JPH0771533A - エンジンのバランサ装置 - Google Patents

エンジンのバランサ装置

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JPH0771533A
JPH0771533A JP24066993A JP24066993A JPH0771533A JP H0771533 A JPH0771533 A JP H0771533A JP 24066993 A JP24066993 A JP 24066993A JP 24066993 A JP24066993 A JP 24066993A JP H0771533 A JPH0771533 A JP H0771533A
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JP
Japan
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chamber
balancer
gear
oil
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP24066993A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Okubo
明彦 大久保
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Publication of JPH0771533A publication Critical patent/JPH0771533A/ja
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バランサ軸によるギヤ油の無用な撹拌を防止
して、無駄な動力損失が生じないようにし、かつ、バラ
ンサ室の形状の自由度を向上させると共に、同上バラン
サ室をコンパクトにして、このバランサ室の周りにおけ
る周辺機器の配置の自由度を向上させる。 【構成】 バランサ室111にバランサ軸112を収容
する。このバランサ軸112を歯車組を介しクランク軸
85に連動させる。上記歯車組を収容するギヤ室117
を設ける。このギヤ室117の内底部にギヤ油175を
充填する。同上バランサ室111と上記ギヤ室117と
の間をシールするバランサ軸シール125を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等に搭載され
るエンジンに関し、より詳しくは、クランク軸に対し歯
車組を介してバランサ軸を連動させるようにしたエンジ
ンのバランサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記エンジンのバランサ装置は、通常、
バランサ室に収容されるバランサ軸を備え、このバラン
サ軸は歯車組を介してクランク軸に連動するようになっ
ており、上記歯車組も上記バランサ室に収容されてい
る。
【0003】そして、エンジンの駆動時、クランク軸に
上記歯車組を介し連動したバランサ軸がその慣性力によ
って、上記エンジンに生じようとする振動を吸収する。
【0004】また、上記バランサ室の内底部にはギヤ油
が充填されており、このギヤ油が上記歯車組に掻き上げ
られてこれら歯車組を潤滑する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成では、次のような問題がある。
【0006】第1に、バランサ軸が回転するとき、この
バランサ軸がバランサ室内のギヤ油を無用に撹拌して、
無駄な動力損失が生じるという問題がある。
【0007】第2に、保守等において、ギヤ油をバラン
サ室から排出させることがあるが、このとき、このバラ
ンサ室の内底部にギヤ油が残留しないようにするため、
上記排出側に向って、バランサ室の底部を漸次下傾させ
ることが考えられる。
【0008】しかし、このようにバランサ室の底部を下
傾させると、その分、バランサ室の形状の自由度が狭め
られると共に、このバランサ室が大形となり、このた
め、このバランサ室の周りにおける例えば排気管など、
周辺機器の配置の自由度が狭められるという問題があ
る。
【0009】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、バランサ軸によるギヤ油の無用な撹
拌を防止して、無駄な動力損失が生じないようにし、か
つ、バランサ室の形状の自由度を向上させると共に、同
上バランサ室をコンパクトにして、このバランサ室の周
りにおける周辺機器の配置の自由度を向上させることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の特徴とするところは、バランサ室111に
