JPH0420684A - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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JPH0420684A
JPH0420684A JP2123060A JP12306090A JPH0420684A JP H0420684 A JPH0420684 A JP H0420684A JP 2123060 A JP2123060 A JP 2123060A JP 12306090 A JP12306090 A JP 12306090A JP H0420684 A JPH0420684 A JP H0420684A
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locking
vehicle
safety
lock
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Mikio Honma
本間 幹雄
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、安全性及び操作性に優れた機構を備えた自動
車用ドアロック装置に関する。
〔従来の技術〕
上述のような従来のドアロック装置は、ドアの車室内側
に設けたロックノブの、施錠及び解錠操作により車室内
、外に設けたインナーハンドル、アウターハンドルによ
るドアを開けるロック解除操作を無効にしたり、または
有効にしたりする施鍵位置及び解錠位置に移動可能な施
解錠機構の他に、施解錠機構が施錠位置にあっても、イ
ンナーハンドルの操作にあっては、常時、ドアを開ける
ことができるようにして、操作性を向上させたオーバー
ライド機構、さらには、アウターハンドルによるロック
解除操作は有効にするが、インナーハンドルのロック解
除操作を無効にして、安全性を考慮したチャイルドプル
ーフロック機構を備えた構造が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、−一般的に、オーバーライド機構は、運転席の
ドアに、またチャイルドプルーフロック機構は、後部ド
アのドアロック装置に装着される関係上、後部ドアにあ
っては、チャイルドプルーフロック機構により安全性は
確保されているものの、操作性には問題がある。
この問題点を解消するために1例えば、後部ドアにチャ
イルドプルーフロック機構の他に、オーバーライド機構
をも設けることによって、運転席ドアと同様に操作性を
向上させることができるが、例えば、後部座席に子供が
乗ったような場合には、車内のインナーハンドルがむや
みにロック解除操作されてしまう問題点がある。
また、ドアロック装置にチャイルドプルーフロック機構
とオーバーライド機構との両者の構成を含む構成にする
と、ドアロック装置の構成が著しく複雑になり、実用的
でないという問題点がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、構成を簡単にして、安
全であって、かつ操作性に優れた自動車用ドアロック装
置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述の目的を達成するため、車内及び車外に
設けられた車内及び車外ロック解除操作手段によりドア
を開けることができるロック解除を可能にする解錠位置
と、車内及び車外ロック解除操作手段によるロック解除
操作を不能にする施錠位置とに移動可能な施解錠機構(
11)と、車内ロック解除操作手段に連係され、施解錠
機構(11)が施錠位置にあるとき、車外ロック解除操
作手段のロック解除操作を無効にするが、車内ロック解
除操作手段によるロック解除操作を有効にするアンロッ
ク位置と、車内及び車外ロック解除操作手段のロック解
除操作を無効にするロック位置とに移動可能なセーフテ
ィ機構(18)とを有するドアロック本体(1)と、施
解錠機構(11)に連結されて、ドアの車内側の取付面
に出没自在に設けられ、取付面より突出した解錠位置と
取付面より下方に没入した施錠位置とに移動可能なロッ
クノブ(16)と、施解錠機Jl(11)に連結され、
車内外に設けた施解錠操作スイッチ(30) (33)
により、施解錠機構(11)を施錠位置と解錠位置に移
動可能な施解錠アクチュエータ(26)と、セーフティ
機構(18)に連結され、車内外に設けた操作スイッチ
(31) (33)により、セーフティ機構(18)を
ロック位置とアンロック位置とに移動可能なセーフティ
アクチュエータ(27)とを備えたことを特徴としてい
る。
〔作 用〕
セーフティ機構(18)がロック位置に、また施解錠機
構(11)が施錠位置にあるときは、車外の車外ロック
解除操作手段(アウターハンドル)及び車内の車内ロッ
ク解除操作手段(インナーハンドル)のいずれをロック
解除操作してもドア(D)を開けることができない。
この状態にあっては、ロックノブ(16)は、ドア(D
)の取付面(Dl)より没入しているため、ロックノブ
(I6)を摘み上げて解錠操作することは、実質的に不
可能であることから、後部座席に子供を乗せて走行する
場合に、子供の悪戯によりむやみに施解錠機構(11)
が解錠されるようなことはない。
また、車両駐停車時においては、車外からの不正行為に
より、ロックノブ(16)を解錠操作しようとしても、
ロックノブ(16)を摘み上げる手掛りがないため、解
錠操作することはできない。したがって、駐停車時おけ
る、防盗性について保証され机 車内に設けたセーフティ操作スイッチ(31)を解錠操
作すると、セーフティアクチュエータ(27)は解錠方
向に作動し、セーフティ機構(18)はアンロック位置
に移動する。
この状態にあっては、施解錠機構(11)は、施錠位置
にあるため、アウターハンドルを操作しても、ドア(D
)を開けることができないが、インナーハンドル(9)
のロック解除操作により、ロックノブ(16)を解錠操
作することなく、施解錠機構(11)を施錠状態のまま
、ドア(D)を開けることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて説明する。
(1)は、自動車の後部ドア(D)に装着され、車体側
に固着されたストライカと噛合可能なラッチ、及びラッ
チに係合してドアを閉止状態に拘束するロッキングプレ
ート等を有する噛合機構をボディ(2)内に設けたドア
ロック本体である。
(3)は、噛合機構のロッキングプレートに固着された
オープンレバーで、第3図において反時計方向に回動す
ることにより、ラッチとストライカとの噛合を解除して
、ドアを開けることができるロック解除作動を行うこと
ができる。
(4)は、ボディ(2)の上方に軸(5)により枢着さ
れたアウターレバーで、その一端(4a)は、ドアCD
)の車外側に設けたアウターハンドル(車外ロック解除
操作手段)(図示時)にロンド等を介して連結され、ア
ウターハンドルのロック解除操作によって、第3図にお
いて反時計方向に回動することができる。
(6)は、ボディ(2)に固着されたベースプレート(
7)に軸(8)により枢着されたインナーレバーで、そ
の一端(6a)は、ドア(D)の車内側面に設けられた
インナーハンドル(9)(車内ロック解除操作手段)に
ロンド(10)を介して連結され、インナーハンドル(
9)のロック解除操作によって、第1図において反時計
方向に回動することができる。
(11)は、施解錠機構で、ベースプレート(7)に軸
(12)により枢着され、第1.2.4図に示す施錠位
置と第5.6.7図に示す解錠位置とに移動可能な施解
錠レバー(13)と、一端(14a)がアウターレバー
(4)の他端(4b)に揺動可能に連結され。
他端(14b)が長孔(14c)を介して施解錠レバー
(13)に固設されたピン(13a)に摺動自在に係合
したサブレバー(14)とから構成される。
(15)は、ベースプレート(7)と施解錠レバー(1
3)との間に係止され、施解錠レバー(13)を施錠方
向または解錠方向に付勢するバネである。
施解錠レバー(13)は、一端(13a)が、ドアの車
室内側ウェスト部に上下動出没可能に設けられ、ウェス
ト部の取付面(Dl)より完全に没入した第1.2,4
図に示す施錠位置と、取付面(Dl)より突出した第5
.6.7図に示す解錠位置とに移動可能なロックノブ(
16)にロンド(17)を介して連結され、ロックノブ
(16)の押し込み操作による施錠操作により解錠位置
から施錠位置に移動する。
ロックノブ(16)は、施錠位置にあるとき、その全体
が取付面(DI)内に没入して、摘む手が掛かりがなく
なり、ロックノブ(16)側からの手動またはその他の
行為による解錠操作はできないようになっている。
サブレバー(14)は、施解錠レバー(13)に連動し
て、その上下の長平方向の中央に形成された係合部(1
4d)が、長平方向への移動に伴いオープンレバー(3
)の当接部(3a)に係合可能な第5.6.7図に示す
解錠位置と、同じく係合不能な第1.2゜4図に示す施
錠位置とに移動することができる。
(18)は、セーフティ機構で、ベースプレート(7)
に軸(19)により枢着された第1セーフテイレバー(
20)と、一端(21a)がインサイドレバー(6)の
他端(6b)に軸(22)により枢着され、他端(21
b)が長孔(21c)を介して第1セーフテイレバー(
2o)に固設された軸(23)に摺動自在に係合した第
2セーフテイレバー(21)とから構成されている。
セーフティ機構(18)は、その第1セーフテイレバー
(20)、第2セーフテイレバー(21)が第4,5図
に示すように、インナーレバー(6)の解除作動にとも
なう上方への移動により、第2セーフテイレバー(21
)の第1係合部(21d)がオープンレバー(3)の当
接部(3a)に係合するアンロック位置と、第1.2.
