JPH0775955A - 精密切削装置 - Google Patents

精密切削装置

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JPH0775955A
JPH0775955A JP16979293A JP16979293A JPH0775955A JP H0775955 A JPH0775955 A JP H0775955A JP 16979293 A JP16979293 A JP 16979293A JP 16979293 A JP16979293 A JP 16979293A JP H0775955 A JPH0775955 A JP H0775955A
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JP
Japan
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wafer
dicing
alignment
back surface
microscope
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JP16979293A
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Yutaka Koma
豊 狛
Isao Yugawa
功 湯川
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Disco Corp
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Disco Abrasive Systems Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D59/00Accessories specially designed for sawing machines or sawing devices
    • B23D59/001Measuring or control devices, e.g. for automatic control of work feed pressure on band saw blade
    • B23D59/002Measuring or control devices, e.g. for automatic control of work feed pressure on band saw blade for the position of the saw blade

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dicing (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線を利用してウェーハの裏面からアライ
メント出来るようにした、精密切削装置を得る。 【構成】 被加工物の切削領域と、ブレードとの位置合
わせを遂行するアライメントユニットが装着された精密
切削装置において、アライメントユニットに赤外線を認
識出来る赤外線カメラを装着する。アライメントユニッ
トは、照明装置と、顕微鏡と、赤外線カメラとを含み、
照明装置側或は顕微鏡側何れか一方に又は双方に波長
0.8μm〜10μmの赤外線のみを通過する狭帯域フ
ィルターが装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウェーハ等を切
削するダイシング装置等の精密切削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイシング装置は、通常図12に
示すように半導体ウェーハ1を回路パターンが形成され
た表面1aが上になるようにして図1に示すようなチャ
ックテーブル140に保持し、アライメント手段3例え
ば顕微鏡による目視若しくはCCDカメラによる画像処
理等によって切断すべき被切削領域即ちストリートの位
置合わせを行い、そのストリートに沿ってブレード16
1により精密切削するようになっている。この場合、ウ
ェーハ表面に切削屑(コンタミ)が付着してボンディン
グパット等を汚染する問題があり、ウェーハの表面をコ
ンタミから保護するには裏面からダイシングするか、又
は表面にポリイミド等の保護膜を形成した状態で表面か
らダイシングすることが望まれている。又、それとは異
なる観点からダイシングされたチップの強度面について
云うと、半導体ウェーハ1の裏面1b側にチッピングと
称する細かい欠けが生じ、つまり図13に示すように切
