搬送装置からの受取り,
成品搬送装置への渡しを1個のローダヘッドの3軸方向
の動きで行うものである。
実施例 以下本発明の実施例を図面にもとづき説明する。ベッド
1の上面中央部に主軸台2が載置固定され主軸台2に軸
心を水平かつ前後方向に平行して2本の図示しない主軸
が横に並んで回転自在に軸承されている。そしてこの2
本の主軸の先端に主軸チャック3A,3Bがそれぞれ嵌着さ
れている。更にベッド1の上面主軸台2の両側に主軸と
平行な摺動案内面4A,4Bが削設されており、この摺動案
内面4A,4B上にX軸方向の図示しない摺動案内面を有す
る往復台5A,5Bが移動可能に載置され、このX軸方向の
摺動案内面上に2つの刃物台6A,6Bが左右対称形をなし
て設けられZ軸及びX軸方向にNC制御で単独に移動位置
決めされる。そしてそれぞれの刃物台6A,6Bには複数の
工具ホルダ7の装着面を外周に有するタレット8A,8BがN
C制御で旋回割出可能に設けられ、工具ホルダ7には工
具Tが装着されるようになっている。
ベッド1の左端に側板12が垂直に設けられており、この
側板12に片端が固着され本機左側床上に設けられた支柱
13に先端部が支えられU状溝を有する素材用受け樋14が
本機側に下り傾斜で取付けられている。素材用受け樋14
には側板12の近くに素材を1個づつ送り出す流体圧駆動
の公知の送り出し装置15が取付けられており、素材持ち
上げ装置16上に送り込むようになっている。素材持ち上
げ装置16は側板12の左側面に軸心を垂直とし固設された
流体圧シリンダ17に嵌挿されるピストンロッドの上端に
設けられたV字台18によって素材を垂直に持ち上げるよ
うになっている。側板12の左側面上部に前後(Z軸)方
向のレール22aを有する素材Z軸移動装置20の枠体22が
固設されている。そしてレール22a上に第1移動台23が
公知の2重シリンダ24,25によって待機位置A,素材受取
位置B,素材渡し位置Cの3位置に移動位置決め可能に設
けられている。第1移動台23の腕23aの下部に軸心をZ
軸方向とし素材持ち上げ装置16側を向く流体圧駆動の第
1移動チャック26が固設されている。主軸台2の前側面
上部の左側と側板12の間に素材X軸移動装置29の枠体30
が固設されている。枠体30には左右(X軸)方向水平に
レール30aが設けられており、第1移動チャック26と同
心で対向する流体圧駆動の第2移動チャック32を備える
第2移動台31がレール30aに沿って移動可能に設けられ
ている。そして枠体30の両端部に設けられた図示しない
鎖歯車間に張設されたチエン33の両端が第2移動台31に
固着され送りモータ34によって第2送り台31がX軸方向
に移動され素材受取り位置D,素材渡し位置Eに位置決め
されるようになっている。
主軸台2の上面にX軸方向の平行する2本のレール38a
を有する固定台38が固設されており、レール38a上にZ
軸方向のレール39aを有する第3移動台39が移動可能に
載置され流体圧シリンダ40によって主軸チャック3A上方
のF位置と主軸チャック3B上方のG位置に移動位置決め
される。そしてレール39a上に上下(Y軸)方向に摺動
案内穴41aを有するローデイング装置37の第4移動台41
がZ軸方向移動可能に載置され、NCで回転制御されるモ
ータ42で回されるボールねじ43によって移動されて受渡
し位置HとIの2位置に位置決めされる。
一方加工材反転装置46の下台47は前側のレール38aの下
の固定台38の上面に固設されている。下台47の上面の左
側にはレール38aと平行なX軸方向のレール47aが設けら
れており、レール47a上に第5移動台48が移動可能に載
置され流体圧シリンダ49によって移動されて受渡し位置
J,Kの2位置に位置決めされる。そして第5移動台48の
前部に旋回軸51Aが軸心を垂直にして旋回可能に設けら
れ、旋回軸51Aの下部に流体圧駆動の第1反転チャック5
2Aが軸心を水平にして固着されている。第1反転チャッ
