JPH0784827B2 - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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JPH0784827B2
JPH0784827B2 JP17722087A JP17722087A JPH0784827B2 JP H0784827 B2 JPH0784827 B2 JP H0784827B2 JP 17722087 A JP17722087 A JP 17722087A JP 17722087 A JP17722087 A JP 17722087A JP H0784827 B2 JPH0784827 B2 JP H0784827B2
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JP
Japan
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locking
unlocking
connecting portion
lock device
door
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JP17722087A
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JPS6421187A (en
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仁 中村
泰明 堀
治男 持田
喜夫 綿貫
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Ohi Seisakusho Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、防盗対策を施した自動車用ドアロック装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
自動車用ドアロック装置は、その施解錠機構として、施
錠位置と解錠位置とに回動する施解錠レバーを備えてい
るのが一般的である。
この施解錠レバーは、通常、ドア内に設けられた施解錠
用のノブ、或いはキーシリンダ装置にロッドを介して連
結されており、その連結端部は、ドアロック本体より外
部に露出している。
そのため、ドアと窓ガラスとの隙間から差し込んだ針金
等により、施解錠レバーを解錠方向に回動して車両また
は車内荷物を盗まれる恐れがある。
この問題を解決するために、施解錠レバーを外部より容
易に回動させることができないようにして、防盗対策を
施したドアロック装置が種々提案されている。
従来のこの種ドアロック装置としては、例えば実公昭58
−17086号公報に開示されているものがある。
これは、ロッキングレバー(施解錠レバー)並びに該ロ
ッキングレバーにより作動させられるロック用部材を、
垂直状のベース板に取付け、かつこのベース板の一部を
廂状に折曲して、上記ロッキングレバーの上側を覆うこ
とにより針金等を挿入しても、容易に解錠出来ないよう
にしたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のドアロック装置では、ロッキングレバーが、
廂状の平らな板により上方からのみ覆われ、その側方は
開放しているため、屈曲した針金等により側方から解錠
させられる恐れがあり、防盗上不安な面がある。
本発明は、上記問題点を解決するために成されたもの
で、簡単な構成ながら、防盗性に優れたドアロック装置
の提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によると、上記問題点は、ボディに固着されたベ
ースプレートと、該ベースプレートを覆うカバーとの間
に、ドアの施解錠用ノブ又はキーシリンダ装置等への連
結手段が連結される連結部を有し、かつ施錠位置と解錠
位置とに移動可能な施解錠レバーを備える施解錠機構を
設けた自動車用ドアロック装置において、前記施解錠レ
バーが施錠位置に位置しているときにおける前記連結部
の一側方を、前記カバーより延出する補助側壁により覆
うとともに、前記連結手段の他側方を、ドアロック装置
が取付けられたドアパネルにより覆い、かつ前記連結部
の上方を、カバーより延出するとともに、先端がドアパ
ネルに近接又は当接する上壁により覆い、さらに施解錠
レバーの他の部分を、連結部における前記補助側壁と対
向する他側方のみを開口させたベースプレートとカバー
とにより覆うことによって、前記施解錠レバーの連結部
における前記連結手段の延出する方向の面のみを開放
し、他の面をすべて閉塞することにより解決される。
〔作 用〕
施解錠レバーが施錠位置に位置しているときにおける連
結部の一側方を、カバーより延出する補助側壁により覆
うとともに、連結部の他側方を、ドアロック装置が取付
けられたドアパネルにより覆い、かつ連結部の上方を、
カバーより延出するとともに、先端がドアパネルに近接
又は当接する上壁により覆い、さらに施解錠レバーの他
の部分を、連結部における補助側壁と対向する他側方の
みを開口させたベースプレートとカバーとにより覆うこ
とによって、施解錠レバーの連結部における連結手段の
延出する方向の面のみを開放し、他の面を全て閉塞した
ことにより、外部から連結部に向かって挿入した針金等
により、施解錠レバーが解錠方向に回動させられるの
を、確実に防止できる。
また、ドアに取付ける前のドアロック装置単体は、連結
部の他側方が大きく開放されているので、連結部に連結
手段を連結する際の作業性が向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、自動車の後部ドアに装着されたドアロック装
置における施解錠機構側を示す正面図、第2図は第1図
におけるX−X線縦断面図である。
ドアロック装置(1)は、公知のラッチやポール等が組
込まれた、2点鎖線示のような合成樹脂製のボディ
(B)と、このボディ(B)の一側面に固着された平面
形がL字形のベースプレート(2)と、このベースプレ
ート(2)を覆うように、かつ所定の間隙を隔てて該ベ
ースプレート(2)に固着されたカバー(3)とをもっ
て構成され、カバー(3)とベースプレート(2)の間
に、施解錠機構(4)が組込まれている。
施解錠機構(4)は、カバー(3)に、軸(5)をもっ
て枢着され、かつ施錠位置と解錠位置との間を回動する
施解錠レバー(6)と、この施解錠レバー(6)と連係
されたサブレバー(図示略)と、該サブレバーと係合す
るインサイドレバー(7)、およびアウトサイドレバー
(図示略)等により構成され、施解錠レバー(6)の連
結部(6a)を、ベースプレート(2)およびカバー
(3)より外部に露出させた状態で、カバー(3)によ
りほぼ完全に覆われている。
ドアロック装置(1)は、第2図に示すように前記ベー
スプレート(2)をドアパネル(P)の内面に近接させ
た状態で取付けられる。
施解錠レバー(6)の連結部(6a)は、連結手段である
ロッド(8)を介して、ドアの車室内側に設けられたノ
ブ(図示略)に連結され、ノブ操作により、実線示の施
錠位置と2点鎖線示の解錠位置とに回動させることがで
きる。
インサイドレバー(7)は、同じくドアの車室内側に設
けられたインサイドハンドル(図示略)に、ロッド
(9)を介して連結され、施解錠レバー(6)が解錠位
置にあるとき、このハンドルを操作すれば、ドアを内側
より開くことができる。
施解錠レバー(6)における連結部(6a)の一側方は、
