JPH0796799A - スライド収納式電子機器 - Google Patents

スライド収納式電子機器

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JPH0796799A
JPH0796799A JP11758294A JP11758294A JPH0796799A JP H0796799 A JPH0796799 A JP H0796799A JP 11758294 A JP11758294 A JP 11758294A JP 11758294 A JP11758294 A JP 11758294A JP H0796799 A JPH0796799 A JP H0796799A
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Atsushi Kuwabara
敦 桑原
Toshiyuki Takizawa
俊之 滝沢
Tomoe Sekiguchi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面表示部を上下方向及び左右方向に角度調
整できると共に、ガタの発生を防止するようにしたスラ
イド収納式電子機器を提供する。 【構成】 保持部(A)4及び保持部(C)12により
先端部9Aが押圧された状態の保持部(B)9によっ
て、筺体10内から外部に回動軸(A)2をスライドさ
せ、画面表示部である液晶表示装置1をこの底面の略中
央位置において上下方向に回動させる。同様に、筺体1
0内から外部にスライドされた状態で、回動軸(B)8
によって、保持部(A)4に固定されている回動軸
(A)2を介して、画面表示部を左右方向に回動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面表示部が筐体内に
スライドして収納可能な電子機器に関し、特に、画面表
示部を上下方向及び左右方向に回動させるスライド収納
式電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、車載用のテレビ受像機が普及して
きているが、車内のスペースには制約があるのでその画
面表示部としては、広い設置スペースを必要とする家庭
用テレビ受像機で用いられているブラウン管(CRT)
ではなく、薄形、小形の点で優れている液晶表示装置
(LCD)が広く採用されている。そして、この液晶表
示装置は、視聴時以外は筐体内にスライドして収容可能
に構成されているものが多くなっており、これによって
さらに車内のスペースの効率の良い活用が図られてい
る。図10はこのように画面表示部を液晶表示装置によ
って構成したスライド収納式テレビ受像機の従来例を示
す上面図で、筐体30内には水平方向Xにスライド自在
に一対のスライド板32が取り付けられ、これらスライ
ド板32間には図11の側面図で示すように、回動軸3
3を支点として上下方向Yに回動自在に液晶表示装置3
1が固定されている。液晶表示装置31は水平方向Xに
沿った略中央位置で回動軸33によって軸支されるよう
になっている。これにより、液晶表示装置31の上下方
向Yの角度調整を行うことができる。
【0003】図12は従来の他の例を示す上面図で、液
晶表示装置31はこの端部において、筐体30に水平方
向Xにスライド自在に取り付けられたスライド枠34に
固定された第1の保持部35及びこの略中央位置に回動
軸として作用する突起36Aによって結合された第2の
保持部36を介して、回動軸37を支点として上下方向
Yに回動自在にスライド枠34の端部に固定されてい
る。図13は液晶表示装置31がこの端部において、回
動軸37を支点として上下方向Yに回動される様子を示
す側面図である。また、図14は液晶表示装置31が突
起36Aからなる回動軸を支点として左右方向Zに回動
される様子を示す側面図である。これにより、液晶表示
装置31の上下方向Y及び左右方向Zの角度調整を行う
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
画面表示部を液晶表示装置によって構成した従来のスラ
イド収納式テレビ受像機には、次のような問題が存在し
ている。 (1)図10の構造においては、液晶表示装置31を上
下方向Yのみしか角度調整を行うことができず、左右方
向Zには角度調整ができない。 (2)図12の構造においては、液晶表示装置31を上