断されたチップ5の裏面5bの周縁部にチッピング6が
生じてチップ5の強度を低下させてしまう。このような
欠点を防止するには、例えばストリートの真下に当たる
裏面箇所にベベルカット等の溝入れ加工を予め施してお
けば、表面5aからストリートをダイシングする際に切
削負荷が裏面5bの溝により吸収若しくは緩和され、チ
ッピングの発生を未然に防止することが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウェー
ハ1の裏面1bからダイシングしたり又は予め溝入れ加
工を施すには、裏面1bを上にしてチャックテーブルに
保持しなければならないため、表面1aが下側になって
ストリートが見えなくなり、そのストリートに対応して
裏面からダイシングし又は溝入れすべき箇所をアライメ
ントすることが出来ず現実には実施出来ないことにな
る。又、表面1aにポリイミド等の不透明な保護膜が形
成されている場合も同様にアライメントすることが出来
ず、保護膜上からのダイシングが不可能になる。本発明
は、このような従来の不都合を解消するためになされ、
ウェーハの裏面を上にしてチャックテーブルに保持して
も、下になった表面のストリートに対応して裏面からダ
イシングすることが出来、又は溝入れ加工すべき箇所を
アライメントすることが出来、若しくは表面に不透明な
保護膜が形成されていてもその表面からアライメント出
来るようにした、ダイシング装置等の精密切削装置を提
供することを課題としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、被加工物の被切削領
域と、ブレードとの位置合わせを遂行するアライメント
ユニットが装着された精密切削装置において、前記アラ
イメントユニットには赤外線を認識出来る赤外線カメラ
が装着されている精密切削装置を要旨とするものであ
る。更にアライメントユニットは、照明装置と、顕微鏡
と、赤外線カメラとを含み、照明装置側或は顕微鏡側い
ずれか一方に又は双方に波長0.8μm〜10μm好ま
しくは解像度を考慮し0.8μm〜2.0μmの赤外線
のみを透過する狭帯域フィルターが装着されていること
を特徴とする。
【0005】
【作 用】ウェーハの裏面を上にしてチャックテーブル
に保持し、このウェーハの裏面にウェーハの内部まで透
過する赤外線を照射し、下側になった表面のストリート
に対応させてダイシングし、又は溝入れ加工すべき箇所
をアライメントすることが出来る。このアライメントに
基づいて裏面要所に予め溝入れを施しておけば、後でひ
っくり返して表面をダイシングする時に裏面側のチッピ
ングの発生を未然に防止することが出来る。又、ウェー
ハの表面に保護膜が形成されていてもその保護膜の上か
らアライメントすることが出来、その保護膜上からダイ
シングし或は溝入れ加工することが出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳説する。図1は本発明に係る精密切削装置の一実施例
として、半導体ウェーハをダイシング(切削)するダイ
シング装置100を示したものである。この装置の構成
について説明すると、カセット載置領域101に載置さ
れたカセット内にはフレームに装着された半導体ウェー
ハが複数枚収納されている。
【0007】ダイシング前のウェーハは、ウェーハ搬出
入手段120の把持部材121によってフレームが把持
され搬出入領域110まで搬出される。搬出入領域11
0に位置付けられたウェーハは防塵カバー131を有す
る旋回アーム130によってチャックテーブル140ま
で搬送される。
【0008】ウェーハを保持したチャックテーブル14
0はアライメント領域150の下部まで移動し、所定の
アライメントが遂行される。アライメントが完了する
と、チャックテーブル140は更に移動してウェーハを
切削領域160に位置付ける。
【0009】切削領域160には切削ブレード161を
装着したスピンドルユニット162が配設されており、
チャックテーブル140上のウェーハに所要のダイシン
グを遂行する。ダイシングが完了した後、チャックテー
ブル140はウェーハを保持した最初の位置まで戻る。
【0010】この後、チャックテーブル140に保持さ
れているダイシング済みのウェーハは搬送手段170に
よってスピン洗浄領域180まで搬送され、スピン洗浄
される。このスピン洗浄の際、洗浄液が飛散しないよう
に搬送手段170に装着されている蓋部材171が下降
してスピン洗浄領域180の開口部181を閉塞する。
【0011】スピン洗浄が完了すると、ウェーハは旋回
アーム130によって搬出入領域110まで搬送され位
