JPH0767050A - Ａｍ復調器 - Google Patents
Ａｍ復調器Info
- Publication number
- JPH0767050A JPH0767050A JP21056193A JP21056193A JPH0767050A JP H0767050 A JPH0767050 A JP H0767050A JP 21056193 A JP21056193 A JP 21056193A JP 21056193 A JP21056193 A JP 21056193A JP H0767050 A JPH0767050 A JP H0767050A
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- Japan
- Prior art keywords
- vco
- output
- phase
- loop filter
- signal
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ＡＭ変調されたＭＵＳＥ信号を正
確にＡＭ復調することを目的とする。 【構成】 入力端子１より入力されるＡＭ信号は第１Ｐ
ＬＬ回路９に供給され、キードＰＬＬ動作により第１Ｖ
ＣＯ９５を入力ＡＭ信号に周波数ロックする。この第１
ＶＣＯ出力は第２ＰＬＬ回路１０の第２位相比較器１０
１に供給され平均値ＰＬＬ動作により、第２ＶＣＯ１０
３は第１ＶＣＯ出力に周波数ロックする。この時、第２
ループフィルタ１０２の時定数は第１ＶＣＯ９５の時定
数より長く設定されているため第１ＶＣＯ９５の周波数
の変動の影響を受けない。そして、入力ＡＭ変調信号は
この第２ＶＣＯ出力をキャリアとして検波回路２でＡＭ
検波される。
確にＡＭ復調することを目的とする。 【構成】 入力端子１より入力されるＡＭ信号は第１Ｐ
ＬＬ回路９に供給され、キードＰＬＬ動作により第１Ｖ
ＣＯ９５を入力ＡＭ信号に周波数ロックする。この第１
ＶＣＯ出力は第２ＰＬＬ回路１０の第２位相比較器１０
１に供給され平均値ＰＬＬ動作により、第２ＶＣＯ１０
３は第１ＶＣＯ出力に周波数ロックする。この時、第２
ループフィルタ１０２の時定数は第１ＶＣＯ９５の時定
数より長く設定されているため第１ＶＣＯ９５の周波数
の変動の影響を受けない。そして、入力ＡＭ変調信号は
この第２ＶＣＯ出力をキャリアとして検波回路２でＡＭ
検波される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＡＭ変調されて伝送さ
れたテレビジョン信号、特にＭＵＳＥ信号を位相ロック
ループ（ＰＬＬ）により再生されたキャリアを使用して
復調するＡＭ復調器に関する。
れたテレビジョン信号、特にＭＵＳＥ信号を位相ロック
ループ（ＰＬＬ）により再生されたキャリアを使用して
復調するＡＭ復調器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、テレビジョン信号のＡＭ復調器と
しては平均値ＰＬＬ同期検波方式が用いられている。図
２は従来の平均値ＰＬＬ同期検波方式によるＡＭ復調器
を示す。１はＡＭ変調信号が入力される入力端子、２は
ＡＭ検波を行う検波回路、３は電圧制御型発振器（以下
ＶＣＯという）、４はＶＣＯ出力と入力ＡＭ復調信号の
位相を比較する位相比較器、５はこの位相比較器からの
比較出力を平滑して前記ＶＣＯ４を制御する直流制御電
圧を得るループフィルタ、６はＡＭ復調信号を出力する
出力端子である。
しては平均値ＰＬＬ同期検波方式が用いられている。図
２は従来の平均値ＰＬＬ同期検波方式によるＡＭ復調器
を示す。１はＡＭ変調信号が入力される入力端子、２は
ＡＭ検波を行う検波回路、３は電圧制御型発振器（以下
ＶＣＯという）、４はＶＣＯ出力と入力ＡＭ復調信号の
位相を比較する位相比較器、５はこの位相比較器からの
比較出力を平滑して前記ＶＣＯ４を制御する直流制御電
