JPH0792534A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JPH0792534A
JPH0792534A JP5233357A JP23335793A JPH0792534A JP H0792534 A JPH0792534 A JP H0792534A JP 5233357 A JP5233357 A JP 5233357A JP 23335793 A JP23335793 A JP 23335793A JP H0792534 A JPH0792534 A JP H0792534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
lever
cartridge
shielding window
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5233357A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2801131B2 (ja
Inventor
Tetsuya Nishio
西尾哲也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5233357A priority Critical patent/JP2801131B2/ja
Publication of JPH0792534A publication Critical patent/JPH0792534A/ja
Priority to US08/766,938 priority patent/US5826125A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2801131B2 publication Critical patent/JP2801131B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/28Locating light-sensitive material within camera
    • G03B17/30Locating spools or other rotatable holders of coiled film

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、可動遮光窓を有するフィル
ムカートリッジを使用するに適したカメラを提供するこ
とである。 【構成】 フィルムカートリッジ2の可動遮光窓2dの
開閉軸に係合する開閉軸6がカメラ1のカートリッジ室
4の底面の孔4bに挿入されており、該軸6の被動ピン
6cを駆動レバー14の駆動部14cで押すことにより
該軸6を回転させて該可動遮光窓2dを開閉させる。カ
ートリッジ室4がカメラ本体1から外へ突出している時
にはロックレバー10の腕10cが係止部材12に係止
されていて駆動レバー14の駆動部14cと該軸6の被
動ピン6cとは離れた位置にあって該遮光窓2dは閉じ
ている。カートリッジ室4がカメラ本体1の中に入り背
蓋3が閉じられるとロックレバー10の腕10cに対す
る係止部材12の係止が解除されるので該レバー14は
バネ11の力により回転され、該レバー14の駆動部1
4cが該軸6のピン6cを押して該軸6を回動させ、こ
れにより該遮光窓2dを開かせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラに関し、特に、可
動遮光窓を具備したフィルムカートリッジを使用する型
式のカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可動遮光窓を具備したフィルムカ
ートリッジがたとえば特開平3−116136号公報や
米国特許明細書第4938429号等に開示されてお
り、また、フィルムカートリッジを入れるカートリッジ
室がカメラ本体内の収納位置とカメラ本体から突出する
突出位置との間で移動できるカメラが特開平4−807
36号公報や米国特許明細書第4841319号等に開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に開示された
フィルムカートリッジを前記公報に開示されたカメラで
使用することを想定した場合、前記カートリッジ室がカ
メラ本体から突出した位置にある時に前記フィルムカー
トリッジの可動遮光窓が開いてしまう危険性があった。
従って、前記カメラは前記フィルムカートリッジを使用
するに適していないものであった。
【0004】本発明の目的は、可動遮光窓を有するフィ
ルムカートリッジを使用し、且つカートリッジ室がカメ
ラ本体から出入りする構造のカメラであって、該カート
リッジ室がカメラ本体内から移動する際に、該カートリ
ッジ内のフィルムに望ましくない露光が生じないように
することができる構造を有したカメラを提供することで
ある。
【0005】前述の目的を達成するために、本発明で
は、カートリッジ室がカメラ本体内の収納位置以外の位
置にある時には該フィルムカートリッジの可動遮光窓の
開動作を禁止する可動遮光窓開閉装置を該カメラ本体及
び該カートリッジ室に設けた。従って、本発明によれ
ば、フィルムカートリッジをカメラ本体に出し入れする