6図に示すように第1係合部(21d)が当接部(3a
)に空振りするロック位置とに移動することができる。
(24)は、ベースプレート(7)に軸(25)により
枢着されたキャンセルレバーである。
キャンセルレバー(24)は、キャンセル部(24a)
が、第2セーフテイレバー(21)がアンロック位置に
あるときの上方への移動により第2係合部(21e)に
係合して、第4図において反時計方向に回動して、その
押部(24b)がサブレバー(14)の当接部(14d
)に当接することにより、サブレバー(14)を強制的
に施錠位置から解錠位置に移動させて、施解錠機構(1
1)を解錠位置にすることができる。
(26)は、施解錠レバー(13)に連結された施解錠
アクチュエータで、モータの回転を減速機構を介して往
復運動する出力部材(26a)の移動により、施解錠機
構(11)を施錠位置と解錠位置に移動させることがで
きる。
(27)は、第1セーフテイレバー(20)に連結され
たセーフティアクチュエータで、モータの回転を減速機
構を介して往復運動する出力部材(27a)により、セ
ーフティ機構(18)をアンロック位置とロック位置と
に移動させることができる。
第9図は、制御回路の一例を示す。
(30) (31)は、運転席近傍の車室内側に設けら
れた車内施解錠操作スイッチ及びセーフティ操作スイッ
チである。
(33)は、運転席ドアのドアロック装置の施解錠機構
を施錠、解錠操作するキーシリンダ(図示路)の施錠及
び解錠操作によって、施錠接点(33a)及び解錠接点
(33b)にオンする車外施解錠操作スイッチ、(34
)は衝突事故などのように車体に強い衝撃力が働いたと
き、それを検知してオンする衝撃感知スイッチである。
(35)は、左右の後部ドアに装着された施解錠アクチ
ュエータ(26)のモータ、(36)は、左右の後部ド
アに装着されたセーフティアクチュエータ(27)のモ
ータである。
(37) (38) (39) (40)は、オア回路
を示し、オア回路(37)は、車内施解錠操作スイッチ
(30)の施錠接点(30a)、車外施解錠操作スイッ
チ(33)の施錠接点(33a)に接続され、オア回路
(38)は、車内施解錠操作スイッチ(30)の解錠接
点(30b)、車外施解錠操作スイッチ(33)の解除
接点(33b)、衝撃感知スイッチ(34)に接続され
、オア回路(39)は、セーフティ操作スイッチ(31
)のロック接点(31a) 、車外施解錠操作スイッチ
(33)の施錠接点(33a)に接続され、オア回路(
40)は、車外施解錠操作スイッチ(33)の解錠接点
(33b)、セーフティ操作スイッチ(31)のアンロ
ック接点(31b)、衝撃感知スイッチ(34)にそれ
ぞれ接続されている。
(41)は、オア回路(37)に接続された施解錠アク
チュエータ(26)のモータ(35)駆動用の施錠制御
回路、(42)は、オア回路(38)に接続された施解
錠アクチュエータ(26)のモータ(35)駆動用の解
錠制御回路、(43)は、オア回路(39)に接続され
たセーフティアクチュエータ(27)のモータ(36)
駆動用のロック制御回路、 (44)は、セーフティア
クチュエータ(27)のモータ(36)駆動用のアンロ
ック制御回路である。
車内施解錠操作スイッチ(30)は、施錠接点(30a
)をオンにすると、施解錠アクチュエータ(26)のモ
ータ(35)を施錠方向に回転させて施解錠機構(11
)を施錠位置に移動させることができ、また解錠接点(
30b)をオンにすると、モータ(35)を解錠方向に
回転させて施解錠機構(11)を解錠位置に移動させる
ことができる。
セーフティ操作スイッチ(31)は、施錠接点(31a
)をオンにすると、セーフティアクチュエータ(27)
のモータ(36)を施錠方向に回転させてセーフティ機
