JPH077395Y2 - モータグレーダの着脱式振動抑制ユニツト - Google Patents
モータグレーダの着脱式振動抑制ユニツトInfo
- Publication number
- JPH077395Y2 JPH077395Y2 JP385690U JP385690U JPH077395Y2 JP H077395 Y2 JPH077395 Y2 JP H077395Y2 JP 385690 U JP385690 U JP 385690U JP 385690 U JP385690 U JP 385690U JP H077395 Y2 JPH077395 Y2 JP H077395Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- vibration
- counterweight
- motor grader
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はモータグレーダの振動抑制装置に関する。
従来、通常のモータグレーダのカウンタウエイト5は、
第5図の様に、車体1に固定されている。又、振動抑制
装置付車両では、専用のカウンタウエイト5′がスプリ
ング12とダンパ13を介して振動可能に車体1に取付けら
れている(第6図)。
第5図の様に、車体1に固定されている。又、振動抑制
装置付車両では、専用のカウンタウエイト5′がスプリ
ング12とダンパ13を介して振動可能に車体1に取付けら
れている(第6図)。
従来:振動抑制装置の無い車両(第5図)を振動抑制装
置付車両(第6図)にする場合、ブラケツト11の取付工
事やカウンタウエイト5の5′への変更等大巾な改造工
事が必要であった。
置付車両(第6図)にする場合、ブラケツト11の取付工
事やカウンタウエイト5の5′への変更等大巾な改造工
事が必要であった。
本考案は、振動抑制装置の無い車両(第5図)に容易に
着脱できる振動抑制装置を提供することを目的とするも
のである。
着脱できる振動抑制装置を提供することを目的とするも
のである。
第1図,第2図に示すように、 (1)振動抑制ユニツトの前部に、カウンタウエイト5
が取付可能なブラケツト7を設ける。
が取付可能なブラケツト7を設ける。
(2)振動抑制ニユツトの後部に車体1に取付可能なブ
ラケツト8を設ける。
ラケツト8を設ける。
(3)ブラケツト7とブラケツト8が相対的に振動運動
する様に2つのブラケツトをサスペンシヨンで連結す
る。
する様に2つのブラケツトをサスペンシヨンで連結す
る。
(1)振動抑制装置のない従来のモータグレーダの車体
とカウンタウエイトの間に振動抑制ユニツトを介装す
る。
とカウンタウエイトの間に振動抑制ユニツトを介装す
る。
(2)振動抑制ユニツトのサスペンシヨン(油圧シリン
ダ)がカウンタウエイトを振動させ、車輪4で支持され
た車体1の主振動系に対し、サスペンシヨン6およびカ
ウンタウエイト5による副振動系を構成する。
ダ)がカウンタウエイトを振動させ、車輪4で支持され
た車体1の主振動系に対し、サスペンシヨン6およびカ
ウンタウエイト5による副振動系を構成する。
(3)副振動系を主振動系に対して逆位相の上下振動と
することにより、車体振動が抑制される。
することにより、車体振動が抑制される。
第1図,第2図,第3図は本考案の振動抑制ユニツトの
一例を示し、ブラケツト7に植設されたガイド10は、ブ
ラケツト8の突部8aに固定されたガイド棒9に対して摺
動可能に取りつけられている。従つてブラケツト7とブ
ラケツト8は上下に相対的に移動可能である。ブラケツ
ト7とブラケツト8は、ブラケツト7の突部7aとブラケ
ツト8の突部8bの間に設けられたサスペンシヨン6によ
り連結され、ブラケツト8に対しブラケツト7は吊りさ
げられた形で保持される。ブラケツト7にはカウンタウ
エイト5がボルトにより脱着可能な様に穴が明けられ、
ブラケツト8には車体1と脱着可能な様に穴が明けられ
ている。第3図はサスペンシヨン6の構造の一例であ
り、シリンダ6のロツド側回路は、ダンパーとなる可変
絞り弁14を介し、ばねとなるアキユムレータ13に接続さ
れている。
一例を示し、ブラケツト7に植設されたガイド10は、ブ
ラケツト8の突部8aに固定されたガイド棒9に対して摺
動可能に取りつけられている。従つてブラケツト7とブ
ラケツト8は上下に相対的に移動可能である。ブラケツ
ト7とブラケツト8は、ブラケツト7の突部7aとブラケ
ツト8の突部8bの間に設けられたサスペンシヨン6によ
り連結され、ブラケツト8に対しブラケツト7は吊りさ
げられた形で保持される。ブラケツト7にはカウンタウ
エイト5がボルトにより脱着可能な様に穴が明けられ、
ブラケツト8には車体1と脱着可能な様に穴が明けられ
ている。第3図はサスペンシヨン6の構造の一例であ
り、シリンダ6のロツド側回路は、ダンパーとなる可変
絞り弁14を介し、ばねとなるアキユムレータ13に接続さ
れている。
第4図(a),(b)に示した従来の振動抑制装置を具
えない車両から、カウンタウエイト取付ボルト5aをはず
し、カウンタウエイト5と車体1の間に本考案の振動抑
制ユニツトをボルト5aおよび1aで取付ける事により、第
1図(a),(b)の如く本考案による振動抑制装置付
車両に変更できる。
えない車両から、カウンタウエイト取付ボルト5aをはず
し、カウンタウエイト5と車体1の間に本考案の振動抑
制ユニツトをボルト5aおよび1aで取付ける事により、第
1図(a),(b)の如く本考案による振動抑制装置付
車両に変更できる。
車体1がバウンシングあるいはピツチング振動を起こし
た場合、副振動系となるカウンタウエイト5が逆位相の
上下振動を起こし車体振動を減少させる。
た場合、副振動系となるカウンタウエイト5が逆位相の
上下振動を起こし車体振動を減少させる。
サスペンシヨン6の特性は、アキユムレータ13及び可変
絞り弁14により調整できる。
絞り弁14により調整できる。
本考案は、カウンタウエイトを副振動系として主振動系
である車体の振動を抑制させるモータグレーダの振動抑
