JPH076401U - 建設現場用防護パネルの昇降装置 - Google Patents

建設現場用防護パネルの昇降装置

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JPH076401U
JPH076401U JP4050693U JP4050693U JPH076401U JP H076401 U JPH076401 U JP H076401U JP 4050693 U JP4050693 U JP 4050693U JP 4050693 U JP4050693 U JP 4050693U JP H076401 U JPH076401 U JP H076401U
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groove
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JP4050693U
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明男 大谷地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置スペースを最小に抑えると共に、昇降装
置の設置作業を簡易迅速に行えるようにする。 【構成】 足場枠1間に上レール2及び下レール3を平
行に渡し、上下の各レール間に台座15の台座本体16
を移動自在に設け、台座本体の側面に支柱22を設けて
いる台座基体17を突出させ、ウインチ31によって支
柱22に沿って昇降可能であるパネル押上げ体26のキ
ャリッジ27を設け、このキャリッジの先端で直交する
押上げ本体28を接続し、上レールには、防護パネルを
その長さ方向に案内する溝2bを設け、押上げ体の両側
に溝2b内で防護パネルを持上げる押上げ部29を取付
けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、建設工事現場において用いる防護パネルをガイドレールに設置す る際に利用される防護パネルの昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の建設現場用防護パネルをガイドレールに設置するための方法及び装置と して、例えば特公平3−5470号公報に記載されているものが知られている。 この公報に開示されている方法及び装置によれば、ガイドレールはH型鋼材で形 成されており、そのフランジの背面に固着されたクランプを介してパイプからな る足場枠に固定して取付けられる。ガイドレールのウエブを挾んで両側のフラン ジによって形成されるパネル挿入溝の幅は防護パネルの厚さとほぼ等しく形成さ れており、このパネル挿入溝内に防護パネルの端部が挿入される。防護パネルを 掛止める掛止爪が、ガイドレールの下端部の背面に固着したコ字状のブラケット の側板に軸を介して回転自在に取付けられている。掛止爪は、その先端がスプリ ングのばね力で常に上記パネル挿入溝側に付勢されている。
【0003】 足場枠の側方には、上記ガイドレールへ防護パネルを押上げながら順次挿入す るための防護パネルの昇降装置を設けてある。この防護パネルの昇降装置におい て、足場枠には上記ガイドレールと直角に溝形のスライド枠をその背面に取付け てあるクランプを介して設置してある。足場枠の側方に案内レールを設けている 。この案内レールは、内側レールと外側レールとを内外の両レール間に補助枠を 介して平行に配置しているものである。内側のレールはこのレールと同一レベル の連結枠の端部に設けたクランプを介して足場枠に連結されている。このように 案内レールは、スライド枠の側方に配置されている。また内外両側のレール上を モータによって移動する台車を設け、台車上に起立した支柱を上記モータによっ て昇降する昇降部材を設け、この昇降部材の昇降横材を、上記スライド枠内に挿 入させて、防護パネルを押上げるものである。
【0004】 防護パネルを設置するには、予め防護パネルの横幅とほぼ等しい間隔に配置し た各足場枠にガイドレールを取付けると共にスライド枠を取付けておき、スライ ド枠内に防護パネルを挿入案内してから、昇降装置を作動させて、昇降横材で防 護パネルを上昇させ、ガイドレールの下端の解放されている開口部から防護パネ ルをガイドレール間に順次挿入し、防護パネルの端部をパネル挿入溝に嵌挿する ものである。