JPH07846B2 - ボビン搬送体の連結切離し装置 - Google Patents

ボビン搬送体の連結切離し装置

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JPH07846B2
JPH07846B2 JP25164685A JP25164685A JPH07846B2 JP H07846 B2 JPH07846 B2 JP H07846B2 JP 25164685 A JP25164685 A JP 25164685A JP 25164685 A JP25164685 A JP 25164685A JP H07846 B2 JPH07846 B2 JP H07846B2
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達丈 堀部
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敏紀 長谷川
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Nisshinbo Industries Inc
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • D01H9/182Overhead conveying devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は紡績工場において架設された走行レールに沿
って走行し粗糸巻、空ボビン等を搬送するボビン搬送体
の連結切離し装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、精紡機の粗糸巻が空になったとき、これを新たな
満粗糸巻と交換する方法として、一般に粗糸巻運搬車上
の粗糸巻と精紡機クリールに吊下された空ボビンとを人
手で差替え、交換する方法が行われている。ところが、
この方法では2〜3kgほどの重い粗糸巻をかなり高い位
置のクリールに対して持上げる必要があるため、作業員
にとってかなりの重労働になっているとともに、作業効
率の低下をもたらしていた。
この問題点を改善する方法として、第30図に示すように
精紡機131に沿ってクリール132とほぼ同一の高さ位置を
有する予備粗糸巻用搬送路133を配設し、単列で粗糸巻1
34を吊下して搬送する多数の搬送マガジン135に、精紡
機機台群外で自動的に粗糸巻をローディングして精紡機
まで搬送する方法が実用化された。例えば、昭和55年9
月24日公告の特公昭55-36731号公報には第31図に示すよ
うに、粗紡機136及び精紡機131群の外周に沿って主搬送
路137を設け、粗紡機136で巻上げられた粗糸巻を主搬送
路137を介して予備粗糸巻用搬送路133に搬入する方法が
提案されている。
ところが、この搬送方法において粗糸巻の自動搬送を行
うには、予備粗糸巻用搬送路133に搬入される予備粗糸
巻の数が粗紡機136における錘数と同じかあるいはその
整数倍である必要がある。しかし、既存の設備を備えた
工場あるいは粗紡機又は精紡機の一方を新しい設備と変
更する場合には、設備あるいは設置面積等の関係から粗
紡機の錘数と精紡機の錘数(すなわち予備粗糸巻の本
数)との関係をそのようにするのは困難である。このた
め粗紡工程と精紡工程間における予備粗糸巻の自動搬送
をうまく行えないという問題がある。
この問題点を解決するため本願発明者等は粗紡・精紡工
程間に架設された走行レールに沿って走行する搬送体を
所定の位置で切離し可能とし、精紡機の予備粗糸巻レー
ルへの粗糸巻搬入の際に必要本数に応じて前記搬送体を
所定位置において分割して調整する方法を発明した。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は精紡機の予備粗糸巻レールに搬入される予備
粗糸巻の数が粗紡機における錘数と同じかあるいはその
整数倍でない場合にも粗紡・精紡工程間における予備粗
糸巻の自動搬送を行う際に必要なボビン搬送体の連結切
離し装置の構造を簡単にし、しかもその多数の連結切離
し装置の駆動機構を1個の駆動機構で兼用することがで
きるようにするものである。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するためこの発明においては、予備
粗糸巻又は空ボビンを吊下した状態で粗紡・精紡工程間
に架設された走行レール、粗紡機内レール及び予備粗糸
巻レールに沿って走行可能に装備された搬送体の所定位
置に設けた連結機構と係合して該連結機構の連結状態を
解除する連結解除装置を紡機機台の搬送体搬入側に設け
た。一方、前記搬送体を牽引して前記走行レールに沿っ
て移動する機構には、前記連結解除装置の作動機構を駆
動する駆動装置を設けた。
(作用) この発明においては、搬送体は搬機に牽引されて粗紡・
精紡工程間に架設された走行レールい沿って走行し空ボ
