JPH0778321A - 磁気ディスク装置及び磁気ディスクのサーボ情報記録方法 - Google Patents

磁気ディスク装置及び磁気ディスクのサーボ情報記録方法

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JPH0778321A
JPH0778321A JP22480093A JP22480093A JPH0778321A JP H0778321 A JPH0778321 A JP H0778321A JP 22480093 A JP22480093 A JP 22480093A JP 22480093 A JP22480093 A JP 22480093A JP H0778321 A JPH0778321 A JP H0778321A
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JP22480093A
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Takahisa Ueno
▲隆▼久 上野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は磁気ディスク装置及び磁気ディスク
のサーボ情報記録方法に関し、アジマス角に影響されず
に、読み込みギャップが、書き込みギャップにより形成
されたトラックを正確にトレースすることができること
を目的とする。 【構成】 ディスク24には、データ記録時に書き込み
ギャップがデータトラックを正確にトレースするための
記録用サーボ情報と、データ再生時に読み込みギャップ
がデータトラックを正確にトレースするための再生用サ
ーボ情報とが、各データトラックに対応して記録されて
いる。位置信号リード制御部14は、データ記録時に
は、読み込んだ記録用サーボ情報から、また、データ再
生時には、読み込んだ再生用サーボ情報からヘッド位置
誤差情報を生成する。VCM位置決め制御部13は、ヘ
ッド位置誤差情報に基づいてVCM駆動電流を生成し
て、複合ヘッド26を位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置及び磁
気ディスクのサーボ情報記録方法に係り、特に、書き込
みギャップと読み込みギャップが分離して配置されたヘ
ッドが回転型ヘッド位置決め機構に設けられた、セクタ
サーボ方式の磁気ディスク装置及びサーボ情報記録装置
に関する。
【0002】近年、ディスク媒体、ヘッドが小型化さ
れ、記憶容量の高密度化と転送速度の高速化も進み、デ
ィスク媒体上の磁気記録ビット面積が小さくなってお
り、媒体ノイズ等の外乱の影響が問題になっている。そ
こで、書き込みギャップと読み込みギャップが分離して
配置されたヘッドが考えられている。
【0003】書き込みギャップと読み込みギャップが分
離して配置されたヘッドを用いる磁気ディスク装置で
は、データ記録・再生時に、正確にデータトラックをト
レースできることが必要とされている。
【0004】
【従来の技術】従来、ハードディスク装置等の磁気ディ
スク装置では、一般的に、書き込みギャップと読み込み
ギャップが共用のヘッドを用いている。ヘッドには、例
えば、インダクティブ・ヘッドが使用されている。
【0005】近年、磁気ディスク装置の小型化により、
ディスク媒体、ヘッドが小型化され、記憶容量の高密度
化と転送速度の高速化も進み、ディスク媒体上の磁気記
録ビット面積が小さくなっている。このため、媒体ノイ
ズ等の外乱の影響が問題になっている。そこで、一体の
ヘッドに書き込みギャップと読み込みギャップが分離し
て配置された複合ヘッドが考えられている。
【0006】図14は、書き込みギャップwと読み込み
ギャップrが分離して配置された複合ヘッドの説明図を
示す。多くの小型磁気ディスク装置は、ボイス・コイル
・モータ等により回転駆動する、回転型のヘッド位置決
め機構を有する。図14(A)に示すように、支点71
を中心に回転するアーム25の先端付近に複合ヘッド2
6が設けられている。
【0007】複合ヘッド26では、図14(B)に示す
ように、書き込みギャップwと読み込みギャップrとが
所定間隔で平行に配置されている。
【0008】ディスク媒体(以下、ディスクと記す)2
4には、各データトラックに対応して、複合ヘッド26
をデータトラックに位置決めするためのサーボ情報が記
録されている。このサーボ情報を読み込みギャップrで
読み込んで得た位置誤差信号を基にして、読み込みギャ
ップrをサーボ情報で規定されるデータトラックに位置
決めした状態で、データの記録再生が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】回転型ヘッド位置決め
機構を用いた磁気ディスク装置では、アジマス角(ディ
スク半径方向とヘッドとのなす角度)が有る。磁気ディ
スク装置の小型化に伴い、このアジマス角のトラック毎
の変化率が大きくなる。
【0010】図14(B)は、複合ヘッド26がディス
ク内周のトラックK1 をトレースするときの説明図で、
アジマス角はほとんど問題ない大きさである。この場
合、読み込みギャップrがトレースするトラック(読み
込みトラック)と書き込みギャップwがトレースするト
ラック(書き込みトラック)とは、一致している。
【0011】従って、読み込みギャップrをサーボ情報
で規定されるデータトラックに位置決めした状態で、書
き込みギャップwで形成した書き込みトラックは、サー
ボ情報で規定されるデータトラックに一致している。こ
のため、データ再生時は、読み込みギャップrをサーボ
情報で規定されるデータトラックに位置決めした状態
で、形成された書き込みトラックを正しくトレースする
ことができる。
【0012】図14(C)は、複合ヘッド26がディス
ク外周のトラックK2 をトレースするときの説明図で、
アジマス角が大きい。この場合、読み込みトラックと書
き込みトラックにずれが生じる。図14(C)では、ア
ジマス角により、破線で示す書き込みトラックが、実線
で示す読み込みトラックよりも上側にずれている。
【0013】この場合、読み込みギャップrをサーボ情
報で規定されるデータトラックに位置決めした状態で、
書き込みギャップwで形成した書き込みトラックは、サ
ーボ情報で規定されるデータトラックからずれを生じて
いる。このため、データ再生時に、読み込みギャップr
をサーボ情報で規定されるデータトラックに位置決めし
た状態では、読み込みギャップrが形成された書き込み
トラックからずれて、正確にトレースできない。場合に
よっては、隣のトラックのデータトラックの一部を読み
込んでしまうことも生じる。従って、書き込んだデータ
を正確に読み出せないという問題が生じる。
【0014】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、書き込みギャップと読み込みギャップが分離して配
置された複合ヘッドを有し、アジマス角に影響されず
に、読み込みギャップが、書き込みギャップにより形成
されたトラックを正確にトレースすることができる磁気
ディスク装置及び磁気ディスクのサーボ情報記録方法を