この防護パネルの設置時において、ガイドレールに順次挿入される 防護パネルの押圧で掛止爪の先端側が、スプリングのばね力に抗して押し上げら れて防護パネルが通過すると、ばね力により自然落下してストッパピン上に停止 し、この掛止爪上に防護パネルが受止められ、防護パネルは保持される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の防護パネルの昇降装置によれば、内外両側のレール及び補助枠からなる 案内レールを足場枠に取付けたスライド枠の側方に配設したものであり、そして 内側のレールを連結枠を介して足場枠に固着する構成であるので、足場枠の側方 に少なくとも連結枠分の設置スペースがとられ、建設現場の状況により隣接地な どの関係で作業スペースを得られない問題がある。また足場枠から分離して案内 レールを設けるために案内レールの水平度を出すために時間がかかり、昇降装置 の設置作業に手間がかかっていた。 この考案の目的は、設置スペースを最小に抑えて、足場枠と隣接地との間のス ペースが狭い場合でも昇降装置の設置を可能にすることにある。この考案の他の 目的は、昇降装置の設置作業を簡易迅速に行えるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、隣り合って起立している足場枠間に上下に平行に渡し、足場枠に 取付けてある上レール及び下レールと、上下の各レールに沿って移動自在であっ て、支柱を設けてある台座と、上記支柱に沿って昇降可能に設けてあるパネル押 上げ体と、このパネル押上げ体を昇降させるための駆動装置とを具備しているも のである。上記上レールには、防護パネルをその長さ方向に案内する溝を設けて ある。上記台座は、上下の両レール間に配置され、下レール上を移動可能に設け てある台座本体と、この台座本体の側方に設けてある台座基体とを備えており、 上記支柱は、上記台座本体から起立されている。上記パネル押上げ体は、上記支 柱を案内として駆動装置の駆動によって昇降可能に設けてあるキャリッジと、上 記キャリッジに接続されており、上記防護パネルを持上げる押上げ部を備えてい る押上げ本体とを備えている。上記押上げ部は、上記上レールの上記溝内にこの 溝の長さ方向と交差する方向に位置可能である。
【0007】
【作用】
防護パネルは、上レールの溝内を防護パネルの設置位置まで移動させて、この 位置でパネル押上げ体の押上げ部によって持上げられる。
【0008】
【実施例】
以下この考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1に示すように、パイプからなる足場枠1は防護パネルP(図3)の横幅と ほぼ等しい間隔を置いて立設されている。足場枠1の下部間の上下には互いに平 行に上レール2及び下レール3を渡してあり、上下両レールは足場枠の外側部に 取付けられている。
【0009】 ここで上レール2を図1〜図5に基づいて説明する。 上レール2は、ほぼH型の鋼型材によって形成されており、中央のウエブ2a を挟んで上下両側にウエブを底部とする溝2b,2cをそれぞれ設けてある。上 側の溝2b内には、防護パネルPの端部が移動可能に挿入される。図1〜図3に 示すように上レール2の長さ方向の両側には、ウエブ2a及び一方のフランジ2 dを切欠いて形成した切欠部2hを設けてある。切欠部2hを通じて後述する押 上げ部29が溝2b内に挿入される。
【0010】 各溝2b,2cを挾んで対向する左右両側のフランジ2d、2eの一方(図3 及び図5左方)のフランジ2eの内側に溝2bを移動する防護パネルPのガタ付 きを防止するためのパネル押圧装置4を設けてある。 上記パネル押圧装置を図3〜図5を参照して説明する。 溝2b,2cの内側には、ウエブ2aの左端部及びフランジ2eの幅方向の端 部に上レール2の長さ方向に沿って全長にわたって取付け溝2f,2fを対向位 置関係に設けてある。長尺状であって断面コ字状の押圧体5を左側のフランジ2 e上に配置してあり、押圧体の両側縁部は取付け溝2fに移動可能に係合されて いる。押圧体5は、その背面側にボルト6で固定してある押圧ばね(図示の例で はスプリング板)7のばね力によって常にその幅方向の両端部が取付け溝2fに 係合支持されていると共に、上レール2に位置保持されている。スプリング板7 のばね力は、溝2b内に挿入される防護パネルPの端部を常に右側のフランジ2 d側へ適度の圧力で押圧でき、かつ、溝2bに沿う方向への防護パネルPの移動 が可能なものに設定されている。
【0011】 また上レール2の長さ方向の両端部に、図3及び図6に示すようにレール連結 体8(8a、8b、8c、8d)をボルト9によって取付けてある。 レール連結体8は、長い第1連結体8a及び第3連結体8cと、これらの連結 体に比較して短い第2及び第4連結体8b、8dとからなる。図6の左側の上レ ール2の端部において、ウエブ2aを挟んで一方(図上方)の溝2b側に位置し ている第1連結体8aは、上レールの端部より所定距離Dだけ突出されている。 また他方の溝2c側に位置している第2連結体8bは、上レール端部より所定距 離D1だけ後退して取付けられており、後退距離D1は第1連結体8aの突出距 離Dに相当している。第2連結体8bは、上レール2の端部より後退して位置し ていることから、その前方に係止部10が形成されている。図6の右側の上レー ル2の端部における第3連結体8cの取付け状態は第1連結体8aに、第4連結 体8dの取付け状態は第1連結体8bにそれぞれ対応しており、第4連結体の後 退距離D2 は第2連結体の後退距離D1 に、第3の連結体8cの突出距離D3 は 第1連結体の突出距離Dにそれぞれに相当している。10aは係止部である。 また第1乃至第4連結体8a〜8dは、圧着体5が上レール2の長さ方向の端部 から外側へ脱落することを防ぐストッパの機能をも備えている。
