JP2001285810A - 動きベクトルを算出するための方法および装置 - Google Patents

動きベクトルを算出するための方法および装置

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JP2001285810A
JP2001285810A JP2001094422A JP2001094422A JP2001285810A JP 2001285810 A JP2001285810 A JP 2001285810A JP 2001094422 A JP2001094422 A JP 2001094422A JP 2001094422 A JP2001094422 A JP 2001094422A JP 2001285810 A JP2001285810 A JP 2001285810A
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Robert Joseph Topper
ジョセフ トッパー ロバート
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/144Movement detection
    • H04N5/145Movement estimation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/012Conversion between an interlaced and a progressive signal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】第1のイメージと、第2のイメージの間の動き
ベクトルを見つけるための動き推定システムが、提供さ
れる。 【解決手段】第1のイメージから、第1および第2の重
なり合うピクセルのブロックを選択する。動き推定シス
テムは、次いで、第1のイメージと、第2のイメージと
の間の動きを推定し、重なり合うブロックに対する個々
の動きベクトルを定義する。これらの動きベクトルは、
個々の第1および第2の重なり合うピクセルのブロック
内の個々の第1および第2の重なり合わないピクセルの
サブブロックに割り当てる。動き推定システムは、補間
サンプルが第1および第2のイメージフィールドから
の、または第1のフィールドからのみのサンプルを用い
て、生成されるかどうかを判定するために、サブブロッ
クが用いられる映像非インターレース化システムで、有
利に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動きベクトルを算
出するための方法および装置に関し、特には、映像非イ
ンターレース化システム(video de−inte
rlacingsystem)の使用に適した動きベク
トル算出に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、Advanced Telev
ision Systems Commitee(AT
SC)規格に準拠するデジタルテレビ(DTV)信号
は、多数のフォーマットを有し得る。これらのフォーマ
ットは、通常、イメージ内の水平線の数、ならびに各イ
メージフレームが、それぞれがフレームの線を1つ置き
に含む2つのフィールド(インターレース)、またはフ
レームの全ての線を含む単一のイメージフィールド(順
次的)から形成されているかどうかにより参照される。
最高解像度から最低解像度までリストされる、ATSC
規格により定義されるテレビ信号フォーマットは、10
80I、720P、480Pおよび480Iという名称
で参照される。これらの名称において、数字がそのイメ
ージ内の水平線の数を指し、文字は結果的に生じるイメ
ージを、インターレース(I)、または順次的(P)で
あるとして定義する。
【0003】米国テレビジョン方式委員会(NTSC)
により設定された規格に基づいて作動するテレビ受像機
は、480本の線のアクティブ映像情報を2つのインタ
ーレースフィールドとして表示するので、480Iの解
像度を有する。米国での現在のプログラミングの大半
は、NTSC規格に準拠している。
【0004】ATSCテレビ受像機は、多くの異なるタ
イプのモニタに対応し得る。例えば、ATSC受像機
は、受信している信号がどのようなタイプであっても、
表示のために適合することができる、マルチシンクモニ
タに接続され得る。このタイプのマルチシンクモニタ
は、通常、考え得るタイプのATSC信号のそれぞれ
を、意図された解像度で表示することを可能とするの
で、ネイティブモードモニタと呼ばれる。あるいは、標
準的なNTSCモニタに接続することができるATSC
受像機が、購入され得る。そのような受像機の1つとし
ては、Panasonic製のTU−DST51 DT
V Decoder Set−Top Boxがある。
この受像機は、各タイプのATSC信号を、NTSCモ
ニタ上で表示され得る480I出力信号に変換する。こ
のPanasonic製の受像機はまた、他のタイプの
モニタに対応しており、受信した入力信号を、自動的に
その特定のモニタが対応するフォーマットに変換する。
【0005】インターレース映像信号が、異なる2度の
機会に発生する、映像フィールドのインターレースによ
り生じるアーティファクトを有することは周知である。
そのようなアーティファクトの1つが、垂直ドットクロ
ール(vertical dot crawl)であ
る。このアーティファクトは、イメージ内の垂直エッ
ジ、通常は、異なる色を有するイメージの部分間のエッ
ジで発生する。その名称が示すとおり、垂直ドットクロ
ールアーティファクトは、フレームの下から上へと移動
するように見える、複数のドットからなる1本の線とし
て見える。ディスプレイデバイスが順次映像信号に対応
している場合には、これらのインターレース走査のアー
ティファクトは、そのインターレース映像信号を、表示
する前に、順次映像信号に変換することにより、取り除
かれるか、または少なくとも緩和され得る。
【0006】インターレース映像信号を順次映像信号に
変換するための方法は、多数存在する。これらの方法の
いくつかは、K.Sugiyamaらの「A Meth
odof De−interlacing with
Motion Compensated Interp
olation」と題された論文(IEEE Tran
sactions on Consumer Elec
tronics.Vol.45. No.3.1999
pp.611−616)に記載されている。通常、イ
ンターレース映像信号は、映像信号の各イメージフィー
ルド内に存在する線の間に、補間イメージ線を挿入する
ことにより、順次映像信号に変換(すなわち、非インタ
ーレース化)される。
【0007】動き補償型非インターレース化システムに
おいて、ノイズ特性とスモールオブジェクトトラッキン
グとの間にトレードオフが存在する。比較的大きなブロ
ックサイズを用いる、動き補償型システムは、通常、良
好なノイズ特性を有する。すなわち、基調をなすイメー
ジコンテンツをトラッキングする代わりに、イメージ内
のノイズをトラッキングしない傾向にある。しかしなが