制装置において、車体に結合可能なブラケツトと、カウ
ンタウエイトに結合可能なブラケツトと、両方のブラケ
ツトを上下に摺動可能に連結するガイド部材と、上下両
端をそれぞれ前記両方のブラケツトに連結したサスペン
シヨンとを具え、車体とカウンタウエイトの間に挿入し
て両者を接続するように構成したことにより、次の効果
を生ずる。
である車体の振動を抑制させるモータグレーダの振動抑
制装置において、車体に結合可能なブラケツトと、カウ
ンタウエイトに結合可能なブラケツトと、両方のブラケ
ツトを上下に摺動可能に連結するガイド部材と、上下両
端をそれぞれ前記両方のブラケツトに連結したサスペン
シヨンとを具え、車体とカウンタウエイトの間に挿入し
て両者を接続するように構成したことにより、次の効果
を生ずる。
従来の振動抑制装置の無い車両に対し、カウンタウエイ
トを取りはずし本考案の振動抑制ユニツトを挿入する事
により、容易に振動抑制装置付き車両に変更する事がで
きる。
トを取りはずし本考案の振動抑制ユニツトを挿入する事
により、容易に振動抑制装置付き車両に変更する事がで
きる。
又、逆も同様である。
第1図は本考案の実施例を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図、第2図は第1図(b)のA−A矢視
図、第3図はサスペンシヨンの構成回路図。第4図は従
来装置を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、第5
図は従来の振動抑制装置の無いモータグレーダの側面
図、第6図は従来の振動抑制装置付きモータグレーダの
側面図である。 1……車体、5……カウンタウエイト 6……サスペンシヨン、7,8……ブラケツト 9,10……ガイド部材
(b)は側面図、第2図は第1図(b)のA−A矢視
図、第3図はサスペンシヨンの構成回路図。第4図は従
来装置を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、第5
図は従来の振動抑制装置の無いモータグレーダの側面
図、第6図は従来の振動抑制装置付きモータグレーダの
側面図である。 1……車体、5……カウンタウエイト 6……サスペンシヨン、7,8……ブラケツト 9,10……ガイド部材
Claims (1)
- 【請求項1】カウンタウエイトを副振動系として主振動
系である車体の振動を抑制させるモータグレーダの振動
抑制装置において、車体に結合可能なブラケツトと、カ
ウンタウエイトに結合可能なブラケツトと、両方のブラ
ケツトを上下に摺動可能に連結するガイド部材と、上下
両端をそれぞれ前記両方のブラケツトに連結したサスペ
ンシヨンとを具え、車体とカウンタウエイトの間に挿入
して両者を接続するように構成したことを特徴とするモ
ータグレーダの着脱式振動抑制ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP385690U JPH077395Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | モータグレーダの着脱式振動抑制ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP385690U JPH077395Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | モータグレーダの着脱式振動抑制ユニツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0399061U JPH0399061U (ja) | 1991-10-16 |
JPH077395Y2 true JPH077395Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31507648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP385690U Expired - Lifetime JPH077395Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | モータグレーダの着脱式振動抑制ユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077395Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102024475B1 (ko) | 2018-09-11 | 2019-09-30 | 차양수 | 음식물 쓰레기 발효 소멸기 |
KR102029615B1 (ko) | 2019-02-12 | 2019-10-21 | 차양수 | 가정용 음식물 쓰레기 발효 소멸기 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6754594B2 (ja) * | 2016-03-23 | 2020-09-16 | 株式会社小松製作所 | モータグレーダ |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP385690U patent/JPH077395Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102024475B1 (ko) | 2018-09-11 | 2019-09-30 | 차양수 | 음식물 쓰레기 발효 소멸기 |
KR102029615B1 (ko) | 2019-02-12 | 2019-10-21 | 차양수 | 가정용 음식물 쓰레기 발효 소멸기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0399061U (ja) | 1991-10-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |