JPH0792254B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0792254B2
JPH0792254B2 JP1291517A JP29151789A JPH0792254B2 JP H0792254 B2 JPH0792254 B2 JP H0792254B2 JP 1291517 A JP1291517 A JP 1291517A JP 29151789 A JP29151789 A JP 29151789A JP H0792254 B2 JPH0792254 B2 JP H0792254B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は空気調和機に関するものである。
[従来の技術] 第8図は例えば特開昭62−091735号公報(以下第1従来
例という)に示された従来例の空気調和機の電気回路
図、第9図は第8図のスイッチ部の構成図、第10図は第
8図の第1従来例の動作を制御するフローチャートであ
り、第8図中、1は第9図に示すように“暑いとき”ス
イッチと、“寒いとき”スイッチとより構成される温熱
感覚を表現する複数個のスイッチ部、2は入力部3、CP
U4、メモリ5、出力回路6を有するマイクロコンピュー
タであり、前記入力回路3にはスイッチ部1の入力と室
温を検出する温度検出器としての感温抵抗素子52の出力
がA/D変換装置53を介して入力される。また前記出力回
路6からの出力により圧縮機56のON,OFFが制御される。
次にこの第1従来例の動作を第8図ないし第10図を用い
て説明する。
先ず、第10図はマイクロコンピュータ2のメモリ5に記
憶された設定温度決定のプログラムを含むこの第1従来
例の動作制御のフローチャートである。
以下、この第1従来例の動作を暖房運転の場合を例示し
て説明する。第10図において、運転スイッチ51(第8
図)をONしてスタートする。先ず、所望の初期設定温度
が設定される(ステップ31)。次にステップ32で感温抵
抗素子52により検出された室温が入力され、次のステッ
プ33で室温と前記設定温度が比較されて、室温が設定温
度より低いときはステップ34に進み、出力回路6を介し
て圧縮機56をONし、高いときはステップ35に進み、同じ
く出力回路6を介して圧縮機56を停止する。続いて、ス
テップ36でスイッチ1からの入力が有るかを判断し、入
力があればステップ37で“暑いとき”スイッチ(第9
図)が押されているか“寒いとき”スイッチが押されて
いるかを判断し、“暑いとき”スイッチが押されている
と判断すればステップ38に進み、ステップ38で設定温度
をそのときの室温を基準にして所望の温度間隔例えば2d
eg.下げる。ステップ37で“寒いとき”スイッチが押さ
れていれば、ステップ39に進み設定温度をそのときの室
温を基準にして所望の温度間隔例えば2deg.上げる。そ
して、次からは前記の変更された設定温度で、ステップ
32からのフローに従って圧縮機56のON・OFFが制御さ
れ、設定温度と室温が一定となるように環境がコントロ
ールされる。
以上は暖房運転の場合について説明したが、冷房運転の
場合は圧縮機のON・OFF指令を逆にすれば良い。
次に図面第11図、第12図、第13図および第14図は、例え
ば特願昭63−314688号(以下第2従来例という)に示さ
れた従来例の空気調和機であり、図面第11図は第2従来
例の制御装置の構成図、第12図は第2従来例の電気回路
図、第13図は第2従来例の操作部の構成図、第14図は第
2従来例の動作を制御するフローチャートである。
図面第13図は温熱感覚を入力する温熱感覚スイッチ部1
を示しており、“暑いとき”スイッチ1aと“寒いとき”
スイッチ1bにより構成され、前記“暑いとき”スイッチ
1aは使用者が暑いと感じたとき使用され、“寒いとき”
スイッチ1bは使用者が寒いと感じたとき使用されるもの
である。
また、図面第12図において、感熱抵抗素子11とA/D変換
装置12により室温を検出する室温検出手段3(第12図)
を構成している。18は運転開始判定手段5、運転モード
選択手段6、設定温度決定手段7(第12図)としてのマ
イクロコンピュータであり、入力回路14、CPU15、メモ
リ16、出力回路17により構成され、前記温熱感覚スイッ
チ1により温熱感覚が選択されたとき、運転を開始さ