ビンあるいは予備粗糸巻を必要とする粗紡機内レールあ
るいは予備粗糸巻レールに搬入される。そして、搬送体
の所定位置に設けられた連結機構が紡機機台の搬送体搬
入側に設けられた連結解除装置と対応する位置に停止す
る。その状態で搬機側に配設された駆動装置が駆動し、
連結解除装置の作動機構を作動させ搬送体の連結機構の
連結状態が解除される。その後搬機は連結が切離された
余分な搬送体を牽引して走行レールに沿って移動する。
(実施例) 以下この発明を具体化した一実施例を図面に従って説明
する。第2図に示すように、精紡機1群、粗紡機2群の
外周上方には主搬送路3が天井から架設され、主搬送路
3の途中には精紡機1で使用された粗糸巻の残粗糸を取
除く作用をなす残糸処理装置4が配設されている。各精
紡機1の左右両側には予備粗糸巻レール5が配設され、
粗紡機2の前面上方には粗紡機内レール6が配設されて
いる。又、粗紡機2群の近傍には前記残糸処理装置4で
残粗糸が処理された後の空ボビンを吊下した搬送体が待
機する待機レール7が複数本平行に配設されている。
主搬送路3は第3,4図に示すように牽引部8a及びブリッ
ジレール搭載部8bからなる搬機8が懸垂状態で走行する
支持レール9と、該支持レール9の下方にブラケット10
を介して支持された搬送体走行レール11とから構成され
ている。前記走行レール11は前記予備粗糸巻レール5、
粗糸機内レール6及び待機レール7と対応する位置にお
いて分断されるとともに、第4,5図に示すように走行レ
ール11の分断された部分に主搬送路接続用レール12がそ
れぞれ接続位置と退避位置とに移動配置可能に配設され
ている。前記接続用レール12は第4,6図に示すように、
支持レール9の下面に固着された支持ブラケット13に取
付部材14及びピン15を介して回動可能に取付けられてい
る。又、前記接続用レール12の一側には第6図に示すよ
うに、前記ブリッジレール搭載部8bに前記走行レール11
と予備粗糸巻レール5、粗紡機内レール6あるいは待機
レール7とを接続する接続位置及び退避位置の間を移動
可能に装備されたブリッジレール16と一体的に移動する
係合ローラ17群に係合可能な係合板18が固着されてい
る。又、接続用レール12は下部内側両側に一対の走行部
12aが形成されるとともに、必ずしも必要ではないが上
面内側中央にはガイドレール12bが固着されている。な
お、予備粗糸巻レール5、粗紡機内レール6、走行レー
ル11及びブリッジレール16も同様な走行部及びガイドレ
ールを備えている。
搬機8のブリッジレール搭載部8bは第3,7図に示すよう
に、一対の支持フレーム19が前後2対の被動ローラ20を
介して前記支持レール9に懸垂状態で走行可能に支承さ
れている。そして、ブリッジレール搭載部8bは支持フレ
ーム19の下部前端に設けられた連結部19aを介して牽引
部8aと連結され、牽引部8aに牽引されて支持レール9上
を走行するようになっている。
支持フレーム19の一側には一対の支持ブラケット21,22
が突設され、該支持ブラケット21,22間にはほぼコ字状
に折曲形成された支持板23が走行レール11と平行に突設
された支軸21a,22aを中心に回動可能に支持されてお
り、一方の支持ブラケット21に固定されたモータ24によ
り水平位置と垂直位置とに回動配置されるようになって
いる。又、他方の支持ブラケット22には前記支持板23を
水平位置あるいは垂直位置に保持する電磁ブレーキ25が
配設されている。支持板23には該支持板23が水平位置に
回動配置された際に下面となる側に、前記走行レール11
の分断位置において走行レール11と予備粗糸巻レール
5、粗紡機内レール6あるいは待機レール7とを接続す
るブリッジレール16が取付けられている。
前記走行レール11と予備粗糸巻レール5等との接続時に
走行レール11と同一直線上に配置されるブリッジレール
16の部分には、ブリッジレール16内部を支持板23外方へ
開放する開口部23aがガイドレール16bの幅より広く形成
され、ガイドレール16bは同開口部23aと対応する部分に
は設けられていない。支持板23のブリッジレール16取付
面と反対側にはスクリューローラ26が、一端がブラケッ
ト27に回動可能に支承され他端が支持板23に固定された
モータ28の駆動軸に連結された状態でかつスクリュー部
26aが前記開口部23a内に位置する状態に配設されてい
る。又、支持板23のスクリューローラ26取付側には一対
の半円状の取付ブラケット29がスクリューローラ26と直
交する方向に固定され、該取付ブラケット29には前記接
続用レール12の係合板18と係合可能な多数の係合ローラ
17が、その回転軸心がスクリューローラ26の軸と平行な
状態でほぼ円弧状に取付けられている。
第6,7図に示すように前記ブリッジレール搭載部8bの後
部には後記する搬送体30を牽引して搬機8が移動する際
に、搬送体30の前端に位置する支持体31を掛止するとと
もに、ブリッジレール16が接続位置に回動配置された状