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、書き
込みギャップと読み込みギャップが所定間隔で平行に分
離して配置された複合ヘッドが回転型ヘッド位置決め機
構の先端に設けてあり、磁気ディスクに記録されたヘッ
ド位置決め用のサーボ情報を再生して複合ヘッドをデー
タトラックに位置決めして、データの記録再生を行う磁
気ディスク装置において、データ記録時に書き込みギャ
ップがデータトラックを正確にトレースするように上記
複合ヘッドを位置決めするための記録用サーボ情報と、
データ再生時に読み込みギャップがデータトラックを正
確にトレースするように上記複合ヘッドを位置決めする
ための再生用サーボ情報とが、各データトラックにおけ
る上記複合ヘッドのアジマス角に応じた距離だけ上記記
録用サーボ情報のトラック境界と上記再生用サーボ情報
のトラック境界とを離して記録された磁気ディスクと、
データ記録時には、読み込んだ上記記録用サーボ情報か
らヘッド位置誤差情報を生成し、データ再生時には、読
み込んだ上記再生用サーボ情報からヘッド位置誤差情報
を生成するヘッド位置誤差情報生成手段と、上記ヘッド
位置誤差情報生成手段から供給されたヘッド位置誤差情
報に基づいて上記複合ヘッドを位置決めするヘッド位置
決め制御手段とを有する構成とする。
【0016】請求項2の発明は、前記磁気ディスクは、
データの記録及び再生時に共用する共用サーボ情報のト
ラック境界を、前記記録用サーボ情報のトラック境界及
びトラック幅の中心に一致させるか又は前記再生用サー
ボ情報のトラック境界及びトラック幅の中心に一致させ
て、上記共用サーボ情報が記録されている。
【0017】請求項4の発明は、データトラック幅に対
応するコア幅の中心位置で第1及び第2のギャップに分
離された書き込みギャップと読み込みギャップが所定間
隔で平行に分離して配置された複合ヘッドが回転型ヘッ
ド位置決め機構の先端に設けてあり、磁気ディスクに記
録されたヘッド位置決め用のサーボ情報を再生して上記
複合ヘッドをデータトラックに位置決めしてデータの記
録再生を行う磁気ディスク装置に使用する上記磁気ディ
スクに上記サーボ情報を記録する磁気ディスクのサーボ
情報記録方法において、上記複合ヘッドの位置に対応し
たヘッド位置信号を生成するヘッド位置検出手段が生成
するヘッド位置信号を用いて、上記複合ヘッドを位置決
めした状態で、データ記録時に上記書き込みギャップが
データトラックを正確にトレースするように上記複合ヘ
ッドを位置決めするための記録用サーボ情報を、上記第
1及び第2のギャップの一方又は両方を用いて記録し、
上記記録された記録用サーボ情報を読み込んで得たヘッ
ド位置誤差情報を基に上記複合ヘッドを位置決めした状
態で、データ再生時に上記読み込みギャップがデータト
ラックを正確にトレースするように上記複合ヘッドを位
置決めするための再生用サーボ情報を、上記第1のギャ
ップと第2のギャップの境界部が上記再生用サーボ情報
のトラック境界を形成するように、上記第1又は第2の
ギャップの一方を用いて記録する。
【0018】請求項5の発明は、前記磁気ディスクに記
録された記録用サーボ情報を読み込んで得たヘッド位置
誤差情報を基に前記複合ヘッドを位置決めした時のヘッ
ド位置検出手段によるヘッド位置信号を記憶した後、前
記再生用サーボ情報の記録時に、上記ヘッド位置信号が
上記記憶したヘッド位置信号に一致するように上記複合
ヘッドを位置決めして前記再生用サーボ情報を記録す
る。
【0019】
【作用】請求項1の発明では、データ記録時には、読み
込んだ記録用サーボ情報を用いて、書き込みギャップが
データトラックを正確にトレースするように複合ヘッド
を位置決めし、データ再生時には、読み込んだ再生用サ
ーボ情報を用いて、読み込みギャップがデータトラック
を正確にトレースするように複合ヘッドを位置決めす
る。このため、複合ヘッドのアジマス角に影響されず
に、読み込みギャップが、書き込みギャップにより形成
されたデータトラックを正確にトレースすることがで
き、書き込んだデータを正確に読み出すことを可能とす
る。
【0020】請求項2の発明では、データの記録及び再
生時に共用する共用サーボ情報のトラック境界を、前記
記録用サーボ情報のトラック境界及びトラック幅の中心
に一致させるか又は前記再生用サーボ情報のトラック境
界及びトラック幅の中心に一致させて、上記共用サーボ
情報を一組だけ記録しておけばよい。このため、共用サ
ーボ情報をデータ記録時用とデータ再生時用に別々に設
ける場合に比べて、必要な領域を小さくすることを可能
とする。
【0021】請求項4の発明では、記録済の記録用サー
ボ情報を用いて複合ヘッドを位置決めした状態で、第1
のギャップと第2のギャップの境界部で再生用サーボト
ラックの境界を形成することができる。このため、第1
及び第2のギャップに分離していない書き込みギャップ
で、ヘッド位置検出手段によるヘッド位置信号のみを用
いる場合に比べて、より精密に複合ヘッドの位置決めを
行うことができ、より位置精度の高い再生用サーボ情報
を記録することを可能とする。
【0022】請求項5の発明では、記録用サーボ情報を
用いて複合ヘッドを位置決めした時のヘッド位置信号を
記憶し、ヘッド位置信号を記憶した時点から磁気ディス
ク1周分以上後の時点で、記憶したヘッド位置信号を用
いて、再生用サーボ情報の記録位置よりも十分手前で複
合ヘッドを位置決めした状態で、再生用サーボ情報を記
録することができる。このため、再生用サーボ情報の記
録位置が、記録用サーボ情報の記録位置に近接している
場合、より正確に再生用サーボ情報を記録することを可
能とする。
【0023】
【実施例】図1は本発明の一実施例の磁気ディスク装置
の構成図を示す。磁気ディスク装置11は、ディスクエ
ンクロージャ12、ボイス・コイル・モータ(VCM)
位置決め制御部13、位置信号リード制御部14、デー
タ・リード/ライト制御部15、ディスク回転数制御部
16、上位コントローラ17からなる。ディスクエンク
ロージャ12は、磁気ディスク媒体24、モータ21、
アーム25、複合ヘッド26、ボイス・コイル・モータ
(VCM)23、ライト/リードアンプ22からなる。
【0024】ディスク24には、後述するサーボ情報が
記録されている。位置信号リード制御部14は、ライト
/リードアンプ22からのヘッド出力信号からサーボ情
報を検出して、サーボ情報から得られるトラック番号,
ヘッド位置誤差情報等のヘッド位置情報をVCM位置決
め制御部13に供給する。
【0025】VCM位置決め制御部13には、上位コン
トローラ17から、目標トラックへのヘッド移動命令、
また、データの記録・再生の指定等の情報が供給され
る。
【0026】VCM位置決め制御部13は、ヘッド移動
命令に従って、ヘッド位置情報を基にしてヘッド位置制
御量を算出し、ヘッド位置制御量に応じたVCM駆動電
流をVCM23に供給する。VCM23は、VCM駆動
電流によりアーム25を駆動させ、複合ヘッド26のシ
ーク動作、指定トラックへの追従動作を行う。
【0027】また、データ・リード/ライト制御部15
は、上位コントローラ17からの命令に従って、データ