ら、これらのシステムは、スモールオブジェクトを上手
くトラッキングしない傾向にある。よって、スモールオ
ブジェクトが、1つのイメージから次のイメージへと、
イメージの列内を移動する場合、大きなブロックサイズ
を用いる、非インターレース化システムは、移動したオ
ブジェクトと、現在のフレーム内の同じオブジェクトと
のマッチングが困難であり得る。逆に、上で参照した論
文のように、ブロックサイズを減少させる場合、スモー
ルオブジェクトの認識は改善されるが、ノイズ特性が悪
化する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による方法は、第
1のイメージと第2のイメージの間の動きベクトルを算
出する方法であって、該第1および第2のイメージのそ
れぞれが、連続する画素(ピクセル)サンプルの線を有
し、該方法は、該第1のイメージ内に所定の位置を有す
る、第1のN×M個のピクセルのブロックを選択する工
程であって、NおよびMがともに、2よりも大きな整数
である、工程と、該第2のイメージ内の第1のN×M個
のピクセルのマッチングブロックを識別する工程であっ
て、該第1のマッチングブロックが、所定のずれの範囲
内で、該第1のイメージ内の該第1のブロックの該位置
からずれており、且つ所定の基準に従って、該第1のブ
ロックとマッチする位置を有する、工程と、該第1のイ
メージ内の該第1のブロックの該位置に対する、該第2
のイメージからの該第1のピクセルのマッチングブロッ
クの該ピクセル位置のずれとして、第1の動きベクトル
を算出する工程と、該第1のイメージからの第2のN×
M個のピクセルのブロックを選択する工程であって、該
第2のブロックが、少なくともO個のピクセル位置の該
第1のブロックと重なり合い、OがN×Mよりも小さい
整数である、工程と、該第2のイメージ内の第2のN×
M個のピクセルのマッチングブロックを識別する工程で
あって、該第2のマッチングブロックが、該所定のずれ
の範囲内で、該第1のイメージ内の該第2のブロックの
該位置からずれており、且つ該所定の基準に従って、該
第2のブロックとマッチする位置を有する、工程と、該
第1のイメージ内の該第2のブロックの該位置に対す
る、該第2のイメージ内の該第2のピクセルのマッチン
グブロックの該ピクセル位置のずれとして、第2の動き
ベクトルを算出する工程と、を包含し、それにより上記
目的が達成される。
【0009】前記第1および第2の動きベクトルを、前
記第1のイメージの前記個々の第1および第2のブロッ
ク内の個々のn×m個のピクセルの重なり合わないブロ
ックに割り当てる工程をさらに含み、nおよびmが整数
であり、nがNよりも小さく、mがMよりも小さくても
よい。
【0010】NおよびMがともに8と等しく、nおよび
mがともに4と等しくてよい。
【0011】前記第1のイメージ内の前記第2のブロッ
クが、該第1のイメージ内の前記第1のブロックから水
平方向にずれてもよい。
【0012】前記第1のイメージからの第3のN×M個
のピクセルのブロックを選択する工程であって、該第3
のブロックが、前記第1のブロックから垂直方向にず
れ、且つ該少なくともO個のピクセル位置の第1のブロ
ックと重なり合う、工程と、前記第2のイメージ内の第
3のN×M個のピクセルのマッチングブロックを識別す
る工程であって、該第3のマッチングブロックが、前記
所定のずれの範囲内で、該第1のイメージ内の該第3の
ブロックの該位置からずれ、且つ前記所定の基準に従っ
て、該第3のブロックとマッチする位置を有する、工程
と、該第1のイメージ内の該第3のブロックの該位置に
対する、該第2のイメージからの該第3のピクセルのマ
ッチングブロックの該ピクセル位置のずれとして、第3
の動きベクトルを算出する工程と、をさらに包含しても
よい。
【0013】前記第1のイメージ内の前記第2のブロッ
クが、該第1のイメージ内の前記第1のブロックから垂
直方向にずれてもよい。
【0014】本発明による装置は、第1のイメージと第
2のイメージの間の動きベクトルを算出する装置であっ
て、該第1および第2のイメージのそれぞれが、連続す
る画素(ピクセル)サンプルの線を有し、該装置は、該
第1のイメージ内に所定の位置を有する、第1のN×M
個のピクセルのブロックを選択する手段であって、Nお
よびMがともに、2よりも大きい整数である、手段と、
該第2のイメージ内の第1のN×M個のピクセルのマッ
チングブロックを識別する工程であって、該第1のマッ
チングブロックが、所定のずれの範囲内で、該第1のイ
メージ内の該第1のブロックの該位置からずれ、且つ所
定の基準に従って、該第1のブロックとマッチする位置
を有する、手段と、該第1のイメージ内の該第1のブロ
ックの該位置に対する、該第2のイメージからの該第1
のピクセルのマッチングブロックの該ピクセル位置のず
れとして、第1の動きベクトルを算出する手段と、該第
1のイメージからの第2のN×M個のピクセルのブロッ
クを選択する手段であって、該第2のブロックが、少な
くともO個のピクセル位置の該第1のブロックと重なり
合い、OがN×Mよりも小さな整数である、手段と、該
第2のイメージ内の第2のN×M個のピクセルのマッチ
ングブロックを識別する手段であって、該第2のマッチ
ングブロックが、該所定のずれの範囲内で、該第1のイ
メージ内の該第2のブロックの該位置からずれており、
且つ該所定の基準に従って、該第2のブロックとマッチ
する位置を有する、手段と、該第1のイメージ内の該第
2のブロックの該位置に対する、該第2のイメージから
の該第2のピクセルのマッチングブロックの該ピクセル
位置のずれとして、第2の動きベクトルを算出する手段
と、を包み、それにより上記目的が達成される。
【0015】前記第1および第2の動きベクトルを、前
記第1のイメージの前記個々の第1および第2のブロッ
ク内の個々のn×m個のピクセルの重なり合わないブロ
ックに割り当てる手段をさらに含み、nおよびmが整数
であり、nがNよりも小さく、mがMよりも小さくてよ
い。
【0016】NおよびMが8と等しく、nおよびmが4
と等しくてよい。
【0017】前記第1のイメージ内の前記第2のブロッ
クが、該第1のイメージ内の前記第1のブロックから、
水平方向にずれてもよい。
【0018】前記第1のイメージからの第3のN×M個
のピクセルのブロックを選択する手段であって、該第3
のブロックが、前記第1のブロックから垂直方向にず
れ、且つ前記少なくともO個のピクセル位置の前記第1
のブロックと重なり合う、手段と、前記第2のイメージ
内の第3のN×M個のピクセルのマッチングブロックを
識別する手段であって、該第3のマッチングブロック
が、前記所定のずれの範囲内で、該第1のイメージ内の
該第3のブロックの該位置からずれ、且つ前記所定の基
準に従って、該第3のブロックとマッチする位置を有す
る、手段と、該第1のイメージ内の該第3のブロックの
該位置に対する、該第2のイメージの該第3のピクセル
のマッチングブロックの該ピクセル位置のずれとして、
第3の動きベクトルを算出する手段と、をさらに含んで
よい。
【0019】前記第1のイメージ内の前記第2のブロッ
クが、該第1のイメージ内の前記第1のブロックから垂
直方向にずれてもよい。
【0020】本発明による方法は、コンピュータが第1