態で搬送体30の前端に位置する支持体31を、該支持体31
に装備された係合ローラ32がブリッジレール搭載部8bに
配設されたスクリューローラ26のスクリュー部26aと係
合する位置まで移動させる作用をなす支持体掛止移動装
置33が装備されている。支持板23を支持する支持ブラケ
ット21,22が突設された支持フレームと対向する側の支
持フレーム19の後端下部には取付ブラケット34が突設さ
れ、該ブラケット34にはトルクモータ35がその駆動軸36
が垂直状態で上方へ突出するように固定されている。前
記駆動軸36には走行レール11上に支承された支持体31と
係合可能な掛止レバー37が駆動軸36と一体回動可能に固
定されている。掛止レバー37は該レバー37が走行レール
11と直交する位置に回動配置された際にブリッジレール
16と対応する側に係止部38が形成されるとともに、該係
止部38との間に支持体31の下端係合部31aが摺動可能な
ガイド溝39が形成されるように筒状部40が配設されてい
る。筒状部40は係止部38より短く形成されるとともに、
該筒状部40には先端が四半円弧状に形成されたスライド
部材41がスライド可能に収容されている。スライド部材
41はその後端に前記筒状部40の上面に透設された長孔40
aから上方に突出する係止ピン42が突設されるととも
に、筒状部40の先端に突設された掛止ピン43及び前記係
止ピン42間に掛装された引張ばね44によりその先端が筒
状部40から突出する方向に付勢されている。一方、トル
クモータ35が取付けられた支持フレーム19と対向する支
持フレーム19には、前記掛止レバー37が走行レール11と
直交する状態に回動された際に係止部38と係合可能なス
トッパ45が、ストッパ固定用ブラケット46を介して固定
されている。
予備粗糸巻47あるいは空ボビン、残糸ボビンを吊下して
前記各レール5,6,7,11,12,16上を走行するボビン搬送体
30は、第8図に示すように外側面に2個のコロ48が回転
自在に取付けられ、上面には前記各レール5,6,7,11,12,
16のガイドレール5b,12b,16b等と係合可能な係合ローラ
32が回転自在に取付けられ、下面には1個のボビンハン
ガー49が吊下された支持体31をリンク50で連結すること
により形成されている。搬送体30は精紡機の錘数の1/4
と粗紡機の錘数との差の絶対値の最大公約数の粗糸巻搬
送単位から構成されている。この実施例においては精紡
機1の錘数が648錘で、精紡機2の錘数が108錘であるた
め、前記最大公約数は54となり搬送体30は54本の予備粗
糸巻47を吊下可能な2組の粗糸巻搬送単位51(第1図)
から構成されるとともに、搬送体30の後側(精紡機1、
粗紡機2の機台奥側へ搬入される側と反対側)にはコロ
48及び係合ローラ32を装備した支持体31をリンク50で連
結した連結体52が連結されている。
粗糸巻搬送単位51相互あるいは粗糸巻搬送単位51と連結
体52とを連結する連結機構53は第9図に示すように、粗
糸巻搬送単位51の前側及び連結体52に設けられる掛止機
構54と、粗糸巻搬送単位51の後側に配設される被掛止機
構55とから構成されている。掛止機構54は一対の支持ア
ーム56により支持体31に対して回動可能に支持されると
ともに、圧縮ばね57により支持体31に対して支持部材58
が一方向を向くように付勢された支持部材58を備え、そ
の一側に突設された支軸59に対して回動可能に支持され
るとともにねじりばね(図示せず)によりフック部60a
が下方へ回動付勢された状態に掛止レバー60が取付けら
れている。被掛止機構55は前記支持部材58の一側に前記
掛止レバー60のフック部60aが係止されるピン61が突設
されている。すなわち、連結機構53は掛止機構54が被掛
止機構55側へ向かって相対移動する際、掛止レバー60の
先端フック部60aがピン61と当接した状態からさらに同
方向へ移動することにより掛止レバー60がねじりばねの
弾性力に抗して回動され、フック部60aがピン61に掛止
され連結状態に保持されるようになっている。
予備粗糸巻レール5、粗紡機内レール6、待機レール7
の搬送体搬入側端部には前記連結機構53の連結状態を解
除する連結解除装置62,63がそれぞれ配設されている。
予備粗糸巻レール5及び待機レール7の端部に配設され
た連結解除装置62は第10,11図に示すように、予備粗糸
巻レール5の上面に突設された一対の支持ブラケット64
に、ロッド65が搬送体30の搬入側に突出する状態で予備
粗糸巻レール5と平行に移動可能に支承されている。前
記ロッド65の突出側下方には支持ブラケット66と規制板
67が突設され、該支持ブラケット66及び規制板67を挿通
する状態で作動ロッド68が前記ロッド65と平行に支承さ
れている。前記作動ロッド68には一端が前記ロッド65の
端部に固着された固定板69が一体移動可能に固定され、
該固定板69と前記支持ブラケット66との間には圧縮ばね
