JPH0785991B2 - ステアリングサポートメンバ取付部構造 - Google Patents

ステアリングサポートメンバ取付部構造

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JPH0785991B2
JPH0785991B2 JP61043533A JP4353386A JPH0785991B2 JP H0785991 B2 JPH0785991 B2 JP H0785991B2 JP 61043533 A JP61043533 A JP 61043533A JP 4353386 A JP4353386 A JP 4353386A JP H0785991 B2 JPH0785991 B2 JP H0785991B2
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JP
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front pillar
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steering
pillar
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聡 車田
裕治 松尾
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日産車体株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のステアリングサポートメンバ取付部構
造に関する。
従来の技術 第4図〜第6図は従来のステアリングサポートメンバ取
付部構造を示すもので、図中1はパイプ状のステアリン
グサポートメンバを示し、該ステアリングサポートメン
バ1は両側のフロントピラー19のフロントピラーインナ
2間に横架してある。3はステアリング取付ブラケット
を示し、その全端部はカウルボックス20のダッシュアッ
パパネル21に結合しており、そして、ステアリングコラ
ム4を該ステアリングコラム4に付設したブラケット22
を介して前記ステアリングサポートメンバ1に取り付け
てある。
前記ステアリングサポートメンバ1は、具体的にはその
端部に溶接等により一体的に固着した平板状のメンバ取
付ブラケット16を有し、フロントピラーインナ2の車室
側に面するピラーインナ一般面10にこのメンバ取付ブラ
ケット16をボルト・ナット23で締着してある。24はピラ
ーインナ一般面10の背面に設置したピラーインナ側レイ
ンフォースであり、ピラーインナ一般面10と共に前記メ
ンバ取付ブラケット16に締着してある。
一方、フロントピラーインナ2と協同して箱形閉断面構
造のフロントピラー19を形成するフロントピラーアウタ
6のピラーアウタ一般面12には、ドア7を開閉自在に支
持するフロントドアヒンジ5をボルト・ナット23で締着
してある。25はピラーアウタ一般面12の背面に設置した
ピラーアウタ側レインフォースであり、ピラーアウタ一
般面12と共に前記フロントドアヒンジ5に締着してあ
る。図中26はダッシュドアパネル、27はフロアパネル、
28はステアリングハンドルを示す。この類似構造は、例
えば実開昭59−83165号公報に示されている。
発明が解決しようとする課題 フロントピラー19は、フロントピラーインナ2とフロン
トピラーアウタ6とで箱形閉断面構造となっていて車体
の骨格部材を構成しているのであるが、フロントピラー
インナ2、フロントピラーアウタ6は何れも車体の軽量
化のためパネル自体の板厚は薄い。従って、前述のよう
にステアリングサポートメンバ1を、ピラーインナ側レ
インフォース24で背面から補強したピラーインナ一般面
10に固定してあっても、フロントピラー19が車体の骨格
部材といえども、ピラーインナ一般面10の面剛性が低い
ため、ステアリングサポートメンバ1の支持剛性が低く
なってしまう点が指摘されている。
又、ドア7を開閉自在に支持するフロントドアヒンジ5
を、ピラーアウタ側レインフォース25で背面から補強し
たピラーアウタ一般面12に固定してあっても、前述ステ
アリングサポートメンバ1の場合と同様に、ピラーアウ
タ一般面12の面剛性が低いため、フロントドアヒンジ5
の支持剛性が低くなってしまう点が指摘されている。
そこで、本発明はステアリングサポートメンバ及びフロ
ントドアヒンジ支持剛性を共に高めることができるステ
