JPH0794704A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0794704A
JPH0794704A JP23807393A JP23807393A JPH0794704A JP H0794704 A JPH0794704 A JP H0794704A JP 23807393 A JP23807393 A JP 23807393A JP 23807393 A JP23807393 A JP 23807393A JP H0794704 A JPH0794704 A JP H0794704A
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JP
Japan
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semiconductor
semiconductor region
electric field
field limiting
limiting ring
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Application number
JP23807393A
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English (en)
Inventor
Yasumichi Yasuda
保道 安田
Susumu Murakami
進 村上
Hideo Kobayashi
秀男 小林
Mutsuhiro Mori
森  睦宏
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高耐圧、高信頼の半導体装置を提供する。 【構成】 n型半導体基体10の高抵抗n~ベース層1
00に延び主pn接合を形成するp+ウェル層21を備
える。このp+ウェル層21を取り囲むように第1〜第
8の電界制限リング31〜38が形成され、偶数番目の
電界制限リングに電気的に接続された導電膜41〜44
が、絶縁膜51〜55を介して隣接する両側の電界制限
リング上まで、基体10の一方の主表面11に露出した
n~ベース層の表面に延びている。また、p+ウェル層2
1に接続されたエミッタ電極40が第1の電界制限リン
グ31上まで延びている。奇数番目の電界制限リング
は、どこにも接続されず電気的に浮いた状態にあり、こ
のリングとこのリングの外側に隣接する偶数番目のリン
グとの間隔は、偶数番目のリングとその外側に隣接する
奇数番目のリングとの間隔より狭く設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に係り、特
に、プレーナ型pn接合を有する高耐圧、高信頼の半導
体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インバータ装置等の電力変換装置
に半導体開閉装置が多く使われるようになっている。イ
ンバータ装置等の大容量化に伴い、その開閉装置とし
て、高電圧に対応することができる、所謂、高耐圧半導
体装置が強く望まれている。
【0003】一般に、半導体装置の性能は、シリコン半
導体で作られたpn接合の電気的特性に依存し、pn接
合の耐圧は、半導体装置の性能を決定する最も重要な特
性の1つである。この耐圧は、pn接合が終端する半導
体領域の形状によって決定される。例えば、大電流、高
耐圧のサイリスタ等の半導体装置は、直径60mmの半
導体基体にpn接合を形成し、pn接合が終端する半導
体基体の周辺を斜めに研磨した所謂ベベル構造とするこ
とにより、pn接合が終端する半導体領域の電界強度を
弱めて高耐圧化を図っている。そして、ベベル構造に加
工した半導体装置のpn接合の終端は、半導体基体の表
面に露出するので、この部分がシリコーン樹脂等の絶縁
材で被覆され、これにより、半導体装置の電気的特性の
安定化が図られている。
【0004】しかし、シコン半導体基体の大きさが十数
ミリメートル角程度の小さな半導体装置は、前述したベ
ベル構造、保護膜の形成方法が煩雑になるので、大量生
産に対応して、半導体装置のpn接合を、製造初期段階
で生成される酸化膜(SiO2膜)を利用してpn接合の
終端を保護する所謂プレーナ技術が適用されているのが
一般的である。
【0005】プレーナ構造のpn接合の降伏電圧を高め