バランサ軸112を収容し、このバランサ軸112を歯
車組を介しクランク軸85に連動させるようにした場合
において、上記歯車組を収容するギヤ室117を設ける
と共に、このギヤ室117の内底部にギヤ油175を充
填し、同上バランサ室111と上記ギヤ室117との間
をシールするバランサ軸シール(シール部材)125を
設けた点にある。
【0011】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0012】なお、下記した括弧内の用語は、特許請求
の範囲の用語に対応するものである。
【0013】第1に、ギヤ室117に充填されたギヤ油
175がバランサ室111側に流入しようとすること
は、バランサ軸シール(シール部材)125によって防
止される。
【0014】このため、バランサ室111内にギヤ油1
75を充填しないでおけば、バランサ室111内はギヤ
油175が存在しない状態に保たれるのであり、バラン
サ室111に収容されたバランサ軸112がギヤ油17
5を無用に撹拌することが防止される。
【0015】第2に、上記したようにバランサ室111
内はギヤ油175が存在しない状態に保たれることか
ら、上記バランサ室111を形成するバランサケース1
10の底部を、ギヤ油175を残留なく排出させるため
の下傾形状(例えば、図1中一点鎖線図示)にするとい
うことは不要である。
【0016】このため、バランサ室111の形状の自由
度が高められると共に、同上バランサ室111をコンパ
クトにできる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0018】図2から図9において、図中符号1は自動
車で、この自動車1は車体2、車体フレーム3、左右前
輪4,4および左右後輪5,5を有している。なお、図
中矢印Frは自動車1の前方を示し、下記する左右と
は、上記前方に向っての方向をいうものとする。
【0019】上記車体2の前部にはエンジン7が配設さ
れ、このエンジン7は前後ブラケット8,9や、その他
のブラケットにより上記車体フレーム3に支持されてい
る。上記エンジン7は第1〜第3気筒10〜12を備え
た並列3気筒の予圧縮式2サイクルエンジンである。上
記エンジン7の左端には動力伝達装置13が連設され、
上記エンジン7の動力は上記動力伝達装置13を介し上
記前輪4と後輪5の少なくとも一方に伝達されて、自動
車1が走行可能とされている。
【0020】上記エンジン7の後面に吸気マニホールド
15が突設され、この吸気マニホールド15の突出端に
スロットル弁16が取り付けられている。一方、上記エ
ンジン7の左側上方にエアクリーナ17が配設され、こ
のエアクリーナ17から前方に向って第1吸気管18が
延出し、上記スロットル弁16とエアクリーナ17とが
第2吸気管19で連結されている。
【0021】上記第2吸気管19には空圧センサー20
が介設されている。
【0022】上記エンジン7の前面に排気マニホールド
21が突設されている。この排気マニホールド21の突
出端に第1排気管22の前端が連結され、この第1排気
管22の後端側は上記エンジン7の下方を通って後方に
延びている。この第1排気管22の後端に触媒管23、
第1マフラ24、および第2マフラ25,25が順次連
結されている。更に、上記第2マフラ25の後端に第2
排気管26と第3マフラ27とが順次連結されている。
また、上記第2排気管26の前後中途部から左側方に向
って分岐管28が突設されている。
【0023】上記の場合、第1排気管22の内面には触
媒が担持されている。また、上記触媒管23には温度セ
ンサー29が取り付けられている。
【0024】上記エンジン7に燃料31を供給する燃料
供給装置32が設けられている。この燃料供給装置32
は車体2の後部に設けられる燃料タンク33を備え、こ
の燃料タンク33内に電動式の燃料ポンプ34が設置さ
れている。一方、上記第1〜第3気筒10〜12にそれ
ぞれ燃料噴射弁36が取り付けられている。上記燃料ポ
ンプ34から吐出される燃料31を上記燃料噴射弁36
に順次供給する燃料供給管39が設けられ、この燃料供
給管39の中途部に燃料フィルタ40が介設されてい
る。上記燃料噴射弁36に供給した後の残りの燃料31
を上記燃料タンク33に戻す燃料戻し管41が設けら
れ、この燃料戻し管41の中途部に差圧レギレータ42
が介設されている。
【0025】上記エンジン7の右側にエアーポンプ45
が設けられている。このエアーポンプ45の吸入口に上
記エアクリーナ17が空気吸入管46によって連結さ
れ、この空気吸入管46の中途部にサイレンサ47が介
設されている。上記エアーポンプ45から吐出される圧
縮空気48を上記燃料噴射弁36に順次供給する空気吐
出管49が設けられている。また、上記第1〜第3燃料