クは流体圧回転シリンダ53Aの出力軸に嵌着される歯車5
4Aに噛合される中間歯車55Aを介して回転される旋回軸
に嵌着された歯車56Aによって90゜旋回されて前向きと
右向きに割出しされるようになっている。更に下台47の
右側W位置前面にブラケット57が固設されておりブラケ
ット57に前記第1反転チャック52A及びその反転駆動機
構と同様な第2反転チャック52B,旋回軸51B,流体圧回転
シリンダ53B,歯車54B,55B,56Bが左右対称形に設けられ
ている。そして第1,第2反転チャック52A,52Bが互いに
反対方向に90゜反転してそれぞれ前向きと互いに向き合
うように旋回割出しされるようになっている。一方第4
移動台41の垂直穴41aに摺動軸60がY軸方向に摺動のみ
可能に嵌挿されておりその下部に固着されたローダヘッ
ド61に流体圧駆動の第1ローデイングチャック62及び第
2ローデイングチャック63が軸心を水平としE位置に位
置決めされた第2チャックとJ位置に位置決めされ前面
を向く第1反転チャック52Aと同一ピッチに上下に並ん
で設けられている。更に第4移動台41の垂直穴41aと直
角方向にNC制御のモータ65が固着されておりこの出力軸
に嵌着されるピニオン66が摺動軸60と平行に設けられた
ラック67と噛合して摺動軸60を移動し、第1,第2ローデ
イングチャック62,63が第2移動チャック32,第1反転チ
ャック52Aと同心となる上部位置L及び第1ローデイン
グチャック62が主軸チャック3Aと同心となる中間位置M
及び第2ローデイングチャック63が主軸チャック3Aと同
心となる下部位置Nの3位置に移動位置決めされる。尚
ローダヘッド61はチャックの爪取替えのため図示しない
セットボルトを緩めて180゜反転してローデイングチャ
ック62・63を前向きとすることも可能である。
ベッド1の右端に設けられた側板68と主軸台2の前側面
上部右側の間に成品X軸移動装置67の枠体69が固設され
ている。枠体69はX軸方向のレール69aを有し第2移動
チャックと同一方向を向く第3移動チャック70を備える
第6移動台71が図示しない送りモータで駆動されるチエ
ン72によってレール69aに沿って移動され成品受取り位
置Oと成品渡し位置Pの2位置に位置決めされるように
なっている。
側板68の右側面上部にZ軸方向のレールを有する成品Z
軸移動装置73の枠体74が固設されレールに沿ってY軸方
向のレール75aを有する第7移動台75が移動可能に設け
られている。第7移動台75は公知の2重シリンダ76・77
によって待機位置Q,成品受取位置R,成品渡し位置Sの3
位置に移動位置決め可能とされている。そして第7移動
台75のレール75aに沿って流体圧シリンダ78によって移
動可能とされる腕79が設けられている。腕79の下部に軸
心を水平として第3移動チャック70と対向する第4移動
チャック80が設けられている。
側板68に片端が固着され本機右側床上に設けられ支柱82
に先端部を支えられたU状溝を有する成品搬出用樋83が
下り傾斜で取付けられている。そして第4移動チャック
80は腕79のZ軸方向の移動で第3移動チャック70と同心
の成品受取位置Tと放出位置Uの2位置に位置決めされ
U位置で第4移動チャック80から放された成品は傾斜を
利用してU状溝内を転がって搬出されるようになってい
る。
他の実施例は第10図のように半加工材反転装置46を取除
き、ローダヘッド61のローデイングチャック1個とした
もので、2主軸とも同一加工を行う2主軸旋盤対応の無
反転形ローデイング装置である。なお無反転形において
もローデイングチャックを2個設け高能率形とすること
も可能である。
作用 今、第1図〜第9図において2主軸NC旋盤では左側主軸
で第1加工,右側主軸で裏面の第2加工が行われてい
る。そして素材は素材用受け樋14のU状溝内に軸心をZ
軸方向として複数個が1列に並べられてストックされて
いる。素材用受け樋14上の素材はNCの指令で作動する素