る従来技術として、例えば、特公平1−20549号公
報等に記載された技術が知られている。この従来技術
は、プレーナ型の主接合を環状に取り囲む複数の電界制
限リング領域を形成し、かつ、前記複数の各電界制限リ
ング領域のそれぞれと電気的に接触する導電膜を絶縁膜
を介して半導体基体の主表面に設け、この導電膜を半導
体基体の表面主接合から遠い側に電界制限領域を越えて
延びるようにし、さらに、導電膜を覆うように最終絶縁
保護膜が形成されて構成されている。
【0006】この従来技術は、前述により、電気的遮蔽
効果をもたらす所謂フィールドプレート効果を電界制限
リング領域に与えることができ、このフィールドプレー
トを付加により、半導体層表面の電界を一層緩和して、
電界制限リング領域だけでは達成できなかった高耐圧を
実現することができ、また、最終絶縁保護膜を被着して
いるため、フィールドプレート間の放電を防止して、阻
止特性の安定化を図ることができる。
【0007】また、プレーナ構造の半導体装置の高耐圧
化に関する他の従来技術として、例えば、特公平3−5
8185号公報等に記載された技術が知られている。こ
の従来技術は、プレーナ型の主接合を環状に取り囲む複
数の電界制限リング領域を形成し、電界制限リング領域
と電気的に接触する半導体基体主表面に設けられる導電
膜が、絶縁膜を介して主接合から近いpn接合表面を覆
うように前記導電膜を形成し、前述した特公平1−20
549号公報に記載された従来技術とは逆のフィールド
プレート効果を電界制限リング領域に付加して構成され
ている。
【0008】この従来技術は、前述の構造を備えること
により、外部雰囲気の影響、例えば、プラスチック、レ
ジン等の絶縁保護材中の負性電荷、水分によるn型半導
体層表面のp型反転化を防止し、半導体装置の特性の安
定化を図ることができる。
【0009】さらに、プレーナ構造の半導体装置の高耐
圧化に関する他の従来技術として、例えば、特公昭52
−27032号公報等に記載された技術が知られてい
る。この従来技術は、主接合表面に絶縁膜を介して抵抗
層を設け、この抵抗層を通る短絡電流により主接合表面
の電界を緩和して半導体装置の高耐圧化を達成するもの
である。また、この従来技術は、主接合を環状に取り囲
む複数の電界制限リング領域が設けられ、前記抵抗層を
電界制限リング領域に接触させ、あるいは、接触させな
いように構成されている。
【0010】さらに、プレーナ構造の半導体装置の高耐
圧化に関する他の従来技術として、例えば、特公平3−
62309号公報等に記載された技術が知られている。
この従来技術は、主接合を環状に取り囲む複数の電界制
限リング領域が設けられ、その上に電気抵抗層が絶縁膜
を介して設けられ、主接合とこれに隣接した電界制限リ
ング領域との間隔を広く、電界制限リング領域相互間の
間隔を狭くし、かつ、電界制限リング領域上に位置する
電気抵抗層を厚くして抵抗値をさげて構成されたもので
ある。
【0011】この従来技術は、阻止状態における半導体
表面の電位と電気抵抗層との電位をほぼ等しくすること
ができ、これにより、半導体装置の高耐圧化を達成する
ことができるものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述した電界制限リン
グを設ける各従来技術は、次に説明するような問題があ
り、安定した高耐圧特性を得ることができないという問
題点を有している。
【0013】すなわち、第1の問題は、シリコン半導体
基体とシリコン酸化膜との界面における固定電荷等の影
響により、界面近傍の電界に片寄りが生じ、その度合い
が製造要因によって変動し、安定した高耐圧特性を得る
ことができない点である。この問題は、良質なシリコン
酸化膜の形成技術、水素処理による界面の安定化等によ
って解決されつつあり、初期特性としては比較的安定し
た高耐圧特性が得られるようになってきた。
【0014】第2の問題は、高温・高湿逆バイアス試験
で代表される信頼性試験において耐圧が低下し、あるい
は、漏れ電流が増大することである。この原因は、半導
体基体の外部から侵入しあるいは付着する荷電粒子の影
響によるものと考えられている。一般に、高耐圧の半導
体装置は、放電防止、水分の滲入を防止する目的でシリ
コーン樹脂等により封止して用いられるが、ゲル状のシ
リコーン樹脂が接触するような封止構造の場合耐圧の低
