JPH076729U - 液検出器 - Google Patents

液検出器

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JPH076729U
JPH076729U JP3527493U JP3527493U JPH076729U JP H076729 U JPH076729 U JP H076729U JP 3527493 U JP3527493 U JP 3527493U JP 3527493 U JP3527493 U JP 3527493U JP H076729 U JPH076729 U JP H076729U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤検出が無く、かつ検出精度も高い液検出器
を提供すること。 【構成】 液検出器1の検出液に接する接液面12Aを球
面状に形成する。光源14から所定入射角で接液面12Aに
光13Aを当てると、光13Aは気液の屈折率の相違により
液2に接していない部分のみで反射し、この反射光量を
光検出器14で検出することで液2の有無が検出される。
この際、接液面12Aに液2が薄く付着すると、光13Aは
接液面12Aではなく液2と空気との境界面で反射する
が、液2は表面張力の影響で球となるため、球状の接液
面12Aで反射する際と同じ反射光量となる。従って、接
液面12Aが乾いていても液2で濡れていても、液2に接
していなければ反射光量は変わらないため、誤検出が防
止され、高精度の液検出が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光源及び光検出器を用いた液検出器に関するものである。
【0002】
【背景技術】
従来より、容器内の液体のオーバーフロー等を検出するために、液面が所定高 さ位置に達したか否かを検出する液検出器を用いた液面計が知られている。本出 願人も、設置や取扱いが容易で、かつ被検出液を高精度で検出することができる 液検出器として、特開平4−248418号公報に記載された液検出器を提案し ている。
【0003】 この液検出器は、被検出液に接する平面や円錐形等の接液面を備えたプリズム と、このプリズムの前記接液面に対向する面側に設けられて前記接液面に所定の 入射角で射光する光源と、この光源からの光が前記接液面で反射された際の反射 光を検出する光検出器とを備え、前記入射角は、前記接液面が被検出液に接触し ている場合にはその臨界角よりも小さくなって光が被検出液に透過され、かつ前 記接液面が被検出液に接触していない場合にはその臨界角よりも大きくなって光 が全反射されるように設定されていることを特徴とするものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、液検出器の被検出液に接する接液面が、円錐形や平面であると 、接液面が被検出液に接している場合における光検出器の検出値は、略一定であ るのに対し、接液面が被検出液に接していない場合における光検出器の検出値は 、ばらつきが大きく、このため安定した液検出が行えない場合があるという問題 があった。 すなわち、液検出器が液に接していない状態としては、液に接する前や付着し た液を拭き取るなどで接液面が乾いている状態と、液面が低下するなどして接液 面が被検出液で濡れている状態とがある。ここで、接液面が乾いている場合には 、光源からの光は接液面と空気との境界面で反射して光検出器で検出される。一 方、接液面が被検出液内に配置されているのではなく、液から離れて表面に薄く 液が付着するつまり液で濡れている場合には、光源からの光は接液面から付着し た液に入射し、液と空気との境界面で反射して光検出器で検出される。
【0005】 ここで、平面や円錐形の接液面に入射する光の入射角は、光が当たっている範 囲内であればどの位置でもほとんど変わらないため、反射する場合には殆どの光 が反射する。 一方、接液面が液で濡れていて液と空気との境界面で光が反射する場合には、 液が表面張力により球状となるため、光の入射角も各位置で異なり、入射した光 の何割かしか反射しない。 このため、液検出器が被検出液に接していなくても、接液面が乾いているか濡 れているかで反射光量に大きな差が生じ、かつ濡れている場合でも液の付着状態 によって反射光量にばらつきが生じるため、液検出器に液が接している場合と接 していない場合との検出光量の変化割合が小さくなり、反射光量の大きさで液検 出の有無を設定する際に、設定値に対する変化量が小さいため、誤検出の原因に なるという問題があった。