噴射弁36〜38に供給した後の残りの圧縮空気48を
前記第1排気管22の後端内に戻す空気戻し管50が設
けられ、この空気戻し管50の中途部に上記差圧レギレ
ータ42が介設されている。
【0026】上記第1〜第3気筒10〜12にはそれぞ
れ点火プラグ53が設けられている。
【0027】上記エンジン7に潤滑油55を供給する潤
滑装置56が設けられている。この潤滑装置56は、潤
滑油55を所定部位に供給する油ポンプ装置57と、潤
滑油55を貯留してこの潤滑油55を上記油ポンプ装置
57に供給する油タンク58とを有している。
【0028】図8と図9において、上記エンジン7の後
面側に水ポンプ62が取り付けられ、この水ポンプ62
は上記エンジン7によって駆動させられる。上記水ポン
プ62の吐出口から吐出される冷却水63はエンジン7
内を通ってこのエンジン7を冷却する。この後、同上冷
却水63はサーモスタット64と水送り管65を介しラ
ジエータ66に送り込まれ、ここで空冷された後、水戻
し管67を通り、上記水ポンプ62の吸入口に戻され、
上記したように再び吐出される。また、上記冷却水63
の一部は分岐されて、前記エアーポンプ45の冷却も行
う。
【0029】特に、図3と図5において、上記エンジン
7が駆動すれば、空気60が前記第1吸気管18、エア
クリーナ17、第2吸気管19、スロットル弁16、お
よび吸気マニホールド15を順次通ってエンジン7に吸
入される。一方、各燃料噴射弁36により、燃料31が
圧縮空気48と共にエンジン7内に噴射され、これが点
火プラグ53により点火されて、燃焼に供される。この
燃焼により生じた排気68は上記排気マニホールド2
1、第1排気管22、触媒管23、第1マフラ24、第
2マフラ25、第2排気管26、および第3マフラ27
を順次通って排出される。
【0030】上記の場合、エアーポンプ45による圧縮
空気48の生成には、上記エアクリーナ17により濾過
された後の空気60の一部が用いられる。また、各燃料
噴射弁36により噴射される燃料31と、圧縮空気48
の各圧力とは前記差圧レギレータ42により適正に調整
される。
【0031】図6から図8において、上記エンジン7の
右側にはパワーステアリング用の油ポンプ70、ブレー
キ用の真空ポンプ71、および空調用のコンプレッサ7
2が設けられ、これら、および前記エアーポンプ45は
ベルト動伝機構73を介し上記エンジン7により駆動さ
れ、その各回転方向は図6中一点鎖線矢印の方向であ
る。74はアイドラーである。
【0032】図8において、上記エンジン7の後面側に
上記真空ポンプ71に連動するオルタネータ76が設け
られている。また、77はスタータモータである。
【0033】図1、および図10から図18において、
前記エンジン7はクランクケース80を有し、このクラ
ンクケース80は上ケース81と下ケース82とに上下
二分割されて、互いに着脱自在に締結されている。上記
クランクケース80内のクランク室83には左右ほぼ水
平に延びるクランク軸85が収容されている。このクラ
ンク軸85の右端は前記ベルト動伝機構73を介し油ポ
ンプ70や真空ポンプ71等に連結されている。
【0034】特に、図1と図10において、上記クラン
ク軸85はクランク主軸86、三対のクランクアーム8
7、各一対のクランクアーム87にそれぞれ架設される
クランクピン88とで構成され、上記クランク主軸86
が第1〜第4軸受90〜93により上記上ケース81と
下ケース82の互いの接合面間にその軸心回りに回転自
在に支承されている。
【0035】上記の場合、上ケース81と下ケース82
の互いの接合面間には左右に4つのクランク軸支承孔9
4が形成され、これらクランク軸支承孔94に上記第1
〜第4軸受90〜93が内嵌支持されている。上記上ケ
ース81から下ケース82を離脱させれば、上記クラン
ク室83が開かれこのクランク室83から、上記クラン
ク軸85が第1〜第4軸受90〜93と共に取り出し可
能とされている。
【0036】前記第1〜第3気筒10〜12に対応し
て、上記上ケース81から上方に向って左右三つのシリ
ンダ95が互いに一体的に突設され、上記各シリンダ9
5にそれぞれシリンダ孔96が形成されている。上記各
シリンダ孔96にそれぞれピストン97が上下摺動自在
に嵌入され、これら各ピストン97と、これに対応する
クランクピン88との間にそれぞれ連接棒98が介設さ
れている。この連接棒98の大端部99は上記クランク
ピン88に連結され、同上連接棒98の小端部101は
ピストンピン102を介して上記ピストン97に連結さ
れている。
【0037】上記シリンダ95の上端にはシリンダヘッ
ド104が取り付けられ、このシリンダヘッド104、
上記シリンダ95、およびピストン97で囲まれた空間