のイメージと第2のイメージ間の動きベクトルを算出す
るように制御する、コンピュータプログラムを含むコン
ピュータ可読媒体であって、該第1および第2のイメー
ジのそれぞれが、連続する画素(ピクセル)サンプルの
線を有し、該方法は、該第1のイメージ内に所定の位置
を有する、第1のN×M個のピクセルのブロックを選択
する工程であって、NおよびMがともに、2よりも大き
な整数である、工程と、該第2のイメージ内の第1のN
×M個のピクセルのマッチングブロックを識別する工程
であって、該第1のマッチングブロックが、所定のずれ
の範囲内で、該第1のイメージ内の該第1のブロックの
該位置からずれ、且つ所定の基準に従って、該第1のブ
ロックとマッチする位置を有する、工程と、該第1のイ
メージ内の該第1のブロックの該位置に対する、該第2
のイメージからの該第1のピクセルのマッチングブロッ
クの該ピクセル位置のずれとして、第1の動きベクトル
を算出する工程と、該第1のイメージからの第2のN×
M個のピクセルのブロックを選択する工程であって、該
第2のブロックが、少なくともO個のピクセル位置の該
第1のブロックと重なり合い、OがN×Mよりも小さな
整数である、工程と、該第2のイメージ内の第2のN×
M個のピクセルのマッチングブロックを識別する工程で
あって、該第2のマッチングブロックが、該所定のずれ
の範囲内で、該第1のイメージ内の該第2のブロックの
該位置からずれ、且つ該所定の基準に従って、該第2の
ブロックとマッチする位置を有する、工程と、該第1の
イメージ内の該第2のブロックの該位置に対する、該第
2のイメージからの該第2のピクセルのマッチングブロ
ックの該ピクセル位置の該ずれとして、第2の動きベク
トルを算出する工程と、を包含し、それにより上記目的
が達成される。
【0021】本発明による方法は、それぞれが、L本の
画素(ピクセル)サンプルの線を有する、第1および第
2のイメージフィールドを有するインターレース映像信
号を、該インターレース映像信号のサンプルの線のそれ
ぞれの対の間に、個々の補間ピクセルのサンプルの線を
加えることによって、それぞれが、少なくとも2L−1
本のピクセルサンプルの線を有する、対応する第1およ
び第2のイメージフレームを有する順次映像信号に変換
する方法であって、Lが1よりも大きな整数である、該
方法は、該第1のイメージフィールドから、第1および
第2の重なり合うN×M個のピクセルのブロックを選択
する工程であって、該第1および第2のブロックが、所
定の方向で、O個のピクセル分だけ重なり合い、M、N
およびOが整数であり、Oが、少なくともNおよびMの
うちの1つよりも小さい、工程と、該第1および第2の
イメージフィールド間の動きを推定することにより、該
第1および第2の重なり合うブロックに対する個々の第
1および第2の動きベクトルを定義する工程と、該第1
および第2の動きベクトルを、個々の第1および第2の
ピクセルサンプルのブロック内の個々の第1および第2
の重なり合わないピクセルのサブブロックに割り当てる
工程と、該第1の動きベクトルによって判定された、該
第1の重なり合わないピクセルのサブブロックと、該第
2のイメージからの対応する第1のマッチングサブブロ
ックとの間の誤差の測定値を、所定の閾値と比較するこ
とにより、該動きベクトルが、該第1および第2のイメ
ージ間の実際の動きを表わすかどうかを判定する、工程
と、該動きベクトルが実際の動きを表わす場合に、該第
1のサブブロックおよび該第1のマッチングサブブロッ
ク内のピクセルサンプルを用いて、前記補間ピクセルサ
ンプルを生成する工程と、該動きベクトルが実際の動き
を表わさない場合に、該第1のサブブロック内のみのピ
クセルサンプルを用いて、該補間ピクセルサンプルを生
成する工程と、を包含し、それにより上記目的が達成さ
れる。
【0022】本発明による変換器は、インターレース−
順次走査変換器であって、それぞれが、L本の画素(ピ
クセル)サンプルの線を有する、第1および第2のイメ
ージフィールドを有するインターレース映像信号を、該
インターレース映像信号のサンプルの線のそれぞれの対
の間に、個々の補間ピクセルのサンプルの線を加えるこ
とによって、それぞれが、少なくとも2L−1本のピク
セルサンプルの線を有する、対応する第1および第2の
イメージフレームを有する順次映像信号に変換する変換
器であって、Lが1よりも大きな整数である、該変換器
は、該第1のイメージフィールドから、第1および第2
の重なり合うN×M個のピクセルのブロックを選択する
手段であって、該第1および第2のブロックが、所定の
方向で、O個のピクセル分だけ重なり合い、M、Nおよ
びOが整数であり、Oが、少なくともNおよびMのうち
の1つよりも小さい、手段と、該第1および第2のイメ
ージフィールド間の動きを推定することにより、該第1
および第2の重なり合うブロックに対する個々の第1お
よび第2の動きベクトルを定義する動き推定器と、該第
1および第2の動きベクトルを、個々の第1および第2
のピクセルサンプルのブロック内の個々の第1および第
2の重なり合わないピクセルのサブブロックに割り当て
る手段と、該第1の動きベクトルによって判定された、
該第1の重なり合わないピクセルのサブブロックと、該
第2のイメージからの対応する第1のマッチングサブブ
ロックとの間の誤差の測定値を、所定の閾値と比較する
ことにより、該動きベクトルが、該第1および第2のイ
メージ間の実際の動きを表わすかどうかを判定する、コ
ンパレーターと、該動きベクトルが実際の動きを表わす
場合に、該第1のサブブロックおよび該第1のマッチン
グサブブロック内のピクセルサンプルを用いて、前記補
間ピクセルサンプルを生成する第1の補間器と、該動き
ベクトルが実際の動きを表わさない場合に、該第1のサ
ブブロック内のみのピクセルサンプルを用いて、該補間
ピクセルサンプルを生成する第2の補間器と、を含み、
それにより上記目的が達成される。
【0023】本発明による方法は、第1のイメージと、
第2のイメージとの間の動きベクトルを算出する方法で
あって、前記第1および第2のイメージのそれぞれが、
連続する画素(ピクセル)サンプルの線を有し、該方法
は、前記第1のイメージフィールドから、第1および第
2の重なり合うN×M個のピクセルのブロックを選択す
る工程であって、該第1および第2のブロックが、所定
の方向で、O個のピクセル分だけ重なり合い、M、Nお
よびOが整数であり、Oが、少なくともNおよびMのう
ちの1つよりも小さい、工程と、該第1および第2のイ
メージフィールド間の動きを推定することにより、該第
1および第2の重なり合うブロックに対する個々の第1
および第2の動きベクトルを定義する工程と、該第1お
よび第2の動きベクトルを、該個々の第1および第2の
ピクセルサンプルのブロック内の個々の第1および第2
の重なり合わないピクセルのサブブロックに割り当てる
工程と、を包含し、それにより上記目的が達成される。
【0024】本発明は、第1のイメージと第2のイメー
ジの間に動きベクトルを見つける動き推定システムで実
現される。上記動き推定システムは、上記第1のイメー
ジから、第1および第2の重なり合うピクセルのブロッ
クを選択する。上記動き推定システムは、次いで、上記