下方向Y及び左右方向Zに角度調整できるが、第2の保
持部36が一箇所で左右方向Zの回動軸と回動保持部を
兼ねているため、回動に対する保持力が弱くなるので、
車両走行時にガタが生ずるようになって画面が見づらく
なる。また、上下方向Yの回動時に液晶表示装置31の
端部を支点として回動が行われるので、支点と重心との
距離が長くなるため、同様にガタが生じ易く、この際の
振幅も大きくなる。
【0005】本発明は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、画面表示部を上下方向及び左右方向に角度
調整できると共に、ガタの発生を防止するようにしたス
ライド収納式電子機器を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に請求項1に係わる本発明は、画面表示部が筐体内にス
ライドして収納可能な電子機器において、筐体内をスラ
イドし先端部が円弧状に形成された第1の保持部と、こ
の第1の保持部に対して左右方向に回動可能な第1の回
動軸を有し、上記円弧状の先端部に沿って回動すると共
に、上下方向に回動可能な第2の回動軸を有する第2の
保持部とを備え、上記画面表示部が上下左右方向に回動
し、筐体内に収納可能に構成したことを特徴とするもの
である。
【0007】請求項2に係わる本発明は、請求項1にお
いて、上記第2の保持部の第1の回動軸と第2の回動軸
の取付部とを連結する補強部材を備えたことを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】請求項1に係わる本発明の構成によれば、先端
部が円弧状に形成された第1の保持部に対して、第2の
保持部が第1の回動軸を支点として円弧状の先端部に沿
って回動することにより、画面表示部は左右方向に回動
する。また、第2の保持部が第2の回動軸を支点として
回動することにより、画面表示部は上下方向に回動す
る。これによって、画面表示部は上下方向及び左右方向
に角度調整され、また、画面表示部のガタの発生は防止
される。
【0009】請求項2に係わる本発明の構成によれば、
第2の保持部は第1の回動軸と第2の回動軸の取付部と
が補強部材によって連結されて固定された状態で、請求
項1と同様な作用が行われる。これによって、画面表示
部は上下方向及び左右方向に角度調整され、また、画面
表示部のガタの発生は防止される。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1及び図2は本発明のスライド収納式電子機器の
第1の実施例を示す上面図及び側面図で、スライド収納
式テレビ受像機に適用した例を示している。1は画面表
示部を構成する液晶表示装置で、この液晶表示装置1は
筐体10内にスライドして収納可能に構成されており、
この液晶表示装置1の底面の略中央位置には回動軸
(A)2(第2の回動軸)がスライド方向Xと直交する
方向に配置されて固定されている。この回動軸(A)2
は、これを支点として後述のように液晶表示装置1を上
下方向Yに回動させる。4は保持部(A)で、この保持
部(A)4(第2の保持部)のスライド方向に沿った外
側位置には図3に示すようにねじ穴5が設けられると共
に、凸部6が形成されてこの凸部6にはねじ穴7が設け
られている。そして、ねじ穴7には前記回動軸(A)2
に予め設けられているねじ穴2Aがねじ止めされること
により、回動軸(A)2が保持部(A)4に固定されて
いる。一方、保持部(A)4のスライド方向に沿った内
側位置には回動軸(B)8(第1の回動軸)が設けられ
ている。この回動軸(B)8は、後述のように液晶表示
装置1を左右方向Zに回動させる。
【0011】9は保持部(B)で、この保持部(B)9
(第1の保持部)は前記保持部(A)4上の回動軸
(B)8と係合する挿通穴11を有し、この挿通穴11
に回動軸(B)8が挿通されて係合され、かつ図2に示
すように周囲にばね15が装着された状態で、保持部
(A)4上に配置されている。16は固定部材であり、
ばね15の上端を固定している。そして、この保持部
(B)9は、後述のように保持部(A)4を介して液晶
表示装置1を筐体10内外にスライドさせるように作用
する。12は保持部(C)で、この保持部(C)12は
ばね性を有すると共にねじ穴13を有し、このねじ穴1
3には前記保持部(A)4の外側位置のねじ穴5がねじ
止めされることにより、保持部(A)4に固定されてい
