JPH078809A - 排水処理剤及び排水処理方法 - Google Patents

排水処理剤及び排水処理方法

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JPH078809A
JPH078809A JP18192593A JP18192593A JPH078809A JP H078809 A JPH078809 A JP H078809A JP 18192593 A JP18192593 A JP 18192593A JP 18192593 A JP18192593 A JP 18192593A JP H078809 A JPH078809 A JP H078809A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】無水物の一般式としてxM2 O・ySiO2
zM' O(式中、MはNa及び/又はKを示し、M' は
Ca及び/又はMgを示し、y/x=0.5〜4.0、
z/x=0〜1.0である。)で表される、カチオン交
換容量が150mgCaCO3 /g以上、あるいは吸油
能が0.3〜3.0ml/gである結晶性の珪酸塩化合
物を有効成分とすることを特徴とする排水処理剤。 【効果】本発明における珪酸塩化合物は、優れた重金属
イオン及び界面活性剤捕捉能、油分捕捉能、吸油能、耐
水性とを有するため、これを有効成分とする排水処理剤
は優れた排水処理性能を有する。従って、重金属又は油
分(特に界面活性剤)を含有する排水の処理において、
本発明における珪酸塩化合物を使用することにより、こ
れらを有効に捕捉し回収除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人体に有害な重金属、海
洋及び河川の水質汚濁の原因となる界面活性剤をはじめ
とする各種油分を含む排水の処理に用いる排水処理剤及
び排水処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】工業排水
中の重金属を取り除く方法として、特開昭55−757
79号公報には重金属を含む排水を鉱物質粉体に吸収さ
せた後に成形し焼成する方法が開示されている。しか
し、該粉体は、カオリン、タルク等の天然の鉱物質であ
るため、排水中の重金属イオンを捕捉する能力(イオン
交換能)が小さく、多量の鉱物質を必要とするため省資
源上好ましくない。また、特開昭53−82049号公
報には鉱物のモンモリナイト及びハイロサイトを主成分
とする無機微粒子と有機高分子量重合体からなる微細複
合体を非イオン界面活性剤を含有する排水に接触させる
方法が開示されている。しかし、この場合も同様に無機
微粒子自体の界面活性剤を捕捉する能力が乏しく多量の
処理剤を必要とするため、排水処理後の処理剤の扱いが
問題となる。また、イオン交換能の大きい非晶質のケイ
酸ソーダを用いる方法があるが、水への溶解性が著しく
高いため、処理後の回収が難しく好ましくない。そこ
で、重金属イオン及び界面活性剤をはじめとする各種油
分を多量に捕捉し、かつ耐水性に優れた無機物の使用が
望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意検討した結果、排水処理剤に要求
される高いカチオン捕捉能および界面活性剤捕捉能を有
し、かつ耐水性に優れる珪酸塩から構成される排水処理
剤を見出し、本発明を完成するに到った。
【0004】即ち、本発明の要旨は、(1)無水物の一
般式としてxM2 O・ySiO2 ・zM' O(式中、M
はNa及び/又はKを示し、M' はCa及び/又はMg
を示し、y/x=0.5〜4.0、z/x=0〜1.0
である。)で表され、カチオン交換容量が150mgC
aCO3 /g以上、あるいは吸油能が0.3〜3.0m
l/gである結晶性の珪酸塩化合物を有効成分とするこ
とを特徴とする排水処理剤、および(2)重金属又は油
分を含有する排水を処理する方法において、前記(1)
の珪酸塩化合物を使用することを特徴とする排水処理方
法に関する。
【0005】本発明における珪酸塩化合物は、無水物で
の組成が、一般式xM2 O・ySiO2 ・zM’Oで表
される結晶性の化合物である。ここでMはNa及び/又