の記録・再生の制御を行う。
【0028】また、ディスク回転数制御部16は、ディ
スク24が所定の速度で回転するようにモータ21を制
御する。
【0029】図2は、複合ヘッド26の構造の説明図を
示す。図2(A)に示すように、複合ヘッド26は、回
転駆動するアーム25の先端付近に設けられている。複
合ヘッド26は、スライダ27の端部にヘッド部28が
設けられたものである。図2(B)は、ヘッド部28の
部分拡大図を示す。なお、図2(B)では、書き込みヘ
ッド31は、Z1 2 線での断面表示である。
【0030】ヘッド部28は、分離して配置された書き
込みヘッド31と読み込みヘッド35からなる。ディス
ク24の回転により、トラックに形成された磁化パター
ンが複合ヘッド26に対してディスク24の円周方向に
移動し、複合ヘッド26のシーク動作時は、複合ヘッド
26は、ディスク半径方向に移動する。
【0031】書き込みヘッド31は、コア33とコイル
32からなり、コア先端部に書き込みギャップwが形成
されている。書き込みギャップwのディスク半径方向の
寸法(ギャップwのコア幅)が、書き込みトラックの幅
を決める。データの記録の際は、移動するトラックにデ
ータに対応する磁化パターンが記録される。
【0032】読み込みヘッド35には、MR素子を用い
ており、MR素子の先端部に読み込みギャップrが形成
されている。読み込みギャップrのディスク半径方向の
寸法(ギャップrのコア幅)が、読み込みトラックの幅
を決める。トラックに記録されたデータを読み込みギャ
ップrで再生する際は、磁界変化に対応するセンス電流
が端子36を介して得られる。
【0033】次に、磁気ディスク装置11のディスク2
4に記録された、サーボ情報について説明する。図3
は、ディスク24に記録されたサーボ情報とヘッド位置
決めの説明図を示す。図3では、データトラックn−
1,n,n+1の部分について記載している。
【0034】磁気ディスク装置11は、セクタサーボ方
式を用いており、各セクタは、サーボ領域とサーボ領域
の後に位置するデータ領域からなる。サーボ情報は、各
セクタのサーボ領域に記録されている。
【0035】サーボ情報は、共用部41、記録サーボ情
報部42、再生サーボ情報部43の夫々に記録される。
共用部41は、セクタの先頭から所定データ長後に位置
している。
【0036】共用部41には、データ記録時とデータ再
生時で共用できる、データトラック番号、セクタ番号等
(コード情報)が記録される。なお、セクタ番号は、必
ずしも必要ではない。記録サーボ情報部42には、デー
タ記録時に書き込みギャップwがデータトラックを正確
にトレースするように複合ヘッド26を位置決めするた
め記録サーボ情報WS が記録されている。また、再生サ
ーボ情報部43には、データ再生時に読み込みギャップ
rがデータトラックを正確にトレースするように複合ヘ
ッド26を位置決めするための再生サーボ情報RS が記
録されている。
【0037】図3は、アジマス角により、書き込みギャ
ップwによる書き込みトラックと、読み込みギャップr
による読み込みトラックがずれている場合を示してい
る。
【0038】各データトラックの境界LD は、破線で示
される。再生サーボ情報RS のトラック境界LR は、デ
ータトラック幅の中心に位置しており(破線で示す)、
再生サーボ情報RS のトラック幅の中心は、データトラ
ックの境界LD に一致している。
【0039】記録サーボ情報WS のトラック位置と再生
サーボ情報RS のトラック位置との関係は、アジマス角
により変化する。アジマス角が無視できる程小さいトラ
ックでは、記録サーボ情報WS のトラック位置は、再生
サーボ情報RS のトラック位置に一致する。図3では、
アジマス角により、記録サーボ情報WS のトラック境界
W は、再生サーボ情報RS のトラック境界LR (即
ち、データトラック中心位置)より少し下側に位置して
おり、記録サーボ情報WS のトラック幅の中心は、デー
タトラックの境界LD よりも少し下側に位置している。
【0040】図3で、共用部41、記録サーボ情報部4
2、再生サーボ情報部43の各トラック中の縦の実線
は、磁化の向きが反転する位置を示している。共用部4
1には、データトラック番号等が、磁化パターンで記録
されている。データトラック全幅にわたる磁化パターン
と、データトラックの約半分の幅の磁化パターンとで
は、再生されるコードが異なる。また、データトラック
番号については、通常、グレーコードが使用される。
【0041】なお、共用部41の磁化パターンのトラッ
ク境界は、再生サーボ情報RS のトラック境界LR 、又
は、再生サーボ情報RS のトラック幅の中心に一致させ
てある。
【0042】図4は、記録サーボ情報WS と再生サーボ
情報RS を読み込んで得られる信号の説明図を示す。図
3,図4に示すように、記録サーボ情報部42には、記
録サーボ情報WS として、磁化パターンWS1,WS2が、
隣接する記録サーボトラックごとに互い違いの位置に、
記録されている。
【0043】各データトラックにおいて、記録サーボ情
報WS を読み込む際には、読み込みギャップrで磁化パ
ターンWS1,WS2の順に信号を再生する。この際の磁化
パターンWS1,WS2は、境界LW を挟んで上下に隣接す
る記録サーボトラック夫々に記録された磁化パターンで
ある。
【0044】図4のvW は、読み込みギャップrが図中
の位置にあるときの、磁化パターンWS1,WS2の再生信
号を示す。図4では、読み込みギャップrが、記録サー
ボトラックの境界位置LW よりも少し上側にあり、磁化
パターンWS2の方が、読み込みギャップrと重なる面積
が大きくなる。このため、再生信号vW は、磁化パター
ンWS1に対する振幅よりも、磁化パターンWS2に対する
の振幅の方が大きくなる。
【0045】読み込みギャップrを位置決めする際は、
磁化パターンWS2に対する振幅と磁化パターンWS2に対
する振幅が等しくなるようにする。これにより、読み込
みギャップrのコア幅の中心位置が、記録サーボトラッ
クの境界LW に合わせられる。
【0046】記録サーボ情報WS と同様に、図3,図4
に示すように、再生サーボ情報部43には、再生サーボ
情報RS として、磁化パターンRS1,RS2が、隣接する
再生サーボトラックごとに互い違いの位置に、記録され
ている。
【0047】各データトラックにおいて、再生サーボ情
報RS を読み込む際には、読み込みギャップrで磁化パ
ターンRS1,RS2の順に信号を再生する。
【0048】図4のvR は、読み込みギャップrが図中
の位置にあるときの、磁化パターンRS1,RS2の再生信
号を示す。図4では、読み込みギャップrが、再生サー
ボトラックの境界位置LR よりも少し上側にある。この
ため、再生信号vR は、磁化パターンRS1に対する振幅
よりも、磁化パターンRS2に対する振幅の方が大きくな
る。
【0049】読み込みギャップrを位置決めする際は、
磁化パターンRS2に対する振幅と磁化パターンRS2に対
する振幅が等しくなるようにして、読み込みギャップr
のコア幅の中心位置が、再生サーボトラックの境界LR
に合わせられる。