際に該カートリッジ内のフィルムが露光してしまう危険
性のないカメラが提供される。
【0006】
【実施例】以下に図を参照して本発明の実施例について
説明する。
【0007】図1は本発明の実施例のカメラの要部を示
す分解斜視図、図2は該カメラのフィルムカートリッジ
室4を開いてフィルムカートリッジ2を装填する状態を
示した斜視図、図3は本発明のカメラで使用されるフィ
ルムカートリッジの下面図、である。
【0008】図1乃至図3において、1はカメラ本体、
2はフィルムカートリッジ、2b(図3)はフィルム巻
取軸、2cはフィルム巻取軸に設けられたキー溝、2d
は可動遮光窓、である。2fは可動遮光窓2dの開閉用
の軸であって該軸2fの端面には後述の開閉軸6のキー
部に係合する係合溝2eが刻設されている。なお、図1
は可動遮光窓2dが閉じた状態である。
【0009】図3において該軸2fを右に回転すると可
動遮光窓2dが開き、フィルム巻取軸2bを右に回転さ
せると不図示のフィルムがフィルムカートリッジ2から
送り出され、左に回転させると巻戻される。
【0010】3はカートリッジ室4を隠すための背蓋、
3aはヒンジ軸、3bは操作つまみ9の嵌合穴で、背蓋
3はヒンジ軸3aによりカメラ本体1に回転自在に軸支
されている。
【0011】4はカートリッジ室、4aは後述の二つの
レバーを枢支するためのレバー軸、4bは後述の開閉軸
6の軸部6bに嵌合する嵌合穴、であり、カートリッジ
室4の底板には該穴4bとフィルム駆動軸8の嵌合穴が
貫設され、カートリッジ室4は背蓋3に固定されてい
る。
【0012】5はカートリッジ室4の底板の外側を覆う
地板、5aはフィルム駆動軸8の不図示の穴に相対回転
及び相対的軸方向移動可能に嵌合する軸で、地板5はカ
ートリッジ室4および背蓋3に固定されている。
【0013】6はフィルムカートリッジ2の可動遮光窓
2dを開閉するための開閉軸、6aは開閉キー、6bは
軸部、6cは被動ピン、6dは回転中心となる軸部、で
ある。開閉軸6は軸部6bがカートリッジ室4の嵌合穴
4bに回転自在に嵌合し、開閉キー6aがカートリッジ
室4内に突出するとともにカートリッジ2の軸2fの係
合溝2eに係合しており、軸部6dを回転することによ
り、可動遮光窓2dを開閉する。
【0014】7は軸部6dに嵌装されている戻しバネで
ある。開閉軸6の水平アームの先端に固定された被動ピ
ン6cは後述の駆動レバー14により動かされるように
なっている。
【0015】8はフィルム駆動軸、8aは駆動キー、8
bは軸部、8cは軸部8bに固定されたギヤ、である。
フィルム駆動軸8の軸部8bはカートリッジ室4の底板
の不図示の嵌合穴に回転可能に嵌合し、軸部8bの下端
面に開口した不図示の嵌合穴に地板5の軸5aが相対回
転可能及び相対的軸方向移動可能に嵌合しており、駆動
キー8aはカートリッジ2のキー溝2cに係合してい
る。ギヤ8cはカメラ本体1の不図示の駆動ギヤとかみ
合い、該駆動ギヤによりフィルム駆動軸8が回転される
とカートリッジ2の駆動軸2bが回転され、フィルムを
送り出し、あるいは巻き戻しを行う。フィルム駆動軸8
のギヤ8cは地板5の軸5aに対し軸方向移動可能に嵌
合しているので駆動キー8aは軸方向に進退可能であ
り、キー溝2cと位相が合わない場合でも、駆動軸2b
の初期回転で該キー8aと該キー溝2cとの位相合わせ
が行われる。
【0016】9は操作つまみ、9aは軸で、操作つまみ
9の軸9aが背蓋3の嵌合穴3bに回転自在に嵌合され
ている。
【0017】10はロックレバー、10fは嵌合穴で、
ロックレバー10の嵌合穴10fには操作つまみ9の軸
9aが相対回転不能にされており、操作つまみ9を回転
させるとそれに応じて、ロックレバー10も回転する。
【0018】11は軸9aに嵌装されたメインバネであ
る。
【0019】12はロックレバー10を係止するための
係止部材で、12aは第1の係止部、12bは第2の係
止部であり、係止部材12はカートリッジ室4に固定さ
れている。係止部材12はカメラ本体のピン1a及び1
b(図7参照)によって押し曲げられることによりロッ
クレバー10の係止を解除するようになっている。
【0020】13はセクターレバー、14は駆動レバー
で、それぞれカートリッジ室4のレバー軸4aに回転自
在に軸支されている。15は軸4aに嵌装されている過
負荷吸収バネである。16はロックレバーで、カメラ本
体1に固定されている。
【0021】図2に示すように、背蓋3を開いてカート
リッジ室4が突出位置にある時にカートリッジ2を上方
よりカートリッジ室4に装填した状態において、開閉軸
6の開閉キー6aがカートリッジ2の軸2fの係合溝2
eに、また、フィルム駆動軸8の駆動キー8aがカート
リッジ2のキー溝2cに、それぞれ係合する。
【0022】次に、図4〜図11を参照してロックレバ
ー10及びセクターレバー13並びに係止部材12等の
詳細構造と機能とについて説明する。
【0023】ロックレバー10において、10aは第1
の係止部、10bは第2の係止部、10cはロック腕、
10dはバネかけ、10eはギヤ、である。
【0024】セクターレバー13において、13aはギ
ヤ、13bはバネかけ、13cはストッパー、である。
駆動レバー14において、14aはバネかけ、14bは
ストッパー、14cは開閉軸駆動部である。3cはカー