構(18)をロック位置に移動させることができ、また
解錠接点(31b)をオンにすると、モータ(36)を
解錠方向に回転させてセーフティ機構(18)をアンロ
ック位置に移動させることができる。
車外施解錠操作スイッチ(33)は、施錠接点(33a
)をオンにすると、施解錠アクチュエータ(26)及び
セーフティアクチュエータ(27)のモータ(35)及
びモータ(36)を施錠方向に回転させて施解錠機構(
11)を施錠位置に、セーフティ機構(18)をロック
位置に移動させることができ、また解錠接点(33b)
をオンにすると、モータ(35) (36)を解錠方向
に回転させて施解錠機構(11)を解錠位置に、セーフ
ティ機構(18)をアンロック位置に移動させることが
できる。
衝撃感知スイッチ(34)は、衝撃を感知してオンする
と、施解錠アクチュエータ(26)及びセーフティアク
チュエータ(27)を作動させて、施解錠機構(11)
を解錠位置に、またセーフティ機構をアンロック位置に
移動させることができる。
次に、本発明の作用について説明する。
第2図に示すように、セーフティ機構(18)がロック
位置に、また施解錠機構(11)が施錠位置にあるとき
は、車外のアウターハンドル及び車内のインナーハンド
ル(9)のいずれをロック解除操作してもドア(D)を
開けることができない。
すなわち、アウターハンドルのロック解除操作によって
、アウターレバー(4)を介してサブレバー(14)を
解除方向(上方)に移動させても、サブレバー(14)
の係合部(14d)がオープンレバー(3)の当接部(
3a)に対して空振りするため、ドア(D)を開けるこ
とができない。また、インナーハンドル(9)のロック
解除操作により、インナーレバー(6)を介して第2セ
ーフテイレバー(21)を解除方向(上方)に移動させ
ても、第2セーフテイレバー (21)の第1係合部(
21d)がオープンレバー(3)に対して空振りするた
め、ドア(D)を開けることができない。
この状態にあっては、ロックノブ(1,6)は、ドア(
D)の取付面(DI)より没入しているため、ロックノ
ブ(16)を摘み上げて解錠操作することは、実質的に
不可能であることから、後部座席に子供を乗せて走行す
る場合に、子供の悪戯によりむやみに施解錠機構(11
)が解錠されるようなことはないので、安全性である。
また、事故により、車体に強い衝撃力が作用した場合に
は、衝撃感知スイッチ(34)が感知してオンすること
により、施解錠アクチュエータ(26)、セーフティア
クチュエータ(27)が解錠方向に作動して、施解錠機
構(11)を解錠位置に、セーフティ機構(18)をア
ンロック位置にそれぞれ移動させることができるので、
車外からはアウターハンドルまた車内からはインナーハ
ンドル(9)をロック解除操作して、即座にドア(D)
を開けることができる。
車両駐停車時においては、車外からの不正行為により、
ロックノブ(16)を解錠操作しようとしても、ロック
ノブ(16)を摘み上げる手掛りがないため、解錠操作
することはできない。したがって、駐停車時における防
盗性について保証される。
第2図に示す状態より、車内に設けたセーフティ操作ス
イッチ(31)を解錠操作すると、セーフティアクチュ
エータ(27)は解錠方向に作動し、第4図に示すよう
にセーフティ機構(18)はアンロック位置に移動する
この状態にあっては、施解錠機構(11)は、施錠位置
にあるため、アウターハンドルを操作してもサブレバー
(14)はオープンレバー(3)に対して空振りするた
め、ドア(D)を開けることができないが、第2セーフ
テイレバー(21)は、オープンレバー(3)に対して
係合可能な位置にあるため、インナーハンドル(9)の