【0012】 上レール2には、足場枠1へのレール取付け装置13を設けてある。すなわち 、図1〜図2及び図4〜図5に示すようにフランジ2eには、圧着体5を保持し ている側とは反対の外側(足場枠1に面している上レール2の取付け面側)の両 端に一対のガイド溝2g,2gを上レール全長にわたって形成してある。ガイド 溝2gには、フランジ2eの外側において、断面溝形のスライド体11の両側辺 が係合されており、スライド体はガイド溝を案内としてフランジ2eに沿って移 動可能に取付けられている。スライド体11には、上レール2を足場枠1に取付 けるための取付け体であるクランプ12をスリーブ12aを回転中心として取付 けてあり、このクランプは自在クランプである。スライド体11の両端には固定 ねじ14,14を取付けてあり、各固定ねじはスライド体11をフランジ2eに 固定するためのものである。スライド体11をフランジ2e上を適宜スライド移 動させて、任意の位置で止めて、固定ねじ14を締め付け、固定ねじの先端をフ ランジに押圧することによりスライド体11の位置が固定される。 下レール3の構成は、上述した切欠部2h及び押圧装置4を備えていない点を 除いて上レール2のそれと同一である。図1及び図2において、3aはウエブ、 3b及び3cは溝、3d及び3eはフランジである。下レール3におけるレール 取付け装置は、上レール2のそれと同一であるため、符号を上レールのレール取 付け装置に一致させている。
【0013】 また図1及び図2に示すように、上下各レール2,3に沿って移動自在の台座 15を設けてある。台座15は、平面T形に形成され、台座本体16とこの台座 本体の側面から突設してある台座基体17とから構成されているものである。台 座本体16は横長状のものであって、上レール2と下レール3との間に配置され ている。台座本体16の下部両端側にキャスタ18を設けてあり、各キャスタ1 8は下レール3の溝3bの内底部を構成しているウエブ3aの上面を転動自在で ある。また台座本体16の上面の両端側に取付け枠19を介してローラ20を回 転可能に取付けてあり、このローラはキャスタ18と上下で対向している。ロー ラ20は上レール2の溝2c内面を転動自在である。 したがって台座本体16は上下のレール2,3の溝2c,3bを案内として移 動可能である。 台座基体17は、台座本体16の中間部の側面から足場枠1と反対側に水平に 突出されている。台座基体17の先端下部にジャッキ21を取付けてあり、台座 基体17の高さを調節可能としている。台座基体17には支柱22を起立してあ る。支柱22は1対のコ字状のガイドカバー23,23で構成されており、両ガ イドカバーは開口部を対向させた状態でガイド間隙24をあけて対向位置してい る。両ガイドカバー23の上端の対向間に水平アーム25を台座基体17と平行 に設けてある。 支柱22をガイドとして昇降可能にパネル押上げ体26を設けてある。
【0014】 パネル押上げ体26はキャリッジ27と押上げ本体28とからなる。キャリッ ジ27は台座基体17上に載置可能であって、支柱22と交差する位置に立上が り部27aを設けてある。立上り部27aの両側面及び下部にはガイドローラ2 7bを設けてある。キャリッジ27は、ガイド間隙24に沿って昇降動可能であ る。また、キャリッジ27の一端部は、これを直交するように押上げ本体28が 接続されており、この押上げ本体は上レール2の側方にこの上レールに沿って配 設されている。押上げ本体28の両端側に押上げ部29を取付けてある。押上げ 部29は、押上げ本体28に横方向に移動可能であって、ねじ30によって固定 されている。 押上げ部29は、上レール2に形成された切欠部2hに挿入され、溝2bと直 交状態となり、溝内に位置する防護パネルPを持上げ可能である。
【0015】 水平アーム25の先端部の下部に巻き上げ装置であるウインチ31を取付けて ある。ウインチ31からのチェーン32の下端が下方のキャリッジ27の先端上 部に止め部33に止めてある。ウインチ31を作動させることによって、キャリ ッジ27はガイドローラ29を介し、支柱22を昇降し、このため押上げ本体2 8も昇降する。