る。これにより、保持部(B)9の先端部9Aは各々保
持部(A)4及び保持部(C)12によって押圧された
状態になっている。
【0012】保持部(A)4の回動軸(B)8と係合す
ることにより、保持部(A)4を介して液晶表示装置1
を筐体10の内外にスライドさせる保持部(B)9は、
図3に示すように板状部材から構成されており、この先
端部9Aは円弧状に形成されている。また、駆動モータ
17が設置されていて、この駆動モータ17からの駆動
力は各種ギア列を含む駆動機構18を介して、図4に示
されるガイドシャフト19に伝達されることにより、液
晶表示装置1を水平方向Xにスライドさせるようになっ
ている。
【0013】図4は本実施例における信号系統のシステ
ム図を示すもので、SW1は液晶表示装置1に内蔵され
ていてこの液晶表示装置の回動状態を検出する回動検出
スイッチ、SW2は手前側検出スイッチ、SW3は奥側
検出スイッチ、19はガイドシャフト、20はマイコ
ン、21はチューナー、22は操作部、22Aは開閉ス
イッチ、22Bは電源スイッチである。マイコン20は
各スイッチSW1、SW2、SW3、22A、22B等
からの信号を受けて、駆動モータ17やチューナー21
等の映像表示系の制御を行う。駆動モータ17の駆動力
は、駆動機構18を介してガイドシャフト19に伝達さ
れて、前記のように液晶表示装置1が筐体10内外に水
平方向Xにスライドされる。
【0014】次に本実施例の動作を説明する。保持部
(B)9はこの先端部9Aが各々保持部(A)4及び保
持部(C)12によって押圧された状態で、駆動モータ
17の駆動力により保持部(A)4を介して液晶表示装
置1を図2のように筐体10の外部にスライドさせる。
続いて、手動によって回動軸(A)2を回動して液晶表
示装置1を上下方向Yに回動する。これにより、液晶表
示装置1は上下方向Yに任意の角度だけ角度調整され
る。
【0015】次に、同様に液晶表示装置1が筐体10の
外部にスライドされている状態で、手動によって回動軸
(B)8を駆動する。これにより、回動軸(B)8はこ
れを支点として、図5のように中心位置Lから保持部
(B)9の先端部9Aに沿って右方向(図では上方向)
に回動する。あるいは、図6のように中心位置Lから保
持部(B)9の先端部9Aに沿って左方向(図では下方
向)に回動する。この結果、保持部(A)4の外側位置
に固定されている回動軸(A)2を介して、液晶表示装
置1は左右方向Zに回動されるので、左右方向Zに任意
の角度だけ角度調整される。
【0016】従って、このような第1の実施例によれば
次のような効果が得られる。 (1)液晶表示装置1を上下方向Yだけでなく、左右方
向Zにも角度調整することができる。 (2)液晶表示装置1は、これが固定されている回動軸
(A)2とは別体である保持部(A)4によって左右方
向Zの回動が行われるため、回動に対する保持力が弱く
ならないので、車両走行時にガタが生じることがなく、
画面が見づらくならない。また、上下方向Yの回動時に
液晶表示装置1はこの底面の略中央位置が支点となって
回動が行われるので、支点と重心との距離が短くなるた
め、同様にガタは生じない。さらに、本実施例によれ
ば、液晶表示装置1をスライドさせる保持部(B)9
が、先端部9Aで保持部(A)4及び保持部(C)12
により常に押圧されているので、より一層ガタの発生は
防止される。 (3)図12の従来構造に比べて構造を簡単にすること
が可能なため安価にでき、また左右方向Zの回動角度を
大きくとることができる。
【0017】図7及び図8は本発明の第2の実施例を示
す上面図及び側面図で、第1の実施例と同様にスライド
収納式テレビ受像機に適応した例を示している。図9は
本実施例の主要部を示す構成部品の分解図である。第1
の実施例と同一部分又は相当部分は同一番号で示してい
る。画面表示部を構成する液晶表示装置1は筐体10内
にスライドして収納可能に構成されており、この液晶表
示装置1の底面の略中央位置には回動軸(A)2(第2
の回動軸)がスライド方向Xと直交する方向に配置され
て固定され、この回動軸(A)2はこれを支点として後
述のように液晶表示装置1を上下方向Yに回動させる。
保持部(A)4(第2の保持部)のスライド方向に沿っ
た外側位置には図9に示すようにねじ穴7A乃至7Dと
共に、ねじ穴5が設けられている。この保持部(A)4
の外側位置は上記回動軸(A)2の取付部となる。一