材の送り出し装置15によって1個つづ素材持上げ装置16
のV字台18上に送り出される。そして素材は流体圧シリ
ンダ17によって素材Z軸移動装置20のA位置で待機中の
第1移動チャック26と同心位置に持ち上げられ2重シリ
ンダ24,25によって第1移動台23が移動され第1移動チ
ャック26がB位置に移動し流体圧駆動で把持爪がV字台
18上の素材を把持する。V字台18が下降退避し第1移動
チャック26はC位置に移動され素材X軸移動装置29のD
位置に待機中の第2移動チャック32に素材が受渡され
る。第2移動チャック32は送りモータ34によって駆動さ
れるチエン33によってE位置に移動されローデイング装
置37のH,L位置で待機中の第1ローデイングチャック62
と同心となり対向する。そして第1ローデイングチャッ
ク62はNC制御で回転されるモータ42によって回されるボ
ールねじ43によって移動する第4移動台41,摺動軸60,ロ
ーダヘッド61を介してI位置に移動され第2移動チャッ
ク32に接近し流体圧駆動で第1ローデイングチャック62
の把持爪が閉じ第2移動チャック32の把持爪が開いて素
材の把持換えが行われH位置に後退する。第1ローデイ
ングチャック62は素材を把持してL位置で待機する。空
になった第2移動チャック32は次の素材受取りのため再
びD位置に移動をする。
第1加工が終わるとNC制御で回転されるモータ65により
ピニオン66が回されラック67を介して摺動軸60が移動下
降されローダヘッド61がN位置に移動する。この状態で
第2ローデイングチャック63は主軸チャック3Aと同心と
なり、I位置に移動して主軸チャック3Aに接近し、把持
爪が閉じ第1加工の終わった加工材を把持する。続いて
主軸チャック3Aの把持爪が開かれて把持換えが行われ、
第2ローデイングチャック63がH位置に後退して加工材
は主軸チャック3Aから抜き取られる。次いでローダヘッ
ド61がM位置に上昇して第1ローデイングチャック62が
主軸チャック3Aと同心となり再びI位置に移動して主軸
チャック3Aに接近し第1ローデイングチャック62が把持
する素材は主軸チャック3Aの開かれている把持爪内に搬
入される。主軸チャック3Aの把持爪が閉じられ第1ロー
デイングチャック62の把持爪が開かれ素材の把持換えが
行われ、H位置に後退し第1ローデイングチャック62は
空となりローダヘッド61はL位置に上昇する。L位置に
位置決めされ半加工材を把持する第2ローデイングチャ
ック63は加工材反転装置46のJ位置で前面を向いている
第1反転チャック52Aと同心となり第2ローデイングチ
ャック63がI位置に移動して第1反転チャック52Aに接
近し開かれている第1反転チャック52Aの把持爪内に半
加工材が搬入され、把持換えされたのち第2ローデイン
グチャック63がH位置に後退して半加工材は第1反転チ
ャック52Aに把持される。第1反転チャック52Aは流体圧
回転シリンダ53Aによって90゜旋回され同時に第2反転
チャック52Bも流体圧回転シリンダ53Bによって反対方向
に90゜旋回されて互いの把持爪が向かい合って対向姿勢
を取る。そして第1反転チャック52Aが流体圧シリンダ4
9によって移動される第5移動台48によってK位置に移
動され第2反転チャック52Bに接近し半加工材は第2反
転チャック52Bに把持換えされる。第1反転チャック52A
はJ位置に後退し第1反転チャック52A,第2反転チャッ
ク52Bは90゜旋回して正面を向く。続いてローデイング
装置37の第4移動台41が流体圧シリンダ40によってX軸
方向に移動されG位置となり、半加工材を把持して正面
を向く第2反転チャック52Bと空の第2ローデイングチ
ャック63が同心となる。そして第2ローデイングチャッ
ク63がI位置に移動して第2反転チャックに接近し半加
工材が第2ローデイングチャック63に把持換えされる。
第2ローデイングチャック63はH位置に後退したのちロ
