JPH0782939A - 車両ドアロック装置におけるチャイルドロック機構 - Google Patents

車両ドアロック装置におけるチャイルドロック機構

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JPH0782939A
JPH0782939A JP25476093A JP25476093A JPH0782939A JP H0782939 A JPH0782939 A JP H0782939A JP 25476093 A JP25476093 A JP 25476093A JP 25476093 A JP25476093 A JP 25476093A JP H0782939 A JPH0782939 A JP H0782939A
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雅昭 海野
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/22Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle
    • E05B77/24Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like
    • E05B77/26Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like specially adapted for child safety

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  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャイルドロック機構の簡略化を図る。 【構成】 扉側に取付けたドアロック装置に、オープン
レバー8と、内側ハンドル48の開扉操作で回転するイ
ンナーレバー45とを設けたものにおいて、前記オープ
ンレバー8と前記インナーレバー45との間には、チャ
イルドロック位置にすると前記インナーレバー45を回
転させても回転しないが非チャイルドロック位置にする
と前記インナーレバー45の回転で共に回転して前記オ
ープンレバー8を回転させうる一個のチャイルドレバー
50を設け、該チャイルドレバー50には扉のドアパネ
ル53の透孔54を介して外部に露出する操作ピン55
を設けた車両ドアロック装置におけるチャイルドロック
機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ドアロック装置に
おけるチャイルドロック機構に関するものである。
【0002】
【従来技術】本願が対象とする従来公知のチャイルドロ
ック機構は図20のごとくである。図20において、a
はロック装置本体の裏側に取付けられるバックプレー
ト、bはバックプレートaに軸cで軸止されているイン
ナーレバー、dはオープンレバー、eはオープンレバー
dに係合している中間レバーで、中間レバーeも軸cで
軸止される。fはチャイルドレバー、gはその把手、h
はチャイルドレバーfに連結するピンiを持つ上下動
杆、jは中間レバーeに形成した放射方向の長孔、kは
インナーレバーの当接部である。図20は、チャイルド
ロック状態で、ハンドルを開扉操作してインナーレバー
bを回転させても、その当接部kはピンiに当接しない
から空振であり、中間レバーeは回転しないからオープ
ンレバーdは回転せず、開扉しない。チャイルドレバー
fをA位置からB位置にすると、非チャイルドロック状
態(解除状態)となり、ハンドルを開扉操作してインナ
ーレバーbを回転させると、その当接部kはピンiに当
接して押すから中間レバーeは回転し、オープンレバー
dを回転させて開扉させる。上記のうち、中間レバーe
はオープンレバーdを回転させる作用の外、ピンiの上
下誘導の作用も担当する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、係合ピ
ンiを長孔j内の上下両端位置に切替えるのに、チャ
イルドレバーfと、上下動杆h、中間レバーeの3
部品を必要としている。しかし、特に工夫すると、前記
3部品は、これを1部品にすることができ、構造を簡素
化できるばかりでなく、部品の削除に伴なうコストの低
減より、その分他を充実させることができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、扉側
に取付けたドアロック装置に、オープンレバー8と、内
側ハンドル48の開扉操作で回転するインナーレバー4
5とを設けたものにおいて、前記オープンレバー8と前
記インナーレバー45との間には、チャイルドロック位
置にすると前記インナーレバー45を回転させても回転
しないが非チャイルドロック位置にすると前記インナー
レバー45の回転で共に回転して前記オープンレバー8
を回転させうる一個のチャイルドレバー50を設け、該
チャイルドレバー50には扉のドアパネル53の透孔5
4を介して外部に露出する操作ピン55を設けた車両ド
アロック装置におけるチャイルドロック機構としたもの
