JP2702844B2 - 磁気ディスク装置の制御方法 - Google Patents
磁気ディスク装置の制御方法Info
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- JP2702844B2 JP2702844B2 JP4074444A JP7444492A JP2702844B2 JP 2702844 B2 JP2702844 B2 JP 2702844B2 JP 4074444 A JP4074444 A JP 4074444A JP 7444492 A JP7444492 A JP 7444492A JP 2702844 B2 JP2702844 B2 JP 2702844B2
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- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/012—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B19/12—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B25/00—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
- G11B25/04—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
- G11B25/043—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/12—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
- G11B33/121—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置の制御
方法に関し、ディスクエンクロジャ部とプリント基板部
とから構成される磁気ディスク装置の制御方法に関す
る。
方法に関し、ディスクエンクロジャ部とプリント基板部
とから構成される磁気ディスク装置の制御方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】大型磁気ディスク装置は、ディスク媒体
とヘッド、モータの機械部分からなるＤＥ（ディスクエ
ンクロジャ）部と、これを制御する回路部分からなるプ
リント基板部から構成され、これを一つのモジュール単
位とする（ドライブモジュール）。一台の磁気ディスク
装置は複数のドライブモジュールとドライブモジュール
を制御するプリント基板からなる。
とヘッド、モータの機械部分からなるＤＥ（ディスクエ
ンクロジャ）部と、これを制御する回路部分からなるプ
リント基板部から構成され、これを一つのモジュール単
位とする（ドライブモジュール）。一台の磁気ディスク
装置は複数のドライブモジュールとドライブモジュール
を制御するプリント基板からなる。
【０００３】大型磁気ディスクの保守単位は、ＤＥ部や
プリント基板部が最小単位であるが、同一機種でも、Ｄ
Ｅ部やプリント基板部は種々の版数（型式）のものがあ
り、組み合わせによっては、正常な動作が期待できない
場合がある。従来は、プリント基板部にディップスイッ
チを設け、ＤＥ部との組み合わせに応じて動作が正常に
行なえるようにディップスイッチを切換設定していた。
プリント基板部が最小単位であるが、同一機種でも、Ｄ
Ｅ部やプリント基板部は種々の版数（型式）のものがあ
り、組み合わせによっては、正常な動作が期待できない
場合がある。従来は、プリント基板部にディップスイッ
チを設け、ＤＥ部との組み合わせに応じて動作が正常に
行なえるようにディップスイッチを切換設定していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来はＤＥ部の版数を
作業者が確認してプリント基板部のディップスイッチを
操作設定しているため、誤設定のおそれがあるという問
題があった。
作業者が確認してプリント基板部のディップスイッチを
操作設定しているため、誤設定のおそれがあるという問
題があった。
【０００５】また、プリント基板部のリードライト回路
では遅延回路が使用されており、この遅延回路の遅延時
間はＤＥ部のヘッドの進行方向上での書込み部分の長さ
であるポール長に応じて決められる。しかし、このポー
ル長はヘッドの製造バラツキによってヘッド毎に異なる
ため、上記遅延回路の遅延時間はヘッド毎に異ならせる
必要があるが従来はこのような遅延時間を最適値に調整
することは行なわれておらず、このため通常のデータの
読出しができなくなって装置の歩留りを下げる要因にな
るという問題があった。
では遅延回路が使用されており、この遅延回路の遅延時
間はＤＥ部のヘッドの進行方向上での書込み部分の長さ
であるポール長に応じて決められる。しかし、このポー
ル長はヘッドの製造バラツキによってヘッド毎に異なる
ため、上記遅延回路の遅延時間はヘッド毎に異ならせる
必要があるが従来はこのような遅延時間を最適値に調整
することは行なわれておらず、このため通常のデータの
読出しができなくなって装置の歩留りを下げる要因にな
るという問題があった。
【０００６】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
ディスクエンクロジャ部の版数に応じてプリント基板部
の回路各部の設定を自動的に行ない、誤設定のおそれが
なく、またリード回路の遅延時間を最適値に設定でき歩
留りを向上させる磁気ディスク装置の制御方法を提供す
ることを目的とする。
ディスクエンクロジャ部の版数に応じてプリント基板部
の回路各部の設定を自動的に行ない、誤設定のおそれが
なく、またリード回路の遅延時間を最適値に設定でき歩
留りを向上させる磁気ディスク装置の制御方法を提供す
ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置の制御方法は、磁気ディスクとヘッド及びこれらを駆
動する機械部分からなるディスクエンクロジャ部と、こ
れを制御する回路部分からなるプリント基板部とで構成
される磁気ディスク装置の制御方法において、上記ディ
スクエンクロジャ部とプリント基板部との組立て後に、
上記ディスクエンクロジャ部の型式を表わす版数データ
を上記プリント基板部の回路設定前に読出し可能な形式
で上記磁気ディスクに書込み、製造後に上記磁気ディス
クから版数データを読出して上記版数データに応じてプ
リント基板部の回路各部の設定を行なう。
置の制御方法は、磁気ディスクとヘッド及びこれらを駆
動する機械部分からなるディスクエンクロジャ部と、こ
れを制御する回路部分からなるプリント基板部とで構成
される磁気ディスク装置の制御方法において、上記ディ
スクエンクロジャ部とプリント基板部との組立て後に、
上記ディスクエンクロジャ部の型式を表わす版数データ
を上記プリント基板部の回路設定前に読出し可能な形式
で上記磁気ディスクに書込み、製造後に上記磁気ディス
クから版数データを読出して上記版数データに応じてプ
リント基板部の回路各部の設定を行なう。
【０００８】また、上記ディスクエンクロジャ部とプリ
ント基板部との組立て後に、上記プリント基板部内のリ
ード回路の最適遅延時間を測定して遅延データとして上
記磁気ディスクに書込み、製造後に上記磁気ディスクか
ら遅延データを読出して上記遅延データに応じて上記リ
ード回路の遅延時間を最適遅延時間に設定する。
ント基板部との組立て後に、上記プリント基板部内のリ
ード回路の最適遅延時間を測定して遅延データとして上
記磁気ディスクに書込み、製造後に上記磁気ディスクか
ら遅延データを読出して上記遅延データに応じて上記リ
ード回路の遅延時間を最適遅延時間に設定する。
【０００９】
【作用】本発明においては、組立て後に磁気ディスクに
書込んだＤＥ部の版数データを製造後に読出し、この版
数データに応じてプリント基板部の設定を行なうため、
従来の如き人手によるプリント基板部の設定の必要がな
くなり、誤設定のおそれがなくなる。
書込んだＤＥ部の版数データを製造後に読出し、この版
数データに応じてプリント基板部の設定を行なうため、
従来の如き人手によるプリント基板部の設定の必要がな
くなり、誤設定のおそれがなくなる。
【００１０】また版数データと共にＤＥ部の各ヘッドに
対応して各リード回路の最適遅延時間を表わす遅延デー
タを磁気ディスクに書込んでおくことにより、リード回
路の遅延時間を最適値に設定でき、全てのヘッドで通常
のデータの読出しが可能となる。
対応して各リード回路の最適遅延時間を表わす遅延デー
タを磁気ディスクに書込んでおくことにより、リード回
路の遅延時間を最適値に設定でき、全てのヘッドで通常
のデータの読出しが可能となる。
【００１１】
【実施例】図２は本発明方法の磁気ディスク装置の一実
施例のブロック図を示す。
施例のブロック図を示す。
【００１２】図２において、磁気ディスク装置はディス
クコントロール装置１２とディスクドライブ装置３０に
大別される。
クコントロール装置１２とディスクドライブ装置３０に