が燃焼室105となっている。前記燃料噴射弁36と点
火プラグ53とは上記シリンダヘッド104に着脱自在
に取り付けられ、特に、図11で示すように上記燃料噴
射弁36のノズル106と、点火プラグ53の放電部1
07とが上記燃焼室105に臨んでいる。
【0038】図1、図10、図11、図15、および図
16において、上記下ケース82の下面側を覆うバラン
サケース110が設けられ、このバランサケース110
は上記下ケース82に着脱自在に締結されている。
【0039】特に、図1において、上記下ケース82と
バランサケース110との間の空間がバランサ室111
である。このバランサ室111には左右にほぼ水平に延
びるバランサ軸112が収容され、このバランサ軸11
2は前記クランク軸85の下方で、このクランク軸85
と平行に延びている。このバランサ軸112は左軸受1
13と右軸受114によって、上記下ケース82とバラ
ンサケース110の互いの接合面間にその軸心回りに回
転自在に支承されている。
【0040】上記の場合、下ケース82とバランサケー
ス110の互いの接合面間には左右一対のバランサ軸支
承孔115,115が形成され、これらバランサ軸支承
孔115,115に上記左軸受113と右軸受114と
が内嵌支持されている。上記下ケース82からバランサ
ケース110を離脱させれば、上記バランサ室111が
開かれ、このバランサ室111から、上記バランサ軸1
12が左軸受113、右軸受114と共に取り出し可能
とされている。
【0041】上記クランクケース80、シリンダ95、
およびバランサケース110の各右側壁80a,95
a,110aを外方から覆うサイドカバー116が設け
られ、これら右側壁80a,95a,110aと、サイ
ドカバー116とで囲まれた空間がギヤ室117であ
る。
【0042】上記クランク軸85の右端に、歯車組を構
成する駆動歯車118が取り付けられている。一方、上
記バランサ軸112の右端に、同上歯車組を構成する従
動歯車119が取り付けられ、これら駆動歯車118と
従動歯車119とは上記ギヤ室117に収容されて互い
に噛合している。そして、上記バランサ軸112は上記
駆動歯車118と従動歯車119を介し、上記クランク
軸85に連動し、上記バランサ軸112がその慣性力に
よって、エンジン7に生じようとする振動を相殺して吸
収する。
【0043】上記従動歯車119は上記バランサ軸11
2の右端に固定される基部120と、上記駆動歯車11
8に噛合する歯車本体121と、これら基部120と歯
車本体121との間に介在するゴム製の円環状緩衝体1
22と、この緩衝体122を基部120に支持させるピ
ン123とで構成されている。
【0044】上記の場合、駆動歯車118と従動歯車1
19との噛合部には、通常、バックラッシュが与えられ
るが、この実施例では、緩衝体122を設けたことによ
り、上記バックラッシュを零、もしくは極めて小さくし
てある。このため、バックラッシュを設けたことによる
噛合音の発生が抑制されると共に、無理な噛合が上記各
緩衝体122により吸収されて、円滑な動力伝達が得ら
れることとなっている。
【0045】上記クランク室83側とギヤ室117側と
の間をシールするクランク軸シール124が設けられて
いる。このクランク軸シール124はクランク軸85の
右端部と、この右端部を貫通させたクランク軸支承孔9
4の内周面との間に介設され、同上クランク軸シール1
24は第1軸受90のクランク室83側に隣接してい
る。
【0046】同上バランサ室111側とギヤ室117側
との間をシールするシール部材であるバランサ軸シール
125が設けられている。このバランサ軸シール125
はバランサ軸112の右端部と、この右端部を貫通させ
たバランサ軸支承孔115の内周面との間に介設され、
同上バランサ軸シール125は右軸受114のバランサ
室111側に隣接している。
【0047】同上図1において、クランク室83の内底
部は各クランクアーム87,87の回転軌跡の外周面に
わずかの隙間を開けて対面する形状とされ、この形状に
合致するよう下ケース82のバランサ室111側たる下
面には、左右三つの凸面82aが形成されている。
【0048】そして、上記凸面82aのうち右側の凸面
82aとクランクケース80の右側壁80aとで挟まれ
た凹所と、左側の凸面82aとクランクケース80の左
側壁80bとで挟まれた凹所とに、それぞれバランサ軸
112の回転軌跡の一部が嵌合するようバランサ軸11
2が形成されている。つまり、上記各凹所の利用によ
り、クランク軸85とバランサ軸112とが上下方向で
接近させられ、これにより、エンジン7の全高が低くさ
れている。
【0049】上記バランサケース110の内底面には、
左右三つの凸面110cが形成されている。これら各凸
