JPH078968Y2 - 移動式冷暖房装置 - Google Patents

移動式冷暖房装置

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JPH078968Y2
JPH078968Y2 JP1989086478U JP8647889U JPH078968Y2 JP H078968 Y2 JPH078968 Y2 JP H078968Y2 JP 1989086478 U JP1989086478 U JP 1989086478U JP 8647889 U JP8647889 U JP 8647889U JP H078968 Y2 JPH078968 Y2 JP H078968Y2
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JP
Japan
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heating
cooling
blower
air conditioner
air
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JP1989086478U
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JPH0327531U (ja
Inventor
政夫 幸治
靖信 大森
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Mayekawa Manufacturing Co
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Mayekawa Manufacturing Co
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、待機中の航空機その他の目的空間内に冷気若
しくは暖気を選択的に供給し、該目的空間内の冷暖房を
行う移動式冷暖房装置に関する。
「従来の技術」 従来より、待機中の航空機の冷房を機内の補機エンジン
駆動により行うと不経済である為に、一般には冷却装置
を搭載した車両を機側に接近させて、該冷却装置内で生
成された冷気を送風管を介して機内に送り込んで冷房を
行うように構成している。
又、航空機の頻繁な発着に対応して安定な冷気を供給す
るために、ブライン冷却槽と冷却装置を接続して、ブラ
イン冷却槽に蓄熱させた蓄熱送風装置を複数台設けて、
一台の冷却装置で多数の航空機に冷風を供給する技術も
開発されている。
(特願昭59-229673号) 「考案が解決しようとする課題」 しかしながら前記装置はいずれも冷房専用の移動車であ
り、この為冬期において暖房を行う場合は、更に暖房装
置を搭載した専用移動台車を用意せねばならず、コスト
の面からも又駐車スペースの面からも無駄が出る。
この為上記装置における冷凍サイクルの弁の切換えによ
りヒートポンプサイクルとしても利用可能に構成し、一
の冷凍兼ヒートポンプサイクルで暖房と冷房を兼用する
事も出来るが、近年のように航空機がジャンボ化してい
る現況下では、一のヒートポンプで複数台の航空機の暖
房に供するには能力的に限界があり容易ではない。
更に北海道等の寒冷地の空港では特に夜間における外気
温度が−15〜−20℃前後にまで低下する為に、外気を蒸
発熱源として利用するヒートポンプサイクルの円滑な運
転が困難となる。
本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、寒冷地の空港で
も又複数の航空機を同時に暖房可能な程度の暖房用熱容
量を有する移動式冷暖房装置を提供する事を目的とす
る。
本考案の他の目的は安全性を考慮した移動式冷暖房装置
を提供する事にある。
「課題を解決する為の手段」 本考案はかかる技術的課題を達成する為に、第1図に示
すように 入口側に送風機2を連結し又出口端側に送風管3を
連結可能に構成した送風通路1と、蒸発器コイル11を挿
入した冷却部10を有する冷凍装置4と、加熱管12を挿入
した加熱部13を有するドライボイラー5とを車両6その
他の移動可能な基台14上に一体的に搭載した点 前記送風通路1内に、送風方向に沿って上流側より
順次、前記冷却部10と加熱部13とを、所定距離隔てて直
列状に介在させた点、言い換えれば加熱部13の上流側に
所定距離隔てて冷却部10を介在させた点、 前記加熱部13よりの燃料ガスのガス漏れ等による逆
火を防止するガス漏れ検知器を、加熱部13と冷却部10と
のIだの離隔部位15内に設けた点、 を特徴とする移動式冷暖房装置を提案する。
「作用」 かかる技術手段によれば冷却部10と加熱部13とを、一の
送風通路1内に直列状に介在させた為に冷凍装置4とド
ライボイラー5を選択的に駆動させる事により、該通路
1の出口端に連結した送風管3を介して航空機内に冷気
若しくは暖気を選択的に供給する事が出来、これにより
一の移動車両6を用いて待機中の航空機の冷暖房を随時
適切に行なう事が出来る。
又ドライボイラー5の加熱により暖(熱)気が送風通路
1内に流れるも、前記冷却部10は加熱部13の上流側で且
つ所定距離離隔して配置させている為に、冷凍サイクル
を構成する蒸発器コイル11内の冷媒の異常温度上昇等を
避ける事が出来、該冷凍サイクルの損耗及び破壊を防止
出来る。
更に本考案は、前記加熱部13よりの燃料ガスのガス漏れ
等による逆火を防止するガス漏れ検知器を離隔部位15内
に設け、安全性の一層の向上を図っている。
又前記冷却部10も加熱部13もいずれも蒸発器コイル11若
しくは加熱管12を介して熱(冷)媒体との直接接触可能
に構成している為に、装置全体のコンパクト化が達成さ
れるとともに熱交換率が向上する。
又暖房用熱源としてドライボイラー5を用いている為
に、前記熱交換率の向上と併せて寒冷地でも又ジャンボ
化し大きな熱容量を必要とする航空機にも対応が可能で
ある。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を例示的に
