JPH077599A - レーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ装置及びその制御方法 - Google Patents

レーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ装置及びその制御方法

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JPH077599A
JPH077599A JP5335262A JP33526293A JPH077599A JP H077599 A JPH077599 A JP H077599A JP 5335262 A JP5335262 A JP 5335262A JP 33526293 A JP33526293 A JP 33526293A JP H077599 A JPH077599 A JP H077599A
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JP5335262A
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Ho-Ill Seo
浩 一 徐
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SK Hynix Inc
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Hyundai Electronics Industries Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザビームプリンタ機能とファクシミリ機
能とを1つの装置内に一体に複合し、分離形に比べて占
有面積が少なく、小型かつ安価な複合機器とすることに
ある。 【構成】 既存のレーザビームプリンタのコントローラ
にG3FAX機能を内蔵してLBP/FAXコントロー
ラ2とし、これにより普通紙ファクシミリが有する普通
紙FAX文書出力機能と、ホストコンピュータより受け
たレーザビームプリンタ形態のデータファイルを直接相
手方のG2,G3FAX装置へ送信する機能とを付加
し、平素は一般的なレーザプリンタとして使用し、必要
によって普通紙で出力できるG2,G3FAX装置とし
て使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、普通紙にプリント出力
が可能ないわゆるEPプロセスエンジンを使ったレーザ
ビームプリンタ(以下LBPと称す)システムのビデオ
コントローラ機能を拡張し、ファクシミリ(以下FAX
と称する)の送信機能と受信FAX文書を普通紙で出力
する機能とを有するようにしたレーザプリンタ兼普通紙
ファクシミリ装置及びその制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、使用者が作成した文書を遠く離
れている相手に送るには、(1)ホストコンピュータで
のエディタを使用した文書作成、(2)ドットプリン
タ、レーザプリンタ、インクジェットプリンタ等を用い
ての文書出力、(3)一般FAX装置を介したFAX送
信という過程を経ており、また、相手方で作成された文
書を受け取るには、(1)一般FAX装置を介したFA
X受信、(2)受信FAX文書の該当部署伝達、(3)
受信したFAX文書を永久保存するための複写作業とい
った過程を経ているため、多くの時間的、経済的損失が
あった。更に、FAXデータを光カードで受信して、必
要時にリーダによって画像データを再生させる技術が特
開平2−150160号によって知られているが、ファ
クシミリ自体の技術に属し、やはり画像データを再生さ
せる過程が要求されるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような問題点を解
決し得る方式としては、(1)パーソナルコンピュータ
(以下パソコンと称す)の拡張スロットにモデムカード
を装着して、パソコンのファイルをG2,G3FAXフ
ォーマットに変換して送るアダプタ方式と、(2)既存
のG2,G3FAX装置にホストコンピュータとのイン
タフェース機能を内蔵した装置を使用するインタフェー
ス内蔵方式とがある。後者の場合、大部分が感熱方式に
よるプリント出力機能を備え、そして、この感熱方式に
よる出力機能の他に、受信した相手方のFAX文書をパ
ソコンに蓄積したり、蓄積した相手方のFAXイメージ
を、上記パソコンを使用して、作成中の文書上に読み入
れて再編集し、それを相手方のFAX装置へ更に送ると
いったことができる。
【0004】しかし、上記(1)のアダプタ方式の場
合、相手方のFAX文書を直接パソコンで受け取れる長
所はあるが、ハードコピーをするためには、更に外部プ
リンタを接続して用いなければならないという不便な点
がある。また上記(2)のインタフェース内蔵方式の場
合は、既存FAX装置の出力方式の大部分が感熱方式で
あることから、永久保存のためには更に複写機で複写し
なければならず、画質もよくないという短所がある。
【0005】また、最近開発されたプレインペーパーフ
ァクシミリ(Plain Papaer Facsim
ile 以下PPFと称す)は、G2,G3機能を有す
る普通紙FAX装置として相手方の文書を普通紙で出力
が可能であり画質も優秀である。
【0006】しかし、この装置はホストコンピュータと
接続できる機能がないので、受信したFAX文書をホス
トコンピュータに蓄積することができないし、またホス
トコンピュータより文書を受けて直接相手方のG3FA
X装置へ送る機能がない。それ故、ホストコンピュータ
よりコマンド及びデータを受け、ビデオイメージを形成
して出力するプリンタとしての機能は備えていない。
【0007】そこで、従来、図1に示すように、IBM
パソコン12に接続が可能であり、出力装置として特定
レーザプリンタ14を接続して使用することが可能なF
AX通信装置13が開発されて使用されている。
【0008】このFAX通信装置によれば、パソコン1
2で直接相手方のG3FAX11へFAXファイルを送
ることができ、通信装置13を使用するときは、ハード
コピーの文書を相手方のG3FAX装置11へ送ること
ができ、相手方より送られるG3レベルのFAX文書を
特定レーザプリンタ14でプリントすることができ、I