せ、選択された温熱感覚に基づき冷房モードまたは暖房
モードを選択し、室温検出手段3により検出された室温
と温熱感覚スイッチ1により選択された温熱感覚とに基
づき設定温度を決定するものである。また、設定温度決
定手段7は、設定温度調節手段を有する。また、選択さ
れた運転モードに応じて、圧縮機9をON/OFF制御するも
のである。さらに、設定温度を、“暑いとき”スイッチ
がONされたときは、室温より2度低い温度とし、“寒い
とき”スイッチがONされたときは、2度高い温度とする
ものである。
次にこの第2従来例の動作について、第14図のフローチ
ャートを用い、第11図ないし第13図を援用して説明す
る。
図面第14図において、運転停止中は、マイクロコンピュ
ータ18(第12図)は温熱感覚スイッチ1(第13図)の入
力待ちの状態になっている。この状態で、温熱感覚スイ
ッチ1がONされ、マイクロコンピュータ18によりスイッ
チ入力がなされたと判断されると(ステップ100)、運
転がスタートされる(ステップ101)。ついで、前記温
熱感覚スイッチ1が“暑いとき”スイッチか“寒いと
き”スイッチかが判断され(ステップ102)、この判断
の結果、“暑いとき”スイッチ1aである場合は、冷房運
転が実行される(ステップ103)。他方、“寒いとき”
スイッチ1bである場合は、暖房運転が実行される(ステ
ップ104)。
先ず、この暖房運転の動作制御について説明する。
前記ステップ104にについて、初期設定温度が設定され
(ステップ105)、感熱抵抗素子4により検出された室
温が入力される(ステップ106)。そして、前記設定温
度と室温とがマイクロコンピュータ18により比較され
(温度比較手段)(ステップ107)、比較した結果、設
定温度が室温より高い場合は、圧縮機9をONさせ(ステ
ップ108)、設定温度が室温より低い場合は、圧縮機9
をOFFさせる(ステップ109)。
温熱感覚スイッチ1に入力があると(ステップ110)、
“暑いとき”スイッチ1aと“寒いとき”スイッチ1bとの
いずれがONされたかが判断され(ステップ111)、その
結果、“暑いとき”スイッチ1aがONされた場合は、設定
温度をその時の室温により2度低い温度に設定し(ステ
ップ112)、“寒いとき”スイッチ1bがONされた場合
は、設定温度をその時の室温より2度高い温度に設定す
る(ステップ113)。ステップ111、112、113は設定温度
調節手段である。
以後、ステップ106からステップ113の動作を繰り返し行
い、室温を設定温度に近づけるようにコントロールす
る。
次に、冷房運転の動作制御について説明する。
この冷房運転時の動作は暖房運転時の動作との比較で言
えば、設定温度と室温との比較結果と圧縮機9のON/OFF
制御との関係が相違する。すなわち、冷房運転時はこの
暖房運転時とは逆になり、圧縮機9を、設定温度が室温
より高い場合OFFさせ、低い場合ONさせるものである。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来例においては、室内を空調する場
合、室温を主体とする制御であり、湿度に関しては制御
せず、成り行き任せであるため、特に冷房運転の場合、
設定温度に達した場合でも湿度が高い場合がある。この
場合、使用者は快適さを得るために、更に“暑いとき”
スイッチを入力し、設定温度を下げて圧縮機を運転する
という状態で使用していた。通常湿度が高い場合には、
温度を下げるより、湿度を下げ、温度は高めとして使用
した方が同じ快適さでも健康的であり、特に女性やお年
寄りには好まれる。このように、従来の空気調和機は、
使用者の湿熱感覚(蒸し暑いという感覚)が入力できな
いので、室温を必要以上に低くして冷やし気味で使用さ
れ、健康的にも良くないという問題点があった。また、
上記のように、入力する感覚が温熱感覚のみのために、
感覚の入力のみで操作が可能となる範囲は冷房モード
と、暖房モードとに限られ、空調として不可欠な湿度要
因を調節することができないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、使用者の温熱感覚のみでなく、温熱感覚も直
接表現し、その表現に合わせて自動的に設定湿度を調節
するようにしたもので、温度を下げて冷やしすぎること
なく、使用者の意向に合う快適で健康的な環境を作る空
