JP2940849B2 - 建設機械のフロアフレーム支持構造 - Google Patents

建設機械のフロアフレーム支持構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブルドーザ等の建設機
械の運転室を載置したフロアフレームを車体フレームに
支持する支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械、特にブルドーザは不整地での
作業が中心であり、走行時の車体振動が激しくオペレー
タの疲労への影響が大きいため、車体振動のオプレータ
への影響をできるだけ緩和することが要求されている。
図14はブルドーザの車体振動モードを示す図であり、
ブルドーザ100の重心位置Gを通る水平横軸をX、水
平縦軸をY、垂直軸をZとした場合、車体の振動モード
は、水平横軸X回りのピッチング、水平縦軸Y回りのロ
ーリング、垂直軸Z回りのヨーイングで表される。
【0003】図15は従来のブルドーザの運転室を載置
するフロアフレームの支持構造を示す側面図であり、図
16は図15の矢印D方向から見た後面図である。運転
室30の前下部の左右2箇所にはブラケット31が設
けられ、後部の左右2箇所にはブラケット32が設けら
れている。前のブラケット31は車体フレーム33に
固着されたブラケット34に装着されたラバーマウント
40に連結され、後部のブラケット32は車体フレーム
33の後部に固着されたブラケット35に装着されたラ
バーマウント40に連結されている。
【0004】図17は図15のE−E断面であるラバー
マウント40の断面図である。ケース41にはパイプ4
3が締着されたブロック42がゴム44を介して収納さ
れ、ふた45がボルト46により締着されてラバーマウ
ント40を構成している。ケース41はボルト48によ
りブラケット3435に締結され、運転室30のブラ
ケット3132とはボルト47により連結されてお
り、車体の振動はゴム44の撓みにより吸収するように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によれば、車
体の振動をゴムの撓みのみにより吸収するようになって
いるため、車両が障害物を乗り越えた場合等の大きな落
下衝撃に対して、振動を十分に吸収することができない
という問題がある。そのため、図18および図19に示
すような方法が考えられた。すなわち、図18の側面図
に示すように、運転室50を載置するフロアフレーム5
1の前下部の左右2箇所を、車体フレーム52に固着
されたブラケット53にゴムブシュを介して支持された
ピン54により回動自在に装着し、フロアフレーム51
の後部の左右2箇所と車体フレーム52に固着されたブ
ラケット55とはサスシリンダ60により連結してい
る。
【0006】図20はサスシリンダ60の断面図であ
り、シリンダ61にはオリフィス65を有する隔壁64
により隔離されたM室62およびN室63が設けられて
おり、両室には油が封入されている。N室63にはロッ
ド70に固着されたピストン71が嵌入されており、ピ
ストン71と隔壁64との間にはばね73が装着されて
いる。ピストン71にはオリフィス72が設けられてい
る。シリンダ61はボルト66によりフロアフレーム5
1に締着され、ロッド70はナット74によりブラケッ
ト55に締着されている。
【0007】サスシリンダ60はばね73により運転室
50の後部を支持しており、十分なストロークが確保さ
れている。上下方向の荷重が加わった場合にはピストン
は上下方向に移動するが、衝撃荷重が加わった場合には
油はオリフィス65および72により絞られ、ダンパ効
果を生ずる。したがって、車両に上下方向に大きな負荷
が加わった場合には運転室50はピン54を中心として
図18の矢印のようにピッチング運動を行い、振動を吸
収する。しかしながら、横方向にローリングするため、
図18のF矢視である図19の後面図に示すように、
フレーム52に固着されたブラケット56とフロアフ