詳しく説明する。ただしこの実施例に記載されている構
成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特
定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
第1図は乃至第3図は本考案の実施例に係る移動式冷暖
房装置で、トラックの屋根付き荷台内に冷暖房装置を搭
載して構成する。
先ず第1図に基づいて冷暖房装置の概略構成について説
明するに、1は入口側に送風ファン2が接続された送風
通路で、送風ファン2側より、冷凍サイクルの一部とな
す蒸発器コイル11を挿入した冷却部10、離隔部位として
機能する中間通路部15、ドライボイラー5、及び送風ダ
クト3が出口端側に連結された出口通路部16が直列上に
連結されている。
又前記中間通路部15は少なくともその全長を1m以上に
し、冷却部10と加熱部13間の離隔を図るとともに、その
内部にガス漏れ検知器17を内装し、ドライボイラー5内
よりの燃焼ガスの漏れに起因する逆火を防止している。
さて前記冷凍サイクル4はモータMが連結された圧縮機
21、凝縮器22、膨張弁23、及び前記した蒸発コイル11か
らなり、これらが管路24により接続されてカルノーサイ
クルを構成する。
ドライボイラー5は第2図に示すように、下端側にバー
ナ25を、又上端側に排煙口26を取付け内部を燃焼室27と
して機能させた加熱管12と、その周囲を囲繞する外管13
よりなり、該外管13の入口側開口13aに中間通路部15
を、又出口側開口13bに出口通路部16を夫々接続し、前
記中間通路部15より供給された送風が、前記加熱管12周
囲を螺旋状に旋回して内部の燃焼ガスと熱交換しながら
加熱されて出口側開口13bより出口通路部16側に送気可
能に構成されている。
第3図はかかる冷暖房装置を組込んだ屋根付き荷台14を
有するトラック6を示し、前記圧縮機等の駆動電源を供
給する発電機17、圧縮機21、送風ファン2、及び該ファ
ン2に接続され送風通路1が、荷台上に設置されている
とともに、荷台14内の屋根部18近傍の上方空間には断熱
材19を介して凝縮器22が取付けられ、前記圧縮機や送風
通路1の冷却部10内に組込まれた蒸発コイルとともに、
冷凍サイクルを構成する。
かかる実施例によれば冷房時は冷凍サイクルを駆動させ
る事により、又暖房時はバーナ25を燃焼してドライボイ
ラー5を加熱する事により、送風通路1出口端側より送
風ダクト3を介して冷気若しくは暖気が選択的に供給可
能であるとともに、特に本実施例においては安全対策と
して、冷却部10とドライボイラー5との間を安全距離と
して1m以上あけ、暖房運転中はガス漏れ検知器17にて監
視し、ガス漏れ発生の場合は緊急停止するよう構成する
とともに、ドライボイラー5は構造上、燃焼部と空気加
熱部とは完全に分離され、供給空気と排煙が混ざらない
為に安全上及び清浄ガスを得る為に極めて有利である。
「考案の効果」 以上記載した如く本考案によれば、一の送風通路内に送
気される空気が選択的に加熱若しくは冷却可能に構成し
た為に、一の車両の荷台上でも搭載可能な程度にコンパ
クト化が達成され、駐車スペースやランニングコストの
低減が図れる。
又本考案はドライボイラーを用いた為に寒冷地の空港で
も又複数の航空機を同時に暖房可能な程度の暖房用熱容
量が得られるとともに、該ボイラーを構成する加熱部の
上流側に所定の安全距離分だけ隔てて蒸発コイルを挿入
した冷却部を配置した為に安全性の確保が図れる。
等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
第1図は乃至第3図は本考案の実施例に係る移動式冷暖
房装置で、第3図はトラックに搭載した全体構成図、第
1図はその冷暖房装置部分を示す概略図、第2図はドラ
イボイラーの構成を示す概略図である。 2:送風機、3:送風管、1:送風通路 11:蒸発器コイル、10:冷却部、4:冷凍装置 12:加熱管、13:加熱部、5:ドライボイラー 6:車両、14:基台、15:離隔部位 17:ガス漏れ検知器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風管を介して一又は複数の目的空間内に
    冷気若しくは暖気を選択的に供給可能に構成した移動式
    冷暖房装置において、 入口側に送風機を連結し又出口端側に送風管を連結可能
    に構成した送風通路と、蒸発器コイルを挿入した冷却部
    を有する冷凍装置と、加熱管を挿入した加熱部を有する
    ドライボイラーとを車両その他の移動可能な基台上に一
    体的に搭載するとともに、前記送風通路内に、送風方向
    に沿って上流側より前記冷却部と加熱部とを所定距離隔
    てて直列状に介在させるとともに、前記加熱部と冷却部
    間の離隔部位内にガス漏れ検知器を設けた事を特徴とす
    る移動式冷暖房装置
JP1989086478U 1989-07-25 1989-07-25 移動式冷暖房装置 Expired - Lifetime JPH078968Y2 (ja)

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JPH0327531U JPH0327531U (ja) 1991-03-19
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JP4668462B2 (ja) * 2001-06-08 2011-04-13 株式会社前川製作所 屋外暖房ユニット
JP4584883B2 (ja) * 2006-08-11 2010-11-24 株式会社前川製作所 駐機航空機用冷却空気供給装置
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JPS63201436A (ja) * 1987-02-17 1988-08-19 Kyowa Sekkei Jimusho:Kk 冷暖房送風機

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