ーダヘッド61が下降してM位置に位置決めされ空の第1
ローデイングチャック62と成品を把持する主軸チャック
3Bが同心となり第1ローデイングチャック62がI位置に
移動されて主軸チャック3Bに接近し第2加工が完了した
成品は第1ローデイングチャック62に把持される。第1
ローデイングチャック62は再びH位置に後退したのちロ
ーダヘッド61がN位置に移動されて第2ローデイングチ
ャック63の把持する第1加工の終わった半加工材が主軸
チャック3Bに把持される。次いでローダヘッド61がL位
置に上昇して成品X軸移動装置67のO位置で待機中の第
3移動チャック70と第1ローデイングチャック62が同心
となり成品が第3移動チャック70に把持換えされる。成
品を把持した第3移動チャック70はP位置に移動し成品
Z軸移動装置73のQ位置で待機中の第4移動チャック80
と同心となる。
そして第7移動台75が2重シリンダ76・77によってR位
置に移動され第4移動チャック80が第3移動チャックに
接近し成品を第3移動チャック70から受取る。続いて第
4移動チャック80がS位置に移動したのち空になった第
3移動チャック70はO位置に戻され第4移動チャック80
は流体圧シリンダ78によって移動される腕79によってU
位置に下降され把持する成品は成品搬出用樋83のU状溝
のわずか上方に停止して第4移動チャック80の把持爪が
開かれて成品がU状溝内に落とされ傾斜を利用して搬出
される。一方空になった第1,第2ローデイングチャック
62,63はF,L位置に移動され次の素材を第2移動チャック
32から受取り旋削加工が終わるまで待機する。
次に第10図の他の実施例の作用について説明する。素材
X軸移動装置29の素材を把持してE位置に位置決めされ
た第2移動チャック32はL位置に待機中のローデイング
チャック62に把持換えされ素材を把持したローデイング
チャック62はローダヘッド61の移動でM位置に下降し主
軸チャック3Aと同心となり主軸チャック3Aに素材が把持
換され、空になったローデイングチャック62は再びロー
ダヘッド61の移動で上昇しL位置で待機する。次の素材
が第2移動チャック32に把持されてE位置に位置決めさ
れると把持換えが行われて再びローデイングチャック62
が素材を把持し第4移動台41の移動でG位置とされ、ロ
ーダヘッド61の移動で下降してM位置で主軸チャック3B
と同心とされ把持換えが行われ主軸チャック3Bに素材が
把持される。そして空になったローデイングチャック62
はL,F位置に戻り待機する。主軸チャック3Aの旋削加工
が終わるとローデイングチャック62はM位置に下降して
主軸チャック3Aと同心とされ把持換えが行われてローデ
イングチャック62に成品が把持される。ローデイングチ
ャック62はローダヘッド61の移動でL位置に上昇し更に
G位置に移動してローデイングチャック62と成品X軸移
動装置67のO位置に停止される第3移動チャック70と同
心とされ把持換えが行われて成品は第1移動チャック70
に把持され搬出される。尚ローダヘッド61に2個のロー
デイングチャックを設け前述の移動経路を若干変更する
ことで更に高能率形とすることができる。
効果 以上詳述したように本発明は主軸台上にX軸,Y軸,Z軸に
移動可能で1つ又は2つのローデイングチャックを有す
る1個のローダヘッドを設けたもので2主軸への素材供
給,成品搬出の動作中を旋回動作をなくして慣性を小さ
くし3軸の効率的な動きでワーク交換を達成することが
できる。また第1主軸,第2主軸の材料の交換を同時に
行わず順次に行うので第1主軸,第2主軸での加工で、
加工時間が長い方の加工完了を待つ必要がないので効率
的である。また材料基準位置を材料に合わせて調整する
必要がない。また互いに反対方向に90゜旋回可能な2つ
の反転チャックのうち片方の反転チャックを移動可能と
する反転装置を設けたものは本機上で直ちに反転が可能
で作業能率が向上しうる。更に1個の反転用チャックを