方、保持部(A)4のスライド方向に沿った内側位置に
は回動軸(B)8(第1の回動軸)が設けられている。
さらに、この保持部(A)4の中央位置には回動軸
(B)8から放射状に一対の凸部4A、4Bが形成さ
れ、これら凸部4A、4Bには各々ピン4a,4bが設
けられている。
【0018】保持部(B)9(第1の保持部)は前記保
持部(A)4上の回動軸(B)8と係合する挿通穴11
を有すると共に、円弧状に形成された先端部9Aには円
弧に沿って一対の長穴9a,9bが設けられ、これら長
穴9a,9bには上記ピン4a,4bが挿通可能になっ
ている。保持部(C)12はばね性を有すると共に上記
保持部(A)4のねじ穴5に対応したねじ穴13を有し
ている。25は補強板(補強部材)で、この補強板25
は一端側に上記保持部(B)9の挿通穴11に対応した
ねじ穴26を有すると共に、他端側に上記保持部(A)
4のねじ穴7A乃至7Dに対応した切溝27A乃至27
Dを有している。
【0019】以上のような保持部(A)4、保持部
(B)9、保持部(C)12及び補強板25を図9のよ
うに配置した状態で、保持部(A)4上に保持部(B)
9を挿通穴11に回動軸(B)8を挿通すると共に、長
穴9a,9bに各々ピン4a,4bを挿通することによ
り重ね、また、保持部(B)9上に保持部(C)12を
重ね、さらに、保持部(C)12上に補強板25を重ね
合わせる。そして、保持部(C)12をこのねじ穴13
及び保持部(A)4のねじ穴5にねじ28をねじ込んで
固定する。また、保持部(B)9の挿通穴11に係合さ
れた回動軸(B)8の周囲にリングバネ24を装着した
状態で、補強板25をこのねじ穴26及び回動軸(B)
8の内部のねじ穴8Aにねじ28をねじ込む。さらに、
補強板25をこの切溝27A乃至27Dから回動軸
(A)2のねじ穴2Aを通じて保持部(A)4のねじ穴
7A乃至7Dにねじ28をねじ込む。
【0020】これによって、補強板25は保持部(A)
4の回動軸(B)8と回動軸(A)2の取付部を連結し
て固定するように作用している。また、このような構造
によれば、保持部(B)9の後端部はリングバネ24の
付勢力によって押圧されると共に、その先端部9Aは各
々保持部(A)4及び保持部(C)12によって押圧さ
れた状態になっている。
【0021】このような第2の実施例によれば、保持部
(B)9はこの後端部がリングバネ24によって押圧さ
れると共に、この先端部9Aが各々保持部(A)4及び
保持部(C)12によって押圧された状態で、駆動モー
タ17の駆動力により保持部(A)4を介して液晶表示
装置1を図8のように筐体10の外部にスライドさせ
る。続いて、手動によって回動軸(A)2を駆動して液
晶表示装置1を上下方向Yに回動する。これにより、液
晶表示装置1は上下方向Yに任意の角度だけ角度調整さ
れる。
【0022】次に、同様に液晶表示装置1が筐体10の
外部にスライドされている状態で、手動によって回動軸
(B)8を駆動する。これにより、回動軸(B)8はこ
れを支点として、ピン4a,4bが各々保持部(B)9
の先端部9Aの長穴9a,9bに沿って上方向(図7に
おいて)に回動する。あるいは、ピン4a,4bが各々
保持部(B)9の先端部9Aの長穴9a,9bに沿って
下方向(図7において)に回動する。この結果、保持部
(A)4の外側位置に固定されている回動軸(A)2を
介して、液晶表示装置1は左右方向Zに回動されるの
で、左右方向Zに任意の角度だけ角度調整される。
【0023】従って、このような第2の実施例によれば
次のような効果が得られる。 (1)液晶表示装置1を上下方向Yだけでなく、左右方
向Zにも角度調整することができる。 (2)液晶表示装置1は、これが固定されている回動軸
(A)2とは別体である保持部(A)4によって左右方
向Zの回動が行われるため、回動に対する保持力が弱く
ならないので、車両走行時にガタが生じることがなく、
画面が見づらくならない。また、上下方向Yの回動時に
液晶表示装置1はこの底面の略中央位置が支点となって
回動が行われるので、支点と重心との距離が短くなるた
め、同様にガタは生じない。さらに、本実施例によれ
ば、液晶表示装置1をスライドさせる保持部(B)9
が、後端部がリングバネ24によって押圧されると共に
先端部9Aで保持部(A)4及び保持部(C)12によ
り常に押圧されているので、より一層ガタの発生は防止
される。さらにまた、本実施例によれば、保持部(A)
4は回動軸(B)8と回動軸(A)2の取付部とが補強
