JPH077660A - ビデオ信号の方式変換方法 - Google Patents

ビデオ信号の方式変換方法

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JPH077660A
JPH077660A JP5168981A JP16898193A JPH077660A JP H077660 A JPH077660 A JP H077660A JP 5168981 A JP5168981 A JP 5168981A JP 16898193 A JP16898193 A JP 16898193A JP H077660 A JPH077660 A JP H077660A
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pixel
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signal
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John W Richards
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Sony United Kingdom Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】2:1インターレース方式の入力ビデオ信号を
1:1方式の出力ビデオ信号に変換すること。 【構成】入力ビデオ信号のフィールド間の映像領域の動
き度を動き評価器1により評価する過程と、上記入力信
号のフィールド位置から時間的に変位(オフセット)し
た位置での出力フレームを作成する過程とを有し、上記
出力フレームの各画素が、上記出力フレームに対応する
上記評価された動き度に応じて、(a) 上記入力信号のフ
レーム間の1次元フレーム間補間器2の処理により対応
する画素を得る過程と(b) 上記入力信号のフィールド間
の2次元垂直軸/時間軸補間器4の処理により対応する
画素を得る過程により作成される。出力ビデオ信号はフ
ィルムに映像を記録する電子ビーム記録装置の駆動信号
として利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号をフィルム
映像に変換することに関し、さらに詳しくは、60Hz
・2:1インターレース方式の入力ビデオ信号を24H
z・1:1方式の出力ビデオ信号に変換するビデオ信号
の変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ここ数年来、電子ビーム記録(EBR)シス
テムを使用してビデオ信号をフィルム映像に変換するこ
とが可能になっている。このシステムを使用して、60
Hz(60フィールド/秒)・2:1インターレース方
式のビデオ信号HDVS(HighDefinition Video Signa
l)を24Hz{24フレーム(コマ)/秒}のフィル
ム映像に変換する場合には、まず、上記60Hzビデオ
信号から24コマ/秒に対応するビデオ信号を作成す
る。次に、作成された24コマ/秒のビデオ信号が電子
ビーム記録装置を駆動するのに用いられ、その結果、フ
ィルム上に24Hzコマ(1秒間に24コマ)が記録さ
れる。このシステムでは、図1に示す「ドロップフィー
ルド」処理がフレームレート変換処理用として使用され
ている。
【0003】図1は、24Hzフィルムの4コマA,
B,C,D分と、この4コマA,B,C,Dを作成する
ために用いられる符号1〜10で示す10個の60Hz
ビデオ信号のフィールド(以下、必要に応じて、単にビ
デオフィールドという)との時間関係を描いている。図
1の矢印に示すように、ビデオフィールドの対1,2と
3,4とは、それぞれ、コマAとコマBとを作成するた
めに結合され、この場合において、奇数フィールドであ
るビデオフィールド5は捨てられる。同様にして、ビデ
オフィールドの対6,7はコマCを作成するのに結合さ
れ、ビデオフィールド対8,9はコマDを作成するのに
結合される。偶数フィールドであるビデオフィールド1
0は捨てられる。このようにして完全な1つの変換サイ
クルが終了する。
【0004】図1から分かるように、この「ドロップフ
ィールド」処理では、奇数フィールドと偶数フィールド
とが常に1つ置きに(交互に)要求されるというビデオ
信号の要請により、コマA,Bに比較して、コマC,D
のビデオフィールドのタイミングが本来的に反転してい
る。しかし、ビデオフィールドの対(つい)毎にフィル
ムに記録され、かつ同時に映出されるので、この時間反
転は、最終的な製品では、(たとえ、フィルムに記録す
る前の24Hzビデオ信号のモニタ映像上において問題
があるとしても)何の違和感も与えない。
【0005】図1に示した「ドロップフィールド」処理
は、大ざっぱな標準変換形式であり、この標準変換方式
では、元の60Hzビデオ信号のうち5番目毎のフィー
ルドの消失により12Hzの激しい震動(judder、以
下、ジャダーという)成分が存在する。また、動解像度
の劣化が存在する、すなわち、時間的に(時間軸上で)
変位(オフセット)されたフィールドがフィルムの各コ
マを作成するために結合されるので、動く対象物の輪郭
ににじみが現れる。このように、「ドロップフィール
ド」処理は、時間範囲の大部分においては適切な映像品
質を与えるものであるが、フィルム映写機によって映出
される動きには、24Hzの映像に12Hzのジャダー
が含まれることになるので品位が劣る、すなわち、動解
像度が劣化する。
【0006】ビデオ信号方式変換に使用される他の周知
の技術は、2次元垂直軸/時間軸補間処理技術である。
この技術は、図2に図式的に示すように、625/50
/2:1(625本/フレーム,50Hz,2:1イン
ターレース)のビデオ信号を525/60/2:1ビデ
オ信号に変換するビデオ信号方式変換技術である。
【0007】図2の「×」印は、この垂直軸/時間軸
(V/T)平面上の625/50方式の画素を示してい
る。このV/T平面では、時間軸に沿う画素の連続垂直
列が奇数フィールドと偶数フィールドとで交互に表示さ
れる所定列に対応する画素を表すようになっている。
「○」印は、525/60方式の各画素を示している。
【0008】同図の点線で示すように、所要の各出力画
素は垂直軸/時間軸平面上の出力画素位置を囲む4個の
入力画素から作成される。すなわち、出力画素は、4個
の入力画素のそれぞれの値に、それぞれ重み付け係数
(factor)を乗算した後、それら重み付けされた各値を
加算することによって得られる。(なお、補間特性をよ
り良い近似とするためには、各出力画素を作成する際に