BMパソコン12とレーザプリンタ14の間を連結して
既存のレーザプリンタ(LBP)でプリント出力ができ
る。
【0009】しかし、このような従来の方式の場合、F
AX通信装置機能とレーザプリンタ出力機能とを組み合
わせたるときは、普通紙ファクシミリ(PPF)の機能
が現実可能であり、FAX通信装置を経由してIBMパ
ソコンと特定レーザプリンタを組み合わせるときは、一
般レーザビームプリンタ(LBP)機能も利用可能とな
るものの、FAX通信装置が独立したシステムであるの
で、IBMパソコン、FAX通信装置、レーザプリンタ
を全て設置する場合、占有面積を多く占めるようにな
り、コンパクトな設計にならず、またこれが全般的に価
格上昇の要因になるという問題点があった。
【0010】このため、本出願人は、特開平5−834
51号のレーザファクシミリシステムを提案している。
これは、一般レーザプリンタに選択仕様でG3ファクシ
ミリ機能を有するカートリッジを既存のフォント/エミ
ュレーションスロットに装着ならしめ、レーザプリンタ
内部にはレーザファクシミリの制御器を装着するように
構成し、通常は、一般レーザプリンタとして用い、ファ
クシミリとして用いようとする場合は、モード変換を
し、パソコンにより作成された文章を相手方のファクシ
ミリ機器へ送り出し、他方、相手方のファクシミリ機器
からファクシミリファイルを受信して普通紙に出力する
ことができるようにしたものである。即ち、図7に示す
ように、レーザファクシミリの制御部132及びレーザ
プリンタエンジン133を有するLBPシステム131
と、レーザファクシミリの制御部132と接続されるパ
ソコンと、レーザファクシミリの制御部32のスロット
に各々挿入接続される英文/ハングル用エミュレーショ
ンカートリッジ134、フォントカートリッジ135及
びファクシミリ用カートリッジ136とから成り、上記
ファクシミリ用カートリッジ136はレーザファクシミ
リの制御部132のスロットに装着されてG3ファクシ
ミリ機能を担当し、LBPシステム131はそれ自体の
LBP機能と、ファクシミリ用カートリッジ136によ
るファクシミリ送・受信機能とを共に具備するようにし
ている。
【0011】しかし、これは、平常時はレーザプリンタ
として使用し、ファクシミリとして使用しようとすると
きにはモード変換によってファクシミリで使用できると
いう便利さはあるが、別途のカートリッジを具備しなけ
らばならないという短所がある。
【0012】本発明の目的は、レーザビームプリンタ機
能とファクシミリ機能とを1つの装置内に一体に複合
し、分離形に比べて占有面積が少なく、小型かつ安価な
レーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ装置及びその制御
方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるレーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ
装置は、普通紙にプリント出力が可能なレーザビームプ
リンタ用EPプロセスエンジン(3)と、EPプロセス
エンジン(3)がファクシミリ機能を遂行するように制
御するファクシミリ用イメージバッファー(29)及び
レーザビームプリンタ用イメージバッファー(2A)を
含んで成るLBP/FAXコントローラ(2)と、LB
P/FAXコントローラ(2)の作動を指示する使用者
パネルコントローラ(1)とを有し、上記LBP/FA
Xコントローラ(2)が、レーザビームプリンタ機能
と、ホストコンピュータより来たレーザビームプリンタ
用エミュレーション形式の文書データをファクシミリ文
書に変えて送信する機能と、相手方のG2,G3ファク
シミリ装置より来る文書についてEPプロセスエンジン
(3)による普通紙出力を可能にする機能とを具備する
構成としたものである(請求項1)。
【0014】上記LBP/FAXコントローラ(2)
は、レーザビームプリンタとファクシミリ機能を司る中
央処理装置(22)と、この中央処理装置(22)の制
御を受けて外部周辺回路と接続される信号をバッファリ
ングしラッチングして周辺回路部の使用を選択可能にす
るように制御する周辺回路制御部(23)と、割込要求
時、優先順位を決めて上記中央処理装置(22)が効果
的に処理できるように支援する割込制御回路部(24)
と、ファクシミリ用イメージバッファー(29)、レー
ザビームプリンタ用イメージバッファー(2A)、シス
テムメモリ(2B)などで構成されたリード及びライト
が可能なメモリと、プログラムコードメモリ(2C)、
フォントメモリ(2D)などの読み出し専用メモリとを
選択制御するメモリ制御回路部(28)と、使用者パネ
ルコントローラ(1)、ホストコンピュータ(20)、
EPプロセスエンジン(3)及び公衆通信網と接続さ
れ、周辺回路制御部(23)及び割込制御回路部(2
4)で認可される周辺回路部(2E〜2J)とを含んで
構成し、1ボード化してファクシミリ機能をLBP/F
AXコントローラに内蔵させることができる(請求項
2)。
【0015】また、本発明によるレーザプリンタ兼普通
紙ファクシミリの制御方法は、使用者パネルのパラメー
タを解析してレーザビームプリンタモードならホストよ
り来たデータを展開して一時的にレーザビームプリンタ
用イメージバッファーにイメージを形成した後、このイ
メージを普通紙にプリント出力が可能なEP−プロセス
エンジンで出力するステップ(A)と、使用者がファク
シミリモードで使用する場合はレーザビームプリンタイ
メージデータをファクシミリ用イメージバッファーにC
CITT T. 4規格による圧縮されたファクシミリイ
メージデータで蓄積した後、CCITT T. 30規格
による通信制御手順によって外部公衆通信網(PST
N:Public Switched Telepho
ne Network)を介して相手方のG3ファクシ
ミリへ送信するステップ(B)と、相手方ファクシミリ
文書をEPプロセスエンジン(3)で出力するファクシ
ミリ受信ステップ(C)と、レーザビームプリンタ機能
での使用時に相手方のファクシミリ装置より着信信号が
到着した場合のファクシミリ受信ステップ(D)とを分
離動作するようにしたものである(請求項3)。
【0016】上記ステップ(A)は、使用者パネルを操
作して出力モードがレーザビームプリンタモードになる