である。また、本発明は、請求項1において、前記チャ
イルドレバー50は、前記インナーレバー45を軸止す
る軸46に対して長孔51により該長孔51の両端の間
を変位するように取付け、前記チャイルドレバー50を
前記長孔51の一端に変位させると前記チャイルドレバ
ー50と前記インナーレバー45は係合し、前記チャイ
ルドレバー50を前記長孔51の他端に変位させると前
記チャイルドレバー50と前記インナーレバー45は非
係合となるようにした車両ドアロック装置におけるチャ
イルドロック機構としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は後席扉に取付けられるドアロック装置の合成樹脂製
ボディであり、その正面側には、車体側のストライカ2
と係合して回転するラッチ3および該ラッチ3と係合し
てその逆転を防止するラチェット4を収納する凹部5が
設けられる。6は前記ストライカ2が進入する左右方向
に長い案内溝である。
【0006】前記ボディ1の背面側の上部位置には、前
後方向の軸7により左右側に長いオープンレバー8の左
右の中間部を軸止する。オープンレバー8の左右の一端
(左端)には係合部9を形成する。10は後席扉の外側
ハンドルであり、その回動端11は前記係合部9に臨ま
せる。12は外側ハンドル10を軸着する軸である。前
記オープンレバー8の軸7近傍には下方に突出するアー
ム13を形成し、該アーム13には前記軸7から放射方
向に伸びる長孔14を形成する。該長孔14には上下方
向に長い移動杆15の上端に設けた係合ピン16を係合
させる。係合ピン16は、長孔14を上下方向に移動
し、ロック状態では長孔上端位置に、アンロック状態で
は長孔下端位置にそれぞれ変位する。
【0007】17は前記軸7に軸着したラチェットアー
ムであり、ラチェットアーム17の一端(上端)には前
記ラチェット4に固定されているピン18の他端を固定
してラチェットアーム17とラチェット4とは一体回転
するように構成し、ラチェットアーム17の他端(下
端)には長孔14の下端のアンロック位置にある前記係
合ピン16と対峙する係合端19を形成する。前記係合
ピン16が長孔14の下端のアンロック状態にあると
き、前記オープンレバー8を開扉回転(図2において左
回転)させると、オープンレバー8のアーム13の長孔
14に係合している前記係合ピン16が右側に動くから
係合端19を押してラチェットアーム17を回転させ、
これによりピン18を介してラチェット4をラッチ3か
ら離脱させ、開扉させる。
【0008】前記ボディ1の背面下部位置には、図4、
5に図示したロックレバー20を配設し、ロックレバー
20はボディ1の背面に取付けられる薄金属板のバック
プレート21に直接止着する。前記ロックレバー20
は、レバー部22と軸部23とよりなり、該レバー部2
2と該軸部23は、合成樹脂により一体的に形成され、
軸部23の先端の両側には、レバー部22と平行方向
(方向は限定されない)に突出する突起24、24を一
体的に形成する。前記バックプレート21には、図7の
ように、軸部23を挿入する透孔25を形成する。透孔
25の形状は、前記突起24、24付の軸部23が挿通
され、挿通した軸部23を60度程回転させると抜けな
くなるように、軸部23用の丸孔26と突起24、24
用の切欠27、27を形成する。突起24を切欠27に
合わせて、軸部23を挿通してからレバー部22を60
度回転させると、突起24は丸孔26部に係合して抜け
なくなる。
【0009】前記突起24の先端部には、バックプレー
ト21の裏面側方向に突出する弾性片28を一体的に形
成する。弾性片28は、レバー部22をバックプレート
21に止着すると、前記バックプレート21の裏面に弾
力的に当接するから、バックプレート21の厚みが変化
してクリアランスが変っても、レバー部22はガタ付か
ない。なお、弾性片28をレバー部22のバックプレー
ト21との当り面29に形成して、弾性片28がバック
プレート21の表面に当接するようにしても同様の効果
を奏する。
【0010】図7、図8のように、バックプレート21
の右側は、一部を後方(背面方向)に屈曲させて屈曲プ
レート30を形成し、屈曲プレート30の下端側にはL
型中継レバー31を軸支する。中継レバー31の一端
(上端)31aには内側ロック操作部材32に至るロッ
ド33を係止し、他端(下端)31bはロックレバー2
0の右側に形成した係合孔20aに係合させる。図2
は、アンロック状態であるが、この状態で、内側ロック
操作部材32を押してロック操作すると、図8でL型中
継レバー31は右転するから他端31bによりロックレ
バー20は図2で右回転し、ロックレバー20に軸34
で軸止されている移動杆15を上動させる。
【0011】前記ロックレバー20の中央部には、上方
に突出するアーム35を形成し、該アーム35の先端3
6にボディ1方向に突出す突起37を形成する。38は
前記案内溝6を形成するためにボディ1に形成した膨出
部であり、該膨出部38の下側に、図3のように前記ア
ーム35の突起37と対面する係合部39を形成する。
該係合部39は左右両側に左壁40と右壁41を有し、