さらに多数個の画素群を使用すればよい。例えば、図2
上実線によって境界付けされた16個の入力画素を使用
するなどである。)
【0009】各重み付け係数は、出力画素位置から対応
する入力画素位置までの垂直軸・時間軸の変位に基づい
て決定される。したがって、出力画素位置に垂直軸時間
軸上で近い位置にある入力画素ほど、遠い位置にある入
力画素よりも、より大きく出力画素値に寄与する。この
ような2次元垂直軸/時間軸補間処理は、所要の重み付
け係数(この係数は上述のように出力画素位置によって
変わる。)に対応する係数(coefficient)を有する2次
元デジタルフィルタを用いて行うことができる。
【0010】上述した2次元垂直軸/時間軸補間処理は
ビデオ信号の方式変換処理として周知であるが、そのよ
うなリニア補間技術によって得られる結果は、入力ビデ
オ信号中に垂直軸・時間軸上の偽信号が現れるので、理
想的なものではない。このように、従来のリニア補間技
術では、好ましくない時間軸上のジャダー及び空間解像
度の損失が人工的に付加されてしまうという欠点を有し
ている。
【0011】このような問題を解決するために、動き補
償時間軸補間技術を含む精巧な方式変換システムが提案
されている。60Hz・2:1インターレース方式のビ
デオ信号を24Hzのフィルム映像に変換するこの方式
は、下記の(i) 〜(iv)までの4過程を有している。(i)
の過程;入力フィールドにおける動きに基づいて複数の
入力60フィールド/秒・フィールドのうち1個または
3個から順次走査フレームを作成する過程。(ii)の過
程;時間的に近接した順次走査フレーム対(つい)間の
映像領域中の動きを検出する過程。(iii) の過程;10
個ずつの順次走査フレームから4個の24コマ/秒の出
力映像を作成する過程。ここで、出力映像の各画素は、
この出力映像とそれを作成するフレーム対との間の検出
された動きと時間不整合(misalignment)とに基づいて
出力画素から空間的に変位された順次走査フレームのそ
れぞれの対(つい)中の画素群から求められる。(iv)の
過程:フィルム上に出力フレームを記録する過程。この
ように4つの過程から、映像中の動きが解析され、各画
素の補間処理が動きの方向に沿って行われる。
【0012】60Hz・2:1インターレース方式のビ
デオ信号を24Hzのフィルム映像に変換するこの方式
は、規則「GB2231228A」に詳細に記載されて
いる。この方式による出力映像は、動解像度が保存さ
れ、かつ動きが非常に滑らかな最高の品質を有する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式は、(データ)処理量が膨大であるとともに、装置構
成が複雑かつ大規模で高価であるという問題があった。
上記したことから分かるように、方式変換技術において
は、処理の複雑性が比較的に小さくて、高品質映像が得
られる技術が要請されている。
【0014】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、時間軸上のジャダー(映像の激しい震
動)が回避されるとともに、動解像度の劣化がなく、そ
の上、垂直軸・時間軸上で偽信号が現れず、さらに、方
式変換過程における(データの)処理量が比較的に少な
くなり、また本発明を実施する装置の構成が簡単かつ小
規模で廉価なビデオ信号の方式変換方法を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、例え
ば、図7及び図10に示すように、2:1インターレー
ス方式の入力ビデオ信号を1:1方式の出力ビデオ信号
に変換するビデオ信号の方式変換方法において、上記入
力ビデオ信号のフィールド間の映像領域の動き度を評価
する過程(動き評価器1による処理過程)と、上記入力
信号のフィールド位置から時間的に変位(オフセット)
した位置での出力フレームを作成する過程(1次元フレ
ーム間補間器2、フィールド内補間器3または2次元垂
直軸/時間軸補間器4による処理過程)とを有し、上記
出力フレームの各画素が上記出力フレームに対応する上
記評価された動き度に応じて、(a)上記入力信号のフ
レーム間の1次元フレーム間補間処理により対応する画
素を得る過程(1次元フレーム間補間器2による処理過
程)、又は上記入力信号に時間的に近いフィールドでの
対応画素を得る過程(フィールド内補間器3による処理
過程)、及び(又は)(b)上記出力フレームに対応す
る上記評価された動き度に応じて、上記入力信号のフィ
ールド間の2次元垂直軸/時間軸補間処理により対応す
る画素を得る過程(2次元垂直軸/時間軸補間器4によ
る処理過程)により作成されるようにしたものである。
【0016】このように、出力画素を作成する2つの異
なる方法の動き適応型結合処理が出力フレームの画素を
作成するために用いられる。これによって、入力フィー
ルド位置から時間的に変位した位置に存在する出力フレ
ームの画素を作成することができる。出力フレームは入
力フレームに対して時間的に変位し(ずれ)ているの
で、全ての出力画素を作成するために上記2つの方法の
うちの1つまたは両方を使用することにより良好な結果
を得ることができる。全ての出力フレームが同じ量だけ
時間軸上で入力フレームに最も近い時間軸上の変位の差
を有しているときに、最良の結果が得られ、これによっ
て出力フレーム間の映像品質の揺らぎが回避される。例
えば、60Hz・2:1インターレース方式の入力信号
をフィルム記録用の24Hz・1:1方式の出力信号に
変換するときには、出力フレームの画素が時間軸上で最
も近い位置にある入力フィールドからその入力フィール
ド周期の1/4だけ変位した各位置で作成される。
【0017】出力画素を作成する上記2つの方法(1次
元内部フレーム補間処理及び2次元垂直軸/時間軸補間
処理、又は入力フィールドに時間的に近接した対応画素
及び2次元垂直軸/時間軸補間処理による対応画素の複
写により得る方法)により作成される上記出力画素に対
する相対的な寄与率は、出力画素に対応する映像領域中
の評価された動き度に応じたものにされる。全ての映像
が静止映像である場合、出力画素は1次元フレーム間補
間処理のみにより、又は入力フィールドに時間的に近接
した対応画素(入力フィールドに最も近接した画素「最
近接フィールド置換」が好ましい。)の複写処理のみに
より最良の結果が得られ、これによれば、2次元垂直軸
/時間軸補間処理に付随する垂直軸解像度の劣化が避け
られる。また逆に、最大動き映像の領域である場合に
は、2次元垂直軸/時間軸補間処理のみで良好な動き描
写が得られる。これらの両極端の間の動きに対しては出
力画素を作成する際に、評価された動き度による重み付
