JP2975807B2 - Vtrの映像信号処理回路 - Google Patents

Vtrの映像信号処理回路

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JP2975807B2 JP5127358A JP12735893A JP2975807B2 JP 2975807 B2 JP2975807 B2 JP 2975807B2 JP 5127358 A JP5127358 A JP 5127358A JP 12735893 A JP12735893 A JP 12735893A JP 2975807 B2 JP2975807 B2 JP 2975807B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTRの再生映像信号
からの水平同期信号を連続的に発生させるVTRの映像
信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRの再生回路では、再生輝度信号中
から水平同期信号を分離し、該水平同期信号を色信号の
再生時の位相推移回路や、NTSC方式の映像信号をP
AL方式の映像信号に変換(PAL方式のVTRでNT
SC方式の信号を再生する。)する際のトリガ信号とし
て利用している。その際、単に分離された水平同期信号
では、欠落等に対して安定性がないため、PLL回路を
前記水平同期信号にロックさせ、前記PLL回路の出力
信号を水平同期信号として利用している。
【0003】図2は、そのようなPLL回路を示すブロ
ック図で、端子(1)からの再生輝度信号は、同期分離
回路(2)で、複合同期信号が分離される。分離された
複合同期信号は、等化パルス除去回路(3)で、等化パ
ルス等の不要な成分が除去され、水平同期信号周波数
(fH=15.734KHz)の連続した信号が、波形
整形回路(4)に印加される。波形整形回路(4)で
は、入力信号のパルス幅が一定となるように、波形整形
が行なわれる。その結果、パルス幅が一定の水平同期信
号が、位相比較器として動作するアンドゲート(5)に
印加される。一方、320fHの周波数で発振するVC
O(6)の発振出力信号は、スイッチ(7)を介して分
周回路(8)で1/300分周され、分周された信号が
アンドゲート(5)に印加される。尚、分周回路(8)
は、カウントアップ後、自動的に初期値に戻る。
【0004】今、波形整形回路(4)の出力信号を図3
(イ)、分周回路(8)の出力信号を図3(ロ)とし、
両信号の位相が一致していたとする。すると、アンドゲ
ート(5)の出力端には図3(ハ)の信号が発生し、該
信号の「H」レベル期間、スイッチ(7)を開く。する
と、VCO(6)から分周回路(8)へのクロック信号
の供給が停止し、分周回路(8)は、その期間中(20
クロック期間)動作を停止する。このように分周回路
(8)は、カウント動作停止時間を有し、その時間を変
化させることにより、水平同期信号の位相にロックす
る。例えば、初期状態において、分周回路(8)の出力
信号が図3(ニ)の如き状態であり、時刻t 1におい
て、ロック状態から30クロック分、前に進んでいたと
する。すると、分周回路(8)は、初期値から30クロ
ック計数した後、図3(ホ)のアンドゲート(5)出力
によりカウント停止状態となり、時刻t2から再びカウ
ントを再開し、時刻t3で300クロックカウントし
て、初期値に戻る。この為、分周回路(8)の動作停止
期間が、ロック時より20クロック分長くなり、図3
(ニ)の信号の時刻t3後の位相進み量は、10クロッ
クに低下する。すると、次に分周回路(8)は、290
クロックで初期値に戻り、更に位相進み量が小さくな
る。そして、その次の位相比較時には位相がロックす
る。
【0005】従って、分周回路(8)の出力信号位相
は、水平同期信号位相にロックし、端子(9)から所望
のパルス幅の水平同期信号が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2の回路において、
波形整形回路(4)からアンドゲート(5)に印加され
る水平同期信号が欠落すると、アンドゲート(5)の出
力信号が発生せずスイッチ(7)が閉じたままとなる。
前記信号の欠落が数回程度であるならば、問題とならな
いが、VTRのサーチ再生時のノイズバー期間のように
長い時間に渡り、続くと再生される映像信号の画質が低
下するという問題がある。スイッチ(7)が閉じたまま
であると、分周回路(8)の出力信号位相は、1水平周
期毎に20クロックづつずれることになる。この状態に
なると、前述の位相推移回路の位相ローテーションの切
換わりタイミングがずれてしまい再生色信号を正しく位