【0050】記録サーボトラックに関しては、読み込み
ギャップrの中心が記録サーボトラックの境界LW に一
致したときに、書き込みギャップwがデータトラックを
正確にトレースするように、記録サーボトラックの境界
W が、各データトラックにおけるアジマス角に対応し
た位置に形成されている。
【0051】データ記録時には、記録サーボ情報WS
読み込みギャップrで読み込んで得た再生信号vW
ら、読み込みギャップrの中心を記録サーボトラックの
境界L W に位置決めする。このように位置決めした状態
で、書き込みギャップwでデータ領域にデータを記録す
る。上記のように、記録サーボトラックの境界LW 位置
をアジマス角に応じて決めているため、データ記録時
は、書き込みギャップwによる書き込みトラックは、正
確にデータトラックに一致している。図3のPW は、デ
ータ記録時の、書き込みギャップwと読み込みギャップ
rの位置関係を示している。
【0052】データ再生時には、再生サーボ情報RS
読み込みギャップrで読み込んで得た再生信号vR
ら、読み込みギャップrの中心を再生サーボトラックの
境界L R (即ち、データトラックの中心)に位置決めす
る。このように位置決めした状態で、読み込みギャップ
rでデータ領域のデータを再生する。この際、読み込み
ギャップrは、データトラックを正確にトレースする。
図3のPR は、データ再生時の、書き込みギャップwと
読み込みギャップrの位置関係を示している。
【0053】なお、共用部41の磁化パターンのトラッ
ク境界は、再生サーボ情報RS のトラック境界LR に一
致させてある。
【0054】データ記録の際でも、データ再生の際で
も、一つの共用部41から必要なサーボ情報を読める。
このため、データ記録時用とデータ再生時用に分けてデ
ータトラック番号等のコード情報を記録する必要が無
く、余分な記憶領域を必要としない。
【0055】なお、共用部41の磁化パターンのトラッ
ク境界は、記録サーボ情報WS のトラック境界LW に一
致させて形成してもよい。この場合は、記録サーボ情報
Sを用いて、読み込みギャップrの中心を記録サーボ
トラックの境界LW に位置決めして、共用部41のサー
ボ情報を読み込む。
【0056】上記のようにして、本実施例の磁気ディス
ク装置11では、アジマス角の影響を受けずに、書き込
みギャップwによりデータが記録されたデータトラック
を、読み込みギャップrで正確にトレースでき、書き込
んだデータを正確に読み出すことができる。
【0057】また、読み込みギャップrがデータトラッ
クを正確にトレースできるため、アジマス角対策として
書き込みギャップwの幅を読み込みギャップrの幅に対
して大幅に大きくする必要がなく、更なる高密度化、装
置の小型化を実現することができる。
【0058】なお、図3の例では、記録サーボ情報WS
の磁化パターンWS1,WS2と、再生サーボ情報RS の磁
化パターンWS1,WS2、RS1,RS2は、信号1周期分の
パターンを用いているが、雑音レベルが大きい場合は、
信号複数周期分のパターンとして、雑音の影響を防ぐよ
うにしてもよい。
【0059】図5は、書き込みギャップが、データトラ
ック幅に対応するコア幅の中心位置で2つの書き込みギ
ャップw1,w2に分離されている場合の、ヘッド位置
決めの説明図を示す。サーボ情報は、ギャップが2つに
分離されていない書き込みギャップwの場合(図3)と
全く同様である。
【0060】データ記録時、データ再生時のヘッドの位
置決めは、ギャップw1,w2の両方を用いることで、
図3のギャップが分離していない場合と、全く同様に行
うことができる。
【0061】次に、磁気ディスク装置11において、上
記サーボ情報を読み込んでヘッド位置を制御する、図1
の位置信号リード制御部14とVCM位置決め制御部1
3について説明する。
【0062】図6は、位置信号リード制御部14とVC
M位置決め制御部13の構成図を示す。位置信号リード
制御部14には、ヘッド出力信号から、データトラック
番号、ヘッド位置誤差情報等からなる位置情報を生成す
る位置情報復調回路51が設けられている。
【0063】VCM位置決め制御部13は、位置情報復
調回路51から供給される位置情報を基に、ヘッド位置
制御量を算出して、VCM駆動信号を生成するVCM制
御回路52と、VCM制御回路52から供給されるVC
M駆動信号を増幅してVCM駆動電流を生成してVCM
23に供給するパワーアンプ53からなる。
【0064】なお、VCM位置決め制御部13は、上位
コントローラ17からのデータ記録又は再生の指定に従
って、データ・リード/ライト切り換え信号を位置情報
復調回路51に供給する。位置情報復調回路51は、デ
ータ・リード/ライト切り換え信号でデータ記録が指定
されたときは、記録サーボ情報WS を基にヘッド位置誤
差情報を生成し、データ再生が指定されたときは、再生
サーボ情報RS を基にヘッド位置誤差情報を生成する。
【0065】図7は、位置情報復調回路51の構成図を
示す。位置情報復調回路51は、ゲート信号生成回路5
6、コード情報復調回路55、選択回路57、位置誤差
復調回路58、位置情報生成回路59からなる。
【0066】ゲート信号生成回路56は、各セクタのサ
ーボ領域中の各サーボ情報を検出するためのゲート信号
を生成する。前記のサーボ領域の共用部41のサーボ情
報を検出するためのゲート信号が、コード情報復調回路
55に供給される。また、サーボ領域の記録サーボ情報
S 用のゲート信号、再生サーボ情報RS 用のゲート信
号が、選択回路57に供給される。
【0067】選択回路57は、データ・リード/ライト
切り換え信号でデータ記録が指定されたときは、記録サ
ーボ情報WS 用ゲート信号を位置誤差復調回路58に供
給する。また、データ再生が指定されたときは、再生サ
ーボ情報RS 用ゲート信号を位置誤差復調回路58に供
給する。
【0068】位置誤差復調回路58は、選択回路57か
ら供給されるゲート信号を用いて、記録サーボ情報WS
又は再生サーボ情報RS を検出し、この検出した信号を
基にして位置誤差情報を生成する。
【0069】コード情報復調回路55は、共用部41に
記録されているデータトラック番号等のコード情報(サ
ーボ情報)を復調して、位置情報生成回路59に供給す
る。
【0070】位置情報生成回路59は、コード情報復調
回路55から供給されるトラック番号等のコード情報
と、位置誤差復調回路58から供給される位置誤差情報
を、位置情報として出力する。
【0071】次に、磁気ディスク装置11における、ヘ
ッド位置決め制御の処理手順について説明する。図8
は、データの記録・再生時にVCM制御回路52が行
う、ヘッド位置決め制御のフローチャートを示す。
【0072】磁気ディスク装置11が動作を開始する
と、VCM制御回路52は、上位コントローラ17から
の移動命令を受けない間、待機中の処理を行う(ステッ
プ101)。ステップ102で、上位コントローラ17
から移動命令を受けたかどうかを判断する。移動命令を
受けたと判断すると、ステップ103に進む。
【0073】ステップ103〜106では、複合ヘッド
26を目標トラックに移動させる。ステップ103で
は、位置情報復調回路51から供給される位置情報か