レーム51とをロッド75により連結してローリングを
防止している。
【0008】上記構成によれば、車両の障害物乗り越え
時のような大きな衝撃荷重も十分吸収することが可能で
あり、ローリングも防止できる。しかしながら、構成部
品が多く、構造が複雑でコストが高いという問題があ
る。
【0009】本発明は上記の問題点に着眼してなされた
もので、振動および大きな衝撃荷重を吸収し、ローリン
グを防止することが可能で、構造が簡単でコストの安い
建設機械のフロアフレームの支持構造を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係る建設機械のフロアフレーム支持構造の第1
は、運転室を載置し、車両前側の低床部分及び運転室
重心位置に上方から近接させた箇所に位置する後側の高
床部分を側面視で略S形状につないで形成したフロアフ
レームと、車体フレームに連結され、フロアフレーム
低床部分の前部左右を振動緩衝手段を介してピッチング
方向に回動自在に支持する緩衝支持体と、車体フレーム
に連結され、フロアフレームの高床部分の後部左右を上
下方向及び左右方向の振動を緩衝して支持する吸振支持
体とを備えた建設機械のフロアフレーム支持構造におい
て、前記吸振支持体を、フロアフレームの横揺れ及び上
下揺れを制振するゴムと液体ダンパとからなる振動緩衝
マウント手段とし、フロアフレームの高床部分の裏面左
右に、運転室重心位置に下方側から近接させた箇所に位
置する左右1対のブラケットを車体フレームから立設し
てあてがい、フロアフレームの高床部分の裏面左右とブ
ラケットの上面との間で、かつ運転室重心位置略同じ
高さ位置に設置した振動緩衝マウント手段によりフロア
フレームの高床部分の裏面とブラケットの上面とを結合
したことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成によれば、運転室を載置したフロアフ
レームの低床部分の前部左右を、振動緩衝手段(例えば
ゴムブシュ等)を備えた緩衝支持体によりピッチング方
向に回動可能に軸着し、高床部分の後部左右を運転
心位置高さ付近で振動緩衝マウント手段により支持
ている。この振動緩衝マウント手段はゴムと液体ダンパ
とを有しており、横方向及び上下方向の振動はゴムと液
体ダンパとにより減衰する。したがって、ゴムと液体ダ
ンパとにより上下方向の大きな衝撃よるピッチング
ローリングの振動を十分に吸収できる。このとき、運転
室重心位置の高さ付近で振動緩衝マウント手段により支
持しているので、重心位置より低い位置よりも重心から
の距離が短い分だけ振動緩衝マウント手段が受けるロー
リングによる振れ幅及び外力が小さくなる。また、振動
緩衝マウント手段はローリング時に運転室の重心を中心
に回転する方向に作用する力を上下方向に受けるので、
ローリングを上下方向の振動として受けて制振すること
ができる。しかも、運転室の重心を中心に左右で制振し
ているので、ローリングの両回転方向に対しても略等し
く制振力が働く。これらにより、ローリング時の振動を
小さい制振力で 、効率的に確実に減衰させることがで
き、ローリングの大きな制振効果が得られる。
【0012】また、振動緩衝マウント手段のゴムにより
横方向の振れ量を抑制するので、ヨーイング(横振れ)
制振効果を向上できるさらに、簡単な構造で、安価に
建設機械のフロアフレーム支持構造を得ることができ
る。
【0013】
【実施例】以下に本発明に係る建設機械のフロアフレー
ム支持構造の第1実施例について、図面を参照して説明
する。図1はフロアフレーム支持部の側面図であり、図
2は平面図、図3は図1のA矢視を示す後面図である。
運転室1を載置するフロアフレーム2は側面視で略S形
状に形成され、前部の低床部分とこの低床部分よりも高
い位置にある後部の高床部分と両部分をつなぐ部分から
なっている。低床部分の前下部の左右2箇所は車体
レーム3に固着されたブラケット4に、緩衝支持体10
によりピッチング可能に連結されている。緩衝支持体1