【0006】 本考案の目的は、誤検出が無く、検出精度も高い液検出器を提供することにあ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の液検出器は、被検出液に接する接液面を備え、かつこの接液面が球面 の一部を構成するように形成された透光性部材と、この透光性部材の前記接液面 に対向する面側に設けられて前記接液面に所定の入射角で射光する光源と、この 光源からの光が前記接液面で反射された際の反射光を検出する光検出器とを備え 、前記入射角は、前記接液面が被検出液に接触している場合にはその臨界角より も小さくなって光が被検出液に透過され、かつ前記接液面が被検出液に接触して いない場合にはその臨界角よりも大きくなって光が全反射されるように設定され ていることを特徴とする。 尚、液検出器は、前記透光性部材に光源および光検出器を近接させ、透光性部 材に直接光を入射あるいは受光するように構成してもよいし、透光性部材と光源 および光検出器との間に光ファイバを介在させ、光源や光検出器を透光性部材か ら離して設置できるように構成してもよい。
【0008】
【作用】
このような本考案の液検出器においては、光源から透光性部材の接液面に所定 の入射角で光を当てる。この際、光が当てられた接液面に液が接していなければ 、光の入射角が透光性部材と空気との境界面の臨界角よりも大きくなって光が全 反射し、この反射光が光検出器で検出される。一方、光が当てられた接液面に液 が接していれば、光の入射角が透光性部材と液との境界面の臨界角よりも小さく なり、光が液内に透過して光検出器では検出されない。このため、反射光の有無 を光検出器で検出すれば、接液面の光が当てられた部分の液の有無が検出される 。
【0009】 また、通常光源からの光は接液面上に所定範囲の広がりをもって当てられる。 このため、接液面の光が当たる範囲内に液が接していれば、その液が接している 面積に応じて反射光の光量が変化する。このため、光検出器を反射光の光量変化 をも検出できるものにすれば、前記範囲内での接液面積の変化つまり液面高さの 変化が検出される。 さらに、光を利用して液を検出しているため、電気磁気等の影響を受けること がなくて取扱いや設置が容易であり、発火性の液等の種々の液の検出が可能であ る。
【0010】 また、透光性部材の接液面は球面の一部を構成するように形成されているため 、接液面が乾いている場合の反射光量と、接液面が濡れている場合の反射光量と は、共に球面に対して入射する光が反射されるため、殆ど同じになる。このため 、液検出器が被検出液に接していない場合の2つの状態、つまり接液面が乾いて いる場合と濡れている場合とで、検出される反射光量に差がなく、これらの状態 と、液検出器が被検出液に接している状態とを確実に区別して検出することが可 能となり、誤検出が無くなるとともに高精度の液検出が可能となる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1及び図2には、本考案 の第1実施例の液検出器1が示されている。液検出器1は、図1に示すように、 薬液、接着剤、溶剤等の被検出液2が溜められる液収納部材としての容器3の蓋 4に形成された取付孔4Aに固定され、容器3内の液2の液面2Aを検出するよ うに構成されている。
【0012】 液検出器1は、図2に示すように、ステンレスからなるパイプ状のケーシング 11と、このケーシング11の絞り加工が施された下端開口に固定された透光性 部材12と、光源13および光検出器14と、光源13から透光性部材12に光 13Aを伝送する光ファイバ15と、透光性部材12で反射された光14Aを光 検出器14に伝送する光ファイバ16とを備えている。
【0013】 透光性部材12は、ガラスやプラスチック等の透光性の材料により略半球状に 形成され、その平面部分がケーシング11の内側に配置されて光ファイバ15, 16に当接されるとともに、球面部分がケーシング11の下端から突出するよう に配置されている。 尚、透光性部材12の製造方法は、従来より知られている種々の方法が利用で きる。例えば、ガラス製の透光性部材12を製造する場合には、ガラス製の球を 製造し、その球を略半球状となるまで研磨すればよく、一方、プラスチック製の 透光性部材12を製造する場合には、略半球状となる金型を作成して成形すれば よい。
【0014】 光源13および光検出器14は、ケーシング11とは離れた位置に設けられた 適宜なボックス17内に配置されている。尚、光源13としては、発光ダイオー ド(LED)、半導体レーザ、ガスレーザ、固体レーザ等の各種の光源を利用で きる。また、光検出器14としては、フォトトランジタ、CCD等の固体イメー ジセンサ等の各種の光検出器14を利用できる。