アリングサポートメンバ取付部構造を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 ステアリングコラムを支持するステアリングサポートメ
ンバを、両側のフロントピラーインナ間に横架し、該フ
ロントピラーインナと協同して箱形閉断面構造のフロン
トピラーを形成するフロントピラーアウタにフロントド
アヒンジを固定する構造において、 前記ステアリングサポートメンバとフロントドアヒンジ
を略同じ高さに配置し、前記フロントピラーの箱形閉断
面構造内に、該フロントピラーに対して略水平に設けら
れ、かつ4辺の各周縁端部から上方向あるいは下方向へ
折曲された4つのフランジ部を有するレインフォースを
配設し、前記フロントピラーインナの内面に当接する前
記フランジ部に、前記フロントピラーインナを介してス
テアリングサポートメンバを固定すると共に、前記フロ
ントピラーアウタの内面に当接する前記フランジ部に、
前記フロントピラーアウタを介してフロントドアヒンジ
を固定したことを特徴としている。
作用 自動車が衝突したとき、ステアリングコラムの下側先端
のステアリングギヤボックス(図示せず)に後方衝撃力
が入力する。この入力はステアリングコラムを介してス
テアリングサポートメンバに入力し、ステアリングサポ
ートメンバの両端を固定しているフロントピラーインナ
に入力する。そして、この入力はレインフォースにより
フロントピラーアウタでも受ける。この場合、フロント
ピラーは箱形閉断面構造で、かつ入力部には該フロント
ピラーに対して略水平に設けられたレインフォースを跨
って配設し、さらには、レインフォース周縁(4辺)に
フランジ部を設けてあるため、箱形閉断面構造のピラー
はつぶれ変形することなく高い支持剛性を確保して、ス
テアリングサポートメンバの後方移動を強固に防止す
る。
又、フロントドアに大きな荷重が入力したとき、この入
力はフロントドアヒンジを介してフロントピラーアウタ
に入力する。そして、この入力はレインフォースにより
フロントピラーインナでも受ける。この場合、フロント
ピラーは箱形閉断面構造で、かつ、入力部には該フロン
トピラーに対して略水平に設けられたレインフォースを
跨って配設し、前記と同様にレインフォース周縁(4
辺)に設けたフランジ部より箱形閉断面構造のピラーは
つぶれ変形することなく高い支持剛性を確保して、フロ
ントドアのドア下がりを防止する。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面と共に前記従来の構成と
同一部分に同一符号を付して詳述する。
第1図〜第3図において、ステアリングサポートメンバ
1の端部をフロントピラー19のフロントピラーインナ2
に固定し、このステアリングサポートメンバ1にステア
リング取付ブラケット3を介してステアリングコラム4
を支持する一方、フロントドアヒンジ5をフロントピラ
ー19のフロントピラーアウタ6に固定し、このフロント
ドアヒンジ5でドア7を支持する基本的構造は前記従来
例と同様である。
ここで、フロントピラーインナ2とフロントピラーアウ
タ6とによって形成される箱形間断面構造のピラー19内
に、上下2つのレインフォース8,9が略平行に配設され
ている。この各レインフォース8,9は、フロントピラー1
9内に該フロントピラー19に対して水平に設けられ、か
つその4辺の周縁端部に、各端面がフロントピラー19の
内面全体に当接する4つのフランジ部11,13,110,130が
上下に折曲形成されている。具体的には、上側のレイン
フォース8を例にして説明すると、フランジ部13,110,1
30は下側に折曲され、フランジ部11は上側に折曲され、
フランジ部110,130が対向し、フランジ部11,13が互いに
上下方向対象位置に配置されている。
そして、このレインフォース8,9のピラーインナ一般面1
0側の一方のフランジ部としてのフランジ部11及びピラ
ーアウタ一般面12側の他方のフランジ部としてのフラン
ジ部13の背面にはナット14を固着してある。15はレイン
フォース8,9の軽量化を図るために設けた穴であり、レ
インフォー8,9の剛性を考慮して穴15の大きさ及び個数
を適宜設定できる。そして、このレインフォー8,9一端
のフランジ部11にピラーインナ一般面10を介してステア
リングサポートメンバ1の端部のメンバ取付ブラケット
16をボルト17で締着してある。又、このレインフォース
8,9の他端のフランジ部13にピラーアウタ一般面12を介
してフロントドアヒンジ5をボルト18で締着してある。
これによって、ステアリングサポートメンバ1とフロン
トドアヒンジを略同じ高さに配置してある。
以上の実施例構造によれば、フロントピラーインナ2と
フロントピラーアウタ6に跨り箱形断面方向に沿って水
平な平面で形成されたレインフォース8,9によって、フ
ロントピラーインナ2とフロントピラーアウタ6とによ
っ形成される箱形閉断面構造のフロントピラー19のつぶ
れ変形を防止してその剛性を十分確保し、ピラーインナ
一般面10及びピラーアウタ一般面12の面剛性を極めて高
くすることができる。これによって、ステアリングサポ
ートメンバ1及びフロントドアヒンジ5の支持剛性を十
分に確保することができる。
つまり、自動車が衝突し、ステアリングコラムを介して
ステアリングサポートメンバ1に入力された力がフロン
トピラー19のフロントピラーインナ2に作用して、この
力はレインフォース8,9によってフロントピラーアウタ
6に作用し箱形閉断面構造のフロントピラー19をつぶれ
変形させることなく、高い支持剛性でステアリングサポ
ートメンバ1の後方移動を防止できる。
また、フロントドアを介して下向きにフロントドアヒン
ジ5に入力された力がフロントピラー19のフロントピラ
ーアウタ6に作用しても、この力はレインフォース8,9
によってフロントピラーインナ2に作用し、箱形閉断面
構造のフロントピラー19をつぶれ変形させることはな
く、高い支持剛性でフロントドアのドア下がりを防止で
きるのである。
このとき、レインフォース8,9のフランジ部110,130も箱
形閉断面の内面に当接しているため、フロントピラー19
のつぶれ防止を完全なものとしている。
発明の効果 以上のように本発明によれば、フロントピラーインナと
フロントピラーアウタとによって形成される箱形閉断面
構造の剛性を、該フロントピラーに対して略水平に設け
られ、かつ4辺の各周縁端部にフランジ部を有するレイ
ンフォースによって十分に確保して、ピラーインナ一般
面及びピラーアウタ一般面の両剛性ならびに、断面変形
に対する抵抗力を極めて高くし、この両剛性ならびに断
面変形に対する抵抗力の強い部位にステアリングサポー
トメンバ及びフロントドアヒンジを固定してあるため、
夫々にレインフォースを設けることなく簡単な構造でス
テアリングサポートメンバ及びフロントドアヒンジの支
持剛性を高めることができる。この結果、ステアリング
のコラムの制振効果を向上させ、又、衝突時のステアリ
ング後方移動を減少できると共に、ドア重量によるドア
下がり現象発生の虞れを解消できて、品質感、信頼性を
一段と高めることができるという実用上多大な効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図のI−I断面図、第3図はステアリングサポートメン
バ取付部分解斜視図、第4図は従来例を示す斜視図、第
5図は第4図のII−II断面図、第6図は第4図のIII−I
II断面図である。 1……ステアリングサポートメンバ、2……フロントピ
ラーインナ、4……ステアリングコラム、5……フロン
トドアヒンジ、6……フロントピラーアウタ、8,9……
レインフォース、11……フランジ部(フランジ部)、13
……フランジ部(フランジ部)、19……フロントピラ
ー、110,130……フランジ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングコラムを支持するステアリン
    グサポートメンバを、両側のフロントピラーインナ間に
    横架し、該フロントピラーインナと協同して箱形閉断面
    構造のフロントピラーを形成するフロントピラーアウタ
    にフロントドアヒンジを固定する構造において、 前記ステアリングサポートメンバとフロントドアヒンジ
    を略同じ高さに配置し、前記フロントピラーの箱形閉断
    面構造内に、該フロントピラーに対して略水平に設けら
    れ、かつ4辺の各周縁端部から上方向あるいは下方向へ
    折曲された4つのフランジ部を有するレインフォースを
    配設し、前記フロントピラーインナの内面に当接する前
    記フランジ部に、前記フロントピラーインナを介してス
    テアリングサポートメンバを固定すると共に、前記フロ
    ントピラーアウタの内面に当接する前記フランジ部に、
    前記フロントピラーアウタを介してフロントドアヒンジ
    を固定したことを特徴とするステアリングサポートメン
    バ取付部構造。
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