70が介装され、作動ロッド68が搬送体搬入側へ押圧付勢
されて規制板67に固定板69が当接した状態に保持されて
いる。前記一対の支持ブラケット64間にはブラケット71
が突設され、該ブラケット71の搬送体搬入側には側面ほ
ぼく字状をなし一端に前記掛止機構54の掛止レバー60と
係合可能なローラ72aが装備された解除レバー72が軸73
により回動可能に支持されている。又、ブラケット71に
は支持体31の係合ローラ32を挾持する一対の挾持レバー
74,75が軸74a,75aを介して回動可能に支持されている。
前記一方の挾持レバー74はそのほぼ中央において軸74a
に支持され、他方の挾持レバー75は前記ロッド65より高
い位置に配設された軸75aにその基端において回動可能
に支持されている。前記各レバー72,74,75には長孔72b,
74b,75bが形成され各長孔には前記ロッド65に突設され
たピン76,77,78が嵌挿され、ロッド65の移動と連動して
各レバー72,74,75が回動されるようになっている。
一方、この実施例の装置においては、搬送体30は粗紡機
内レール6に搬入された際第21図(a)、22図(a)等
に示すように、搬送体30を構成する各支持体31が粗紡機
2のボビンレール上のボビンホイールと同じピッチを有
する千鳥状に配置されるように構成され、粗紡機内レー
ル6の搬入側端部には2つに別れたガイドレール6bに支
持体31の係合ローラ32が交互に進入するよう振分ける作
用をなす振分け装置79が配設されている。振分け装置79
は第12,13図に示すようにガイドレール6bが分岐する位
置に、回動レバー80が粗紡機内レール6の下面に突設さ
れた支軸81に対して回動可能に支持されている。回動レ
バー80はその先端部がガイドレール6bの近傍位置まで延
出形成されるとともに、先端部が前記ガイドレール6bの
壁面に当接する位置に回動配置された際その両側係合部
82a,82bがガイドレール6bのいずれか一方とほぼ平行と
なるように形成されたガイド部82と、前記ガイド部82の
先端がガイドレール6bのいずれか一方に当接した状態に
おいてそれぞれ他方のガイドレール6b内に突出しガイド
レール6b内を移動する係合ローラ32と係合可能に膨出形
成された係合突部83a,83bを有する基端部83とから形成
されている。前記ガイド部82の上面にはピン84が突設さ
れ、該ピン84と粗紡機内レール6の上面に突設された掛
止片85との間には引張ばね86が掛装されている。前記支
軸81及び掛止片85はいずれも粗紡機内レールの中心軸線
上に位置するように配設され、回動レバー80は引張ばね
86の作用によりガイド部82の先端がいずれか一方のガイ
ドレール6bの壁面と当接する位置に付勢されている。
搬送体30が予備粗糸巻レール5あるいは待機レール7内
に搬入される際には、搬送体30の各支持体31が一直線と
なる状態でレール5,7内に搬入されるが、粗紡機内レー
ル6に搬入される際には前記振分け装置79の作用により
振分けられて千鳥状に配置されるため、振分け装置79が
作用する状態で搬送体30に続いて連結体52を粗紡機内レ
ール6に搬入した場合には、搬送体30と連結体52とを連
結する連結機構53が連結解除装置63と平行に配置されず
連結解除装置63の解除作用に支障をきたす。そこで、粗
紡機内レール6の端部に配設される連結解除装置63は、
作動ロッド68の形状と作動ロッド68及びロッド65との位
置関係が予備粗糸巻レール5あるいは待機レール7の端
部に配設された連結解除装置62と異なっている。すなわ
ち、ロッド65は粗紡機内レール6に搬入される最後部の
支持体31の係合ローラ32が移動するガイドレール6bと対
応する位置に配置され、作動ロッド68は粗紡機内レール
6の中心線上に配置されている。又、作動ロッド68はそ
の回動レバー80と対向する側が前記ガイドレール6b側に
配置された回動レバー80の先端と係合可能に折曲形成さ
れている。
搬機8のブリッジレール搭載部8bには前記各連結解除装
置62,63の作動機構を駆動する駆動装置87が装備されて
いる。駆動装置87は第3,7図に示すように、ブリッジレ
ール16の外側に固定されたハウジング88の外側に固定さ
れた駆動モータ89と、駆動モータ89により駆動されるピ
ニオン(図示せず)と噛合するラック部(図示せず)を
有しブリッジレール16の接続状態において前記駆動モー
タ89の駆動により連結解除装置62,63のロッド65と平行
に移動されるロッド90とから構成され、ロッド90の先端
には前記作動ロッド68と係合可能な押圧板91が固着され
ている。
次に前記のように構成された装置の作用を、空ボビンを
吊下した搬送体30の粗紡機内レール6への搬入を例にと
って説明する。搬機8は待機レール7内で空ボビンを吊
下して待機する搬送体30を待機レール7内から引出し、
管替作業時の空ボビンを必要とする粗紡機2の粗紡機内
レール6と対応する位置まで搬送する。搬機8が搬送体
を牽引して主搬送路3を移動する際には、第14,15図に