下が著しい。また、この現象は、シリコン基板の抵抗率
が高いもの、すなわち、高耐圧半導体装置になる程顕著
に生起する現象であり、半導体装置の耐圧を大幅に低下
させてしまう。
【0015】この対策として、先に従来技術として説明
した種々の技術が提案されている。しかし、これらの従
来技術による半導体装置も、長時間の高温・高湿中での
逆電圧印加試験を継続すると阻止特性が劣化することが
ある。この原因は、半導体基体のチップ表面を被覆した
絶縁材の分極作用、湿気等の影響を受け、電界制限リン
グ接合表面の電界強度分布が片寄り、特定の電界制限リ
ングに電界が集中し、局部的にpn接合が降伏するため
と考えられる。
【0016】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、高耐圧化を図ったプレーナ構造の半導体装
置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、pn主接合を形成する半導体層の周囲に複数個の電
界制限リング領域を設けた半導体装置において、それぞ
れの電界制限リング領域の中間に位置する半導体基体表
面を絶縁膜を介して導電膜で被覆し、電気的遮蔽効果に
より半導体基体表面の電位分布の変動を最少にするよう
にすることにより達成される。
【0018】すなわち、前記目的は、半導体基体の一方
の主表面より延び該半導体基体との間に主pn接合を形
成する半導体層と、それを取り囲む複数個の電界制限リ
ング領域とを設け、該電界制限リング領域に電気的に接
続した導電膜を絶縁膜を介して他の導電膜が接続されて
いない電界制限リング上に延長配置して、半導体層の一
方の主表面における電界制限リング領域を導電層により
完全に被覆することにより達成される。
【0019】本発明の半導体装置の構造の特徴は、さら
に具体的に言えば、主接合を取り囲むように主接合の
内側から第1〜第nの電界制限リングを設け、主接合と
これに隣接する第1の電界制限リングとの間に絶縁膜を
介してフィールドプレートとして作用するエミッタ電極
を設けること、奇数番目の電界制限リングには何も接
続せずに電気的に浮いた状態とされていること、偶数
番目の電界制限リングとこれに隣接する両側の奇数番目
の電界制限リングとの間に、この偶数番目の電界制限リ
ングに電気的に接続された導電性膜を絶縁膜を介して設
けること、奇数番目の電界制限リングとこれの外側に
隣接する偶数番目の電界制限リングとの間の間隔が、偶
数番目の電界制限リングとこれの外側に隣接する奇数番
目の電界制限リングとの間の間隔より狭く設定されてい
ること、前記導電性膜が、奇数番目の電界制限リング
上で分断されていることである。
【0020】本発明の半導体装置の他の構造の特徴は、
さらに具体的に言えば、主接合を取り囲むように主接
合の内側から第1〜第nの電界制限リングを設け、主接
合とこれに隣接する第1の電界制限リングとの間に絶縁
膜を介してフィールドプレートとして作用するエミッタ
電極を設けること、第1番目の電界制限リングには何
も接続せずに電気的に浮いた状態とされていること、
第2〜第nの電界制限リングには導電性膜が電気的に接
続され、この導電性膜が絶縁膜を介して内側に隣接する
電界制限リング上まで延びていること、前記導電性膜
が、各電界制限リング上で分断されていることである。
【0021】前述のように構成される本発明によれば、
漏れ電界を制限し、阻止特性の安定化を図ることがで
き、これにより、半導体装置の高耐圧化を図ることがで
きる。
【0022】
【作用】本発明によるプレーナ型半導体装置は、1対の
主表面を有する第1の半導体層と、一方の主表面に終端
するプレーナ型pn接合を形成する第2の半導体層と、
これを取り囲むごとく形成した複数個の第3の半導体層
とを具備し、第2の半導体層に電気的に接触した第1の
導電性膜がプレーナ型pn接合を覆い、該プレーナ型p
n接合に隣接した第3の半導体層上に絶縁膜を介して延
長されており、前記第3の半導体層に電気的に接触した
第2の導電膜が該第3の半導体層に隣接する他の第3の
半導体層上に絶縁膜を介して延長した構成になっている
ので、外部要因に敏感な第1の半導体層表面は前記導電
性膜により完全に覆われ、該導電性膜の電気的遮蔽作用
により外部要因を遮断できる。
【0023】従って、本発明による半導体装置は、レジ
ン、水分等の外部雰囲気による電荷が存在した場合にお