ロック解除操作により、インナーレバー(6)を介して
第2セーフテイレバー(21)の第1係合部(21d)
がオープンレバー(3)の当接部(3a)に係合してロ
ック解除作動させ、ロックノブ(16)を解錠操作する
ことなく、施解錠機構(11)を施錠状態のまま、ドア
(D)を開けることができる。
そのとき、第7図に示すように、第2セーフテイレバー
(21)の解除作動により、その第2係合部(21e)
がキャンセルレバー(24)のキャンセル部(24a)
に係合して、キャンセルレバー(24)を反時計方向に
回動させるとともに、キャンセルレバー(24)の押部
(24b)がサブレバー(14)の当接部(14d)を
押すことにより、サブレバー(14)は解錠位置に強制
的に移動させられ、施解錠機構(11)は解錠位置にな
る。
ドア(D)を開けた状態で、かつ第1.2.4図に示す
ように、施解錠機構(11)を施錠位置にしたまま、ド
ア(D)を閉じると、噛合機構のストライカとの噛合動
作に連動して、オープンレバー(3)は解除方向に移動
するが、そのときオープンレバー(3)は、他の部材に
河谷干渉することがないので、施解錠機構(11)を施
錠位置に保持したまま、ドア(D)を閉じることができ
るので、キープレート等を使用することなく、ドア(D
)を閉じることができるので、後部ドア等のようにキー
プレートを所有していない他の同乗者がドアを閉じる場
合は、極めて便利である。
第2図に示す状態より、車内の施解錠操作スイッチ(3
0)を解錠操作すると、施解錠アクチュエータ(26)
は解錠方向に作動して、第6図に示すように施解錠機構
(11)は解錠位置に移動する。
この状態にあっては、セーフティ機構(11)がロック
位置にあるものの、施解錠機構(11)のサブレバー(
14)の係合部(14d)は、オープンレバー(3)の
当接部(3a)に対して係合可能な状態にあるため、ア
ウターハンドルをロック解除操作することにより、アウ
ターレバー(4)及びサブレバー(14)を介して、オ
ープンレバー(3)を解除作動させ、ドア(D)を開け
ることができる。また、インナーハンドル(9)によっ
ても、サブレバー(14)を介してオープンレバー(3
)を作動させ、ドア(D)を開けることができる。
第5図は、施解錠機構(11)が解錠位置に、またセー
フティ機構(18)がアンロック位置にある状態を示す
、この状態にあっては、アウターハンドル、インナーハ
ンドル(9)をロック解除操作することにより、サブレ
バー(14)または第2セーフテイレバー(21)を介
してオープンレバー(3)を解除作動させ、ドアCD)
を開けることができる。
車外に設けたキーシリンダを操作して、車外施解錠操作
スイッチ(33)を施錠操作すると、施解錠アクチュエ
ータ(26)及びセーフティアクチュエータ(27)が
ともに施錠方向に作動して、施解錠機構(11)は施錠
位置に、またセーフティ機構(18)はロック位置にそ
れぞれ移動する。
したがって、前述したように、ロックノブ(16)がド
ア(D)の取付面(Dl)より没入して、駐停車時にお
ける不正行為によりドアが開けられることを未然に防止
することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によると、次のような効果を奏する
(a)セーフティ機構(18)がアンロック位置にある
ときは、施解錠機構(11)が施錠位置にあっても、車
内ロック解除操作手段(インナーハンドル)により常時
、ドアを開けることができるので操作性を向上させるこ
とができる。
(b)セーフティ機構(18)がロック位置に、また施
解錠機構(11)が施錠位置にあるときは、ロックノブ
(16)が取付面より全体が没入しているので、ロック