示すように掛止レバー37が走行レール11と直交する位置
に配置され、搬送体30はその前端に位置する支持体31の
係合部31aが掛止レバー37のガイド溝39に掛止された状
態で搬機8と一体的に移動される。
空ボビンを吊下した搬送体30を牽引して移動する搬機8
は、空ボビンを必要とする粗紡機2の粗紡機内レール6
と対応する接続用レール12とブリッジレール搭載部8bと
が対応する位置において停止する。次にモータ24が正転
駆動され、支持体23が支軸21a,22aを中心に第6図の時
計方向に回動される。支持体23の回動時に、支持板23上
に取付けられた係合ローラ17が接続用レール12の係合板
18と係合し、接続用レール12は支持板23の回動に伴いピ
ン15を中心に第6図の時計方向に回動される。支持板23
が第6図に示す位置から90度回動された状態で電磁ブレ
ーキ25が作動するとともにモータ24が停止し、支持板23
は同位置に停止保持される。これにより接続用レール12
が第6図に実線で示す主搬送路接続位置から同図に鎖線
で示す退避位置へと回動配置され、代りに支持板23に固
定されたブリッジレール16が走行レール11と粗紡機内レ
ール6とを接続する位置に回動配置される。この状態で
は第16図(a),(b)に示すように駆動装置87の押圧
板91が連結解除装置63の作動ロッド68端部と対応した状
態となる。次に駆動モータ89が正転駆動されロッド90が
圧縮ばね70のばね力に抗して作動ロッド68とともに第16
図(a),(b)の左方へ移動され、第17図(a),
(b)に示すように作動ロッド68が振分け装置79のピン
84と係合する位置まで作動される。この状態では振分け
装置79の回動レバー80は自由に回動できる状態にある。
又、解除レバー72及び挾持レバー74,75は退避位置に回
動配置された状態となる。
次にモータ28が駆動されてスクリューローラ26が回転駆
動される。又、この状態でトルクモータ35が駆動され、
掛止レバー37が第14図に実線で示す位置から鎖線で示す
走行レール11と平行となる位置まで回動される。掛止レ
バー37の回動に伴い支持体31とともに搬送体30全体がブ
リッジレール16側へと移動される。そして、掛止レバー
37の回動途中において、掛止レバー37に係止されている
支持体31に装備された係合ローラ32が、スクリューロー
ラ26のスクリュー部26aに係合され、スクリューローラ2
6の作用によりブリッジレール16に沿って粗紡機内レー
ル6側へと移動されて掛止レバー37との係合が解除され
る。掛止レバー37が走行レール11と平行な位置に保持さ
れた状態でスクリューローラ26の回転が引続き行われ、
搬送体30の係合ローラ32が順次スクリューローラ26のス
クリュー部26aに係合されて搬送体30が粗紡機内レール
6へと搬入される。
そして、第17図(b)に示すように搬送体30の後端が振
分け装置79の回動レバー80と対応する位置を通過した時
点でモータ28の駆動が停止され、スクリューローラ26の
回転が停止して搬送体30の搬入が停止される。この状態
で駆動装置87の駆動モータ89が駆動され、ロッド90が第
17図(a),(b)の左方へ移動され、それに伴い作動
ロッド68及びロッド65も同図の左方へ移動される。作動
ロッド68が第17図(a),(b)に示す位置から左方へ
移動することにより、振分け装置79の回動レバー80に突
設されたピン84が作動ロッド68により押圧され、回動レ
バー80が同図の反時計方向へ回動されて第18図(a)に
示すように係合ローラ32を前記搬送体30の後端の支持体
31の係合ローラ32が位置するガイドレール6bへ案内する
位置に保持される。
次にモータ28が再び駆動されてスクリューローラ26が駆
動され、搬送体30及び連結体52が第17図(b)の左方へ
移動される。そして、第18図(b)に示すように搬送体
30と連結体52との連結機構53が連結解除装置63と対応す
る位置に移動した時点でモータ28が停止して搬入が停止
される。次いで駆動装置87の駆動モータ89が逆転駆動さ
れ、ロッド90が第18図の右方へ移動される。ロッド90の
移動に伴い作動ロッド68が圧縮ばね70のばね力により同
図の右方へロッド65と一体的に移動する。ロッド65の移
動に伴い解除レバー72、挾持レバー74が同図の時計方向
へ回動されるとともに挾持レバー75が反時計方向へ回動
され、搬送体30の後端に位置する支持体31の係合ローラ
32が両挾持レバー74,75により挾持される。一方、掛止
機構54の掛止レバー60が解除レバー72のローラ72aに押
圧されて第18図(b)の時計方向に回動され、掛止レバ
ー60のフック部60aと被掛止機構55のピン61との係合が
解除される。この状態でモータ28が逆転駆動され、連結
体52が第19図(b)の右方に移動されて粗紡機内レール
6内から搬出される。
連結体52の係合ローラ32とスクリュー部26aとの係合が
解除された時点でモータ28が停止する。次いでトルクモ
ータ35が逆転駆動され、走行レール11と平行な位置に保
持されていた掛止レバー37が第14,15図の時計方向に回
動される。掛止レバー37の回動途中においてスライド部
材41が支持体31の係合部31aと係合し、その状態からさ
らに掛止レバー37が回動されることにより第14,15図に
鎖線で示すようにスライド部材41が引張ばね44のばね力
に抗して筒状部40内へ移動する。そして、係合部31aと
スライド部材41先端部との係合が解除された時点で、ス
ライド部材41は引張ばね44の作用により突出位置に復帰
する。その後、係合部31aが掛止レバー37の回動に伴い
ガイド溝39に沿って移動するとともに連結体52が移動さ
れる。掛止レバー37の係止部38の先端がストッパ45と係
合した時点でトルクモータ35の駆動が停止され、第14図
に実線で示すように支持体31の係合部31aが掛止レバー3
7のガイド溝39に掛止された状態で保持される。次いで
モータ24が駆動されブリッジレール16が退避位置へ回動
される。そして、搬機8は主搬送路3に沿って搬送体30
の引出しを必要とする予備粗糸巻レール5、待機レール
7あるいは粗紡機内レール6と対応する位置まで移動し
該位置で停止する。
予備粗糸巻レール5あるいは待機レール7への搬送体の
搬入は、前記粗紡機内レール6への搬入と搬入時におけ
る連結解除装置62の作動方法が若干異なる。粗紡機内レ
ール6へは搬送体30が千鳥状に搬入されるため粗紡機内
レール6の端部に振分け装置79が配設され、該振分け装
置79との関係で連結解除装置63の作動が2段階で行われ
たが、予備粗糸巻レール5あるいは待機レール7の場合
には振分け装置79がないため連結解除装置62は1段階で
作動される。すなわち、ブリッジレール16と予備粗糸巻
レール5あるいは待機レール7とが連結された後、解除
レバー72及び挾持レバー74,75が退避位置に回動装置さ
れる状態にロッド63が作動され、その状態において搬送
体の搬入が行われ、搬送体の搬入後解除レバー72及び挾
持レバー74,75が作用位置に回動配置され連結体52の搬
出が前記と同様にして行われる。
この実施例の装置においては搬送体30が、各ボビンハン
ガー49を吊下する支持体31がリンク50により連結された
構造のため、個々の製作誤差あるいは長期使用による狂
いにより予備粗糸巻レール5あるいは粗紡機内レール6
に搬入した際その両端を把持固定しないとボビンとスピ
ンドルとの位置関係が所定の状態に保持されなくなるお
それがあるが、連結解除装置62,63に係合ローラ32を挾
持する挾持レバー74,75が装備されているため、予備粗
糸巻レール5あるいは粗紡機内レール6内に搬入された
搬送体は前記挾持レバー74,75の作用により所定位置に
固定され、ボビンとスピンドルとの位置関係が所定の状
態に保持される。
(実施例2) 次にブリッジレール16を接続位置に移動配置する際に、
接続用レール12を退避位置に回動配置するための別の実
施例を第20〜23図に従って説明する。前記実施例におい
ては取付ブラケット29に取付けられた多数の係合ローラ
17が接続用レール12に取付けられた係合板18と係合する
ことにより接続用レール12を退避位置に回動配置するよ
うに構成していたが、この実施例においては接続用レー
ル12に係合板18を取付ける必要がない点が前記実施例の
装置と大きく異なっている。
支持フレーム92の上部中央に突設されたブラケット93
に、カムレバー94がその基端において軸93aにより回動
可能に支持されている。カムレバー94の先端部には支軸
95がカムレバー94の両側に突出する状態に固着されてい
る。支軸95には第21図に示すように、内側に小径のカム
フォロアー94aが一対回転自在に支承され、外側には大
径の係合ローラ96が回転自在に支承されている。一方、
支持フレーム92に対して回動可能に支承された支持板23
にはブラケット97が固着され、該ブラケット97に前記カ
ムレバー94の先端に配設された一対のカムフォロアー94
a間と同じ幅を有するカム板98が固着されている。カム
レバー94は図示しないねじりばねにより第20図における
反時計方向すなわち、カムフォロアー94aがカム板98に
当接する側に回動付勢されている。
従って、この実施例の装置においてはブリッジレール16
を接続位置に回動配置するため、支持板23が支軸21a,22
aを中心に第20図の時計方向に回動されると、カムフォ
ロアー94aがカム板98に沿って転動しカムレバー94が第2
0図の時計方向に回動される。カムレバー94が回動を続
けるとやがて係合ローラ96が支持レール12の側面に当接
し、その後はカムレバー94の回動とともに支持レール12
も時計方向に回動される。支持板23の回動が停止しブリ
ッジレール16が接続位置に回動配置された時点では、第
23図に示すように支持レール12が退避位置に回動配置さ
れる。この場合カムレバー94のカムフォロアー94aはカ