置付けられる。その後搬出入手段120の把持部材12
1によってフレームが把持され、カセット内の所要位置
に戻される。以上のようにしてウェーハはダイシングさ
れる。
【0012】次に、アライメント領域150に配設され
て本発明を構成するアライメントユニットについて説明
する。このアライメントユニット7は、図2に示すよう
に照明装置8と顕微鏡9と赤外線カメラ10とから構成
されている。
【0013】前記照明装置8は、内部にハロゲンランプ
等の発光体8aが設けられ、この発光体8aは調光器8
bを介して電源(図示せず)に接続されており、発光体
8aの前方に熱線吸収フィルター8cと赤外線透過の狭
帯域フィルター8dが取り付けられて赤外線を照射す
る。
【0014】前記顕微鏡9は、対物レンズ9aとハーフ
ミラー9bを有し、このハーフミラー9bと前記照明装
置8とはグラスファイバー11で接続され、更にハーフ
ミラー9bの上方には赤外線透過の狭帯域フィルター1
2が取り付けられ、この顕微鏡9に対し前記赤外線カメ
ラ10を光軸が一致するように取り付けてある。尚、狭
帯域フィルター8d又は12のいずれか一方を設けない
で実施しても良く、前記グラスファイバー11を介在さ
せないで照明装置8からハーフミラー9bに直接赤外線
を入射させる構成にしても良い。更に、照明装置8を顕
微鏡9から独立させて直接ウェーハ1を照射するように
しても良い。
【0015】前記照明装置8から照射された赤外線13
は顕微鏡9を介してウェーハ1の内部まで透過し、ウェ
ーハ1の表面1aで反射した赤外線を顕微鏡9で見て赤
外線カメラ10で撮像し、画像処理手段(図示せず)を
経てモニター190に表示し、表面1aのストリートに
対応して切削すべき裏面1b箇所をアライメントするこ
とが出来る。
【0016】図3(イ) は表面に回路パターンが形成され
たウェーハを裏面より観察した例であり、表面より観察
したもの(ロ) と殆ど同程度の鮮明度で写し出され、実際
に十字型のストリートを明確に見分けることが出来る。
表面から見た場合には、ボンディングパット(ほぼ中央
部の4つの四角形)にプローバピンの跡が黒く写ってい
るが、裏面から見るとその跡が写らないためプローバピ
ン跡に起因するアライメントミスが生じ難くなってアラ
イメント操作がし易くなる。
【0017】図4は半導体ウェーハとして用いられるシ
リコン(Si)、ガリウム砒素(GaAs)、インジウ
ム燐(InP)等結晶の光透過率を示すグラフであり、
波長が0.8〜10μmの赤外線領域で高い透過率が見
られた。従って、前記照明装置8の狭帯域フィルター8
d及び顕微鏡9の狭帯域フィルター12は、0.8μm
〜10μmの赤外線のみを透過させる狭帯域フィルター
を用いれば良いことが判る。但し、解像度を高くするた
めには0.8μm〜2.0μmの赤外線を透過する狭帯
域フィルターを用いることが好ましい。前記顕微鏡9内
に取り付けた狭帯域フィルター12により、赤外線13
の狭い範囲の波長のみを通過させることで更に解像度を
高めることが可能となる。又、図示は省略したが顕微鏡
9内に可視光カットフィルターを取り付け、ウェーハ1
の表面1aで反射する可視光線(0.38μm〜0.7
7μmの範囲)をカットすることも可能である。
【0018】次に、本発明に係る精密切削装置の使い方
について説明する。前記赤外線によるアライメントの
後、ウェーハ1の裏面1bにブレード161を作用させ
てダイシング工程又は溝入れ工程がなされる。溝入れ工
程の場合は、例えば図5に示すようにベベルカット用ブ
レード161′を用いてV溝型の裏面溝入れ14が遂行
される。
【0019】溝入れ加工を施した後、ウェーハ1をひっ
くり返して表面1aを上にして再度チャックテーブル1
40に保持し、表面1aのストリートをアライメント手
段3によりアライメントし、通常のブレード161でス
トリートに沿ってダイシングが遂行される。
【0020】このようにして、ウェーハ1の表面1aを
ストリートに沿ってダイシングすると、図6(2) に示す
ようにウェーハ1の表面1aから裏面1bのV溝型の裏
面溝入れ14部の真ん中を抜ける切断となる。切削され
たチップ5′は図7に示すように、裏面の周縁部に沿っ
てあたかも面取り5′cが施されたような形状となり、
表面のダイシング時にウェーハ1のV溝型の裏面溝入れ
14部が切削負荷を吸収し又は緩和するのでウェーハ1
の裏面1bにチッピングが生じることはない。
【0021】又、図8(1) のようにウェーハ21の裏面
21bに予めV溝型の裏面溝入れ22を施し、(2) のよ
うにこれをひっくり返してウェーハ21の表面21aの