図6のように、底面42は略左右の中央に位置する陵線
43が高く、陵線43の左右側は次第に低くなる。前記
突起37は陵線43を乗り越えて左右に移動すると、傾
斜で誘導され、左右壁40、41に当って停止する。こ
のことにより、オーバーセンターバネは不要になる。な
お、図2で、44は、オープンレバー8を常時右回転さ
せるバネである。
【0012】前記アーム35と前記突起24、24は、
略直交する2方向となるように構成され、また、ロック
レバー20がロック位置とアンロック位置との間を回転
しても、前記突起24は前記切欠27とは重合一致しな
い。バックプレート21の屈曲プレート30の上端に
は、図8のように、L型のインナーレバー45を軸46
により軸支する。インナーレバー45の一端47には内
側ハンドル48に至るロッド49を係合させる。
【0013】図9の50はチャイルドレバーであり、同
図において左側部に形成した縦の長孔51に前記軸46
を挿通させる。チャイルドレバー50の左側にはドアパ
ネル53の透孔54を介して外部に突出する操作ピン5
5を一体的に形成し、操作ピン55を摘んで上下動させ
て切替操作すると、チャイルドレバー50は、図12の
ように、長孔51の一端側57に軸46が位置するチャ
イルドロック位置と、図14のように、長孔51の他端
側56に軸46が位置する解除位置とに切り替わる。5
8はチャイルドレバー50の切替操作時に節動感を付与
する弾性突起である。
【0014】チャイルドレバー50の裏側には係合突起
59を形成する。該係合突起59は、チャイルドレバー
50が解除位置(図14)にあるときは前記インナーレ
バー45の係合爪60の回転軌跡上に位置してインナー
レバー45が回転するとチャイルドレバー50も連動回
転するが、チャイルドレバー50がチャイルドロック位
置(図12)になると、係合爪60の回転軌跡から外れ
てインナーレバー45が回転してもチャイルドレバー5
0は回転しない。チャイルドレバー50の係合アーム6
1は前記オープンレバー8の右端62に臨ませる。
【0015】前記操作ピン55は図14において、仮想
線のaで示した位置がチャイルドロック位置、実線のb
が解除位置となり、利用者は操作ピン55をこの範囲で
切替える。しかし、前記したように、解除位置bにある
チャイルドレバー50はインナーレバー45の回転とと
もに連動して回転するため、開扉操作によりインナーレ
バー45が回転すると操作ピン55は図15の実線位置
cに移動するから、操作ピン55が臨んでいるドアパネ
ル53の透孔54も、操作ピン55がaからbを介して
cまで移動できる形状に形成することになる。このた
め、操作ピン55は解除位置bにあるときは、透孔54
の中間位置になるから、利用者が誤って操作ピン55を
位置c側に移動させることがないように、位置cに対応
する透孔54の部分にはトンネル状のカバー64(図1
0、11)を形成する。
【0016】図16には別の実施例のチャイルドレバー
50’を示している。この実施例では、チャイルドレバ
ー50’の切替方向が変更されているだけで、機能上の
差異はない。図17は、更に別の実施例のチャイルドレ
バー50”を示している。この実施例では、弾性突起5
8”の形状を変更してより切替時の円滑性を向上させて
ある。
【0017】図18、図19は上記した後席扉用のロッ
ク装置と対をなす前席扉用のロック装置を示してある。
同図のように、主要構成部品であるボディ1およびバッ
クプレート21は互いに援用できるように同一形状にな
っており、一部のレバーを変更するだけで良いから、量
産効果が更に顕著になる。
【0018】
【作用】チャイルドレバー50が解除(非チャイルドロ
ック)状態(図8、14)であり、ロックレバー20が
アンロック状態(図2の係合ピン16下降状態)のとき
に、内側ハンドル48を開扉操作すると、ロッド49を
介してインナーレバー45は軸46を中心に図8、14
において左回転し、インナーレバー45の係合爪60は
係合突起59に当接してチャイルドレバー50を共に左
回転させ、チャイルドレバー50の係合アーム61はオ
ープンレバー8の右端62に係合し、オープンレバー8
をバネ44の弾力に抗して図2において左回転させる。
すると、オープンレバー8のアーム13の長孔14に係
合している係合ピン16を右に移動させるから、ラチェ
ットアーム17の係合端19を押して、ラチェットアー
ム17を左回転させ、ピン18を介してラチェット4を
ラッチ3から離脱させて開扉できる。
【0019】つぎに、ドアパネル53の透孔54より外
部に露出している操作ピン55を摘んで、チャイルドレ
バー50を図8の状態から図12の状態に切り替えると
(操作ピン55はb位置からa位置になる)、弾性突起
58の弾力的な抵抗を乗り越えて軸46は長孔51の一
端側57に移動する。この状態では、チャイルドレバー
50の係合突起59はインナーレバー45の係合爪60
の回転軌跡から外れているため、前記のように内側ハン
ドル48を操作してインナーレバー45を回転させて
も、係合爪60と係合突起59とが係合しないから、チ
ャイルドレバー50は回転せず、したがって開扉はでき
ない。しかし、この状態でも、外側ハンドル10ではオ
ープンレバー8を回転させることができる。