ム板98にのみ当接した状態でカム板98上を転動し、係合
ローラ96は支持レール12の側面に当接した状態で転動す
るため、カムレバー94の回動に伴い支持レール12がスム
ーズに退避位置へと回動配置される。
(実施例3) 次に第3の実施例を第24〜26図に従って説明する。前記
第1の実施例においては粗紡機内レール60の端部に配設
される連結解除装置63を予備粗糸巻レール5あるいは待
機レール7の端部に配設された連結解除装置62と異なる
装置を使用して、搬送体30と連結体52との連結機構53が
切離しに好適な状態となるように搬入していたが、この
実施例においては連結解除装置として特殊な装置を使用
しない点が前記実施例と異なっている。すなわち、この
実施例においては第24図に示すように、連結体52の上部
支持アーム56上面に振分け装置79の回動レバー80のガイ
ド部82と係合可能な係合部材99が突設されている。回動
レバー80は第25図に示すようにその基端部83の下部を前
記係合部材99が通過可能に切欠形成されている。すなわ
ち、係合ローラ32は回動レバー80のガイド部82及び基端
部83の係合突部83a,83bと係合するが、係合部材99はそ
の上面が係合ローラ32の上面よりも低くなるように形成
され、前記回動レバー80の基端部83の係合突部83a,83b
とは係合せずにその下方を通過するように形成されてい
る。
従って、この実施例の装置では第26図(a),(b)に
示すように搬送体30の後端の係合ローラ32が振分け装置
79の回動レバー80の係合突部83bと対応する位置を通過
し、回動レバー80が次の係合ローラ32を他方のガイドレ
ール6b側に案内する位置に配置される。この状態で搬送
体30と連結体52がさらに移動すると、係合部材99が回動
レバー80のガイド部82と係合して引張りばね86のばね力
に抗して回動レバー80を第26図(b)の反時計方向に回
動させながら移動し、第26図(c)に示すように連結体
52の先頭の係合ローラ32が回動レバー80のガイド部82と
係合する前に回動レバー80が該ローラ32が搬送体30の最
後部の係合ローラ32と同じ側のガイドレール6bに案内さ
れる側へ回動され、連結体52の先頭の係合ローラ32は搬
送体30の後端の係合ローラ32と同じ側のガイドレール6b
に案内される。
(実施例4) 次に第4の実施例を27〜29図に従って説明する。この実
施例の装置はブリッジレール16が接続位置に回動配置さ
れた状態で搬送体30あるいは連結体52の前端に位置する
支持体31を、該支持体31に装備された係合ローラ32がス
クリュー部26aと係合する位置まで移動させる作用をな
す支持体掛止移動装置100の構成が前記実施例の装置と
異なっている。
第27図に示すように支持板23を支持する側の支持フレー
ムと対向する側の支持フレーム92の後部寄りには駆動モ
ータ101が固定され、該駆動モータ101の上部には駆動モ
ータ101により駆動されるピニオン(図示せず)と噛合
するラック部(図示せず)の作用によりスクリューロー
ラ26と平行に往復動されるロッド102が装備されてい
る。ロッド102の後部側突出端には平面L字状をなすと
ともに前記ロッド102と平行に固定されたガイドロッド1
03に対して摺動自在に支承された支持ブラケット104が
固着されている。支持ブラケット104の両端部には回動
支軸105,106がそれぞれ垂直状態に配設され、各回動支
軸105,106の上部突出端には平面ほぼL字状をなす掛止
レバー107,108がそれぞれ一体回動可能に固着されてい
る。両掛止レバー107,108の一端上面にはベアリング10
9,110がそれぞれ装備されている。両ベアリング109,110
は前記駆動モータ101の上方に配設された支持板111の下
面に固定されたガイドレール112,113に沿って移動する
ようになっている。
この支持体掛止移動装置100においては、支持ブラケッ
ト104が第29図(a)に示す最後方位置に移動配置され
た状態では両掛止レバー107,108が閉じて支持体31の係
合部31aを挾持する状態となり、駆動モータ101が駆動し
ロッド102とともに支持ブラケット104が前方(第29図
(a)の左方)へ移動し、ベアリング109,110がガイド
レール112,113に沿って移動することにより掛止レバー1
07,108が回動支軸105,106を中心にそれぞれ反対方向に
回動し、最前方位置に移動配置された時点では第29図
(c)に示す退避位置に回動配置される。この実施例の
支持体掛止移動装置100により搬送体30あるいは連結体5
2の支持体31を移動する際には、スクリューローラ26は
ブレーキが開放され外力により回動可能な状態になって
いる。そのため両掛止レバー107,108に係合部31aが挾持
された状態で移動される支持体31の上部に装備された係
合ローラ32がスクリュー部26aと係合する状態になる
と、係合ローラ32が回動するとともにスクリュー26も回