ように、用いようとするエミュレーションモードを選択
するステップ(A−1)と、ホストコンピュータで作成
した文書が上記ステップ(A−1)のエミュレーション
モードと同一のモードになるよう使用者のプリンタ出力
モードを調整した後、レーザプリンタ兼普通紙ファクシ
ミリ装置へ送ってホストデータを解析するステップ(A
−2)と、解析されたホストコンピュータよりコンマン
ド及びデータ字によってレーザビームプリンタ用イメー
ジバッファーにイメージを形成するステップ(A−3)
と、ピットイメージ形成が完了してホストコンピュータ
よりページ終了のメッセージが来てプリンタ出力モード
になったかどうかを確認するステップ(A−4)と、プ
リント出力モード時にレーザビームプリンタ用イメージ
バッファーに既に形成されているビデオイメージデータ
をアクセスして並列データを直列データに変換してEP
プロセスエンジンで出力するステップ(A−5)とを有
し、この順序で動作するようにする(請求項4)。
【0017】上記ステップ(B)は、使用者パネルを操
作して出力モードがファクシミリモードになるように用
いようとするエミュレーションモードを選択するステッ
プ(B−1)と、選択されたエミュレーションモードに
よってホストコンピュータの使用者作成文書のファイル
を解析してレーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ装置へ
送るステップ(B−2)と、ホストデータによってレー
ザビームプリンタ用イメージバッファーにビットイメー
ジを形成して、ホストコンピュータよりエンドオブペー
パが到達するとファクシミリ出力ソフトウエアモジュー
ルを遂行して、レーザビームプリンタ用イメージバッフ
ァーのビットイメージデータをファクシミリ用イメージ
データに変換してファクシミリ用イメージバッファーに
蓄積するステップ(B−3)と、上記ファクシミリ用イ
メージデータへの変換が完了するとCCITT T. 3
0規格による通信制御手順によって相手方のG2、G3
ファクシミリ装置との接続プロトコルを遂行するステッ
プ(B−4)と、接続プロトコルの遂行完了後、該当フ
ァクシミリイメージデータをファクシミリ用イメージバ
ッファーで読み出して外部公衆通信網を介して相手方の
ファクシミリへ送り、上記ファクシミリ送信過程が完了
するとT. 30規格による通信制御手順によって相手方
のファクシミリ装置との接続を切るステップ(B−5)
とを有し、この順序で動作するようにすることができる
(請求項5)。
【0018】上記ステップ(C)は、外部公衆通信網よ
り着信信号が到着すると中央処理装置へ割込信号を送っ
て相手方でファクシミリ通信を要求しているのを知らせ
てくれて、現在レーザビームプリンタモードであるか確
認するステップ(C−1)と、レーザビームプリンタモ
ードではない場合に用いられてCCITT T. 30規
格による通信制御手順によって相手方のG2、G3ファ
クシミリ装置との接続プロトコルを遂行するステップ
(C−2)と、接続プロトコル遂行が完了するとT. 3
0規格によるファクシミリデータを受信するステップ
(C−3)と、上記過程が完了した後、CCITT
T. 4手順によってファクシミリ用イメージバッファー
に蓄積されたファクシミリイメージデータを更にレーザ
ビームプリンタ用イメージデータに変えてレーザビーム
プリンタ用イメージバッファーに蓄積してイメージデー
タの形成が完了したかを確認するステップ(C−4)
と、上記過程が完了すると上記レーザビームプリンタ機
能による手順によってEP−プロセスエンジンでイメー
ジデータを提供しプリントするステップ(C−5)とを
有し、この順序で動作するようにすることができる(請
求項6)。
【0019】上記レーザビームプリンタ機能での使用時
にのファクシミリ受信ステップ(D)は、レーザビーム
プリンタモード時はホストコンピュータへビジー信号を
送出してホストコンピュータよりLBP/FAXコント
ローラでもっと以上の使用者の文書ファイルの転送を防
いだ後、その間レーザビームプリンタ用イメージバッフ
ァーに蓄積されたレーザビームプリンタ用ビットイメー
ジデータを任意システムメモリに退避させるステップ
(D−1)と、レーザビームプリンタ用ビットイメージ
データをシステムメモリに退避させた後、ファクシミリ
受信の手順によって相手方より受信したファクシミリイ
メージデータをレーザビームプリンタイメージデータに
変換させてイメージ形成を完了し、これをEPプロセス
エンジンで出力するステップ(D−2)と、上記過程が
完了するとレーザビームプリンタイメージバッファーを
クリアさせて、任意システムメモリに退避させた上記レ
ーザビームプリンタ用ビットイメージデータを、クリア
させたレーザビームプリンタイメージバッファーに回復
させた後、ホストコンピュータへ送ったビジー信号を解
除して上記レーザビームプリンタ機能によるプリンタ出
力を遂行するステップ(D−3)とを有し、この順序で
動作するようにすることができる(請求項7)。
【0020】
【作用】請求項1,2の装置では、既存のレーザビーム
プリンタのコントローラにG3FAX機能を内蔵してL
BP/FAXコントローラとし、これにより普通紙ファ
クシミリが有する普通紙FAX文書出力機能と、ホスト
コンピュータより受けたレーザビームプリンタ形態のデ
ータファイルを直接相手方のG2,G3FAX装置へ送
信する機能とを付加し、平素は一般的なレーザプリンタ
として使用し、必要によって普通紙で出力できるG2,
G3FAX装置として使用することができる。
【0021】この場合、レーザビームプリンタ機能とフ
ァクシミリ機能が1つの装置内に複合された装置として
いるので、それらが独立している分離形に比べて占有面
積が少なくなると共に、EPプロセスエンジンをレーザ
ビームプリンタ機能とFAX出力装置で共用するもので
あるため、分離形に比べて同じ機能対比材料費が節減さ
れる。また、ホストコンピュータ内部のファイルを直接
相手方のFAX装置へ送ることができ、使用するのに便
利で、ホストコンピュータに特殊なFAX用ソフトウエ
アがなくともレーザプリンタ兼普通紙ファクシミリシス
テムとエミュレーション機能とによって、ホストコンピ
ュータの文書を相手方のG2,G3、FAX機器へ送る
ことができるという効果がある。
【0022】また、請求項3〜7の制御方法では、使用
者パネルのパラメータを解析し、LBPモードなら、ホ