ノブを操作して、むやみに施解錠機構(11)を解錠操
作することができないので、安全であり、かつ防盗効果
が大である。
(c)車室外施解錠操作スイッチ(33)によりセーフ
ティアクチュエータ(27)及び施解錠アクチュエータ
(26)を作動させて、セーフティ機構(18)及び施
解錠機構(11)を操作することができるので、便利で
あって、安全性及び防盗性をさらに向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は1本発明の一実施例を示し、 第1図は、本発明の装置の取付状態を説明するための正
面図、 第2図は、第3図における■−■線断面図。 第3図は、ドアロック本体の平面図、 第4図〜第7図は、要部の作動説明図を示し。 第4図は、施解錠機構が施錠位置、セーフティ機構がア
ンロック位置の作動説明図、 第5図は、施解錠機構が解錠位置、セーフティ機構がア
ンロック位置の作動説明図、 第6図は、施解錠機構が解錠位置、セーフティ機構がロ
ック位置の作動説明図、 第7図は、インナーレバーが作動したときの作動説明図
、 第8図は、施解錠機構及びセーフティ機構の分解斜視図
、 第9図は、制御回路図、 第10図は、本発明を適用した自動車の車内を示す概略
斜視図である。 (1)ドアロック本体  (3)オープンレバー(4)
アウターレバー(車外ロック解除操作手段)(6)イン
ナーレバー (9)インナーハンドル(車内ロック解除操作手段)(
11)施解錠機構    (13)施解錠レバー(14
)サブレバー    (16)ロックノブ(18)セー
フティ機構 (20)第1セーフテイレバー (21)第2セーフテイレバー (21d)第1係合部    (21e)第2係合部(
24)キャンセルレバー (26)施解錠アクチュエータ (27)セーフティアクチュエータ (30)車内施解錠操作スイッチ (31)セーフティ操作スイッチ (33)車外施解錠操作スイッチ (34)衝撃感知スイッチ 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車内及び車外に設けられた車内及び車外ロック解除操作
    手段によりドアを開けることができるロック解除を可能
    にする解錠位置と、車内及び車外ロック解除操作手段に
    よるロック解除操作を不能にする施錠位置とに移動可能
    な施解錠機構と、車内ロック解除操作手段に連係され、
    施解錠機構が施錠位置にあるとき、車外ロック解除操作
    手段のロック解除操作を無効にするが、車内ロック解除
    操作手段によるロック解除操作を有効にするアンロック
    位置と、車内及び車外ロック解除操作手段のロック解除
    操作を無効にするロック位置とに移動可能なセーフティ
    機構とを有するドアロック本体と、 施解錠機構に連結されて、ドアの車内側の取付面に出没
    自在に設けられ、取付面より突出した解錠位置と取付面
    より下方に没入した施錠位置とに移動可能なロックノブ
    と、 施解錠機構に連結され、車内外に設けた施解錠操作スイ
    ッチにより、施解錠機構を施錠位置と解錠位置に移動可
    能な施解錠アクチュエータと、セーフティ機構に連結さ
    れ、車内外に設けた操作スイッチにより、セーフティ機
    構をロック位置とアンロック位置とに移動可能なセーフ
    ティアクチュエータ とを備えたことを特徴とする自動車用ドアロック装置。
JP12306090A 1990-05-15 1990-05-15 自動車用ドアロック装置 Expired - Lifetime JPH07103736B2 (ja)

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