いても、半導体基体表面の電界を緩和することができ、
局所的な電界集中による耐圧低下を生じることがなく、
信頼性の高いものとすることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明による半導体装置の実施例を図
面により詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施例の構造を示す
断面図、図2はその平面図、図3はその機能を説明する
半導体基体内の空乏層の様子を示す図である。図示本発
明の第1の実施例は、本発明を電界制限リング領域と導
電膜とを備える絶縁ゲート型トランジスタ(IGBT)
に適用した例である。図1〜図3において、10は半導
体基体、11、12は半導体基体の主表面、20は半導
体装置、21はp+ ウェル層、22は電界制限リング領
域、31〜38は電界制限リング層、40はエミッタ電
極、41〜44、49はフィールドプレート、51〜5
5は絶縁膜、100はn~ ベース層、60はコレクタ電
極、112はガードリング層、121はnバッファ層、
122はp+ コレクタ層である。
【0026】本発明の第1の実施例による半導体装置
は、図1に示すように、1対の主表面11、12を有す
るn型導電性の半導体基体10内に、n型導電性で高抵
抗のn~ ベース層100と、一方の主表面11からn~
ベース層100に延び、n~ベース層100との間に一
方の主表面11に終端するプレーナ型pn接合を形成す
るn~ ベース層100より不純物濃度の高いp+ウェル
層21、一方の主表面11からn~ベース層100内に
延び、p+ ウェル層21より離れてp+ ウェル層21を
取り囲み、n~ ベース層100より不純物濃度の高い複
数個のp型導電層の電界制限リング層31〜38と、一
方の主表面11の周辺において一方の主表面11からn
~ ベース層100内に延びn~ベース層100より不純
物濃度の高いn+ガードリング層112と、他方の主表
面12に隣接する不純物濃度の高いp+ コレクタ層12
2と、該コレクタ層121とn~ベース層100との間
にこれらの層に隣接したn~ベース層100より不純物
濃度の高いnバッファ層121とを備えて構成されてい
る。
【0027】また、前述の半導体装置において、半導体
基体10の主表面11には、p+ ウェル層21にオーミ
ックに接触しフィールドプレートの機能を有するエミッ
タ電極40と、電界制限リング層31〜38のp+ ウェ
ル層21に近い側から数えて偶数番目の電界制限リング
層32、34、36、38に接触したフィールドプレー
ト41〜44と、ガードリング層112に電気的に接触
したフィールドプレート49と、半導体基体10の一方
の主表面11と前記エミッタ電極40、フィールドプレ
ート44、49との間を絶縁し主表面11を被覆する下
層がシリコン酸化膜(SiO2 )で上層がリンガラス
(PSG)からなる絶縁膜51〜55と、エミッタ電極
40、フィールドプレート44、49に設けられる半導
体装置保護用のPSG膜70及びポリイミド膜80とが
形成されている。
【0028】前述の本発明の一実施例による半導体装置
は、p+ ウェル層21とゲート電極40を備える部分の
断面構造が、半導体装置の主接合を形成しており、この
周囲に形成された電界制限リング層31〜38とフィー
ルドプレート41〜44とが電界制限リング領域22を
形成して構成されている。
【0029】そして、p+ ウェル層21にオーミックに
接触しフィールドプレートの機能を有するエミッタ電極
40は、p+ ウェル層21に最も近い電界制限リング層
31の位置まで延在し、前記偶数番目の電界制限リング
層32、34、36、38に接触したフィールドプレー
ト41〜44は、それぞれ、その前後の奇数番目の電界
制限リング層の位置まで達するように延在している。そ
して、奇数番目の電界制限リング層31、33、35、
37は、どこにも接続されずに浮いた状態とされてい
る。
【0030】また、奇数番目の電界制限リングとこのリ
ングの外側に位置する偶数番目の電界制限リングとの間
の距離S1は、偶数番目の電界制限リングとこのリング
の外側に位置する奇数番目の電界制限リングとの距離S
2より狭く形成されている。
【0031】本発明の第1の実施例は、前述のように構
成されているが、さらに具体的には、半導体基10の厚