気調和機を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1にかかる発明の空気調和機は、通常運転をスタ
ートさせる運転スイッチと、室内温度を検出する温度検
出手段と、室内湿度を検出する湿度検出手段と、使用者
の暑いの感覚を表現する暑いときスイッチ及び使用者の
寒いの感覚を表現する寒いときスイッチ及び前記暑いと
き及び寒いときスイッチの近傍にあって使用者の蒸すの
感覚を表現する蒸すときスイッチを有し、前記いずれか
のスイッチの1つが入力されるスイッチ部と、前記スイ
ッチ部からの入力に基づき冷凍サイクルに組み込まれた
圧縮機を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前
記暑いときスイッチが入力されたときに前記温度検出手
段で検出された前記室内温度を基準にして設定温度を下
げ、前記寒いときスイッチが入力されたときに前記温度
検出手段で検出された前記室内温度を基準にして設定温
度を上げる設定温度調節手段を有する第1の制御手段
と、前記蒸すときスイッチが入力されたときには前記湿
度検出手段で検出された前記室内湿度を基準にして設定
湿度を下げる設定湿度調節手段を有する第2の制御手段
とから構成され、前記スイッチ部からの入力がない場合
には通常運転を行なうことを特徴とするものである。
また、請求項2にかかる発明の空気調和機は、冷凍サイ
クル内に組み込まれた圧縮機と、加湿器と、使用者の暑
いの感覚を表現する暑いときスイッチと、使用者の寒い
の感覚を表現する寒いときスイッチと、使用者の蒸すの
感覚を表現し前記暑いとき又は寒いときスイッチの近傍
にある蒸すときスイッチと、使用者のカラカラするの感
覚を表現するカラカラするときスイッチとを有し前記い
ずれかのスイッチ1つが入力されることにより運転スタ
ートさせるスイッチ部と、前記暑いときスイッチ、前記
寒いときスイッチ、前記蒸すときスイッチ又は前記カラ
カラするときスイッチにより入力された感覚に基づき冷
房、暖房、除湿、加湿の各運転モードを選択する運転モ
ード選択手段と、を有する空気調和機において、 前記運転モード選択手段によって選択された前記冷房又
は暖房運転モードでは、初期設定温度を設定する温度設
定手段と、室内温度を検出する温度検出手段と、前記初
期設定温度と前記室内温度を比較する温度比較手段と、
前記温度比較手段に基づき、前記暑いときスイッチが入
力されると前記初期設定温度を下げ、前記寒いときスイ
ッチが入力されると前記初期設定温度を上げる設定温度
調節手段を有する設定温度決定手段と、を備え、前記運
転モード選択手段によって選択された前記除湿又は加湿
運転モードでは、初期設定湿度を設定する湿度設定手段
と、室内湿度を検出する湿度検出手段と、前記初期設定
湿度と前記室内湿度を比較する湿度比較手段と、前記湿
度比較手段に基づき、前記蒸すときスイッチが入力され
ると前記初期設定湿度を下げ、前記カラカラするときス
イッチが入力されると前記初期設定湿度を上げる設定湿
度調節手段を有する設定湿度決定手段と、を備えること
を特徴とするものである。
[作用] 請求項1にかかる発明の空気調和機は、設定温度と室内
温度、設定湿度と室内温度とを比較し圧縮機のON/OFF制
御を行い、スイッチ部にある暑いときスイッチが入力さ
れたときには温度検出手段で検出された室内温度を基準
にして設定温度を下げ、寒いときスイッチが入力された
ときに温度検出手段で検出された室内温度を基準にして
設定温度を上げ、蒸すときスイッチが入力されたときに
は湿度検出手段で検出された室内湿度を基準にして設定
湿度を下げ、スイッチ部からの入力がない場合には通常
運転を行なう。
また、請求項2にかかる発明の空気調和機は、寒いとき
スイッチが入力されると、暖房運転を実行し、設定温度
と室内温度とを比較し圧縮機のON/OFF制御を行い、設定
温度を上げる。そして暑いときスイッチが入力される
と、冷房運転を実行し、設定温度と室内温度を比較し圧
縮機のON/OFF制御を行い、設定温度を下げる。蒸すとき
スイッチが入力されると、除湿運転を実行し、設定湿度
と室内湿度とを比較し圧縮機をON/OFF制御し、初期設定
湿度を下げる。さらにカラカラするときスイッチが入力
されると、加湿運転を実行し、設定湿度と室内湿度とを
比較し、加湿器をON/OFF制御し、初期設定湿度を上げ
る。
[実施例] 以下、請求項1と請求項2にかかる発明の実施例を図面
に基づいて説明する。