【0020】なお、チャイルドレバー50の係合アーム
61の先端は、図8にようにボディ1の膨出部38の上
面(実施例ではバックプレート21の膨出部の上面)と
オープンレバー8の右端62の下面との間に挾まる状態
であるから、操作ピン55を摘んで、チャイルドレバー
50を切り替えるとき、係合アーム61の先端を回転中
心にでき、円滑に切替えられる。
【0021】
【発明の効果】前記公知例は、係合ピンiを長孔j内の
上下両端位置に切替えるのに、チャイルドレバーf
と、上下動杆h、中間レバーeの3部品を必要とし
ている。しかるに、本発明は、扉側に取付けたドアロッ
ク装置に、オープンレバー8と、内側ハンドル48の開
扉操作で回転するインナーレバー45とを設けたものに
おいて、前記オープンレバー8と前記インナーレバー4
5との間には、チャイルドロック位置にすると前記イン
ナーレバー45を回転させても回転しないが非チャイル
ドロック位置にすると前記インナーレバー45の回転で
共に回転して前記オープンレバー8を回転させうる一個
のチャイルドレバー50を設け、該チャイルドレバー5
0には扉のドアパネル53の透孔54を介して外部に露
出する操作ピン55を設けた車両ドアロック装置におけ
るチャイルドロック機構としたものであるから、公知例
と対比した場合上下動杆と中間レバーの2枚を節約でき
る。また、本発明は、請求項1において、前記チャイル
ドレバー50は、前記インナーレバー45を軸止する軸
46に対して長孔51により該長孔51の両端の間を変
位するように取付け、前記チャイルドレバー50を前記
長孔51の一端に変位させると前記チャイルドレバー5
0と前記インナーレバー45は係合し、前記チャイルド
レバー50を前記長孔51の他端に変位させると前記チ
ャイルドレバー50と前記インナーレバー45は非係合
となるようにした車両ドアロック装置におけるチャイル
ドロック機構としたものであるから、容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロック機構の正面図。
【図2】 ロック機構の背面図。
【図3】 ボディの背面図。
【図4】 ロックレバーの背面図。
【図5】 ロックレバーの一部切欠断面図。
【図6】 係合部の断面図。
【図7】 バックプレートの背面図。
【図8】 ロック機構の縦断側面図。
【図9】 チャイルドレバーの側面図。
【図10】 ドアパネルの透孔の斜視図。
【図11】 ドアパネルの透孔と操作ピンとの断面図。
【図12】 チャイルドロック状態図。
【図13】 チャイルドロックの作用図。
【図14】 非チャイルドロック状態図。
【図15】 非チャイルドロックの作用図。
【図16】 第2実施例図。
【図17】 第3実施例図。
【図18】 フロントドア用の第3実施例図。
【図19】 図18の側面図。
【図20】 公知例図。
【符号の説明】
1…ボディ、2…ストライカ、3…ラッチ、4…ラチェ
ット、5…凹部、6…案内溝、7…軸、8…オープンレ
バー、9…係合部、10…外側ハンドル、11…回動
端、12…軸、13…アーム、14…長孔、15…移動
杆、16…係合ピン、17…ラチェットアーム、18…
ピン、19…係合端、20…ロックレバー、20a…係
合孔、21…バックプレート、22…レバー部、23…
軸部、24…突起、25…透孔、26…丸孔、27…切
欠、28…弾性片、29…当り面、30…屈曲プレー
ト、31…中継レバー、31a…一端、31b…他端、
32…内側ロック操作部材、33ロッド、34…軸、3
5…アーム、36…先端、37…突起、38…膨出部、
39…係合部、40…左壁、41…右壁、42…底面、
43…陵線、44…バネ、45…インナーレバー、46
…軸、47…一端、48…内側ハンドル、49…ロッ
ド、50…チャイルドレバー、51…長孔、53…ドア
パネル、54…透孔、55…操作ピン、56…他端側、
57…一端側、58…弾性突起、59…係合突起、60
…係合爪、61…係合アーム、62…一端、64…カバ
ー。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 車両ドアロック装置におけるチャイ
ルドロック機構
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ドアロック装置に
関するものであり、特に、子供が悪戯してもドアが開か
ないようにするロック装置のチャイルドロック機構に関
するものである。
【0002】
【従来技術】本願が対象とする従来公知のチャイルドロ
ック機構は図20のごとくである。図20において、a
はロック装置本体の裏側に取付けられるバックプレー
ト、bはバックプレートaに軸cで軸止され内側ハンド
ルにより回転するインナーレバー、dはオープンレバ
ー、eはオープンレバーdに係合している中間レバー
で、中間レバーeも軸cで軸止される。fはチャイルド
レバー、gはその操作ノブ、hはチャイルドレバーfに
連結するピンiを持つ上下動杆、jは中間レバーeに形
成した放射方向の長孔、kはインナーレバーの当接部で
ある。図20は、チャイルドロック状態で、内側ハンド
ルを開扉操作してインナーレバーbを回転させても、そ