【0016】 図2において、42は上レール2の上方の足場枠1に取付けられているガイド レール42であって、このガイドレールは、図8〜図10に示すように上レール 2と実質的に同一構成であって、パネル押圧装置44、レール連結体48及びレ ール取付け装置413をそれぞれ備えている。ただし、ガイドレール42は切欠 部2hを形成していない点では上レール2とその構成が相違している。
【0017】 ガイドレール42の溝42b、42cは防護パネルPの端部が挿入可能である パネル挿入溝となっている。 ガイドレール42を示す図8及び図9において、42aはウエブ、42d及び 42eはフランジ、42fは取付け溝である。押圧体45は、スプリング板47 のばね力によって、上側のフランジ42dへ防護パネルPを圧着して図9鎖線に 示すように防護パネルと上側のフランジ42dとの間に隙間が生じないようにし ている。このため、風などによる防護パネルPの波打ち音や隙間からの騒音、塵 ぱいの侵入などが防止される。46はボルトである。 ガイドレール42の長さ方向の両端部に設けられているレール連結体48(図 8では一端のレール連結体48a,48bのみ図示。)をボルト49によって取 付けてある。 レール取付け装置43を示す図10において、42gはガイド溝、411はス ライド体、412はクランプ、412aはスリーブ、414は固定ねじをそれぞ れ示す。
【0018】 次に上下各レール2,3の足場枠1への取付け、レール相互の接続及びガイド レールへの防護パネルPの設置について説明する。 図2に示すように、クランプ12で上下の各レール2,3を足場枠1に固定す る。この際、スライド体11を移動させて足場枠1にクランプ12が上下の各レ ール2,3を保持できる最適な位置でその移動を止めて、停止位置を固定ねじ1 4を締め付けることにより固定する。 また、長さに応じて上レール2同志を、また下レール3同志を接続する場合、 例えば上レール2を接続する場合には、図7に示すように上レールの一端を隣接 する上レールの一端に対向させると共に、一方の突出しているレール連結体(例 えば第3連結体8c)を係止部(例えば係止部10)に係合させ、他方の係止部 (例えば係止部10a)にレール連結体(例えば第1連結体8a)を係合させ、 その後クランプ12でレールを固定する。 下レール3同志の接続及びその固定も上レール2と同様である。
【0019】 また防護パネルPをガイドレール42を設置するには、隣り合っているガイド レール42間に防護パネルPをパネル押上げ体26を利用して、順次押上げなが ら挿入するのである。 すなわち、まず、ウィンチ31を利用してキャリッジ27を昇降させ、押上げ 本体28を昇降させて、押上げ部29を図2に示す切欠部2hから溝2b内に挿 入し、押上げ部の上面をウエブ2aのレベルに一致するように設定する。ついで 、防護パネルPを上レールの溝2b内をその長さ方向にスライド移動させ、防護 パネルの両端を両ガイドレール42の真下に導く。その後、押上げ本体28を上 昇させると、防護パネルは押上げ部29によって上方に持上げられ、やがてガイ ドレール42間に挿入される。そして防護パネルPの端部はパネル挿入溝、例え ばパネル挿入溝42c内に挿入され、スプリング板47のばね力に抗してパネル 挿入溝に沿って上方に移動する。所定数の防護パネルPが設置されると、足場枠 1に結合部材を介して取付けてある掛止めフックは最下段の防護パネルの縁部を 掛止めるために、防護パネルは保持される。 なお、掛止め状態で、スプリング板47のばね力によって圧着体45は防護パ ネルPをフランジ42d側に押圧するから、防護パネルの端部がフランジ42d の内面に密着してパネルの挿入溝に隙間がなくなる。 防護パネルPの設置時において、掛止めフックは、ガイドレール42に順次挿 入される防護パネルの上動による押し上げ作用で、復帰ばねのばね力に抗して反 時計方向に回転し、防護パネルの上動を妨げない。
【0020】 また防護パネルPの取外し作業を説明する。 まず、作業者が防護パネルの昇降装置を操作して押上げ部29によって、掛止 めフックで掛止された状態にある最下段の防護パネルPを持ち上げて掛止状態を 解除してから、この防護パネルを押上げ部29で支持した状態で押上げ体28を 降下させて、防護パネルを上レール2の溝2bのウエブ2a上に載せて、その後 に、この防護パネルをスライドさせて上レール2外に導びき、最下段の防護パネ ルの回収を終える。 最下段の防護パネルPを降下させた段階で、掛止めフックを元位置に戻すこと により、この掛止めフックで第2段目の防護パネルの上端内側縁部が掛止められ る。 第2段目以上の防護パネルについても上記同様の操作をして、防護パネルの取 外し作業を行う。