面110cは上記各凸面82aと上下に対向しており、
これら上下の凸面110c,82aは、上記バランサ軸
112の軸心に対し、上下方向で互いにほぼ対称形をな
している。
【0050】上記各凸面110cに合致するようバラン
サケース110の下面には、左右三つの凹面110dが
形成され、図1中二点鎖線で示すように、これら凹面1
10dのうち中央の凹面110d内を前記第1排気管2
2の上部が前後に通過している。つまり、上記凹面11
0dが第1排気管22の配設に利用されたのであり、こ
れによっても、エンジン7の全高が低くされている。
【0051】なお、図1中実線で示すように、左側の凹
面110d内を第1排気管22の上部が通過するように
してもよい。
【0052】図7、図8、および図10において、上記
クランク軸85の左端にはフライホイール126が締結
され、上記クランク軸85の動力は上記フライホイール
126を介し前記動力伝達装置13の入力側に伝えられ
るようになっている。
【0053】上記動力伝達装置13のミッションケース
128と、上記サイドカバー116とは、それぞれ上記
クランクケース80の上ケース81と下ケース82、シ
リンダ95、およびバランサケース110に跨って締結
されている。このため、これらの剛性が互いに高めら
れ、これにより、振動と騒音が低減させられている。
【0054】図11と図12において、上記クランクケ
ース80の後壁には第1〜第3気筒10〜12にそれぞ
れ対応させて吸気ポート129が形成され、こられ各吸
気ポート129の開口縁に前記吸気マニホールド15の
前端がボルト130により着脱自在に締結されている。
上記各吸気ポート129にそれぞれリード弁131が設
けられている。
【0055】上記リード弁131は上記クランクケース
80の後壁と、吸気マニホールド15の前端との間に挟
まれて上記クランクケース80に締結されるフランジ1
32と、このフランジ132からクランク室83に向っ
て一体的に突出する弁本体133とを備えている。この
弁本体133は平面断面が三角形をなし、上下に長く延
びている。この弁本体133の左右側壁にそれぞれ上下
三つの弁孔134が形成されている。また、これら弁孔
134を開閉させる薄板の弾性リード135が設けら
れ、このリード135は上記弁本体133に片持支持さ
れ、このリード135は自由状態で上記各弁孔134を
弾性的に閉じている。
【0056】図12から図14において、上記各シリン
ダ孔96の周りで、クランク室83から燃焼室105に
向って延びる三つの掃気通路138がシリンダ95に形
成されている。
【0057】上記各燃焼室105からシリンダ95の前
方に向って貫通する排気通路140が形成されている。
一方、前記排気マニホールド21は第1〜第3気筒10
〜12に対応して設けられる第1〜第3短管141〜1
43を有し、これら第1〜第3短管141〜143の各
後端はこれらに対応する各排気通路140の開口縁に締
結されている。また、同上第1〜第3短管141〜14
3の各前端は前下方に向って側面視円弧状に折り曲げら
れ、かつ、集合管144に連結されて互いに集合させら
れている。そして、この集合管144に前記第1排気管
22の前端が連結されている。
【0058】エンジン7の駆動時において、図17と図
18とで示す下死点の状態から、ピストン97がシリン
ダ孔96を上昇するときが吸入、圧縮過程であり、この
過程では、クランク室83が負圧になって、リード13
5が撓むことによりリード弁131が開弁する。する
と、上記第2吸気管19、スロットル弁16、吸気マニ
ホールド15、およびリード弁131を順次通して空気
60がクランク室83に吸入され、一方、これと同時
に、燃焼室105内に予め吸入されていた空気60が、
上昇するピストン97によって圧縮される。
【0059】図11で示すピストン97の上死点の手前
で、上記燃焼室105内で圧縮された空気60に対し、
燃料噴射弁36により燃料31と圧縮空気48とが噴射
され、燃焼室105内に混合気が生成される。次に、ピ
ストン97の上死点の直前で、点火プラグ53の放電に
より上記混合気の燃焼が開始されて気体が膨張し、上記
ピストン97が下降させられる。
【0060】上記ピストン97の下降で、前記したよう
にクランク室83に吸入されていた空気60が圧縮さ
れ、リード弁131が閉動作する。そして、上記ピスト
ン97が更に下降することで、上記クランク室83の空
気60が更に圧縮され、つまり、予圧縮される。
【0061】上記ピストン97が下降する途中で、ま
ず、排気通路140が開き、これを通って、上記燃焼に
よる燃焼ガスが排気68として排出される。即ち、これ
が排気過程である。ここから更にピストン97が下降す
ると、各掃気通路138が開く。すると、上記したよう