ストより来たデータを解析し一時的にLBP用イメージ
バッファーにイメージを形成した後、このイメージをE
Pプロセスエンジンで出力するステップ(A)と、使用
者がFAXモードで使用する場合には、LBPイメージ
データをFAX用イメージバッファーにCCITT
T. 4規格による圧縮されたFAXイメージデータで蓄
積した後、CCITT T. 30規格により通信制御手
順によって外部公衆通信網(PSTN)を介して相手方
のG3FAXへ送信するステップ(B)と、相手方のF
AX文書をEPプロセスエンジン(3)で出力するFA
X受信ステップ(C)と、LBP機能での使用時に、相
手方のFAX装置よりの着信信号が到達する場合のFA
X受信ステップ(D)とが、分離動作するようになって
おり、普通紙にレーザプリント中でもファクシミリの受
信をなすことができる。
【0023】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
【0024】図2は本発明のレーザプリンタ兼普通紙フ
ァクシミリ装置30の使用概念図であり、10は例えば
G3FAX装置、20はホストコンピュータである。
【0025】このレーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ
装置30は、図3に示すように、EPプロセスエンジン
3と、LBP/FAXコントローラ2と、そして使用者
パネルコントローラ1とで構成され、上記EPプロセス
エンジン3は、機能上、光学系31、エンジンコントロ
ーラ32、直流電源部33、電子写真装置34及び高電
圧電源部35とで構成されている。
【0026】上記LBP/FAXコントローラ2は、機
能上、既存のLBPビデオコントローラ機能に、G3F
AX機能を付加した形態である。上記LBP/FAXコ
ントローラ2の外部装置とのインタフェースは、ホスト
コンピュタ20側については、RS−232C,セント
ロニクスのインタフェース方式を基にして、別途(オプ
ション)に、アップルトーク(Apple Tal
k),S−バス(S−Bus),RS−422A,スカ
ジー(SCSI)のインタフェース方式を選択すること
ができる。また、外部G3FAX装置との通信のため
に、公衆通信網(PSTN)とインタフェースされる。
【0027】上記LBP/FAXコントローラ2は、ホ
ストコンピュ−タ20とのインタフェースの機能を介し
て、LBPコマンド及びデータを受け入れ、内部メモリ
に蓄積した後、そのコマンドを更に解析してビデオバッ
ファーにビデオイメージを形成した後、普通紙でプリン
トすることができ、ビデオビットイメージデータを更に
G3FAXフォーマットに変換して相手方のFAX装置
へ伝送することができる。
【0028】また、相手方のG3FAXより受けたFA
Xイメージデータは、LBPビデオイメージデータに変
換してビデオバッファーに蓄積した後、そのままEPプ
ロセスエンジン3を使用して出力するか、このイメ−ジ
データをホストコンピュータ20へ伝送して、ホストコ
ンピュータ20の補助記憶装置に蓄積することができ
る。
【0029】EPプロセスエンジン3の電子写真装置3
4では、回転する感光体ドラム342の表面が、まず帯
電部341によるコロナ放電によって帯電され、次いで
光学系31によるビーム光で感光体ドラム342が照射
されることにより、感光体ドラム342の表面に画像パ
ターンの静電潜像が形成される。ここで形成された静電
潜像は、現像部343を通過することでトナー像の可視
化された像に変換され、続いてドラムが回転するに沿っ
て可視された像が転写部344に到達すると給紙部34
7から入った用紙の上にトナー像が転写される。この転
写された用紙上のトナー像は、用紙が移動して定着部3
45に到達すると、熱と圧力によって溶融されて用紙の
上に定着される。また、ドラムが続いて回転してクリー
ニング部346に到達すると、クリーニング部346で
ドラムに残っている残余トナー粉が除去され、きれいな
状態になった感光体ドラム342は再び帯電部341に
到達して上記過程を繰り返す。
【0030】上記LBP/FAXコントローラ2は、機
能上、既存のLBPビデオコントローラ機能にG3FA
X機能が付加された機能を有する装置で、EPプロセス
エンジン3内部に装着される。上記LBP/FAXコン
トローラ2の外部装置とのインタフェースは、ホストコ
ンピュタ20側については、RS−232C,セントロ
ニクスのインタフェース方式を基本にして、アップルト
ーク,S−バス,RS−422A,SCSIのインタフ
ェース方式を別途に選択することができる。また、外部
G3のFAX装置との通信のために、公衆通信網(PS
TN)との接続を可能にした次に述べるDAA(Dat
a Access Arrangement)部2Jを
内臓している。
【0031】図4はLBP/FAXコントローラ2の内
部状態を示すブロック図であり、以下にその内部機能の
説明をする。
【0032】央処理装置(CPU)22は、レーザビー
ムプリンタとFAX機能を全て遂行できる中央処理装置
として、外部へ、アドレス信号,データ信号,読み取り
信号,書き込み信号などを送出するようになっており、
使用中に央処理装置22と周辺回路制御部23の間に使
用される信号はCPU制御信号として示した。
【0033】周辺回路制御部23は、内部に、バスドラ
イバ及びトランシーバ及びラッチ回路231と、入出力
デコーダ回路232等とを有して構成されている。バス
ドライバ及びトランシーバ及びラッチ回路231は、外
部周辺回路と接続される信号(アドレス、データ及びそ
の他の制御信号)のバッファリング、信号方向転換及び
ラッチングなどの機能を有する。入出力デコーダ回路2
32は、入出力アドレス選択による周辺回路部の使用を
選択可能するための機能を有する。
【0034】メモリ制御回路部28は、FAX用イメー
ジバッファー29,LBPイメージバッファー2A,シ
ステムメモリ2Bなどで構成されるリードとライトが可
能なメモリ(RWM)と、プログラムコードメモリ2
C,フォントメモリ2Dなどの読み出し専用メモリ(R
OM)とを、選択及び制御する回路部であり、上記リー
ド及びライトが可能なメモリにドラムを使用する場合に
は、メモリ制御回路部28の内部にドラムコントローラ
回路を内臓する。
【0035】使用者パネル制御回路部2Eは、液晶ディ