けを行う。例えば、出力画素の値は、式(1−K)p1
+Kp2 または(1−K)p0 +Kp2 で与えられる。
ここで、p1 は1次元フレーム間補間処理により得られ
る対応画素の値、p2は2次元垂直軸/時間軸補間処理
による得られる対応画素の値、p0 は上記時間的に入力
フレームに近い対応する画素の値、Kは評価された動き
度がゼロの場合に0値を評価された動き度が予め定めら
れたレベルを超えた場合に1値をとる値にされる。
【0018】1次元内部フレーム補間処理に対して1つ
置きに用いられる最近接フィールド置換処理では、後者
の補間処理の方が、入力信号中の雑音を減少させるので
好ましい。この場合に、上記出力フレーム画素が(a)
上記入力信号のフレーム間の1次元内部フレーム補間処
理により得られる対応画素を得る過程、(b)上記入力
信号のフィールド間の2次元垂直軸/時間軸補間処理に
より得られる対応画素を得る過程のうち少なくとも一方
の過程またはこれらの組み合わせにより作成される。
【0019】1次元フレーム間補間処理は、単純には、
出力フレーム位置に時間軸上で近い入力フレームの所要
の出力画素に対応する入力フレームの値の平均処理によ
り行われる。しかしながら、入力画素値は出力画素位置
からの時間軸上の変位に応じて重み付けされているほう
が好ましい。
【0020】上述のビデオ信号をフィルムに変換する方
法を用いた場合には、結果として得られるフィルムを映
画として映出した場合、有効である。ただし、例えば、
そのフィルムから得ようとするものが広告撮影、静止映
像であるときには、コマから次のコマへの揺らぎ、滑ら
かな動き描写は、各コマが独立して用いられるのでそれ
ほど重要ではない。この場合、各コマを作成するのに用
いられる補間方法は、次のコマを作成するためのその方
法が良い動き描写、すなわち一定の映像品質が得られる
かどうかということをそれほど顧慮せずに、そのコマに
対して良い結果を与えるために選択できる
【0021】このような場合にこの発明では、例えば、
図7及び図10に示すように、2:1インターレース方
式の入力ビデオ信号を1:1方式の出力ビデオ信号に変
換するビデオ信号の方式変換方法において、上記入力ビ
デオ信号のフィールド間の映像領域の動き度を評価する
過程(動き評価器1による処理過程)と、各入力フィー
ルド位置に時間的に一致した位置の出力フレームを作成
する過程{上記各入力フィールドに時間的に一致してい
る不存在画素に対応する出力フレームの画素が、上記出
力フレームの画素に対応する上記評価された動き度に応
じて上記入力フィールドに時間軸上で一致した位置での
フィールド内補間処理(フィールド内補間器3による処
理)によって得られる対応画素、及び(又は)上記出力
フレームの画素に対応する上記評価された動き度に応じ
て上記入力信号のフレーム間の1次元補間処理(1次元
補間器2による処理)によって得られる対応画素のうち
のいずれか一方又はそれらの対応画素の結合により作成
される}と、上記入力信号のフィールド間の2次元垂直
的/時間的補間処理(2次元垂直軸/時間軸補間器4に
よる処理過程)により上記入力フィールド位置から時間
位置的に変位した位置の出力フレームを作成する過程と
を有するものである。
【0022】60Hz・2:1インターレース方式の入
力信号をフィルム記録を行うための24Hz・1:1方
式の出力信号に変換する場合において、例えば、各入力
フィールド位置に一致した時間軸上の位置において1つ
置きに出力フィールドが作成され、残りの出力フィール
ドは、時間軸上で隣合う入力フィールド間の時間軸上の
中間位置で作成される。出力フィールドが入力フィール
ド位置に対して変位を有している場合には、2次元垂直
軸/時間軸補間処理が良い結果をもたらす。しかし、出
力フレームが入力フィールド位置に一致している場合に
は、フィールド内及び1次元フレーム間補間処理の動き
適応型結合により入力フィールドの不存在走査線に対応
する画素を作成することが、2次元垂直軸/時間軸補間
処理によりも良い結果を与える。出力フレームの走査線
上の画素は一致した入力フィールドの走査線に対応して
いるので、入力フィールド画素を直接的に用いることが
できる。
【0023】入力フィールドに一致しているフレームに
対して、補間処理の各方法により出力画素に対する比例
配分の寄与率は評価された動き度による。全てが静止映
像領域である場合、出力画素の作成は、可能な限り垂直
軸方向の情報を保持できる1次元フレーム間補間処理の
みにより行われる。これとは逆に、全てが最大動きを有
する動き映像領域である場合、出力画素の作成は、時間
軸上で一致した入力フィールドに良好な結果を与えるフ
ィールド内補間処理のみでよい。これら両極端の間の動
きに対してはこれら2つの方法を結合して用いればよ
い。上記出力画素が入力フィールドに時間的に一致して
いる上記出力フレームの各画素の値は、例えば、式(1
−K)p1 +Kp3 で与えられる。ここで、p1 は1次
元フレーム間補間処理により得られる対応画素の値、p
3 は時間的に入力フィールドに一致したフィールド内補
間処理により得られる対応画素の値、Kは評価された動
き度がゼロの場合に0値を評価された動き度が予め定め
られたレベルを超えた場合に1値をとる値にされる。
【0024】
【実施例】以下、本発明ビデオ信号の方式変換方法の一
実施例についてこれを適用した装置との関係において図
面を参照して説明する。
【0025】図3の上部には、24Hzフィルムの4個
のフレーム(コマ)A,B,C,Dと、60Hz・2:
1インターレース方式のビデオ信号の10個のフィール
ドとの間の時間関係(すなわち、10個のフィールドか
らフィルムの4コマA,B,C,Dが作成される時間関
係)が示されている。同図から分かるように、このビデ
オフィールドには、符号1〜10までの奇数フィールド
(O)と偶数フィールド(E)とが交互に存在する。図
3の中央部には、垂直軸/時間軸(V/T)平面上のフ
ィールド1〜10までの60Hzビデオ信号の画素が示
されている。同様に、図3の下部には、垂直軸/時間軸
平面上の24Hz・1:1方式のビデオ信号の所要の画
素を示している。なお、24Hz・1:1方式のビデオ
信号は、フィルムのコマA,B,C,Dを形成するため
にフィルムに書き込まれる信号である。
【0026】図3から分かるように、1つ置きのフィル
ムコマA,Cなどが、それぞれ60Hzビデオフィール
ドと一緒に並べられている。すなわち、1つ置きのフィ
ルムコマは、ビデオフィールド1に対応するコマAの時
間位置、ビデオフィールド6に対応するコマCの時間位
置など、各入力フィールドに時間軸上で一致している。
出力コマ上の画素についての1つ置きの走査線は、入力
フィールドの走査線に一致している。このため、入力フ
ィールド画素を出力コマ画素として直接利用することが
できる。出力コマ上の画素の他の走査線は、入力フィー
ルド上で一致する走査線がない(以下、このような場合
には、必要に応じて、出力コマ上の画素の他の走査線
は、入力フィールド上の不存在走査線に対応していると
いう。)。この場合、出力コマの画素を作成するために
補間処理が必要である。残りのフィルムコマB,Dなど
は、ビデオフィールド3,8などのように時間的に中間
部分を有している。
【0027】図7は、60Hz・2:1入力ビデオ信号
から図3に示した時間配列に対応する出力画素を作成す
るために使用される装置の実施例の構成を示している。
この時間配列と図7の装置によって実行される変換方法
は、結果として得られる24Hzフィルムが、選択され
た静止画から映像画面を作成するために使用されるとき
に、特に有効である。図7に示す装置は、同図に示すよ
うに相互接続された動き評価器1、1次元中間フレーム
補間器2(以下、必要に応じて、単に、補間器2とい
う。)、内部フィールド補間器3(以下、必要に応じ
て、単に、補間器3という。)、2次元垂直軸/時間軸
補間器4(以下、必要に応じて、単に、補間器4とい
う。)、2個の乗算器5a,5b及び2個のセレクタ
8,9を有している。セレクタ8,9及び補間器4は、
コントローラ7の制御の下に動作する。図7に点線で示
す制御リンクが、コントローラ7と補間器2,3との間
に接続されているが、これは少なくとも以下に説明する
変換動作に対しては本質的なものではない。
【0028】この応用例において、映画の品質はそれほ
ど重要ではない。そのため、各出力コマの作成に際し
て、コマからコマへの動き描写または揺らぎのような映
像品質についてそれほど顧慮せずに、良好な結果が得ら
れる。図3に示した入力フィールド位置の中間部分にあ
る出力コマは、図7中の補間器4による2次元垂直軸/
時間軸補間処理により作成される。図3に示すように、
入力フィールドに一致している出力コマの画素の1つ置
き走査線は、1次元中間フレーム補間器2(図7参照)
による動き適応型結合処理と補間器3における内部フィ
ールド補間とによって作成され、上述したように、入力
フィールド走査線がこれら出力コマの他の走査線として
直接的に用いられる。
【0029】映像領域中の評価された動き度に基づく1
次元中間フレーム補間処理と内部フィールド補間処理に
よる出力画素に対する比例配分が、作成しようとする出
力画素に対応する。この概念は、最大限、垂直軸情報を
保持しているもっぱら静止映像領域上の中間フレームの
補間処理に用いられるとともに、最大の動きが存在する
ときには内部フィールド補間処理にも用いられる。これ
らの両極端の間においては、2種類の補間処理について
の重み付け結合が用いられる。この重み付けは、動きの
評価度(以下、必要に応じて、単に動き度という。)に
より決定される。
【0030】以下、動き評価器1によって決定されるこ
の動き度について図4〜図6を参照して説明する。
【0031】60Hz・2:1インターレース方式入力
ビデオ信号が動き評価器1に供給される。この動き評価
器1において、この入力ビデオ信号の入力フィールド毎
に動き評価係数Kの束が作成される。この動き評価係数
Kは、そのフィールドの不存在走査線の各画素位置に相
当するものである。この場合、図4に示すように、前の
フィールドと次のフィールドとの間の内部フレーム差係
数が、まず作成される。各点における所要の動き評価係
数Kを作成するために、前のフィールドと次のフィール
ドから内部フレーム差係数の束が次のようにして作成さ
れる。
【0032】ΔU (画素,現在の走査線,現在のフィー
ルド)=|Y(画素,現在の走査線,次のフィールド)
−Y(画素,現在の走査線,前のフィールド)|
【0033】ここで、ΔU は未正規化の差係数の束、Y
は3次元映像に対応する輝度の束である。
【0034】未正規化の差係数は、低輝度領域における
変化の重要性を調節するために以下のように正規化され
る。
【0035】ΔN (画素,現在の走査線,現在のフィー
ルド)=F (バーY(画素,現在の走査線))*ΔU
(画素,現在の走査線,現在のフィールド)
【0036】ここで、ΔN は正規化差係数の束である。
バーYは中間フレームの平均輝度値であり、下記のよう
にして作成される。
【0037】バーY(画素,現在の走査線)=(Y(画
素,現在の走査線,前のフィールド)+Y(画素,現在
の走査線,次のフィールド)/2 F(バーY)は正規化関数で、例えば、図5に示す特性
のように表される。すなわち、例えば、折点位置50を
超える明るさ領域における輝度差はその折点値よりも暗
い領域における輝度差に関してスケーリングされて小さ
くされ、このようにして輝度の全範囲における正規化が
行われる。
【0038】この後、差係数の束Δは、前のフィールド
差と一緒に3タップフィルタ(このフィルタの係数は、
例えば、1/4,1/2,1/4または0,1,0であ
る。)によって垂直軸方向にフィルタされる。このフィ
ルタにより、垂直軸方向の偽信号の問題が低減されると
ともに、特に、時間方向の偽信号の問題が低減される。
【0039】したがって、 ΔF (画素,現在の走査線,現在のフィールド)=ΔN
(画素,現在の走査線−1,前のフィールド)*C1
ΔN (画素,現在の走査線,現在のフィールド)*C2
+ΔN (画素,現在の走査線+1,前のフィールド)*
1
【0040】ここで、ΔF はフィルタされ正規化された
差係数の束である。C1 ,C2 はフィルタ係数であり、
2C1 +C2 =1とされ、単位直流利得が保持されてい
る。
【0041】次に、5タップ×15タップまでのうちの
いずれかの垂直軸・水平軸フィールド内フィルタが用い
られて現在フィールド内の差係数値が滑らかにされる。
実際上、3タップ×3タップのフィルタで十分である。
【0042】最後に、実際の動き評価係数を作成するた
め、非直線マッピング関数処理が関数γを用いて行わ
れ、それによって動き評価係数Kが作成される。 K(画素,現在の走査線)=γ(空間フィルタされたΔ
F (画素,現在の走査線))
【0043】非直線関数γは図6に示すように定義され
る。すなわち、静止映像(ΔF が折点位置1より小さい
ときには静止映像として取り扱われる)に対してはKは
ゼロ値である。画面上の絵柄全てに動きが存在するとき
の映像(ΔF が折点位置2より大きいときで、以下、必
要に応じて全動き映像という。)に対してはKは1値で
ある。中間的な動きが存在するときの映像に対してはそ
の間の比例的な値になる。
【0044】このようにして、動き評価器1は各入力フ
ィールドに対する動き評価係数の束を作成する。各個々
の動き評価係数Kは、図4に示すように、そのフィール
ド中の不存在画素の位置に対応している。
【0045】図7を参照して既に説明したように、作成
しようとする出力画素に対応する動き評価係数に基づい
て、各入力フィールドに一致した出力フレームの1つ置
きの走査線上の画素(すなわち、一致入力フィールド上
の不存在画素に対応する画素)がそれぞれ補間回路2に
よる1次元中間フレーム補間処理および補間回路3によ
る1次元内部フィールド補間処理の結合によって作成さ
れる。出力画素に対応する動き評価係数Kの値は、時間
的に一致する入力フィールド上の出力画素位置に対応す
るK値として得られる。
【0046】図7例の装置に供給された60Hzビデオ
信号の各フィールドは、セレクタ8、補間器2〜4及び
上述した動き評価係数Kを出力する動き評価器1に供給
される。セレクタ8は、コントローラ7の制御の下に、
入力フィールド位置に対応する出力フレームをセレクタ
9の一方の入力端子に供給する。補間器4は入力フィー
ルド間の中間部分に対応するフレームを作成し、それら
をセレクタ9の他方の入力端子に供給する。コントロー
ラ7は、セレクタ8と補間器4から供給されるフレーム
をセレクタ9から交互に出力するように制御する。コン
トローラ7には、セレクタ8,9の動作タイミングと補
間器4の補間位置を制御するための入力60Hzに同期
した同期信号SYNCが供給されている。セレクタ9か
らは24Hz・1:1方式のビデオ信号が出力される。
【0047】次に補間器2〜4の補間処理動作について
説明する。
【0048】図8Aは、補間器2により行われる1次元
中間フレーム補間処理の動作説明に供される線図であ
る。この図8Aには、垂直軸/時間軸平面上の入力画素
の束と,入力フィールドに時間軸上で一致した位置で作
成される出力24Hzフレームの所要の画素の一列が描
かれている。各所要の出力画素「○」は、図8A上の矢
線に示すように、前と次のフィールドにおける対応位置
に配されている2つの画素の間の補間結果として得られ
る。この補間結果の画素値は、前と次のフィールド上の
2つの画素の値の半値を加算して得られる。この方法に
よれば、周知のデジタルフィルタ技術を用いて出力画素
を連続的に作成することができる。
【0049】このようにして、補間器2においては、1
次元中間フレーム補間による画素(入力フィールドに一
致する出力フレームの所要の画素に対応する画素)が作
成される。入力画素から出力画素を作成する際に採用さ
れる補間比は、補間器2によって作成される全ての画素
に対して(1/2):(1/2)になっている。この場
合、コントロールリンク(図7の点線)が動作に柔軟性
を補償するために準備されているが、コントローラ7に
よる上記補間器2の制御はそれほど厳格に行わなくても
よい。
【0050】同様に、60Hzフィールドビデオ信号が
供給されるフィールド内補間器3は、入力フィールド位
置に一致した出力フレームについて、フィールド内補間
処理により所要の出力画素に対応する画素を作成する。
ここで、フィールド内補間処理には、デジタルフィルタ
を再度用いて出力画素位置の周辺の画素を比例配分的に
結合して補間画素を作成する処理も含まれる。例えば、
図8Bは、単一の入力フィールド中の画素、すなわち、
垂直軸/水平軸(V/H)において入力フィールドに一
致したフレームに対する所要の出力画素「○」の一列と
ともに、垂直/水平(V/H)平面上の単一入力フィー
ルドの画素「×」を示している。所要の出力画素は、そ
の出力画素のすぐ上下に存在する入力画素の(1/
2):(1/2)結合によって作成することができる。
この場合にも、コントロールリンク(図7の点線)が動
作に柔軟性を補償するために準備されているが、コント
ローラ7による上記補間器2の制御はそれほど厳格に行
わなくてもよい。
【0051】もちろん、図8A,図8B例で使用した2
つの画素群よりも大きなサンプルの束を、各出力画素を
補間により作成する際に使用してもよい。この処理は、
単純には、補間器3中のデジタルフィルタのタップ数を
増加させ、そのフィルタ係数を出力画素位置と入力画素
位置との空間的時間的変位(オフセット)に応じて調整
するようにして行うことができる。
【0052】図3に示す入力フィールド位置に一致して
いるフレームの1つ置き走査線の最終出力画素を作成す
るために、所要の出力画素に対応する補間器2,3から
出力される画素がそれぞれ乗算器5a,5bに供給され
る。これらの画素には、乗算器5a,5bによりそれぞ
れ比(1−K):Kで重み付け処理がされる。Kは、動
き評価器1から供給される所要の出力画素についての動
き評価係数である。乗算器5a,5bの出力信号が加算
器6に供給され、それらが加算器6で加算された結果が
最終出力画素になる。Kは、全静止映像領域における値
0から最大動き映像領域(言い換えれば、予め決められ
ている閾値以上の動きの程度を有する領域)における値
1までの値をとる。したがって、全静止映像領域におけ
る最終出力画素は1次元中間フレーム補間処理のみで作
成でき、最大動き映像領域における最終出力画素はフィ
ールド内補間処理のみで作成できる。これら両極端の間
では、制御された遷移状態が発生する。
【0053】加算器6の出力画素はセレクタ8の一方の
入力端子に供給され、60Hz入力フィールドの画素が
セレクタ8の他方の入力端子に供給される。コントロー
ラ7の制御によりセレクタ8の出力には、入力画素の走
査線と加算器6を通じて供給される補間された画素の走
査線が交互に現れる。これによって、完全なフレームが
作成され、この作成されたフレームはセレクタ9に供給
される。
【0054】図3を参照して説明した1次元フレーム内
補間処理とフィールド間補間処理の動き適応結合処理
は、入力フィールド位置に一致した出力フレームの作成
にのみ使用される。しかしながら、図3に示すように、
出力フレームは1つ置きに2つの入力フィールドの間の
中間部分に位置している。これらの出力フレームは図7
の補間器4による2次元垂直軸/時間軸補間処理によっ
て作成される。図8Cの垂直軸/時間軸(V/T)平面
上には、入力画素と所要の出力画素の一列との間の関係
が描かれている。同図において、各出力画素は、各出力
画素位置の周辺の点線によって接続された3個の時間的
に連続するフィールドを構成する画素の比例配分的結合
によって作成される。この比例配分的結合は、出力画素
位置からの各入力画素の垂直軸・時間軸変位に基づいて
行われる。もちろん、各出力画素を作成する際に、図8
Cに示す4個の画素より多いたくさんのサンプルの束を
用いてもよい。例えば、図2に示した4個の時間的に連
続する入力フィールドの区間中の16個のサンプルの束
を利用すればよい。補間しようとする出力画素中の時間
軸上の位置はフィルタ係数を決定するが、それは、コン