ら、共用部41に記録されているコード情報のうちデー
タトラック番号を読み込む。
【0074】ステップ104では、位置情報復調回路5
1から供給される位置情報から、位置誤差情報を読み込
む。なお、図3に示すように共用部41のトラック境界
が、再生サーボトラックの境界に合わせてある場合は、
位置情報復調回路51に供給するデータ・ライト/リー
ド切り換え信号をリード側にして、再生サーボ情報R S
を選択させておく。これにより、再生サーボ情報RS
基にした位置誤差情報を読み込む。
【0075】ステップ105では、ステップ103で読
み込んだデータトラック番号が、目標トラック番号に一
致したかどうかを判断する。読み込んだデータトラック
番号が、目標トラック番号に一致した場合は、目標トラ
ック内に入ったとして複合ヘッド26の移動処理を終了
してステップ107に進む。
【0076】データトラック番号が目標トラックに不一
致の場合は、ステップ106に進む。ステップ106で
は、ステップ103で読み込んだ現在のデータトラック
番号と目標トラック番号の差と、ステップ104で読み
込んだ位置誤差情報とから、ヘッド移動制御量を計算す
る。この算出したヘッド移動制御量に応じたVCM駆動
信号を生成して、パワーアンプ53に供給する。これに
より、複合ヘッド26が目標トラックと現在のトラック
の距離に応じた所定速度で駆動される。ステップ106
の後、ステップ103に戻って、ヘッドの移動処理を続
ける。
【0077】ステップ107〜ステップ112では、目
標トラック内でのデータの記録又は再生の際のヘッド位
置決め処理を行う。ステップ107では、データ処理モ
ードが、データ書き込みモードであるか、データ読み出
しモードであるかを、上位コントローラ17からのモー
ド指定情報により判断する。データ書き込みモードであ
る場合は、ステップ108にて、データ・ライト/リー
ド切り換え信号をライト側にして、位置情報復調回路5
1に、記録サーボ情報WS を選択させる。また、データ
読み出しモードである場合は、ステップ109にて、デ
ータ・ライト/リード切り換え信号をリード側にして、
位置情報復調回路51に、再生サーボ情報RS を選択さ
せる。
【0078】ステップ110では、位置情報復調回路5
1から供給される位置情報から、位置誤差情報を読み込
む。この位置誤差情報は、データトラック内のいずれか
一つのセクタについてのものである。データ書き込みモ
ードである場合は、位置誤差情報は、読み込んだ記録サ
ーボ情報WS に基づいた位置誤差情報であり、データ読
み出しモードである場合は、位置誤差情報は、読み込ん
だ再生サーボ情報RSに基づいた位置誤差情報である。
【0079】ステップ111では、ステップ110で読
み込んだ、現在のセクタの位置誤差情報に基づいて、ヘ
ッド位置決め制御量を計算する。このヘッド位置決め制
御量の算出値に応じたVCM駆動信号を生成してパワー
アンプ53に供給する。
【0080】これにより、データ書き込みモードでは、
読み込んだ記録サーボ情報WS に基づいて、書き込みギ
ャップwがデータトラックを正確にトレースするよう
に、複合ヘッド26が位置決めされる。また、データ読
み出しモードでは、読み込んだ再生サーボ情報RS に基
づいて、読み込みギャップrがデータトラックを正確に
トレースするように、複合ヘッド26が位置決めされ
る。
【0081】ステップ111で複合ヘッド26の位置決
めがされた後、データ・リード/ライト制御部15によ
り、現在のセクタのデータ領域においてデータの書き込
み又は再生が行われる。
【0082】ステップ112では現在のデータトラック
中での、データの書き込み又は読み出しが終了したかど
うかを、上位コントローラ17からのデータ処理終了情
報から判断する。
【0083】データの書き込み又は読み出しが終了して
いない場合は、ステップ110に戻って、次のセクタで
のヘッド位置決め制御を行う。データの書き込み又は読
み出しが終了した場合は、ステップ101に戻って、次
の、ヘッド移動命令を待つ。
【0084】次に、ディスク24にサーボ情報を記録す
るサーボ情報記録装置について説明する。図9は、サー
ボ情報記録装置61の構成図を示す。サーボ情報記録装
置61は、ディスクエンクロージャ12、ボイス・コイ
ル・モータ(VCM)位置決め制御部63、位置信号リ
ード/ライト制御部64、ディスク回転数制御部16、
制御用コントローラ65、外部測長部66からなる。外
部測長部66は、レーザ測長システム67、インターフ
ェロメータ68、反射ミラー69からなる。
【0085】ディスクエンクロージャ12は、サーボ情
報の記録後に図1の磁気ディスク装置11に搭載する部
分である。
【0086】位置信号リード/ライト制御部64は、制
御コントローラ65から供給されるサーボ情報を、ライ
ト/リードアンプ22に供給する。これにより、複合ヘ
ッド26の書き込みヘッドにより、サーボ情報がディス
クに記録される。
【0087】また、位置信号リード/ライト制御部64
は、制御用コントローラ65の指示に従って、読み込み
ヘッド、ライト/リードアンプ22を介して読み込まれ
た記録済のサーボ情報WS から、ヘッド位置誤差情報を
生成して、制御用コントローラ65に供給する。
【0088】VCM位置決め制御部63には、制御用コ
ントローラ65から供給されるヘッド位置制御情報に基
づいて、複合ヘッド26の位置制御を行う。レーザ測長
システム67は、インターフェロメータ68を介して反
射ミラー69にレーザを照射する。このときの反射光を
検出して、アーム25の回転角度を測定する。この測定
した回転角から複合ヘッド26の位置を示すヘッド位置
信号を生成して、制御用コントローラ65に供給する。
【0089】制御用コントローラ65は、外部測長部6
6から供給されるヘッド位置信号、又は、位置信号リー
ド/ライト制御部64から供給される位置誤差情報を用
いて、ヘッド位置制御情報を生成して、VCM位置決め
制御部63に供給する。
【0090】VCM位置決め制御部63は、制御用コン
トローラ65から供給されるヘッド位置制御情報に基づ
いて、ヘッド位置制御量を算出し、ヘッド位置制御量に
応じたVCM駆動電流をVCM23に供給する。VCM
23は、VCM駆動電流によりアーム25を回動させ、
複合ヘッド26を位置決めする。
【0091】また、ディスク回転数制御部16は、ディ
スク24が所定の速度で回転するようにモータ21を制
御する。
【0092】次に、サーボ情報記録装置61における、
サーボ情報の記録手順について説明する。ここでは、複
合ヘッド26が、書き込みギャップがギャップw1とw
2に分離されている場合で説明する。サーボ情報のう
ち、先ず、記録サーボ情報WSを記録する。
【0093】記録サーボ情報WS を記録する際は、外部
測長部66から供給されるヘッド位置信号を用いて複合
ヘッド26を位置決めした状態で、記録サーボ情報WS
を記録する。
【0094】図10は、ギャップw1とw2両方を用い
て、記録サーボ情報WS を記録する場合の説明図を示
す。図10では、データトラックn−1,nにかかる記
録サーボトラックを形成する手順を示している。図中、