大別される。
【００１３】ディスクコントロール装置１２内には全体
的な制御を集中して行なう制御プロセッサ部１４が設け
られる。
的な制御を集中して行なう制御プロセッサ部１４が設け
られる。
【００１４】制御プロセッサ部１４に対しては、内部バ
ス２８を介して上位とのインタフェース部１６、ディス
クドライブ装置３０に対するドライブインタフェース部
１８、シリアル／パラレル変換部２０、データ転送バッ
ファ部２４及びシステムストレージ部２６が接続され
る。
ス２８を介して上位とのインタフェース部１６、ディス
クドライブ装置３０に対するドライブインタフェース部
１８、シリアル／パラレル変換部２０、データ転送バッ
ファ部２４及びシステムストレージ部２６が接続され
る。
【００１５】ドライブインタフェース部１８は制御プロ
セッサ部１４からの制御コマンドをディスクドライブ装
置３０に伝える。
セッサ部１４からの制御コマンドをディスクドライブ装
置３０に伝える。
【００１６】シリアル／パラレル変換部２０はデータ変
復調部２２を介してディスクドライブ装置３０との間で
ライトデータまたはリードデータのやり取りを行なう。
復調部２２を介してディスクドライブ装置３０との間で
ライトデータまたはリードデータのやり取りを行なう。
【００１７】このシリアル／パラレル変換部２０とデー
タ変復調部２２は通常、ＶＦＯ部を構成する。
タ変復調部２２は通常、ＶＦＯ部を構成する。
【００１８】ライトデータまたはリードデータは一旦、
データ転送用バッファ２４に格納された後に、ディスク
ドライブ装置３０又は上位ＣＰＵに転送される。
データ転送用バッファ２４に格納された後に、ディスク
ドライブ装置３０又は上位ＣＰＵに転送される。
【００１９】ディスクドライブ装置３０にはプリント基
板部としてドライブ回路部３２が設けられている。ドラ
イブ回路部３２内の回転速度制御回路３３はスピンドル
モータ（ＳＰ）３５により記憶媒体としての複数枚の磁
気ディスク４０を一定速度で回転させる。また、ドライ
ブ回路部３２内のヘッド位置決め回路３４はボイスコイ
ルモータ（ＶＣＭ）３６を駆動してヘッドアクチュエー
タを回動させ、ヘッドアクチュエータのアーム先端に設
けられたヘッド４１，４２1 〜４２n を各磁気ディスク
４０の略半径方向に移動させる。
板部としてドライブ回路部３２が設けられている。ドラ
イブ回路部３２内の回転速度制御回路３３はスピンドル
モータ（ＳＰ）３５により記憶媒体としての複数枚の磁
気ディスク４０を一定速度で回転させる。また、ドライ
ブ回路部３２内のヘッド位置決め回路３４はボイスコイ
ルモータ（ＶＣＭ）３６を駆動してヘッドアクチュエー
タを回動させ、ヘッドアクチュエータのアーム先端に設
けられたヘッド４１，４２1 〜４２n を各磁気ディスク
４０の略半径方向に移動させる。
【００２０】ここで複数のヘッドの内、一番上のヘッド
がサーボヘッド４１であり、残りのヘッドがデータヘッ
ド４２1 〜４２n である。
がサーボヘッド４１であり、残りのヘッドがデータヘッ
ド４２1 〜４２n である。
【００２１】サーボヘッド４１が読取る磁気ディスク４
０はサーボディスクであり、サーボ面の全シリンダ位置
（全トラック位置）にサーボ情報が記録されている。
０はサーボディスクであり、サーボ面の全シリンダ位置
（全トラック位置）にサーボ情報が記録されている。
【００２２】データヘッド４２1 〜４２n が書込み又は
読出しを行なう磁気ディスク４０はデータディスクであ
る。
読出しを行なう磁気ディスク４０はデータディスクであ
る。
【００２３】図３，図４夫々は上記の磁気ディスク装置
のＤＥ部の平面構造図、斜視構造図を示す。
のＤＥ部の平面構造図、斜視構造図を示す。
【００２４】図３及び図４に示す如く、ディスクエンク
ロージ４５内に１１枚の磁気ディスク４０が収納され、
スピンドルモータ３５により回転せしめられる。ヘッド
アクチュエータ４６はボイスコイルモータ３６によっ
て、軸４７を中心として回動駆動され、ヘッドアクチュ
エータ４６の複数のアーム４８夫々の先端に装着された
ヘッド４１，４２1 〜４２n が各磁気ディスク４０の略
半径方向に移動せしめられる。尚、図３のボイスコイル
モータ３６において、３６ａはコイル、３６ｂ，３６ｃ
は永久磁石、３６ｄはヨークである。
ロージ４５内に１１枚の磁気ディスク４０が収納され、
スピンドルモータ３５により回転せしめられる。ヘッド
アクチュエータ４６はボイスコイルモータ３６によっ
て、軸４７を中心として回動駆動され、ヘッドアクチュ
エータ４６の複数のアーム４８夫々の先端に装着された
ヘッド４１，４２1 〜４２n が各磁気ディスク４０の略
半径方向に移動せしめられる。尚、図３のボイスコイル
モータ３６において、３６ａはコイル、３６ｂ，３６ｃ
は永久磁石、３６ｄはヨークである。
【００２５】図１は本発明方法を用いたヘッド位置決め
回路の第１実施例のブロック図を示す。
回路の第１実施例のブロック図を示す。
【００２６】同図中、ＤＥ部とプリント基板部との組立
て後、サーボ制御ＭＰＵ５０はＶＣＭ３６を駆動してヘ
ッド４１，４２ｉ（ｉは１からｎまでの整数）を磁気デ
ィスク４０の版数データ書込み用のシリンダまで移動さ
せる。サーボヘッド４１は磁気ディスク４０のサーボ面
のサーボパターンを再生する。回転位置検出回路５１は
このサーボヘッド再生信号から磁気ディスク４０の回転
角度位置を検出してＭＰＵ５０に供給する。この回転角
度位置の検出信号は図５（Ａ）に示す如く、例えばディ
スクの１周を３２等分した回転角度位置で検出される。
て後、サーボ制御ＭＰＵ５０はＶＣＭ３６を駆動してヘ
ッド４１，４２ｉ（ｉは１からｎまでの整数）を磁気デ
ィスク４０の版数データ書込み用のシリンダまで移動さ
せる。サーボヘッド４１は磁気ディスク４０のサーボ面
のサーボパターンを再生する。回転位置検出回路５１は
このサーボヘッド再生信号から磁気ディスク４０の回転
角度位置を検出してＭＰＵ５０に供給する。この回転角
度位置の検出信号は図５（Ａ）に示す如く、例えばディ
スクの１周を３２等分した回転角度位置で検出される。
【００２７】ＭＰＵ５０は上記の回転角度位置の検出信
号に基づきＤＥ部の型式を表わす版数データに応じて選
択回路５５を切換えて０Ｖ発生回路５６で発生された０
Ｖと矩形波発生回路５７で発生した矩形波とを切換え選
択させる。この選択回路５５で選択された図５（Ｂ）に
示す如き信号はライト回路５８で増幅されてデータヘッ
ド４２ｉ（ｉは１からｎまでの整数）に供給され、磁気
ディスク４０のデータ面にサーボパターンが記録され
る。
号に基づきＤＥ部の型式を表わす版数データに応じて選
択回路５５を切換えて０Ｖ発生回路５６で発生された０
Ｖと矩形波発生回路５７で発生した矩形波とを切換え選
択させる。この選択回路５５で選択された図５（Ｂ）に
示す如き信号はライト回路５８で増幅されてデータヘッ
ド４２ｉ（ｉは１からｎまでの整数）に供給され、磁気
ディスク４０のデータ面にサーボパターンが記録され
る。
【００２８】ところで、版数データはＤＥ部のコントロ
ール番号とシリアル番号とからなり、コントロール番号
はモータの型式及びヘッドの型式及び磁気ディスクの型
式等を表わし、シリアル番号は製造順を表わす連番であ
る。この版数データの１ビットは磁気ディスク４０のイ
ンデックス位置から始まる０番目〜３１番目の３２個の
回転角度位置について、偶数番目の回転角度位置とこれ
に１を加えた奇数番目の回転角度位置のどちらかに矩形
波を書込むことで記録する。図５（Ｂ）の如く、例えば
０番目と１番目の回転角度位置のうち０番目に矩形波を
書込むとこのビットは“１”を表わし、２番目の３番目
の回転角度位置のうち３番目に矩形波を書込むとこのビ
ットは“０”を表わす。これによって磁気ディスク４０
の１面１周につき１６ビットの版数データをドライブ回
路部３２の回路設定前に読出し可能な形式で書込むこと
ができる。
ール番号とシリアル番号とからなり、コントロール番号
はモータの型式及びヘッドの型式及び磁気ディスクの型
式等を表わし、シリアル番号は製造順を表わす連番であ
る。この版数データの１ビットは磁気ディスク４０のイ
ンデックス位置から始まる０番目〜３１番目の３２個の
回転角度位置について、偶数番目の回転角度位置とこれ
に１を加えた奇数番目の回転角度位置のどちらかに矩形
波を書込むことで記録する。図５（Ｂ）の如く、例えば
０番目と１番目の回転角度位置のうち０番目に矩形波を
書込むとこのビットは“１”を表わし、２番目の３番目
の回転角度位置のうち３番目に矩形波を書込むとこのビ
ットは“０”を表わす。これによって磁気ディスク４０
の１面１周につき１６ビットの版数データをドライブ回
路部３２の回路設定前に読出し可能な形式で書込むこと
ができる。
【００２９】また、製造後の１回目の電源投入時には版
数データ書込み用のシリンダをオントラックした状態で
データヘッド４２ｉで磁気ディスク４０のデータ面を再
生する。この再生信号はリード回路６０よりレベル検出
回路６１に供給される。レベル検出回路６１はこの再生
信号のレベルを検出し、図５（Ｃ）に示す如き信号を出
力する。この信号はＡ／Ｄ変換回路６２でディジタル化
されてＭＰＵ５０に供給される。ＭＰＵ５０では回転位
置検出回路５１で検出した回転角度位置に基づいて版数
データを再生し、この版数データに従ってプリント基板
部つまりドライブ回路部３２内の各部の設定を行なう制
御データを生成し、この制御データを不揮発性メモリに
書込む。これ以降は上記の不揮発性メモリの制御データ
によりドライブ回路部３２内の各部の設定が行なわれ
る。
数データ書込み用のシリンダをオントラックした状態で
データヘッド４２ｉで磁気ディスク４０のデータ面を再
生する。この再生信号はリード回路６０よりレベル検出
回路６１に供給される。レベル検出回路６１はこの再生
信号のレベルを検出し、図５（Ｃ）に示す如き信号を出
力する。この信号はＡ／Ｄ変換回路６２でディジタル化
されてＭＰＵ５０に供給される。ＭＰＵ５０では回転位
置検出回路５１で検出した回転角度位置に基づいて版数
データを再生し、この版数データに従ってプリント基板
部つまりドライブ回路部３２内の各部の設定を行なう制
御データを生成し、この制御データを不揮発性メモリに
書込む。これ以降は上記の不揮発性メモリの制御データ
によりドライブ回路部３２内の各部の設定が行なわれ
る。
【００３０】なお、不発揮性メモリを用意せず、電源投
入時に毎回版数データを再生して制御データを生成して
も良い。
入時に毎回版数データを再生して制御データを生成して
も良い。
【００３１】図６は本発明方法を用いたヘッド位置決め
回路の第２実施例のブロック図を示す。同図中、図２と
同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
回路の第２実施例のブロック図を示す。同図中、図２と
同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【００３２】図６においては、ＤＥ部とプリント基板部
との組立て後に最も読み書きのエラー率が低くなる遅延
時間を試験器で求める。例えば、互いに異なるｍ種類の
遅延時間をリード回路６０に対して設定できる遅延時間
設定回路６５を設け、試験器よりＭＰＵ５０を通して遅
延時間設定回路６５に指令して各遅延時間を順次設定さ
せ、リード回路６０のマージンつまり磁気ディスク装置
で通常に読み書きされるデータの転送速度は数メガビッ
ト／秒であり、ヘッド位置決め回路３４のＭＰＵ５０で
はこのような高速のデータを処理することはできない
が、矩形波の記録有無により版数データを読み書きする
ために上記のＭＰＵ５０でも可能である。これによって
作業者がディップスイッチを操作する必要がなくなり、
誤設定のおそれがなくなる。リード回路６０が“１”
“０”を読取ることのできる閾値の範囲を試験器で測定
し、測定したマージンが最大の遅延時間の種類を求め
る。
との組立て後に最も読み書きのエラー率が低くなる遅延
時間を試験器で求める。例えば、互いに異なるｍ種類の
遅延時間をリード回路６０に対して設定できる遅延時間
設定回路６５を設け、試験器よりＭＰＵ５０を通して遅
延時間設定回路６５に指令して各遅延時間を順次設定さ
せ、リード回路６０のマージンつまり磁気ディスク装置
で通常に読み書きされるデータの転送速度は数メガビッ
ト／秒であり、ヘッド位置決め回路３４のＭＰＵ５０で
はこのような高速のデータを処理することはできない
が、矩形波の記録有無により版数データを読み書きする
ために上記のＭＰＵ５０でも可能である。これによって
作業者がディップスイッチを操作する必要がなくなり、
誤設定のおそれがなくなる。リード回路６０が“１”
“０”を読取ることのできる閾値の範囲を試験器で測定
し、測定したマージンが最大の遅延時間の種類を求め
る。
【００３３】この求めた遅延時間の種類を遅延データと
して版数データに付加して磁気ディスク４０に書込む。
して版数データに付加して磁気ディスク４０に書込む。
【００３４】製造後の電源投入時には磁気ディスク４０
から版数データと共に読出される遅延データに応じてＭ
ＰＵ５０から遅延時間設定回路６５の設定する遅延時間
の種類を指定する。版数データについては図１の実施例
と同様である。
から版数データと共に読出される遅延データに応じてＭ
ＰＵ５０から遅延時間設定回路６５の設定する遅延時間
の種類を指定する。版数データについては図１の実施例
と同様である。
【００３５】これによってリード回路６０の遅延時間は
最適値に調整され、誤りのないデータ読出しが可能とな
り、装置の歩留りを上げることができる。なお、遅延デ
ータは版数データと同一の形式で記録再生されるため、
通常のリードデータに比べると磁気ディスク４０上での
記録密度は３桁低く、矩形波列の有無であるために、電
源投入後の版数データ及び遅延データ読出し時のリード
回路６０の遅延時間が最適値に設定されてなくとも何ら
問題なく読出しが可能である。
最適値に調整され、誤りのないデータ読出しが可能とな
り、装置の歩留りを上げることができる。なお、遅延デ
ータは版数データと同一の形式で記録再生されるため、
通常のリードデータに比べると磁気ディスク４０上での
記録密度は３桁低く、矩形波列の有無であるために、電
源投入後の版数データ及び遅延データ読出し時のリード
回路６０の遅延時間が最適値に設定されてなくとも何ら
問題なく読出しが可能である。
【００３６】
【発明の効果】上述の如く、本発明の磁気ディスク装置
の制御方法によれば、ディスクエンクロジャ部の版数に
応じてプリント基板部の回路各部の設定を自動的に行な
い、誤設定のおそれがなく、またリード回路の遅延時間
を最適値に設定でき歩留りを向上させることができ、実
用上きわめて有用である。
の制御方法によれば、ディスクエンクロジャ部の版数に
応じてプリント基板部の回路各部の設定を自動的に行な
い、誤設定のおそれがなく、またリード回路の遅延時間
を最適値に設定でき歩留りを向上させることができ、実
用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明方法のヘッド位置決め回路の第１実施例
のブロック図である。
のブロック図である。
【図２】本発明方法の磁気ディスク装置の一実施例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図３】磁気ディスク装置のＤＥ部の平面構造図であ
る。
る。
【図４】磁気ディスク装置のＤＥ部の側面構造図であ
る。
る。
【図５】本発明方法の信号タイミングチャートである。
【図６】本発明方法のヘッド位置決め回路の第２実施例
のブロック図である。
のブロック図である。
３３ ヘッド位置決め回路 ３４ 回転速度制御回路 ３５ スピンドルモータ ３６ ボイスコイルモータ ４０ 磁気ディスク ４１ サーボヘッド ４２1 〜４２n データヘッド ５０ サーボ制御ＭＰＵ ６０ リード回路 ６５ 遅延時間設定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−41668（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−146394（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−24563（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】 磁気ディスク（４０）とヘッド（４１，
４２1 〜４２n ）及びこれらを駆動する機械部分からな
るディスクエンクロジャ部と、これを制御する回路部分
からなるプリント基板部（３２）とで構成される磁気デ
ィスク装置の制御方法において、 上記ディスクエンクロジャ部とプリント基板部（３２）
との組立て後に、上記ディスクエンクロジャ部の型式を
表わす版数データを上記プリント基板部（３２）の回路
設定前に読出し可能な形式で上記磁気ディスク（４０）
に書込み、 製造後に上記磁気ディスク（４０）から版数データを読
出して上記版数データに応じてプリント基板部（３２）
の回路各部の設定を行なうことを特徴とする磁気ディス
ク装置の制御方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の磁気ディスク装置の制御
方法において、 上記ディスクエンクロジャ部とプリント基板部（３２）
との組立て後に、上記プリント基板部（３２）内のリー
ド回路（６０）の最適遅延時間を測定して遅延データと
して上記磁気ディスク（４０）に書込み、 製造後に上記磁気ディスク（４０）から遅延データを読
出して上記遅延データに応じて上記リード回路（６０）
の遅延時間を最適遅延時間に設定することを特徴とする
磁気ディスク装置の制御方法。
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|---|---|---|---|
| JP4074444A JP2702844B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 磁気ディスク装置の制御方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
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