相復元できなくなるなどの問題が生ずる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点に鑑み
成されたもので、水平同期信号周波数のn倍(nは自然
)の周波数で発振するVCOと、該VCOの発振出力
信号を1/nの分周比で分周する第1の分周器と1/m
(mはnより小さい自然数)の分周比で分周する第2の
分周器とを有し第1のスイッチによって分周比を切換え
ることが可能な可変分周回路と、VTRの再生映像信号
中の水平同期信号と前記可変分周回路の分周出力信号と
の位相比較を行う位相比較回路と、前記VCOと前記可
変分周回路との間に接続され前記位相比較回路の出力信
号に応じて開閉する第2のスイッチと、VTRの再生映
像信号が欠落していることを検出するドロップアウト検
出回路と、を有し、前記ドロップアウト検出回路の検出
出力に応じて、ドロップアウトを検出しない場合には、
前記可変分周回路の分周比が1/mとなるように第1の
スイッチを切換え、ドロップアウトを検出した場合に
は、前記可変分周回路の分周比が1/nとなるように第
1のスイッチを切換える共に、前記第2のスイッチを強
制的に閉じることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に依れば、映像信号のドロップアウトを
検出すると、その検出出力信号に応じて、可変分周回路
の分周数を切換えて、本来の水平同期信号周波数の信号
を可変分周回路から発生させている。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す回路図で、
(10)はVTRの映像信号の再生ヘッド、(11)は
HPF(12)により抽出された輝度信号を復調等の処
理する輝度信号処理回路、(13)はLPF(14)に
より抽出された色信号を元の周波数(NTSC方式であ
れば、3.58MHz)に変換するメインコンバータ、
(15)は復調処理された輝度信号と色信号を混合し、
端子(16)に映像信号を発生する混合回路、(17)
は再生ヘッド(10)からの映像信号が欠落したことを
検出するドロップアウト検出回路、(18)は該ドロッ
プアウト検出回路(17)の出力信号を積分する積分回
路、(19)は、1/300分周器(20)、1/32
0分周器(21)、及びスイッチ(22)を有する可変
分周回路、(23)は、波形整形回路(4)からの水平
同期信号と可変分周回路(19)の分周出力信号との位
相比較を行なうと共に積分回路(18)の出力信号に応
じて、スイッチ(7)を強制的に閉じるアンドゲートで
ある。
【0010】尚、図1において、図2と同一の回路素子
については同一の符号を付し、説明を省略する。図1に
おいて、VTRの再生時には再生ヘッド(10)からの
映像信号からHPF(12)により輝度信号が抽出さ
れ、該輝度信号が輝度信号処理回路(11)において処
理され同期分離回路(2)に印加される。
【0011】一方、LPF(14)で抽出された周波数
約629KHzの色信号は、メインコンバータ(13)
で周波数が3.58MHzに変換される。発振器(2
4)は、再生時の色信号位相の基準となるもので、NT
SC方式であれば約3.58MHzの周波数で発振し、
APC(自動位相制御)回路(25)において、再生バ
ースト信号と位相比較される。そして、APC回路(2
5)から発生する位相比較エラー電圧は、VCO(6)
の発振周波数を制御する。VCO(6)の発振出力信号
である周波数320fHの信号は、位相推移回路(2
6)において1/8に分周されると同時に位相復元の為
に1H(Hは1水平同期信号周期)毎に位相が90度づ
つ変化させられる。その結果、周波数40fH(約62
9KHz)の信号がサブコンバータ(27)に印加さ
れ、発振器(24)からの周波数3.58MHzの信号
と掛算され、和の周波数約4.21MHzの信号がメイ
ンコンバータ(13)に印加される。従って、メインコ
ンバータ(13)から、周波数変換された3.58MH
zの色信号が発生し、混合回路(15)において輝度信
号と混合され、再生された映像信号が端子(16)に発
生する。
【0012】図1において、再生映像信号の欠落がない
時にはドロップアウト検出回路(17)の出力は「L」
レベルを保ち、積分回路(18)の出力も「L」を保
つ。すると、可変分周回路(19)内のスイッチ(2
2)は、図示の如く切換わっている。又、積分回路(1
8)は、アンドゲート(23)の位相比較動作に影響を
与えない状態となっている。
【0013】従って、この状態では、図1の回路は、図
3の波形図の如き動作を行なっている。次に、再生映像
信号の欠落が続いた場合を図4を参照しながら説明す
る。等化パルス除去回路(3)の出力信号として図4
(a)に示す如き、2発目から信号が欠落してしまった
ものが発生したとすると、波形整形回路(4)の出力信
号として図4(b)が発生する。図4(a)の信号の時
刻t10及びt11に発生したノイズに応答して図4(b)
には、誤まった同期信号が発生してしまう。図4(c)
は、可変分周回路(19)の出力信号を示すもので、図
4(b)の信号にロックしている。図4(d)は、アン
ドゲート(23)の出力信号を示すもので「H」レベル
の出力によりスイッチ(7)を開放する。図4(e)
は、ドロップアウト検出回路(17)の出力信号を示す
もので、時刻t12に、図4(a)の水平同期信号の欠落
の原因となるドロップアウトを検出する。すると、図4
(e)の信号は、充電時定数が短かい積分回路(18)
で積分され、図4(f)の如くなる。すると、図4
(f)の信号に応じてスイッチ(22)が、図示と逆に
切換わりVCO(6)の出力信号は、1/320分周回
路(21)で1/320分周され、周波数がfHとな
る。一方、図4(f)の信号に応じて、アンドゲート
(23)の出力は、位相比較結果に拘わらず「L」レベ
ルとなりスイッチ(7)を閉じる。その為、図4(a)
の時刻t11に発生するノイズを起因としたパルスによる
位相比較結果がアンドゲート(23)から出力されるこ
とはない。水平同期信号が連続して欠落するような場合
には、ノイズの混入が多くなる。そこで、可変分周回路
(19)が安定に周波数fHの信号を発生できるよう
に、スイッチ(7)を閉成している。
【0014】従って、図1の回路に依れば、再生映像信
号のドロップアウトが生じても、図4(g)に示す如
き、周波数fHの信号を得ることができ、端子(9)か
ら位相推移回路(26)に印加できる。図4(g)の信
号は、図4(c)の信号より位相が20クロック分早い
ものであり、1/300分周回路(20)及び1/32
0分周回路(21)のいずれからも容易に得ることがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上に述べた如く、本発明に依れば、V
TRの再生時にドロップアウトが発生しても、正しい位
相の水平同期信号を連続して発生させることができるV
TRの映像信号処理回路を提供できる。その為、VTR
のサーチ再生を行なっても画質の劣化を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のVTRの映像信号処理回路を
示すブロック図である。
【図2】図2は、従来のVTRの映像信号処理回路を示
すブロック図である。
【図3】図3は、図2の説明に供する為の波形図であ
る。
【図4】図4は、図1の説明に供する為の波形図であ
る。
【符号の説明】
(6) VCO (7) スイッチ (17) ドロップアウト検出回路 (19) 可変分周回路 (23) アンドゲート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平同期信号周波数のn倍(nは自然数
    の周波数で発振するVCOと、該VCOの発振出力信号
    を1/nの分周比で分周する第1の分周器と1/m(m
    はnより小さい自然数)の分周比で分周する第2の分周
    器とを有し第1のスイッチによって分周比を切換えるこ
    とが可能な可変分周回路と、VTRの再生映像信号中の
    水平同期信号と前記可変分周回路の分周出力信号との位
    相比較を行う位相比較回路と、前記VCOと前記可変分
    周回路との間に接続され前記位相比較回路の出力信号に
    応じて開閉する第2のスイッチと、VTRの再生映像信
    号が欠落していることを検出するドロップアウト検出回
    路と、を有し、前記ドロップアウト検出回路の検出出力
    に応じて、ドロップアウトを検出しない場合には、前記
    可変分周回路の分周比が1/mとなるように第1のスイ
    ッチを切換え、ドロップアウトを検出した場合には、前
    記可変分周回路の分周比が1/nとなるように第1のス
    イッチを切換える共に、前記第2のスイッチを強制的に
    閉じることを特徴とするVTRの映像信号処理回路。
  2. 【請求項2】前記ドロップアウト検出回路の検出出力信
    号を積分する積分回路を備え、該積分回路の出力信号に
    応じて前記第1のスイッチを切換えると共に前記第2の
    スイッチを強制的に閉じることを特徴とする請求項1記
    載のVTRの映像信号処理回路。
  3. 【請求項3】前記位相比較回路はアンドゲートで構成さ
    れ、前記積分回路の出力信号を該アンドゲートに入力し
    たことを特徴とする請求項2記載のVTRの映像信号処
    理回路。
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