はKを示し、M’はCa及び/又はMgを示す。また、
y/xは0.5〜4.0であり、好ましくは0.8〜
2.1、さらに好ましくは1.0〜1.9である。y/
xが0.5未満では耐水性が不十分であり、4.0を超
えると、イオン交換能が低くなり、排水処理剤としての
使用に適さない。z/xは0〜1.0であり、好ましく
は0.005〜1.0、更に好ましくは0.005〜
0.9、特に好ましくは0.01〜0.6である。z/
xが1.0を超えるとイオン交換能が低く、排水処理剤
としての使用に適さない。x、y、zは前記のy/xお
よびz/xに示されるような関係であれば、特に限定さ
れるものではない。K/Naはカチオン交換速度を高め
る観点から通常0〜8.0であり、好ましくは0.01
〜8.0である。Mg/Caはカチオン交換容量を高め
る観点から通常0〜10であり、好ましくは0.02〜
10である。
【0006】このような本発明における珪酸塩化合物と
して、種々の態様があるが好適なものを例示すると次の
ようなものが挙げられる。 前記の一般式において、y/x=1.9〜4.0、
z/x=0.005〜1.0、M2 O中のK/Na=0
〜8.0、M’O中のMg/Ca=0〜10で表され
る、カチオン交換容量が150mgCaCO3 /g以
上、及び/又は吸油能が0.3〜3.0ml/gである
結晶性の珪酸塩化合物 前記の一般式において、y/x=0.5〜1.9、
z/x=0.005〜1.0、M2 O中のK/Na=
0.01〜8.0、M’O中のMg/Ca=0.02〜
10で表される、カチオン交換容量が150mgCaC
3 /g以上、及び/又は吸油能が0.3〜3.0ml
/gである結晶性の珪酸塩化合物
【0007】また、本発明における珪酸塩化合物は、水
和物であってもよく、この場合の水和量はH2 Oのモル
量換算として通常20モル%以下である。
【0008】本発明における珪酸塩化合物は、合成によ
り得られるものであって、前記一般式に示されるように
2 O、SiO2 、M' Oの三成分よりなっている。従
って、本発明における珪酸塩化合物を製造するには、そ
の原料として各成分に対応する物質が必要になるが、本
発明においては特に限定されることなく公知の化合物が
適宜用いられる。例えば、M2 O成分、M' O成分とし
ては、各々の当該元素の単独あるいは複合の酸化物、水
酸化物、塩類、当該元素含有鉱物が用いられる。具体的
には例えば、M2 O成分の原料としては、NaOH,K
OH,Na2 CO3 ,K2 CO3 ,Na2 SO4 等が、
M' O成分の原料としては、CaCO3,Ca(OH)
2 、MgCO3 ,Mg(OH)2 ,MgO,ドロマイト
等が挙げられる。SiO2 成分としてはケイ石,ケイ
砂,クリストバライト石,カオリン,タルク,溶融シリ
カ,ケイ酸ソーダ等が用いられる。
【0009】本発明においては、これらの原料成分を目
的とする珪酸塩化合物のx、y、zとなるように所定の
量比で混合し、通常300〜1300℃、好ましくは5
00〜1000℃、さらに好ましくは600〜900℃
の範囲で焼成して結晶化させる方法、及び同様に混合
後、一旦1100℃〜1600℃で溶融してガラス化物
を得た後焼成する方法、更に溶融後水ガラス化し焼成す
る方法が例示される。加熱時間は通常0.1〜24時間
である。このような焼成は通常、電気炉、ガス炉等の加
熱炉で行うことができる。また、焼成後、必要に応じて
粉砕し所定の粒度に調製される。粉砕機としては例えば
ボールミル、ローラーミル等を用いてなされる。このよ
うな製造方法により、前述のような構造上の特徴を有す
る本発明における珪酸塩化合物を得ることができる。
【0010】また、本発明における珪酸塩化合物の水和
物を調製するには、公知の方法により容易に行うことが
でき、特に制限されるものではない。例えば、前記のよ
うにして得られた珪酸塩化合物の無水物をイオン交換水
に懸濁して水和させ、乾燥せしめて粉末化する方法が挙
げられる。
【0011】本発明における珪酸塩化合物は、吸油能が
0.3〜3.0ml/gのものである。吸油能が0.3
ml/g未満では、重金属イオン、界面活性剤の捕捉速
度が充分でなく排水処理の性能が低下する。また、3.