トリッジ室4の背蓋3に突設されたバネかけ、4dはカ
ートリッジ室4に突設したバネかけ、4e及び4fはス
トッパー、である。
【0025】メインバネ11は操作つまみ9の軸9aに
嵌装されており、腕をバネかけ3c及び10dにかけ、
ロックレバー10を右回転するように付勢している。
【0026】該バネ15はカートリッジ室4の軸4aに
嵌装され、腕をバネかけ13b及び14aにかけてい
る。そのため駆動レバー14はセクターレバー13に対
し左回転するように付勢されており、図5に示すように
それぞれのレバーのストッパー部14bと13cが当接
した時から2つのレバーは一体に回転し、駆動レバー1
4に過負荷が加わった場合は該バネ15により吸収す
る。ロックレバー10のギヤ10eとセクターレバー1
3のギヤ13aとはかみ合っており、メインバネ11ま
たは操作つまみ9による回転力をセクターレバー13及
び駆動レバー14に伝えている。
【0027】戻しバネ7は開閉軸6の軸部6dに嵌装さ
れており、腕を該軸6の被動ピン6cとバネかけ4dと
にかけ、開閉軸6を図6において左回転する方向、すな
わち可動遮光窓2dを閉じる方向に付勢している。
【0028】ロックレバー10が図5の位置から更に時
計方向に回転し、ロック腕10cが図8に示すようにロ
ックバー16の裏側へ入りこむとロック腕10cとロッ
クバー16とが係合し、背蓋3がロックされる。このた
め背蓋3を図1において手前側に引いて開くことができ
なくなる。なお、図5の状態においては、係止部材12
の第12aロックレバー10の第1の係止部10aに係
合してロックレバー10の右方向の回転を阻止する役割
を果たしている。
【0029】駆動レバー14が図5の位置から図8のよ
うに左方向に回転すると駆動部14cが図9のように開
閉軸6の被動ピン6cを右方向へ押すので開閉軸6が軸
部6dを中心として時計方向に回転され、その結果、キ
ー6aと係合しているカートリッジの軸2fが図3で時
計方向に回転し、カートリッジの可動遮光窓2dが開か
れる。
【0030】図4〜図6はロックレバー10が係止部材
12に係止されている状態の図である。図4及び図5に
示すようにロックレバー10の第1の係止部10aが係
止部材12の第1の係止部12aに当接し、メインバネ
11による右方向の回転力が該レバー10に加えられる
ことによって該レバー10の係止部10aが係止部材1
2の係止部12aに圧接されている。
【0031】この時、セクターレバー13と駆動レバー
14は図5に示す位相にあり、また、図6に示すように
駆動レバー14の駆動部14cと開閉軸6の被動ピン6
cとは互いに離れている。また、開閉軸6は戻しバネ7
に軸部6dを中心として図6において左方向に回転する
よう付勢され、該軸6の被動ピン6cはストッパー4e
に当接しており、開閉軸6はフィルムカートリッジ2の
可動遮光窓2dを閉じた状態に保持している。また、こ
の状態ではロックレバー10のロック腕10cとロック
バー16の間にはクリアランスΔ1があり、従って背蓋
3を図1において手前側へ引いて開くことができる。
【0032】また、背蓋3が開かれた状態にある時には
開閉キー6aが可動遮光窓2dを閉じる位相にあるた
め、カートリッジ2をカートリッジ室4に装填する事が
でき、又、カートリッジ室4に装填されたカートリッジ
の遮光窓2dは閉じたままであるため、該カートリッジ
中のフィルムに対する遮光が保たれる。
【0033】図7〜図9はロックレバー10の係止が解
除された状態の図である。図4〜図6の状態から背蓋3
を閉じていくとカメラ本体のピン1a及び1bに係止部
材12の第1及び2の係止部12a及び12bが当接
し、係止部材12は変形する。そして背蓋3が完全に閉
じり、カートリッジ室4が遮光された状態になった時に
ロックレバー10の係止が解除される。
【0034】そしてロックレバー10はメインバネ11
により図8に示されるように時計方向に回動されストッ
パー4fに当接して停止する。この時、ロック腕10c
はロックバー16の裏側に入り込み、背蓋3を図1にお
いて手前側に引くことができぬようにロックする。一
方、ロックレバー10の回動に伴ってセクターレバー1
3と駆動レバー14が図8に示すように左に回転され、
駆動レバー14の駆動部14cが開閉軸6の被動ピン6
cを図9に示すように右へ押すため開閉軸6の軸部6d
が図9において時計方向に回転され、その結果、カート
リッジ2の可動遮光窓2dが開かれる。
【0035】ところで、ロックレバー10がストッパー
4fに当接するストップ位置で可動遮光窓2dが開かず
にカートリッジ2の誤差やカメラの部品誤差等の原因に
よりロックレバー10がストップ位置に達する前に可動
遮光窓2dが開いてしまうことも起り得るが、図10及
び図11はそのような状態を示している。
【0036】図10及び図11は軸2fがカートリッジ
2内の不図示のストッパーに当り、開閉軸6がストップ
した状態を示している。
【0037】図10において駆動レバー14は開閉軸6
が回転できないために図の位置にあり、バネ15の過負
荷吸収作用により、セクターレバー13とロックレバー
10はストップ位置まで回転している。この吸収作用に
より、開閉軸6に過大な力が加わる事を防ぎ、ロック腕
10cのロックバー16に対するかかりの保証を行って
いる。
【0038】図7〜図9の状態から操作つまみ9をロッ
クレバー10のロック位置まで左に回してから背蓋3を
開くと係止部材12が元に戻り、図5のように係止部材
12の第1の係止部12aがロックレバー10の第1の
係止部10aを係止し、ロックレバー10はロックされ
る。
【0039】図12はロック腕10cとロックバー16
のクリアランスがΔ2(Δ2<Δ1)の状態を示してい
る。この時ロックレバー10の2つの係止部10aと1
0bは共に係止されていない。また、ロック腕10cと
ロックバー16の間にはクリアランスΔ2があるために
背蓋3を開く事ができる。
【0040】この状態で背蓋3を開き、操作つまみ9を
右に回すと、ロック腕10cがロックバー16の表側に
来るまでは図13に示すようにロック腕10cの先端と
ロックバー16が当接し、ロックレバー10をこれ以上
右に回すことができない。
【0041】さらに背蓋3を開き、図15に示すように
ロック腕10cがロックバー16の表側にくると係止部
材12は図14に示すように元に戻り、操作つまみ9を
右にまわすか、あるいはメインバネ11の力により駆動
レバー14及びセクターレバー13が右方向に回転され
ると、係止部材12の第2の係止部12bがロックレバ
ー10の第2の係止部10bを係止し、ロックレバー1
0はロックされる。この時、図16に示すように、駆動
レバー14の駆動部14cと開閉軸6の被動ピン6cの
間にはクリアランスがあり、該ピン6cはストッパー4
eに当接して止っているため可動遮光窓2dは閉じてお
り、この時に背蓋3が開かれたとしてもカートリッジ2
内には光が入射する恐れはない。
【0042】図15の状態で背蓋3を閉じるとロック腕
10cとロックバー16とが係合するため背蓋3をそれ
以上に閉じることができなくなるが、操作つまみ9を左
に回してロック腕10cとロックバー16との係合を解
除させてからさらに背蓋3を閉じると図7〜図9の状態
になり、この間、カートリッジ2の遮光は保たれてい
る。
【0043】図17及び18に前記各部の動作のタイミ
ングチャートを示す。
【0044】図17において、背蓋3を完全開放状態
(図4〜図6の状態)から閉じていくとBでカメラ本体
1のピン1a及び1bに係止部材12の係止部12a及
び12bが当接し、さらに背蓋3を閉じていくとロック
レバー10の係止部材12による係止が解除される。こ
の時、ロック腕10cはロックバー16の裏側に位置
し、ロック腕10cとロックバー16は当接せず、ロッ
クレバー10はメインバネ11により右に回転して図7
〜図9の状態になり、その結果、背蓋3がロックされ
る。
【0045】次に図7〜図9の状態から操作つまみ9を
左に回してロックレバー10が図5あるいは図12の状
態となった時に背蓋3を開くとBでカメラ本体1のピン
1a及び1bと係止部材12の係止部12a及び12b
との係合がはずれ、係止部材12はロックレバー10を
係止できる状態に復元する。背蓋3がCとBの間では図
13に示すようにロック腕10cの先端がロックバー1
6に当接し、ロックレバー10はこれ以上右に回転でき
ない状態となる。
【0046】図18において、図5の状態からロックレ
バー10が右に回転するとDでロック腕10cの先端と
ロックバー16が当接する位相になり、Eでロックレバ
ー10の第2の係止部10bが係止部材12の第2の係
止部12bにより係止される位相になり、Fで駆動レバ
ー14の駆動部14cが開閉軸6の被動ピン6cを押し
てカートリッジ2の可動遮光窓を開き始め、該ピンのス
トップ位置で可動遮光窓が完全に開く、したがってロッ
クレバー10が図12に示すように、第1の係止時点か
らDの間で背蓋3を開くと図17のAでロック腕10c
の先端とロックバー16との係合がはずれてロックレバ
ー10は右に回転し、Eで第2の係止位置で止り、この
時に可動遮光窓2dは閉じている。
【0047】以上のように、本発明のカメラでは、背蓋
3が完全に閉じられていないでカートリッジ室4の遮光
が保れていない時は常に可動遮光窓2dは閉じており、
従ってフィルムカートリッジ2内のフィルムが露光され
てしまう危険性が完全に排除されている。
【0048】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のカメラ
は、カートリッジ室が収納位置にある時にカートリッジ
の可動遮光窓の開閉を可能とする一方、該カートリッジ
室が該収納位置以外にある時には該可動遮光窓の開動作
を禁止する機能を有した可動遮光窓開閉装置を具備して
いるので、該カートリッジ室が該突出位置にある時に該
可動遮光窓が開いてしまう危険性を排除することがで
き、従ってカートリッジの出し入れの過程において該カ
ートリッジ内の未撮影フィルムが露光することを完全に
防止することができ、本発明によれば、該カートリッジ
を使用できる実用的なカメラが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの主要な部分の分解斜視図。
【図2】図1のカメラのカートリッジ室4をカメラ本体
1から引出してフィルムカートリッジ2を装填する時の
状態を示した図。
【図3】フィルムカートリッジ2の底面を示した図。
【図4】〜
【図6】本発明のカメラに設けられているフィルムカー
トリッジ可動遮光窓開閉装置の一状態を示した図。
【図4】図5の状態においてロックレバー10が係止部