斜線部は、書き込みギャップw1,w2が描く軌跡を示
している。
【0095】先ず、図10(A)に示すように、外部測
長部66からのヘッド位置信号を用いて、ギャップw2
の上端が、データトラックn−1内の記録サーボトラッ
クの境界LW を形成すべき位置にくるように、複合ヘッ
ド26を位置決めする。記録サーボトラックの境界LW
位置は、アジマス角に応じて予め算出して決められる。
この状態で、磁化パターンWS2の上側を記録している。
これにより、データトラックn−1の中心付近の所定位
置に、記録サーボトラックの境界LW がギャップw2の
上端で形成される。
【0096】次に、図10(B)に示すように、ヘッド
位置信号を用いて複合ヘッド26を記録サーボトラック
の半分の幅だけ下側の位置に位置決めした状態で、磁化
パターンWS2の下側を記録している。この際、図10
(A)の位置で記録した部分に重なるように記録してい
るため、記録部分にすきまが生じることが無い。
【0097】次に、図10(C)に示すように、ヘッド
位置信号を用いて複合ヘッド26を、図10(B)の位
置から、記録サーボトラックの半分の幅だけ下側の位置
に位置決めした状態で、磁化パターンWS1の上側を記録
している。これにより、データトラックnの中心付近の
所定位置に、記録サーボトラックの境界LW がギャップ
w2の上端で形成される。なお、この際、図10(B)
の位置で記録した部分に重なるように記録しているた
め、記録部分にすきまが生じることが無い。
【0098】なお、書き込みヘッドが2つのコアに分離
していない場合は、図10で説明した場合と全く同様で
ある。
【0099】図11は、ギャップw1のみを用いて、記
録サーボ情報WS を記録する場合の説明図を示す。図1
1では、データトラックn−1,nにかかる記録サーボ
トラックを形成する手順を示している。図中、斜線部
は、書き込みギャップw1が描く軌跡を示している。
【0100】先ず、図11(A)に示すように、外部測
長部66からのヘッド位置信号を用いて、ギャップw1
の上端が、データトラックn−1内の記録サーボトラッ
クの境界LW を形成すべき位置にくるように、複合ヘッ
ド26を位置決めする。この状態で、磁化パターンWS2
の上側を記録している。これにより、データトラックn
−1の中心付近の所定位置に、記録サーボトラックの境
界LW がギャップw1の上端で形成される。
【0101】次に、図11(B)に示すように、ヘッド
位置信号を用いて複合ヘッド26をわずかに下側の位置
に位置決めした状態で、磁化パターンWS2を記録してい
る。この際、図11(A)の位置で記録した部分に重な
るように記録しているため、記録部分にすきまが生じる
ことがない。
【0102】次に、図11(C)に示すように、ヘッド
位置信号を用いて、複合ヘッド26を図11(A)の位
置から、記録サーボトラックの半分の幅だけ下側の位置
に位置決めした状態で、磁化パターンWS2の下側を記録
している。この際、図11(B)の位置で記録した部分
に重なるように記録しているため、記録部分にすきまが
生じない。
【0103】次に、図11(D)に示すように、ヘッド
位置信号を用いて複合ヘッド26をわずかに下側の位置
に位置決めした状態で、磁化パターンWS2を記録してい
る。この際、図11(C)の位置で記録した部分に重な
るように記録しているため、記録部分にすきまが生じな
い。
【0104】次に、図11(E)に示すように、ヘッド
位置信号を用いて、複合ヘッド26を図11(C)の位
置から、記録サーボトラックの半分の幅だけ下側の位置
に位置決めした状態で、磁化パターンWS1の上側を記録
している。これにより、データトラックnの中心付近の
所定位置に、記録サーボトラックの境界LW がギャップ
w1の上端で形成される。この際、図11(D)の位置
で記録した部分に重なるように記録しているため、記録
部分にすきまが生じない。
【0105】次に、記録サーボ情報WS の記録が終了し
た後で行う、再生サーボ情報RS の記録手順について説
明する。再生サーボ情報RS を記録する際は、読み込み
ギャップrで読み込んだ記録サーボ情報WS を基に位置
信号リード/ライト制御部64が生成する位置誤差情報
と、外部測長部66から供給されるヘッド位置信号を用
いて、複合ヘッド26を位置決めした状態で、再生サー
ボ情報RS を記録する。
【0106】図12は、ギャップw1のみを用いて、再
生サーボ情報RS を記録する場合の説明図を示す。図1
2では、データトラックn−1,nにかかる再生サーボ
トラックを形成する手順を示している。図中、斜線部
は、書き込みギャップw1が描く軌跡を示している。
【0107】先ず、図12(A)に示すように、読み込
んだ記録サーボ情報WS による位置誤差情報を用いて、
読み込みギャップrの中心が、記録サーボトラックの境
界L W に一致するように、複合ヘッド26を位置決めす
る。
【0108】記録サーボ情報WS の記録時に、記録サー
ボトラックの境界LW は、アジマス角による書き込みギ
ャップw1,w2と読み込みギャップrのずれ量だけ、
データトラック幅の中心からずれた位置に記録してあ
る。このため、読み込みギャップrの中心が、記録サー
ボトラックの境界LW に一致すると、ギャップw1の上
端(ギャップw1とギャップw2の境界部)がデータト
ラックn−1内にある再生サーボトラックの境界L
R (データトラックn−1の中心)に一致する。
【0109】この状態で、磁化パターンRS2の上側を記
録している。これにより、データトラックn−1の中心
にある再生サーボトラックの境界LR がギャップw1の
上端で形成される。
【0110】次に、図12(B)に示すように、ヘッド
位置信号を用いて、複合ヘッド26を図12(A)の位
置から、わずかに下側の位置に位置決めした状態で、磁
化パターンRS2を記録している。この際、図12(A)
の位置で記録した部分に重なるように記録しているた
め、記録部分にすきまが生じることがない。
【0111】次に、図12(C)に示すように、ヘッド
位置信号を用いて、複合ヘッド26を図12(A)の位
置から、再生サーボトラックの半分の幅だけ下側の位置
に位置決めした状態で、磁化パターンRS2の下側を記録
している。この際、図12(B)の位置で記録した部分
に重なるように記録しているため、記録部分にすきまが
生じない。
【0112】次に、図12(D)に示すように、ヘッド
位置信号を用いて複合ヘッド26を、図12(C)の位
置から、わずかに下側の位置に位置決めした状態で、磁
化パターンRS2を記録している。この際、図12(C)
の位置で記録した部分に重なるように記録しているた
め、記録部分にすきまが生じない。
【0113】次に、図12(E)に示すように、読み込
んだ記録サーボ情報WS による位置誤差情報を用いて、
読み込みギャップrの中心が、記録サーボトラックの境
界L W に一致するように、複合ヘッド26を位置決めす
る。これにより、図12(A)と同様に、ギャップw1
の上端がデータトラックn内にある再生サーボトラック
の境界LR に一致する。
【0114】この状態で、磁化パターンRS1の上側を記
録している。これにより、データトラックnの中心付近