の当接部kはピンiに当接しないから空振であり、中間
レバーeは回転しないからオープンレバーdは回転せ
ず、開扉しない。チャイルドレバーfをA位置からB位
置にすると、非チャイルドロック状態(解除状態)とな
り、ハンドルを開扉操作してインナーレバーbを回転さ
せると、その当接部kはピンiに当接して押すから中間
レバーeは回転し、オープンレバーdを回転させて開扉
させる。上記のうち、中間レバーeはオープンレバーd
を回転させる作用の外、ピンiの上下誘導の作用も担当
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、インナ
ーレバーbとオープンレバーdとの間に設けられるチャ
イルドロック機構を構成するために、ピンiを一体的に
形成した上下動杆hと、ピンiが係合する長孔jを形成
した中間レバーeと、操作ノブgを一体的に形成し上下
動杆hを上下方向に移動させるチャイルドレバーfと
の、3つの部品を必要としている。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、前記チャイルドロック
機構を構成する3部品を、操作性を損なうことなく1つ
の部品に簡素化することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、車体
側に固定されたストライカ2と係合してドアを閉扉状態
に保つラッチ3と、ドアの外側ハンドル10および内側
ハンドル48に直接または間接的に連結され回転すると
前記ラッチ3と前記ストライカ2との係合を解除して開
扉させるオープンレバー8と、該オープンレバー8と前
記内側ハンドル48との間に設けられたチャイルドロッ
ク機構とを有するドアロック装置において、前記チャイ
ルドロック機構は、前記内側ハンドル48に連結され支
持軸46を中心に回転するインナーレバー45と、回転
すると前記オープンレバー8を開扉回転させ得るチャイ
ルドレバー50とから構成し、前記チャイルドレバー5
0には前記ドアのパネル53に形成した透孔54を介し
て外部に突出する操作ノブ55を形成し、該操作ノブ5
5を切替え操作すると前記チャイルドレバー50は前記
インナーレバー45が回転すると連動して回転する非チ
ャイルドロック位置と前記インナーレバーとは非連動と
なるチャイルドロック位置とに切り替わるように構成し
た車両ドアロック装置におけるチャイルドロック機構と
したものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は後席扉に取付けられるドアロック装置の合成樹脂製
ボディであり、その正面側には、車体側のストライカ2
と係合して回転するラッチ3および該ラッチ3と係合し
てその逆転を防止するラチェット4を収納する凹部5が
設けられる。6は前記ストライカ2が進入する左右方向
の案内溝である。
【0007】前記ボディ1の背面の上部位置には、前後
方向の軸7によりオープンレバー8を軸止する。オープ
ンレバー8の左端には係合部9を形成する。10は後席
扉の外側ハンドルであり、その回動端11は前記係合部
9に臨ませ、外側ハンドル10を回転させると、オープ
ンレバー8はバネ44の弾力に抗して左転するように構
成する。
【0008】前記オープンレバー8には、前記軸7から
略放射方向に伸びる長孔14を形成したアーム13を設
け、前記長孔14には縦の移動杆15の上端に設けた係
合ピン16を係合させる。移動杆15の下端は、ロック
レバー20に軸34により軸止し、ロックレバー20が
回転すると、移動杆15は上下方向に移動し、これによ
り、係合ピン16も長孔14内を上下方向に移動する用
に構成する。
【0009】17は前記軸7に軸着したラチェットアー
ムである。ラチェットアーム17と前記ラチェット4と
は、ピン18により互いに固定して、ラチェットアーム
17とラチェット4とは一体回転するように構成する。
ラチェットアーム17には、長孔14の下端位置に臨む
係合端19を形成する。
【0010】ロック装置は、前記移動杆15の係合ピン
16が、図2のように、長孔14の下端に位置するとア
ンロック状態となる。この状態で、前記外側ハンドル1
0により前記オープンレバー8を図2において左回転さ
せると、長孔14に係合している係合ピン16は右側に
移動して係合端19と当接し、ラチェットアーム17を
左転させる。すると、ラチェットアーム17とラチェッ
ト4とはピン18を介して互いに連結されているから、
ラチェット4は図1において右転して、ラッチ3から離
脱し、開扉となる。
【0011】これに対して、前記係合ピン16が長孔1
4の上端に位置すると、ロック装置はロック状態とな
り、この状態では、外側ハンドル10によりオープンレ
バー8を図2において左回転させて、長孔14に係合し
ている係合ピン16を右側に移動させても、係合ピン1
6は係合端19と係合しないから、ラチェットアーム1
7を回転させることはできなくなって、開扉が行えなく
なる。
【0012】21はボディ1の背面に取付けられる金属
板製のバックプレートであり、前記ロックレバー20は
バックプレート21の外側に直接回転自在に取付けられ
る。ロックレバー20には、前記バックプレート21と