トローラ7の制御により補間器4で制御される。
【0055】補間器4の出力側はセレクタ9の他方の入
力端子に接続されている。コントローラ7はセレクタ8
から供給されるフレームと補間器4から供給されるフレ
ームを交互に選択するためにセレクタ9の切り換え動作
を制御する。このようにして、入力フィールド位置に一
致したフレームと入力フィールド位置の中間部分のフレ
ームが1つ置きにセレクタ9の出力側に現れ、24Hz
1:1方式の出力フレームが得られる。このデジタル信
号である出力フレームは、図示しないD/A変換器によ
りアナログ信号に変換される。このアナログ信号は、フ
ィルムに24Hz信号を記録するための図示しない電子
ビーム記録装置等のフィルム記録装置の駆動信号として
用いられる。
【0056】図7例の装置により実行される変換方法で
は、1つ置きフレームを作成するために異なった補間方
法を採用しているが、これにともなうコマから次のコマ
へ移る際の空間解像度の変化による映画品質の劣化はほ
とんど無視できる。しかしながら、各個々のフレームに
対して作成される良い映像品質は、特に半数のフレーム
が入力フィールド位置に対応しており、そして、これら
から選択されたフレームが宣伝広告用の静止映像を作成
するためのものである場合には、コマから次のコマに移
るときの揺らぎは問題にはならない。したがって、高品
質の静止映像が比較的単純な処理技術のみを利用する実
用的な装置により得られることになる。
【0057】このようにして得られるフィルムが、映画
として、滑らかな動き描写として、そして静止画として
映し出されるときには、コマから次のコマに移る際の品
質が、この順序で要求される。このような場合、時間的
に最も近い入力フィールドから同じ量だけ変位した位置
でそれぞれ補間して出力フレームを得ることが好まし
い。この処理は図9に示されるように行われる。これ
は、図3の処理に比較して、出力フレームが時間軸上で
入力フィールド周期fの1/4周期だけずれる点が異な
る。この図9から分かるように、所要の出力画素は、時
間的に最も近い入力フィールドからそれぞれ±f/4周
期だけ変位(オフセット)している。このように構成す
ることにより、全ての出力フレームを、1次元フレーム
間補間処理及び2次元垂直軸/時間軸補間処理の動き適
応結合処理により良好な結果で得ることができる。図1
0はこの処理を行う装置の実施例を示している。
【0058】図10例の装置は、図に示すように相互接
続された動き評価器1、1次元中間フレーム補間器2、
2次元垂直軸/時間軸補間器4、2つの乗算器5a,5
b、及び加算器6を有している。補間器2,4はコント
ローラ7の制御の下に動作する。
【0059】図10例装置の入力側に供給される60H
zビデオ信号のフィールドが動き評価器1と補間器2,
4に供給される。補間器2,4はそれぞれ1次元フレー
ム間補間処理と2次元垂直軸/時間軸補間処理により画
素を作成する。これらの画素は所要の出力24Hzフレ
ームを構成する画素に対応する。60Hzビデオ信号の
フィールドに対する補間器2,4の動作タイミングは、
60Hzフィールドに同期した同期信号SYNCが供給
されているコントローラ7によって制御される。補間器
2,4によって作成された画素は、動き評価器1によっ
て決定される出力画素に対応する動きの評価度に応じて
重み付けされ、その後に加算されて最終出力画素が作成
される。図10例装置の出力信号は、24Hz1:1方
式の信号である。
【0060】ここで、動き評価器1は、上述したよう
に、各入力フィールドに対する動き評価係数の束を作成
する。作成された各個々の動き評価係数Kはそのフィー
ルド中における不存在画素の位置に対応している。出力
画素に対する評価係数Kの値は、所要の位置におけるK
値を有する時間的に最も近い入力フィールド上の出力画
素位置に対応するK値として得られる。すでに説明した
ように、これらの値は、例えば、係数1/4,1/2,
1/4を有するデジタルフィルタによって滑らかにされ
る。このようにして、各出力画素に対応する動き評価係
数Kが得られる。この動き評価係数Kは、以下に説明す
るように、補間器2,4によって作成された画素を比例
配分的に結合する際に用いられる。
【0061】図11Aは、図10中の補間器2の動作説
明に供される線図である。この図11Aには、垂直軸/
時間軸(V/T)平面に所要の出力画素「○」と入力画
素「×」とが同時に描かれている。この所要の出力画素
は、図9の配列で示したのと同じように、入力フィール
ド周期に対して1/4周期変位(オフセット)してい
る。図11Aの矢線に示すように、各出力画素は、その
出力画素に対して時間軸上で近い前の入力画素と次の入
力画素との補間処理によって作成される。このようにし
て出力画素は、時間軸上で近い前後の2つの入力フレー
ムの画素から補間処理によって作成される。
【0062】補間された各画素の値は、出力画素位置中
のこれらの画素に時間軸上で比較的に近い前後(前と次
の)の入力画素から比例配分的結合で得られる。このよ
うにして、図11Aに示される所定列上の一方の交互出
力画素は、時間軸上前側の最も近い画素の値の7/8
と、時間軸上後ろ側の最も近い画素の値の1/8の加算
処理によって得られる。他方の出力画素は、時間軸上の
前側で最も近い画素の値の3/8と時間軸上の後ろ側で
最も近い画素の値の5/8の加算処理によって得られ
る。出力画素は、この方法により周知のデジタルフィル
タ技術を用いて連続的に作成することができる。もちろ
ん、各出力画素を作成するために2つの画素よりも多く
の画素の束を用いてもよく、その場合には出力画素に対
する入力画素の変位に応じて重み付け係数を適当に調節
する。補間器2中のデジタルフィルタの係数を決定する
最適の補間比は、60Hz入力フィールドに関連してタ
イミング制御を行うコントローラ7によって制御され
る。
【0063】このようにして、補間器2は1次元フレー
ム間補間処理によって所要の出力画素位置に対応する画
素を作成し、作成した画素を乗算器5aに供給する。
【0064】同様に、コントローラ7によって制御され
るタイミングで2次元垂直軸/時間軸補間処理により所
要の出力画素位置に対応する補間画素が作成される。こ
の補間画素の作成処理が図11bに描かれている。この
図11bには、垂直軸/時間軸平面上に入力画素と同時
に出力画素が描かれている。各出力画素は、その出力画
素を取り囲むように配され点線によって関係付けられた
時間的に連続する3個のフィールド中の4個の入力画素
値の重み付け加算によって作成される。なお、上述した
ように、各出力画素を作成するために、より大きな画素
の束、例えば、4個の連続するフィールドの16サンプ
ル区間の画素の束を用いることもできる。また、補間器
4のフィルタ係数はコントローラ7によって制御される
が、出力画素位置に対する各入力画素位置の垂直軸・時
間軸上の変位に応じて入力画素に比例配分的に決定され
る。
【0065】補間器4の出力信号は乗算器5bに供給さ
れる。各出力画素を作成するために、補間器2,4によ
って作成された対応画素に対して、それぞれ乗算器5
a,5bで重み付け係数(1−K),K(Kは、上述の
ように出力画素に対する動き評価係数である。)がかけ
られる。乗算器5a,5bによって重み付けされた出力
信号は加算器6に供給されて加算され、最終出力画素が
作成される。
【0066】ここで、動き評価係数Kは、全静止映像領
域における0値から最大動き映像領域(言い換えれば、
予め決められている閾値以上の動きの程度を有する領
域)における1値までの値をとる。したがって、全静止
映像領域における最終出力画素は1次元中間フレーム補
間器2による処理のみで作成でき、最大動き映像領域に
おける最終出力画素は2次元垂直軸/時間軸補間器4に
よる補間処理のみで作成できる。
【0067】この場合、加算器6の出力は24Hz・
1:1方式の信号であり、各出力フレームは、時間軸上
で最も近い入力フィールドの位置からフィールド周期の
1/4の時間の変位(オフセット)を有している(図9
参照)。この24Hz出力信号は図示しないD/A変換
器でアナログ信号に変換された後、フィルムに記録する
ための図示しない電子ビーム記録装置を駆動するために
使用される。
【0068】上述した60Hzビデオ信号を24Hzフ
ィルム映像に変換する方法は、コマから次のコマに移る
際の静止画品質と滑らかな動き描写(滑らかな動きのあ
るポートレート)を保証する。また、高度に複雑な処理
技術が回避され、比較的簡易な装置を用いることができ
る。
【0069】なお、図7例の装置と図10例の装置はそ
れぞれ個別に用いてもよく、個々のシステムの特性に応
じてコントローラ7の制御により2者択一で切り換えて
制御するようにすることもできる。
【0070】なお、本発明は上記の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出力画素を作成する2つの異なる方法の動き適応型結合
処理が出力フレームの画素を作成するために用いられ
る。これによって、入力フィールド位置から時間的に変
位した位置に存在する出力フレームの画素を作成するこ
とができる。出力フレームは入力フレームに対して時間
的に変位しているので、全ての出力画素を作成するため
の上記2つの方法のうちの1つまたは両方を使用するこ
とにより良好な結果を得ることができる。全ての出力フ
レームが同じ量だけ時間軸上で入力フレームに最も近い
時間軸上の変位(オフセット)の差を有しているとき
に、最良の結果が得られ、これによって出力フレーム間
の映像品質の揺らぎが回避される。
【0072】例えば、60Hz・2:1インターレース
方式の入力信号をフィルム記録用の24Hz・方式の出
力信号に変換するときには、出力フレームが時間軸上で
最も近い位置にある入力フィールドからその入力フィー
ルド周期の1/4変位(オフセット)した各位置で作成
される。
【0073】このようにすれば、時間軸上のジャダー
(映像の激しい震動)が回避されるとともに、動解像度
の劣化がなく、その上、垂直軸・時間軸上で偽信号が現
れず、さらに、方式変換過程における(データ)処理量
が比較的に少なくなり、また本発明が適用された装置の
構成が簡単かつ小規模になり、コストが低減されるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】60Hz・2:1インターレース方式のビデオ
信号を24Hzフィルム映像に変換するための周知のド
ロップフィールド変換方式の説明に供される線図であ
る。
【図2】625/50/2:1(625本/フレーム,
50Hz,2:1インターレース)のビデオ信号を52
5/60/2:1ビデオ信号に変換するビデオ信号方式
変換技術における2次元垂直軸/時間軸補間技術の説明
に供される線図である。
【図3】本発明の一実施例の方式変換方法による60H
zビデオ信号を24Hzフィルム映像に変換する技術に
おいて、60Hz・2:1インターレース方式のビデオ
信号の画素と24Hz・1:1方式のビデオ信号の所要
の画素との間の垂直軸/時間軸関係を示す線図である。
【図4】本発明の一実施例の方式変換方法における動き
評価処理の部分の説明に供される線図である。
【図5】図4の動き評価処理に用いられる正規化関数を
示す線図である。
【図6】図4の動き評価処理に用いられる非直線関数を
示す線図である。
【図7】60Hz・2:1インターレース方式のビデオ
信号を24Hzフィルム映像に変換する際に用いられる
本発明の一実施例装置の構成を示すブロック図である。
【図8】Aは、図7例装置の一部によって遂行される1
次元中間フレーム補間処理の説明に供される線図であ
る。Bは、図7例装置の他の一部によって遂行される内
部フィールド補間処理の説明に供される線図である。C
は、図7例装置のさらに他の一部によって遂行される内
部フィールド補間処理の説明に供される線図である。
【図9】本発明方法の他の実施例によって60Hz・
2:1インターレース方式のビデオ信号を24Hzフィ
ルム映像に変換する際における60Hz・2:1インタ
ーレース方式のビデオ信号の画素と24Hz・1:1方
式のビデオ信号の所要の画素との間の垂直軸/時間軸関
係を示す線図である。
【図10】60Hz・2:1インターレース方式のビデ
オ信号を24Hzフィルム映像に変換する際に用いられ
る本発明の他の実施例装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】Aは、図10例装置の一部によって遂行され
る1次元フレーム間補間処理の説明に供される線図であ
る。Bは、図10例装置の他の一部によって遂行される
2次元垂直軸/時間軸補間処理の説明に供される線図で
ある。
【符号の説明】
1 動き評価器 2 1次元フレーム間補間器 3 フィールド内補間器 4 2次元垂直軸/時間軸補間器 5a,5b 乗算器 6 加算器

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2:1インターレース方式の入力ビデオ
    信号を1:1方式の出力ビデオ信号に変換するビデオ信
    号の方式変換方法において、 上記入力ビデオ信号のフィールド間の映像領域の動き度
    を評価する過程と、上記入力信号のフィールド位置から
    時間的に変位した位置での出力フレームを作成する過程
    とを有し、 上記出力フレームの各画素が、 (a)上記出力フレームの画素に対応する上記評価され