さが240μm、n~ ベース層100の不純物濃度が3
×1013/cm3、p+ ウェル層21及び電界制限リング
31〜38の不純物濃度が3×1019/cm3、その厚さ
が10μm、電界制限リング31〜38の相互間の間隔
距離が、前記S1が20μm、S2が50μmであり、
8個の電界制限リング層を配置して構成される。エミッ
タ電極40及電界制限リング32、34、36、38に
電気的に接続されたフィールドプレート41〜44は、
このフィールドプレートが電気的に接続された電界制限
リング層に隣接したどこにも接続されていない電界制限
リング層31、33、35、37上に絶縁膜51〜55
を介して張出し、該電界制限リング31、33、35、
37上で10μmの間隔で分断されている。
【0032】エミッタ電極40及びフィールドプレート
41〜44は、アルミニウムを主成分とした厚さ約5μ
mの導電膜により形成し、半導体装置の最外周に設けら
れたガードリング112は、最外周の電界制限リング層
38より100μm離れた位置に配置されている。この
ガードリング112には、導電膜により形成されたフィ
ールドプレート49が接続されている。また、絶縁膜5
1〜55は、製造工程で生成した厚さ2μmの酸化膜
(SiO2)と、気相成長により堆積した厚さ1.2μ
mのリンガラス(PSG)からなる2層構造を有してい
る。
【0033】フィールドプレート41〜44及び絶縁膜
51〜55が露出する半導体基体10の主表面には、フ
ィールドプレート40〜44、49の腐食及び放電防止
のため、0.6μmのリンガラス(PSG)膜70及び
厚さ3.5μmのポリイミド樹脂膜80が被着されてい
る。また、他方の主表面12側におけるnバッファ層1
21は、その厚さが15μm、不純物濃度が3×1017
/cm3、p+ コレクタ層122は、その厚さが15μ
m、不純物濃度が4×1019/cm3であり、p+コレクタ
層122に電気的に接続されるコレクタ電極60は、ア
ルミニウム、ニッケル、クロム及び銀の多層構造膜が使
用されている。
【0034】前述のように構成される本発明の一実施例
による半導体装置20は、図2にその上面の状態を示す
ように、p+ ウェル層21による導通領域21を取り囲
むごとく複数個のフィールドプレート41〜44を含む
電界制限リング領域22が配置された構造を有してい
る。
【0035】次に、前述した本発明の一実施例による半
導体装置のエミッタ電極40とコレクタ電極60との間
に電圧を印加し、その印加電圧を順次高くして半導体装
置を阻止状態にした場合のn~ ベース層100内及び表
面近傍における空乏層の拡がりの様子を示す図3(a)
〜図3(d)を参照して、本発明の一実施例による半導
体装置が高耐圧、高信頼のものであることを説明する。
【0036】電界制限リング領域32、34、36、3
8に電気的に接続された前記フィールドプレート41〜
44は、p+ ウェル層21に逆電圧が印加されたとき、
絶縁膜51〜55を介したフィールドプレート41〜4
4直下のn~ ベース層100に対し、一定の電位を保持
する作用を有する。
【0037】例えば、電界制限リング32に電気的に接
続された前記フィールドプレート41は、該電界制限リ
ング32と同電位となり、p+ ウェル層21に近い側の
n~ベース層の表面の電位がフィールドプレート41よ
り低くなる。そのため、この部分のn~ ベース層100
の表面近傍には、電子が蓄積した層(蓄積層)が生成さ
れ、n~ ベース層100の表面において空乏層が拡がり
にくくなる。このため、この電界制限リング32に対し
てp+ ウェル層21の側に隣接する電界制限リング31
との間隔S1を狭くすることにより、より効果的に空乏
層を作用させることができる。
【0038】一方、電界制限リング33側のn~ ベース
層100の表面近傍の電位は、フィールドプレート41
より高い電位に保持されるので、この部分において空乏
層が拡がりやすくなる。そして、電界制限リング32と
電界制限リング33との間隔S2を広く設定することに
より、この部分の電位分布の均一化を図ることができ
る。
【0039】なお、前述では、電界制限リング32に電
気的に接続された前記フィールドプレート41について
説明したが、電界制限リング34、36、38に電気的
に接続されたフィールドプレート42〜44も同様な作
用を有する。
【0040】図3(a)は阻止電圧が低い時点で、空乏