【0015】 光源13および光検出器14と、透光性部材12との間に配置される光ファイ バ15,16の透光性部材12側の端部は、テフロンやポリエチレン等からなる 光ファイバ止め具18で保持されている。この光ファイバ止め具18は、ケーシ ング11および透光性部材12間から液2が漏れないようにシール材としても機 能している。 また、ケーシング11の上端部にも、ステンレスやプラスチック製の光ファイ バ止め具19が嵌挿されて光ファイバ15,16を保持している。
【0016】 光ファイバ15は、透光性部材12の球面状の接液面12Aに所定の入射角で 光13Aを当てるように配置されている。この入射角は、透光性部材12や検出 液2の屈折率によって設定される。 すなわち、光ファイバ15からの光の入射角は、透光性部材12が液2に接し ておらず空気に接している場合の臨界角よりも大きく、かつ透光性部材12が液 2に接している場合の臨界角よりも小さくすればよい。このように設定すれば、 光ファイバ15からの光13Aは、透光性部材12が空気に接している場合には 全反射して光ファイバ16を介して光検出器14で検出され、一方、透光性部材 12が液2に接している場合には光13Aは液2内に透過し、光検出器14で検 出できなくなる。従って、光検出器14で反射光14Aが検出されるか否かで液 2が透光性部材12に接しているか否かを検出することができる。 例えば、ガラス(屈折率1.5 )で形成された透光性部材12が空気(屈折率約 1)と接している場合には、臨界角は約41.8度となり、透光性部材12が屈折率 1.06以上の液2に接している場合には、臨界角は45度以上となる。このため、光 13Aの入射角を41.8〜45度の間に設定すれば、屈折率1.06以上の液2を検出す ることができる。尚、透光性部材12の接液面12Aは球面状であり、一方光1 3Aはある程度の範囲に広がって入射されるため、入射される光13Aの総てを 上記入射角の範囲内に設定できない場合もあるが、光13Aの大部分が上記入射 角の範囲内となるように設定すれば、実用上問題は生じない。
【0017】 次に、本実施例の作用について説明する。まず、光源13から光ファイバ15 を介して光13Aを接液面12Aに当てる。この際、光ファイバ15,16は、 略平行に配置されており、光ファイバ15から射光された光13Aが直接光ファ イバ16に入射されることはない。
【0018】 接液面12Aに光13Aを当てた際に、液2の液面2Aが接液面12AのB点 の下にあるときには、光13Aは接液面12Aで2回反射し、その反射光14A が光ファイバ16を介して光検出器14で検出される。これにより、液面2Aが B点まで達していないことが検出される。
【0019】 一方、液面2Aが徐々に上昇して液2がA〜B点間に達すると、気液の屈折率 の違いによって臨界角が変わるため、液2に接する面に当てられた光13Aは液 2内に透過し、反射光14Aの光量が低下する。この光量変化に応じて光検出器 14での検出値も変化し、液面2AがA〜B点間にあることが検出される。
【0020】 さらに、液面2AがA点以上まで上昇すると、光13Aは全て液2内に透過し 、反射光14Aは無くなる。従って、光検出器14では光14Aを検出できず、 これにより液面2AがA点以上になったことが検出される。
【0021】 また、液面2AがB点以下に下がると、光13Aは接液面12Aに付着した液 2と空気との境界面で反射し、光検出器14で検出される。この際、接液面12 Aに付着した液2は、表面張力の影響で球状となっているため、その反射光量は 接液面12Aが乾いている際に接液面12Aで反射する光量と略同じとなる。
【0022】 このような構成の本実施例によれば、次のような効果がある。 すなわち、液検出器1の接液面12Aを球面に形成しているので、接液面12 Aに付着する液2は表面張力の影響で球状となり、接液面12Aと同じ形状とな る。このため、接液面12Aが乾いていて入射光13Aが接液面12Aと空気と の境界面で反射する場合と、接液面12Aが液2から離れて濡れていて入射光1 3Aが接液面12Aに付着した液2と空気との境界面で反射する場合とで、反射 光量の差を殆ど無くすことができる。これにより、液2の誤検出が無くなり、高 精度で検出できるとともに、安定した動作で液検出を行うことができる。
【0023】 また、液2を光13Aの全反射を利用して検出しているので、反射光14Aの 有無によって液面2Aが接液面12AのB点のレベルまできているか否かを精度 良く検出でき、高精度のレベルスイッチ等として利用することができる。
【0024】 さらに、接液面12AのA〜B点間で液面2Aが変化する場合には、その変化 に応じて反射光14Aの光量が変化するため、光検出器14としてこの光量変化 を検出できるものを用いれば、液2の有無の検出だけでなく、A〜B点間の液面 2Aの高さ位置の変化も検出することができる。
【0025】 また、液検出器1のなかで液2に接するのは透光性部材12とケーシング11 のみであり、この透光性部材12はガラスや三フッ化塩化エチレン等のフッ素系 樹脂などで形成され、ケーシング11はステンレスで形成されているので、液検 出器1はほとんどの薬液や溶剤に侵されず、薬液タンク、接着剤タンク、溶剤タ ンク等の種々のタンクの液検出器1として広範に利用することができる。 なお、ケーシング11はケースとしての機能を備えていればよく、その材質は ステンレス以外でもよいため、液2に応じてケーシング11の材質を変更でき、 種々の液2に対応させることができる。
【0026】 さらに、透光性部材12と光源13および光検出器14との間に光ファイバ1 5,16を介在させており、光源13や光検出器14等をケーシング11内に配 置する必要がないため、ケーシング11を非常に細くかつ短く形成することがで き、容器3内での専有空間を少なくできるとともに、非常に小さな容器3であっ ても液検出器1を配置することができる。
【0027】 また、液検出器1は光13Aを用いて液2を検出しており動作部がない単純な 形状なので、衝撃に強く十分な強度を備えることができる。また、光13Aを用 いているため、電気磁気の影響を受けることがなく、よって設置箇所の制限が少 なくなって様々な箇所に設置できるとともに、発火性の液でも安全に検出できる ため様々な種類の液2を検出できる。
【0028】 次に、本考案の第2実施例について図3を参照して説明する。本実施例の液検 出器20は、透光性部材21として三フッ化塩化エチレン等のフッ素系樹脂で成 形されたものを用いており、光源である発光ダイオード(LED)25と光検出 器であるフォトダイオード26とを透光性部材21に近接させて配置している。
【0029】 透光性部材21の接液面21Aは、第1実施例と同様に球面状に形成され、一 方、ケーシング11内部に面した側には、底面中央に円錐状の凸部22が形成さ れて断面略W字形とされた凹部22が設けられている。 この凹部23の凸部22回りの円周状に連続するV溝24部分には、LED2 5とフォトトランジスタ26とが取付けられている。LED25は、射光した光 25Aが接液面21A側に僅かに屈折し、この屈折光が接液面21Aに対して所 定の入射角で入射されるように配置されている。尚、LED25は、光25Aが あまり広がらず1方向に向かって射光されるものが望ましい。
【0030】 一方、フォトトランジスタ26は、LED25からの光25Aが接液面21A で反射された反射光26Aを検出できる位置に配置されている。これらのLED 25及びフォトトランジスタ26の各端子27は、基板28にはんだ付けされ、 さらにこの基板28に一端がはんだ付けされた各コード29によりコントローラ 等に電気的に接続されている。
【0031】 基板28は、透光性部材21の凹部23の周壁30に形成された溝31に嵌合 固定されている。この周壁30には、透光性部材21の中心軸に沿った方向の切 り溝32が円周方向に4〜6か所形成されている。このため、基板28を透光性 部材21の凹部23内に押し込むと、切り溝32によって透光性部材21の周壁 30が一旦外側に広がり、溝31に基板28が嵌合すると元の状態に戻って基板 28が固定される。この透光性部材21をケーシング11に嵌め込むと、周壁3 0が外側に広がらないので基板28も確実に固定される。従って、透光性部材2 1は、LED25、フォトトランジスタ26及び基板28のホルダを兼ねている ことになる。
【0032】 なお、コード29は、ケーシング11内面に当接するプレート33及びコード 29を締めつけているベルト34によって抜け止めされている。また、透光性部 材21及びケーシング11間、ケーシング11及び容器3の側壁4間、ケーシン グ11及びコード29間は、Oリング35でそれぞれシールされている。
【0033】 このような液検出器20においても、光25Aの接液面21Aへの入射角を適 宜設定することで、前記実施例と同様の効果を得ることができる。また、透光性 部材21がLED25、フォトトランジスタ26、基板28のホルダを兼ねてい るので、ケーシング11等を取付けて液検出器20を組立てなくても透光性部材 21にLED25等を取付けた段階で光路の検査等を行ってLED25やトラン ジスタ26の位置出しを正確にかつ容易に行うことができる。その上、LED2 5やトランジスタ26を保持する部材を別途設ける必要がなくなり、構成部材を 少なくできて組立が簡単となり、かつ安価に提供できる。また、ケーシング11 にOリング35を介在させて透光性部材21を嵌合することで、LED25やフ ォトトランジスタ26が配置された内部を密封できるので、防水処理が容易でこ の点からも組立が簡単でかつ安価に提供できる。
【0034】 さらに、透光性部材21に近接して光源であるLED25や光検出器であるフ ォトトランジスタ26を配置できるので、光25A、26Aの搬送路が短くなっ て光量が少なくても確実に検出できる。また、比較的高価な光ファイバを用いて いないため、安価にかつ容易に製作できる。
【0035】 なお、本考案は前述の実施例に限定されるものではなく、本考案の目的を達成 できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。 例えば、前記第1実施例では、略半球状の透光性部材12を用いていたが、特 にプラスチック製とする場合には、第2実施例と同様に光ファイバ15,16の 端部を保持できる形状に形成してもよい。 また、前記第2実施例では、フッ素系樹脂等でLED25等を保持できる形状 に成形された透光性部材21を用いていたが、第1実施例のような半球状の透光 性部材12を用いてもよい。要するに、透光性部材12,21は、光を透過でき かつ接液面12A,21Aが球状であればよく、その材質や形状等は実施にあた って適宜設定すればよい。
【0036】 また、本考案の光源や光検出器は前記実施例のようにLED25やフォトトラ ンジスタ26に限らず、従来より知られている種々の光源や光検出器を用いるこ とができる。 さらに、本考案の液検出器1,20は、液面計としてだけでなく、液検出が必 要な各種の機器に利用できる。
【0037】
【考案の効果】
本考案の液検出器によれば、設置や取扱いが容易で誤検出が無く、被検出液を 高精度で検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の液検出器の容器への取付
状態を示す断面図である。
【図2】前記実施例の液検出器を示す一部を省略した断
面図である。
【図3】本考案の第2実施例の液検出器を示す一部を省
略した断面図である。
【符号の説明】
1,20 液検出器 2 被検出液 2A 液面 3 容器 11 ケーシング 12,21 透光性部材 12A,21A 接液面 13 光源 14 光検出器 15, 16 光ファイバ 25 発光ダイオード 26 フォトトランジスタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出液に接する接液面を備えかつこの
    接液面が球面の一部を構成するように形成された透光性
    部材と、この透光性部材の前記接液面に対向する面側に
    設けられて前記接液面に所定の入射角で射光する光源
    と、この光源からの光が前記接液面で反射された際の反
    射光を検出する光検出器とを備え、 前記入射角は、前記接液面が被検出液に接触している場
    合にはその臨界角よりも小さくなって光が被検出液に透
    過され、かつ前記接液面が被検出液に接触していない場
    合にはその臨界角よりも大きくなって光が全反射される
    ように設定されていることを特徴とする液検出器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液検出器において、前記
    透光性部材と光源および光検出器との間には光ファイバ
    が介在されていることを特徴とする液検出器。
JP3527493U 1993-06-29 1993-06-29 液検出器 Withdrawn JPH076729U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210010418A (ko) * 2019-07-18 2021-01-27 폭스바겐 악티엔게젤샤프트 차량 배터리를 모니터링하기 위한 측정 장치
CN113155238A (zh) * 2021-04-30 2021-07-23 国家石油天然气管网集团有限公司华南分公司 一种油品界面智能检测装置

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