0はブラケット4にボルト12により締結された継手1
1と、フロアフレーム2にボルト14により締結された
軸受13と、継手11と軸受13とを回転可能に軸着す
る軸15と、図1のB−B断面である図4に示すゴムブ
シュ16とにより構成されている。フロアフレーム2の
高床部分の後部の左右2箇所は、運転室1の重心位置G
点の高さ付近を吸振支持体、すなわちここでは振動緩衝
マウント手段としての横揺れ防止型液体封入ラバーマウ
ントである積層ラバーマウントビスカスダンパ20によ
り、車体フレーム3に固着されたブラケット5に支持さ
れている。
【0014】図5は図3のC−C断面を示す積層ラバー
マウントビスカスダンパ20の断面図であり、ケース2
1とガイドシャフト22は複数のパイプ状の積層プレ
ート23を挟着した筒状のクッションゴム24により結
合されている。ケース21の下部には室25が形成さ
れ、ガイドシャフト22の下部に装着されたダンパプレ
ート26が収納されている。室25には減衰オイルが封
入されている。したがって、上下方向のばね定数は小さ
く、変位量は大きく、しかも、衝撃荷重に対してはオイ
ルの減衰作用によるダンパ効果を有する。また、クッシ
ョンゴム24の横方向のばね定数は大きく、変形量は小
さい。ケース21はボルト27によりブラケット5に締
着され、ガイドシャフト22はナット28によりフロア
フレーム2に締着される。
【0015】車両が障害物を乗り越すときなど、大きな
衝撃が車体に加わった場合、運転室1は緩衝支持体10
の軸15を中心として図1の矢印のようにピッチングす
るが、フロアフレームの後部は積層ラバーマウントビ
スカスダンパ20のクッションゴム24及び減衰オイル
上下方向が支持されているため十分に振動を吸収でき
る。また、積層ラバーマウントビスカスダンパ20のク
ッションゴム24の横方向の変位量が小さいため運転室
1のヨーイング(横振れ)は防止される。しかも、積層
ラバーマウントビスカスダンパ20を運転室1の重心位
置G点の高さ付近に位置させるため、積層ラバーマウン
トビスカスダンパ20は、重心位置より低い位置よりも
重心からの距離が短い分だけ、受けるローリングによる
振れ幅及び外力が小さくなる。また、積層ラバーマウン
トビスカスダンパ20は、ローリング時に運転室重心を
中心に回転する力を略上下方向に受け、クッションゴム
24及び減衰オイルにより効率的に制振できる。積層ラ
バーマウントビスカスダンパ20を運転室重心を中心に
左右に設けているので、ローリングの両回転方向に対し
て略等しく制振できる。これらにより、ローリングの制
振効果が大きくなり、ローリングによる振動小さい
【0016】次に、本発明に係る建設機械のフロアフレ
ーム支持構造の第2実施例について、図面を参照して
明する。図6はフロアフレーム支持部の側面図であり、
図7は平面図、図8は図6のH矢視を示す後面図、図9
は図7のI矢視図である。運転室1を載置するフロアフ
レーム2は側面視で略S形状に形成され、前部の低床部
分とこの低床部分よりも高い位置にある後部の高床部分
と両部分をつなぐ部分からなっている。低床部分の前
下部は第1実施例と同様に、左右2箇所は車体フレーム
3に固着されたブラケット4に、緩衝支持体10により
ピッチング可能に連結されている。緩衝支持体10はブ
ラケット4にボルト12により締着された継手11と、
フロアフレーム2にボルト14により締結された軸受け
13と、継手11と軸受13とを回動可能に軸着する軸
15と、図6のK−K断面図である図4に示すゴムブシ
ュ16とにより構成されている。
【0017】フロアフレーム2の高床部分の下部の
左右2箇所は、車体フレーム3に固着されたダンパ支え
ブラケット6の先端に取着された液体封入単層ラバーマ
ウントである単層ラバーマウントビスカスダンパ80に
より支持されている。ダンパ支えブラケット6はブラケ
ット5に締着された振れ止めブラケット77により支え
られている。フロアフレーム2の高床部分の後部の左右
どちらかの1箇所(実施例ではH矢視図の左側)は、ク