にクランク室83で予圧縮された空気60が掃気通路1
38を通って燃焼室105に流入する。即ち、これが掃
気過程である。そして、この空気60が上記燃焼室10
5に残留している上記燃焼ガスの一部を排気通路140
へ押し出す。また、これと共に、上記空気60が上記燃
焼室105に充満し、前記図17と図18とで示した下
死点の状態に戻る。
【0062】ここから、上記ピストン97が再び上昇
し、以下、前記した各過程が繰り返されて、クランク軸
85が各図中矢印で示す方向に回転し、このクランク軸
85を通してエンジン7が動力を出力する。
【0063】図17と図18とで示すように、ピストン
97が下死点に達したとき、クランクアーム87にピス
トン97のスカート下縁が接触しないよう、これらの互
いの対向面にそれぞれ面取り87a,97aが形成され
ている。これにより、連接棒98が十分短くされて、エ
ンジン7の全高が低くされている。
【0064】図10から図12において、シリンダ95
の周壁には水ジャケット147が形成されている。前記
第1気筒10におけるシリンダ95の後壁に上記水ジャ
ケット147に連通する水入口148が形成され、この
水入口148に前記水ポンプ62の吐出口が連結されて
いる。一方、前記第3気筒12におけるシリンダヘッド
104の前後ほぼ中央で左側壁に前記水送り管65に連
通する水出口が形成されている。また、上記水入口14
8に対面する水ジャケット147の内壁面には肉盛部1
46が一体成形され、この肉盛部146により上記水ジ
ャケット147の内壁面が他に比べて偏って過冷却され
ることが防止されている。
【0065】そして、前記したようにエンジン7が駆動
するとき、これに連動する水ポンプ62により、冷却水
63が上記水ジャケット147に送り込まれて、シリン
ダ95やシリンダヘッド104が冷却される。
【0066】図7、図12、および図13において、シ
リンダ孔96に開口する前記各排気通路140の排気ポ
ート149の上縁位置を上下可変として、排気時期を調
整する排気バルブ150が設けられている。
【0067】この排気バルブ150につき説明すると、
上記シリンダ95の外部から上記排気ポート149の上
部に向って貫通する弁孔151がシリンダ95に形成さ
れている。上記弁孔151に弁体152がその軸心回り
に回転自在に支承されている。この弁体152において
上記排気ポート149に臨む部分は断面が半円形とされ
ている。
【0068】上記弁体152にはプーリー153が取り
付けられ、このプーリー153はワイヤー154により
サーボモータに連結されている。
【0069】そして、エンジン7の低、中速回転時に
は、これを検出したセンサーの信号に基づき、制御装置
を介して上記サーボモータが駆動させられ、これによ
り、図13中仮想線で示すようにワイヤー154とプー
リー153を介し弁体152が回転させられる。する
と、上記排気ポート149の上縁位置が下方に変位させ
られて、その分、排気時期が遅延させられる。
【0070】一方、エンジン7の高速回転時には、同上
サーボモータ等により、図13中実線で示すように弁体
152が回転させられる。すると、上記とは逆の作用に
より、排気ポート149の上縁位置が上方に変位させら
れて、その分、排気時期が早められる。
【0071】このようにして、エンジン7の回転速度に
見合うよう排気時期が調整され、これにより、エンジン
性能が高められている。
【0072】図1、図5、図10、図11、図14、お
よび図15において、前記潤滑装置56についてより詳
しく説明する。
【0073】上記潤滑装置56の油ポンプ装置57の吐
出口は第1油路160により前記シリンダ95とピスト
ン97との摺接部に連通し、この摺接部に油タンク58
の潤滑油55がそれぞれ供給される。
【0074】また、同上油ポンプ装置57の吐出口は第
2油路163により前記第2〜第4軸受91〜93に連
通し、これら軸受に油タンク58の潤滑油55がそれぞ
れ供給される。
【0075】図1と図10で示すように、上記各第2油
路163は、上記第2〜第4軸受91〜93と、クラン
ク軸85に形成された第3油路164とを通し、クラン
クピン88と連接棒98の大端部99との連結部に連通
し、この連結部にも潤滑油55が供給される。
【0076】図11、および図15において、上記潤滑
装置56は、下ケース82に形成される第5油路172
を有し、この第5油路172の一端はクランク室83の
底部に開口し、他端は後下方に延びて、同上下ケース8
2の後面に開口している。また、この開口に一端が連結
され他端が吸気マニホールド15の前端を貫通して上方
に延出する油管173が設けられている。この油管17
3の延出端はリード弁131よりも空気60の上流側
で、同上リード弁131の上部に対応するよう配設され