スプレイ(LCD)モジュ−ルや発光素子(LED)モ
ジュ−ルを使用し設計された外部使用者パネルコントロ
ーラ1に、必要な信号を発生してくれる。
【0036】ホストコンピュータ接続回路部2Fは、ホ
ストコンピュータ20とLBP/FAXコントローラ2
との通信を担当する回路部であり、RS−232C(シ
リアル通信),セントロニクス(パラレル通信)のイン
タフェース方式を基本としているが、必要によってAp
ple Talk,S−バス,RS−422A,SCS
Iインタフェース方式を別途に選択することができる。
【0037】エンジンビデオ接続制御回路部2Gは、E
Pプロセスエンジン3に必要なビデオインタフェース信
号を発生する。EPプロセスエンジン3は、水平同期信
号及びエンジン状態信号情報をエンジンビデオ接続制御
回路部2Gへ与え、またエンジンビデオ接続制御回路部
2Gは、ビデオ信号処理回路部2Hより受けた直列(シ
リアル)ビデオデータ信号及びLBP/FAXコントロ
ーラ2内部の状態信号をEPプロセスエンジン3にへ与
える。エンジンビデオ接続制御回路部2Gより入出力さ
れる制御信号は、いろいろなエンジンの特性によるビデ
オインタフェース規格に沿った必要な全ての信号を意味
する。
【0038】ビデオ信号処理回路部2Hは、LBP用イ
メージバッファー2Aに形成されているビデオビットイ
メージを、中央処理装置22の助けを借りずに、順次的
にワードまたはバイト単位で読み入れ、この並列データ
を内部シフトレジスタ及びカウンタ回路によって更に直
列ビデオデータ信号にしてエンジンビデオ接続制御回路
部2Gへ送る。
【0039】FAXモデム2Iは、G3FAX用のCC
ITT V.29,V.27 ter,V. 21の規格
を満足し、別途にG2FAX用AM−PM−VSBのモ
デム機能を有することができる。DAA部2Jは、モデ
ムより生ずるアナログ信号ラインを公衆通信網と接続し
てくれる回路であって、内部ではFAXモデム2Iと一
般電話器とのスイッチングが可能でありリングトーン
(16Hz 着信信号)の検出機能を有する。
【0040】割込制御回路部24は、LBP/FAXコ
メントローラ2内部の入/出力回路部より中央処理装置
22に要求する割込が、中央処理装置22が処理するこ
とができる能力より多い場合、事前に割込優先順位を決
めた後、中央処理装置22が効果的に処理することがで
きるように支援する回路部である。図4の構成図で予想
される割込ソースは、使用者パネル制御回路部2E、ホ
ストコンピュータ接続回路部2F、エンジンビデオ接続
制御回路部2G、ビデオ信号処理回路部2H、FAXモ
デム2I、着信感知割込要求(IRQ)信号などであ
る。
【0041】カートリッジバスドライバ25は、上記レ
ーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ装置30をLBP機
能で使用する場合、外部で装着されるフォント及びエミ
ュレーション用カートリッジ回路との接続をなす機能を
有する。FPU(浮動小数点演算プロセッサ)回路部2
6は、上記レーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ装置3
0をLBP機能として使用する場合、中央処理装置22
に浮動小数点演算機能がなくて外部の専用回路より助け
を受けなければならない場合など、中央処理装置22外
部にFPU回路部26を追加する場合に備えて示した。
浮動小数点演算を使用するケースとしては、ポストスク
リプトのようなエミュレータを使用する場合や、グラフ
ィック処理のための高速演算をするためにしばしば使用
する。BPU(Bit Block Transfer Processing Un
it)回路部27は、上記レーザプリンタ兼普通紙ファク
シミリ装置をLBP機能で使用する場合、メモリ内部の
ビットブロック伝送処理を高速でするための回路部であ
り、装置特性に沿って別途に使用する回路として、
(1)フォントメモリ2Dのフォントデータを高速でL
BP用イメージバッファー2Aへコピーする場合、
(2)システムメモリ(2B)内部などの一時蓄積メモ
リ内部にあるグラフィックイメージをLBP用イメージ
バッファー2A内へコピーする場合、(3)既にビット
イメージ形態でLBP用イメージバッファー2A内部に
生成されているブロックイメージをLBP用イメージバ
ッファー2Aの他の領域へ任意に移動する場合に使用す
ることができる。
【0042】このように構成したレーザプリンタ兼普通
紙ファクシミリ装置の動作を、各機能に沿い図5と関連
して説明すると次のようになる。
【0043】(a)先ず、LBP出力装置で使用する場
合、使用者は使用者パネルを操作し、出力モードがLB
Pモードになるようにセットして、使用しようとするエ
ミュレーションモード(Emulation Mod
e;HP Laser Jet,FX−80,Diab
lo 630,HP Laser Jet III 及び
Postscriptなど)を選択する(ステップA−
1)。ホストコンピュータ20で作成した文書を、上記
エミュレーションモードと同一のモードに使用者のプリ
ンタ出力モードを調整した後、レーザプリンタ兼普通紙
ファクシミリ装置30へ送ると、受信されたホストデー
タが解釈される(A−2)。ホストコンピュータ接続回
路部2Fを介してコンマンド及びデータが入力される
と、プログラムコードメモリ2Cに内蔵された当該コマ
ンドに応じる翻訳ソフトウエアの解析によって、ピット
イメージでLBP用イメージバッファー2Aにイメージ
が形成される(A−3)。ビットイメージの形成が完了
しホストコンピュータ20よりページ終了(EOP:E
nd of Page)メッセージが来てプリント出力
モードになると、中央処理装置22は、ビデオ信号処理
回路部2Hに、LBP用イメージバッファー2Aに形成
されているビデオデータを読み出してエンジンで出力す
るように命令する(A−4)。ビデオ信号処理回路部2
Hは、LBP用イメージバッファー2Aに既に形成され
ているビデオイメ−ジデータをアクセスして、並列デー
タを直列データに変換して、エンジンビデオ接続制御回
路部2Gを介してEPプロセスエンジン3で出力する
(A−5)。
【0044】(b)上記装置におけるFAX送信機能の
動作手順を次に述べる。
【0045】使用者は使用者パネルを操作して出力モー
ドをFAXモードにセットし、用いようとするエミュレ