ストリートに沿って同じくV溝型の表面溝入れ23を施
すと共に、(3) のようにV溝型の表面溝入れ23部の真
ん中を切断する。このようにして切断されたチップ24
は、図9に示すように表裏面いずれの周縁部にも面取り
24cが施されたような形状になり、強度が強いものと
なる。
【0022】前記ウェーハ21の表面21a側にも表面
溝入れ23を施したのは、表面21aからのダイシング
時にウェーハ21の表面21a側にもチッピングが生じ
ないようにとの配慮からであり、この場合図8(2) の工
程と(3) の工程とは二工程に分けて行っても良いが、同
時に一工程で行っても良い。同時に一工程で行うには2
本のスピンドルが装着された精密切削装置を用いて前記
ベベルカット用ブレード161′と通常のブレード16
1とを左右に配設し、これらを同時に同方向に移動させ
ることによってV溝型の表面溝入れ23に連続させて通
常のダイシングをするように構成すれば良い。
【0023】図10は本発明に係る精密切削装置の他の
使い方を示すもので、ウェーハの裏面を研磨し所要厚さ
に形成する研磨装置との関連で、ウェーハの裏面にベベ
ルカット用ブレードでV溝又は凹溝を形成する最も合理
的な使用方法である。先ず、(1) のようにウェーハ31
の表面31aに保護テープ32を貼った状態でその表面
31aを下にして研磨装置のチャックテーブル33に保
持し、ウェーハ31の裏面31bを回転砥石34で研磨
する第1の工程を行う。次に(2) のようにウェーハ31
の裏面研磨が完了した後、ダイシング装置のチャックテ
ーブルにウェーハ31を搬送し、保護テープ32側を下
にして保持する第2の工程を行い、このウェーハ31の
裏面31bにアライメントユニット36から赤外線を照
射して裏面31b側からアライメントを遂行する第3の
工程を行う。このアライメント結果に基づいて、ベベル
カット用回転ブレード37′によりウェーハ31の裏面
31bにV溝38又は凹溝39を形成する第4の工程を
行う。
【0024】この後、図10(3) のようにウェーハ31
の裏面31b側にテープ40aを貼着しフレーム40と
一体にすると共に、前記回路形成面(表面31a)に貼
着してある保護テープ32を剥離する第5の工程を行
う。次いで、(4) のようにダイシング装置のチャックテ
ーブル上にフレーム40と一体になったウェーハ31を
保持し、回路形成面に基づいてアライメントユニット3
6によりアライメントを遂行し、V溝を形成し又は形成
しないでブレード37によりダイシングを遂行する第6
の工程を行う。尚、第5の工程において保護テープ32
の剥離作業を先に行っても良い。
【0025】このようにしてダイシングの結果得られた
チップの断面形状は、例えば図10(4)(イ)、(ロ) 、(ハ)
のようになり、いずれもウェーハ31の裏面31bにチ
ッピングが生じることはない。従って、強度の強いチッ
プが得られる。
【0026】この外、図11に示すように最初からウェ
ーハ41をその裏面を上にしてフレーム42のテープ4
2aに貼り、このフレーム42を介して各工程を行うこ
とも可能である。この場合、ウェーハ41の取り扱いが
し易くなり且つ各工程の作業能率を向上させることが出
来る。従って、例えば図11に示す状態のままウェーハ
41の裏面を研磨する装置に搬送して所定の裏面研磨を
遂行し、その後フレーム42ごとダイシング装置のチャ
ックテーブルに搬送し、裏面からアライメントを行って
所定のダイシングを行うことが出来る。
【0027】尚、使用例においてウェーハ表面にポリイ
ミド等の不透明な保護膜が形成されている場合について
説明しなかったが、可視光によって表面を認識出来ない
ことから赤外線を用いてアライメントをする必要があ
り、前記した裏面からのダイシングと変わるところはな
く、詳細な説明は省略する。前記裏面の溝入れダイシン
グの使用例ではウェーハの裏面にV溝型の裏面溝入れを
施し、その後表面から通常のダイシングをする方法であ
ったが、必要に応じてウェーハの表面のストリートに沿
ってV溝型の表面溝入れを施し、その後裏面から通常の
ダイシングをするようにしても良い。又、V溝等のベベ
ルカットを施すことなく裏面から、保護膜上から直接ダ
イシングしても良い。更に、精密切削装置が大型化する
と共に赤外線に比べて危険であり、取り扱いが不便なの
であまり好ましくはないが、アライメントユニットにお
いて赤外線の代わりに軟X線を用いて実施することも可
能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
精密切削装置においてウェーハの裏面を上にしてチャッ