第1のイメージと第2のイメージとの間の動きを推定す
ることにより、上記の重なり合うブロックに対する個々
の動きベクトルを定義づける。これらの動きベクトル
は、上記個々の第1および第2の重なり合うピクセルの
ブロック内の個々の第1および第2の重なり合わないピ
クセルのサブブロックに割り当てられる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の例示的なインタ
ーレース−順次走査変換システムのブロック図である。
図1Aにおいて、インターレース映像信号が、現在のフ
ィールドメモリ110に受信される。新たなフィールド
のそれぞれが受信されると、メモリ110の先行コンテ
ンツが、先行フィールドメモリ112に転送される。動
き推定プロセッサ114が、現在のフィールドメモリ1
10および先行フィールドメモリ112の両方から、映
像情報を受信するように結合される。下記で述べるとお
り、動き推定プロセッサ114は、8×8個のピクセル
のブロックに基づいて、現在のフィールドに対する動き
ベクトルを生成する。しかしながら、この動きベクトル
は、4×4個のピクセルのブロックに適用される。この
動きベクトルは、インターレース映像信号のサンプルの
それぞれの対の間に、垂直に補間されたサンプルを生成
するために、インターレース−順次走査変換器116に
よって用いられる。現在のフィールドメモリ110、先
行フィールドメモリ112、動き推定プロセッサ114
およびインターレース−順次変換器116は、制御器1
18により制御される。
【0026】本発明は、先行フィールドからのサンプル
を調べることによって、現在のフィールドに対する補間
サンプルを生成する例示的な実施形態に関して説明され
るが、次のフィールドから、または次のフィールドおよ
び先行フィールドの両方からのサンプルを調べることに
よって、補間サンプルを生成する現在のフィールドのコ
ンテクストで実行され得ることが企図される。
【0027】図1Bに、インターレース−順次変換器1
16を示す。この変換器は、フィールド内補間器124
およびフィールド間補間器126を含む。フィールド内
補間器124は、現在のインターレースフィールド内の
隣接する線からの対応するサンプルを垂直方向に平均化
することによって、線の間に介在サンプルを生成する。
フィールド間補間器126は、動きベクトルによって示
されるように、現在のフィールドおよび先行フィールド
からのサンプルの線をフィルタリングすることにより、
イメージ内の動きを補償する補間サンプルを作成する。
動き推定回路114によって生成される動きベクトル
が、現在のフィールドと先行フィールドとの間の動きを
実際に反映する場合、結果的に生じるイメージが、フィ
ールド内補間器124からの線が用いられる場合より
も、より高度な垂直解像度を有するので、補間器126
によって生成される補間線が好ましい。しかしながら、
動き推定プロセッサによって生成される動きベクトル
が、フィールド間の実際の動きを反映しない場合、フィ
ールド間補間器126によって生成される補間サンプル
は、イメージの質を低下させる動き歪みを含み得る。こ
の場合、フィールド内補間器124によって生成される
補間線を用いることが望ましいかもしれない。
【0028】本発明の例示的な実施形態において、図1
Aに示す動き推定プロセッサ114は、コンパレーター
120に異なる値を適用する。この値は、現在のフィー
ルド内のブロックと、先行フィールド内の対応するブロ
ックとの間の誤差の測定値である。コンパレーター12
0は、この誤差の測定値を、デジタル値のソース(例え
ば、レジスタ)122によって提供される閾値と比較す
る。コンパレーター120の出力信号が、1つ目の信号
入力ポートに、補間器124によって提供されるフィー
ルド内補間サンプルを、そして2つ目の信号入力ポート
に、フィールド間補間器126によって提供される対応
するサンプルを受信するように結合されるマルチプレク
サー128の制御入力端子に供給される。動き推定プロ
セッサ114によって提供される誤差の値が閾値よりも
大きい場合、コンパレーターがマルチプレクサー128
に、補間出力信号132としてフィールド内補間サンプ
ルを提供させる。逆に、プロセッサ114によって提供
される誤差の値が閾値122よりも小さい場合、コンパ
レーターがマルチプレクサー128に、補間出力信号1
32として、補間器126によって生成されるフィール
ド間補間サンプルを提供させる。現在のフィールドのイ
ンターレース信号が、インターレースサンプル130と
して提供される。信号線130および132によって提
供されるサンプルはともに、順次映像イメージを形成す
る。
【0029】図2Aは、動きベクトルを算出するため
に、動き推定プロセッサ114によって用いられる、重
なり合う大きなブロックを示すイメージ図である。図2
Aは、イメージ210、およびそのイメージに対して定
義された、重なり合う大きなブロックの3つの集合を示
す。これらのブロックの集合は、それぞれ、実線、破
線、および点線で表される。ブロックの第1の集合21
2は、実線によって定義される。これらのブロックは、
例えば、水平および垂直方向の両方において、2個のピ
クセル分だけ、イメージ210の端からずれている。1
つおきの破線および点線で輪郭を示した、例示的なブロ
ック218のそれぞれは、大きなブロックごとに合計6
4個のピクセルを有するように、1つの辺に8個のピク
セルを含む。破線で表すブロックの第2の集合214も
また、8×8個のピクセルのブロックから成る。しかし
ながら、これらのブロックは、水平方向で、イメージ2
10の左端からは6個のピクセル分、そして上端からは
2個のピクセル分だけずれている。点線で示す8×8個
のピクセルのブロックの第3の集合は、イメージ210
の左端からは2個のピクセル分、そしてイメージの上端
からは6個のピクセル分だけずれている集合216であ
る。
【0030】図2Bは、8×8個のピクセルのブロック
218を含む、図2Aに示すイメージの詳細部分を示
す。図2Bに示すとおり、ピクセルのブロック218
は、イメージ210の左端から、2個のピクセル間隔2
28だけずれている。このブロックはまた、イメージの
上端から、2個のピクセル間隔224だけずれている。
【0031】本発明の例示的な実施形態は、従来の動き
推定技術を用いて、8×8個のピクセルのブロック21
8に基づいて、動きベクトル212を定義する。しかし
ながら、この動きベクトルは、中央の4×4個のピクセ
ルのサブブロック220にのみ適用される。図2Bに示
すとおり、この中央のブロックは、ブロック218の上
端からは、2個のピクセル間隔226だけ、そしてブロ
ック218の左端からは、2個のピクセル間隔230だ
けずれている。
【0032】図2Bは、図1Aに示すプロセッサ114
によって実行される、動き推定プロセスの第1の工程を
表す。このプロセスによって、動き推定プロセッサは、
最初に、ブロック218を定義し、次いで、ブロック2
18を、(例えば、水平および垂直方向のそれぞれにお
いて、±1〜6個のピクセル位置だけ)ピクセル位置の
範囲に対して位置ずれしている、先行フィールド112
からの対応する8×8個のピクセルのブロックと比較す