層が主接合に最も近接した電界制限リング31に到達し
た場合を示している。このとき、p+ ウェル層21とp
+ ウェル層21に隣接した電界制限リング31の中間の
n~ ベース層100の表面では、p+ ウェル層21に電
気的に接続されたフィールドプレート40の作用によ
り、空乏層が延ばされて、p+ ウェル層21とn~ ベー
ス層100とによる主接合近傍の電界が弱められる。
【0041】図3(b)はさらに印加電圧が高くなった
場合を示している。この場合、空乏層は、第2の電界制
限リングに32に向かって延びるが、このとき、フィー
ルドプレート41の作用により第1の電界制限リング3
1と第2の電界制限リング32と間のn~ ベース層10
0の表面近傍には、蓄積層が生成されるので空乏層が拡
がりにくくなる。このため、第2の電界制限リング32
は、第1の電界制限リング31に比較的近く配置する。
これにより、空乏層を有効に作用させ、電位分布を均一
化することができる。
【0042】図3(c)は図3(b)よりさらに印加電
圧が高くなった場合を示している。この場合、空乏層
は、第2の電界制限リング32を越えて第3の電界制限
リング33の方向に延びる。そして、この空乏層は、フ
ィールドプレート41作用により、第2の電界制限リン
グ32と第3の電界制限リング33のと間のn~ ベース
層100の表面近傍では延びやすくなっている。このた
め、第3の電界制限リング33は第2の電界制限リング
32から離して配置する。これにより、この部分におけ
る電界を弱めることができる。
【0043】図3(d)はさらに印加電圧が高まり、空
乏層が電界制限リングが設けられる全領域からガードリ
ング領域112まで延びた場合を示している。図示のよ
うに、空乏層が延びる過程における、各フィールドプレ
ート42〜44の作用は、前述したフィールドプレート
41の場合と同様である。
【0044】前述したように、本発明の第1の実施例に
よれば、フィールドプレートが電気的に接続された電界
制限リングとその前後に配置する電界制限リングとの間
隔を適切に設定することにより、この間の電位分布を外
部要因の有無にかかわらず一定に保持することができ
る。また、本発明の第1の実施例は、n~ ベース層10
0の表面が、導電性のフィールドプレート40〜45に
より完全に被覆されているので、その電気的遮蔽効果に
より、荷電粒子等の外部要因から保護することができ
る。
【0045】本発明の第1の実施例によれば、前述によ
り、阻止特性が安定な高耐圧半導体装置を得ることがで
きる。そして、本発明第1の実施例による半導体装置
は、温度85℃、湿度85%、直流印加電圧1600V
の試験において特性が安定であることが確認された。
【0046】図4は本発明の第2の実施例の構造を示す
断面図である。図4において、45〜47はフィールド
プレート、56〜58は絶縁膜であり、他の符号は図1
の場合と同一である。
【0047】図4に示す本発明の第2の実施例は、エミ
ッタ電極40をp+ ウェル層21に隣接し、どこにも接
続されていない第1の電界制限リング31上にまで絶縁
膜51を介して延長し、他の第2〜第8の電界制限リン
グ32〜38のそれぞれには電気的に接触するフィール
ドプレート41〜47を設け、該フィールドプレート4
1〜47のそれぞれをp+ ウェル層21側に隣接して位
置する電界制限リング上まで絶縁膜51〜57を介して
延長した構造を有している。
【0048】このような構造を有する本発明の第2の実
施例によれば、フィールドプレートとして作用するエミ
ッタ電極40により、p+ ウェル層21の電界強度を弱
めることができ、一方、フィールドプレート41〜47
により電界制限リング31〜38に挾まれたn~ ベース
層100の露出する表面近傍において、p型反転層の生
成を防止することができるので、高耐圧化、高信頼化を
図った半導体装置を実現することができる。
【0049】前述した本発明の第1、第2の実施例は、
本発明をIGBTに適用したものとして説明したが、本
発明は、IGBTに限定されるもではなく、プレーナ型
pn接合を有する他の半導体装置に対しても容易に適用
することができ、高耐圧化、高信頼化を達成することが
でき、半導体開閉装置の大容量化、高信頼化を実現する
ことができる。
【0050】図5は本発明による半導体装置を用いたモ
ジュール装置の構造を示す図である。図5において、5