にある再生サーボトラックの境界LR がギャップw1の
上端で形成される。この際、図12(D)の位置で記録
した部分に重なるように記録しているため、記録部分に
すきまが生じない。
【0115】上記のように、記録済の記録サーボ情報W
S を用いて複合ヘッド26を位置決めした状態で、ギャ
ップw1にて、再生サーボトラックの境界LR を形成す
ることができる。このため、ギャップw1,w2に分離
していない書き込みギャップで、外部測長部66のヘッ
ド位置信号のみを用いる場合に比べて、より精密に位置
決めを行うことができ、より位置精度の高い再生サーボ
情報RS を記録することができる。
【0116】なお、再生サーボ情報RS を記録するトラ
ックの順番が、データトラック番号の小さい順であると
きは、ギャップw2を用いて、同様に再生サーボ情報R
S を記録することができる。
【0117】また、記録サーボ情報WS を用いてギャッ
プrの中心を記録サーボトラックの境界LW に位置決め
した時のヘッド位置信号を制御用コントローラ65で記
憶しておき、このヘッド位置信号を記憶した時点からデ
ィスク1周分以上後の時点で、記憶したヘッド位置信号
を用いてギャップrを位置決めした状態で、再生サーボ
情報RS を記録する方式とすることもできる。
【0118】この方式では、再生サーボ情報RS の記録
位置が、記録サーボ情報の記録位置に近接している場
合、再生サーボ情報RS の記録位置よりも十分手前で、
記憶したヘッド位置信号を用いて、ギャップrを位置決
めすることができ、より正確に再生サーボ情報RS を記
録することができる。
【0119】図13は、ギャップw1とギャップw2両
方を用いて、再生サーボ情報RS を記録する場合の説明
図を示す。図13では、データトラックn−1,nにか
かる再生サーボトラックを形成する手順を示している。
図中、斜線部は、書き込みギャップw1,w2が描く軌
跡を示している。
【0120】先ず、読み込んだ記録サーボ情報WS によ
る位置誤差情報を用いて、読み込みギャップrの中心
が、データトラックn−1内にある記録サーボトラック
の境界LW に一致するように、複合ヘッド26を位置決
めする。
【0121】このとき、ギャップw2の上端は、データ
トラックn−1の上側の境界に一致している。この状態
から、外部測長部66のヘッド位置信号を用いて、図1
3(A)に示すように、複合ヘッド26を再生サーボト
ラックの半分の幅だけ下側の位置に位置決めする。これ
により、ギャップw2の上端がデータトラックn−1内
にある再生サーボトラックの境界LR に一致する。
【0122】上記のように複合ヘッド26を位置決めし
た状態で、磁化パターンRS2の上側を記録する。これに
より、データトラックn−1の中心にある再生サーボト
ラックの境界LR がギャップw2の上端で形成される。
【0123】次に、図13(B)に示すように、読み込
んだ記録サーボ情報WS による位置誤差情報を用いて、
読み込みギャップrの中心が、データトラックn内にあ
る記録サーボトラックの境界LW に一致するように、複
合ヘッド26を位置決めする。
【0124】この状態で、磁化パターンRS2の下側を記
録している。この際、図13(A)の位置で記録した部
分に重なるように記録しているため、記録部分にすきま
が生じることが無い。
【0125】次に、図13(C)に示すように、ヘッド
位置信号を用いて複合ヘッド26を、図13(B)の位
置から、再生サーボトラックの半分の幅だけ下側の位置
に位置決めした状態で、磁化パターンRS1の上側を記録
している。これにより、データトラックnの中心にある
再生サーボトラックの境界LR がギャップw2の上端で
形成される。なお、この際、図13(B)の位置で記録
した部分に重なるように記録しているため、記録部分に
すきまが生じることが無い。
【0126】なお、書き込みギャップが2つのギャップ
に分離していない場合は、図13で説明したのと全く同
様にして、再生サーボ情報RS を記録できる。
【0127】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
データ記録時には、読み込んだ記録用サーボ情報を用い
て、書き込みギャップがデータトラックを正確にトレー
スするように複合ヘッドを位置決めし、データ再生時に
は、読み込んだ再生用サーボ情報を用いて、読み込みギ
ャップがデータトラックを正確にトレースするように複
合ヘッドを位置決めするため、複合ヘッドのアジマス角
に影響されずに、読み込みギャップが、書き込みギャッ
プにより形成されたデータトラックを正確にトレースす
ることができ、書き込んだデータを正確に読み出すこと
ができる特徴を有する。
【0128】請求項2の発明によれば、データの記録及
び再生時に共用する共用サーボ情報のトラック境界を、
前記記録用サーボ情報のトラック境界及びトラック幅の
中心に一致させるか又は前記再生用サーボ情報のトラッ
ク境界及びトラック幅の中心に一致させて、上記共用サ
ーボ情報を一組だけ記録しておけばよいため、共用サー
ボ情報をデータ記録時用とデータ再生時用に別々に設け
る場合に比べて、必要な領域を小さくすることができ
る。
【0129】請求項4の発明によれば、記録済の記録用
サーボ情報を用いて複合ヘッドを位置決めした状態で、
第1のギャップと第2のギャップの境界部で再生用サー
ボトラックの境界を形成することができるため、第1及
び第2のギャップに分離していない書き込みギャップ
で、ヘッド位置検出手段によるヘッド位置信号のみを用
いる場合に比べて、より精密に複合ヘッドの位置決めを
行うことができ、より位置精度の高い再生用サーボ情報
を記録することができる。
【0130】請求項5の発明によれば、記録用サーボ情
報を用いて複合ヘッドを位置決めした時のヘッド位置信
号を記憶し、ヘッド位置信号を記憶した時点から磁気デ
ィスク1周分以上後の時点で、記憶したヘッド位置信号
を用いて、再生用サーボ情報の記録位置よりも十分手前
で複合ヘッドを位置決めした状態で、再生用サーボ情報
を記録することができるため、再生用サーボ情報の記録
位置が、記録用サーボ情報の記録位置に近接している場
合、より正確に再生用サーボ情報を記録することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気ディスク装置の構成図
である。
【図2】複合ヘッド構造の説明図である。
【図3】ディスクに記録されたサーボ情報とヘッド位置
決めの説明図である。
【図4】記録サーボ情報と再生サーボ情報から得られる
信号の説明図である。
【図5】分離された書き込みギャップの場合のヘッド位
置決めの説明図である。
【図6】位置信号リード制御部とVCM位置決め制御部
の構成図である。
【図7】位置情報復調回路の構成図である。
【図8】ヘッド位置決め制御のフローチャートである。
【図9】サーボ情報記録装置の構成図である。
【図10】ギャップw1,w2を用いて記録サーボ情報
を記録する場合の説明図である。
【図11】ギャップw1を用いて記録サーボ情報を記録
する場合の説明図である。
【図12】ギャップw1を用いて再生サーボ情報を記録
する場合の説明図である。