圧を得るループフィルタ、６はＡＭ復調信号を出力する
出力端子である。
【０００３】上述の回路において、入力端子１にＭＵＳ
Ｅ信号等によりＡＭ変調されたＡＭ変調信号が入力され
ると位相比較器４においてＶＣＯ３出力と比較される。
その結果、ＶＣＯ３出力の位相が進んでいる場合は遅ら
せるような、逆の場合は進めるような制御信号が出力さ
れる。この制御信号をループフィルタ５で平滑して直流
制御電圧に変換し、ＶＣＯ３の発振出力の位相制御を行
い入力ＡＭ変調信号の位相に同期させる。そして、この
ＶＣＯ出力をキャリアとしてＡＭ変調信号と検波回路２
で掛け合わせることによりＡＭ復調信号を得る。
Ｅ信号等によりＡＭ変調されたＡＭ変調信号が入力され
ると位相比較器４においてＶＣＯ３出力と比較される。
その結果、ＶＣＯ３出力の位相が進んでいる場合は遅ら
せるような、逆の場合は進めるような制御信号が出力さ
れる。この制御信号をループフィルタ５で平滑して直流
制御電圧に変換し、ＶＣＯ３の発振出力の位相制御を行
い入力ＡＭ変調信号の位相に同期させる。そして、この
ＶＣＯ出力をキャリアとしてＡＭ変調信号と検波回路２
で掛け合わせることによりＡＭ復調信号を得る。
【０００４】一方、ＭＵＳＥ信号をＣＡＴＶによりＡＭ
伝送する場合、Ｃ／Ｎの悪い伝送路ではＳ／Ｎの向上の
ため１００％を越える変調度でＡＭ変調することが要求
される場合があり、しばしば過変調伝送が行われる。そ
して、これにより伝送されたＡＭ変調信号を上記ＡＭ復
調器で復調する場合、前記過変調によりＡＭ変調信号の
位相が反転してしまい、この反転した信号の位相にＶＣ
Ｏ３出力の位相を同期させるよう働くため正確なキャリ
ア再生が行われないという欠点があった。
伝送する場合、Ｃ／Ｎの悪い伝送路ではＳ／Ｎの向上の
ため１００％を越える変調度でＡＭ変調することが要求
される場合があり、しばしば過変調伝送が行われる。そ
して、これにより伝送されたＡＭ変調信号を上記ＡＭ復
調器で復調する場合、前記過変調によりＡＭ変調信号の
位相が反転してしまい、この反転した信号の位相にＶＣ
Ｏ３出力の位相を同期させるよう働くため正確なキャリ
ア再生が行われないという欠点があった。
【０００５】この欠点を解消するために特開平４−９７
６０６号公報に示すごときキードＰＬＬ同期検波方式を
採用したＡＭ復調器がある。キードＰＬＬ同期検波方式
では位相比較器出力はキーパルスの発生する期間だけＶ
ＣＯに供給され、他の期間はＰＬＬ制御を行わずにＶＣ
Ｏ出力は一定位相とされる。従って、キーパルスを、過
変調にならない期間、即ち同期信号期間に発生させるよ
うにすると過変調時にはＰＬＬが働かずにＶＣＯ出力が
一定位相を保つので前記ミスロックを防ぐことができ
る。
６０６号公報に示すごときキードＰＬＬ同期検波方式を
採用したＡＭ復調器がある。キードＰＬＬ同期検波方式
では位相比較器出力はキーパルスの発生する期間だけＶ
ＣＯに供給され、他の期間はＰＬＬ制御を行わずにＶＣ
Ｏ出力は一定位相とされる。従って、キーパルスを、過
変調にならない期間、即ち同期信号期間に発生させるよ
うにすると過変調時にはＰＬＬが働かずにＶＣＯ出力が
一定位相を保つので前記ミスロックを防ぐことができ
る。
【０００６】図３に従来のキードＰＬＬ同期検波方式に
よるＡＭ復調器の一例を示す。この回路において、位相
比較器４とループフィルタ５との間にはスイッチ７が設
けられている。このスイッチ７はキーパルス発生回路８
で発生した同期信号に同期したキーパルスにより制御さ
れる。そして、前記スイッチ７はキーパルスのパルス期
間閉じることによりＰＬＬ動作を可能とし、パルス期間
以外は開いてＰＬＬ動作を停止させ、ＶＣＯ出力は一定
位相に保たれる。
よるＡＭ復調器の一例を示す。この回路において、位相
比較器４とループフィルタ５との間にはスイッチ７が設
けられている。このスイッチ７はキーパルス発生回路８
で発生した同期信号に同期したキーパルスにより制御さ
れる。そして、前記スイッチ７はキーパルスのパルス期
間閉じることによりＰＬＬ動作を可能とし、パルス期間
以外は開いてＰＬＬ動作を停止させ、ＶＣＯ出力は一定
位相に保たれる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ＡＭ変
調されたＭＵＳＥ信号を上記キードＰＬＬ同期検波方式
で復調する場合、図４に示すごとく一般にはキーパルス
をＨＤパルス期間に発生させるが、ＭＵＳＥ信号のＨＤ
パルスはＩＨ（Ｈは水平走査期間）毎に反転している。
このＨＤパルスのＡＭ成分がＶＣＯの制御電圧に影響を
与えるためＶＣＯ出力は図５に示すごとく中心周波数か
ら交互にずれた周波数で発振することになり正確なＡＭ
復調動作を行うことができなかった。
調されたＭＵＳＥ信号を上記キードＰＬＬ同期検波方式
で復調する場合、図４に示すごとく一般にはキーパルス
をＨＤパルス期間に発生させるが、ＭＵＳＥ信号のＨＤ
パルスはＩＨ（Ｈは水平走査期間）毎に反転している。
このＨＤパルスのＡＭ成分がＶＣＯの制御電圧に影響を
与えるためＶＣＯ出力は図５に示すごとく中心周波数か
ら交互にずれた周波数で発振することになり正確なＡＭ
復調動作を行うことができなかった。
【０００８】本発明は上記欠点を解消したＡＭ復調器を
提供するものである。
提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＡＭ変調によ
り伝送されたテレビジョン信号を位相ロックループによ
り再生されたキャリアを使用して復調するＡＭ復調器に
おいて、第１ＶＣＯと、この第１ＶＣＯ出力及びＡＭ変
調信号を入力とする第１位相比較器と、この第１位相比
較器出力を平滑して前記第１ＶＣＯへ供給する第１ルー
プフィルタと、前記第１位相比較器出力を所定周期のキ
ーパルス期間のみ前記第１ループフィルタへ供給するス
イッチ手段とからなる第１位相ロックループと、第２Ｖ
ＣＯと、この第２ＶＣＯ出力及び前記第１ＶＣＯ出力を
入力とする第２位相比較器と、この第２位相比較器出力
を平滑して前記第２ＶＣＯへ供給する第２ループフィル
タとからなる第２位相ロックループと、前記第２ＶＣＯ
出力を使用して前記ＡＭ変調信号をＡＭ検波する検波回
路とからなり、前記第２ループフィルタの時定数を前記
第１ループフィルタの時定数よりも長く設定してなるＡ
Ｍ復調器である。
り伝送されたテレビジョン信号を位相ロックループによ
り再生されたキャリアを使用して復調するＡＭ復調器に
おいて、第１ＶＣＯと、この第１ＶＣＯ出力及びＡＭ変
調信号を入力とする第１位相比較器と、この第１位相比
較器出力を平滑して前記第１ＶＣＯへ供給する第１ルー
プフィルタと、前記第１位相比較器出力を所定周期のキ
ーパルス期間のみ前記第１ループフィルタへ供給するス
イッチ手段とからなる第１位相ロックループと、第２Ｖ
ＣＯと、この第２ＶＣＯ出力及び前記第１ＶＣＯ出力を
入力とする第２位相比較器と、この第２位相比較器出力
を平滑して前記第２ＶＣＯへ供給する第２ループフィル
タとからなる第２位相ロックループと、前記第２ＶＣＯ
出力を使用して前記ＡＭ変調信号をＡＭ検波する検波回
路とからなり、前記第２ループフィルタの時定数を前記
第１ループフィルタの時定数よりも長く設定してなるＡ
Ｍ復調器である。
【００１０】
【作用】入力ＡＭ変調信号は、キードＰＬＬ動作を行う
第１位相ロックループの第１ＶＣＯを周波数ロックす
る。更に、この第１ＶＣＯ出力は平均値ＰＬＬ動作を行
う第２位相ロックループの第２ＶＣＯを周波数ロックす
る。そして、入力ＡＭ変調信号はこの第２ＶＣＯ出力を
キャリアとして検波回路でＡＭ検波される。
第１位相ロックループの第１ＶＣＯを周波数ロックす
る。更に、この第１ＶＣＯ出力は平均値ＰＬＬ動作を行
う第２位相ロックループの第２ＶＣＯを周波数ロックす
る。そして、入力ＡＭ変調信号はこの第２ＶＣＯ出力を
キャリアとして検波回路でＡＭ検波される。
【００１１】この時、第２位相ロックループの第２ルー
プフィルタの時定数は長いため、第１ＶＣＯの周波数変
動の影響を受けることなく第２ＶＣＯの周波数制御を行
うことができる。
プフィルタの時定数は長いため、第１ＶＣＯの周波数変
動の影響を受けることなく第２ＶＣＯの周波数制御を行
うことができる。
【００１２】
【実施例】以下、図面に従い本発明をＭＵＳＥ信号のＡ
Ｍ復調に用いた一実施例を説明する。図１は本実施例に
おけるＡＭ復調器の回路図であり、図２及び図３と同一
部分には同一符号を付し説明を省略する。
Ｍ復調に用いた一実施例を説明する。図１は本実施例に
おけるＡＭ復調器の回路図であり、図２及び図３と同一
部分には同一符号を付し説明を省略する。
【００１３】本実施例回路の特徴は、キードＰＬＬ動作
を行う第１ＰＬＬ回路９と平均値ＰＬＬ動作を行う第２
ＰＬＬ回路１０とを備える点である。第１ＰＬＬ回路９
はキーパルス発生器９１、第１位相比較器９２、スイッ
チ９３、比較的短い時定数を有する第１ループフィルタ
９４及び第１ＶＣＯ９５で構成され、第２ＰＬＬ回路１
０は第２位相比較器１０１、比較的長い時定数を有する
第２ループフィルタ及び第２ＶＣＯ１０３で構成され
る。
を行う第１ＰＬＬ回路９と平均値ＰＬＬ動作を行う第２
ＰＬＬ回路１０とを備える点である。第１ＰＬＬ回路９
はキーパルス発生器９１、第１位相比較器９２、スイッ
チ９３、比較的短い時定数を有する第１ループフィルタ
９４及び第１ＶＣＯ９５で構成され、第２ＰＬＬ回路１
０は第２位相比較器１０１、比較的長い時定数を有する
第２ループフィルタ及び第２ＶＣＯ１０３で構成され
る。
【００１４】入力端子１より入力されるＡＭ変調信号は
第１ＰＬＬ回路９に供給され、キードＰＬＬ動作により
第１ＶＣＯ９５を入力ＡＭ変調信号に周波数ロックす
る。そして、この第１ＶＣＯ出力は第２ＰＬＬ回路１０
の第２位相比較器１０１に供給され平均値ＰＬＬ動作に
より、第２ＶＣＯ１０３は第１ＶＣＯ出力に周波数ロッ
クする。この時、第２ループフィルタ１０２の時定数は
第１ＶＣＯ９５の時定数より長く設定されているため第
２ＶＣＯ１０３は第１ＶＣＯ９５の周波数の変動の影響
を受けない。即ち、第２ＶＣＯ出力はＨＤパルスのＡＭ
成分による影響を受けない。
第１ＰＬＬ回路９に供給され、キードＰＬＬ動作により
第１ＶＣＯ９５を入力ＡＭ変調信号に周波数ロックす
る。そして、この第１ＶＣＯ出力は第２ＰＬＬ回路１０
の第２位相比較器１０１に供給され平均値ＰＬＬ動作に
より、第２ＶＣＯ１０３は第１ＶＣＯ出力に周波数ロッ
クする。この時、第２ループフィルタ１０２の時定数は
第１ＶＣＯ９５の時定数より長く設定されているため第
２ＶＣＯ１０３は第１ＶＣＯ９５の周波数の変動の影響
を受けない。即ち、第２ＶＣＯ出力はＨＤパルスのＡＭ
成分による影響を受けない。
【００１５】そして、入力ＡＭ変調信号はこの第２ＶＣ
Ｏ出力をキャリアとして検波回路２でＡＭ検波される。
Ｏ出力をキャリアとして検波回路２でＡＭ検波される。
【００１６】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、キードＰＬ
Ｌ動作を行う第１位相ロックループの他に平均値ＰＬＬ
動作を行う第２位相ロックループを設けることにより、
キーパルス時のＡＭ変調信号の波形の影響を受けること
なく第２ＶＣＯの周波数制御を行うことができるため正
確なＡＭ復調が行える。
Ｌ動作を行う第１位相ロックループの他に平均値ＰＬＬ
動作を行う第２位相ロックループを設けることにより、
キーパルス時のＡＭ変調信号の波形の影響を受けること
なく第２ＶＣＯの周波数制御を行うことができるため正
確なＡＭ復調が行える。
【図１】本発明の一実施例におけるＡＭ復調器のブロッ
ク図を示す。
ク図を示す。
【図２】従来のＡＭ復調器をブロック図を示す。
【図３】異なる従来のＡＭ復調器をブロック図を示す。
【図４】従来のキードＰＬＬ同期検波方式の動作波形図
である。
である。
【図５】従来のＶＣＯの周波数スペクトラムを示す図で
ある。
ある。
２ 検波回路 ９ 第１位相ロックループ ９１ キーパルス発生回路 ９２ 第１位相比較器 ９３ スイッチ ９４ 第１ループフィルタ ９５ 第１ＶＣＯ １０ 第２位相ロックループ １０１ 第２位相比較器 １０２ 第２ループフィルタ １０３ 第２ＶＣＯ
Claims (1)
- 【請求項１】 ＡＭ変調により伝送されたテレビジョン
信号を位相ロックループにより再生されたキャリアを使
用して復調するＡＭ復調器において、 第１ＶＣＯと、この第１ＶＣＯ出力及びＡＭ変調信号を
入力とする第１位相比較器と、この第１位相比較器出力
を平滑して前記第１ＶＣＯへ供給する第１ループフィル
タと、前記第１位相比較器出力を所定周期のキーパルス
期間のみ前記第１ループフィルタへ供給するスイッチ手
段とからなる第１位相ロックループと、 第２ＶＣＯと、この第２ＶＣＯ出力及び前記第１ＶＣＯ
出力を入力とする第２位相比較器と、この第２位相比較
器出力を平滑して前記第２ＶＣＯへ供給する第２ループ
フィルタとからなる第２位相ロックループと、 前記第２ＶＣＯ出力を使用して前記ＡＭ変調信号をＡＭ
検波する検波回路とからなり、 前記第２ループフィルタの時定数を前記第１ループフィ
ルタの時定数よりも長く設定してなるＡＭ復調器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21056193A JPH0767050A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | Ａｍ復調器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21056193A JPH0767050A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | Ａｍ復調器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767050A true JPH0767050A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16591363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21056193A Pending JPH0767050A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | Ａｍ復調器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767050A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6803815B1 (en) | 2002-04-05 | 2004-10-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Amplitude modulation demodulation circuit |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP21056193A patent/JPH0767050A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6803815B1 (en) | 2002-04-05 | 2004-10-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Amplitude modulation demodulation circuit |
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