板25によって連結されて固定された状態で、液晶表示
装置1を上下左右に回動させるので、さらに一層ガタの
発生は防止される。 (3)図12の従来構造に比べて構造を簡単にすること
が可能なため安価にでき、また左右方向Zの回動角度を
大きくとることができる。
【0024】本文中では、電子機器として液晶表示装置
1から構成される画面表示部を有するスライド収納式テ
レビ受像機に例をあげて説明したが、これに限らず画面
表示部がスライド収納式からなっており、かつ画面表示
部が筐体内から引き出された状態で、上下方向及び左右
方向に回動させる必要のある電子機器であれば、同様に
適用することができる。また、保持部(A)4及び保持
部(C)12は一体に形成しても良い。さらに、筐体内
外に画面表示部をスライドさせる機構は、通常用いられ
ている各種スライド機構の中から任意に選ぶことができ
る。
【0025】
【発明の効果】請求項1に係わる本発明によれば、筐体
内をスライドし先端部が円弧状に形成された第1の保持
部と、この第1の保持部に対して左右方向に回動可能な
第1の回動軸を有し、上記円弧状の先端部に沿って回動
すると共に、上下方向に回動可能な第2の回動軸を有す
る第2の保持部とを備えるように構成したので、画面表
示部を上下方向及び左右方向に角度調整できると共に、
ガタの発生を防止することができる。
【0026】請求項2に係わる本発明によれば、第2の
保持部は第1の回動軸と第2の回動軸の取付部とが補強
部材によって連結されて固定された状態で、請求項1と
同様な作用が行われるので、画面表示部を上下方向及び
左右方向に角度調整できると共に、さらに一層ガタの発
生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライド収納式電子機器をテレビ受像
機に適用した第1の実施例を示す上面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】第1の実施例の主要部の構成部品の分解図であ
る。
【図4】第1の実施例における信号系統のシステム図で
ある。
【図5】第1の実施例において画面表示部を左右方向に
回動する例を示す上面図である。
【図6】第1の実施例において画面表示部を左右方向に
回動する他の例を示す上面図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す上面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】第2の実施例の主要部の構成部品の分解図であ
る。
【図10】従来例を示す上面図である。
【図11】図10の側面図である。
【図12】他の従来例を示す上面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】図12において画面表示部を左右方向に回動
する例を示す上面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 2 回動軸(A)(第2の回動軸) 4 保持部(A)(第2の保持部) 4a,4b ピン 8 回動軸(B)(第1の回動軸) 9 保持部(B)(第1の保持部) 9A 円弧状の先端部 9a,9b 長穴 10 筐体 11 挿通穴 12 保持部(C) 15 バネ 17 駆動モータ 18 駆動機構 19 ガイドシャフト 20 マイコン 24 リングバネ 25 補強板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面表示部が筐体内にスライドして収納
    可能な電子機器において、筐体内をスライドし先端部が
    円弧状に形成された第1の保持部と、この第1の保持部
    に対して左右方向に回動可能な第1の回動軸を有し、上
    記円弧状の先端部に沿って回動すると共に、上下方向に
    回動可能な第2の回動軸を有する第2の保持部とを備
    え、上記画面表示部が上下左右方向に回動し、筐体内に
    収納可能に構成したことを特徴とするスライド収納式電
    子機器。
  2. 【請求項2】 上記第2の保持部の第1の回動軸と第2
    の回動軸の取付部とを連結する補強部材を備えたことを
    特徴とする請求項1記載のスライド収納式電子機器。
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