ている。
【0077】そして、上記クランク室83の底部に溜っ
た潤滑油55が、このクランク室83と吸気マニホール
ド15内との差圧により、第5油路172と油管173
とを介し上記リード弁131の上部に吸引されて供給さ
れる。また、上記潤滑油55は、リード弁131を通り
クランク室83に吸入されたとき、飛散してピストン9
7と連接棒98の連結部をも潤滑する。
【0078】図1、図6、図8、図10、図11、図1
5、および図16において、前記バランサ室111の後
側に油室176が形成され、この油室176の右端は前
記ギヤ室117に隣接して互いに連通している。上記油
室176とギヤ室117の各内底部には互いに流入可能
にギヤ油175が充填されて溜められ、このギヤ油17
5に従動歯車119の下部が油浴させられている。そし
て、上記従動歯車119が回転するとき、この従動歯車
119に上記ギヤ油175が掻き上げられて、上記駆動
歯車118と従動歯車119の噛合部が潤滑させられ
る。
【0079】また、上記従動歯車119と駆動歯車11
8により、順次掻き上げられたギヤ油175の一部が前
記第1軸受90と、右軸受114とに供給されて、これ
らが潤滑させられる。
【0080】上記の場合、ギヤ室117のギヤ油175
が前記クランク室83やバランサ室111に流入しよう
とすることは、前記クランク軸シール124とバランサ
軸シール125とによって阻止される。また、上記クラ
ンク室83の潤滑油55が上記ギヤ室117に流入しよ
うとすることも、上記クランク軸シール124によって
阻止される。
【0081】上記バランサ室111内にはギヤ油175
が充填されておらず、この状態は上記バランサ軸シール
125によって保たれる。
【0082】よって、上記バランサ軸112がギヤ油1
75を無用に撹拌することは防止され、無駄な動力損失
の発生が防止される。
【0083】また、上記したようにバランサ室111内
はギヤ油175が存在しない状態に保たれる。よって、
上記バランサケース110の底部を、ギヤ油175を残
留なく排出させるための下傾形状(例えば、図1中一点
鎖線図示)にするということは不要である。
【0084】このため、バランサ室111の形状の自由
度が高められると共に、同上バランサ室111をコンパ
クトにでき、上記バランサ室111の周りにおける例え
ば、第1排気管22など、周辺機器の配置の自由度が向
上させられる。
【0085】上記従動歯車119の後面に沿って延びる
バッフル板177がバランサケース110とサイドカバ
ー116に一体成形され、上記バッフル板177は上記
ギヤ室117と油室176とを仕切っている。そして、
上記従動歯車119の特に左右側面で掻き上げられたギ
ヤ油175がその慣性力で飛散して上記バッフル板17
7を乗り越えることにより、上記油室176に流入する
こととされている。また、上記バッフル板177の下部
に小孔の連通孔178が形成され、この連通孔178は
上記油室176の底部をギヤ室117に連通させてい
る。
【0086】上記バッフル板177は従動歯車119や
駆動歯車118が無用に多量のギヤ油175を掻き上げ
ることを防止し、連通孔178が上記従動歯車119側
に適量のギヤ油175を供給する。
【0087】特に、図6で示すように、エンジン7の後
側にギヤ式の電動油ポンプ180が設けられている。こ
の電動油ポンプ180の吸入口に吸入油管181を介し
て上記油室176の底部が連結されている。同上電動油
ポンプ180の吐出口は吐出油管182を介して前記真
空ポンプ71に連結され、この真空ポンプ71に油室1
76のギヤ油175が供給されて同上真空ポンプ71が
潤滑される。
【0088】特に、図16において、上記真空ポンプ7
1の排出空気184を、この排出空気184に含まれる
ギヤ油175から分離して排出するブリーザ室185が
設けられている。
【0089】上記クランクケース80の後部には上第1
室〜上第4室186〜189が形成され、これらは左右
に並設されている。これら上第1室〜上第4室186〜
189のうち上第2室187と上第4室189はそれぞ
れ前記リード弁131を収容する部分であり、これら上
第2室187と上第4室189から外れた部分の空間が
上記上第1室186や上第3室188とされて、これら
186,188は上記ブリーザ室185の一部を構成し
ている。また、上記上第1室〜上第3室186〜188
の下方で下第1室〜第4室190〜193が同上クラン
クケース80の後部に形成され、これら下第1室〜第4
室190〜193も左右に並設されている。
【0090】上記上第1室186の天井壁には入口管1
95が取り付けられ、この入口管195に上記真空ポン
プ71の排出口が排出空気管196により連結されてい
る。上記した上第1室186を下第1室190に連通さ