180゜反転させるものでは材料の長さにより反転チャッ
クの材料基準面を変更する必要が生じたが本願のものは
変更する必要がなく、第1反転チャックを左右に移動可
能にすることにより異なる長さの加工物にたいして対応
が容易であって、わずかな変更で他の機構にも適応可能
となり一部の装置の変更で反転形,無反転高能率形等広
いバリエーションが得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のローデイング装置付2主軸NC旋盤の斜
視姿図、第2図は本発明の正面概略図で動作説明を加味
した図、第3図は本発明のローデイング装置,反転装置
の側面よりの説明図、第4図は反転装置の正面図、第5
図は第4図の上方より見た説明図、第6図は素材Z軸移
動装置の説明図、第7図は成品Z軸移動装置の説明図、
第8図はローダヘッド部を手前側に旋回させた状態の拡
大斜視図、第9図はローダの動き説明図、第10図は無反
転形ローデイング装置付2主軸NC旋盤の斜視姿図であ
る。 3A,3B……チャック 8A,8B……タレット 12,68……側板 14……素材用受け樋、15……素材送出装置 16……素材持ち上げ装置 20……素材Z軸移動装置 23……第1移動台 26……第1移動チャック 29……素材X軸移動装置 31……第2移動台、33,72……チエン 32……第2移動チャック 37……ローデイング装置、39……第3移動台 41……第4移動台、48……第5移動台 46……半加工材反転装置 52A……第1反転チャック 52B……第2反転チャック 61……ローダヘッド 62……第1ローダチャック 63……第2ローダチャック 67……成品X軸移動装置、75……第7移動台 70……第3移動チャック 73……成品Z軸移動装置 80……第4移動チャック 83……成品搬出用樋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個の主軸を有しこの2主軸位置への素材
    供給と成品搬出を行う搬送装置を本機上に設けた工作機
    械において、第1主軸に嵌着される第1主軸チャック
    と、第2主軸に嵌着される第2主軸チャックと、該第1
    主軸チャック真上の素材渡し位置までチャックで素材を
    搬入する素材搬送装置と、前記第2主軸チャック真上で
    前記素材渡し位置と同じ高さの成品受取り位置よりチャ
    ックで成品を搬出する成品搬送装置と、前記本機上に設
    けられ前記素材渡し位置真上の第1半加工材受取り位置
    において前記第2主軸チャック側の半加工材渡し方向に
    把持軸心をZ軸(主軸)方向からX軸(左右)方向に90
    ゜旋回可能で且つX軸方向に移動可能な第1反転チャッ
    ク及び前記成品受取り位置真上の第2半加工材受取り位
    置でZ軸方向とX軸方向に90゜旋回して該第1反転チャ
    ックと対向する第2反転チャックとでなる半加工材反転
    装置と、前記本機上に設けられ前記第1主軸チャック,
    素材渡し位置の素材搬送装置のチャック,第1半加工材
    受取り位置の第1反転チャック,第2主軸チャック,成
    品受取り位置の成品搬送装置のチャック,第2半加工材
    受取り位置の第2反転チャックと受渡しするためX軸,Y
    軸(上下),Z軸の3軸方向に移動位置決め可能で第1半
    加工材受取り位置と素材渡し位置との間隔と同じ間隔に
    2個のローデイングチャックを有する1個のローダヘッ
    ドとを含んでなり、第1主軸チャックの着脱,第2主軸
    チャックの着脱,第1反転チャックへの渡し,第2反転
    チャックからの受取り、及び素材搬送装置からの受取
    り,成品搬送装置への渡しを1個のローダヘッドの3軸
    方向の動きで行うことを特徴とするローデイング装置。
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