0ml/gを越えると、比表面積が著しく増大し、耐水
性が低下する。
【0012】このような本発明における珪酸塩化合物に
吸油能を付与させる方法としては、「多孔材料」(近藤
連一編著、P2、技報堂、昭和48年発行)に記述され
ている粉末の凝集、発泡、ゲル化、水和などの方法、及
び特開昭63−270368号公報に開示されているア
クリル系ポリマー、メチルセルロース、ポリビニルアル
コール等の有機物を添加焼成する方法等が挙げられる。
本発明においては特に限定されるものではない。
【0013】このようにして得られた本発明における珪
酸塩化合物またはその水和物は、重金属イオンや界面活
性剤を効率よく捕捉するという観点からカチオン交換容
量として少なくとも150mgCaCO3 /g以上、好
ましくは150〜600mgCaCO3 /gを有するも
のである。本発明においてカチオン交換容量とは、実施
例で示す後述の測定方法により得られるカチオン交換能
の値をいう。
【0014】本発明において耐水性とは、珪酸塩化合物
の水中での安定性を意味する。従って耐水性に劣ると
は、水中での珪酸塩化合物の安定性が悪く水中でのSi
溶出量が増大することを意味する。一方、耐水性に優れ
るとは、珪酸塩化合物の水中での安定性が高く、水中で
のSi溶出量が非常に少ないことをいう。本発明におけ
る珪酸塩化合物において、水へのSi溶出量はSiO2
換算で通常120mg/g以下であり、好ましくは90
mg/g以下、より好ましくは60mg/g以下であ
り、ほとんどが実質的に水に不溶である。なお、本発明
において実質的に水に不溶であるとは、試料2gをイオ
ン交換水100g中に加え、25℃で30分攪拌した場
合におけるSi溶出量がSiO2 換算で通常100mg
/gより少ないものをいう。
【0015】本発明における珪酸塩化合物は、前記のよ
うに優れた重金属イオン及び界面活性剤捕捉能、油分捕
捉能、吸油能、耐水性とを有するため、これを有効成分
とする排水処理剤は優れた排水処理性能を有する。即
ち、本発明の排水処理剤は、前記のような珪酸塩化合物
を有効成分として含有するものであり、本発明の排水処
理剤は排水中での安定性の観点から、前記の珪酸塩化合
物の他に、有機高分子、金属酸化物、天然鉱物等の添加
剤を種々複合したものからなる。ここで、本発明におけ
る珪酸塩化合物の配合量は、通常20〜98重量%、好
ましくは30〜90重量%である。20重量%未満では
処理能力が低く、98重量%を越えると複合の効果が発
現しない。
【0016】また、本発明の排水処理剤は、重金属イオ
ン、界面活性剤をはじめとする各種油分を含有する排水
の処理に用いられるが、本発明の排水処理剤は、重金属
の種類、油分の種類に限定されることなく優れた排水処
理効果を発揮する。本発明の排水処理剤の使用量は、通
常0.1〜100g/リットルである。ここで、本発明
でいう油分とは、JIS K102工業排水試験方法に
おいて、「(24)ヘキサン抽出物質」として規定され
たものである。又、ここでいう重金属イオンには、放射
性重金属イオンも含まれる。
【0017】また、本発明において重金属を含有する排
水を処理する方法として、本発明における珪酸塩化合物
を単独で排水中に添加してもよく、また前記のような本
発明の排水処理剤を添加してもよい。同様に油分を含有
する排水を処理する方法として、本発明における珪酸塩
化合物を単独で排水中に添加してもよく、また前記のよ
うな本発明の排水処理剤を添加してもよい。
【0018】
【実施例】以下、実施例、比較例および試験例により本
発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施
例等によりなんら限定されるものではない。尚、本実施
例及び比較例における測定値は、次に示す方法により測
定した。
【0019】(1)カチオン交換能 試料0.1gを精秤し、塩化カルシウム水溶液(濃度は
CaCO3 として500ppm)100ml中に加え、
25℃で60分間撹拌した後、孔サイズ0.2μmのメ
ンブランフィルター(アドバンテック社、ニトロセルロ
ース製)を用いて濾過を行い、その濾液10ml中に含
まれるCa量をEDTA滴定により測定した。その値より試料
のカルシウムイオン交換容量(カチオン交換容量)を求
めた。但し、500mgCaCO3 /g以上の場合は、
塩化カルシウム溶液の量を200mlにして測定した値
である。
【0020】(2)吸油能 粉末2gを攪拌し、JIS 5101の顔料試験法(吸
油能)に準じて試験を行い、次式により算出した。 吸油能(ml/g)=滴下したあまに油の容量(ml)
/試料の質量(g)
【0021】(3)Si溶出量 試料2gをイオン交換水100g中に加え、2℃で30
分間撹拌する。その後遠心分離を行い、その上澄みを孔
サイズ0.2μmのメンブランフィルターを用いて濾過
する。濾液中のSi濃度をプラズマ発光分析(ICP)
により測定し、SiO2 換算でSiの溶出量を求めた。
【0022】実施例1〜10 2号珪酸ソーダ(SiO2 / Na2 O=2.55、水分
59.9%)、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、無
水炭酸カルシウム、水酸化マグネシウムを表1に示す組
成となるよう混合を行った。この混合物に対してポリビ
ニルピロリドン0〜2%を添加し、700℃の温度下、
空気気流中において焼成を行い60メッシュ以下に粉砕
した後、本発明における珪酸塩化合物粉末1〜10を得
た。これらの粉体の吸油能は0.3〜3.0ml/gで
あり、また、カチオン交換能は、150mgCaCO3
/g以上であり、優れた排水処理特性を有するものであ
った。また、Si溶出量は120mg/g以下であり、
耐水性も良好なものであった。
【0023】
【表1】