【0021】 レール連結体8は必ずしも設けることを要せず、また押圧装置4についても上 レール2に装着することは不可欠なことではない。またジャッキ21にキャスタ を設けても良い。駆動装置は、巻上げ装置に限定されない。 押圧体5,45を交換するには、レール連結体8,48をレール2,42から 外してから、押圧体をレールの端部から抜出し、新なものを取付け溝2f,42 fに差入れ、再びレール連結体を固定する。
【0022】
【考案の効果】
この考案によれば、台座を案内する上下のレールを足場枠に取付ける構成であ り、足場枠の側方にレール設置用のスペースを省略できるので、昇降装置の設置 スペースを最小に押さえることができるから、足場と隣接地が接近しても昇降装 置の設置が可能となる。そして上下レールを足場に取付けることによってレール の水平度を出すことが容易となり、設置作業が簡易迅速に行える。 上下のレールをほぼH形にすれば、構成が簡単なり、そしてこれらのレールに クランプを備えたスライド体を取付ける構成にすれば、足場枠への上下の各レー ルの取付けが簡易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る昇降装置の一実施例を示す一部
切欠斜視図である。
【図2】この考案に係る昇降装置の要部の拡大断面図で
ある。
【図3】上レールの要部を示す拡大斜視図である。
【図4】上レール及びレール取付け装置を示す一部断面
拡大斜視図である。
【図5】上レールの拡大断面図である。
【図6】レール連結体の取付け位置を示す平面図であ
る。
【図7】上レールの連結状態を示す一部断面平面図であ
る。
【図8】ガイドレールを示す一部切欠拡大斜視図であ
る。
【図9】図8に示すガイドレールの拡大断面図である。
【図10】図8に示すガイドレールを反転させた状態の
一部断面拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 足場枠 2 上レール 2b 溝 2c 溝 2h 切欠部 3 下レール 3b 溝 3c 溝 11 スライド体 12 クランプ 13 レール取付け装置 15 台座 16 台座本体 17 台座基体 18 キャスタ 22 支柱 25 水平アーム 26 パネル押上げ体 27 キャリッジ 28 押上げ本体 29 押上げ部 31 駆動装置(ウインチ) 32 チェーン P 防護パネル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣り合って起立している足場枠間に上下
    に平行に渡し、足場枠に取付けてある上レール及び下レ
    ールと、 上記上下の各レールに沿って移動自在であって、支柱を
    設けてある台座と、 上記支柱に沿って昇降可能に設けてあるパネル押上げ体
    と、 このパネル押上げ体を昇降させるための駆動装置とを具
    備しており、 上記上レールには、防護パネルをその長さ方向に案内す
    る溝を設けてあり、 上記台座は、上記上下の両レール間に配置され、下レー
    ル上を移動可能に設けてある台座本体と、この台座本体
    の側方に設けてある台座基体とを備えており、 上記支柱は、上記台座本体から起立されており、 上記パネル押上げ体は、上記支柱を案内として駆動装置
    の駆動によって昇降可能に設けてあるキャリッジと、上
    記キャリッジに接続されており、上記防護パネルを持上
    げる押上げ部を備えている押上げ本体とを備えており、 上記押上げ部は、上記上レールの上記溝内にこの溝の長
    さ方向と交差する方向に位置可能であることを特徴とす
    る建設現場用防護パネルの昇降装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上下の各レールは、
    ほぼH形に形成されており、上下の各レールの一方のフ
    ランジ外側部に足場枠取付け用のクランプを取付けてあ
    るスライド体を移動可能に設けてあることを特徴とする
    建設現場用防護パネルの昇降装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02261553A (ja) * 1989-03-31 1990-10-24 Toyojiro Masumoto 縦型精米装置
JP2010090617A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Chuo Build Industry Co Ltd スライド開閉式養生シート
JP2014111867A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Takenaka Komuten Co Ltd 建物養生枠

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