クテーブルに保持し、このウェーハの裏面にウェーハの
内部まで透過する光を照射して、下側になった表面のス
トリートに対応させてダイシング又は溝入れ加工すべき
裏面箇所をアライメント出来るようにしたので、ウェー
ハの裏面箇所に予め溝入れ加工を施すこと、裏面からフ
ルカット又はハーフカットのダイシングを遂行すること
が出来る。フルカットする場合は、ウェーハの表面から
のダイシングが省略出来るので、表面にコンタミが付着
することがなく、ボンディングパット等を汚染すること
もない。又、ウェーハ表面に保護膜が形成されていて、
保護膜上からアライメントを行ってダイシングを遂行す
る場合もウェーハの表面にコンタミが付着することがな
く、ボンディングパット等を汚染することもない。更
に、裏面に予め溝入れを施しておけば、表面からダイシ
ングする際にその溝が切削負荷を吸収若しくは緩和しウ
ェーハの裏面側にチッピングが生じないので、強度の強
いチップが得られる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る精密切削装置の一実施例を示す
ダイシング装置の斜視図である。
【図2】 アライメントユニット部分の概略断面図であ
る。
【図3】 図2のアライメントユニットによりウェーハ
を実際に観察したもので、(イ) はウェーハの裏面側から
見た図、(ロ) は表面側から見た図である。
【図4】 シリコンウェーハ等の光透過率を示すグラフ
図である。
【図5】 ウェーハの裏面溝入れの一例を示す説明図で
ある。
【図6】 (1) 〜(3) は裏面溝入れ後に表面からダイシ
ングを遂行する状態を示すウェーハの部分断面図であ
る。
【図7】 ダイシングされたチップの斜視図である。
【図8】 本発明に係る精密切削装置の使用例を示すも
ので、(1) 〜(3) はダイシングを遂行する状態を示すウ
ェーハの部分断面図である。
【図9】 ダイシングされたチップの斜視図である。
【図10】(1) 〜(4) は本発明に係る精密切削装置の他
の使用例を工程順に示す説明図である。
【図11】フレームと一体にされたウェーハの平面図で
ある。
【図12】従来例の説明図である。
【図13】従来例におけるチップの断面図である。
【符号の説明】
1…ウェーハ 1a…表面 1b…裏面 3…ア
ライメント手段 5…チップ 5a…表面 5b
…裏面 5′…チップ 5′c…面取り 6…チッピング 7…アライメントユニット 8…
照明装置 8a…発光体 8b…調光器 8c…
熱線吸収フィルター 8d…狭帯域フィルター 9
…顕微鏡 9a…対物レンズ 9b…ハーフミラー
10…赤外線カメラ 11…グラスファイバー
12…狭帯域フィルター 13…赤外線 14…
裏面溝入れ 21…ウェーハ 21a…表面 21b…裏面
22…裏面溝入れ 23…表面溝入れ 24…チップ 24c…面取り 31…ウェーハ 31a…表面 31b…裏面
32…保護テープ 33…チャックテーブル 34…回転砥石 35…
チャックテーブル 36…アライメントユニット
37…回転ブレード 37′…ベベルカット用回転ブ
レード 38…V溝 39…凹溝 40…フレー
ム 40a…テープ 41…ウェーハ 42…フレーム 42a…テープ 100…ダイシング装置 101…カセット載置領域
110…搬出入領域 120…搬出入手段 1
21…把持部材 130…旋回アーム 131…防
塵カバー 140…チャックテーブル 150…ア
ライメント領域 160…切削領域 161…切削ブレード 16
1′…ベベルカット用ブレード 162…スピンドル
ユニット 170…搬送手段 171…蓋部材
180…スピン洗浄領域 181…開口部 190
…モニター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物の被切削領域と、ブレードとの
    位置合わせを遂行するアライメントユニットが装着され
    た精密切削装置において、前記アライメントユニットに
    は赤外線を認識出来る赤外線カメラが装着されている精
    密切削装置。
  2. 【請求項2】 アライメントユニットは、照明装置と、
    顕微鏡と、赤外線カメラとを含み、照明装置側或は顕微
    鏡側いずれか一方に又は双方に波長0.8μm〜10μ
    mの赤外線のみを透過する狭帯域フィルターが装着され
    ている、請求項1記載の精密切削装置。
JP16979293A 1993-06-17 1993-06-17 精密切削装置 Pending JPH0775955A (ja)

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