材12に係止されている状態を示す上面図。
【図5】該開閉装置の主要部の正面図。
【図6】図5の状態における駆動レバー14と開閉軸6
の下面図。
【図7】ロックレバー10と係止部材12とカメラ本体
部との位置関係を示した上面図。
【図8】該開閉装置の一状態を示した正面図。
【図9】駆動レバー14と開閉軸6との相対位置関係を
示した下面図。
【図10】該開閉装置の別の一状態を示した正面図。
【図11】図10の状態における駆動レバー14と開閉
軸6との相対位置関係を示した下面図。
【図12】該開閉装置の更に別の状態を示した正面図。
【図13】該開閉装置の更に別の状態を示した正面図。
【図14】図15の状態におけるロックレバー10と係
止部材12との係合関係を示した上面図。
【図15】該装置の正面図。
【図16】図15の状態における駆動レバー14と開閉
軸6との位置関係を示した下面図。
【図17】該開閉装置の構成要素の動きを説明するため
のタイミングチャート。
【図18】該開閉装置の構成要素の動きを説明するため
のタイミングチャート。
【符号の説明】
1…カメラ本体 2…フィルムカ
ートリッジ 3…カートリッジ室背蓋 4…カートリッ
ジ室 5…地板 6…開閉軸 7…戻しバネ 8…フィルム駆
動軸 9…操作つまみ 10…ロックレ
バー 11…メインバネ 12…係止部材 13…セクターレバー 14…駆動レバ
ー 15…吸収バネ 16…ロックバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動遮光窓を有するフィルムカートリッ
    ジを使用するカメラであって、カメラ本体内に収納され
    る収納位置と該カメラ本体内から突出する突出位置とに
    移動可能なカートリッジ室を有しているカメラにおい
    て、 前記カートリッジ室が前記収納位置にある時には前記可
    動遮光窓の開閉を可能とし前記収納位置以外にある時に
    は前記遮光窓の開動作を禁止する可動遮光窓開閉装置を
    有していることを特徴とするカメラ。
JP5233357A 1993-09-20 1993-09-20 カメラ及びフィルムカートリッジ装填装置 Expired - Fee Related JP2801131B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5233357A JP2801131B2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 カメラ及びフィルムカートリッジ装填装置
US08/766,938 US5826125A (en) 1993-09-20 1996-12-16 Camera which uses film cartridge having a movable light shield door

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5233357A JP2801131B2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 カメラ及びフィルムカートリッジ装填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0792534A true JPH0792534A (ja) 1995-04-07
JP2801131B2 JP2801131B2 (ja) 1998-09-21

Family

ID=16953887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5233357A Expired - Fee Related JP2801131B2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 カメラ及びフィルムカートリッジ装填装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5826125A (ja)
JP (1) JP2801131B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10558008B2 (en) 2014-05-22 2020-02-11 Nittoh Inc. Lens unit

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19758328C1 (de) * 1997-12-31 1999-07-22 Rollei Fototechnic Gmbh Aufnahmeeinrichtung für eine Filmpatrone

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4841319A (en) * 1988-05-09 1989-06-20 Eastman Kodak Company Apparatus for loading a film cassette into a camera
US4938429A (en) * 1989-01-12 1990-07-03 Eastman Kodak Co. Film cassette