ーションモード(Emulation Mode;HP
Laser Jet,FX−80,Diablo 6
30,HP Laser Jet III 及びPost
script等)を選択する(ステップB−1)。使用
者は上記ステップ(A−2)と同一の手順で、ホストコ
ンピュータ20の使用者作成文書ファイルをレーザプリ
ンタ兼普通紙ファクシミリ装置30へ送って受信された
ホストデータを解釈させる(B−2)。LBP/FAX
コントローラの上記ステップ(A−3)と同一のLBP
機能のための内部手順によって、LBP用イメージバッ
ファー2Aにビットイメージを形成する。イメージの形
成が完了した後、ホストコンピュータよりページ終了
(EOP)データが到達すると、中央処理装置22はF
AX出力ソフトウエアモジュールを遂行し、LBP用イ
メージバッファー2AのビットイメージデータをFAX
用イメージデータに変換して、FAX用イメージバッフ
ァー29に蓄積する。この過程の機能を実現するための
ソフトウエアは、CCITT T. 4の規格によるデー
タ圧縮を遂行しLBPイメージをFAXイメージにデー
タ変換するようにする(B−3)。上記FAX用イメー
ジデータへの変換が完了すると、中央処理装置22はF
AXモデム2Iを用いてCCITT T. 30規格によ
る通信制御手順によって相手方のG2,G3FAX装置
との接続プロトコルを遂行する(B−4)。接続プロト
コルを遂行した後、該当FAXイメージデータをFAX
用イメージバッファー29で読み出して外部公衆通信網
を介して相手方のFAXデータを伝送し、上記FAX送
信過程が完了すると、中央処理装置22は、CCITT
T. 30規格による通信制御手順によって相手方のF
AX装置との接続を解除する(B−5)。
【0046】(c)次に、上記装置でFAX受信機能に
おける動作手順を、図6と関連して説明する。
【0047】図6でステップ(C)はFAX送信過程
で、ステップ(D)はLBP遂行中にFAX受信する過
程であり、ステップ(C)は外部公衆通信網により着信
信号が到着すると割込制御回路部を介して中央処理装置
22へ割込信号を送って相手方でFAX通信を要求して
いるのを知らせてくれる(C−1)。
【0048】中央処理装置22は、FAXモデムを用い
てCCITT T. 30規格による通信制御手順によっ
て相手方のG2,G3FAX装置との接続プロトコルを
遂行し(C−2)、続いて外部公衆通信網より受信した
FAXイメージデータをFAX用イメージバッファー2
9にライトして、続いて中央処理装置22はCCITT
T. 30規格による通信制御手順によって相手方のF
AX装置との接続を切る(C−3)。上記過程が完了し
た後、中央処理装置22はCCITT T. 4手順によ
ってFAX用イメージバッファー29に蓄積されたFA
Xイメージデータを更にLBP用イメージデータに換え
てLBP用イメージバッファー2Aに蓄積し、イメージ
形成が完了されたか確認する(C−4)。上記過程が完
了すると、中央処理装置22は上記LBP機能によるス
テップ(A−5)と同様にEPプロセスエンジン3でプ
リントして(C−5)、ステップ(C)を完了する。
【0049】(d)使用者が上記レーザプリンタ兼普通
紙ファクシミリ装置30をLBP機能で使用しているう
ちに相手方のFAX装置より着信信号が到達する場合の
動作手順は、ステップ(D)によって遂行される。
【0050】ステップ(D)において、LBPモードで
使用中に着信信号が到着すると、割込制御回路部24は
ホストコンピュータ20の中央処理装置へビジー(Bu
sy)信号を送出して、ホストコンピュータ20よりL
BP/FAXコントローラ2でこの上の使用者の文書フ
ァイルの伝送を防いだ後、その間LBP用イメージバッ
ファー2Aに蓄積されたLBP用ビットイメージデータ
を任意システムメモリ2B内部へ退避させる(D−
1)。続いて上記FAX受信のステップ(C−2)、
(C−3)、(C−4)、(C−5)によって相手方よ
り受信した内容をEPプロセスエンジン3で出力する
(D−2)。上記過程が完了すると、中央処理装置22
は前状態がLBPモードであるかを判断して、LBPモ
ードなら、LBP用イメージバッファー2Aのデータを
クリヤして任意システムメモリ2Bへ退避(D−1)さ
せたLBP用ビットイメージデータを元位置に回復させ
て、ホストコンピュータ20へ送ったビジー信号を解除
した後、上記LBP機能によるプリンタ出力を続いて遂
行する(D−3)。
【0051】上記の動作を、図5及び図6に示した順序
に従って説明すると次のようになる。
【0052】使用者がパワーをオンさせるとLBP/F
AXコントローラ2は内部システムを初期化する。続い
てLBP/FAXコントローラ2は、使用者が手順によ
って入力したパラメータを解析して、使用者が運営しよ
うとするモードがLBPモードならステップ(A)を遂
行し、FAXモードならステップ(B)を遂行する。使
用者が運営しようとするモードがLBPモードならステ
ップ(A)を遂行する所、ステップ(A)中先ず使用者
が選択したエミュレーションモードで動作可能にするよ
うに内部セットをする(A−1)。
【0053】以後、その他使用者がセットしたパラメー
タによって動作されるようにして、ホストコンピュータ
20より来たデータを、セットしたエミュレーションモ
ードによって解析して、LBP用イメージバッファー2
Aにビットイメージを形成する(A−2、A−3)。ペ
ージ終了(EOP)データが到達すると、LBP用イメ
ージバッファー2AのデータをLBPエンジンで出力す
る段階(A−4、A−5)となる。
【0054】また、上記ステップ(B)としては、使用
者が運営するモードがFAX送信モードなら使用者が使
用するエミュレーションモードでセットして、使用者が
送るホストデータを解析する(B−1、B−2)。続い
て解析したデータをLBP用イメージバッファー2Aに
一旦イメージを形成して、EOPデータが到着するとL
BP用イメージバッファー2AのデータをCCITT
T. 4規格によってFAXイメージにデータ圧縮して変
換した後、FAX用イメージバッファー29に蓄積する
(B−3)。上記ステップ(B−1〜B−3)によって
蓄積されているダイヤルバッファーのダイヤルナンバー
とか、ホストより送られてダイヤルバッファーに蓄積さ
れているダイヤルナンバーを使用し、相手方のFAX機
器の呼出ラインをフックオフした後、CCITT T.