平行の3つのアーム部が形成される。左側に伸びる第1
アーム部20aは、キーシリンダ連結用のアーム部であ
るが、本ロック装置は後席用であるため、第1アーム部
20aには図のように何も接続しない。右側に伸びる第
2アーム部20bには後述するように内側ロック操作部
材32が間接的に連結される。ロックレバー20は、周
知のように、内側ロック操作部材32の操作により、ロ
ック位置とアンロック位置とに切り替わり、この切替に
より前記移動杆15の係合ピン16を上下方向に移動さ
せる。前記第1アーム部20aと前記第2アーム部20
bとは、略直線状に並ぶ用に配置され、残りの第3アー
ム部20cは、これらに対して略直行するように配置さ
れる。図4および図6のように、前記第3アーム部20
cの先端36には前記ボディ1側に突出す突起37を形
成する。
【0013】前記ボディ1の背面には、図3のように、
前記案内溝6を形成するために後方に膨出させた膨出部
38が形成され、該膨出部38の下側には前記第3アー
ム部20cの先端36が臨む係合部39を形成する。前
記係合部39の左右両側には第3アーム部20cがアン
ロック位置になると当接するアンロック壁40と第3ア
ーム部20cがロック位置になると当接するロック壁4
1とを形成し、係合部39の底面42の略中央には山形
に膨らんだ節動山部43を形成する。第3アーム部20
cの突起37は、係合部39の底面42に摺接し、ロッ
クレバー20を回転させると、突起37は節動山部43
を弾力的に乗り越えて移動する。この突起37と節動山
部43との作用により、ロックレバー20は、ロック位
置とアンロック位置のいずれか一方側に保持され、車両
の振動等により不用意にずれることが防止される。した
がって、ロックレバー20には位置決め用のオーバーセ
ンターバネは不要になる。
【0014】次に、ロックレバー20の構成について説
明する。本発明のロックレバー20は、基本的には、3
つのアーム部20a〜cからなるレバー部22と、レバ
ー部22の中心部に形成した軸部23とから構成され、
これらは、図5のように、合成樹脂により一体的に形成
される。円柱型の軸部23の先端には、レバー部22と
略平行方向に突出する抜止突起24が一体的に形成され
る。ロックレバー20が取付けられる前記バックプレー
ト21には、図7のように、止着孔25を形成する。止
着孔25は、軸部23に対応する丸孔26と突起24に
対応する切欠27から構成され、前記軸部23を止着孔
25に挿通して、約60度程回転させると、突起24と
切欠27とがずれて抜けなくなる。
【0015】前記突起24の先端部には、バックプレー
ト21の裏面に弾力的に当接する弾性片28を一体的に
形成する。弾性片28は、ロックレバー20をバックプ
レート21に止着すると、前記バックプレート21の裏
面に弾力的に当接するから、バックプレート21の厚み
が変化して、突起24とバックプレート21の裏面との
間隔が変化しても、ロックレバー20のガタ付を抑え
る。なお、弾性片28をレバー部22のバックプレート
21との当り面29に形成して、弾性片28がバックプ
レート21の表面に当接するようにしても同様の効果を
奏する。
【0016】図7および図8のように、バックプレート
21の右側には、一部を背面方向に屈曲させた屈曲プレ
ート30を形成し、屈曲プレート30の下部側にはL型
の中継レバー31を軸支する。中継レバー31の一端3
1aには前記内側ロック操作部材32に至るロッド33
を係止し、他端31bはロックレバー20の第2アーム
部20bに形成した係合孔20dに係合させる。
【0017】前記屈曲プレート30の上部側には、図8
のように、L型のインナーレバー45を支持軸46によ
り軸支する。インナーレバー45の一端47には内側ハ
ンドル48に至るロッド49を係合させる。
【0018】図9には、本願発明の要旨となるチャイル
ドレバー50が示してあり、その長孔51には前記支持
軸46を挿通させる。チャイルドレバー50には、図1
1に示したように、車両ドアのパネル53に形成した透
孔54を介して外部に突出する操作ノブ55を一体的に
形成する。外部に露出した操作ノブ55を直接指で摘ん
で切替操作すると、チャイルドレバー50は、長孔51
の他端57に支持軸46が位置するチャイルドロック位
置と(図12および図13)、長孔51の一端56に支
持軸46が位置する非チャイルドロック位置(図14お
よび図15)とに切り替わる。
【0019】前記チャイルドレバー50は、全体が合成
樹脂により形成され、その長孔51の中間位置には、長
孔51の幅を狭める方向に弾力的に膨らんだ節動部58
を形成する。節動部58は、チャイルドレバー50を切
り替えると、軸46と接触して切替抵抗を発生させ、こ
れにより、切替操作間隔を良好に保つと共に、チャイル
ドレバー50が振動等により不要に切り替わることを防
止する。
【0020】前記チャイルドレバー50には操作ノブ5
5とは反対側に飛び出す係合突起59と、前記オープン
レバー8の右端62と係合する係合アーム61とを形成
する。前記係合突起59は、チャイルドレバー50が非
チャイルドロック位置(図14および図15)にあると
きは、前記インナーレバー45の係合爪60の回転軌跡