【図13】ギャップw1,w2を用いて再生サーボ情報
を記録する場合の説明図である。
【図14】複合ヘッドの説明図である。
【符号の説明】
11 磁気ディスク装置 12 ディスクエンクロージャ 13 VCM位置決め制御部 14 位置信号リード制御部 15 データ・リード/ライト制御部 16 ディスク回転数制御部 17 上位コントローラ 21 モータ 22 ライト/リードアンプ 23 VCM 24 磁気ディスク 25 アーム 26 複合ヘッド 41 共用部 42 記録サーボ情報部 43 再生サーボ情報部 51 位置情報復調回路 52 VCM制御回路 53 パワーアンプ 55 コード情報復調回路 56 ゲート信号生成回路 57 選択回路 58 位置誤差復調回路 59 位置情報生成回路 61 サーボ情報記録装置 63 VCM位置決め制御部 64 位置信号リード/ライト制御部 65 制御用コントローラ 66 外部測長部 67 レーザ測長システム 68 インターフェロメータ 69 反射ミラー r 読み込みギャップ w 書き込みギャップ w1,w2 書き込みギャップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込みギャップ(w)と読み込みギャ
    ップ(r)が所定間隔で平行に分離して配置された複合
    ヘッド(26)が回転型ヘッド位置決め機構(25)の
    先端に設けてあり、磁気ディスク(24)に記録された
    ヘッド位置決め用のサーボ情報を再生して複合ヘッド
    (26)をデータトラックに位置決めして、データの記
    録再生を行う磁気ディスク装置において、 データ記録時に書き込みギャップ(w)がデータトラッ
    クを正確にトレースするように上記複合ヘッド(26)
    を位置決めするための記録用サーボ情報と、データ再生
    時に読み込みギャップ(r)がデータトラックを正確に
    トレースするように上記複合ヘッド(26)を位置決め
    するための再生用サーボ情報とが、各データトラックに
    おける上記複合ヘッド(26)のアジマス角に応じた距
    離だけ上記記録用サーボ情報のトラック境界と上記再生
    用サーボ情報のトラック境界とを離して記録された磁気
    ディスク(24)と、 データ記録時には、読み込んだ上記記録用サーボ情報か
    らヘッド位置誤差情報を生成し、データ再生時には、読
    み込んだ上記再生用サーボ情報からヘッド位置誤差情報
    を生成するヘッド位置誤差情報生成手段(14)と、 上記ヘッド位置誤差情報生成手段(14)から供給され
    たヘッド位置誤差情報に基づいて上記複合ヘッド(2
    6)を位置決めするヘッド位置決め制御手段(13)と
    を有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記磁気ディスク(24)は、データの
    記録及び再生時に共用する共用サーボ情報のトラック境
    界を、前記記録用サーボ情報のトラック境界及びトラッ
    ク幅の中心に一致させるか又は前記再生用サーボ情報の
    トラック境界及びトラック幅の中心に一致させて、上記
    共用サーボ情報が記録されていることを特徴とする請求
    項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記書き込みギャップは、データトラッ
    ク幅に対応するコア幅の中心位置で第1及び第2のギャ
    ップ(w1,w2)に分離されていることを特徴とする
    請求項1記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 データトラック幅に対応するコア幅の中
    心位置で第1及び第2のギャップ(w1,w2)に分離
    された書き込みギャップと読み込みギャップ(r)が所
    定間隔で平行に分離して配置された複合ヘッド(26)
    が回転型ヘッド位置決め機構(25)の先端に設けてあ
    り、磁気ディスク(24)に記録されたヘッド位置決め
    用のサーボ情報を再生して上記複合ヘッド(26)をデ
    ータトラックに位置決めしてデータの記録再生を行う磁
    気ディスク装置に使用する上記磁気ディスク(24)に
    上記サーボ情報を記録する磁気ディスクのサーボ情報記
    録方法において、 上記複合ヘッド(26)の位置に対応したヘッド位置信
    号を生成するヘッド位置検出手段(66)が生成するヘ
    ッド位置信号を用いて、上記複合ヘッド(26)を位置
    決めした状態で、データ記録時に上記書き込みギャップ
    (w1,w2)がデータトラックを正確にトレースする
    ように上記複合ヘッド(26)を位置決めするための記
    録用サーボ情報を、上記第1及び第2のギャップ(w
    1,w2)の一方又は両方を用いて記録し、 上記記録された記録用サーボ情報を読み込んで得たヘッ
    ド位置誤差情報を基に上記複合ヘッド(26)を位置決
    めした状態で、データ再生時に上記読み込みギャップ
    (r)がデータトラックを正確にトレースするように上
    記複合ヘッド(26)を位置決めするための再生用サー
    ボ情報を、上記第1のギャップ(w1)と第2のギャッ
    プ(w2)の境界部が上記再生用サーボ情報のトラック
    境界を形成するように、上記第1又は第2のギャップ
    (w1,w2)の一方を用いて記録することを特徴とす
    る磁気ディスクのサーボ情報記録方法。
  5. 【請求項5】 前記磁気ディスク(24)に記録された
    記録用サーボ情報を読み込んで得たヘッド位置誤差情報
    を基に前記複合ヘッド(26)を位置決めした時のヘッ
    ド位置検出手段(66)によるヘッド位置信号を記憶し
    た後、前記再生用サーボ情報の記録時に、上記ヘッド位
    置信号が上記記憶したヘッド位置信号に一致するように
    上記複合ヘッド(26)を位置決めして前記再生用サー
    ボ情報を記録することを特徴とする請求項4記載の磁気
    ディスクのサーボ情報記録方法。
JP22480093A 1993-09-09 1993-09-09 磁気ディスク装置及び磁気ディスクのサーボ情報記録方法 Withdrawn JPH0778321A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100500619B1 (ko) * 2001-02-06 2005-07-18 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 자기 디스크 장치 및 서보 신호 기록 방법
US7082008B2 (en) 2001-02-15 2006-07-25 Fujitsu Limited Servo pattern deviation correcting method and disk apparatus using the same

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