第1図は請求項1にかかる発明の実施例である空気調和
機の電気回路図、第2図は第1図のスイッチ部の構成
図、第3図は請求項1にかかる発明の実施例の空気調和
機の動作を制御するフローチャートであり、第4図は請
求項2にかかる発明の実施例である空気調和機の制御装
置の構成図、第5図は請求項2にかかる発明の実施例の
電気回路図、第6図は請求項2にかかる発明の実施例の
操作部の構成図、第7図は請求項2にかかる発明の実施
例の動作を制御するフローチャートである。
次に請求項1にかかる発明の実施例について第1図ない
し第3図を用いて説明する。
図面第1図において、Aは室温を検出する温度検出手段
であり、感温抵抗素子52より成っている。Bは室内の湿
度を測定する湿度検出手段であり、湿度センサー54から
成っている。Cは温熱感覚を表現する温熱表現手段であ
り、温熱感覚を表現する複数個のスイッチ部1aで、例え
ば第2図に示した、使用者が“暑い”と感じたときに入
力する“暑いとき”スイッチと、“寒い”と感じたとき
に入力する“寒いとき”スイッチから構成されている。
Dは湿熱感覚を表現する湿熱表現手段であり、湿熱感覚
(蒸し暑いと感じる感覚)を表現するスイッチ部1b、例
えば第2図に示した使用者が蒸すと感じたときに入力す
る“蒸すとき”スイッチから成っている。上記の構成に
おいて、第2図に示したように、“蒸すとき”と“寒い
とき”と“暑いとき”のそれぞれのスイッチはスイッチ
部1に一括して配設されている。Eは温熱表現手段Cに
より、温度検出手段Aで検出される室温を定める設定温
度を、所望の温度間隔を以て上下にシフトできる設定温
度調節手段であり、CPU4とメモリ5から構成されてい
る。この設定温度調節手段Eは、“暑いとき”スイッチ
(第2図)が入力されたときには、設定温度をその時の
室温を基準に所望の温度間隔低い温度に変更し、“寒い
とき”スイッチが入力されたときには、設定温度をその
ときの室温を基準に所望の温度間隔高い温度に変更する
手段である(詳細後述)。Fは湿熱表現手段Dにより、
湿度検出手段Bで検出される室内湿度を定める設定湿度
を、所望の湿度間隔に増減できる設定湿度調節手段であ
り、CPU4とメモリ5とより構成されている。この設定湿
度調節手段Fは例えば“蒸すとき”スイッチ(第2図)
が入力されたときには設定湿度をそのときの湿度を基準
に所望の湿度間隔を低い湿度に変更する手段である(詳
細後述)。また、2は制御部であるマイクロコンピュー
タ(以下マイコンという)であり、入力回路3とCPU4
と、メモリ5と出力回路6とより構成されている。制御
部は温度制御を行なう第1の制御手段と湿度制御を行な
う第2の制御手段とを有している。ここで入力回路3に
はスイッチ部1からの出力と、室温を検出する感温抵抗
素子52および湿度センサ54のそれぞれの出力がA/D変換
装置53,55のそれぞれを介して入力される。また、出力
回路6からの出力により、圧縮機56のON・OFFが制御さ
れる。なお、第3図はマイクロコンピュータ2のメモリ
5に記憶された設定温度調節手段Eと設定湿度調節手段
Fのそれぞれの動作制御のプログラムを含むフローチャ
ートである。
以下、この実施例の動作を冷房運転の場合を例示し設定
湿度調節手段Fを中心にして第1図乃至第3図を用いて
説明する。
第3図において、運転スイッチ51(第1図)をONしてス
タートし、冷房運転が開始される。ステップ41で“蒸す
とき”スイッチがONであると判断されなければ、ステッ
プ31よりステップ40までは、前記従来例におけるフロー
(第10図)と同一で温熱感覚のみの設定温度調節手段E
で冷房運転が実施される。これに関する重複説明は省略
する。この冷房運転中使用者が、室内温度には満足であ
るが、湿度が高く“蒸す”と感じ湿熱表現手段Dである
スイッチ部1の“蒸すとき”スイッチをONすると、第3
図のステップ41で、“蒸すとき”スイッチがONされたと
判断し、ステップ42に進む。ステップ42で湿度センサ54
により湿度が検出され、ステップ43において、この検出
湿度より所望の湿度間隔を増減して設定湿度が算出され
る。
例えば検出湿度からその20%を下げた値(但し、湿度60
%以上として)を設定湿度とする。この設定湿度は、一
定値または下限値を決めておいても良い。続いてステッ
プ44でドライ運転が開始され、ステップ45で検出湿度が
設定湿度より低いかが判断され、低いと判断されるまで