ッションラバー付ジョイント90により車体フレーム
に固着されたブラケット5に連結されている。前記単層
ラバーマウントビスカスダンパ80により支持される
置とクッションラバー付ジョイント90により連結され
る位置の高さは運転室1の重心位置G点の高さ付近とし
て、振れを拘束する効果を高めている。
【0018】図10は図のJ−J断面を示す単層ラバ
ーマウントビスカスダンパ80の断面図であり、ケース
81とガイドシャフト82とは円筒状のクッションゴム
83により結合されている。ケース81の下部には室8
4が形成され、ガイドシャフト82の下部に装着された
ダンパプレート85が収納されている。室84には減衰
オイルが封入されている。したがって、第1実施例の積
層ラバーマウントビスカスダンパ20と比較すると積層
プレート23が無いのでゴムの量が多いため上下方向、
前後左右方向のばね変形量は大で、変位量は大きい。ケ
ース81はボルト86によってダンパ支えブラケット6
に締着され、ガイドシャフト82はナット87によりフ
ロアフレーム2に締着される。
【0019】図11は図8のL矢視図を示す振れ止めブ
ラケット77の詳細図であり、ブラケット5にボルト7
8により締着されて、先端の円形のリング部79でダン
パ支えブラケット6を支えて前後左右の振れを防止して
いる。
【0020】図12は図9のM−M断面を示すクッショ
ンラバー付ジョイント90の断面図であり、両端のジョ
イント部91の間を雄ねじが螺刻されたロッド9によ
って連結し、ジョイント部91の穴に表面にクッション
ラバー92が焼き付けられているブシュ93が挿入され
ている、ブシュ93の穴にボルト94を挿入してブラケ
ット5とフロアフレーム2に溶接されたプレート95に
それぞれ締着されている。なお、96は回り止めのナッ
トである。
【0021】図13はフロアフレーム2の後を積層ラ
バーマウントビスカスダンパ20で支持した場合、単層
ラバーマウントビスカスダンパ80で支持した場合、ク
ッションラバー付ジョイント90で連結した場合のそれ
ぞれの横荷重と横振れ量の関係をグラフにした図であ
り、単層ラバーマウントビスカスダンパ80で支持した
場合の方が積層ラバーマウントビスカスダンパ20で支
持した場合より横振れ量が大きいが、クッションラバー
付ジョイント90で連結すると横揺れ量が小さくなる
従って第1実施例と比較して第2実施例の場合の方
横振れ量が小さくなる。また、第2実施例の場合は単層
ラバーであるので第1実施例の積層ラバーに比較して図
10のRを大きくすることができるので応力集中を避け
ることができ、亀裂が発生し難くなる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は建設機械
の運転室を載置するフロアフレームを前部の低床部分と
この低床部分よりも高い位置で、かつ運転室重心位置G
に上方から近接させた箇所に位置する後部の高床部分と
両部分をつなぐ部分とから形成し、低床部分の前下部
2箇所をゴムブシュを備えた緩衝支持体の軸によりピッ
チング可能に連結し、高床部分の後部の運転室重心位置
の高さ付近の左右2箇所を積層ラバーマウントビスカス
ダンパ(振動緩衝マウント手段の例)で支持した。この
ため、小さな振動は緩衝支持体および積層ラバーマウン
トビスカスダンパのゴムにより吸収し、車両の障害物の
り越えなどの大きな衝撃に対しては緩衝支持体の軸を
中心にしてピッチングさせて積層ラバーマウントビスカ
スダンパのゴムと減衰オイルとにより減衰させることに
よって十分振動を制振できる。また、運転室重心位置の
高さ付近の左右2箇所を振動緩衝マウント手段により支
持したので、ローリング時に運転室の重心位置を中心に
回転する方向に作用する力を振動緩衝マウント手段によ
り略上下方向に受けることになり、クッションゴムと減
衰オイルとにより効率的に制振できると共に、ローリン
グの両回転方向に対して略等しく制振できる。この結
果、ローリングの制振効果を向上できる。さらに、積層
ラバーマウントビスカスダンパのクッションゴムによる