ることによって、ブロック218に対する動きベクトル
を算出する。この動きベクトルは、調査範囲内にあり、
現在のイメージ210内のブロック218に対するマッ
チングの基準を最大に満たす、先行イメージのブロック
のずれに相当する。例えば、例示的なマッチングアルゴ
リズムが、ブロック内のピクセルの対応する64個の対
の平均絶対差を算出し得る。しかしながら、一旦動きベ
クトルが算出されると、中央の4個のピクセル×4個の
ピクセルのサブブロック220にのみ割り当てられる。
【0033】図3Aおよび3Bは、プロセッサ114に
よって実行される動き推定プロセスの第2の工程を示
す。この工程において、第2の8×8個のピクセルのブ
ロック310は、動きベクトルを生成するために用いら
れる。このピクセルのブロックは、水平方向にずらされ
たピクセルのブロック214のグループに属する。図3
Aおよび3Bに示すとおり、ピクセルのブロック310
は、水平方向で、4個のピクセル分だけ、ピクセルのブ
ロック218と重なり合う。ピクセルのブロック218
とともに、動き推定プロセッサ114は、8×8個のピ
クセルのブロック310に対する動きベクトル314を
発生するが、この動きベクトルは、中央の4×4個のピ
クセルのサブブロック312にのみ適用される。このブ
ロックは、ピクセルのブロック310の端から、各方向
において、2個のピクセル位置だけずれている。よっ
て、小さいブロック312は、ピクセルの小さいブロッ
ク220のすぐ横に隣接する。
【0034】図2A、2B、3Aおよび3Bに示す工程
は、現在のイメージフィールド210の全体の幅に渡っ
て繰り返される。図4Aおよび4Bは、イメージ210
の幅に沿った最後のブロックが、図2および3に示す工
程を用いてプロセスされた後に、動き推定プロセッサ1
14によって実行される工程を示す。図4Aおよび4B
に示す工程において、動き推定プロセッサ114は、サ
ンプルのブロック218の上端から、垂直方向において
4個のピクセル位置だけずれており、よって、ブロック
内のサンプルの下側の4本の線が重なり合うサンプルの
ブロック410を用いる。動き推定プロセッサ114
は、8×8個のピクセルのブロック410全体に対する
動きベクトル414を算出するが、この動きベクトル4
14は、その8×8個のピクセルのブロック410の中
央の4×4個のサブブロック412にのみ適用される。
4×4個のピクセルのサブブロック412は、4×4個
のサブブロック220のすぐ下にある。
【0035】動き推定プロセスは、ピクセルのブロック
218の端から、水平および垂直方向の両方において、
4個のピクセル分だけずれている8×8個のピクセルの
ブロック(図示せず)を用いて継続する。よって、この
ピクセルのブロックは、ブロック218の下側の4分の
1と重なり合い、4×4個のサブブロック312のすぐ
下で、4×4個のピクセルのサブブロック412のすぐ
右側にある、4×4個のピクセルのブロックに対する動
きベクトルを生成するために用いられる。このプロセス
は、イメージ210の幅に渡って継続する。ピクセルブ
ロックのこの2番目のロー内の最後のピクセルのブロッ
クがプロセスされた後、動き推定プロセスは、図2A、
3Aおよび4Aの実線で輪郭を示したピクセルのグルー
プ212からの次の下側のピクセルのブロックを用いて
継続する。
【0036】図2A〜4Bに示すプロセスの結果は、そ
れぞれが関連づけられた動きベクトルを有する、4×4
個のピクセルのブロックの集合である。しかしながら、
この動きベクトルは、より大きな8×8個のピクセルの
ブロックから計算されるので、より優れたノイズ特性を
示す。動き推定プロセッサ114が、4×4個のピクセ
ルのブロックをインターレース−順次変換器114に適
用するときに、現在のフィールドからの4×4個のピク
セルのブロックと、先行フィールドからのマッチする4
×4個のピクセルのブロックとの誤差の測定値も提供す
る。例えば、この誤差の測定値は、ピクセル値の平均絶
対差(MAD)、または2つのブロック内の対応する位
置のピクセル値の平均平方誤差(MSE)であり得る。
【0037】動き推定器114は、8×8個のピクセル
のブロックの値に基づいて、イメージ内の動きをトラッ
キングするので、ノイズではなく、イメージコンテンツ
をトラッキングする傾向にある。よって、推定器114
は、より小さなブロックサイズを用いる変換器と比較し
て、より優れたノイズ特性を示す。また、インターレー
ス−順次変換器116に適用される、マッチングブロッ
ク間の誤差の測定値が、小さい4×4個のピクセルのサ
ブブロックに基づくので、変換器116は、より大きな
ブロックサイズが用いられる場合よりも、イメージ内の
小さなオブジェクトの誤ったマッチングをより効率よく
排除することができる。よって、インターレース−順次
変換器116は、良好なノイズ特性、および良好なスモ
ールオブジェクトトラッキングの両方を示す。
【0038】動き推定プロセスの最後に、イメージ内の
最後の8×8個のピクセルのブロックがプロセスされた
ときに、動きベクトルが、4×4個のピクセルのサブブ
ロックの線を除いた、イメージを囲む、イメージ内の全
てのピクセルのブロックに対して存在する。これらのサ
ブブロックに対する動きベクトルは、多くの方法で算出
され得る。図5に一例を示す。この図において、4×4
個のピクセルのサブブロック510は、上述のプロセス
によって定義される動きベクトルを有さない。本発明の
この例示的な実施形態において、サブブロック412に
対して算出される動きベクトル414は、4×4個のサ
ブブロック510に対する動きベクトル512としてコ
ピーされる。同様に、サブブロック220の動きベクト
ル222は、サブブロック514の動きベクトル516
としてコピーされ、動きベクトル222はまた、サブブ
ロック518の動きベクトル520としてもコピーさ
れ、そして、サブブロック312の動きベクトル314
は、サブブロック522の動きベクトル524としてコ
ピーされる。ブロック526は、その1つの端に沿って
すぐ横に隣接して算出された動きベクトルを有さない。
しかしながら、本発明のこの例示的な実施形態におい
て、動きベクトル222は、サブブロック526に対す
る動きベクトル528としてコピーされる。
【0039】サブブロック510、514、518、5
22および526は、イメージ210の端に沿って位置
するので、イメージ内のより中央に位置するブロックほ
ど重要ではない。これは、視聴者の注意が、通常は、イ
メージの中央に向けられ、イメージの端には向けられな
いからである。従って、これらのブロックに対する動き
ベクトルの算出は、イメージの中央部分に近いブロック
に対するよりも重要ではない。本発明の別の実施形態に
おいて、これらのブロックに対する動きベクトルは、ゼ
ロに設定され得る。あるいは、隣接するブロックの他の
なんらかの関数が算出され得る。例えば、ブロック51
2に対する動きベクトルが、動きベクトル222、41
4の平均値、ならびにサブブロック412のすぐ下の4
×4個のピクセルのサブブロック(図示せず)に対する
動きベクトル(図示せず)として算出され得る。
【0040】図2A〜5に示す本発明の例示的な実施形
態は、本発明以外の手段によって生成される動きベクト
ルを有する、イメージの端の周辺の小さいブロックのロ
ーを定義するが、この工程は省略され得ることが企図さ
れる。例えば、インターレースイメージが、同等の順次
イメージよりも大きい場合、ブロックの集合212は、
イメージの上および左端と位置合わせされ得、ブロック
の集合214は、イメージの上および右端と位置合わせ
され得、そして、ブロックの集合216は、イメージの
下および左端と位置合わせされ得る。これの実現におい
て、例えば、2つのピクセルの境界領域は、イメージの
周辺で定義される。この境界領域が順次イメージにおい
て無視され得る場合、図5に示すような、特別な動きベ
クトルの工程は、実行される必要がない。
【0041】図1Aおよび1Bを参照して説明した本発
明の実施形態は、本発明を実現するために、特定のハー
ドウェア回路の使用を企図する。しかしながら、本発明
は、汎用または専用のコンピュータのソフトウェアで実
現され得ることが企図される。このソフトウェアは、磁
気または光ディスク、もしくは無線周波数または可聴周
波数搬送波等のコンピュータ可読媒体に内在し得る。
【0042】図6は、個々の重なり合うブロックに対す
る2つの動きベクトルを定義する、本発明の例示的なソ
フトウェアの実行を説明するフローチャートである。こ
れらの動きベクトルは、第1のイメージ内の重なり合う
ブロックと、第2のイメージ内の対応する重なり合うブ
ロックとの間の動きを定義する。工程610で、プロセ
スは、第1のイメージから第1のピクセルのブロックを
選択する。工程612で、プロセスは、第2のイメージ
内の所定の範囲で最適なマッチングブロックを探す。工
程614で、第1のブロックに対するマッチングブロッ
クのずれが、第1のブロックに対する動きベクトルとし
て設定される。
【0043】次に、工程616、618および620
で、上記のプロセスが、第2の動きベクトルを定義する
ために、第2の重なり合うブロックに対して繰り返され
る。このプロセスの最後の工程である工程622は、第
1および第2の動きベクトルを、第1および第2の重な
り合うブロック内の中央の位置から取られた、個々の第
1および第2の重なり合わないブロックに割り当てる。
【0044】本発明は、例示的な実施形態に関して説明
されているが、添付の請求の範囲内で、上述のとおりに
実践され得ることが企図される。例えば、本発明の例示
的な実施形態の大きなピクセルのブロックが、8×8個
のピクセルのブロックであり、小さいブロックが4×4
個のピクセルブロックである一方で、他のブロックサイ
ズが用いられ得ることが企図される。また、重なり合う
部分が他の大きさであり得ることが企図される。例え
ば、大きなブロックが8個のピクセル×10個のピクセ
ルのブロックであり得、小さいブロックが4個のピクセ
ル×6個のピクセルのブロックであり得る。また、本発
明は非インターレース化システムに関して説明されてい
るが、イメージ圧縮システム、および機械視覚システム
等の動きベクトルを採用する他のシステムで用いられ得
ることが企図される。
【0045】第1のイメージと、第2のイメージの間の
動きベクトルを見つけるための動き推定システムが、第
1のイメージから、第1および第2の重なり合うピクセ
ルのブロックを選択する。動き推定システムは、次い
で、第1のイメージと、第2のイメージとの間の動きを
推定し、重なり合うブロックに対する個々の動きベクト
ルを定義する。これらの動きベクトルは、個々の第1お
よび第2の重なり合うピクセルのブロック内の個々の第
1および第2の重なり合わないピクセルのサブブロック
に割り当てる。動き推定システムは、補間サンプルが第
1および第2のイメージフィールドからの、または第1
のフィールドからのみのサンプルを用いて、生成される
かどうかを判定するために、サブブロックが用いられる
映像非インターレース化システムで、有利に用いられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1A】図1Aは、本発明に従った動き適合インター
レース走査−順次走査変換システムのブロック図であ
る。
【図1B】図1Bは、図1Aに示す変換システムでの使
用に適した、インターレース−順次変換器のブロック図
である。
【図2A】図2Aは、図1Aに示す動き推定プロセッサ
による動きベクトルの算出のために用いられる、ブロッ
ク選択方式を説明するために有用なイメージ図である。
【図2B】図2Bは、図2Aに示すイメージ図の一部を
示すイメージ図である。
【図3A】図3Aは、図1Aに示す動き推定プロセッサ
によって用いられる、動きベクトル算出手順を説明する
ために有用なイメージ図である。
【図3B】図3Bは、図3Aのイメージ図の一部を示す
イメージ図である。
【図4A】図4Aは、図1Aの動き推定プロセッサによ
って用いられる、動きベクトル算出プロセスを説明する
ために有用なイメージ図である。
【図4B】図4Bは、図4Aのイメージ図の一部を示す
イメージ図である。
【図5】図5は、図2A〜4Bに示すいずれかのイメー
ジの端の周辺のブロックの動きベクトルを算出するため
の例示的なプロセスを示すイメージ図である。
【図6】図6は、本発明のプロセスを説明するために有
用なフローチャートである。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のイメージと第2のイメージの間の
    動きベクトルを算出する方法であって、該第1および第
    2のイメージのそれぞれが、連続する画素(ピクセル)
    サンプルの線を有し、該方法は、 該第1のイメージ内に所定の位置を有する、第1のN×
    M個のピクセルのブロックを選択する工程であって、N
    およびMがともに、2よりも大きな整数である、工程
    と、 該第2のイメージ内の第1のN×M個のピクセルのマッ
    チングブロックを識別する工程であって、該第1のマッ
    チングブロックが、所定のずれの範囲内で、該第1のイ
    メージ内の該第1のブロックの該位置からずれており、
    且つ所定の基準に従って、該第1のブロックとマッチす
    る位置を有する、工程と、 該第1のイメージ内の該第1のブロックの該位置に対す
    る、該第2のイメージからの該第1のピクセルのマッチ
    ングブロックの該ピクセル位置のずれとして、第1の動
    きベクトルを算出する工程と、 該第1のイメージからの第2のN×M個のピクセルのブ
    ロックを選択する工程であって、該第2のブロックが、
    少なくともO個のピクセル位置の該第1のブロックと重
    なり合い、OがN×Mよりも小さい整数である、工程
    と、 該第2のイメージ内の第2のN×M個のピクセルのマッ
    チングブロックを識別する工程であって、該第2のマッ
    チングブロックが、該所定のずれの範囲内で、該第1の
    イメージ内の該第2のブロックの該位置からずれてお
    り、且つ該所定の基準に従って、該第2のブロックとマ
    ッチする位置を有する、工程と、 該第1のイメージ内の該第2のブロックの該位置に対す
    る、該第2のイメージ内の該第2のピクセルのマッチン
    グブロックの該ピクセル位置のずれとして、第2の動き
    ベクトルを算出する工程と、を包含する、方法。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の動きベクトルを、
    前記第1のイメージの前記個々の第1および第2のブロ
    ック内の個々のn×m個のピクセルの重なり合わないブ
    ロックに割り当てる工程をさらに含み、nおよびmが整
    数であり、nがNよりも小さく、mがMよりも小さい、
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 NおよびMがともに8と等しく、nおよ
    びmがともに4と等しい、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のイメージ内の前記第2のブロ
    ックが、該第1のイメージ内の前記第1のブロックから
    水平方向にずれる、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法であって、 前記第1のイメージからの第3のN×M個のピクセルの
    ブロックを選択する工程であって、該第3のブロック
    が、前記第1のブロックから垂直方向にずれ、且つ該少
    なくともO個のピクセル位置の第1のブロックと重なり
    合う、工程と、 前記第2のイメージ内の第3のN×M個のピクセルのマ
    ッチングブロックを識別する工程であって、該第3のマ
    ッチングブロックが、前記所定のずれの範囲内で、該第
    1のイメージ内の該第3のブロックの該位置からずれ、
    且つ前記所定の基準に従って、該第3のブロックとマッ
    チする位置を有する、工程と、 該第1のイメージ内の該第3のブロックの該位置に対す
    る、該第2のイメージからの該第3のピクセルのマッチ
    ングブロックの該ピクセル位置のずれとして、第3の動
    きベクトルを算出する工程と、をさらに包含する、方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第1のイメージ内の前記第2のブロ
    ックが、該第1のイメージ内の前記第1のブロックから
    垂直方向にずれる、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1のイメージと第2のイメージの間の
    動きベクトルを算出する装置であって、該第1および第
    2のイメージのそれぞれが、連続する画素(ピクセル)
    サンプルの線を有し、該装置は、 該第1のイメージ内に所定の位置を有する、第1のN×
    M個のピクセルのブロックを選択する手段であって、N
    およびMがともに、2よりも大きい整数である、手段
    と、 該第2のイメージ内の第1のN×M個のピクセルのマッ
    チングブロックを識別する工程であって、該第1のマッ
    チングブロックが、所定のずれの範囲内で、該第1のイ
    メージ内の該第1のブロックの該位置からずれ、且つ所
    定の基準に従って、該第1のブロックとマッチする位置
    を有する、手段と、 該第1のイメージ内の該第1のブロックの該位置に対す
    る、該第2のイメージからの該第1のピクセルのマッチ
    ングブロックの該ピクセル位置のずれとして、第1の動
    きベクトルを算出する手段と、 該第1のイメージからの第2のN×M個のピクセルのブ
    ロックを選択する手段であって、該第2のブロックが、
    少なくともO個のピクセル位置の該第1のブロックと重
    なり合い、OがN×Mよりも小さな整数である、手段
    と、 該第2のイメージ内の第2のN×M個のピクセルのマッ
    チングブロックを識別する手段であって、該第2のマッ
    チングブロックが、該所定のずれの範囲内で、該第1の
    イメージ内の該第2のブロックの該位置からずれてお
    り、且つ該所定の基準に従って、該第2のブロックとマ
    ッチする位置を有する、手段と、 該第1のイメージ内の該第2のブロックの該位置に対す
    る、該第2のイメージからの該第2のピクセルのマッチ
    ングブロックの該ピクセル位置のずれとして、第2の動
    きベクトルを算出する手段と、を包む、装置。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2の動きベクトルを、
    前記第1のイメージの前記個々の第1および第2のブロ
    ック内の個々のn×m個のピクセルの重なり合わないブ
    ロックに割り当てる手段をさらに含み、nおよびmが整
    数であり、nがNよりも小さく、mがMよりも小さい、
    請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 NおよびMが8と等しく、nおよびmが
    4と等しい、請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のイメージ内の前記第2のブ
    ロックが、該第1のイメージ内の前記第1のブロックか
    ら、水平方向にずれる、請求項7に記載の装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の装置であって、 前記第1のイメージからの第3のN×M個のピクセルの
    ブロックを選択する手段であって、該第3のブロック
    が、前記第1のブロックから垂直方向にずれ、且つ前記
    少なくともO個のピクセル位置の前記第1のブロックと
    重なり合う、手段と、 前記第2のイメージ内の第3のN×M個のピクセルのマ
    ッチングブロックを識別する手段であって、該第3のマ
    ッチングブロックが、前記所定のずれの範囲内で、該第
    1のイメージ内の該第3のブロックの該位置からずれ、
    且つ前記所定の基準に従って、該第3のブロックとマッ
    チする位置を有する、手段と、 該第1のイメージ内の該第3のブロックの該位置に対す
    る、該第2のイメージの該第3のピクセルのマッチング
    ブロックの該ピクセル位置のずれとして、第3の動きベ
    クトルを算出する手段と、をさらに含む、装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のイメージ内の前記第2のブ
    ロックが、該第1のイメージ内の前記第1のブロックか
    ら垂直方向にずれる、請求項7に記載の装置。
  13. 【請求項13】 コンピュータが第1のイメージと第2
    のイメージ間の動きベクトルを算出するように制御す
    る、コンピュータプログラムを含むコンピュータ可読媒
    体であって、該第1および第2のイメージのそれぞれ
    が、連続する画素(ピクセル)サンプルの線を有し、該
    方法は、 該第1のイメージ内に所定の位置を有する、第1のN×
    M個のピクセルのブロックを選択する工程であって、N
    およびMがともに、2よりも大きな整数である、工程
    と、 該第2のイメージ内の第1のN×M個のピクセルのマッ
    チングブロックを識別する工程であって、該第1のマッ