ステップ46で圧縮機56はONされる。ステップ45で検出湿
度が設定湿度より低くなるとステップ47に進み、圧縮機
56はOFFされる。圧縮機56がONもしくはOFF中、即ち、ド
ライ運転中に再度スイッチ部1のスイッチ入力が有る
と、ステップ48でスイッチ入力有りと判断し、ステップ
41に戻り、温熱表現手段Cの“暑いとき”“寒いとき”
スイッチ(第2図)が入力されたと判断したときは、ス
テップ37乃至ステップ40に進み、冷房運転に戻る。一
方、ステップ41で“蒸すとき”スイッチONと判断したと
きは、ドライ運転が継続され、各スイッチ入力に応じ再
度設定温度または設定湿度が見直される。
このようにして、温度表現手段Cおよび湿熱表現手段D
の各スイッチに対応した室温および湿度のそれぞれを使
用者の感覚に基づく意向の表現に応じて自在に変化させ
てゆくことが可能となる。
尚、請求項1にかかる発明の実施例のスイッチ部名称に
拘らず、スイッチ部名称は使用者が感覚と対応がつけば
適当な名称をつけると良い。
次に請求項2にかかる発明の実施例について第4図ない
し第7図を用いて説明する。
図面第4図において、Aは室温を検出する温度検出手段
であり、感熱抵抗素子71で構成されている。Bは湿度を
検出する湿度検出手段であり、湿度センサ73で構成され
ている。Cは温熱表現手段であり、温熱感覚スイッチ61
で構成され、温熱感覚を表現する手段である。Dは湿熱
表現手段であり、湿熱感覚スイッチ62で構成され、湿熱
感覚を表現する手段である。Gは運転開始判断手段であ
り、マイコン78で構成され温熱表現手段Cおよび湿熱表
現手段Dの表現の有無に応じて運転開始か否かを判断す
る手段である。Hは運転モード選択手段であり、マイコ
ン78で構成され前記表現された温度表現手段Cに基づい
て冷房もしくは暖房のいずれかのモードを選択し、また
前記表現された湿度表現手段に基づいて除湿もしくは加
湿のいずれかのモードを選択する手段である。Jは設定
温度決定手段であり、マイコン78で構成され、温度検出
手段Aで検出された室温と温熱表現手段Cで表現された
温熱感覚に基づいて設定温度を決定する手段である(詳
細後述)。Kは設定温度決定手段であり、マイコン78で
構成され、湿度検出手段Bで検出された湿度と湿熱表現
手段Dで表現された湿度感覚とに基づいて設定湿度を決
定する手段である。前記マイコン78は入力回路74とCPU7
5とメモリ76と出力回路77とより構成されている。
また、図面第6図において、前記温熱感覚スイッチ61は
使用者が暑いと感じたとき使用する“暑いとき”スイッ
チ1aと、寒いと感じたときに使用する“寒いとき”スイ
ッチ1bで構成され、湿熱感覚スイッチ62は使用者が蒸す
と感じたときに使用する“ムスとき”スイッチ2aと乾い
ていると感じているときに使用する“カラカラすると
き”スイッチ2bで構成され、それぞれ温熱表現手段Cと
湿熱表現手段Dを構成している。
次に請求項2にかかる発明の実施例の動作を第4図ない
し第7図を用いて説明する。
図面第4図において、温熱感覚スイッチ61又は湿熱感覚
スイッチ62により入力があると運転を開始させ、選択さ
れた温熱感覚および湿熱感覚に基づき、それぞれ冷房モ
ード、暖房モード、除湿モード、加湿モードを選択し
(運転モード選択手段)、その後、冷房、暖房モードに
おいて、温熱感覚スイッチ61の入力があると、検出され
た室温に基づき設定温度決定手段Jで設定温度を決定
し、圧縮機69をON/OFF制御する。また除湿、加湿モード
において、湿熱感覚スイッチ62の入力があると、検出さ
れた湿度に基づき設定湿度決定手段Kで設定湿度を決定
し、除湿モードの場合は、圧縮機69をON/OFF制御し、加
湿モードの場合は、加湿機70をON/OFF制御する。
次に請求項2にかかる発明の実施例の動作制御について
第7図のフローチャートを中心にして説明する。
前記第2従来例と同様に、運転停止中はマイクロコンピ
ュータ78はスイッチ入力待ちの状態になっている。この
状態で、温熱感覚スイッチ61又は湿熱感覚スイッチ62に
よりスイッチ入力がなされたと判断されると(ステップ
100)、運転がスタートされる。温熱感覚スイッチ61に
より運転がスタートした場合は前記第2従来例と同様の
ためその説明を省略し、湿熱感覚スイッチ62によりスタ
ートした場合について以下に説明する。前記スイッチ入
力が“ムスとき”スイッチ入力と判断されると(ステッ