00はモジュール装置、501、501’は半導体装
置、502は放熱板、503は絶縁板、504は内部配
線、505は引出電極、506は絶縁材、507はプラ
スチックケースである。
【0051】図示モジュール装置500は、本発明によ
る半導体装置501及び他の本発明による半導体装置5
01’が、電気的な絶縁板503を介し放熱板502に
接着され、半導体装置501、501’と引出電極50
5とが内部配線504により接続され、これらが機械的
保護のため、プラスチックケース507内に封止されて
構成されている。そして、その内部には、半導体装置5
01、501’及び内部配線504等の相互間の絶縁保
護のため、ゲル状のシリコーン等の絶縁材506が充填
されている。
【0052】図示モジュール装置は、湿度85%、温度
85、印加電圧16000V、1000時間の試験に於
いて特性が安定であることが確認された。
【0053】図6は本発明による半導体装置を用いたモ
ジュール装置を用いた電動機駆動用インバータ装置の一
例を示すブロック図である。図6において、500’は
スナバダイオード、610はスナバ抵抗、620はスナ
バ抵抗であり、他の符号は図5の場合と同一である。
【0054】図示インバータ装置は、その基本回路が、
本発明による半導体装置501であるIGBTと、本発
明による他の半導体装置501’であるフライホイール
ダイオードとからなるモジュール装置500を電力変換
用IGBTモジュール型開閉装置として使用し、これに
スナバダイオード500’、スナバ抵抗610、スナバ
コンデンサ620とを付加した回路により構成され、こ
の基本回路を公知のように接続して構成されている。
【0055】一般に、インバータ装置の寿命は、半導体
装置の信頼性により左右される。しかし、前述したイン
バータ装置は、本発明による半導体装置の特性安定化技
術によって、高速スイッチング性能を有するIGBT、
ダイオード等の高耐圧、高信頼性を有する半導体装置を
使用して構成されるため、インバータ装置の高周波化、
大容量化並びに高信頼化を図ることができ、さらに、イ
ンバータ装置の小型、軽量、低損失化及び低騒音化等を
図ることができる。そして、これにより、インバータ装
置を用いたシステムの低コスト化、高効率化を達成する
ことができる。
【0056】前述では、本発明による半導体装置をイン
バータ装置に適用した例を説明したが、本発明による半
導体装置は、インバータ装置だけでなく、コンバータ装
置等の他の電力変換装置に対しても適用することができ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部要因による阻止特性劣化のない信頼性の高い高耐圧の
半導体装置を実現でき、この半導体装置を使用すること
により、インバータ装置等の電力変換装置の小型化、高
効率化、高信頼化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構造を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の平面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の機能を説明する半導体
基体内の空乏層の様子を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例の構造を示す断面図であ
る。
【図5】本発明による半導体装置を用いたモジュール装
置の構造を示す図である。
【図6】本発明による半導体装置を用いたモジュール装
置を用いた電動機駆動用インバータ装置の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 半導体基体 11、12 半導体基体の主表面 20 半導体装置 21 p+ ウェル層 22 電界制限リング領域 31〜38 電界制限リング層 40 エミッタ電極 41〜47、49 フィールドプレート 51〜58 絶縁膜 100 n~ ベース層 60 コレクタ電極 112 ガードリング層 121 nバッファ層 122 p+ コレクタ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 睦宏 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基体の一方の主表面に第一導電型