    チングブロックが、所定のずれの範囲内で、該第1のイ
    メージ内の該第1のブロックの該位置からずれ、且つ所
    定の基準に従って、該第1のブロックとマッチする位置
    を有する、工程と、 該第1のイメージ内の該第1のブロックの該位置に対す
    る、該第2のイメージからの該第1のピクセルのマッチ
    ングブロックの該ピクセル位置のずれとして、第1の動
    きベクトルを算出する工程と、 該第1のイメージからの第2のN×M個のピクセルのブ
    ロックを選択する工程であって、該第2のブロックが、
    少なくともO個のピクセル位置の該第1のブロックと重
    なり合い、OがN×Mよりも小さな整数である、工程
    と、 該第2のイメージ内の第2のN×M個のピクセルのマッ
    チングブロックを識別する工程であって、該第2のマッ
    チングブロックが、該所定のずれの範囲内で、該第1の
    イメージ内の該第2のブロックの該位置からずれ、且つ
    該所定の基準に従って、該第2のブロックとマッチする
    位置を有する、工程と、 該第1のイメージ内の該第2のブロックの該位置に対す
    る、該第2のイメージからの該第2のピクセルのマッチ
    ングブロックの該ピクセル位置の該ずれとして、第2の
    動きベクトルを算出する工程と、を包含する、方法。
  14. 【請求項14】 それぞれが、L本の画素(ピクセル)
    サンプルの線を有する、第1および第2のイメージフィ
    ールドを有するインターレース映像信号を、該インター
    レース映像信号のサンプルの線のそれぞれの対の間に、
    個々の補間ピクセルのサンプルの線を加えることによっ
    て、それぞれが、少なくとも2L−1本のピクセルサン
    プルの線を有する、対応する第1および第2のイメージ
    フレームを有する順次映像信号に変換する方法であっ
    て、Lが1よりも大きな整数である、該方法は、 該第1のイメージフィールドから、第1および第2の重
    なり合うN×M個のピクセルのブロックを選択する工程
    であって、該第1および第2のブロックが、所定の方向
    で、O個のピクセル分だけ重なり合い、M、NおよびO
    が整数であり、Oが、少なくともNおよびMのうちの1
    つよりも小さい、工程と、 該第1および第2のイメージフィールド間の動きを推定
    することにより、該第1および第2の重なり合うブロッ
    クに対する個々の第1および第2の動きベクトルを定義
    する工程と、 該第1および第2の動きベクトルを、個々の第1および
    第2のピクセルサンプルのブロック内の個々の第1およ
    び第2の重なり合わないピクセルのサブブロックに割り
    当てる工程と、 該第1の動きベクトルによって判定された、該第1の重
    なり合わないピクセルのサブブロックと、該第2のイメ
    ージからの対応する第1のマッチングサブブロックとの
    間の誤差の測定値を、所定の閾値と比較することによ
    り、該動きベクトルが、該第1および第2のイメージ間
    の実際の動きを表わすかどうかを判定する、工程と、 該動きベクトルが実際の動きを表わす場合に、該第1の
    サブブロックおよび該第1のマッチングサブブロック内
    のピクセルサンプルを用いて、前記補間ピクセルサンプ
    ルを生成する工程と、 該動きベクトルが実際の動きを表わさない場合に、該第
    1のサブブロック内のみのピクセルサンプルを用いて、
    該補間ピクセルサンプルを生成する工程と、を包含す
    る、方法。
  15. 【請求項15】 インターレース−順次走査変換器であ
    って、それぞれが、L本の画素(ピクセル)サンプルの
    線を有する、第1および第2のイメージフィールドを有
    するインターレース映像信号を、該インターレース映像
    信号のサンプルの線のそれぞれの対の間に、個々の補間
    ピクセルのサンプルの線を加えることによって、それぞ
    れが、少なくとも2L−1本のピクセルサンプルの線を
    有する、対応する第1および第2のイメージフレームを
    有する順次映像信号に変換する変換器であって、Lが1
    よりも大きな整数である、該変換器は、 該第1のイメージフィールドから、第1および第2の重
    なり合うN×M個のピクセルのブロックを選択する手段
    であって、該第1および第2のブロックが、所定の方向
    で、O個のピクセル分だけ重なり合い、M、NおよびO
    が整数であり、Oが、少なくともNおよびMのうちの1
    つよりも小さい、手段と、 該第1および第2のイメージフィールド間の動きを推定
    することにより、該第1および第2の重なり合うブロッ
    クに対する個々の第1および第2の動きベクトルを定義
    する動き推定器と、 該第1および第2の動きベクトルを、個々の第1および
    第2のピクセルサンプルのブロック内の個々の第1およ
    び第2の重なり合わないピクセルのサブブロックに割り
    当てる手段と、 該第1の動きベクトルによって判定された、該第1の重
    なり合わないピクセルのサブブロックと、該第2のイメ
    ージからの対応する第1のマッチングサブブロックとの
    間の誤差の測定値を、所定の閾値と比較することによ
    り、該動きベクトルが、該第1および第2のイメージ間
    の実際の動きを表わすかどうかを判定する、コンパレー
    ターと、 該動きベクトルが実際の動きを表わす場合に、該第1の
    サブブロックおよび該第1のマッチングサブブロック内
    のピクセルサンプルを用いて、前記補間ピクセルサンプ
    ルを生成する第1の補間器と、 該動きベクトルが実際の動きを表わさない場合に、該第
    1のサブブロック内のみのピクセルサンプルを用いて、
    該補間ピクセルサンプルを生成する第2の補間器と、を
    含む、変換器。
  16. 【請求項16】 第1のイメージと、第2のイメージと
    の間の動きベクトルを算出する方法であって、前記第1
    および第2のイメージのそれぞれが、連続する画素(ピ
    クセル)サンプルの線を有し、該方法は、 前記第1のイメージフィールドから、第1および第2の
    重なり合うN×M個のピクセルのブロックを選択する工
    程であって、該第1および第2のブロックが、所定の方
    向で、O個のピクセル分だけ重なり合い、M、Nおよび
    Oが整数であり、Oが、少なくともNおよびMのうちの
    1つよりも小さい、工程と、 該第1および第2のイメージフィールド間の動きを推定
    することにより、該第1および第2の重なり合うブロッ
    クに対する個々の第1および第2の動きベクトルを定義
    する工程と、 該第1および第2の動きベクトルを、該個々の第1およ
    び第2のピクセルサンプルのブロック内の個々の第1お
    よび第2の重なり合わないピクセルのサブブロックに割
    り当てる工程と、を包含する方法。
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