    た動き度に応じて、上記入力信号のフレーム間の1次元
    フレーム間補間処理により対応する画素を得る過程、又
    は上記入力信号に時間的に近いフィールドでの対応画素
    を得る過程、 (b)上記出力フレームの画素に対応する上記評価され
    た動き度に応じて、上記入力信号のフィールド間の2次
    元垂直軸/時間軸補間処理により対応する画素を得る過
    程、 のうち少なくとも一方の過程又はそれらの組み合わせに
    より作成されるようにしたビデオ信号の方式変換方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、p1 を1
    次元フレーム間補間処理により得られる対応画素の値、
    2 を2次元垂直軸/時間軸補間処理による得られる対
    応画素の値、p0 を上記時間的に入力フレームに近い対
    応する画素の値、Kを評価された動き度がゼロの場合に
    0値をとり評価された動き度が予め定められたレベルを
    超えた場合に1値をとる値とするとき、上記出力フレー
    ムの各画素の値が式(1−K)p1 +Kp2 または(1
    −K)p0 +Kp2 で与えられるビデオ信号の方式変換
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法において、上記出力
    フレームの各画素が、 (a)上記入力信号のフレーム間の1次元フレーム間補
    間処理により得られる対応画素を得る過程、 (b)上記入力信号のフィールド間の2次元垂直軸/時
    間軸補間処理により得られる対応画素を得る過程、 のうち少なくとも一方の過程又はそれらの組み合わせに
    より作成されるビデオ信号の方式変換方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法において、p1 を1
    次元フレーム間補間処理により得られる対応画素の値、
    2 を2次元垂直軸/時間軸補間処理による得られる対
    応画素の値、Kを評価された動き度がゼロの場合に0値
    をとり評価された動き度が予め定められたレベルを超え
    た場合に1値をとる値とするとき、上記出力画素のそれ
    ぞれの値が式(1−K)p1 +Kp2 で与えられるビデ
    オ信号の方式変換方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の方
    法において、入力信号が60Hz・2:1インターレー
    ス方式の信号であり、出力信号が24Hz・1:1方式
    の信号であるビデオ信号の方式変換方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の方法において、上記出力
    フレームが、時間軸上で最も近い位置にある入力フィー
    ルドからその入力フィールド周期の1/4周期変位した
    各位置で作成されるビデオ信号の方式変換方法。
  7. 【請求項7】 2:1インターレース方式の入力ビデオ
    信号を1:1方式の出力ビデオ信号に変換するビデオ信
    号の方式変換方法において、 上記入力ビデオ信号のフィールド間の映像領域の動き度
    を評価する過程と、 各入力フィールド位置に時間的に一致した位置の出力フ
    レームを作成するに当たり、上記時間的に一致している
    上記各入力フィールドの不存在画素に対応する出力フレ
    ームの画素を、上記出力フレームの画素に対応する上記
    評価された動き度に応じて上記入力フィールドに時間軸
    上で一致した位置でのフィールド内補間処理によって得
    られる対応画素、及び(又は)上記出力フレームの画素
    に対応する上記評価された動き度に応じて上記入力信号
    のフレーム間の1次元補間処理によって得られる対応画
    素のうちのいずれか一方又はそれらの対応画素の組み合
    わせにより作成する過程と、 上記入力信号のフィールド間の2次元垂直軸/時間軸補
    間処理により上記入力フィールド位置から変位した時間
    位置の出力フレームを作成する過程とを有するビデオ信
    号の方式変換方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法において、上記入力
    フィールドに時間的に一致している上記出力フレームの
    各画素の値が、p3 を時間的に入力フィールドに一致し
    たフィールド内補間処理により得られる対応画素の値、
    Kを評価された動き度がゼロの場合に0値をとり評価さ
    れた動き度が予め定められたレベルを超えた場合に1値
    をとるとするとき、式(1−K)p1 +Kp3 で与えら
    れるビデオ信号の方式変換方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8記載の方法におい
    て、入力信号が60Hz・2:1インターレース方式の
    信号であり、出力信号が24Hz・1:1方式の信号で
    あるビデオ信号の方式変換方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の方法において、1つ置
    きの出力フィールドがそれぞれの入力フィールド位置に
    時間軸上で一致した位置で作成され、残りの出力フィー
    ルドが時間軸上近接した入力フィールド間の時間的に中
    間の位置で作成されるビデオ信号の方式変換方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    の方法において、2次元垂直軸/時間軸補間処理が入力
    信号のうち時間軸上で連続する3個のフィールド間で行
    われるようにしたビデオ信号の方式変換方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の方法において、2次元垂直軸/時間軸補間処理が入力
    信号のうち時間軸上で連続する4個のフィールド間で行
    われるようにしたビデオ信号の方式変換方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    の方法において、出力ビデオ信号をアナログ信号に変換
    するデジタル・アナログ変換処理過程を有し、このアナ
    ログ信号をフィルム上に映像を記録するフィルム記録装
    置に供給するようにしたビデオ信号の方式変換方法。
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