30規格によって相互のプロトコルを遂行する(B−
4)。上記過程が完了になったならば、FAXイメージ
バッファーのデータを相手方のFAX機器へ送る。上記
過程が完了になったならば、更にCCITT T. 30
手順によってフックオンさせてライン接続を解除する
(B−5)。
【0055】また、図6は外部より着信信号が来る場合
についてのFAX受信動作状態図で、着信信号が確認さ
れないと異なる割込処理過程を遂行し、着信信号が確認
されると、現在使用者がこの装置をLBPモードで使用
中であるかどうかを確認する。LBPモードで使用中な
らステップ(D)を遂行し、そうでないときはステップ
(C)を遂行する。
【0056】ステップ(D)では、ホストコンピュータ
20へビジー信号を送出してLBPデータ入力を中止さ
せる。そして、その間のLBP用イメージバッファー2
Aに蓄積されているLBPイメージデータをシステムメ
モリ2Bへ一時退避させる(D−1)。
【0057】ステップ(C)では、ラインをフックした
後CCITT T. 30手順によって相手方のFAX機
器と接続プロトコルを遂行する(C−2)。上記過程
(C−2)が完了すると、相手方のFAX機器よりFA
Xデータを受信して(C−3)、CCITT T. 4規
格によって入力されたFAXイメージデータを展開して
LBPイメージデータに変換し、LBP用イメージバッ
ファー2Aに蓄積する。このようにしてLBPイメージ
の形成が完了すると(C−4)、イメージデータをEP
プロセスエンジン3で出力する(C−5)。このステッ
プ(C−5)を含む上記ステップ(C−2〜C−5)を
便宜上ステップ(D−2)で表わす。更に、前状態がL
BPモードであったかどうかを確認して、LBPモード
であればFAXイメージよりLBPイメージに変換され
て残っているデータをクリヤして、システムメモリ2B
に一時蓄積されている前状態のLBPメ−ジデ−タを更
にLBPイメージバッファー2Aに復旧させた後、ホス
トコンピュータ20へ送ったビジー信号を解除し、続い
てLBP出力モードで動作が可能となるようにする(D
−3)。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような優れた効果が得られる。
【0059】1)請求項1,2によれば、レーザビーム
プリンタ機能とファクシミリ機能が1つの装置内に複合
された装置としているので、それらが独立している分離
形に比べて占有面積が少なくなると共に、EPプロセス
エンジンをレーザビームプリンタ機能とFAX出力装置
で共用するものであるため、分離形に比べて同じ機能対
比材料費が節減される。また、ホストコンピュータ内部
のファイルを直接相手方のFAX装置へ送ることがで
き、使用するのに便利で、ホストコンピュータに特殊な
FAX用ソフトウエアがなくともレーザプリンタ兼普通
紙ファクシミリシステムとエミュレーション機能とによ
って、ホストコンピュータの文書を相手方のG2,G
3、FAX機器へ送ることができるという効果がある。
【0060】2)請求項3〜7の制御方法によれば、通
常のレーザビームプリンタ処理(A)と、LBPイメー
ジデータを外部公衆通信網を介して相手方のG3FAX
へ送信するFAX処理(B)と、相手方のFAX文書を
EPプロセスエンジン(3)で出力するFAX受信処理
(C)とを備えるだけでなく、レーザビームプリンタモ
ード時に相手FAX装置からの着信信号があった場合の
FAX受信処理(D)をも備えているので、普通紙にレ
ーザプリント中でもファクシミリの受信をなすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なFAX通信装置の使用概念図である。
【図2】本発明によるレーザプリンタ兼普通紙ファクシ
ミリ装置の使用概念図である。
【図3】本発明のレーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ
装置の構成図である。
【図4】図3のLBP/FAXコントローラの詳細構成
図である。
【図5】図4の装置の全体動作を示す流れ図である。
【図6】図5におけるFAX受信モード動作の流れ図で
ある。
【図7】従来のLBP/FAX装置の構成図である。
【符号の説明】
2 LBP/FAXコメントローラ 2A LBP用イメージバッファー 2B 任意システムメモリ 2C プログラムコードメモリ 2D フォントメモリ 2E 使用者パネル制御回路部 2F ホストコンピュータ接続回路部 2G エンジンビデオ接続制御回路部 2H ビデオ信号処理回路部 2I FAXモデム 20 ホストコンピュータ 22 中央処理装置 23 周辺回路部 24 割込制御回路部 25 カートリッジバスドライバ 26 FPU回路部 27 BPU回路部 28 メモリ制御回路部 29 FAX用イメージバッファー 30 レーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 普通紙にプリント出力が可能なレーザビ
    ームプリンタ用EPプロセスエンジン(3)と、 EPプロセスエンジン(3)がファクシミリ機能を遂行
    するように制御するファクシミリ用イメージバッファー
    (29)及びレーザビームプリンタ用イメージバッファ
    ー(2A)を含んで成るLBP/FAXコントローラ
    (2)と、 LBP/FAXコントローラ(2)の作動を指示する使
    用者パネルコントローラ(1)とを有し、 上記LBP/FAXコントローラ(2)が、レーザビー
    ムプリンタ機能と、ホストコンピュータより来たレーザ
    ビームプリンタ用エミュレーション形式の文書データを
    ファクシミリ文書に変えて送信する機能と、相手方のG
    2,G3ファクシミリ装置より来る文書についてEPプ
    ロセスエンジン(3)による普通紙出力を可能にする機
    能とを具備することを特徴とするレーザプリンタ兼普通
    紙ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 上記LBP/FAXコントローラ(2)
    は、 レーザビームプリンタとファクシミリ機能を司る中央処
    理装置(22)と、 この中央処理装置(22)の制御を受けて外部周辺回路
    と接続される信号をバッファリングしラッチングして周
    辺回路部の使用を選択可能にするように制御する周辺回
    路制御部(23)と、 割込要求時、優先順位を決めて上記中央処理装置(2
    2)が効果的に処理できるように支援する割込制御回路
    部(24)と、 ファクシミリ用イメージバッファー(29)、レーザビ
    ームプリンタ用イメージバッファー(2A)、システム
    メモリ(2B)などで構成されたリード及びライトが可
    能なメモリと、プログラムコードメモリ(2C)、フォ
    ントメモリ(2D)などの読み出し専用メモリとを選択
    制御するメモリ制御回路部(28)と、 使用者パネルコントローラ(1)、ホストコンピュータ
    (20)、EPプロセスエンジン(3)及び公衆通信網
    と接続され、周辺回路制御部(23)及び割込制御回路
    部(24)で認可される周辺回路部(2E〜2J)とを
    含んで構成し、 1ボード化してファクシミリ機能をLBP/FAXコン
    トローラに内蔵させたことを特徴とする請求項1記載の
    レーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 使用者パネルのパラメータを解析してレ
    ーザビームプリンタモードならホストより来たデータを