プ116)、除湿運転を開始する(ステップ117)。そして
初期設定湿度が設定される(ステップ118)。ステップ1
18は湿度設定手段である。湿度検出手段により検出され
る湿度を設定湿度に近づける様に圧縮機のON/OFFが制御
され、除湿運転が行われる(ステップ119〜122)。な
お、ステップ120は初期設定湿度と室内湿度とを比較す
る湿度比較手段である。その後、さらに湿熱感覚のスイ
ッチ入力が有ると、入力の有無が判断される(ステップ
123)。“蒸すとき”スイッチ入力であると(ステップ1
24)、設定湿度を、湿度検出手段により検出した湿度に
対して、約10%低い値に変更し(ステップ125)、スイ
ッチ入力が“カラカラするとき”スイッチ入力である
と、設定湿度を、検出した湿度に対して約10%高い値に
変更する(ステップ126)。ステップ124、125及び126は
設定湿度調節手段である。
運転開始のスイッチ入力が、“カラカラするとき”スイ
ッチ入力と判断されると(ステップ115)、加湿運転が
実行される(ステップ127)。そして初期設定湿度が設
定され(ステップ128)、検出される湿度が設定湿度に
なる様に、加湿器のON/OFFが制御され、加湿運転が行わ
れる(ステップ129〜132)。128は湿度設定手段であ
り、130は初期設定湿度と室内湿度とを比較する湿度比
較手段である。除湿時と同様にその後さらに湿熱感覚ス
イッチ入力があるとスイッチ入力に応じて、検出した湿
度に対して設定湿度を変更していく(ステップ133〜13
6)。ステップ134、135、136は設定湿度調節手段であ
る。
以上のようにして、使用者の湿熱感覚に応じて、住環境
の湿度調節が行われる。
温熱感覚スイッチによりスタートした場合は、前記第2
従来例の動作と同一となるので重複説明は省略する。
[発明の効果] 以上のように、請求項1にかかる発明によれば、使用者
の暑い寒いという温熱感覚のみでなく、蒸すという湿熱
感覚も直接表現し、その表現に合わせて自動的に設定湿
度も変更でき、温度を下げて冷やしすぎることなく、消
費電力も少なく済む。また温熱感覚だけでなく湿熱感覚
にも応じたきめ細かな運転が感覚を入力するだけで得ら
れ、すなわち、温度と湿度の条件設定の困難な素人であ
っても、簡便な操作で湿度要因を加味した、より健康的
な住環境が得られる効果がある。
また、請求項2にかかる発明によれば、カラカラすると
きの感覚も直接表現し、その表現に合わせて自動的に設
定湿度を変更でき、さらに運転モード選択手段を有する
ので、よりきめこまやかで、簡便な室内空調を実現でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1にかかる発明の実施例である空気調和
機の電気回路図、第2図は第1図のスイッチ部の構成
図、第3図は請求項1にかかる発明の実施例の空気調和
機の動作を制御するフローチャート、第4図は請求項2
にかかる発明の実施例である空気調和機の制御装置の構
成図、第5図は請求項2にかかる発明の実施例の電気回
路図、第6図は請求項2にかかる発明の実施例の操作部
の構成図、第7図は請求項2にかかる発明の実施例の動
作を制御するフローチャート、第8図は第1従来例の空
気調和機の電気回路図、第9図は第8図のスイッチ部の
構成図、第10図は第8図の第1従来例の動作を制御する
フローチャート、第11図は第2従来例の制御装置の電気
回路図、第12図は第2従来例の電気回路図、第13図は第
2従来例の操作部の構成図、第14図は第2従来例の動作
を制御するフローチャートである。 Aは温度検出手段、Bは湿度検出手段、Cは温熱表現手
段、Dは湿熱表現手段、Eは設定温度調節手段、Fは設
定湿度調節手段、Gは運転開始判断手段、Hは運転モー
ド選択手段、Jは設定温度決定手段、Kは設定湿度決定
手段、1,61,62はスイッチ部、2,18はマイクロコンピュ