せる第1空気路198が設けられている。
【0091】上記下第1室190と下第2室191は下
部同士が連通し、下第2室191と下第3室192は上
部同士が連通し、下第3室192と下第4室193とは
下部同士が連通している。また、上記下第4室193は
上第3室188に第2空気路199により連通し、上第
3室188の天井壁に第3空気路200が形成されて、
この第3空気路200はエンジン7の外部に開口してい
る。
【0092】上記上第1室186を油室176の底部に
連通させる第1油流下路201が設けられ、下第1室1
90と下第3室192を同上油室176に連通させる第
2油流下路202と第3油流下路203が設けられる。
更に、上第3室188を油室176の底部に連通させる
第4油流下路204が設けられている。
【0093】上記真空ポンプ71が駆動し、ギヤ油17
5を含んだ排出空気184が上記排出空気管196と入
口管195を通し上記ブリーザ室185に送り込まれる
とき、上記排出空気184は図17中仮想線で示すよう
に各室を上下動を繰り返しながら、流動して第3空気路
200を通り排出される。
【0094】そして、上記排出空気184の上下動の繰
り返しで、これに含まれたギヤ油175が上記排出空気
184から慣性分離され、このギヤ油175は第1〜第
4油流下路201〜204を通り流下して、油室176
に溜められる。
【0095】
【発明の効果】この発明によれば、バランサ室にバラン
サ軸を収容し、このバランサ軸を歯車組を介しクランク
軸に連動させるようにした場合において、上記歯車組を
収容するギヤ室を設けると共に、このギヤ室の内底部に
ギヤ油を充填し、同上バランサ室と上記ギヤ室との間を
シールするシール部材を設けてある。
【0096】このため、第1に、ギヤ室に充填されたギ
ヤ油がバランサ室側に流入しようとすることは、シール
部材によって防止されることから、上記バランサ室内に
ギヤ油を充填しないでおけば、バランサ室内はギヤ油が
存在しない状態に保たれるのであり、バランサ室に収容
されたバランサ軸がギヤ油を無用に撹拌することが防止
される。
【0097】よって、バランサ軸がギヤ油を無用に撹拌
しない分、無駄な効力損失の発生が防止され、エンジン
性能が向上する。
【0098】第2に、上記したようにバランサ室内はギ
ヤ油が存在しない状態に保たれることから、上記バラン
サ室を形成するバランサケースの底部を、ギヤ油を残留
なく排出させるための下傾形状にするということは不要
である。
【0099】このため、バランサ室の形状の自由度が高
められると共に、同上バランサ室をコンパクトにでき
る。
【0100】よって、上記バランサ室の周りにおける例
えば排気管など、周辺機器の配置の自由度を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図10の部分拡大図である。
【図2】自動車の全体右側面図である。
【図3】自動車の全体平面図である。
【図4】自動車の全体正面図である。
【図5】図3の部分拡大図である。
【図6】図2の部分拡大図である。
【図7】図4の部分拡大図である。
【図8】エンジンの背面図である。
【図9】エンジンの左側面部分破断図である。
【図10】図7の縦断面図である。
【図11】図10の11‐11線矢視断面図である。
【図12】図11の12‐12線矢視断面図である。
【図13】図12の13‐13線矢視断面図である。
【図14】図12の14‐14線矢視断面図である。
【図15】図1の15‐15線矢視断面図である。
【図16】図15の16‐16線矢視断面図である。
【図17】図11の一部に相当する作用説明図である。
【図18】図17で示したものの部分正面図である。
【符号の説明】
1 自動車 7 エンジン 80 クランクケース 83 クランク室 85 クランク軸 94 クランク軸支承孔 110 バランサケース 111 バランサ室 112 バランサ軸 115 バランサ軸支承孔 117 ギヤ室 118 駆動歯車(歯車組) 119 従動歯車(歯車組) 124 クランク軸シール 125 バランサ軸シール(シール部材) 175 ギヤ油

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バランサ室にバランサ軸を収容し、この
    バランサ軸を歯車組を介しクランク軸に連動させるよう
    にしたエンジンのバランサ装置において、 上記歯車組を収容するギヤ室を設けると共に、このギヤ
    室の内底部にギヤ油を充填し、同上バランサ室と上記ギ
    ヤ室との間をシールするシール部材を設けたエンジンの
    バランサ装置。
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