横振れの抑制作用により、ヨーイング防止できる。そ
して、構造が簡単でコストも安い建設機械のフロアフレ
ーム支持構造が得られる。また、フロアフレームの後部
の運転室重心位置の高さ付近2箇所を積層ラバーマウ
ントビスカスダンパの代わりに、単層ラバーマウントビ
スカスダンパで支持し、更にクッションラバー付ジョイ
ントで連結したので上記効果の他に横方向の振れを
減してヨーイングをさらに抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のフロアフレーム支持部の側面図で
ある。
【図2】第1実施例のフロアフレーム支持部の平面図で
ある。
【図3】第1実施例のフロアフレーム支持部の後面図で
ある。
【図4】第1実施例のフロアフレーム前部を支持する緩
衝支持体の断面図である。
【図5】第1実施例のフロアフレーム後部を支持する積
層ラバーマウントビスカスダンパである。
【図6】第2実施例のフロアフレーム支持部の側面図で
ある。
【図7】第2実施例のフロアフレーム支持部の平面図で
ある。
【図8】第2実施例のフロアフレーム支持部の後面図で
ある。
【図9】図7のI矢視図である。
【図10】単層ラバーマウントビスカスダンパの断面図
である。
【図11】図8のL矢視図を示す振れ止めブラケットの
詳細図である。
【図12】図9のM−M断面を示すクッションラバー付
ジョイントの断面図である。
【図13】横荷重と横振れ量の関係をグラフにした図で
ある。
【図14】ブルドーザの振動モードの説明図である。
【図15】従来のフロアフレームのラバーマウント方式
の側面図である。
【図16】従来のフロアフレームのラバーマウント方式
の後面図である。
【図17】従来のラバーマウントの断面図である。
【図18】従来のラバーマウントおよびサスシリンダ方
式の側面図である。
【図19】従来のラバーマウントおよびサスシリンダ方
式の後面図である。
【図20】従来のサスシリンダ方式の断面図である。
【符号の説明】
1…運転室、2…フロアフレーム、3…車体フレーム、
4,5…ブラケット、10…緩衝支持体、11…継手、
13…軸受、15…軸、20…積層ラバーマウントビス
カスダンパ、77…振れ止めブラケット、80…単層ラ
バーマウントビスカスダンパ、90…クッションラバー
付ジョイント。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室(1)を載置し、車両前側の低床部
    分及び運転室重心位置(G)に上方から近接させた箇所に
    位置する後側の高床部分を側面視で略S形状につないで
    形成したフロアフレーム(2)と、車体フレーム(3)に連結
    され、フロアフレーム(2)の低床部分の前部左右を振動
    緩衝手段を介してピッチング方向に回動自在に支持する
    緩衝支持体(10)と、車体フレーム(3)に連結され、フロ
    アフレーム(2)の高床部分の後部左右を上下方向及び左
    右方向の振動を緩衝して支持する吸振支持体とを備えた
    建設機械のフロアフレーム支持構造において、前記吸振
    支持体を、フロアフレーム(2)の横揺れ及び上下揺れを
    制振するゴムと液体ダンパとからなる振動緩衝マウント
    手段とし、フロアフレーム(2)の高床部分の裏面左右
    に、運転室重心位置(G)に下方側から近接させた箇所に
    位置する左右1対のブラケット(5,5)を車体フレーム(3)
    から立設してあてがい、フロアフレーム(2)の高床部分
    の裏面左右とブラケット(5,5)の上面との間で、かつ運
    転室重心位置(G)と略同じ高さ位置に設置した振動緩衝
    マウント手段によりフロアフレーム(2)の高床部分の裏
    面とブラケット(5,5)の上面とを結合したことを特徴と
    する建設機械のフロアフレーム支持構造。
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