JPH0784890A - 制御情報の二重化方式 - Google Patents

制御情報の二重化方式

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JPH0784890A
JPH0784890A JP5232843A JP23284393A JPH0784890A JP H0784890 A JPH0784890 A JP H0784890A JP 5232843 A JP5232843 A JP 5232843A JP 23284393 A JP23284393 A JP 23284393A JP H0784890 A JPH0784890 A JP H0784890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control information
ram
eeprom
stored
check
Prior art date
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Pending
Application number
JP5232843A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Enomoto
和人 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5232843A priority Critical patent/JPH0784890A/ja
Publication of JPH0784890A publication Critical patent/JPH0784890A/ja
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Abstract

(57)【要約】 制御情報の2重化方法 【目的】書換え可能な、不揮発性メモリー内の制御情報
により、動作する機器において制御情報の破壊に対する
機器の復旧を自動的に可能とした。 【構成】バッテリーバックアップされたRAM3内の制
御情報により、動作する機器において、RAM3内の制
御情報をチェックし、制御情報に異常があるときは、バ
ックアップ用のメモリであるEEPROM6からRAM
3へ制御情報を自動的に転送する。 【効果】制御情報の破壊時、機器をオペレータの入力待
ち無く自動的に復旧させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の記憶手段をもつ
制御装置における制御情報の保護に関し、特に制御装置
に必要な制御情報を自動的に復旧するに最適な制御情報
の二重化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なコンピュータシステムにおい
て、システムプログラムは内部のROMあるいは外部記
憶装置からロードされる。その際、システムの状態や、
システム固有の動作環境に応じて設定された制御情報を
参照しながら、システムの立ち上げが行われることによ
り、そのシステムに最も適した状態の設定が実現される
ものである。
【0003】このように、制御情報はシステムにとって
非常に重要な意味を持つものであるため、事故や障害に
よって起こる制御情報の損失を回避する必要が生じる。
【0004】このような技術の一例として、例えば特開
昭61−262895号公報に、バッテリーによってバ
ックアップされたRAM内に保持されている設定情報
を、バッテリーの点検時には電気的に書き込み可能なE
PROMに退避させることにより、設定データを確実に
保全する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なデータのバックアップ方法では、あらかじめ点検作業
を通知しなければならず、まったく予期しない事故や障
害によるデータの損失には対処できないという問題があ
った。このような事故や障害が起こった場合、制御情報
を失ったコンピュータシステムを、それまでの動作環境
に設定しなおすにはオペレータによる修復作業が必要と
される。一般にそれは多大な時間と労力がかかるもので
あり、場合によっては2度と回復できないこともあっ
た。
【0006】したがって本発明の目的は、不慮の際にお
ける制御情報の損失を防ぎ、またシステムの動作環境や
状態が設定される制御情報を、事故や障害によって破壊
される前の状態に短時間でしかも自動的に修復すること
が可能な制御情報の2重化方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、情報機器を制御する制御装置において、
電池により情報機器の制御情報が保持されたメインメモ
リと、電池不要の不揮発性メモリからなる前記制御情報
のバックアップ用メモリを有し、制御装置の待機時にメ
インメモリの制御情報をチェックしそのデータが正常で
あるならば、バックアップ用メモリにその制御情報を書
き込み、前記チェックにおいて制御情報に何らかの異常
がある場合には、バックアップ用メモリの制御情報をメ
インメモリに書き込むことにより達成される。
【0008】
【作用】制御装置の待機時に常にメインメモリをチェッ
クし、メインメモリの制御情報に異常がある場合には、
バックアップ用メモリに格納する制御情報を、メインメ
モリに転送することにより、制御情報が破壊されたとき
オペレータに要求される制御情報の再入力を不要とする
事が出来る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面によって詳細に
説明する。
【0010】図1は本発明をプリンタ装置に利用した場
合のブロック図である。
【0011】図1において、1はプリンタ装置、2はそ
のプリンタ装置における各種制御を行う制御部、3は、
制御プログラムやプリンタ装置の制御情報を格納し、作
業用のワークエリア等を有する随時読み書きが可能な主
記憶部(以下、RAM3とする)である。4はRAM3
の記憶内容を保持しておくためのバッテリー電源部であ
り、このバッテリー電源部4により、RAM3に記憶さ
れている内容は、プリンタ装置の電源を切ったときで
も、失われることがない。
【0012】5は、プリンタ装置1の立ち上がり時にお
いて、各部をチェックし、動作可能状態にする初期設定
プログラムが格納されている読み出し専用記憶部(以
下、ROM5とする)であり、6は、例えばEEPRO
Mのようなバッテリー電源部を必要としない不揮発性記
憶素子からなる、バックアップ用記憶部である(以下、
EEPROM6とする)。7は、各種プログラムに従い
実行処理を行う、中央処理部(以下、CPU7とする)
である。
【0013】また8は、印字ヘッドやゴムローラ等を有
し印字処理を行う印字部であり、9は、このプリンタ装
置1の動作指示や制御の変更あるいは環境の設定といっ
た制御情報の入力を行うための入力部であり、10は、
入力部9から入力された制御情報や現在の動作状況など
を確認するための表示部である。11は外部とのデータ
の入出力を行うインターフェース部であり、12の接続
ケーブルにより13の上位装置と接続されている。
【0014】プリンタ装置1は、この上位装置13から
送られてくる印刷データを受け印字を行うものであり、
また上位装置13からプリンタ装置1の動作環境の設定
といったような制御情報を変更することも可能である。
【0015】入力部9あるいは上位装置13から設定さ
れた制御情報は、RAM3にて保持され、この制御情報
をもとに制御プログラムの修正が行われ、プリンタ装置
1は、その使用環境に応じて様々な設定が可能となる。
【0016】また、RAM3の制御情報には、印字部8
における印字回数をカウントし、それにより得られた印
字ヘッドやゴムローラの使用回数といったメンテナンス
用の情報も格納されており、これによりヘッドやゴムロ
ーラなどの取り替え時期を管理する。
【0017】このように制御情報は、プリンタ装置1に
とって非常に重要なものであるため、簡単に失われるこ
とがないようにRAM3は常時バッテリー電源4によっ
て保持されており、プリンタ装置1の電源を切ってもそ
のデータは失われることがない。しかし、これだけで
は、ノイズやバッテリー電源4のバッテリー切れによる
制御情報の損失を防ぐことができないため、本発明では
さらにバッテリーを必要としないEEPROM6をバッ
クアップ用のメモリとすることで、より一層安全性を高
めている。
【0018】次に、このプリンタ装置1の、特に制御部
2における制御情報に関する動作を、図2のフローチャ
ートによって詳細に説明する。
【0019】まずプリンタ装置1の電源投入すると、R
OM5にあるチェックプログラムをCPU7で実行する
ことによりRAM3にある制御情報のチェックを行う
(ステップ201)。チェックプログラムは例えば、チ
ェックサム方式でもよいし、またパリティチェック方式
でも効果は同じである。そしてチェックした結果、RA
M3の制御情報にエラーがあると判断されれば(ステッ
プ202)、EEPROM6に格納されている制御情報
がRAM3の制御情報が書き込まれているエリアに上書
きされる(ステップ203)。この場合、EEPROM
6には前回の起動時における一番最後のバックアップデ
ータが記憶されている。
【0020】RAM3の制御情報に異常がなければ、C
PU7はROM5の初期設定プログラムを実行し、プリ
ント装置1を待機状態とする。
【0021】この待機状態において上位装置13から何
の印刷指示も行われず、また入力部9における入力操作
もなければ、CPU7の空き時間を利用して(ステップ
204)、RAM3の制御情報を随時チェックする(ス
テップ205)。もしもRAM3の制御情報に異常があ
ったならば、その制御情報は破壊されていると判断し
(ステップ206)、EEPROM6に格納されている
制御情報をRAM3の制御情報が書き込まれているエリ
アに上書きするが(ステップ207)、RAM3の制御
情報に何の異常もない場合は、その制御情報をEEPR
OM6に格納する(ステップ208)。このようにし
て、CPU7の空き時間を利用し、制御情報のチェック
およびバックアップを繰り返す。
【0022】EEPROM6には常に最新の制御情報が
格納されているため、RAM3にノイズが生じそのデー
タが破壊されたとしても、あるいはバッテリーがきれて
データが損失したとしても、容易にRAM3の制御情報
を復旧することができる。
【0023】なお、上記実施例では、制御情報のバック
アップ用のメモリとしてをEEPROMを用いている
が、これは他の書換え可能な不揮発性メモリでも良いこ
とは言うまでもない。
【0024】本発明における第2の実施例としては、図
3に示すように制御部2においてEEPROM6のよう
な不揮発性メモリを複数用意し、利用者や使用環境毎
に、それぞれ異なる制御情報を格納するようにし、制御
情報の切り替えにより複数の動作環境を使い分けるよう
にすることで、例えば利用者毎に異なる環境をひとつの
機器で使えるようにすることができる。またひとつの不
揮発性メモリをアドレスで複数のエリアに分割するよう
にしても、同様である。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、書
換え可能な不揮発性メモリー内に格納された制御情報を
プログラムが参照して動作する機器において、電源投入
時に制御情報が破壊されていた場合、制御情報を絶対に
破壊されないエリア(以下エリアAとする)から、通常
処理時、プログラムが参照できるエリア(以下エリアB
とする)に転送し、通常の空き時間には、エリアBを監
視し、何らかの原因でエリアBにある制御情報が破壊さ
れたとき、エリアAからエリアBへ制御情報を自動的に
転送するようにしたので、メモリー破壊時の立ちあげ時
間が短縮され、処理能力向上に大きな効果をもたらすも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の構成形態を示すブロック
図。
【図2】機器の電源投入からの処理フローチャート。
【図3】本発明における第2の実施例の制御部を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 制御部 3 RAM 4 バッテリー電源部 5 ROM 6 EEPROM 7 CPU 8 印字部 9 入力部 10 表示部 11 インターフェース部 12 接続ケーブル 13 上位装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報機器を制御する制御装置において、電
    池により情報機器の制御情報が保持されたメインメモリ
    と、電池不要の不揮発性メモリからなる前記制御情報の
    バックアップ用メモリを有し、制御装置の待機時にメイ
    ンメモリの制御情報をチェックしそのデータが正常であ
    るならば、バックアップ用メモリにその制御情報を書き
    込み、前記チェックにおいて制御情報に何らかの異常が
    ある場合には、バックアップ用メモリの制御情報をメイ
    ンメモリに書き込むことを特徴とする制御情報の二重化
    方式。
JP5232843A 1993-09-20 1993-09-20 制御情報の二重化方式 Pending JPH0784890A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5232843A JPH0784890A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 制御情報の二重化方式

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JPH0784890A true JPH0784890A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16945676

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JP5232843A Pending JPH0784890A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 制御情報の二重化方式

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JP (1) JPH0784890A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001265344A (ja) * 2000-03-22 2001-09-28 Yamaha Corp 楽音発生装置の制御方法、音色データ転送方法、音色データ制御装置および記録媒体
JP2010074268A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001265344A (ja) * 2000-03-22 2001-09-28 Yamaha Corp 楽音発生装置の制御方法、音色データ転送方法、音色データ制御装置および記録媒体
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