【0024】比較例1〜5 特級試薬のメタ珪酸ソーダ(Na2 O・SiO2 )を7
00℃で1時間焼成したもの、日本タルク(株)製の精
製モンモリナイト、共立窯業原料(株)製の精製ハイロ
サイト、共立窯業原料(株)製の精製カオリン、富士タ
ルク工業(株)製の精製タルクを、すべて60メッシュ
以下に粉砕したものをそれぞれ比較粉末1〜5とした
(表2)。
【0025】
【表2】
【0026】試験例1 クロムイオンを100ppm含有するモデル排水250
cc中に、実施例1〜5及び比較例1、3、5で得られ
た珪酸塩化合物等を各1g投入し、30分間攪拌し、5
種C番の濾紙で濾過した後、濾液中への残留クロムイオ
ン量を原子吸光法(357.9nm)で測定した。その
結果を表3に示すが、本発明における珪酸塩化合物を用
いた場合、比較例と比較して残留クロムイオン量は極め
て低値であった。
【0027】
【表3】
【0028】試験例2 バリウムイオンを500ppm含有するモデル排水25
0cc中に、実施例6〜10及び比較例2、5で得られ
た珪酸塩化合物等を各1g投入し、30分間攪拌し、5
種C番の濾紙で濾過した後、濾液中への残留バリウムイ
オン量をEDTA滴定法で測定した。その結果を表4に
示すが、本発明における珪酸塩化合物を用いた場合、比
較例と比較して残留バリウムイオン量は極めて低値であ
った。
【0029】
【表4】
【0030】試験例3 界面活性剤(エマルゲンPP−230;ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレン;曇天=24℃)を0.5g
/リットル含有するモデル排水中に実施例1、3、5と
比較例1、3で得られた珪酸塩化合物等を各1g投入
し、60分間攪拌し、5種C番の濾紙で濾過した。次い
で、この濾液をJIS K102工業排水試験方法(1
7)にもとづき、100℃における過マンガン酸カリウ
ムによるCOD測定を行い、界面活性剤の残留濃度を求
めた。その結果を表5に示すが、本発明における珪酸塩
化合物を用いた場合、比較例と比較してエマルゲンPP
−230の残留濃度は極めて低値であった。
【0031】
【表5】
【0032】
【発明の効果】本発明における珪酸塩化合物は、優れた
重金属イオン及び界面活性剤捕捉能、油分捕捉能、吸油
能、耐水性とを有するため、これを有効成分とする排水
処理剤は優れた排水処理性能を有する。従って、重金属
又は油分(特に界面活性剤)を含有する排水の処理にお
いて、本発明における珪酸塩化合物を使用することによ
り、これらを有効に捕捉し回収除去することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無水物の一般式としてxM2 O・ySi
    2 ・zM' O(式中、MはNa及び/又はKを示し、
    M' はCa及び/又はMgを示し、y/x=0.5〜
    4.0、z/x=0〜1.0である。)で表される、カ
    チオン交換容量が150mgCaCO3 /g以上である
    結晶性の珪酸塩化合物を有効成分とすることを特徴とす
    る排水処理剤。
  2. 【請求項2】 無水物の一般式としてxM2 O・ySi
    2 ・zM' O(式中、MはNa及び/又はKを示し、
    M' はCa及び/又はMgを示し、y/x=0.5〜
    4.0、z/x=0〜1.0である。)で表される、吸
    油能が0.3〜3.0ml/gである結晶性の珪酸塩化
    合物を有効成分とすることを特徴とする排水処理剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の一般式におい
    て、珪酸塩化合物がy/x=1.9〜4.0、z/x=
    0.005〜1.0、M2 O中のK/Na=0〜8.
    0、M’O中のMg/Ca=0〜10で表される請求項
    1又は2記載の排水処理剤。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の一般式におい
    て、珪酸塩化合物がy/x=0.5〜1.9、z/x=
    0.005〜1.0、M2 O中のK/Na=0.01〜
    8.0、M’O中のMg/Ca=0.02〜10で表さ
    れる請求項1又は2記載の排水処理剤。
  5. 【請求項5】 珪酸塩化合物のSi溶出量が、120m
    g/g以下である請求項1〜4いずれか記載の排水処理
    剤。
  6. 【請求項6】 重金属を含有する排水を処理する方法に
    おいて、請求項1〜5いずれかに記載の珪酸塩化合物を
    使用することを特徴とする排水処理方法。
  7. 【請求項7】 油分を含有する排水を処理する方法にお
    いて、請求項1〜5いずれかに記載の珪酸塩化合物を使
    用することを特徴とする排水処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098240A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Kurita Water Ind Ltd 非イオン性界面活性剤含有水の処理方法及び処理装置
JP2010082516A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Nippon Paper Industries Co Ltd パルプ系排水の嫌気性処理方法
US9029427B2 (en) 2005-11-11 2015-05-12 Asahi Kasei Chemicals Corporation Controlled release solid preparation

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