カバー(3)より一体的に延出する補助側壁(3a)によ
り覆われ、同じくその上方は補助側壁(3a)の上端に連
接したベースプレート(2)の前面まで達する上壁(3
b)により覆われている。
ドアロック装置(1)が、ドアのドアパネル(P)に、
ベースプレート(2)を近接させた状態で取付けられる
と、上壁(3b)の端面が、ドアパネル(P)に当接又は
近接することになり、前記補助側壁(3a)と対向する内
方の開口部(S)は、ドアパネル(P)によって閉塞さ
れる。これにより、施解錠レバー(6)における連結部
(6a)の他側方も隠蔽されるようになる。
以上のように、施解錠レバー(6)における連結部(6
a)は、カバー(3)より延出した補助側壁(3a)とド
アパネル(P)によりサンドイッチ状に挾まれ、しかも
その上方は、補助側壁(3a)と一体をなす上壁(3b)に
より覆われるから、開放面は、ロッド(8)の延出方向
のみとなり、外部より挿入した針金等により、施解錠レ
バー(6)が容易に解錠方向に回動させられる恐れはな
くなる。
本発明は、上記実施例の如き後部ドア用のドアロック装
置のみに限定されるものではなく、前部ドア用のドアロ
ック装置にも適用し得ることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明のドアロック装置によれば、次のような効果を奏
することができる。
(a)施解錠レバーが施錠位置に位置しているときにお
ける施解錠レバーの連結部の一側方を、カバーより延出
する補助側壁により覆うとともに、連結部の他側方を、
ドアロック装置が取付けられたドアパネルにより覆い、
かつ連結部の上方を、カバーより延出するとともに、先
端がドアパネルに近接又は当接する上壁により覆い、さ
らに施解錠レバーの他の部分を、連結部における補助側
壁と対向する他側方のみを開口させたベースプレートと
カバーとにより覆うことによって、施解錠レバーの連結
部における連結手段の延出する方向の面のみを開放し、
他の面を全て閉塞したことにより、外部から連結部に向
かって挿入した針金等により、施解錠レバーが解錠方向
に回動させられるのを確実に防止でき、防盗性を完全な
ものとすることができる。
(b)補助側壁や城壁を、カバーと一体的に形成するこ
とができるので、製造が容易であるとともに、防盗手段
を単独で組付ける場合のような組付け作業が不要であ
る。
(c)ドアに組付ける前のドアロック装置単体は、連結
部の他側方が大きく開口されているので、連結部に連結
手段を係合させたり取外したりする際の作業性が向上す
る。
(d)ベースプレートの上端部が連結部の他側方まで達
していないので、その分、ドアロック装置の連結部付近
をドアパネルに近接させて取付けることができ、施解錠
機構部の薄型化が図れて、ドアロック装置全体の小型軽
量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のドアロック装置の一実施例を、ベー
スプレートを一部破断して示す施解錠機構側の正面図、 第2図は、第1図におけるX−X線縦断面図である。 (2)ベースプレート (3)カバー (3a)補助側壁 (3b)上壁 (4)施解錠機構 (6)施解錠レバー (6a)連結部 (P)ドアパネル (S)開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 持田 治男 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 綿貫 喜夫 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−38473(JP,A) 特開 昭62−29687(JP,A) 実開 昭61−41063(JP,U) 実公 昭58−17086(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディに固着されたベースプレートと、該
    ベースプレートを覆うカバーとの間に、ドアの施解錠用
    ノブ又はキーシリンダ装置等への連結手段が連結される
    連結部を有し、かつ施錠位置と解錠位置とに移動可能な
    施解錠レバーを備える施解錠機構を設けた自動車用ドア
    ロック装置において、前記施解錠レバーが施錠位置に位
    置しているときにおける前記連結部の一側方を、前記カ
    バーより延出する補助側壁により覆うとともに、前記連
    結部の他側方を、ドアロック装置が取付けられたドアパ
    ネルにより覆い、かつ前記連結部の上方を、カバーより
    延出するとともに、先端がドアパネルに近接又は当接す
    る上壁により覆い、さらに施解錠レバーの他の部分を、
    連結部における前記補助側壁と対向する他側方のみを開
    口させたベースプレートとカバーとにより覆うことによ
    って、前記施解錠レバーの連結部における前記連結手段
    の延出する方向の面のみを開放し、他の面をすべて閉塞
    したことを特徴とする自動車用ドアロック装置。
JP17722087A 1987-07-17 1987-07-17 自動車用ドアロック装置 Expired - Lifetime JPH0784827B2 (ja)

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JP17722087A JPH0784827B2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17 自動車用ドアロック装置

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JP17722087A JPH0784827B2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17 自動車用ドアロック装置

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JPS6421187A JPS6421187A (en) 1989-01-24
JPH0784827B2 true JPH0784827B2 (ja) 1995-09-13

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ID=16027259

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JP17722087A Expired - Lifetime JPH0784827B2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17 自動車用ドアロック装置

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028296Y2 (ja) * 1981-07-27 1985-08-27 三和シヤツタ−工業株式会社 郵便受箱
JPS5938473A (ja) * 1982-08-24 1984-03-02 日産自動車株式会社 自動車の防盗装置
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DE3526501A1 (de) * 1985-07-24 1987-02-05 Kiekert Gmbh Co Kg Kraftfahrzeugtuerverschluss

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