ータ、52,71は感温抵抗素子、54,73は湿度センサ。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯野 一明 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 田中 俊弘 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 久保 精二 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 青木 克之 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 石岡 秀哲 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 松岡 孝佳 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 山本 哲生 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 永友 秀明 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (56)参考文献 特開 昭56−37437(JP,A) 特開 昭62−91735(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常運転をスタートさせる運転スイッチ
    と、室内温度を検出する温度検出手段と、室内湿度を検
    出する湿度検出手段と、使用者の暑いの感覚を表現する
    暑いときスイッチ及び使用者の寒いの感覚を表現する寒
    いときスイッチ及び前記暑いとき及び寒いときスイッチ
    の近傍にあって使用者の蒸すの感覚を表現する蒸すとき
    スイッチを有し、前記いずれかのスイッチの1つが入力
    されるスイッチ部と、前記スイッチ部からの入力に基づ
    き冷凍サイクルに組み込まれた圧縮機を制御する制御部
    と、を備え、前記制御部は、前記暑いときスイッチが入
    力されたときに前記温度検出手段で検出された前記室内
    温度を基準にして設定温度を下げ、前記寒いときスイッ
    チが入力されたときに前記温度検出手段で検出された前
    記室内温度を基準にして設定温度を上げる設定温度調節
    手段を有する第1の制御手段と、前記蒸すときスイッチ
    が入力されたときには前記湿度検出手段で検出された前
    記室内湿度を基準にして設定湿度を下げる設定湿度調節
    手段を有する第2の制御手段とから構成され、前記スイ
    ッチ部からの入力がない場合には通常運転を行なうこと
    を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】冷凍サイクル内に組み込まれた圧縮機と、
    加湿器と、使用者の暑いの感覚を表現する暑いときスイ
    ッチと、使用者の寒いの感覚を表現する寒いときスイッ
    チと、使用者の蒸すの感覚を表現し前記暑いとき又は寒
    いときスイッチの近傍にある蒸すときスイッチと、使用
    者のカラカラするの感覚を表現するカラカラするときス
    イッチとを有し前記いずれかのスイッチ1つが入力され
    ることにより運転スタートさせるスイッチ部と、前記暑
    いときスイッチ、前記寒いときスイッチ、前記蒸すとき
    スイッチ又は前記カラカラするときスイッチにより入力
    された感覚に基づき冷房、暖房、除湿、加湿の各運転モ
    ードを選択する運転モード選択手段と、を有する空気調
    和機において、 前記運転モード選択手段によって選択された前記冷房又
    は暖房運転モードでは、初期設定温度を設定する温度設
    定手段と、室内温度を検出する温度検出手段と、前記初
    期設定温度と前記室内温度を比較する温度比較手段と、
    前記温度比較手段に基づき、前記暑いときスイッチが入
    力されると前記初期設定温度を下げ、前記寒いときスイ
    ッチが入力されると前記初期設定温度を上げる設定温度
    調節手段を有する設定温度決定手段と、を備え、前記運
    転モード選択手段によって選択された前記除湿又は加湿
    運転モードでは、初期設定湿度を設定する湿度設定手段
    と、室内湿度を検出する湿度検出手段と、前記初期設定
    湿度と前記室内湿度を比較する湿度比較手段と、前記湿
    度比較手段に基づき、前記蒸すときスイッチが入力され
    ると前記初期設定湿度を下げ、前記カラカラするときス
    イッチが入力されると前記初期設定湿度を上げる設定湿
    度調節手段を有する設定湿度決定手段と、を備えること
    を特徴とする空気調和機。
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