JP2741927B2 (ja) * 1989-09-29 1998-04-22 富士写真フイルム株式会社 フイルムカートリッジ
JP2585814B2 (ja) * 1989-10-20 1997-02-26 富士写真フイルム株式会社 カメラのフイルム装填装置
JPH0480734A (ja) * 1990-07-23 1992-03-13 Minolta Camera Co Ltd カメラ
US5307099A (en) * 1990-11-30 1994-04-26 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Film cartridge accomodating device which prevents previously used cartridges from being employed in a camera or the like
US5526084A (en) * 1991-09-12 1996-06-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic film cassette which is easily removed from a camera and camera for use with the same
US5200777A (en) * 1991-11-04 1993-04-06 Eastman Kodak Company Film cassette with integrated cassette element lock and light blocking device
US5248108A (en) * 1991-11-04 1993-09-28 Eastman Kodak Company Film cassette with unitary film stripper and light blocking device
US5231438A (en) * 1991-11-25 1993-07-27 Eastman Kodak Company Camera with interlock for cover piece and cartridge light shield
JP2855013B2 (ja) * 1991-11-25 1999-02-10 富士写真フイルム株式会社 写真フイルムパトローネ
US5317355A (en) * 1993-03-22 1994-05-31 Eastman Kodak Company Film cassette with spool lock and light-shielding door
US5319407A (en) * 1993-06-16 1994-06-07 Eastman Kodak Company Film cassette with interacting spool lock and light shield

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10558008B2 (en) 2014-05-22 2020-02-11 Nittoh Inc. Lens unit

Also Published As

Publication number Publication date
US5826125A (en) 1998-10-20
JP2801131B2 (ja) 1998-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2808284B2 (ja) バッテリ蓋開閉装置
JPH07295075A (ja) カメラ
JPH0542425Y2 (ja)
US5729784A (en) Photographic camera
JPH0792534A (ja) カメラ
JP3216344B2 (ja) フィルムカートリッジドア開閉装置
JP2906303B2 (ja) フィルムカ−トリッジ取り出し装置
JP3294975B2 (ja) カメラのバリヤ移動制限機構
JP3676864B2 (ja) カートリッジ室の蓋の開閉機構
JP2872686B2 (ja) 二段式コンソールボックス
JP3703053B2 (ja) フイルムカートリッジの遮光ドア開閉装置及び制御方法
JP2787686B2 (ja) レンズバリアを有する沈胴型カメラ
JPH0990471A (ja) カメラのバリヤ移動制限機構
JP3396540B2 (ja) パトローネイジェクタ
JPH10319456A (ja) セーフティロック機構を備えたカメラ
JP2794993B2 (ja) グローブボックスのリッドロック装置
JP2907283B2 (ja) レンズバリアを有する沈胴型カメラ
JPH09286449A (ja) 蓋体開閉装置
JPH08284494A (ja) キー装置
JPH1048719A (ja) カメラ
JPH1026794A (ja) カメラ
JPH07295074A (ja) カメラ
JPH0643543A (ja) フィルムカートリッジ取り出し装置
JPH11142932A (ja) カートリッジ室の蓋の開閉機構
JP2000275714A (ja) カメラのカートリッジ蓋開閉機構

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees