JPH0766350A - 半導体装置用リードフレーム - Google Patents

半導体装置用リードフレーム

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Publication number
JPH0766350A
JPH0766350A JP23085393A JP23085393A JPH0766350A JP H0766350 A JPH0766350 A JP H0766350A JP 23085393 A JP23085393 A JP 23085393A JP 23085393 A JP23085393 A JP 23085393A JP H0766350 A JPH0766350 A JP H0766350A
Authority
JP
Japan
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lead
lead frame
semiconductor device
frame
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP23085393A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsufusa Fujita
勝房 藤田
Katsuichiro Kobayashi
勝一郎 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui High Tec Inc
Original Assignee
Mitsui High Tec Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui High Tec Inc filed Critical Mitsui High Tec Inc
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Publication of JPH0766350A publication Critical patent/JPH0766350A/ja
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置用リードフレームの端子リードを
連続支持し、且つ、樹脂の流出を防ぐ従来のダムバーと
同一機能を必要とする部分に、別体の光硬化性のドライ
フィルムレジストの枠体を用いた経済的且つ高品質の半
導体装置用リードフレームを提供することにある。 【構成】 本発明は、半導体装置用リードフレーム10
の各端子リード16の上面と下面のいずれか一方又は両
方の少なくとも一ヶ所に凹形状の溝17を設け、該溝1
7を含む所定の領域の上面側と下面側に、前記端子リー
ド16を連結挟持するように前記溝17内にレジンが充
填されるように枠状に粘着した別体の光硬化性のドライ
フィルムレジストの枠体18を配置した構成としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置用リードフ
レームに係る、特に、内部リードと外部リードとを備え
た複数の端子リード間を相互に固定すると共に、封止樹
脂の流出を防止するダムバーに別体のドライフィルムレ
ジストの枠体を用いた半導体装置用リードフレームに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置に用いるQFP型のリ
ードフレーム10は、図4,5において、金属条材から
不要部分を順次除去して、中央部に半導体素子を搭載す
る素子搭載パット11と、該パット11に図示しない半
導体素子を搭載し、該素子の電極パットと金属細線を介
して接続するためのワイヤボンディング領域12を備え
た内部リード13と、図示しない配線基板の接続端子と
接続するための接続領域14を備えた外部リード15と
で構成された複数の端子リード16とを具備し、半導体
素子などを封止する樹脂材の流出を防止し、且つ、前記
各端子リード16のリード間を連接支持するダムバー1
9を抜き残した構成となっている。
【0003】しかしながら、上記のように構成されたリ
ードフレームを用いて半導体装置を組み立てる場合に
は、図示しない半導体素子の電極パットと内部リード1
3とを金属細線で結線して導通回路の形成を行い、前記
内部リード13の一部と半導体素子とを樹脂封止して
後、前記リードフレーム10の外枠を除去して外部リー
ド15の前記接続領域14を分離すると共に、端子リー
ド16間に抜き残した前記ダムバー19を図示しない金
型装置を用いて打ち抜き除去して端子リード16をここ
に分離独立させる必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近来、半導体装置の高
密度実装化の進展にともない、これに用いるリードフレ
ームの端子リードを構成する内部リードは年々微細化さ
れ、更に、外部リードのピッチが0.5〜0.3mmと狭
くなり、それに伴い外部リード間の間隔も0.25〜
0.15mmと狭くなる傾向にある。
【0005】従って、前記リードフレームを用いて半導
体装置を組み立てる場合には、前記ダムバー19を打ち
抜き除去する工程を必要とすると共に、前記端子リード
16間の狭い前記ダムバー19に合わせて数種の高精度
の金型を用意する必要があり、作業性及び生産性を低下
させるなどの問題があった。
【0006】更に、樹脂封止を行う際に生じるリードフ
レーム10の収縮などの変形によって端子リード16に
位置ズレが生じる、その結果として前記ダムバー19の
打ち抜き除去を行うと前記端子リード16の縁部に打ち
抜きバリや微細なヒゲ及び変形が発生して外観及び端子
リード16のリード間が短絡するなど半導体装置の品質
を低下させる問題があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記の実情に鑑みてなされた
もので、前記端子リードを連接支持し、且つ、樹脂の流
出を防ぐ従来の前記ダムバー19と同一機能を必要とす
る部分に別体の光硬化性のドライフィルムレジストの枠
体を用いた経済的且つ高品質な半導体装置用リードフレ
ームを提供することにある。
【0008】
【問題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の半導体装置用リードフレームは、半導体素子搭載
部分を取り囲むように放射状に延びる内部リードと外部
リードとで構成された複数の端子リードを相互に連結支
持すると共に、封止樹脂の流出を防ぐためのダムバー部
を備えた半導体装置用リードフレームにあって、前記ダ
ムバー部が、各端子リードの上面と下面のいずれか一方
又は両方の少なくとも一ヶ所に凹形状の溝を設け、該溝
を含む所定の領域の上面側と下面側に前記端子リードを
連結挟持するように枠状に粘着した別体の光硬化性のド
ライフィルムレジストの枠体を配置した構成としてい
る。
【0009】また、請求項2記載の半導体装置用リード
フレームは、請求項1記載の半導体装置用リードフレー
ムにあっては、前記端子リードの上面側と下面側に形成
された前記凹形状の溝が相互に位置ずれさせて成形され
た構成としている。
【0010】さらに、請求項3記載の半導体装置用リー
ドフレームは、請求項1,2記載の半導体装置用リード
フレームにあっては、前記ドライフィルムレジストの枠
体が、少なくともその一部が樹脂封止領域内に位置する
ように樹脂封止領域に沿って配置された構成としてい
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の半導体装置用リードフレームに
あっては、別体の光硬化性のドライフィルムレジストを
用いて枠状に粘着して構成されているから、従来技術で
必要としたダムバーを除去する工程を必要としなくなる
と共に、前記ダムバーを切断除去の際に生じる打ち抜き
バリや微細なヒゲ及び端子リードの変形を防ぐことがで
きる。さらに、前記ドライフィルムレジストの枠体の領
域内の端子リードの上面側と下面側のいずれか一方又は
両方に凹形状の溝が設けられており、該溝にドライフィ
ルムレジストが充填されておるので、樹脂封止の際に、
端子リードを押圧する樹脂封止金型によって、端子リー
ドの表面のドライフィルムレジストの枠体が部分的に切
断されても端子間のドライフィルムレジストの相互を連
結する枠体を維持することができる。
【0012】また、請求項2記載の半導体装置用リード
フレームにあっては、前記端子リードの上面側と下面側
との前記溝が相互に位置ズレして設けているので、同一
位置に形成される溝よりも深く形成できると共に、ドラ
イフィルムレジストの枠体の連結を著しく強化すること
ができる。
【0013】また、請求項3記載の半導体装置用リード
フレームにあっては、少なくとも前記ドライフィルムレ
ジストの枠体の一部が樹脂封止領域内に位置するように
配置されているから、樹脂封止を行う際に、樹脂封止用
金型と端子リード表面の密着性が著しく向上すると共
に、端子リード間の樹脂漏れを防止することができる。
【0014】
【実施例】上記構成及び作用を有する本発明の一実施例
について、添付した図面に基づき詳細に説明する。
【0015】ここで、図1は本発明の一実施例の半導体
装置用リードフレームの平面図、図2は本発明に用いた
ドライフィルムレジストの枠体の連接状態を示す要部断
面図、図3は他の実施例を示す要部断面図である。
【0016】まず、図1に示す半導体装置用リードフレ
ーム10は、銅系又は鉄系の金属条材からエッチング加
工法によって、中央部に半導体素子を搭載する素子搭載
パット11と、ワイヤボンデング領域12を備えた内部
リード13と外部配線基板に接続する接続領域14を備
えた外部リード15とを備えた複数の端子リード16
と、該端子リード16の上面と下面に凹形状の溝17を
設け、該溝17を含む前記端子リード16の所定の領域
の上面側と下面側に前記端子16を連結挟持すると共
に、半導体素子などを封止する樹脂の流出を防止する枠
状に粘着した別体の光硬化性のドライフィルムレジスト
の枠体18を設けて構成されている。
【0017】この場合、前記ドライフィルムレジストの
枠体18は、その一部が樹脂封止領域内に位置するよう
に樹脂封止領域Aに沿って、前記端子リード16の板厚
とほぼ同じか、もしくは該端子リード16の表面を薄く
覆う厚みとなるように端子リード16の上、下面側か
ら、前記端子リード16を挟むように、上面と下面の溝
17及びリード16間に前記レジストを充填して強固に
枠状に粘着配置されている。
【0018】このように構成されたリードフレーム10
によれば、前記端子リード16が互いにずれることなく
所定寸法を保持すると共に、樹脂封止の際に、樹脂封止
の流出を防止することができる。 さらに、従来技術の
ように、ダムバー19を除去する工程を必要としなくな
る。
【0019】なほ、この半導体装置用リードフレーム1
0の所要の形状を形成する形状加工は、プレス加工法を
用いてもよい。また、ドライフィルムレジストの枠体1
8を樹脂封止領域内に複数ヶ所設けるようにしてもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の半導
体装置用リードフレームを用いると、従来技術で必要と
したダムバーを除去する工程を必要としなくなると共
に、ダムバーの切断除去の際に生じる打ち抜きバリやヒ
ゲの発生及び端子リードの変形を防止できるから、半導
体装置の組立が簡素化され、生産性及び品質が著しく向
上すると共に、経済的且つ信頼性の高い半導体装置用リ
ードフレームを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置用リードフレームの一実施
例を示す平面図である。
【図2】本発明の半導体装置用リードフレームの一実施
例を示す要部断面図である。
【図3】本発明の半導体装置用リードフレームの他の実
施例を示す要部断面図である。
【図4】従来の半導体装置用リードフレームを示す平面
図である。
【図5】従来の半導体装置用リードフレームを示す要部
断面図である。
【符号の説明】
10 半導体装置用リードフレーム 11 素子搭載パット 12 ワイヤボンディング領域 13 内部リード 14 外部端子接続領域 15 外部リード 16 端子リード 17 凹形状の溝 18 ドライフィルムレジストの枠体 19 ダムバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子搭載部分を取り囲むように放
    射状に延びる内部リードと外部リードとで構成された複
    数の端子リードを相互に連結支持すると共に、封止樹脂
    の流出を防ぐためのダムバー部を備えた半導体装置用リ
    ードフレームにあって、 前記ダムバー部が、各端子リードの上面と下面のいずれ
    か一方又は両方の少なくとも一ヶ所に凹形状の溝を設
    け、該溝を含む所定の領域の上面側と下面側に前記端子
    リードを連結挟持するように枠状に粘着した別体の光硬
    化性のドライフィルムレジストの枠体であることを特徴
    とする半導体装置用リードフレーム。
  2. 【請求項2】 前記端子リードの上面側と下面側に形成
    された前記凹形状の溝が相互に位置ずれさせて成形され
    ていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置用リ
    ードフレーム。
  3. 【請求項3】 前記ドライフィルムレジストの枠体は、
    少なくともその一部が樹脂封止領域内に位置するように
    樹脂封止領域に沿って配置されていることを特徴とする
    請求項1、2記載の半導体装置用リードフレーム。
JP23085393A 1993-08-23 1993-08-23 半導体装置用リードフレーム Pending JPH0766350A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08330502A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Nec Kyushu Ltd 半導体装置用リードフレームおよびその製造方法
US6127206A (en) * 1997-03-24 2000-10-03 Seiko Epson Corporation Semiconductor device substrate, lead frame, semiconductor device and method of making the same, circuit board, and electronic apparatus
CN107993942A (zh) * 2017-11-24 2018-05-04 中山复盛机电有限公司 引线框架的制造工艺

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08330502A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Nec Kyushu Ltd 半導体装置用リードフレームおよびその製造方法
US6127206A (en) * 1997-03-24 2000-10-03 Seiko Epson Corporation Semiconductor device substrate, lead frame, semiconductor device and method of making the same, circuit board, and electronic apparatus
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