    展開して一時的にレーザビームプリンタ用イメージバッ
    ファーにイメージを形成した後、このイメージを普通紙
    にプリント出力が可能なEP−プロセスエンジンで出力
    するステップ(A)と、 使用者がファクシミリモードで使用する場合はレーザビ
    ームプリンタイメージデータをファクシミリ用イメージ
    バッファーにCCITT T. 4規格による圧縮された
    ファクシミリイメージデータで蓄積した後、CCITT
    T. 30規格による通信制御手順によって外部公衆通
    信網を介して相手方のG3ファクシミリへ送信するステ
    ップ(B)と、 相手方ファクシミリ文書をEPプロセスエンジン(3)
    で出力するファクシミリ受信ステップ(C)と、 レーザビームプリンタ機能での使用時に相手方のファク
    シミリ装置より着信信号が到着した場合のファクシミリ
    受信ステップ(D)とを分離動作するようにしたことを
    特徴とするレーザプリンタ兼普通紙ファクシミリの制御
    方法。
  4. 【請求項4】 上記ステップ(A)は、 使用者パネルを操作して出力モードがレーザビームプリ
    ンタモードになるように、用いようとするエミュレーシ
    ョンモードを選択するステップ(A−1)と、 ホストコンピュータで作成した文書が上記ステップ(A
    −1)のエミュレーションモードと同一のモードになる
    よう使用者のプリンタ出力モードを調整した後、レーザ
    プリンタ兼普通紙ファクシミリ装置へ送ってホストデー
    タを解析するステップ(A−2)と、 解析されたホストコンピュータよりコンマンド及びデー
    タ字によってレーザビームプリンタ用イメージバッファ
    ーにイメージを形成するステップ(A−3)と、 ピットイメージ形成が完了してホストコンピュータより
    ページ終了のメッセージが来てプリンタ出力モードにな
    ったかどうかを確認するステップ(A−4)と、 プリント出力モード時にレーザビームプリンタ用イメー
    ジバッファーに既に形成されているビデオイメージデー
    タをアクセスして並列データを直列データに変換してE
    Pプロセスエンジンで出力するステップ(A−5)とを
    有し、この順序で動作することを特徴とする請求項3記
    載のレーザプリンタ兼普通紙ファクシミリの制御方法。
  5. 【請求項5】 上記ステップ(B)は、 使用者パネルを操作して出力モードがファクシミリモー
    ドになるように用いようとするエミュレーションモード
    を選択するステップ(B−1)と、 選択されたエミュレーションモードによってホストコン
    ピュータの使用者作成文書のファイルを解析してレーザ
    プリンタ兼普通紙ファクシミリ装置へ送るステップ(B
    −2)と、 ホストデータによってレーザビームプリンタ用イメージ
    バッファーにビットイメージを形成して、ホストコンピ
    ュータよりエンドオブペーパが到達するとファクシミリ
    出力ソフトウエアモジュールを遂行して、レーザビーム
    プリンタ用イメージバッファーのビットイメージデータ
    をファクシミリ用イメージデータに変換してファクシミ
    リ用イメージバッファーに蓄積するステップ(B−3)
    と、 上記ファクシミリ用イメージデータへの変換が完了する
    とCCITT T. 30規格による通信制御手順によっ
    て相手方のG2、G3ファクシミリ装置との接続プロト
    コルを遂行するステップ(B−4)と、 接続プロトコルの遂行完了後、該当ファクシミリイメー
    ジデータをファクシミリ用イメージバッファーで読み出
    して外部公衆通信網を介して相手方のファクシミリへ送
    り、上記ファクシミリ送信過程が完了するとT. 30規
    格による通信制御手順によって相手方のファクシミリ装
    置との接続を切るステップ(B−5)とを有し、この順
    序で動作することを特徴とする請求項3記載のレーザプ
    リンタ兼普通紙ファクシミリの制御方法。
  6. 【請求項6】 上記ステップ(C)は、 外部公衆通信網より着信信号が到着すると中央処理装置
    へ割込信号を送って相手方でファクシミリ通信を要求し
    ているのを知らせてくれて、現在レーザビームプリンタ
    モードであるか確認するステップ(C−1)と、 レーザビームプリンタモードではない場合に用いられて
    CCITT T. 30規格による通信制御手順によって
    相手方のG2、G3ファクシミリ装置との接続プロトコ
    ルを遂行するステップ(C−2)と、 接続プロトコル遂行が完了するとT. 30規格によるフ
    ァクシミリデータを受信するステップ(C−3)と、 上記過程が完了した後、CCITT T. 4手順によっ
    てファクシミリ用イメージバッファーに蓄積されたファ
    クシミリイメージデータを更にレーザビームプリンタ用
    イメージデータに変えてレーザビームプリンタ用イメー
    ジバッファーに蓄積してイメージデータの形成が完了し
    たかを確認するステップ(C−4)と、 上記過程が完了すると上記レーザビームプリンタ機能に
    よる手順によってEP−プロセスエンジンでイメージデ
    ータを提供しプリントするステップ(C−5)とを有
    し、この順序で動作することを特徴とする請求項3記載
    のレーザプリンタ兼普通紙ファクシミリの制御方法。
  7. 【請求項7】 上記レーザビームプリンタ機能での使用
    時にのファクシミリ受信ステップ(D)は、 レーザビームプリンタモード時はホストコンピュータへ
    ビジー信号を送出してホストコンピュータよりLBP/
    FAXコントローラでもっと以上の使用者の文書ファイ
    ルの転送を防いだ後、その間レーザビームプリンタ用イ
    メージバッファーに蓄積されたレーザビームプリンタ用
    ビットイメージデータを任意システムメモリに退避させ
    るステップ(D−1)と、 レーザビームプリンタ用ビットイメージデータをシステ
    ムメモリに退避させた後、ファクシミリ受信の手順によ
    って相手方より受信したファクシミリイメージデータを
    レーザビームプリンタイメージデータに変換させてイメ
    ージ形成を完了し、これをEPプロセスエンジンで出力
    するステップ(D−2)と、 上記過程が完了するとレーザビームプリンタイメージバ
    ッファーをクリアさせて、任意システムメモリに退避さ
    せた上記レーザビームプリンタ用ビットイメージデータ
    を、クリアさせたレーザビームプリンタイメージバッフ
    ァーに回復させた後、ホストコンピュータへ送ったビジ
    ー信号を解除して上記レーザビームプリンタ機能による
    プリンタ出力を遂行するステップ(D−3)とを有し、
    この順序で動作することを特徴とする請求項3記載のレ
    ーザプリンタ兼普通紙ファクシミリの制御方法。
JP5335262A 1992-12-31 1993-12-28 レーザプリンタ兼普通紙ファクシミリ装置及びその制御方法 Pending JPH077599A (ja)

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JP2009225369A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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