    の第一の半導体領域が露出し、一方の主表面から第1の
    半導体領域に延び第1の半導体領域との間に主pn接合
    を形成する第2導電型の第2の半導体領域が設けられ、
    さらに、一方の主表面から第1の半導体領域内に延び、
    前記第2の半導体領域を包囲する第2導電型の第3の半
    導体領域が複数個設けられられてなる半導体装置におい
    て、前記第2の半導体領域と第3の半導体領域との間、
    及び、前記第3の半導体領域相互間に逆阻止特性の変動
    を抑制する手段を設けたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基体の一方の主表面に第一導電型
    の第一の半導体領域が露出し、一方の主表面から第1の
    半導体領域に延び第1の半導体領域との間に主pn接合
    を形成する第2導電型の第2の半導体領域が設けられ、
    さらに、一方の主表面から第1の半導体領域内に延び、
    前記第2の半導体領域を包囲する第2導電型の第3の半
    導体領域が複数個設けられられてなる半導体装置におい
    て、前記複数の第3の半導体領域の前記主pn接合から
    近い側から奇数番目の第3の半導体領域には何も接続せ
    ず、偶数番目の第3の半導体領域とこれに隣接する両側
    の奇数番目の第3の半導体領域との間に、この偶数番目
    の第3の半導体領域に電気的に接続された導電性膜を絶
    縁膜を介して設け、前記第2導電型の第2の半導体領域
    と第1番目の第3の半導体領域との間に、この第2導電
    型の第2の半導体領域に電気的に接続された導電性膜を
    絶縁膜を介して設けたことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記導電性膜が、奇数番目の前記第3の
    半導体領域上で分離されていることを特徴とする請求項
    2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 奇数番目の前記第3の半導体領域とこれ
    の外側に隣接する偶数番目の第3の半導体領域との間の
    間隔が、偶数番目の第3の半導体領域とこれの外側に隣
    接する奇数番目の第3の半導体領域との間の間隔より狭
    く設定されていることを特徴とする請求項2または3記
    載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基体の一方の主表面に第一導電型
    の第一の半導体領域が露出し、一方の主表面から第1の
    半導体領域に延び第1の半導体領域との間に主pn接合
    を形成する第2導電型の第2の半導体領域が設けられ、
    さらに、一方の主表面から第1の半導体領域内に延び、
    前記第2の半導体領域を包囲する第2導電型の第3の半
    導体領域が複数個設けられられてなる半導体装置におい
    て、前記複数の第3の半導体領域の前記主pn接合から
    最も近い第1番目の第3の半導体領域には何も接続せ
    ず、他の第3の半導体領域とこれに隣接する前記主pn
    接合側の第3の半導体領域との間に、前記他の第3の半
    導体領域に電気的に接続された導電性膜を絶縁膜を介し
    て設け、前記第2導電型の第2の半導体領域と第1番目
    の第3の半導体領域との間に、この第2導電型の第2の
    半導体領域に電気的に接続された導電性膜を絶縁膜を介
    して設けたことを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記導電性膜が、複数の前記第3の半導
    体領域のそれぞれの上で分離されていることを特徴とす
    る請求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のうち1記載の半導体
    装置を配線基板等に接着し、合成樹脂等により封止した
    ことを特徴とするモジュール装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のモジュール装置により構
    成したことを特徴とする電力変換装置。
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