動され支持体31が所定位置まで円滑に移動される。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、前記実施例においては搬送体は粗紡機内レ
ールにおいてジグザグ状に搬入されるようになっている
が粗紡機内レールに直線状に搬入されるように構成して
もよい。この場合には振分け装置79は不要となり連結解
除装置63に代えて予備粗糸巻レール5あるいは待機レー
ル7に装備される連結解除装置62と同じものを配設する
ことができる。又、挾持レバー74,75は必ずしも必要で
はない。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば搬送体の連結機
構の連結状態を解除する連結解除装置を各紡機機台の搬
送体搬入側に配設し、その作動機構を駆動する駆動装置
を搬送体を牽引して走行レールに沿って移動する搬機に
設けたので駆動機構が1個でよく装置全体の構造が簡単
となり、コストも低くなるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は搬送体の構成を示す概略側面図、第2図は精紡
機及び主搬送路との関係を示す概略平面図、第3図は搬
機の側面図、第4図は主搬送路接続用レールの斜視図、
第5図は主搬送路と予備粗糸巻レールとの関係を示す概
略平面図、第6図は搬機の一部破断背面図、第7図は搬
機の一部破断斜視図、第8図は搬送体の部分斜視図、第
9図は同じく連結部を示す側面図、第10図は予備粗糸巻
レールに配設される連結解除装置を示す側面図、第11図
は同じく平面図、第12図は粗紡機内レールに配設された
連結解除装置及び振分け装置を示す側面図、第13図は同
じく平面図、第14図は作用を説明する要部斜視図、第15
図は同じく平面図、第16〜19図は粗紡機内レールの搬送
体の搬入作用及び連結機構の切離し作用を説明する図で
あって、(a)はそれぞれ平面図、(b)はそれぞれ側
断面図、第20〜23図は第2の実施例を示すものであって
第20図は要部背面図、第21図はカムレバーを示す正面
図、打22,23図は作用を示す背面図、第24〜26図は第3
の実施例を示すものであって第24図は連結体の斜視図、
第25図は振分け装置の側面図、第26図(a)〜(b)は
作用を示す概略平面図、第27〜29図は第4の実施例を示
すものであって、第27図は要部背面図、第28図は要部斜
視図、第29図(a)〜(d)は作用を示す概略平面図、
第30図は精紡機の側面図、第31図は粗紡工程と精紡工程
を結ぶ搬送路を示す概略平面図である。 精紡機1、精紡機2、予備粗糸巻レール5、粗紡機内レ
ール6、搬機8、走行レール11、ブリッジレール16、搬
送体30、連結体52、連結機構53、掛止機構54、被掛止機
構55、掛止レバー60、フック部60a、ピン61、連結解除
装置62,63。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 敏紀 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予備粗糸巻又は空ボビンを吊下した状態で
    粗紡・精紡工程間に架設された走行レール、粗紡機内レ
    ール及び予備粗糸巻レールに沿って走行可能に装備され
    た搬送体の所定位置に設けた連結機構と係合して該連結
    機構の連結状態を解除する連結解除装置を各紡機機台の
    搬送体搬入側に設け、前記連結解除装置の作動機構を駆
    動する駆動装置を前記搬送体を牽引して前記走行レール
    に沿って移動する搬機に設けたボビン搬送体の連結切離
    し装置。
  2. 【請求項2】前記連結解除装置は紡機機台に沿って架設
    されたレール上に配設され、該レールと直交する方向に
    延びる支軸に回動可能に支持されるとともに一端に前記
    連結機構を構成する掛止レバーと係合可能な係合部を備
    えたレバーと、前記レールの長手方向に沿って往復動可
    能に配設されるとともにばねにより機台端側へ押圧付勢
    されかつ前記レバーの他端に連結されたロッドとから構
    成され、前記駆動装置はモータにより回動されるピニオ
    ンと噛合するラック部を有するロッドと、該ロッドの一
    端に固着された係合片とで構成されている特許請求の範
    囲第1項に記載のボビン搬送体の連結切離し装置。
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WO2005012993A1 (ja) 2003-07-31 2005-02-10 Sanyo Electric Co., Ltd. エレクトロクロミック表示装置
JP2005049770A (ja) 2003-07-31 2005-02-24 Sanyo Electric Co Ltd エレクトロクロミック表示装置

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