上に臨み、このため、インナーレバー45が回転すると
チャイルドレバー50も連動して回転し、チャイルドレ
バー50の係合アーム61が前記オープンレバー8の右
端62と係合して、オープンレバー8を右転させること
ができる。しかし、係合突起59は、チャイルドレバー
50がチャイルドロック位置(図12および図13)に
なると、前記係合爪60の回転軌跡から外れ、インナー
レバー45が回転してもチャイルドレバー50は回転し
なくなる。
【0021】前記チャイルドレバー50は、図14にお
いて、実線で示された位置bにある操作ノブ55を点線
の位置aまで右転させるとチャイルドロック位置とな
る。また、操作ノブ55は、内側ハンドル48によりイ
ンナーレバー45を介してチャイルドレバー50を左転
させると、実線で示された位置bから点線の位置cに移
動する。このように、操作ノブ55は、点線の位置aと
点線の位置cとの間で移動するから、操作ノブ55が臨
んでいるドアパネル53の透孔54も、これに応じた形
状に形成され、実線で示された位置bにある操作ノブ5
5は、透孔54の略中間に位置することになる。このよ
うに、透孔54の略中間に操作ノブ55があると、利用
者は、どちらの方向に操作ノブ55を動かしていいのか
分からなくなる可能性があり、このため、ドアパネル5
3にチャイルドロック位置の方向を明記することもある
が、本発明では、操作ノブ55を不要な方向には動かせ
ないようにしてある。つまり、透孔54の位置c側に
は、図10に示したようなトンネル状の区画部64を形
成し、これにより、操作ノブ55を指で摘んでも位置c
側には移動させることができないようにしてある。
【0022】なお、チャイルドレバー50の、操作ノブ
55とは反対側の係合アーム61の先端は、図8によう
に、バックプレート21とオープンレバー8の右端62
との間に臨ませる。このようにすると、操作ノブ55を
指で摘んで切り替えるとき、係合アーム61の位置が適
度に保持されるので、切替が円滑に行える。つまり、係
合アーム61がブラブラした状態だと、回転中心が取れ
ないので、切替操作の円滑性が損なわれる。
【0023】図16には別の実施例のチャイルドレバー
50’を示している。この実施例では、チャイルドレバ
ー50’の切替方向が変更されているだけで、機能上の
差異はない。また、図17には、更に別の実施例のチャ
イルドレバー50”を示している。この実施例では、節
動部58”の形状を変更してある。
【0024】後席用ロック装置の構成は、以上のとおり
であるが、これに対応する前席用ロック装置を、念の
為、図18および図19に同一機能を奏するものは同一
の符号を用いて示しておく。図面から明らかなように、
主要構成部品は、両者同一であり、チャイルドロック機
構に関わる部分を除くと、オープンレバー8の構造位が
異なるだけである。なお、63はドアのキーシリンダで
ある。
【0025】
【作用】ロックレバー20がアンロック位置で、チャイ
ルドレバー50が非チャイルドロック位置(図8、図1
4)のときに、内側ハンドル48を開扉操作すると、ロ
ッド49を介してインナーレバー45は支持軸46を中
心に図14において左回転し、インナーレバー45の係
合爪60はチャイルドレバー50の係合突起59に当接
する。すると、チャイルドレバー50は左回転して、チ
ャイルドレバー50の係合アーム61はオープンレバー
8の右端62に係合し、オープンレバー8をバネ44の
弾力に抗して図2において左回転させる。これにより、
オープンレバー8の長孔14に係合している係合ピン1
6は右に移動して、ラチェットアーム17の係合端19
を押して、ラチェットアーム17を左回転させ、ピン1
8を介してラチェット4をラッチ3から離脱させて開扉
できる。
【0026】チャイルドレバー50をチャイルドロック
位置に切り替えるときは、ドアを開き、図11のよう
に、ドアパネル53の透孔54の位置bにある操作ノブ
55を摘んで位置a側に移動させる。すると、チャイル
ドレバー50は図14の位置から、図12の位置とな
り、チャイルドレバー50の係合突起59はインナーレ
バー45の係合爪60の回転軌跡から外れる。このた
め、前記のように内側ハンドル48を操作してインナー
レバー45を回転させても、係合爪60と係合突起59
とが係合しないから、チャイルドレバー50は回転せ
ず、したがって開扉はできない。
【0027】しかして、前記のように、チャイルドレバ
ー50を切り替えるときは、長孔51の中程に形成して
ある節動部58が、軸46と接触して、切替操作に対し
て適度な抵抗を付与するから、切替操作の感覚は良好と
なると共に、振動等により不用意に、チャイルドレバー
50が切り替わることも防止できる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明では、チャイルド
ロック機構を、内側ハンドル48に連結され支持軸46
を中心に回転するインナーレバー45と、回転するとオ
ープンレバー8を開扉回転させ得るチャイルドレバー5
0とから構成し、前記チャイルドレバー50には前記ド
アのパネルに形成した透孔54を介して外部に突出する
操作ノブ55を形成し、該操作ノブ55を切替え操作す
ると前記チャイルドレバー50は前記インナーレバー4
5と連動して回転する非チャイルドロック位置と前記イ
ンナーレバー45とは非連動となるチャイルドロック位
置とに切り替わるようにしたため、従来3つに分割され
た部品を1つにすることができる。また、透孔54には
チャイルドレバー50がインナーレバー45と連動して
回転すると操作ノブ55が入り込む区画部64を設けた
ため、操作ノブ55を誤った方向に切り替えることは防
止される。また、操作ノブ55はチャイルドレバー50
の一端側に形成し、前記チャイルドレバー50の他端側
はロック装置のバックプレート21またはこれに相当す
る不動部材に当接可能としたため、操作ノブ55により
切替操作を行うとき、チャイルドレバー50の他端側と
バックプレート21との当接により回転中心が取れ、円
滑な切替が可能となる。また、チャイルドレバー50は
インナーレバー45の支持軸46に挿通させる長孔51
を一体的に形成した合成樹脂製のレバーとし、前記長孔
51には前記チャイルドレバー50を切替えると前記支
持軸46と当接して弾力的に変位する節動部58を設け
たため、切替操作時に適度な抵抗を付与するから、切替
操作の感覚は良好となると共に、振動等により不用意
に、チャイルドレバー50が切り替わることも防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロック装置の正面図。
【図2】 ロック装置の背面図。
【図3】 ボディの背面図。
【図4】 ロックレバーの背面図。
【図5】 ロックレバーの一部切欠断面図。
【図6】 係合部の断面図。
【図7】 バックプレートの背面図。
【図8】 ロック装置の縦断側面図。
【図9】 チャイルドレバーの側面図。
【図10】 ドアパネルの透孔の斜視図。
【図11】 ドアパネルの透孔と操作ノブとの断面図。
【図12】 チャイルドロック状態図。
【図13】 チャイルドロックの作用図。
【図14】 非チャイルドロック状態図。
【図15】 非チャイルドロックの作用図。
【図16】 チャイルドレバーの第2実施例図。
【図17】 チャイルドレバーの第3実施例図。
【図18】 前席用ロック装置の背面図。
【図19】 前席用ロック装置の側面図。
【図20】 公知例図。
【符号の説明】 1…ボディ、2…ストライカ、3…ラッチ、4…ラチェ
ット、5…凹部、6…案内溝、7…軸、8…オープンレ
バー、9…係合部、10…外側ハンドル、11…回動
端、13…アーム、14…長孔、15…移動杆、16…
係合ピン、17…ラチェットアーム、18…ピン、19
…係合端、20…ロックレバー、20a…第1アーム
部、20b…第2アーム部、20c…第3アーム部、2
0d…係合孔、21…バックプレート、22…レバー
部、23…軸部、24…抜止突起、25…止着孔、26
…丸孔、27…切欠、28…弾性片、29…当り面、3
0…屈曲プレート、31…中継レバー、31a…一端、
31b…他端、32…内側ロック操作部材、33…ロッ
ド、34…軸、36…先端、37…突起、38…膨出
部、39…係合部、40…アンロック壁、41…ロック
壁、42…底面、43…節動山部、44…バネ、45…
インナーレバー、46…支持軸、47…一端、48…内
側ハンドル、49…ロッド、50…チャイルドレバー、
51…長孔、53…パネル、54…透孔、55…操作ノ
ブ、56…一端、57…他端、58…節動部、59…係
合突起、60…係合爪、61…係合アーム、62…右
端、63…キーシリンダ、64…区画部。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉側に取付けたドアロック装置に、オー
    プンレバー8と、内側ハンドル48の開扉操作で回転す
    るインナーレバー45とを設けたものにおいて、前記オ
    ープンレバー8と前記インナーレバー45との間には、
    チャイルドロック位置にすると前記インナーレバー45
    を回転させても回転しないが非チャイルドロック位置に
    すると前記インナーレバー45の回転で共に回転して前
    記オープンレバー8を回転させうる一個のチャイルドレ
    バー50を設け、該チャイルドレバー50には扉のドア
    パネル53の透孔54を介して外部に露出する操作ピン
    55を設けた車両ドアロック装置におけるチャイルドロ
    ック機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記チャイルドレバ
    ー50は、前記インナーレバー45を軸止する軸46に
    対して長孔51により該長孔51の両端の間を変位する
    ように取付け、前記チャイルドレバー50を前記長孔5
    1の一端に変位させると前記チャイルドレバー50と前
    記インナーレバー45は係合し、前記チャイルドレバー
    50を前記長孔51の他端に変位させると前記チャイル
    ドレバー50と前記インナーレバー45は非係合となる
    ようにした車両ドアロック装置におけるチャイルドロッ
    ク機構。
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